日誌

カテゴリ:農業科

芦高祭に向けてジャムづくり(農業科2年)

今日は芦高祭で販売するジャムづくりをしているということで農業科の食品加工実習室に行ってきました。長靴に履き替え、エアシャワーを浴びて入室した瞬間、甘い香りが漂ってきました。

イチゴを大きな鍋で煮詰めているところでした。本当にむせ返るほどの甘い匂いです。

ブルーベリージャムの準備も進んでいます。グラニュー糖は、塊がなくなるように手で丁寧に潰していきます。このひと手間が大切なんでしょうね。

こちらでは、ジャムに詰める瓶を洗っています。洗った後は、底を上に並べていたので、どうしてなのか生徒に聞くと空気が入らないようにするためだそうです。食品ですから、細かなところまできちんとやることは大事ですね。

洗った瓶を並べ、蓋を準備して、この後に瓶詰の作業になるんでしょうね。ちょっとそこまでは見ている時間がないので、瓶詰めするとこうなります。(料理番組風)

これはマーマレードのようですね。あとはラベルと貼って完成になるのではないでしょうか。芦高祭では、発表や展示、販売など芦北高校の今をご覧いただくために準備をしているところです。

令和6年度芦高祭開催期日 11月8日(金)~9日(土)※販売は9日のみ

芦高祭詳細については、またお知らせします。(K)

稲刈り実習(農業科1年)

本日(10月9日(水))は、待ちに待った稲刈りの日です。田植えにも来てもらった佐敷小学校5年生の皆さんと稲を刈ります。

昨日まで雨が続き、実施も危ぶまれましたが、さわやかな秋晴れ(動くと汗は出ます)に恵まれ絶好の稲刈り日和となりました。手刈りで稲を刈るので、注意点などの説明がありました。

いよいよ田んぼの中に入ります。小学生の指導役は高校生です。

田植えのときは、こんな感じでした。

約4カ月前に田植えをしたときの苗は、ひょろひょろっとしてましたが、こんなに立派な実をつけました。

小学生の皆さんは、手際よく稲を刈っていきます。練習でもしてきたんでしょうか?

ほんの数分で、こんな感じになりました。コンバインに負けないスピードです!(それは言い過ぎですが…)

広いところは、農業科の先生が機械で刈り取ります。袋がすぐにいっぱいになります。

こんな風に籾がついた状態で袋に入っています。これを精米すると白米になります。皆さんご存じとは思いますが念のため。

今年は実の付きもよく粒も大きいとのことでした。実際に食べられえるのを楽しみにしておきましょう。芦高祭(11/9)でも販売があると思いますので、お買い求めいただきご賞味ください。(K)

卒業生file №002 高峰苺花(2023.3農業科卒業)

お待たせしました!卒業生file第2弾です!今回は、2023年3月に農業科を卒業した高峰苺花(いちか)さんです。道の駅「たのうら」物産館肥後うららに隣接しているのが「キッチンイチカ」です。お分かりのとおり彼女の名前が店名になっています。

南九州西回り自動車道の田浦ICからすぐのところに道の駅たのうらがあります。

ここにもいましたね。芦北と言えば…言い続けるとが大事です!

お食事処「たばくまん」もあります。太刀魚丼などが有名ですよね!

その一角に「キッチンイチカ」があります。

取材日が平日の午後ということもあり、それほど人は多くありませんでしたが、週末や祝日には賑わいを見せるところです。

この場所は、元々は苺花さんのおじいさんが店舗を構えていたところだということでした。そこを本人とお父さんの飲食店をしたいという思いが一致し、改装して今年7月にオープンしたそうです。お父さんが店舗の全面的なプロデュースを手掛けられたとのことです。

商品へのこだわりのひとつが唐揚げで、お父さんが味のベースを作り、苺花さんは塩分量など細かな調整の研究を重ねたそうです。本人も芦北高校卒業後は、調理師免許取得のため調理師養成の専門学校に通い、様々な料理を学ぶことができたといいます。

