活動の記録

カテゴリ:電気建築システム科

【建築コース】1年生製図

 建築コース1年生は、製図の授業が始まりました。製図道具の名称を覚え、ペンの持ち方、紙の貼り方、定規の使い方を学んだ後は、線の引き方の練習を行いました。始めは、線の太さにばらつきがあったり、濃淡が出てしまったり、また時間がかかりすぎるなどありましたが、意識高くそして何度もチャレンジすることで確実に上達していきます。休み時間には、友人の課題の進み具合を見て、お互いの出来について話したり、コツを教え合ったりするなどとてもいい雰囲気です。

 練習を終えると、早速課題に挑戦です。全員が最後まで課題にしっかりと向き合い、取り組む姿が素晴らしかったです。「千里の道も一歩から」というように、建築コースなら「建築家の道も一本の線から」ですね。

【電気建築システム科】熱中症にご用心!日除けを設置しました。

 体育大会まで2週間を切りました。学校も少しずつ体育大会モードになってきております。練習にも熱が入ってくる時期ですが、気持ちも気温も熱くなってくると注意しないといけないのが熱中症です。ということで、今年も電気建築システム科の2年生全員と職員で、全校生徒の為に日除けを設置しました。これまでの実習で培ってきた技術とチームワークで効率良く、かつ安全に作業を進めていきます。さすが2年生!今週は雨がつづく予報ですが、爽やかに汗をかいた一時でした。

「今日も一日ご安全に!」

【建築コース】2年実習で足場の組立をしました。

 本日はあいにくの雨模様・・・、でも建築コースは今日も元気に活動しています。

 今回の2年生の実習は電気コースと合同で「足場の組立実習」を行いました。実は、毎年体育大会で制作される看板(2.7m×3.6mの団画)を飾るための足場や団席の日除けは、建築コースが中心になって、工業科の生徒が協力し合って設置しているんです。今回の実習は、建設現場で使用される足場について学ぶだけでなく、看板設置用の足場組立の予行も兼ねています。2年生のチームワークは抜群で、先生から教わったことを確実に実践しながら、全員で声を掛け合って安全に組立、分解ができました。体育大会では、力作の看板だけでなく、設置用の足場にもご注目ください。

「今日も一日ご安全に。」

【建築コース】新入生、初めての実習

 先日、建築コース1年生が初めての実習にチャレンジしました。新しい作業着と安全靴、そして少し緊張した表情。安全教育を受けて、さらに緊張感が高まります。今回の内容は測量です。敷地の形状や広さなどを計れるようになるため、用語や作業手順を学び、実際に測量をやっていきます。

 多くの実習がそうですが、測量はクラスメイトとの協力が必要です。まだ入学したてでみんなと話すのも恥ずかしい様子があった生徒も、同じ測量の課題に向かって協力しながら作業を進めると緊張がとれ、自然と笑顔に。みんなで目標に向かって動くと仲良くなれますよね。

 チームワークを発揮した新入生は、課題を難なくこなし、作業の正確さに担当教師もびっくり。実習後のレポートには、「楽しかった」や「チームワークの大切さがわかった」など感想が書いてありました。

 立派な技術者を目指し、スタートした生徒たち、今後の成長が楽しみです。

 

【建築コース】【WCP】伐採実習~Wood connect project~

 先日、建築コース2年生が、山林業者さんのご指導ご支援のもと、実際に山に入り、チェーンソーでの伐採実習を行ってきました。山は急斜面でかつ装備も重たく大変な作業でしたが、今まで様々な体験を積み、部活動でも鍛えた体力のある2年生は安全に作業ができました。さらに伐採方法のDVDを視聴し事前学習していたこともスムーズに実習できたことにつながりました。

 山は木を定期的に伐採し、手入れをしないと荒れてしまいます。また人が入っていくことでイノシシや鹿の生息地域を制限し、害獣として捕獲し殺処分するなど、無益な殺生を減らすことになります。(機械科のイノシカハンターズの取組みとの関連)

 「森林伐採」と聞くと、悪いイメージを持つ方もいるかもしれません。森林伐採とは、木を切ってそのままにし、砂漠化していくことです。水俣の山主さんや林業者さんは、老木を伐採後、植林をすることで、何十年サイクルで常に元気な山にし、地球温暖化対策や山の持つ防災機能の維持に努めています。そのためには、木を有効に活用すること、そして我々建築コースはそれを皆さんに知ってもらい、さらに木材を活用できるよう技能の向上を図ることが必要です。

 このようにWood connect projectは多くの関係者さんとともに、地域の自然や技能を伝承する取組みを持続可能なものにしています。

 

【建築コース】【WCP】Wood connect project~出前授業~

 先日、建築コース1・2年生が、久木野小学校の1年生から6年生までの15人の皆さんに木製ベンチの製作のため、出前授業をさせてもらいました。生徒たちは、事前に材料の加工や組み立て方の手順の確認、アドバイスや声かけの練習をして臨みました。感染症対策もあり、運動場での作業で寒かったのですが、児童の皆さんは、積極的に取り組んでくれました。高校生もこれまで学んだ技術を活かせた上に、小学生の皆さんに喜んでもらって良かったです。

