活動の記録

カテゴリ:電気建築システム科

【電気コース】「二小っ子フェスティバル」in水俣高校

水俣第二小学校からの依頼でスタートした取組で、水俣高校の各学科の生徒が日ごろの学習活動で得た知識や技術を使って、小学生の体験学習をサポートするという企画です。

第1弾は、12月3日(火)に商業科→6年生へ、電気コース→4年生に対して体験学習を行いました。

 

 

電気コースでは、体験①:「スクラッチでキャラクターを動かそう」と体験②:「電気工事をやってみよう」の2つのテーマを体験してもらいました。

 

体験①:「スクラッチでキャラクターを動かそう」

小中学生向けプログラミングツールの「Scrach(スクラッチ)」を使って、プログラミング体験をしてもらいました。プログラミングによって、猫のキャラクターを動かしたり、図形を描いたり、音を鳴らしたりする内容でした。子供たちは高校生の説明を聞きながら、一つ一つプログラムを組み立て、思い通りにキャラクターを動かすことができました。

「家でもやってみたい!」「毎日プログラミングの授業が受けたい!」など、子供たちから嬉しい感想を聞くことができました。指導した高校生も、これまでの学びをいかして地域の子供たちに喜んでもらうことができ、充実感や達成感を得ることができました。

 

体験②:「電気工事をやってみよう」

照明をオンオフする簡単な屋内配線工事の単位作業を、実際の電気工事で用いる材料や工具を使って小学生に体験してもらいました。子供たちは、工作ができるため興味津々で、高校生のサポートを受けながらケーブルをワイヤーストリッパーで切ったり、剥いたりしていました。一番苦戦していたのは電線の相互接続で、リングスリーブを使った圧着接続の工程でした。小学4年生なので頑張って圧着ペンチを握り締めてもなかなか最後まで圧着することができず高校生が助けていました。完成後に、安全を確認しながら導通テストを行いました。子供たちは、自分で作った回路のスイッチを押し、照明が点灯したとき大喜びで歓声を上げていました。今回の回路は簡単なものでしたが、使う材料や工具、作業工程は電気の工事現場と同じもので、ちょっとしたお仕事体験をした子供たちは少し誇らしげに見えました。また、高校生も電気工事士の資格取得で練習した技術を子供たちに指導する経験をとおし、声掛けや表現力、相手を思いやる力などたくさんのことを学んでいました。

 

第2弾は、1月21日(火)、23日(木)に建築コースが6年生対象に木材加工の体験学習を行います。

【電気コース】企業見学に行きました

12月2日(月)に、水俣・芦北地域高校生就職支援事業の一環で、電気コース1、2年生が企業見学に行きました。

見学先は、水俣市の河村電器株式会社と菊池市の日本電子材料株式会社の2社です。

 

〇河村電機株式会社

 午前中は、河村電器さんでキュービクルの製造工程を見学しました。2年生は、全員が第一種電気工事士を受験し、高圧受電設備(キュービクル)の学習をしていますが、本物の設備や装置を見るのは初めてで興味深く見学していました。また、河村電器さんは本校の卒業生や保護者の方がたくさん働いておられ、水俣高校とかかわりの深い企業様です。

 

 

 

〇日本電子材料株式会社

午後から、菊池市にある日本電子材料さんで、半導体回路の検査に使うプローブカードの製造工程を見学しました。製造工程は自動化されている部分や手作業で細かい部分の手直しをされる工程などがあり、生徒たちは信頼性の高い製品を作ることの大変さを実感しました。

 

 (工場内は写真NGのため、全体講義のみです)

【建築コース】【WCP】和紅茶販売台贈呈式

 本日、建築コースが昨年度から取り組んできた探究活動の産学官民連携Wood Connect Projectで製作した木製和紅茶販売台を、道の駅ミナマータ新水俣駅店の館長様へ贈呈をさせていただきました。

