カテゴリ:電気建築システム科
【電気コース】「二小っ子フェスティバル」in水俣高校
水俣第二小学校からの依頼でスタートした取組で、水俣高校の各学科の生徒が日ごろの学習活動で得た知識や技術を使って、小学生の体験学習をサポートするという企画です。
第1弾は、12月3日(火)に商業科→6年生へ、電気コース→4年生に対して体験学習を行いました。
電気コースでは、体験①:「スクラッチでキャラクターを動かそう」と体験②:「電気工事をやってみよう」の2つのテーマを体験してもらいました。
体験①:「スクラッチでキャラクターを動かそう」
小中学生向けプログラミングツールの「Scrach(スクラッチ)」を使って、プログラミング体験をしてもらいました。プログラミングによって、猫のキャラクターを動かしたり、図形を描いたり、音を鳴らしたりする内容でした。子供たちは高校生の説明を聞きながら、一つ一つプログラムを組み立て、思い通りにキャラクターを動かすことができました。
「家でもやってみたい!」「毎日プログラミングの授業が受けたい!」など、子供たちから嬉しい感想を聞くことができました。指導した高校生も、これまでの学びをいかして地域の子供たちに喜んでもらうことができ、充実感や達成感を得ることができました。
体験②:「電気工事をやってみよう」
照明をオンオフする簡単な屋内配線工事の単位作業を、実際の電気工事で用いる材料や工具を使って小学生に体験してもらいました。子供たちは、工作ができるため興味津々で、高校生のサポートを受けながらケーブルをワイヤーストリッパーで切ったり、剥いたりしていました。一番苦戦していたのは電線の相互接続で、リングスリーブを使った圧着接続の工程でした。小学4年生なので頑張って圧着ペンチを握り締めてもなかなか最後まで圧着することができず高校生が助けていました。完成後に、安全を確認しながら導通テストを行いました。子供たちは、自分で作った回路のスイッチを押し、照明が点灯したとき大喜びで歓声を上げていました。今回の回路は簡単なものでしたが、使う材料や工具、作業工程は電気の工事現場と同じもので、ちょっとしたお仕事体験をした子供たちは少し誇らしげに見えました。また、高校生も電気工事士の資格取得で練習した技術を子供たちに指導する経験をとおし、声掛けや表現力、相手を思いやる力などたくさんのことを学んでいました。
第2弾は、1月21日(火)、23日(木)に建築コースが6年生対象に木材加工の体験学習を行います。
【電気コース】企業見学に行きました
12月2日(月)に、水俣・芦北地域高校生就職支援事業の一環で、電気コース1、2年生が企業見学に行きました。
見学先は、水俣市の河村電器株式会社と菊池市の日本電子材料株式会社の2社です。
〇河村電機株式会社
午前中は、河村電器さんでキュービクルの製造工程を見学しました。2年生は、全員が第一種電気工事士を受験し、高圧受電設備(キュービクル)の学習をしていますが、本物の設備や装置を見るのは初めてで興味深く見学していました。また、河村電器さんは本校の卒業生や保護者の方がたくさん働いておられ、水俣高校とかかわりの深い企業様です。
〇日本電子材料株式会社
午後から、菊池市にある日本電子材料さんで、半導体回路の検査に使うプローブカードの製造工程を見学しました。製造工程は自動化されている部分や手作業で細かい部分の手直しをされる工程などがあり、生徒たちは信頼性の高い製品を作ることの大変さを実感しました。
(工場内は写真NGのため、全体講義のみです)
【建築コース】【WCP】和紅茶販売台贈呈式
本日、建築コースが昨年度から取り組んできた探究活動の産学官民連携Wood Connect Projectで製作した木製和紅茶販売台を、道の駅ミナマータ新水俣駅店の館長様へ贈呈をさせていただきました。
生徒たちは、館長様が抱えていた販売台の課題を解決するため、様々な実践や工夫を重ねました。まず、現地を訪れ取材し具体的な要望を深く理解し、それを反映させることを心がけました。次に、水俣環境アカデミアのご支援のもと、林業者の方に講師をしていただき、水俣の山の課題について学びました。さらに、実際に山に入り、山の現状や伐採方法を学び、伐採した木材を材料として寄贈していただきました。次に、建築士会水俣芦北支部青年部よりプレゼンやプランニング技術を学びました。その後のコンペでは、それらを活かし、クラスメイトと協力して、館長様のご要望に応えるべくアイディアを出し合いました。水俣の特産である和紅茶が、木のぬくもりを感じ、建具技術の美しいデザインによって映えるように設計しました。製作にあたっては、水俣市建具組合ものづくりマイスターのご指導のもと、高い木工技術を学び、たくさんのアドバイスのおかげで、3年間磨いた木工技術をさらに高めることができました。
贈呈式では、本校生徒の製品紹介及び贈呈者代表挨拶、水俣市建具組合ものづくりマイスターの方より、実技指導について生徒への講評、水俣環境アカデミア所長より生徒たちへねぎらいの言葉を頂きました。ミナマータ館長様からは、想いが形になる建築の素晴らしさ、そして水俣の和紅茶生産者の方へ想いを伝えたいと言っていただきました。そして、最後にプレートを関係者みんなで釘打ちを行いました。
生徒たちは充実感に溢れる表情をしていました。ぜひ、みなさんも新水俣駅に作品を見ていただき、たくさんの素晴らしい水俣の特産物を知っていただければと思います。関係者の皆様本当にありがとうございました。
Wood Connect Project2024
〜水俣の山林から学び、活用し、守る地域貢献で自然と建築技能の伝承〜