 後日、久木野小学校の児童の皆さんから、お礼のメッセージをいただきました。とても嬉しかったです。またこれからも交流をよろしくお願いします。本当にありがとうございました。

【建築コース】【WCP】Wood connect project~出前授業準備~

 本日建築コース2年生は、小学生出前教室に向け、見本となる木製ベンチの組み立てを行いました。今回の組み立て作業での目標は、2つ。

1.当日小学生に、写真や映像を見せながら作業できるよう、撮影しながら組み立てる。

2.組み立てのポイントや注意点をみんなで確認し、当日小学生への声かけの仕方やアドバイスの方法を考える。

 

 目標達成のため、みんなで協力しながら楽しんで組み立てることができました。組み立て完成後は、担当教師とベンチを囲んで反省会。これらの体験を通して、また立派な技術者に一歩近づくことができました。出前授業を行う小学生の皆さん、お楽しみに!

 

【建築コース】【WCP】小学校への出前授業

 今週予定していた、湯出小学校での木工出前授業は、まん延防止期間のため残念ながら中止になってしまいました。そこで建築コースの2年生は、小学生でも組み立てできるように、さらに加工を行い、組み立てやすく工夫することで対応しました。

 そして、今日は湯出小学校の先生に来ていただき、本校職員から組み立て順序や注意点をレクチャーさせていただきました。小学校へ出向いて、出前授業や小学生の皆さんとの交流を楽しみにしていましたが、作りやすく工夫したので、木工を楽しんでもらえれば嬉しいです。

 コロナ禍でも、「今、自分たちができることをやる。」この経験は、臨機応援に対応でき、問題解決ができる技術者に一歩近づくことができたのではないでしょうか。

 

※なお、今後も他校への出前授業を計画しています。その際はまたホームページで紹介させていただきます!

【電気建築システム科】1年生専門の授業

 電気建築システム科は、国語や数学など普通教科は一緒に授業を受けますが、専門の教科はそれぞれの分野に分かれます。今日の午後は、専門の授業でした。

 電気コースは、「電気基礎」です。今日の内容は、電磁エネルギーやコイルにたくわえられるエネルギーについてです。大型テレビ装置を活用した丁寧な説明は、わかりやすいようで生徒たちは質問に答えながら、新たな知識をどんどん増やしています。

 平行して同じ時間に建築コースでは、「建築製図」をしています。今は、床伏図といって、床下の図面を描いています。黒板に描かれた見本や、模型を参考にしながら描き進めています。CAD(キャド)といって、コンピュータで作図もしますが今日の授業では手描きを学びます。なお、建築士の実技試験は手描きです。

 このように1つのクラスが専門教科ではそれぞれ専攻する教科に分かれて授業を受けることができるので、より充実した授業環境が整っています。また、それぞれの専門分野を深めることでクラスメイト同士が刺激を受けることができます。

 立派な技術者を目指して、電気建築システム科で学びを続けていきます。

 

【建築コース】2年生木工実習

 2年生は今クラスメイトと協力し、みんなで一台の木製椅子(2人用)を製作しています。また、併せて年度末に計画している地元小学校への木工体験のための製材、加工も兼ねており、木製椅子10台分を加工します。

今回は、まず製材した材料の木表、木裏を見て加工面を決めます。次にほぞ、ほぞ穴加工用の印を付けます。その後は、みんなで協力し、それぞれ機械を使って加工を行っていきます。実習は、安全第一。服装・作業手順の確認、機械の特性理解、周囲への声かけなどできることすべてを使って安全を確保します。休み時間はしっかりと休み、メリハリをつけた実習で怪我なく安全で、さらに加工精度も高いものができています。

コロナ禍もあり、地元小学校への木工体験が実施できるか分かりませんが、材料の準備やそれぞれの加工技術の向上など、今できることをしっかりとやっていきます。

 

【電気建築システム科】【WCP】課題研究発表会が開催されました。

1月14日(金)電気建築システム科の課題研究発表会が行われ、3年生が、1年以上かけて取り組んだ研究の成果を、1、2年生や先生方の前で発表しました。電気コースは「フィジカルコンピューティングによるプログラミング教育の実践」、「マイコンカーの製作」についての発表を、建築コースは「Wood Connect Project」の取組をそれぞれ発表しました。電気コースのプログラミング班の発表では、水俣環境アカデミアとの連携で行われた小中学生対象のプログラミングワークショップの様子や、プログラミング用の教材開発に向けて取組の成果が発表され、マイコンカー班からは、全国大会出場権獲得に向けてのマシン開発の様子が紹介されました。建築コースのWood Connect Project班からは、水俣市や建具組合、林業者等との協働で実現した、水俣市新庁舎のキッズコーナーに置かれる木製家具や建具の技術を取り入れたパーティションの製作に向けての取組が紹介されました。講評では、「地域と共にある電気建築システム科として、良い発表会になった。1、2年生も3年生を超える取組を頑張って欲しい」とのコメントがあり、3年生から後輩への良いバトンタッチの機会となった。