 生徒たちは、館長様が抱えていた販売台の課題を解決するため、様々な実践や工夫を重ねました。まず、現地を訪れ取材し具体的な要望を深く理解し、それを反映させることを心がけました。次に、水俣環境アカデミアのご支援のもと、林業者の方に講師をしていただき、水俣の山の課題について学びました。さらに、実際に山に入り、山の現状や伐採方法を学び、伐採した木材を材料として寄贈していただきました。次に、建築士会水俣芦北支部青年部よりプレゼンやプランニング技術を学びました。その後のコンペでは、それらを活かし、クラスメイトと協力して、館長様のご要望に応えるべくアイディアを出し合いました。水俣の特産である和紅茶が、木のぬくもりを感じ、建具技術の美しいデザインによって映えるように設計しました。製作にあたっては、水俣市建具組合ものづくりマイスターのご指導のもと、高い木工技術を学び、たくさんのアドバイスのおかげで、3年間磨いた木工技術をさらに高めることができました。

 贈呈式では、本校生徒の製品紹介及び贈呈者代表挨拶、水俣市建具組合ものづくりマイスターの方より、実技指導について生徒への講評、水俣環境アカデミア所長より生徒たちへねぎらいの言葉を頂きました。ミナマータ館長様からは、想いが形になる建築の素晴らしさ、そして水俣の和紅茶生産者の方へ想いを伝えたいと言っていただきました。そして、最後にプレートを関係者みんなで釘打ちを行いました。

 生徒たちは充実感に溢れる表情をしていました。ぜひ、みなさんも新水俣駅に作品を見ていただき、たくさんの素晴らしい水俣の特産物を知っていただければと思います。関係者の皆様本当にありがとうございました。

Wood Connect Project2024

〜水俣の山林から学び、活用し、守る地域貢献で自然と建築技能の伝承〜

産 業:合同会社Wood one:伐採実習、木材提供

    建築士会水俣芦北支部青年部:設計講話 プレゼンやプランニング技術指導

    水俣市建具組合:木工、建具技術指導

学 校:熊本県立水俣高等学校電気建築システム科建築コース:3年生9名

官公庁:水俣市地域振興課水俣環境アカデミア:生徒への学習支援、探究活動助言

民 間:道の駅ミナマータ新水俣駅店:依頼者

 

【建築コース】2年生外部招聘左官工事体験会

 11月18日(月)の午前中建築コース2年生の実習において、有限会社溝口工業の溝口様とその若手社員2名の方々により、左官工事体験会が行われました。本校OBでもある溝口様には、毎年インターンシップを受け入れてくださっており、今年度は建築コース2年生2名がお世話になりました。その縁もあって、今回生徒たちに無償で体験会を実施してくださることになりました。

 体験会では、ごみ集積所前の道路の砂利部分に水たまりができており、段差もあることからそこを修繕するために、土間コンクリート打設とコテをつかって、表面をきれいにする作業を教えていただきました。生徒たちは、様々な道具を使ってきれいにする技術はもちろんのこと、そのテキパキとしたスピード感に驚いていました。また生コンを一輪車で運んだり、バイブレーションで振動を与え、生コンを均一にするなど、初めての作業も経験できました。次に土間コンクリートが硬化する間に、実習室に移動し土壁塗り体験をしました。若手職人の方々が垂直の壁に素早く丁寧に土壁を塗っていきます。生徒たちも真似てみますがなかなかうまくいきません。ただ、インターンシップで体験した二人は、上手に塗ることができていました。その後も時間いっぱいまで、職人さんにアドバイスをもらいながら積極的に技

術を磨いていました。

 左官工事体験に加え、学校の営繕作業もでき、とても充実した1日となりました。溝口工業の皆様、本当にありがとうございました。

【建築コース】【WCP】優秀賞受賞~専門高校生徒の研究文コンクール~

 11月14日(木)に熊本学園大学において、建築コース3年生が令和6年度専門高校生徒の研究文コンクール熊本大会で優秀賞(櫻井精技賞)授賞式に参加してきました。

 建築コースでは、Wood Connect Projectのメンバーである、水俣環境アカデミア、地元林業者のWood one、水俣市建具組合ものづくりマイスター、建築士会芦北水俣支部青年部などと連携して、高校生が建築の技術や技能を通して、地域の課題解決を図る取り組みを行っており、その成果が評価されました。これも連携先の方々のご支援のおかげです。ありがとうございます。