産 業:合同会社Wood one:伐採実習、木材提供
建築士会水俣芦北支部青年部:設計講話 プレゼンやプランニング技術指導
水俣市建具組合:木工、建具技術指導
学 校:熊本県立水俣高等学校電気建築システム科建築コース:3年生9名
官公庁:水俣市地域振興課水俣環境アカデミア:生徒への学習支援、探究活動助言
民 間:道の駅ミナマータ新水俣駅店:依頼者
【建築コース】2年生外部招聘左官工事体験会
11月18日(月)の午前中建築コース2年生の実習において、有限会社溝口工業の溝口様とその若手社員2名の方々により、左官工事体験会が行われました。本校OBでもある溝口様には、毎年インターンシップを受け入れてくださっており、今年度は建築コース2年生2名がお世話になりました。その縁もあって、今回生徒たちに無償で体験会を実施してくださることになりました。
体験会では、ごみ集積所前の道路の砂利部分に水たまりができており、段差もあることからそこを修繕するために、土間コンクリート打設とコテをつかって、表面をきれいにする作業を教えていただきました。生徒たちは、様々な道具を使ってきれいにする技術はもちろんのこと、そのテキパキとしたスピード感に驚いていました。また生コンを一輪車で運んだり、バイブレーションで振動を与え、生コンを均一にするなど、初めての作業も経験できました。次に土間コンクリートが硬化する間に、実習室に移動し土壁塗り体験をしました。若手職人の方々が垂直の壁に素早く丁寧に土壁を塗っていきます。生徒たちも真似てみますがなかなかうまくいきません。ただ、インターンシップで体験した二人は、上手に塗ることができていました。その後も時間いっぱいまで、職人さんにアドバイスをもらいながら積極的に技
術を磨いていました。
左官工事体験に加え、学校の営繕作業もでき、とても充実した1日となりました。溝口工業の皆様、本当にありがとうございました。
【建築コース】【WCP】優秀賞受賞~専門高校生徒の研究文コンクール~
11月14日(木)に熊本学園大学において、建築コース3年生が令和6年度専門高校生徒の研究文コンクール熊本大会で優秀賞(櫻井精技賞)授賞式に参加してきました。
建築コースでは、Wood Connect Projectのメンバーである、水俣環境アカデミア、地元林業者のWood one、水俣市建具組合ものづくりマイスター、建築士会芦北水俣支部青年部などと連携して、高校生が建築の技術や技能を通して、地域の課題解決を図る取り組みを行っており、その成果が評価されました。これも連携先の方々のご支援のおかげです。ありがとうございます。
この受賞を励みに、引き続きプロジェクトを進めていきます。
令和6年度専門高校生徒の研究文コンクール熊本大会 優秀賞(櫻井精技賞)
Wood Connect Project
~水俣の山林から学び、未来を担う建築人に自然と技能を伝承する~
【建築コース】厚生労働省つなぐ化事業による現場見学会
11月12日(木)の午後に建築コース1・2年生が現場見学を行いました。今回は、厚生労働省による建設業若年者理解・定着促進事業によるもので、地元企業の方々のご支援のもと、実施することができました。
初めに、株式会社坂口組さんの水俣病資料館増設工事現場を見学させていただきました。現場責任者の方から、工事の概要や進捗状況、構法や工事での注意点など、実際に見て、話を聞くことで、学校では学べないことを体感することができました。その後、研修室に移動し、発注者である水俣市役所の担当の方から行政の業務について講話をしていただきました。さらに、設計者の方から、設計のコンセプトや配慮したこと、仕事の内容などを教えていただきました。
次に、立尾電設株式会社さんの施設へ移動し、そこでは建築用3Dプリンターを見学しました。全国でも数少ない最先端の建築機械を見学させてもらうとても貴重な機会でした。すぐに成形されるモルタルの配合やデータの入出力方法など、興味深く見学していました。
このように、建築コースでは地元企業や行政からの支援を受けて、社会に開かれた実践的な学びを実施していきます。関係者の皆様、ありがとうございました。
「つなぐ化」事業
【電気コース】半導体産業 産学ミートアップに参加しました
10月30日(水)に、「ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング㈱鹿児島TEC」で行われた、「半導体産業産学ミートアップ」に、電気コース3年生の5名が参加してきました。半導体関連企業、さらに大学生、高専生、高校生が参加し、ワークショップなどを通して交流を深めました。
「10年後のデジタル技術について想像する」というテーマでワークショップが行われ、企業の方、他校の生徒とチームを組み、意見を交わしました。最初は緊張の面持ちの5名でしたが、手を動かしてものを作ったりする中で、活発に意見交流ができるようになりました。『ブランド品の贋作を見破る眼鏡』や、『映像を視野に表示するARコンタクトレンズ』などユニークなアイデアが生まれていました。最後には、各チームの代表が、このワークショップを通じて想像した「10年後の世界・日本の姿」や、「10年後の自分の姿」について発表しました。
AIやARなどのデジタル技術が発展していく一方で、それを使いこなす私たちの倫理観や、変わりゆく社会への適応力などが求められることを実感しました。
半導体製造の現場見学もさせていただき、大変良い学びとなりました。貴重な時間をありがとうございました。
【半導体人材育成事業】アスカインデックス半導体研修(電気建築システム科2年6組)くまモンの取材もあった!
