学年の締めくくりとなる「3学期クラスマッチ」が開催されました。
1年間共に過ごしたクラスメートと挑む最後のスポーツ行事。どの会場も、熱気と歓声に包まれました!
女子:バドミントン(体育館)
体育館では、女子によるバドミントンが行われました。
5人制(ダブルス×2,シングルス)で行われた今大会ペア同士の「どんまい!」「ナイスショット!」という声掛けが響き渡り、 シャトルを地面に落とさない必死のレシーブに、観客席からは大きな歓声が上がりました。 試合が終われば、敵味方関係なくお互いの健闘を称え合う爽やかな光景が印象的でした
男子:サッカー(グラウンド)
一方、昨夜の雨でコンディションの悪いグラウンドをものともせず、男子によるサッカーが繰り広げられました
泥だらけになりながらボールを追いかける姿は迫力満点。鮮やかなゴールが決まるたびに、クラス全員が飛び跳ねて喜んでいました。 1点を守り抜くために、声を掛け合いながら鉄壁の守りを見せるクラスもあり、担任の先生も熱狂しながらコートサイドでは身を乗り出して応援する姿もあり、クラスの絆がより一層深まったようです
決勝戦はPKまでもつれ込む大接戦でした
女子のバドミントン、男子のサッカー共に2年林業科が優勝を飾りました
3学期も残りわずか
勝ち負け以上に、仲間と全力で笑い、汗を流したこの時間は、きっと一生の宝物になるはずです。
この団結力を糧に、次の学年に向かって力強く進んでいきましょう!
選手の皆さん、運営の生徒会の皆さん、本当にお疲れ様でした!
明日、3月20日は二十四節気の「春分(しゅんぶん)」を迎えます。
太陽が真東から昇り、真西へと沈む日。
昼と夜の長さがちょうど半分ずつになり、明日を境に、私たちが見る世界は少しずつ「光の季節」へと傾いていきます。
私たち農業科の生徒が、栽培を学ぶ上で必ず出会う不思議な法則があります。
それは、植物たちが時計もカレンダーも持たずに、どうやって「今が咲く時だ」と知るのか、という謎。
その鍵を握るのが『光周性(こうしゅうせい)』です。
■ 植物たちの「こだわり」と、闇の魔法
植物には、それぞれ「このくらいの光の長さになったら花を咲かそう」という自分なりのルールがあります。
• 長日(ちょうじつ)植物
春から夏にかけて、日が長くなると「待ってました!」と花を咲かせるタイプ(ホウレンソウやレタスなど)。
• 短日(たんじつ)植物
逆に、日が短くなってくるのを感じて秋に準備を始めるタイプ(イチゴやキュウリなど)。
実は植物たちが測っているのは、光そのものではなく、光が途絶えた「連続した闇の長さ」です。
植物たちは、葉にあるセンサーで、一日のうちの「夜の時間」をじっと測っています。
春分という節目を過ぎ、闇が少しずつ短くなっていく……。
その微かな変化を感じ取り、「春が来た、今こそ芽吹く時だ」と、命のスイッチを入れるのです。
■ 幾万の夜を越え、新しい出逢いへ
果樹園の先にある「峰崎さくらの森」の大寒桜も、まさにこの闇の魔法を敏感に感じ取り、今、見事な淡紅色の花を広げています。
24年前、大松先生たちが植えられたあの苗木たち。
それから今日まで、巡り来る四季を二十四回。
三六五日の朝と夜を、幾千、幾万と積み重ねて、彼らはこの場所で静かに呼吸を続けてきました。
一晩たりとも休むことなく、凍えるような冬の闇さえもじっと数え上げ、光の訪れを信じて待つ。
その誠実な営みの果てに、今のこの美しい景観があります。
そして今、この桜たちは、もうすぐこの学び舎の門をくぐる新入生たちを迎えようと、その枝を精一杯に広げています。
■ 力を蓄え、躍動の春へ
明日の春分、農場は束の間の休息に入ります。
しかし、土の下でも、枝の先でも、植物たちの内なる時計は休むことなく時を刻み続けています。
私たちも、新しい仲間を迎える準備を整えながら、次なる農繁期への力を蓄えたいと思います。
皆さまもぜひ、足元に咲く小さな花が「どのくらいの闇を越えて、咲くスイッチを入れたのかな?」と思いを馳せてみてください。
「春分(しゅんぶん)」
闇の深さを数え、明日を待つ芦北高校より。
芦北高校には、県内外各地から「農業や林業を学びたい」「伝統ある環境で成長したい」という意欲を持った生徒が集まります。しかし、遠方の生徒にとって最大の壁となっていたのが「住まい」の不足でした