 この受賞を励みに、引き続きプロジェクトを進めていきます。 

令和6年度専門高校生徒の研究文コンクール熊本大会 優秀賞(櫻井精技賞)

Wood Connect Project

~水俣の山林から学び、未来を担う建築人に自然と技能を伝承する~

【建築コース】厚生労働省つなぐ化事業による現場見学会

 11月12日(木)の午後に建築コース1・2年生が現場見学を行いました。今回は、厚生労働省による建設業若年者理解・定着促進事業によるもので、地元企業の方々のご支援のもと、実施することができました。
 初めに、株式会社坂口組さんの水俣病資料館増設工事現場を見学させていただきました。現場責任者の方から、工事の概要や進捗状況、構法や工事での注意点など、実際に見て、話を聞くことで、学校では学べないことを体感することができました。その後、研修室に移動し、発注者である水俣市役所の担当の方から行政の業務について講話をしていただきました。さらに、設計者の方から、設計のコンセプトや配慮したこと、仕事の内容などを教えていただきました。
 次に、立尾電設株式会社さんの施設へ移動し、そこでは建築用3Dプリンターを見学しました。全国でも数少ない最先端の建築機械を見学させてもらうとても貴重な機会でした。すぐに成形されるモルタルの配合やデータの入出力方法など、興味深く見学していました。
 このように、建築コースでは地元企業や行政からの支援を受けて、社会に開かれた実践的な学びを実施していきます。関係者の皆様、ありがとうございました。

「つなぐ化」事業

https://tsunaguka.mhlw.go.jp/

【電気コース】半導体産業 産学ミートアップに参加しました

 10月30日(水)に、「ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング㈱鹿児島TEC」で行われた、「半導体産業産学ミートアップ」に、電気コース3年生の5名が参加してきました。半導体関連企業、さらに大学生、高専生、高校生が参加し、ワークショップなどを通して交流を深めました。

 「10年後のデジタル技術について想像する」というテーマでワークショップが行われ、企業の方、他校の生徒とチームを組み、意見を交わしました。最初は緊張の面持ちの5名でしたが、手を動かしてものを作ったりする中で、活発に意見交流ができるようになりました。『ブランド品の贋作を見破る眼鏡』や、『映像を視野に表示するARコンタクトレンズ』などユニークなアイデアが生まれていました。最後には、各チームの代表が、このワークショップを通じて想像した「10年後の世界・日本の姿」や、「10年後の自分の姿」について発表しました。

 AIやARなどのデジタル技術が発展していく一方で、それを使いこなす私たちの倫理観や、変わりゆく社会への適応力などが求められることを実感しました。

 半導体製造の現場見学もさせていただき、大変良い学びとなりました。貴重な時間をありがとうございました。

【半導体人材育成事業】アスカインデックス半導体研修(電気建築システム科2年6組)くまモンの取材もあった!

1010月31日(木)に、株式会社アスカインデックスで半導体研修を行いました。

電気建築システム科2年6組(22名)は、昨年アスカ社1回目の研修でクリーンルーム体験等を受けており、今回は2回目の研修でした。内容は、半導体製造装置の真空引きと、真空漏れ(リーク)のチェック、補修作業の体験です。

半導体製造装置は内部を真空にした状態で製品を製造しており、真空漏れ(リーク)は製品のばらつきや不良品につながるため、リークチェック、補修作業は重要なメンテナンスメニューとなっています。

研修では、コンプレッサーでチャンバー(製造装置)内の空気を抜き、真空状態にした後、装置の各バルブ付近からリークしていないかヘリウムガスを吹きかけ、チェッカーで確認する作業で、生徒たちは2~3人一組で行いました。