1010月31日(木)に、株式会社アスカインデックスで半導体研修を行いました。
電気建築システム科2年6組(22名)は、昨年アスカ社1回目の研修でクリーンルーム体験等を受けており、今回は2回目の研修でした。内容は、半導体製造装置の真空引きと、真空漏れ(リーク)のチェック、補修作業の体験です。
半導体製造装置は内部を真空にした状態で製品を製造しており、真空漏れ(リーク)は製品のばらつきや不良品につながるため、リークチェック、補修作業は重要なメンテナンスメニューとなっています。
研修では、コンプレッサーでチャンバー(製造装置)内の空気を抜き、真空状態にした後、装置の各バルブ付近からリークしていないかヘリウムガスを吹きかけ、チェッカーで確認する作業で、生徒たちは2~3人一組で行いました。
バルブを閉めているネジのゆるみ等でリークを起こすため、正確にリーク箇所を探すことと、発見した箇所のネジを規定トルクで均等に締め増しすることが重要ですが、このネジの締め増し作業が生徒達には難しく、締めてもリーク箇所を補修できない生徒がいました。工具の使い方やネジ締め方向、複数あるネジの均等な締め方など、シンプルな作業ですが奥が深く、生徒たちは良い経験になったと思います。
また、今回の研修と新学科「半導体情報科」について、テレビの取材を受けました。
半導体情報科では、アスカ社をはじめ県内の様々な企業の協力を得て、体験型学習をとおし、半導体関連産業で即戦力となる人材の育成を目指していきます。
【建築コース】【DXP】建設DX推進プロジェクトクロージングセッション
本日は、ジョウ所長にお越しいただき、建築コース3年生に3時間、出来形管理について、講義を行っていただきました。今回も分かりやすく、ICT機器など最先端技術を紹介していただきながら、就職や進学を控えた生徒たちに、技術者や社会人としての心構えを教えていただきました。熱のこもった授業に生徒たちは刺激を受け、熱心にメモを取っていました。また、芦北振興局土木部課長及び建設業協会芦北支部の方々も参加していただきました。
最後に、産学官が勢ぞろいして、ジョウ所長がMCとなり、クロージングセッション(意見交換会)を開催しました。生徒たちがDXや仕事についてなど、ジョウ所長や企業の方々に質問し、それに対して回答やアドバイスをたくさんしていただきました。時間が足りないほどセッションが盛り上がり、関係者の方々から生徒たちへ期待や激励の言葉を多くいただきました。
プロジェクトに関わっていただいている皆様、本当にありがとうございます。
【ジョウ所長の土木技術者サポートチャンネル】
https://www.youtube.com/@dobokusuppurt_johyo7
【建築コース】【DXP】ドボ・シティカードゲームに挑戦!
10月23日(水)の建設DX推進プロジェクト授業の際、ジョウ所長よりドボ・シティを寄贈していただきました。早速、本日の専門教科の時間に3年生がやってみました。
ドボ・シティは、土木学会会長特別プロジェクト魅力ある土木の世界発信小委員会の監修、新庄砕石工業所が製作されたもので、ジョウ所長もそのプロジェクトに関わっておられます。
インフラを発展させると街が発展するという分かりやすいルールの中に、災害が発生すると街がダメージを受けるという現実、土木の力により、被害を軽減・復旧が可能であることを学ぶことができるカードゲームです。
生徒たちは、ルールを理解し、仲間と話し合い、災害に強く、発展する街づくりを目指して、楽しみながら様々なことを学ぶことができたようです。
ジョウ所長、ありがとうございます。
ドボ・シティの遊び方等の説明は下記URLをご参照ください。
https://committees.jsce.or.jp/2023_Presidential_Project01/node/26
【ジョウ所長動画】
水俣高校建設DX講演会前編 https://youtu.be/z79wZlklvSo?si=0loPjZw_m2L9PxW1
【建築コース】【WCP】~Wood connect project~ものづくりマイスター招聘授業
今日はWood connect project2024道の駅ミナマータ新水俣駅店の木製販売台製作実技指導の最終日でした。いよいよ組み立て段階になり、生徒たちは積極的かつ楽しみながら作業を行いました。今日で完成とはいきませんでしたが、多くのアドバイスやマイスターの動きから学び取り、自分のものにしていきました。
最後に、マイスター及びアカデミア所長からの講評及び激励の言葉をいただき、生徒たちも全員が一人ずつ、今回の活動で得たもの、気づき、そして感謝の言葉を述べました。完成に向けて、今後は生徒のみで製作を行なっていきますが、マイスターの教えを胸に、丁寧に仕上げていきます。
【建築コース】【DXP】2年生第2回建設DX推進プロジェクト授業
10月23日(水)の午前中、2回目の建設DX推進プロジェクト授業でした。今回は株式会社KAWATSUの3名の講師の方に加え、技術顧問の条谷様(ジョウ所長 6月の水俣高校講演会動画 https://youtu.be/z79wZlklvSo?si=0loPjZw_m2L9PxW1)、日立建機株式会社からも講師としてお越しいただきました。また、芦北振興局土木部、地元建設業協会からも参加していただき、多くの大人の方に見守られながら、意識高く授業を受けていました。
1限目はジョウ所長からICT施工概論について、2限目はグラウンドでICT機器を使用した丁張及び丁張レス施工、最後に3限目は日立建機のICT建機について学びました。先進的なICTによる省人化や生産性向上を実際に体験し、生徒たちは自分たちが今身に付けるべき知識や技術を理解したようでした。
ご支援いただいた多くの方々に感謝し、今後も立派な技術者を目指して頑張ります。
【建築コース】【WCP】~Wood connect project~ものづくりマイスター招聘授業
9月27日(金)から、Wood connect project2024道の駅ミナマータ新水俣駅店の木製販売台製作に製作がスタートし、10月11日、18日と順調に作業が進んでいます。組子の墨付け、加工、組立てを中心に行いました。複数の材料をまとめて加工することで精度を高めることや、刃物や機械の正しい使い方を学ぶことができました。プロの手際のよさと、木材加工理論に驚きながらも、今までの経験や知識をフル活用して、わからないことを積極的に質問するなど、使ってもらう人のことを考えながら、丁寧に作業を進めることができています。
まさに「ものづくりは人づくり」生徒たちは、専門力に加え、人間力を向上させています。
【建築コース】【DXP】2年生建設DX推進プロジェクト授業
