活動の記録

カテゴリ:電気建築システム科

【建築コース】【WCP】小学校への出前授業

 今週予定していた、湯出小学校での木工出前授業は、まん延防止期間のため残念ながら中止になってしまいました。そこで建築コースの2年生は、小学生でも組み立てできるように、さらに加工を行い、組み立てやすく工夫することで対応しました。

 そして、今日は湯出小学校の先生に来ていただき、本校職員から組み立て順序や注意点をレクチャーさせていただきました。小学校へ出向いて、出前授業や小学生の皆さんとの交流を楽しみにしていましたが、作りやすく工夫したので、木工を楽しんでもらえれば嬉しいです。

 コロナ禍でも、「今、自分たちができることをやる。」この経験は、臨機応援に対応でき、問題解決ができる技術者に一歩近づくことができたのではないでしょうか。

 

※なお、今後も他校への出前授業を計画しています。その際はまたホームページで紹介させていただきます!

【電気建築システム科】1年生専門の授業

 電気建築システム科は、国語や数学など普通教科は一緒に授業を受けますが、専門の教科はそれぞれの分野に分かれます。今日の午後は、専門の授業でした。

 電気コースは、「電気基礎」です。今日の内容は、電磁エネルギーやコイルにたくわえられるエネルギーについてです。大型テレビ装置を活用した丁寧な説明は、わかりやすいようで生徒たちは質問に答えながら、新たな知識をどんどん増やしています。

 平行して同じ時間に建築コースでは、「建築製図」をしています。今は、床伏図といって、床下の図面を描いています。黒板に描かれた見本や、模型を参考にしながら描き進めています。CAD(キャド)といって、コンピュータで作図もしますが今日の授業では手描きを学びます。なお、建築士の実技試験は手描きです。

 このように1つのクラスが専門教科ではそれぞれ専攻する教科に分かれて授業を受けることができるので、より充実した授業環境が整っています。また、それぞれの専門分野を深めることでクラスメイト同士が刺激を受けることができます。

 立派な技術者を目指して、電気建築システム科で学びを続けていきます。

 

【建築コース】2年生木工実習

 2年生は今クラスメイトと協力し、みんなで一台の木製椅子(2人用)を製作しています。また、併せて年度末に計画している地元小学校への木工体験のための製材、加工も兼ねており、木製椅子10台分を加工します。

今回は、まず製材した材料の木表、木裏を見て加工面を決めます。次にほぞ、ほぞ穴加工用の印を付けます。その後は、みんなで協力し、それぞれ機械を使って加工を行っていきます。実習は、安全第一。服装・作業手順の確認、機械の特性理解、周囲への声かけなどできることすべてを使って安全を確保します。休み時間はしっかりと休み、メリハリをつけた実習で怪我なく安全で、さらに加工精度も高いものができています。

コロナ禍もあり、地元小学校への木工体験が実施できるか分かりませんが、材料の準備やそれぞれの加工技術の向上など、今できることをしっかりとやっていきます。

 

【電気建築システム科】【WCP】課題研究発表会が開催されました。

1月14日(金)電気建築システム科の課題研究発表会が行われ、3年生が、1年以上かけて取り組んだ研究の成果を、1、2年生や先生方の前で発表しました。電気コースは「フィジカルコンピューティングによるプログラミング教育の実践」、「マイコンカーの製作」についての発表を、建築コースは「Wood Connect Project」の取組をそれぞれ発表しました。電気コースのプログラミング班の発表では、水俣環境アカデミアとの連携で行われた小中学生対象のプログラミングワークショップの様子や、プログラミング用の教材開発に向けて取組の成果が発表され、マイコンカー班からは、全国大会出場権獲得に向けてのマシン開発の様子が紹介されました。建築コースのWood Connect Project班からは、水俣市や建具組合、林業者等との協働で実現した、水俣市新庁舎のキッズコーナーに置かれる木製家具や建具の技術を取り入れたパーティションの製作に向けての取組が紹介されました。講評では、「地域と共にある電気建築システム科として、良い発表会になった。1、2年生も3年生を超える取組を頑張って欲しい」とのコメントがあり、3年生から後輩への良いバトンタッチの機会となった。

 今年度は残念ながら、新型コロナウイルス感染症の関係で、外部の方々への案内はできませんでしたが、この場をお借りして関係機関の方々に改めて御礼申し上げます。

 発表会の様子建築コース製作のキッズコーナー

【建築コース】2年生木工実習

 2年生は、10月に木製椅子(1人用)をそれぞれで製作し、完成させました。今回は、クラスメイトと協力し、みんなで一台の木製椅子(2人用)を製作します。建築は多くの方々と協力して、ものづくりを行います。そういった意味でも、コミュニケーションをとりつつ、チームワークを大切にしないと、いいものはできあがりません。そして、協力してものを作り上げることは、お互いの技能向上や、一人で製作するとは違う達成感が生まれます。

 さらに今回は、年度末に計画している地元小学校へのものづくり教室の材料の製材、加工も兼ねています。製材するにしても、寸法、直角の精度、木の向き、節の状況などを考えることは多くあり、それらを学びながら行います。機械を使っての作業ですので、一番は安全第一です。これもみんなで声を掛け合いながら行うことで事故を防ぐことができました。

 

*建築コースでは、建築の技術、技能を身に付けながら、コミュニケーションやチームワークも学び、立派な技術者を目指しています。