バルブを閉めているネジのゆるみ等でリークを起こすため、正確にリーク箇所を探すことと、発見した箇所のネジを規定トルクで均等に締め増しすることが重要ですが、このネジの締め増し作業が生徒達には難しく、締めてもリーク箇所を補修できない生徒がいました。工具の使い方やネジ締め方向、複数あるネジの均等な締め方など、シンプルな作業ですが奥が深く、生徒たちは良い経験になったと思います。

また、今回の研修と新学科「半導体情報科」について、テレビの取材を受けました。

半導体情報科では、アスカ社をはじめ県内の様々な企業の協力を得て、体験型学習をとおし、半導体関連産業で即戦力となる人材の育成を目指していきます。

 

【建築コース】【DXP】建設DX推進プロジェクトクロージングセッション

 本日は、ジョウ所長にお越しいただき、建築コース3年生に3時間、出来形管理について、講義を行っていただきました。今回も分かりやすく、ICT機器など最先端技術を紹介していただきながら、就職や進学を控えた生徒たちに、技術者や社会人としての心構えを教えていただきました。熱のこもった授業に生徒たちは刺激を受け、熱心にメモを取っていました。また、芦北振興局土木部課長及び建設業協会芦北支部の方々も参加していただきました。

 最後に、産学官が勢ぞろいして、ジョウ所長がMCとなり、クロージングセッション(意見交換会)を開催しました。生徒たちがDXや仕事についてなど、ジョウ所長や企業の方々に質問し、それに対して回答やアドバイスをたくさんしていただきました。時間が足りないほどセッションが盛り上がり、関係者の方々から生徒たちへ期待や激励の言葉を多くいただきました。

 プロジェクトに関わっていただいている皆様、本当にありがとうございます。

【ジョウ所長の土木技術者サポートチャンネル】

https://www.youtube.com/@dobokusuppurt_johyo7

 

 

 

【建築コース】【DXP】ドボ・シティカードゲームに挑戦!

10月23日(水)の建設DX推進プロジェクト授業の際、ジョウ所長よりドボ・シティを寄贈していただきました。早速、本日の専門教科の時間に3年生がやってみました。

ドボ・シティは、土木学会会長特別プロジェクト魅力ある土木の世界発信小委員会の監修、新庄砕石工業所が製作されたもので、ジョウ所長もそのプロジェクトに関わっておられます。

 インフラを発展させると街が発展するという分かりやすいルールの中に、災害が発生すると街がダメージを受けるという現実、土木の力により、被害を軽減・復旧が可能であることを学ぶことができるカードゲームです。

 生徒たちは、ルールを理解し、仲間と話し合い、災害に強く、発展する街づくりを目指して、楽しみながら様々なことを学ぶことができたようです。

 ジョウ所長、ありがとうございます。

ドボ・シティの遊び方等の説明は下記URLをご参照ください。

https://committees.jsce.or.jp/2023_Presidential_Project01/node/26

【ジョウ所長動画】

水俣高校建設DX講演会前編 https://youtu.be/z79wZlklvSo?si=0loPjZw_m2L9PxW1

           後編 https://youtu.be/1zIc4cmnswY?si=hgBejKEVdimwmAr0

    はじめての現場所長 https://youtu.be/K8EV3ug4ueU?si=C2oV5eGoy97TnDr2

【建築コース】【WCP】~Wood connect project~ものづくりマイスター招聘授業

 今日はWood connect project2024道の駅ミナマータ新水俣駅店の木製販売台製作実技指導の最終日でした。いよいよ組み立て段階になり、生徒たちは積極的かつ楽しみながら作業を行いました。今日で完成とはいきませんでしたが、多くのアドバイスやマイスターの動きから学び取り、自分のものにしていきました。

 最後に、マイスター及びアカデミア所長からの講評及び激励の言葉をいただき、生徒たちも全員が一人ずつ、今回の活動で得たもの、気づき、そして感謝の言葉を述べました。完成に向けて、今後は生徒のみで製作を行なっていきますが、マイスターの教えを胸に、丁寧に仕上げていきます。

 