10月7日(月)の午前中、建設DX推進プロジェクトの2年生への1回目の授業でした。株式会社KAWATSUより2名の講師の方にお越しいただき、CAD室で「三次元設計データ作成」について授業していただきました。三次元設計データの利用に関する具体例や活用におけるメリット、注意点などを学ぶことができました。その後は、三次元ソフトの操作練習を行い、講師の方より座標測定の演習を行いながら操作しました。
生徒たちは、JWCADの操作ができることもあり、戸惑いなく操作できていました。また図面を読む力も活用し、演習に対しても対応できていました。そして何より講師の方の分かりやすい資料や説明のおかげで理解を深めることができました。次回は、グラウンドでICT機器を用いての測量実習です。講師の皆様、ありがとうございました。
【建築コース】【WCP】~Wood connect project~ものづくりマイスター招聘授業
9月27日(金)から、Wood connect project2024道の駅ミナマータ新水俣駅店の木製販売台製作がスタートしました。今年も2月に生徒自らが伐採した木材を製材所で製材し、乾燥期間を経て、いよいよ加工がスタートしました。実技指導をしてくださるのは、今年度も水俣市建具組合ものづくりマイスターの皆さんです。厚生労働省に認定された木工建具ものづくりマイスターは熊本県に4人しかいません。そのうちの3人が、建築コースに指導していただく水俣市建具組合の方々です。皆さん、ありがとうございます。
生徒たちは、マイスターの手本を見て、高い技術力を目の当たりにしながらも、今まで学んできた知識や身に付けてきた技能を発揮し、良い製品づくりを行っています。
今月末の文化祭で展示を目標に、来月の納品に向けて、みんなで協力して作業を進めていきます。
【建築コース】【WCP】建築コース2年生中学校出前授業
9月12日(木)水俣第一中学校の1年2組の技術(木工)の出前授業を実施しました。今回初めて建築コース2年生が講師役を務めました。はじめは、指導をするのもぎこちなかったのが、生徒たちは木工実習や製図で身に付けた技術や知識を活かして、手本やアドバイスをしていました。時間が経つにつれて、積極的にアドバイスできるようになり、中学生を上手にリードしていました。
高校で教わったことを活かして、教える側になったことで、新たな気づきや学びがあったようです。来週17日(火)に1年1組の交流授業を実施する予定です。生徒たちは、様々な経験から、建築技能を始めとする様々な能力を獲得しています。
【電気建築システム科1年生】企業見学会
9月10日に、電気建築システム科1年生が熊本市東区平山町の株式会社ランベックスジャパンのプレカット(建築用木材の機械加工)工場と藤永・山口・平松建設工事共同企業体(JV)が八代市に建設中の(仮称)新開消防署庁舎建設工事の現場見学をしました。
1年生にとっては初めての見学会で、企業の方々の説明を熱心に聞きながらメモをとり、わからないことは質問をしていました。
企業の方々がとても丁寧に説明をしてくださり、ありがとうございました。生徒たちは、普段なかなか見ることができない工場や建設工事現場を体験することができとても貴重な経験になりました。
【建築コース】【DXP】体験入学で建設業協会とコラボ~重機&ドローン~
7/26(金)の中学生向け体験入学では、建設DX推進プロジェクトで、ご支援いただいている熊本県建設業協会芦北支部青年部の皆さんが、高校生と一緒に建築コースをアピールしていただきました。
建築コース実習棟前で、ショベルカーのデモンストレーションで操作技術の高さを、ドローン飛行で最新の測量や調査の方法を見せてくれました。建設業のPRのあとには、実際に操作もしてもらい、中学生の皆さんにも楽しんでもらえたようです。熊本県建設業協会芦北支部青年部の皆さん、ありがとうございました。
【電気コース】電気工事材料のご寄贈について
7月29日(月)に水俣芦北電気工事共同組合様より電気工事材料を寄贈していただきました。
水俣高校電気建築システム科電気コースでは、第一種及び第二種電気工事士を全員受験、全員合格し、卒業することを目標に取り組んでいます。筆記試験をパスした生徒たちは、実技試験の練習で電線材料を大量に使用します。
近年、電線、ケーブル類の価格が高騰し、資格取得を希望する生徒たちの負担も大きくなっている中、電気工事組合様からのケーブルのご寄贈は大変有難く、生徒、職員一同大変感謝しております。
当日は、水俣芦北電気工事共同組合理事長で興南電気株式会社 代表取締役 平松大祐様が社員の方と来校され、VAケーブル8巻を寄贈していただきました。
生徒たちの実習や資格取得の指導のため、大切に使わせていただきます。本当に有難うございました。
生徒を代表して電気コース2年元田隼人君がケーブルを受け取り、お礼を述べました。
【建築コース】【WCP】中学校へ技術の出前授業を行いました
先週の水曜日の午前中に、水俣第一中学校1年生の技術の時間に、本校建築コース3年生がうかがって、木工の実技指導を行いました。中学生の皆さんは、積極的に活動してくれました。それに応えて建築コースの生徒たちも身に付けた技術や知識、さらにはコミュニケーションを発揮し、安全かつ手際よく加工のお手伝いをさせていただきました。
習う側、教える側双方にとって、様々な学びやいい経験になったのではないでしょうか。2学期以降も出前授業を行います。中学生のみなさん、ありがとうございました。
【建築コース】快挙!2級建築施工管理技士試験結果
令和6年度2級建築施工管理技術検定前期試験の合格発表があり、建築コース3年生が合格率78%を達成しました。建築施工管理技士は、建築工事に関わる専門工事を総合的にまとめる「施工管理」が行える国家資格です。この資格があればある一定の規模や金額の工事をすることができる重要な資格になります。
例年11月の後期試験で受験していましたが、今年度の3年生は早めに取り掛かり、高校総体や進路学習と並行して、試験対策を行ってきました。合格した生徒は、履歴書や面接で資格のことをアピールできるほか、残りの高校生活の中でさらに他の資格にチャレンジできます。実際に二級建築士の対策を始めた生徒もいます。また、今回残念ながら不調だった生徒は11月にリベンジのチャンスが残っています。
これも、Wood Connect Projectや建設DX推進プロジェクトなど様々な探究活動や連携事業によって、生徒たち自身が課題解決に必要な資質能力の獲得のために、主体的に学び、必要な資格であると認識したことで成果が出たものです。連携先の皆様のおかげで、このような結果が出ていることに感謝です。
【建築コース】【DXP】建設DX推進プロジェクト授業
本日は、建設DX推進プロジェクトの1年生への3回目の授業でした。1年生対象は、今回がいよいよラストです。
今回も3名の講師の方々来校していただき、三次元点群データ作成については、点群データが表現しているデータの意味を学びました。さらに、形状復元計算について、公共測量マニュアルに基づいて運用されていることやカメラの特性や性能についても学びました。