 今年度は残念ながら、新型コロナウイルス感染症の関係で、外部の方々への案内はできませんでしたが、この場をお借りして関係機関の方々に改めて御礼申し上げます。

 発表会の様子建築コース製作のキッズコーナー

【建築コース】2年生木工実習

 2年生は、10月に木製椅子(1人用)をそれぞれで製作し、完成させました。今回は、クラスメイトと協力し、みんなで一台の木製椅子(2人用)を製作します。建築は多くの方々と協力して、ものづくりを行います。そういった意味でも、コミュニケーションをとりつつ、チームワークを大切にしないと、いいものはできあがりません。そして、協力してものを作り上げることは、お互いの技能向上や、一人で製作するとは違う達成感が生まれます。

 さらに今回は、年度末に計画している地元小学校へのものづくり教室の材料の製材、加工も兼ねています。製材するにしても、寸法、直角の精度、木の向き、節の状況などを考えることは多くあり、それらを学びながら行います。機械を使っての作業ですので、一番は安全第一です。これもみんなで声を掛け合いながら行うことで事故を防ぐことができました。

 

*建築コースでは、建築の技術、技能を身に付けながら、コミュニケーションやチームワークも学び、立派な技術者を目指しています。

 

【WCP】建築コースの卒業制作を図書室に寄贈

12月23日に建築コース3年生が、卒業制作で作成した大判図書用書架を図書室に寄贈しました。母校となる水俣高校に感謝の気持ちを込めて作成した書架は、3年間で培ってきた、ものづくりの精神と木材加工の技が光る仕上がりでした。図書館にお立ち寄りの際は、是非ともご覧下さい。

【建築コース】【WCP】Wood connect project~キッズコーナー利用状況調査~

 Wood connect projectで納めたキッズコーナーと建具パーティションの利用状況の調査に行ってきました。調査に行った午後の時間には利用者はいませんでしたが、午前中は子どもたちが保護者の方と利用していたとのことでした。おもちゃが机の上に置いてあり、きっと楽しく遊んでもらえたのではと思います。生徒たちは利用状況や、壊れや破損がないかチェックしましたが、何も問題ありません。作って納めるだけでなく、その後の利用状況やメンテナンスも大切な学びです。

 皆さんも市役所に訪れた際は、2階キッズコーナーを是非ご覧ください。

 

【建築コース】【WCP】Wood connect project~キッズコーナー&建具パーティション~

 12/10(金)Wood connect projectで取り組んできたキッズコーナーと建具パーティションを新庁舎に無事納めることができました。そして翌日12/11(土)に水俣市役所新庁舎落成式に参列してきました。落成式では、高岡市長より感謝状をいただきました。その後の内覧会では参列者の皆様に取り組みを紹介させてもらいました。

 このキッズコーナーと建具パーティションは、水俣環境アカデミア、建築士会、地元林業者、水俣市建具組合、水俣市ロータリークラブ、熊本県職業能力開発協会など多くの皆様のご支援のおかげで製作することができました。製作を通して、水俣の山林や幼児の活動について学び、さらにものづくりマイスターから木工技能を習得し、SDGsの目標達成に向け、研究や学習を進めながら取り組んできました。関係者の皆様、本当にありがとうございます。市民の皆様、是非ご活用ください。

 この学びや経験から、水俣の魅力や課題、私たちにできることを今後も持続可能な取り組みとして後輩たちに引き継いでいこうと思います。これからもWood connect projectをよろしくお願します。

 

【建築コース2・3年生】【WCP】緑東中学校へ出前授業

 津奈木中学校への出前授業、水俣第二中学校でのキャリアガイダンスに引き続き、昨日は建築コースの2・3年生が緑東中学校で出前授業を行なってきました。中学2年生の技術の授業では、木製本棚の製作を行なっています。前回の授業までに、材料にけがきとよばれる切断の印付けまで終えていた中学生に、本コースの生徒たちが間違いないかチェックするところから始めました。チェックを終えるとのこびきになるのですが、出前授業に慣れてきた高校生は、持ってきた木材に印をつけ、まず手本を見せながら中学生に姿勢やコツを教えます。その後、中学生がアドバイスを受けながらのこびき練習を行なって本棚の材料を切断しました。練習した成果もあり、失敗もほとんどありません。

 その後、釘打ちやかんなかけまで作業が進みほぼ八割程度完成したところで授業を終えました。中学生の皆さんの真剣さと本コースの生徒たちの一生懸命なアドバイスによりいいものができあがっています。完成まであと少し、緑東中の皆さん最後まで頑張ってください。そして、また一緒にものづくりをしましょう。

