活動の記録

学校生活

プログラミングワークショップ10月開催

令和3年度水俣環境アカデミア中高生研究活動支援事業「プログラミングワークショップ」を10月9日(土)に開催しました。

今年度は、コロナウイルス感染防止のため、講座の中止・延期が続いていましたが、10月にやっと1回目を開催することができました。

内容は、「こどもパソコンSkyBerryJAM」を使って、小学生がプログラミングを体験するというものです。

コースは、コース1は「信号機を作ろう!」(小学1~2年生向け)、コース2は「ロボットカーを自動で走らせろ!!」(小学3年~中学生向け)の2コースがあります。

今回は、水俣高校電気建築システム科電気コースの1,2年生が先生役となり、マンツーマンで小学生に教えましたが、初めて教える高校生ばかりで、最初はぎこちなくスタートしました。しかし、途中からは小学生のやる気と希望どおりに動かないロボットカーを動かすため、熱心に教えていました。

考えた通りにランプが付いたり、ロボットカーが動いたとき、小学生も高校生も目を輝かせ、同じ笑顔で楽しんでいました。

【ハンドボール部】小学生ハンドボール教室運営ボランティア

 

 昨年に引き続き10月9日(土)に、水俣第二小学校五年生対象、親子ハンドボール教室の運営ボランティアに参加してきました。水俣市ハンドボール協会より依頼を受け、ハンドボール教室がスムーズに進むように、会場設営、お手本披露、小学生へのアドバイスなど積極的に活動してきました。選手たちは、小学生が上達し、楽しんでプレーできるよう声掛けやアドバイスをしました。鶴山学校長も参加され、選手たちは様子を見ていただくことで、いい刺激になりました。

 また今回この教室の講師として、元女子日本代表選手や実業団の強豪オムロンの元選手が来られました。部員たちは急いで会場設営を行ない、ハンドボール教室が始まる前の時間に、一緒にシュート練習をしてもらいました。そこでのアドバイスは、今後の練習や試合で活かしていきます。

 元トッププレーヤーからのアドバイス、そして小学生とプレーすること、ハンドボールを通して地域貢献することなど多くの経験や学びを得た一日となりました。関係者の皆様、ありがとうございました。

【工作部】エコ電カーレース準備中です

工作部機械班は、10月10日に熊本市の田崎三陽自動車学校で行われる第19回エコ電レースinくまもと九州シリーズ第一戦に出場します。中間試験や検定が終わった8日は、ホッとする間も無く、試合準備に没頭しました。今年は台風の心配もなく行われるので40分間を無事に完走してほしいです。写真は準備の様子です。

陸上競技部とカヌー部の選手推戴式が実施されました!!

10月6日の中間考査後、選手推戴式が行われました。

 

陸上競技部は第39回全九州高等学校陸上競技新人対校選手権大会へ出場します。

九州予選大会で好成績を残し、次のステージに進出します。

【110 mハードル】松本さん

【4×100 mリレー】糸瀬さん、松本さん、岩﨑さん、塩平さん、村上さん、山下さん

【やり投げ】松本さん

【女子三段跳び】大川さん

ハードルやリレーは数十秒、やり投げや三段跳びは数回の戦いになります。

代表選手となった生徒は日頃の頑張りをこの一瞬にかけ戦ってきます。

 

カヌー部は九州高等学校カヌー競技新人大会へ出場します。

熊本県高等学校カヌー競技新人大会で多くの生徒が出場権を獲得しました。

【男子カヤックシングル】 佐々木さん

【男子カヤックペア】佐々木さん・藤原さん組、谷口さん・山口さん組、長濵さん・野﨑さん組

【男子カナディアンシングル】 天野さん、稲葉さん

【男子カナディアンペア 】柳川さん・吉田さん組

【女子カヤックシングル】 中村さん、濵田さん、嶋田さん

【女子カヤックペア】 中村さん・濵田さん組

カヤックは座位で艇の両側を漕ぎ、カナディアンは片膝をついて艇の片側のみを漕ぎ前へ進みます。

静水のコースを全力でスピードを競う競技です。

日頃の水俣川での練習の成果を発揮してきます。

今回の選手推戴式は、顧問の先生から代表の選手の紹介がありました。

水俣高校生の頑張りを互いに認め合い、高め合っていきましょう。

 

 

商業科講演会の開催

 9月7日(火)5・6限目を活用し、水俣ダイビングサービスSEAHORSEを経営される森下誠さんに、水俣の海の保護とビジネスをテーマにお話しいただきました。

現在、多くのニュースやテレビ番組でその活動が注目されている森下さんのお仕事から「ヒメタツ」をはじめ、ビジネスをスタートしたときの取り組みを楽しく、わかりやすくご説明いただきました。”町おこし”についても積極的に活動されており、地元高校生として協力できる点を考える機会となりました。

 ※今回の事業は三菱みらい育成財団の助成を受け実施しています。目指せ、水俣MOYAIST。

ヒメタツの説明をされる森下さん

【建築コース】2年生木工実習

 今、2年生の実習は木工です。木工では、精度高く、効率よく、材料の無駄がないように、そして安全に意識して図面通りに仕上げます(これを品質、工程、予算、安全の4管理といいます)。そのためには、道具や機械の使い方、作業手順など様々なことを身に付ける必要があります。生徒たちは、先生の話をしっかり聞き、そして初めてのことにも果敢に挑戦することで新たな知識や技能を身に付けていきます。

今回は、手加工と機械加工の両方を経験しました。これらを習得すると、来年のウッド コネクト プロジェクトで高いレベルでの製作が可能になり、さらに将来は、立派な建築技術者になることができます。積極的に取り組む生徒たちは、実習中にも確実に力を付けていきました。木製椅子の完成に向け、修行は続きます。

*写真は、椅子の脚の墨付け、加工をしている様子です。脚の椅子は木が立っていたとおりに組み立てます。木材の根元が脚の下部分になります。木材をみて根元がどちらか、木の表面、中心はどちらかなども見極めて製作を行なっています。

 

 

【機械科】いのしか日記 Vol.12 痛恨のミス!!