最後にドローン測量を実際に現場で行った点群データを、三次元ソフトを実際に操作し、操作方法や距離を求めるなどしました。さらには、スマートフォンアプリを用いた利用活用方法についても体験しました。
今回で1年生対象の授業は終わりですが、2年生になるとさらに発展したDX授業を実施します。学んだことを今後の授業や実習にもつなげ、学びを深めていきます。
講師の皆様、ありがとうございました。
※6/18ジョウ所長講演会後編は下記のURLよりご視聴ください※
YouTube配信動画 https://youtu.be/z79wZlklvSo?si=YSba8rkBS_Uaoz5O
【建築コース】【DXP】TKUニュース!!~建設DX推進プロジェクト~
7月7日(日)夕方のTKUニュースで先日の建設DX推進プロジェクトへの取材の様子が放送されました。是非ご視聴ください。(期間限定配信です)
https://www.tku.co.jp/news/?news_id=20240707-00000009
7/2の授業の様子
https://sh.higo.ed.jp/mina/blogs/blog_entries/view/76/ebd632158227e0c835e5c0dfac4eb169?frame_id=137
【建築コース】【DXP】建設DX推進プロジェクト「ジョウ所長」授業
7月2日(火)1年生工業技術基礎は、建設DX推進プロジェクトによる株式会社KAWATSUの技術者の方、総勢7名の方にお越しいただき授業をしていただきました。
今回は、先月講演会で講師をされたジョウ所長こと、条谷様も兵庫県から来校され、授業から実習まで、丁寧でわかりやすく最先端の授業をしていただきました。また芦北振興局より3名、熊本県建設業協会芦北支部7名の方々も一緒に授業を受けました。
授業では、ジョウ所長のテンポの良い授業展開のおかげで、生徒たちが次々と質問し、学びを深めていました。外に出てからのドローン実習では、見たことがない大きさのドローン、それについている高性能カメラがカメラだけで100万円を超えること、大型モニターから見る迫力などすべてに驚いている様子でした。
あっという間の3時間でしたが、他ではなかなか体験できない実習をしかも1年生でできていることに、建設業協会の企業の方も感心されている様子でした。
建設DX推進プロジェクトを通して、将来新時代で活躍する人材となり、さらに水俣高校建築コースの魅力向上に向けて学びを続けていきます。
6/18講演会YouTube配信動画 https://youtu.be/z79wZlklvSo?si=h7hIcNK8itmq-Id_
【建築コース】【WCP】SDGs未来都市フェスタ準備
8月末に水俣環境アカデミアで開催されるフェスタにWood Connect Projectメンバーが木育授業と木工製作ブースで出展します。今日は、それぞれが木工機械を駆使し、分業して当日小学生に製作してもらう木製品のキットを加工しました。
さすが大工技能士の免許を取得したメンバー、安全かつ正確に作業を進めていきます。さらには、技能向上やけが防止のために、各自で交代しながら作業を行うなど、チームワークも抜群です。
Wood Connect Projectメンバーが行う木育授業と木工製作お楽しみに。
【建築コース】【DXP】建設DX推進プロジェクト授業
6月18日(火)1年生工業技術基礎は、建設DX推進プロジェクトによる株式会社KAWATSUの技術者の方2名の方に授業をしていただきました。第一回となる1年生対象への授業では、ドローンによる航空写真測量概論から、飛行コースや高度設定の仕方など、教科書にない最先端の授業を受けました。当日はあいにく雨でしたので、実習では、現場の課題から生徒それぞれが飛行コースを設定し、それをディスカッション後、発表しました。生徒たちは学んだ知識を早速活用し、さまざまな意見やまたそれに対する質問など活発に活動していました。最後に解説を聞くと、大きくうなずき理解が深まっている様子でした。
次回は、ドローン飛行実習の予定です。ドローン操作、生徒自身の成長と楽しみばかりです。講師の方々ありがとうございました。
【建築コース】3年生2級建築士実技課題対策講座
今、3年生は2級建築士の実技試験対策を行っています。建物の種類や用途、家族編成などの課題が与えられ、さまざまな条件に当てはめつつ、建築基準法や各種法令に適合した図面を制限時間内に手書きで書き上げる必要があります。
3年生たちは、今まで学んできた知識や技術を活かし、また時には生徒同士でディスカッションしながら、課題に向き合っています。店舗併用住宅の課題では、動線や防犯、土足と上履きなど多くのことに配慮が必要ですが、それをプランニング力で解決していきます。
水俣高校建築コースで学ぶと建築士になれる力を身に付けることができます。
【建築コース】【DXP】産学官連携の建設DX推進プロジェクト講演会
建築コースは、学科改編により令和7年度新入生から「建築科(仮称)」として新たに建設DX(建設業におけるデジタル化)の授業を開始します。
6月13日(木)に本校で先進的に建設DXを推進する株式会社KAWATSU(大津町)の技術顧問条谷貴志さん(兵庫県)に講演をしていただきました。講演会には、本校建築コース1~3年生及び職員の他に、建設業協会芦北支部(地元企業)と芦北地域振興局(熊本県)も参加しました。
条谷さんの関西弁を交えたユーモアたっぷりでかつ実践的、さらに最先端の講話に、生徒たちは惹きつけられている様子でした。講演会後には、条谷さんをはじめ関係者の方々の期待に応えて生徒たちはたくさんの質問をして、多くのことを学ぶことができました。
これから本格的にDX授業が始まります。水俣高校で学ぶことができる最先端の授業で生徒が成長し、活躍できる人材になっていく様子を今後も発信していきます。
※6/18(火)熊日朝刊に講演会の様子が掲載されました。
【連携団体】産業) 株式会社KAWATSU・熊本県建設業協会芦北支部
学校) 熊本県立水俣高等学校
官公庁)芦北地域振興局土木部(熊本県)
講師 株式会社KAWATSU 技術顧問 条谷 貴志 様
講演1:建築・建設現場におけるICT導入の背景と現状
講演2:今後の動向
講演3:学生からのテーマ「初めての現場所長」
【建築コース】【DXP】産学官連携の建設DX推進プロジェクト始動
建築コースは、学科改編により令和7年度新入生から「建築関連学科」として新たに建設DX(デジタルトランスフォーメーション)の授業を開始します。その準備段階として、先進的に建設DXを推進する企業より講師をお招きし、1年生に対して行う予定の授業を先に3年生に授業していただきました。