 緑東中2年生の皆さん、先生方ありがとうございました。

【建築コース】【WCP】建具パーティション完成~Wood connect project~

 水俣市新庁舎に寄贈する建具パーティションが、ものづくりマイスターの皆様のご指導のおかげで完成させることができました。談話コーナーなどでプライバシーを確保しながら、キャスターがついているので自由に動かすことができるものです。ここまでは、普通のパーティションの機能ですが、このパーティションは、生徒たちが伐採した木材を林業業者様から提供を受け、かつ建具技能を市民の皆様に知ってもらうために、建具を製作する技法を用い、かつ組子と呼ばれる格子状のデザインをあしらいました。さらに組子を入れることで、見た目のデザインはもちろん、換気もでき新型コロナウイルス感染症対策にもなるものです。市民の皆様に活用してもらうことで、水俣の山林や建具の技法、本校建築コースの取組みを知ってもらえればと思います。

 製作後は、マイスターの方々や山林業者様より、生徒たちへ向けてねぎらいと激励など温かい言葉をいただき、生徒たちは感激している様子でした。

 山林の保全と建築技法の伝承、市民への広報活動、生徒たちのWood connect projectはこれからも続きます。

 

【電気建築システム科】【WCP】

11月11日(木)、電気建築システム科の3年生と建築コース2年生で、水俣第二中学校に行ってきました。今回は中学2年生を対象に、電気建築システム科の電気コースと建築コースの授業内容や、卒業後の進路について紹介したり、実際に生徒の作品や実演を見てもらったりと、キャリアガイダンスに近い内容でした。

建築コースは、鉋がけ体験や木工作品の展示、ドローンの実演などの内容で、電気コースではマイクロビット(プログラミング教材)やドローンを活用したプログラミングを体験や、高校生が製作したパソコンゲームの体験など、盛りだくさんの内容でした。中学生がとても真剣に話を聞いてくれていたので、説明をする生徒もとても緊張していましたが、自分たちの取組を後輩に説明するという貴重な体験をすることができました。最後には中学生から「今日聞いた話を進路選択に役立てたい」とコメントをいただき、水俣高校の生徒も「将来、水俣高校に来てくれたら嬉しい」と話していました。また、ドローンを使った記念写真撮影も良い思い出になりました。またお邪魔します。

【電気建築システム科】【WCP】津奈木中学校よりお礼のメッセージをいただきました。

 出前授業を行なった津奈木中学校2年生の皆さんから、お礼のメッセージをいただきました。「きれいに仕上がり嬉しかった。」や「やさしく教えてもらい楽しかった。」など中学生からの心のこもったメッセージ、本当にありがとうございます。メッセージは、教室後方に、掲示しています。

 今まで身に付けた技術やコミュニケーション能力を活かすことができ、また中学生の皆さんと交流できた上に、感謝されるというとても幸せな経験を得ることができました。

 これからも、地域に根ざした電気建築システム科で、さらなる技術の向上を図っていきます。中学校の生徒の皆さん、先生方ありがとうございました。

 

【建築コース】【WCP】Wood connect project

 市役所新庁舎に納めるキッズコーナーの木製製品を完成させた、建築コース3年生は水俣市建具組合のものづくりマイスターの皆さんのご指導の下、新たな製作物の企画、計画、設計、施工を行なっています。

 それは、建具パーティションです。木製パーティションは建具製作の技術を使い、釘を使わないものとなっています。また伝統的技法である組子を取り入れることで、外見の美しさ、建具技能を利用者に知ってもらうこと、また換気ができるため、新型コロナウイルス感染症対策にもなっています。材料となる木材は、今回も伐採体験をしてくださった林業者より頂いたものを使っています。完成後は、新庁舎で利用していただき、より市民の皆さまにwood connect projectについて知ってもらい、地元の山や自然や建築の技法などを守っていければと考えています。

 新たなものを開発することはとても大変なことですが、その分、学びや得るものは大きいです。いつもご指導、ご支援いただき関係者の皆様に感謝です。
*建築コースでは、wood connect projectを通して、地域貢献することで、水俣の山林と建築技能の伝承を行なっています。

 

【電気建築システム科】1・2年生文化祭企画製品作り

 電気建築システム科の生徒たちは、学年関係なく仲が良いです。今年の文化祭では電気建築システム科1・2年生が合同で、LEDライト竹灯籠を作っています。

 電気コースの生徒は、LEDライトの基盤づくりをしています。授業で学んだ技術を発揮しています。建築コースでは、木工ドリルを使って竹に孔を空けています。安全かつ作業しやすいように竹を固定するなど道具の使いかもばっちりです。

 さらに、1年生は2年生に作業手順や注意点を習うなど、まるで部活動のような関係性です。技術の伝承がきちんとできていますね。当日、どのように光るか、灯籠の出来映えはどうかお楽しみに。

 

【建築コース】2年生木工実習

 今2年生は、手加工、機械加工を併用しながら、1年生の時に比べて、より早くより丁寧に製品を作り上げることに挑戦しています。前回ほぞ加工を終え、今回は仮組みから組み立てを行い、完成を目指します。

 仮組みを終えて、担当教師から椅子の脚のデザインについて、生徒たちに質問がありました。「このままでいいのか、よりデザイン性を求めないか?」生徒たちの出した答えは、デザイン変更です。その分、時間はかかりましたが、脚が良い感じに仕上がりました。また座面部分には、以前の実習でデザインしたものをレーザー彫刻機で焼き、それぞれ自分の名前が入った椅子が完成しました。この実習を通して、木工技術の向上はもちろん、デザイン性や挑戦する姿勢などを身に付けることができました。

