学校生活
カテゴリ:林業科学科
林業科学科 石材を切る体験を実施〜要石(キーストーン)の製作
林業科学科の石橋石工研修は、
4日目の要石(キーストーン)の製作体験に入りました。
要石とは、石橋を構成する最も重要な部品の一つで、
アーチの中心にはめ込んで輪石をつなぎ留める重要な役割があります。
ものづくりマイスターの山下さんと藤原さんに教えていただきながら、
墨付けをして石材をたがねと石頭ハンマーを使ってコツコツと石を削っていきます。
石橋で使う石材は阿蘇の噴火でできた溶結凝灰岩です。
林業科学科では、林産物利用の授業で木材の繊維について学習し、
繊維の方向によって木材の強度が違い、繊維方向を考えて木材を使うことを学習します。
今回学習する、石材も「目」の方向があって、
石の「目」を考えて加工します。
ものづくりマイスターの山下さんと藤原さんの指導で、
生徒たちは、1人一つずつの石材を
石ノミやコヤスケ、ビシャン等の道具を使って、
石を削り、表面の加工をしました。