聞き慣れない専門用語等は、用意していただいた資料やプレゼンにより、理解を深めることができました。今日は雨天のため残念ながらドローンの実習はすることができませんでしたが、最先端の建設現場の話を学ぶことができました。授業後には、質問や講師の方と生徒、職員でディスカッションを行ったことで、さらに良いものになっていくことでしょう。DX推進プロジェクトの今後の活動に注目してください。
【建築コース】【WCP】一級建築士、アカデミア、依頼者へプレゼン
建築コース三年生は、Wood Connect Project2024において、先月一級建築士の方に指導していただいたことを活かして、三班に分かれ、それぞれ道の駅ミナマータ新水俣駅店の木製販売台製作に向け、プレゼンを作ってきました。そして5月21日(金)に、一級建築士、水俣環境アカデミア、依頼者の店長さんに来校していただき、それぞれのアイディアや提案のプレゼンを行いました。
プレゼンはどの班もとても素晴らしく、好評でした。また、建築士や依頼者の方からの質問に対してもしっかりと答えることができ、さすが昨年度校内成果発表で最優秀賞をとったメンバーです。
結果は、投票の結果、B班が最優秀プレゼン賞、A班がアイディア賞、C班の設計作品を製作することとなりました。プレゼンのあとは、早速実施設計に入り、それぞれのアイディアや工夫を融合させ、さらに良いものに仕上がりそうです。
関係者の皆様、いつもありがとうございます。
【建築コース】【WCP】一級建築士招聘授業
4月19日(金)に建築コース三年生の取り組み、「Wood Connect Project」において、地元の一級建築士の方に本校CAD室に来ていただいて、講話及び設計技術の指導をしていただきました。講話では、携われた作品の紹介や設計する際に心がけていることなど話をしていただきました。講話後には、生徒から仕事で気を付けていることや、進路についてなど、たくさんの質問をしていました。その後、販売台製作のアイディア出しやラフ図制作に対してもアドバイスや考え方のヒントなどをしていただきました。
生徒たちは第一線で活躍するプロから直接学んだことで、さらに意識が高まったようでした。一か月後の第二回招聘授業までの間に、生徒たち自身で販売台の図面を完成させ、またアドバイスやご指導をいただく予定です。ありがとうございました。
【学校紹介】「講座親子で学ぶ半導体講座」にお邪魔しました。
令和6年4月21日(日)に水俣環境アカデミア市民公開講座(特別編)「親子で学ぶ半導体講座」
が株式会社アスカインデックス半導体実技総合大学校で行われ、参加した中学生と保護者の方に
水俣高校の半導体に関する学びについて紹介しました。
参加した中学生は、クリーンルーム体験や製造装置を見学し、半導体関連分野に興味津々の様子でした。
また、保護者の方も我が子の将来の進路先の一つとして熱心に講義を聞かれていました。
学校紹介では、昨年よりアスカインデックス様のご協力により、本校生の半導体に関する学習、体験をスタートさせ、今後さらに充実させていくことや各科、各コースの学習の様子を動画で紹介しました。
水俣の子ども達が、水俣高校で勉強したいと思ってくれるよう、魅力ある学校にしていきたいと思います。
【電気コース】LEDランタン作成
4月19日(金)実習にて、LEDランタンを製作、写真撮影し、レポートを作成しました。
はんだゴテは久しぶりで、1つ1つ思い出しながら、協力して楽しそうに作っていました。
【建築コース】【WCP】Wood Connect Project〜木育ワークショップ〜
4月12日(金)に今年度1回目のWood Connect Projectで、水俣環境アカデミアへ行きました。アカデミアのご支援のもと、木育ワークショップとして、古賀アカデミア所長のお話、林業者の方に山や森林と木の講話、水俣市建具組合ものづくりマイスターの方々に今年度の制作物のアイディア出しやアドバイスをしていただきました。2年間建築を学んできた生徒たちは、講話の内容やマイスターのアドバイスに興味津々で、たくさん質問やアイディア出しをしていました。アカデミア、林業者、ものづくりマイスターの皆さん、ありがとうございました。今回のワークショップを活かして、地域の方に喜んでもらえる製作物を作成します。
建築コースは、産学官民が連携し、社会に開かれた学びで探究学習や技術の習得により、立派な技術者になるために、様々な活動を行っています。
【建築コース】建設用3Dプリンター見学会
2月20日の午後に、熊本県内初となる建設用3Dプリンターを利用した工事が行われるとのことで、企業の皆様が見学会を企画していただき、建築コース1、2年生が参加しました。
人吉の会場につくと、早速プリンターが稼働していて、型枠がないにもかかわらず、装置からコンクリートが噴出され、成形されていくように驚きました。技術者の方に説明をしていただき、その後はたくさんの質問がでて、材料の配合や強度、硬化スピードなど普段、教科書や実習で学べないことを、目の当たりにしました。生徒たちは建築に対して、さらに興味関心が深まった様子でした。建設業界もDX化により、安全かつ効率化が進んでいることを実感することができました。
建築コースでは、伝統的な学びから最先端技術の見学まで、幅広い授業展開を行っています。
【建築コース】1年生木製レイキ引渡し式
熊本県民総合運動公園より木製レイキ製作の依頼があり、今日は維持・整備課の方々に来校していただきました。
生徒たちは、工業技術基礎の時間に、加工、組み立て、仕上げを行いました。レイキは外で使うので、杉よりも腐りにくい檜(ひのき)材で製作しました。普段授業では杉を使うことが多いので、材料の堅さや香りの違いを実感することができました。また、他人が使うのでいつも以上に丁寧な作業を心掛けました。
引き渡し式では、校長より維持・整備課の方々へ製作機会のお礼と生徒へねぎらいの言葉がありました。次に、代表生徒より、人に初めて使ってもらうために丁寧に製作したこと、また今回の機会で技術向上できたことの感謝を述べました。維持・整備課長様からは、感謝状を授与していただき、生徒たちは自分たちの技術を生かして喜んでもらえたことに対して誇らしげでした。
今回製作した20本のレイキは、今後運動公園で使用されます。
【電気コース】ある日の2年生実習風景です
電気コースの2年生実習の様子をご紹介します。
今日は「直流電動機の始動と速度制御」という実習を行いました。【電動機】とはモーターのことで、身の回りのたくさんの家電などにも使われており、とても身近なものです。実際に、電動機が動き始めると生徒たちからは「おぉ~」という声があがりました。電源を入れる前には、結線を再確認したり、周囲への声掛けを行ったり、安全への意識もしっかりとできていました。さすが、もうすぐ3年生になる生徒たちです。
これからも、座学と実習の両面から、電気の知識を学んで行きましょう!