 この製品は、文化祭に展示し本校生にお披露目したいと思います。その後は、各自持ち帰りそれぞれの自宅で使う予定です。

 

【電気建築システム科】【WCP】1年生木造住宅現場見学

 新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、延期になっていた建築現場見学に行ってきました。工事途中の8月末に計画していましたが残念ながら延期になり、ほぼ完成した状態を見学させてもらいました。今回は、電気コースの生徒も一緒です。電気が専門の担任に電気設備について教えてもらう建築コースの生徒、建築コースの生徒に質問する電気コースの生徒など生徒たちはとても興味津々に見学していました。

 最新の住宅設備と伝統建築工法の融合された、まさに不易流行の住宅。とても素晴らしいものを見学させてもらったので、この学びを今後の学習に繋げていきます。

 施主様、工務店の皆様、ご支援、ご協力ありがとうございました。

 

【電気建築システム科】【WCP】津奈木中学校へ出前授業その2

 7月に引き続き、先日津奈木中学校で出前授業を行ないました。今回は、電気建築システム科3年生に加え、建築コース2年生も参加しました。中学生はそれぞれが考えた木製ラックや本棚を製作しています。しかし、釘打ちやのこ挽きなど不慣れでなかなか上手くいきません。そこで本校生が中学生へ道具の使い方や作業手順など、困っているところを聞いて、作品完成に向けサポートしました。中学校にはない工具や機械も持参したことで、効率よく精度も高いものが仕上がりました。

 また今回は、3年生の様子を2年生に学んでもらう目的もありました。積極的に動き、高い技術力を持つ3年生のかっこいい姿を見て、2年生も今持っている力を発揮して活動していました。これからは、2年生が中心となり今度は1年生や中学生にかっこいい姿を見せることができるよう授業を通して技術向上に励んでくれることでしょう。

 このような機会をくださった津奈木中学校のみなさん、ありがとうございました。またものづくりを通して交流できたらいいですね。

*電気建築システム科は、先輩後輩の仲がいいです。学年を越えた活動を行なうことで、生徒間でも技術の伝承を行なっています。教える側、教わる側双方にメリットがあり、これらが高い技術力の習得に繋がります。

【建築コース】卒業生がキャリアガイダンスに来てくれました

 2年生対象に、キャリアガイダンスが開催されました。進路決定に向け、生徒たちは働くことの意味や職業理解に繋がるよう地元企業の方々を講師に迎え、仕事に対する考え方や取組みを学ぶ良い機会です。

 その中で、今年の3月に本校を卒業し、地元建設会社に就職したOGが社長さんと一緒に来てくれ、社長さんのプレゼンのサポートや生徒からの質問に答えてくれました。もう立派な社会人です。生徒たちは、顔も知る卒業生を間近で見て、進路に向けての意識がさらに高まったのではないでしょうか。

 このような機会を作っていただいた企業の方々に感謝し、この学びを活かして今後の進路学習を進めていきます。

 

プログラミングワークショップ10月開催

令和3年度水俣環境アカデミア中高生研究活動支援事業「プログラミングワークショップ」を10月9日(土)に開催しました。

今年度は、コロナウイルス感染防止のため、講座の中止・延期が続いていましたが、10月にやっと1回目を開催することができました。

内容は、「こどもパソコンSkyBerryJAM」を使って、小学生がプログラミングを体験するというものです。

コースは、コース1は「信号機を作ろう!」(小学1~2年生向け)、コース2は「ロボットカーを自動で走らせろ!!」(小学3年~中学生向け)の2コースがあります。

今回は、水俣高校電気建築システム科電気コースの1,2年生が先生役となり、マンツーマンで小学生に教えましたが、初めて教える高校生ばかりで、最初はぎこちなくスタートしました。しかし、途中からは小学生のやる気と希望どおりに動かないロボットカーを動かすため、熱心に教えていました。

考えた通りにランプが付いたり、ロボットカーが動いたとき、小学生も高校生も目を輝かせ、同じ笑顔で楽しんでいました。

【建築コース】2年生木工実習

 今、2年生の実習は木工です。木工では、精度高く、効率よく、材料の無駄がないように、そして安全に意識して図面通りに仕上げます(これを品質、工程、予算、安全の4管理といいます)。そのためには、道具や機械の使い方、作業手順など様々なことを身に付ける必要があります。生徒たちは、先生の話をしっかり聞き、そして初めてのことにも果敢に挑戦することで新たな知識や技能を身に付けていきます。

今回は、手加工と機械加工の両方を経験しました。これらを習得すると、来年のウッド コネクト プロジェクトで高いレベルでの製作が可能になり、さらに将来は、立派な建築技術者になることができます。積極的に取り組む生徒たちは、実習中にも確実に力を付けていきました。木製椅子の完成に向け、修行は続きます。