もう一つのこだわり、あまなつソフトクリームです。あまなつ100%ジュースを使っているそうで、実際に食べましたが、かなりあまなつの濃厚な味がダイレクトに伝わります。最初は「酸っぱ!」と思いましたが、二口目から柑橘系の甘酸っぱさがしっかりと感じられました。一度食べてみる価値あります。物価高騰や今年は不作のため仕入れが大変とのことでした。経営者としても色々大変なようです。

メニューもかなり豊富です。それでも、このような営業形態でもあるので、どんどんアップロード(進化)していきたいと話してくれました。

大変に感じることはないかという質問にも、忙しさに楽しさを感じたり、今やっていることが趣味のようなものなので苦労はないとのことでした。ただ、掃除を丁寧にしてきれいに保つことが結構大変と言ってました。

将来的には、もっと道の駅「たのうら」が盛り上がってたくさんのお客様に来てもらいたいということ、今は実家である高峰農園が仕入れ先だが、今後は地域の人との関わりをもって仕入れ先も広げていきたいという目標も話してくれました。

店舗情報は、Instagramをご覧ください。

https://www.instagram.com/kitchen_ichica?igsh=MTBwNWM0NXM5bzl5MQ==

営業時間 11:00~16:00

定休日 毎週火曜日 第2水曜日

絶賛アルバイト募集中!だそうです。興味のある方は店舗を訪ねてみてください!

 

ここでちょこっとインタビューお知らせ

Q1 高校生活を振り返ってどうですか?

夏休みの当番実習が一番印象に残っています。暑い中、みんなでデコポンのお世話をした後に、冷蔵庫で冷やされたデコポンを食べて、そのおいしさは忘れられません!それと同時に達成感を感じました!「ヤッター」って感じですね。

Q2 高校生活で頑張ったことは何ですか?

私は、元々人前に出ることが苦手でした。当番実習で移動販売をしていろんな人に声をかけたこと、学校農業クラブ連盟の年次大会で意見発表に出場することになり必死に練習したことが、今の私の溢れるチャレンジ精神を作った言っても過言ではありません。そこで様々な経験をすること、とにかくやってみることが大切だと思いました。そして、何とかなるだろうという楽観的な考えも!

※この意見発表は県大会で最優秀賞を受賞し、九州大会にも出場を果たしました。

Q3 芦北高校に入ってよかったと思えることは何ですか?

農業科に入ったこと、そこで6次産業である1次産業(生産)・2次産業(加工)・3次産業(販売)のすべてを経験することができたことですね。令和2年7月豪雨の経験も含めて、本当に3年間で色々な経験をしましたし、そこから学ぶことも本当にたくさんありました。

Q4 在校生や中学生に一言

まずはやってみること、チャレンジすることが大切ということが自分自身の経験から言えます。その結果、失敗したとしてもそれも経験として今後の糧になります。嫌なことまでやる必要はないですが、チャレンジするということは本当に生きていくうえで大切なことだと思っています!

今は、休日も結局は買い出しなどに時間をとられてしまったり、平日休みなので友人と会う時間もほとんどないと言っていましたが、仕事を頑張る姿勢や地域を盛り上げたいという情熱は、話をしていて十分に伝わりました。今度は、唐揚げ弁当を頼みますね!(K)

 

※地元にいる芦北高校卒業生の皆さん!この卒業生fileに出ていただける方を募集しています。自薦他薦は問いませんので、芦北高校(清本)までご連絡ください。

久しぶりの田んぼ定点観測

前回の定点観測から1ヶ月近く経ちました。田植えからすると2ヶ月過ぎたくらいですが、実がつき始めたようですね。「実」?というのか分かりませんが…

今日は朝から曇っており、今にも振り出しそうな空模様です。いつもよりは若干ですが涼しさを感じることができました。8月もあと10日余りとなり、そろそろ新学期に向けて準備を急がないといけませんね。(K)

令和6年度熊本県立芦北高等学校体験入学②(農業科)

体験授業が始まりました。各学科、学びの特長をいかした内容となっています。農業科では、学科の説明や食品加工実習としてスノーボール(クッキー)づくりを行っています。さすがに当日作っているものは、お渡しできませんが、事前に準備しておいたものをお土産にお渡ししています。実際に入学するともっとたくさんの種類の食品を作ったりできますよ。(K)