【電気コース】水俣第一中学校への出前授業(電子工作)その2
令和6年1月30日(火)に電気建築システム科電気コース1年生(13人)が、水俣第一中学校へ出前授業へ行きました。
前回の3年1組(1月23日)に引き続き、今回は3年2組の生徒達に電子回路のはんだ付けのサポートをしました。
高校生は2回目ということで慣れてきており、LEDが光らない原因への対処も素早くでき、5、6時間目でほぼ全員が完成することができました。
今後も、電気コースで学んだことを活かした出前授業を中学校に行い、生徒のスキルアップにつなげていきたいです。
水俣第一中学校の1、2組の生徒達、先生方、大変お世話になりました。有難うございました。
【電気コース】水俣第一中学校への出前授業(電子工作)
令和6年1月23日(火)に水俣第一中学校3年生に対し、電気コース1年生13名が出前授業を行いました。
内容は、LED照明づくりで、基盤に部品(抵抗やLED)をはんだ付けし、その基盤、電池ボックスを木板に取り付け完成させます。
はんだ付けは、スズを主原料とした金属線で、金属部に溶かし込み、部品と基盤を固定する溶接(ろう付け)の一種です。ポイントは、固定したい金属部に熱を十分加えておくことです。
ほとんどの中学生は、はんだ付けのコツをすぐにつかみ、時間内に完成させ、LEDを光らせていました。
うまくいかない中学生には、高校生が丁寧にサポートし、完成まで導いていました。
スイッチを入れてLEDが光ったとき、中学生はとても喜び、お互いに光らせ遊んでいました。
【電気コース】水俣第二中学校へ出前授業(プログラミング)
令和5年12月21日(木)に水俣第二中学校1年生の2クラスへプログラミングの出前授業に行きました。
内容は、SCRATCHを使った動画制作です。
中学生は、SCRATCHに慣れている生徒、初めての生徒などいましたが、高校生の丁寧な指導で
みんな最後まで課題をこなし、動画を作成してくれました。
実際に動いたり、音が鳴る動画を作ることで、プログラミングの楽しさ、面白さを体感でき、
興味を持ってくれたと思います。
【電気コース】小中学生プログラミングワークショップの開催(12月)
令和5年12月16日(土)に水俣環境アカデミア主催の小中学生プログラミングワークショップ(PWS)が行われ、
水俣高校電気コースの生徒がメンターとして子供たちにプログラミングの楽しさを伝えました。
今回は、クリスマスイルミネーションを点灯させるプログラムと簡単なゲームプログラムの制作です。
参加した子供たちは、クリスマスツリーに巻き付けたイルミネーションを光らせると、歓声を上げ喜んでいました。
また、ゲームプログラムでは、記述するプログラムの量が多いため、苦戦する子供もいましたが、高校生の粘り強い
サポートで完成し、大喜びでゲームを遊んでいました。
プログラミングを学ぶとき、楽しみながら学ぶことは大事な要素で、子供たちはプログラミングの魅力にのめり込んでいる様子でした。
実際に作ったゲームの画面です。
令和6年1月27日(土)にもアカデミアにて同様のPWSが行われます。
こういったゲーム制作を複数用意して、皆様のご参加お待ちしています。
【建築コース】1・2年生建築現場見学
12月4日(月)に建築コース1・2年生が水俣・芦北地域高校生就職支援事業で現場見学を行いました。
午前中は、八代市内の新築木造住宅現場を見学しました。企業の方より、会社の説明や業務内容、木造建築や断熱材吹付の実演などしていただきました。本コース卒業生もその企業で働いており、スライドを用いて説明や質疑応答をしてくれました。立派な技術者として活躍していて、引率教員は教え子の成長に感動しました。
午後は、宇城市内の学校新築工事現場を見学しました。大型の木造及び鉄筋コンクリート造を見学することができ、授業での学びを深めることができました。
このような機会を作ってくださった水俣・芦北地域雇用創造協議会、各企業の皆様、本当にありがとうございました。
【電気建築システム科】電気工事材料の寄贈について
12月4日(月)に水俣芦北電気工事共同組合様より電気工事材料をご寄贈いただきました。
近年、電気工事業界は技術者の高齢化が進んでおり、新規入職、若年者育成、技術継承が課題となっています。
そのため、電気工事組合様から本校の電気コースの生徒たちへの応援の意味も込めて電線材料一式をご寄贈していただきました。
現在電気コースでは、1年生が第二種、2年生が第一種の電気工事士実技試験へ向け、毎日練習を行っています。金属価格の上昇に伴い、電線・ケーブル類の価格が高騰し、資格取得を希望する生徒たちの負担も大きくなっている中、電気工事組合様からのケーブルのご寄贈は大変有難く、感謝申し上げます。
当日は水俣芦北電気工事共同組合理事長で興南電気株式会社 代表取締役 平松大祐様が社員の方と来校され、VAケーブル5巻を寄贈していただきました。
生徒たちの指導のため、大切に使わせていただきます。
【電気コース】3年実習「ゲームプログラミング」
11月17日(金)に3年実習でゲームプログラミングの実習を行いました。
使用アプリケーションは「scratch」です。
scratchは、初心者も取り組みやすいビジュアルプログラミングツールですが、本格的なゲームを作ることもできます。