*写真は、椅子の脚の墨付け、加工をしている様子です。脚の椅子は木が立っていたとおりに組み立てます。木材の根元が脚の下部分になります。木材をみて根元がどちらか、木の表面、中心はどちらかなども見極めて製作を行なっています。

 

 

【建築コース】【WCP】新たなプロジェクトスタート~Wood connect project~

 新庁舎キッズコーナー木工品製作を終えたWCPメンバーは、先週から新たなプロジェクトをスタートさせました。

それは、「組子入り建具パーティション」製作です。いつもお世話になっている水俣市建具組合のものづくりマイスターの技能をさらに伝承し、かつWCPの取組みを市民の皆様にもっと知って頂くために、新庁舎の談話コーナーなどに活用予定で、企画、設計しました。材料は、水俣市内の山林で伐採したもので地元林業者より頂いたものを一部活用させてもらっています。

パーティションは、建具のように釘を一切使わず、さらに障子や、装飾に用いられる組子を取り入れることで、建具技能の向上や美しさ、さらに感染症対策のための換気も見込めるものになっています。

第1回の授業では、マイスターの方々から木の特徴や性質、また製作してこられた組子を見せていただき、墨付け、加工作業を行ないました。年内完成に向け、製作を進めていきます。

 

*Wood connect projectは、地元のあらゆる資源(ヒト・モノ)を活用し、連携し、協働することで、建築技能の向上及び地域の課題解決を目的としています。それにより、将来社会に貢献できる建築技術者を目指します。

 

【建築コース】1年生住宅模型実習

 今日から1年生は住宅模型製作を始めました。建築構造の授業や製図の時間に学んだ知識を活かして、軸組模型(木の家は柱や梁を組んでできており、それを軸組といいます)を製作していきます。まず材料の準備ができたら、図面に番付と呼ばれる記号を書き込んでいきます。以前実際に木造建築現場を見学した経験がここで生きました。

ひのき棒、スチレンボードをカッターやのり、ボンドを用いて図面通りに加工、組み立てしていきます。生徒たちは、仲間と相談しながら作り上げていきます。上手くいかない、分からないところは、積極的に周囲に尋ねる雰囲気がとても良いです。まるで建築現場のように活気に溢れています。続きは来週。完成できるようみんなで楽しんで取り組みます。

 

*建築コースでは、教室で学ぶ、製図室で図面をひく、実習棟で体験する、さらに現場見学で実際に触れることで、建築の発展に主体的かつ協働的に取り組む態度を養っています。

【建築コース】1年生レーザー加工機実習

 今年から建築コースでは新しい実習が加わりました。レーザー加工機を用いて、名札製作です。名札は、今後現場見学やインターンシップの際に着用する予定です。

 まず先週の実習で加工機のソフトの使用方法を学び、パソコン上にデザインを入力していきます。1年生それぞれがデザインを考え、それをプレゼンし、1番評価が高かったデザインを採用しました。

 今日はその決めたデザインにそれぞれの名前を入力し実際にレーザー加工を行います。ちなみに名札は、桜の木です。少しピンクがかっていてとてもいい感じです。レーザー加工中は火災などの可能性があり危険ですので、機械から目が離せません。光が強いため、専用のゴーグルを使用しています。レーザー加工後は、やすり掛けをして角を丸くし、専用の金物を背面に取り付け、完成です。おそらくこの実習は県内初の取組みです。今後この名札を着用した、現場見学を企画します。

*建築コースでは製作物を作るだけでなく、デザインを考えたりそれをプレゼンしたりと、主体的、対話的で深い学びの実践をしています。

 

【建築コース】【WCP】Wood connect project(ウッド コネクト プロジェクト)

 建築コース3年生が水俣環境アカデミアのご支援、水俣市建具組合のものづくりマイスターの技術指導を受け、水俣市新庁舎のキッズコーナーに設置される木工製品を製作し完成させました。製作するものの企画、計画、設計から携わりました。県産杉の集成材で製作し、子どもたちが使うことを想定し、本棚やおもちゃ箱入れ、キッズテーブルの寸法や角を丸くすることなど工夫を凝らしたものになっています。本棚の天板には畳をのせる予定で見守る大人の方が座れる設計になっています。職人さんからのアドバイスはとても勉強になりました。

 新庁舎でのお披露目と子どもたちが喜んで使ってくれることを楽しみにしています。

*建築コースでは、地域貢献活動を通して建築技術向上を図っています。地域の方々と関わることで、高校時代から社会経験を積むことができます。

 

【建築コース】【WCP】中学生体験入学で建設業協会とコラボ!