今回の協定は、行政・学校・民間が手を取り合い、生徒たちが安心して学業に専念できる居住環境を整備することを目的としています
地域住民 芦北町役場
地域連携、見守り・駆け付け支援、家主補助
熊本県立芦北高等学校
教育的支援、生活指導、緊急時対応、生徒募集
株式会社松下組(地元芦北町の建設のエキスパート)
寮施設の整備、貸主としての提供
イー・アンド・エム株式会社(ICT・システム開発のプロフェッショナル)
ICT保安技術提供(防犯、入退室管理、24時間相談)
株式会社共立ソリューションズ(学生寮の管理・運営のスペシャリスト)
寮運営ノウハウ提供(生活支援、管理、食事)
県南広域本部芦北地域振興局長 森山様を立会人として調印されました
「芦北で学びたいけど、通学が難しいから諦める……」そんな声をゼロにしたい。今回の協定は、私たちのそんな願いを形にする大きな一歩です
今回の調印式をもとにした新たな住まいが令和9年度より稼働予定です
「自分の感覚だけで、5グラムを切り出せるか?」
甘い香りが立ち込めた食品製造の実習室。
今日の実習はクッキー製造です。
生地の計量から成型、焼き上げ、パッケージ詰めまで。
一連の工程の中でも、今日生徒たちが最も熱くなったのは、わずか「5グラム」という極小の世界との戦いでした。
実習中、私から生徒たちへ一つの挑戦を投げかけました。
「秤(はかり)を見ずに、目視だけで5グラムを測れるか?」
職人さながらの技術が問われるこの抜き打ちの挑戦に、私は二人の生徒に声をかけました。
一人目の生徒。
慎重に生地をちぎり、手のひらで転がします。
「これだ!」と自信を持って秤に載せた1回目は「7グラム」。
惜しい。
しかし、そこからの修正能力が光りました。
指先の感覚を研ぎ澄ませて挑んだ2回目。
表示された数値は、なんとピタリ「5グラム」!
実習室に小さな歓声が上がりました。
続いて二人目に声をかけます。
1回目、2回目と、結果は連続して7グラム。
「あと少しなのに!」という悔しさが表情に滲みます。
集中力を極限まで高めて迎えた3回目。
祈るように秤に置いた結果は……「6グラム」。
わずか1グラムの壁。
けれど、その「1グラム」の差にこだわり、一喜一憂する姿こそ、ものづくりに向き合う誠実さそのものでした。
たかが5グラム、されど5グラム。
普段は何気なく食べているクッキーも、こうして自分の手で均一に作り上げる難しさを知ることで、その一袋の重みが変わります。
成長のスピードや進み方は、一人ひとり異なります。
けれど、一歩ずつ技術を磨き、高い精度を追求しようとするその眼差しは、皆同じ「高み」を目指しています。
目指すは、機械よりも正確な「職人の目」と「魔法の手」。
ですが、何よりその指先に必要なのは、食べる人を想い、一グラムの差にこだわる「心」です。
焼き上がったクッキーの香ばしい匂いとともに、生徒たちの技術への探究心も、また一歩、美味しく焼き上がったようです。
この度、KAB熊本朝日放送主催の「ふるさとCM大賞くまもと2026」において、本校クリエイティ部の制作した作品が、見事「最優秀賞」に選ばれました!
本作品は、外部顧問の先生による熱心なご指導のもと、生徒たちが試行錯誤を重ねて作り上げた力作です。芦北町の魅力を自分たちの視点で切り取った表現が高く評価されました。
制作の過程で、生徒たちはふるさと”あしきた”の魅力を再確認するとともに、地域の大人が本気で支援して下さる学習環境に感謝しながら取り組むことができました。また、今回の受賞は生徒にとって自信につながり、次のチャレンジへの原動力となりました。
現在、以下の特設サイトにて受賞作品が公開されております。生徒たちの努力の結晶を、ぜひご覧ください。
■受賞作品の視聴はこちら(KAB特設サイト)
https://www.kab.co.jp/special/furusatocm/
また、4月1日から5月31日の期間中、KABの地上波放送内でも本校のCMが放映される予定です。テレビでもぜひチェックしてみてください!(正確な放映時間は未定のため、期間中の放送をお楽しみにお待ちください。)
今後も芦北高校の生徒の活動へ温かい応援をよろしくお願い申し上げます。