生徒たちは、プログラミングから完成後のゲームプレイまで楽しみながら学んでいました。
【電気コース】専門高校生徒の研究文・作文コンクール熊本県大会表彰
11月14日(火)に熊本学園大学で標記のコンクール表彰式が行われ、電気コース3年生3名が最優秀賞を受賞しました。
内容は、「フィジカルコンピューティングによるプログラミング教育の実践」で、4年間の取組に今年度の内容を盛り込み、まとめたものです。
表彰式で、生徒たちは緊張の中にも取組を評価していただいたことに喜びを感じ、笑顔で受賞していました。
この学年は少人数で、全員が協力しながらいくつもの役を担ってきたクラスです。授業や部活動、資格検定などの学校生活に加え、研究成果をまとめ校内外での発表や技術を磨き工業系コンテストへの出場など多岐にわたる活動をしてきました。高校で培った何事にも積極的に取り組む姿勢で、卒業後も各方面で活躍してくれると期待しています。
【結果】
研究文の部 最優秀賞(熊本県産業教育振興会長賞、肥後銀行賞)
タイトル:「フィジカルコンピューティングによるプログラミング教育の実践」
受賞者:電気建築システム科電気コース3年 設樂 歩夢、野﨑 義貴、渕上 芽衣
【建築コース】【WCP】生徒研究発表会「熊本県建設業協会長賞」受賞
建築コース3年生のWood connect projectが、11月8日(水)に熊本大学で開催された熊本県工業高校生徒研究発表会に参加し、熊本県建設業協会長賞を受賞しました。
建築コースが核となり、産学官民(産業、学校、官公庁、民間)の連携による水俣市内のコミュニティ・マネジメントを促進し、建築技能をはじめとするあらゆる能力を向上させ、SDGs目標達成と地域貢献をする取り組みが評価されました。
当日発表生徒たちは午後からの発表に備え、昼休憩も休憩所に行かず、自主的にバスで発表練習する姿があり、引率した職員もその姿に心を打たれました。
この取り組みのために多くの皆様にご支援いただき本当にありがとうございました。
水俣市建具組合ものづくりマイスターの皆様
合同会社 Wood one 様
水俣環境アカデミア 様
湯出小学校、水東小学校、久木野小学校、葛渡小学校、袋小学校の先生、児童の皆さん
ほかにも多くの方にご支援いただきました。
【建築コース】つまようじタワー耐震コンテスト優勝!!
10月22日(日)崇城大学で第12回つまようじタワー耐震コンテストが開催され、電気建築システム科建築コースの木本さん、普通科の倉本さんペアが作成したタワーが優勝しました。この大会は、つまようじと木工用ボンドのみで高さ50センチ以上、重さ75グラム以下でタワーを作成し、重りを指定の2カ所に載せて地震発生装置で振動を加えていき、重りが重くなっていく中で最後まで立っていたタワーが優勝するというシンプルかつ奥が深い大会です。県内で建築を学ぶ高校生が制作したタワー31基がハイレベルな戦いをみせるなか、本校制作のタワーは12㎏の荷重に耐え抜き、激戦の末に優勝することができました。昨年出場した先輩方の助けを借りながらチームで勝ち取った優勝に、生徒たちの感動も大きなものになりました。次は連覇を狙って頑張ります。なお、大会の様子を「ナニコレ珍百景」が取材に来られていました。今後の放送にもご注目ください。
【建築コース】2年生インターンシップ
建築コース2年生は、全員建築関連会社でインターンシップ中です。今日は、担当職員が事業所鉄骨工事と、住宅新築の外構工事を行っている現場を見学しました。
生徒は、教科書や映像で見たことのあるものを生で見て、触れることで新たな気づきや学びを得ていました。また現場の方からたくさん教えてもらっていました。他にも設計事務所や大工さん、左官さんのもとでお世話になっています。地元企業の皆様、インターンシップ受入ありがとうございます。
生徒たちは、この機会に多くのことを学んできて、将来の進路実現へとつなげることでしょう。
【建築コース】1年生軸組模型製作実習
今日から建築コース1年生は、軸組模型製作を行っています。昨年の作品をお手本に、カッターなどの工具の使い方や木造住宅の柱や梁(これらの骨組みのことを軸組といいます)の配置についてなど、製作を通して学んでいきます。
座学で学んでいる部材の名称や製図で描いている内容を実際に、道具を使い、さらに班員と協力して製作することで、対話的で深い学びの実践ができています。
完成に向け、楽しみながら製作していて、とてもいい雰囲気です。
【建築コース】【WCP】Wood connect project 2023 木製給食配膳台製作
今日は、ものづくりマイスターの皆さんによる実技指導の最終日でした。3月に生徒自ら、山に入り、林業者の方のご指導の下、伐採した木を譲り受け、乾燥、製材して、マイスターのご指導のおかげで、ここまできました。
また、水俣環境アカデミアの古賀所長も見学にこられ、生徒たちの頑張りを見学されました。古賀所長より、木の良さそして、木工技能の伝承が自然を守ることになり、SDGsの目標達成につながる素晴らしい取り組みであると、激励していただきました。
2台分の加工を終え、最後に生徒が一人ずつ、マイスターの方々に向け、実技指導の感想やこれからの目標、そして感謝の言葉を伝えました。来月は、いよいよ小学校との交流会です。木や山、ものづくりに関心を持ってもらえるよう、さらに準備をして交流会に備えます。