 先日の体験入学では、多くの中学生の皆さんの参加ありがとうございました。建築コース見学では、建設業協会青年部の皆様の全面協力により、重機やドローンの実演及び建築の魅力についての講演をしていただきました。

 重機の実演では、協会の方がコンクリートブロックを積み木のように重ねる神業をみせ、大盛り上がりでした。また、ドローンの上空からの映像をTVモニターで見ることができるようになっており、建築の最新技術を見せていただきました。

  建設業協会青年部の皆様、ありがとうございました。

*建築コースでは、地元建設業協会と連携し、現場見学やインターンシップ、外部招聘授業などを行い、実践的な取組みを積極的に行っています。

【電気建築システム科】【WCP】津奈木中学校へ出前授業

 7月15日(木)に、電気建築システム科3年生が津奈木中学校へ出向き、技術の授業を行いました。中学2年生の皆さんが、自分で考えた木製本棚を作っているところに、電気建築システム科3年生が技術指導を行います。

 けがき(しるしの付け方)や、のこぎりの使い方を教えることで、中学生の皆さんは安全で楽しく製作しているようでした。高校生たちにとっても人に教える経験は、コミュニケーション能力の向上や自らの技術力の見直しなどたくさんの効果があります。中学生の皆さんから「楽しい」や「できた」の声を聞くと高校生はさらに技術を高めなくてはと意識が上がったようです。

 今後も出前授業を通してものづくりの楽しさを伝えることができればと思います。

*出前授業の様子は、7月17日(土)熊日朝刊のローカルワイド県南「水俣高生 技術の先生に」で紹介されました。 https://kumanichi.com/articles/317495

 

【建築コース】【WCP】1・2年生木造住宅現場見学

 先日、建築コースの1・2年生が本校近くの木造住宅新築工事の現場見学を行いました。地元工務店さんと家主さんのご協力のもと、安全面に配慮して見学してきました。

現在の木造住宅ではプレカット(工場で木材の接合部分を機械で加工したもの)が主流ですが、この現場では、大工さん自ら木を伐採した上に、手刻み(大工さん自ら接合部分を手加工したもの)してあり、とても貴重なものを見せていただきました。木材一本、一本を見極め、組み立てられている状態は、まさに適材適所です。

 生徒たちはとても興味深く見学し、大工さんにいくつも質問していました。百聞は一見にしかずですね。また、授業で学びを深め、工事が進んだところで現場見学をさせていただきます。建築コースは、地域の皆さんに支えられて、建築を学んでいます。

*写真は、工務店さん、家主さんの御理解のもと撮影させていただきました。写真・記事の転載はご遠慮ください。

 

【建築コース】【WCP】Wood connect project 2021(ウッド コネクト プロジェクト 2021)

 先輩たちの取組みを引き継ぎ、今年度も建築コース3年生は、Wood connect projectをスタートさせました。水俣市建具組合の「ものづくりマイスター」の指導を受け、木工製品の製作を行います。前回の授業までに、生徒たちは担当教師と共にアイディアを出し合い、図面を完成させていました。まずは、図面通りに木材を切断します。大型パネルソーを使い、(この機械があるのは県内建築科で本校だけ)安全で早く、正確に作業を行います。

 切断後は、墨付け(加工するために印をつけること)を、ものづくりマイスターの皆さんのご指導の下、行っていきます。プロの技術に感心しながらも、生徒自ら早速挑戦。手際よく作業を進め、予定通りに今日の分の作業を終えることができました。10月末の完成に向け、今後も作業を進めていきます。何ができるかお楽しみに!

*ものづくりマイスター制度:厚生労働省が、ものづくりに関して優れた技能、経験を有する方を「ものづくりマイスター」として認定・登録し、若年技能者への実践的な実技指導を行い、効果的な技能の継承や後継者の育成を行う制度です。建築コースでは、この制度を活用し、より実践的で効果的な授業を行っています。

【電気】プログラミングワークショップに向けて

 標記のワークショップに向けたメンター教育が、7月2日(金)水俣市環境アカデミアで行われ、電気建築システム科電気コースの1、2年生7名が参加しました。

 本ワークショップは、夏休みに開催される小中学生向けのプログラミングワークショップで、水俣高校生がメンターとして子供たちにプログラミングを教える催しです。

 メンター教育の講師は、日鉄日立システムエンジニアリングの萬谷様で、プログラミングの面白さや小学生が必ずつまずくポイント等の指導がありました。

 内容は、信号機のLED点滅やロボットカーのプログラム制御についてでした。

 参加した生徒たちは、LEDやロボットカーをプログラムで制御し、楽しんでいました。

 当日は、小学生が楽しめるワークショップになるよう頑張ってほしいです。

【建築コース】1年生木工実習~墨付け・のこびき編~

 建築コース1年生は大工さんになった気持ちで実習を行っています。2回目の木工実習では、前回学んだ墨壺を使い、墨付け(加工するための印、線)を行い、のこぎりでの切断に挑戦です。

 まず今年赴任した木工担当教師が手本を見せると、その技術に生徒たちは驚いている様子でした。その後、生徒自らのこびきをしましたが、まっすぐ木材を切断することの難しさに苦戦。怪我に注意し、適度な緊張感はありつつも、みんなで協力し、担当教師にも気軽に質問するなど和やかな雰囲気で楽しく木工ができています。何度も挑戦し、周囲のアドバイスを受け、着実に技術を向上させました。