こんにちは!!イノシカハンターズです!!
めっき処理をしてついに完成!!!と思っていましたが、ウリボー対策を忘れていました・・・。
 イノシカハンターズの箱罠は、マス目の大きさが100mm×100mmです。ウリボーは小さいので、このマス目の大きさだと逃げてしまいます。そこで、マス目の真ん中に鉄筋を追加で溶接し、マス目を小さくします。地面から3マス目までを小さくすれば、ウリボー対策は完璧です。これで本当に完成です!!地域の方々に貸し出す前に気づくことが出来て良かったです!
 9月28日(火)の捕獲時には、鉄で出来た直径13mmの鉄筋トリガーが折れ曲がっていました。イノシシが突っ込んできたら大けがをするので、もしイノシシと遭遇したら、「刺激しない・ゆっくりと距離をとる・逃走経路を絶たない」の3つを守るようにしてください!
 10月8日(金)は、中間考査があるため活動は行いません。10月15日(金)から活動していきます!

 “それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”

今日のひと口(班員の感想)
「今回はトリガー製作とウリボー対策で溶接を行いました。溶接をメインに作業をしていましたが、まだうまく溶接できないことがあるので、良い製品を作るためにももっと溶接に慣れていきたいと思いました。」

【完成時のトリガー】 

【イノシシに折り曲げられたトリガー】

【ウリボー対策前】 

【ウリボー対策後】

【建築コース】【WCP】新たなプロジェクトスタート~Wood connect project~

 新庁舎キッズコーナー木工品製作を終えたWCPメンバーは、先週から新たなプロジェクトをスタートさせました。

それは、「組子入り建具パーティション」製作です。いつもお世話になっている水俣市建具組合のものづくりマイスターの技能をさらに伝承し、かつWCPの取組みを市民の皆様にもっと知って頂くために、新庁舎の談話コーナーなどに活用予定で、企画、設計しました。材料は、水俣市内の山林で伐採したもので地元林業者より頂いたものを一部活用させてもらっています。

パーティションは、建具のように釘を一切使わず、さらに障子や、装飾に用いられる組子を取り入れることで、建具技能の向上や美しさ、さらに感染症対策のための換気も見込めるものになっています。

第1回の授業では、マイスターの方々から木の特徴や性質、また製作してこられた組子を見せていただき、墨付け、加工作業を行ないました。年内完成に向け、製作を進めていきます。

 

*Wood connect projectは、地元のあらゆる資源(ヒト・モノ)を活用し、連携し、協働することで、建築技能の向上及び地域の課題解決を目的としています。それにより、将来社会に貢献できる建築技術者を目指します。

 

【機械科】いのしか日記 Vol.11 号外!! ついに・・・。

こんにちは!!イノシカハンターズです!!
9月28日(火)、6月から地元観光農園さんに設置している箱罠に、親子のイノシシがかかりました。猟友会の方と共に、駆除をしてきました。

全班員感想
班員1
「イノシシが大きく暴れていて怖かったです。 トリガーも曲がっていて修復できないらしいので再利用できるようなものを作りたいと思いました。」
班員2
「イノシシの力がどれだけすごいのかよく知ることが出来ました。命の重みも感じることができ、イノシカハンターズとして活動する上でとても重要な経験をすることができよかったです。捌けるようになってみたいです。」
班員3
「イノシシがとても大きくて怖かった。 イノシシの鳴き声が聞こえてきて、命について考えさせられました。 仕留めたからにはしっかりと処理して、命に感謝していただきたいと思います。」
班員4
「イノシシを仕留めているところを実際に見て、命の重さを感じました。貴重な体験をすることができたので良かったです。」
班員5
「初めてイノシシの止め刺しを見学し、どれだけの力があり、止め刺しの技術の難しさを感じ、命の大切さを感じることができました。この経験を生かしていきたいです。」
班員6
「実際に自分たちが製作している箱罠にイノシシが掛かっているのを見てとても驚きました。イノシシを止め刺ししているところを見て命の大切さを改めて感じました。」

みんな、色々なことを感じてくれました。このイノシシは猟友会の方に解体していただいており、食べる予定です。
 
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”

   

【建築コース】1年生住宅模型実習

 今日から1年生は住宅模型製作を始めました。建築構造の授業や製図の時間に学んだ知識を活かして、軸組模型(木の家は柱や梁を組んでできており、それを軸組といいます)を製作していきます。まず材料の準備ができたら、図面に番付と呼ばれる記号を書き込んでいきます。以前実際に木造建築現場を見学した経験がここで生きました。

ひのき棒、スチレンボードをカッターやのり、ボンドを用いて図面通りに加工、組み立てしていきます。生徒たちは、仲間と相談しながら作り上げていきます。上手くいかない、分からないところは、積極的に周囲に尋ねる雰囲気がとても良いです。まるで建築現場のように活気に溢れています。続きは来週。完成できるようみんなで楽しんで取り組みます。

 

*建築コースでは、教室で学ぶ、製図室で図面をひく、実習棟で体験する、さらに現場見学で実際に触れることで、建築の発展に主体的かつ協働的に取り組む態度を養っています。