【建築コース】【WCP】水俣市役所新庁舎工事現場見学

 先日、建築コースの2・3年生が工事現場の見学に行ってきました。建築士、現場監督、水俣市役所の方々のご厚意で、詳しく説明を受けながらの見学でした。生徒たちは、授業で学んだことに加えて、プロの方々の話を聞き、実際に目で見て、手で触れることで建築技術のすごさを体感できました。また、完成する前にしか見られない場所や、工事の様子を見て新たな学びもありました。この現場では卒業生も現場監督として働いており、生徒たちは自分たちの将来についても考えることができました。

*建築コースでは、社会に開かれた学びを展開するため、地元企業や行政と連携し工事現場見学や講話、講習会などを積極的に行っています。

 

【電気コース】工基(総合選択制)

本日、電気コースの実習(総合選択制)でLEDキャンドルライトを製作しました。

はんだ付けで基盤を作り、電池ボックスとガラスのコップをグルーガンで固定し、完成です。

中学校以来のはんだ付けに戸惑いながらも上手に作業を行っていました。

また、それが終わって、学校内の電気設備の見学に行きました。

校舎の屋上では太陽光パネルと、学校の受電設備では6600Vの引き込みをしてあるキュービクルを見ることができました。

生徒達は、普段は入ることの出来ない空間に入り、ちょっとした探検気分で楽しそうでした。

  

 

【建築コース】【WCP】産学官連携事業「木育ワークショップ」

 6月18日(金)に、水俣環境アカデミアで、木育ワークショップが開催され、建築コース3年生4名が参加しました。

 水俣環境アカデミア所長様より、昨年までや今年度の建築コースの取組みについて話をしていただいたのちに、森林施業プランナーの方より、水俣の森林や林業の講話をして頂きました。続いて、新水俣市役所庁舎の設計をされた、1級建築士の方に、新庁舎の概要について講話をして頂きました。生徒たちは、学校では学べないことを多く学ぶことができました。

 そして、今回の連携事業の目玉である新庁舎のキッズコーナーについて意見交換会を行われました。なんと、新庁舎キッズコーナーの企画、設計、製作を建築コース3年生の4名に任されたのです。意見交換会では、水俣環境アカデミア及び水俣市新庁舎建設室の方々や製作の指導をしてくださる水俣市建具組合の方々など多くの連携先の皆さんとアイディアを出し合うことができました。今後、早速設計を行い、11月の新庁舎完成に向け、キッズコーナー製作を行っていきます。随時作業の様子をお知らせしていきます。

*建築コースでは、Wood connect project(ウッド コネクト プロジェクト)や木育ワークショップなど地域の様々な方と連携し、地域貢献をしながら建築技能や知識を深める活動を積極的に行っています。

 

【建築コース】楽しい!1年生木工実習スタート

 1年生にとって、初めての木工実習が始まりました。将来は大工を目指す生徒もいて、とても意識が高いです。

第一回目は建築道具について、学びました。写真は、墨壺(すみつぼ)と呼ばれる木材に印をつける道具の糸が切れたときの対処法について学んでいる様子です。説明を受けたのち、みんなに分かるように太いロープを用いて結び方を確かめました。その後は各自で割り当てられた墨壺の糸を切り、それを結びつけています。何度か練習すると上手にできるようになりました。まず、道具の仕組みや道具が故障したり、糸が切れたりするときの対処法から学ぶと次回の実習からより道具を大切にかつ思い切り使うことができますよね。

 実習後のレポートもとても楽しかったと感想を書いてくれました。これからも真剣にそして楽しみながら知識や技術を身に付けていきましょう。次回は実際の作業内容を掲載します。お楽しみに。

 

【建築コース】2年生測量実習

 今日の建築コース2年生は、幸いにも晴天に恵まれ、トランシット測量(角度測量)を行いました。1年生で行った測量器械より格段に操作の難易度が上がりましたが、さすが2年生、何度か練習をするとコツを掴み、精度高く測量できました。

 測量器械を用いて、グラウンド上に地中梁(建物の基礎部分や地下を支えるために地中に埋められた梁のこと)を描く課題では、みんなで話し合い、座学で学んだ知識を活かして、完成させることができました。立派な建築技術者を目指してこれからも技術を磨いていきます。

*建築コースでは、教室で学ぶ座学とものづくりや実験、実習など身体を動かして学ぶ実習があり、それぞれリンクさせながら授業を行っています。

 

【電気・建築】ものづくりコンテストに向けて

今週末に行われる第18回熊本県高校生ものづくりコンテストに向けて、電気建築システム科の仲間たちが見守る中、模擬練習を行いました。

 代表の生徒は、いつもより緊張した面持ちで練習に励んでいました。

 

本番まであと少し!頑張れ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【建築コース】1年生測量実習

 建築コース1年生は、平板測量にチャレンジしています。平板測量とは、敷地の形、広さ、方位を調べることです。今日は、残念ながら雨のため、屋内での実習でした。最初は器械の取り扱い方に苦戦していましたが、みんなで協力し合い、教え合っていました。測量結果は、2班ともほぼ誤差なし。素晴らしい!入学したての1年生も、もう立派な建築技術者です。

*本コースの実習では、測量、木工、材料試験、足場組立、模型製作、CAD(コンピューターを使った図面書き)など幅広く、建築技術を学ぶことができます。