【建築コース】【DXP】2年生第2回建設DX推進プロジェクト授業

 10月23日(水)の午前中、2回目の建設DX推進プロジェクト授業でした。今回は株式会社KAWATSUの3名の講師の方に加え、技術顧問の条谷様(ジョウ所長 6月の水俣高校講演会動画 https://youtu.be/z79wZlklvSo?si=0loPjZw_m2L9PxW1)、日立建機株式会社からも講師としてお越しいただきました。また、芦北振興局土木部、地元建設業協会からも参加していただき、多くの大人の方に見守られながら、意識高く授業を受けていました。

 1限目はジョウ所長からICT施工概論について、2限目はグラウンドでICT機器を使用した丁張及び丁張レス施工、最後に3限目は日立建機のICT建機について学びました。先進的なICTによる省人化や生産性向上を実際に体験し、生徒たちは自分たちが今身に付けるべき知識や技術を理解したようでした。

 ご支援いただいた多くの方々に感謝し、今後も立派な技術者を目指して頑張ります。

 

【建築コース】【WCP】~Wood connect project~ものづくりマイスター招聘授業

 9月27日(金)から、Wood connect project2024道の駅ミナマータ新水俣駅店の木製販売台製作に製作がスタートし、10月11日、18日と順調に作業が進んでいます。組子の墨付け、加工、組立てを中心に行いました。複数の材料をまとめて加工することで精度を高めることや、刃物や機械の正しい使い方を学ぶことができました。プロの手際のよさと、木材加工理論に驚きながらも、今までの経験や知識をフル活用して、わからないことを積極的に質問するなど、使ってもらう人のことを考えながら、丁寧に作業を進めることができています。

 まさに「ものづくりは人づくり」生徒たちは、専門力に加え、人間力を向上させています。

【建築コース】【DXP】2年生建設DX推進プロジェクト授業

 10月7日(月)の午前中、建設DX推進プロジェクトの2年生への1回目の授業でした。株式会社KAWATSUより2名の講師の方にお越しいただき、CAD室で「三次元設計データ作成」について授業していただきました。三次元設計データの利用に関する具体例や活用におけるメリット、注意点などを学ぶことができました。その後は、三次元ソフトの操作練習を行い、講師の方より座標測定の演習を行いながら操作しました。

 生徒たちは、JWCADの操作ができることもあり、戸惑いなく操作できていました。また図面を読む力も活用し、演習に対しても対応できていました。そして何より講師の方の分かりやすい資料や説明のおかげで理解を深めることができました。次回は、グラウンドでICT機器を用いての測量実習です。講師の皆様、ありがとうございました。

【建築コース】【WCP】~Wood connect project~ものづくりマイスター招聘授業

 9月27日(金)から、Wood connect project2024道の駅ミナマータ新水俣駅店の木製販売台製作がスタートしました。今年も2月に生徒自らが伐採した木材を製材所で製材し、乾燥期間を経て、いよいよ加工がスタートしました。実技指導をしてくださるのは、今年度も水俣市建具組合ものづくりマイスターの皆さんです。厚生労働省に認定された木工建具ものづくりマイスターは熊本県に4人しかいません。そのうちの3人が、建築コースに指導していただく水俣市建具組合の方々です。皆さん、ありがとうございます。

 生徒たちは、マイスターの手本を見て、高い技術力を目の当たりにしながらも、今まで学んできた知識や身に付けてきた技能を発揮し、良い製品づくりを行っています。

 今月末の文化祭で展示を目標に、来月の納品に向けて、みんなで協力して作業を進めていきます。

【建築コース】【WCP】建築コース2年生中学校出前授業

 9月12日(木)水俣第一中学校の1年2組の技術(木工)の出前授業を実施しました。今回初めて建築コース2年生が講師役を務めました。はじめは、指導をするのもぎこちなかったのが、生徒たちは木工実習や製図で身に付けた技術や知識を活かして、手本やアドバイスをしていました。時間が経つにつれて、積極的にアドバイスできるようになり、中学生を上手にリードしていました。

 高校で教わったことを活かして、教える側になったことで、新たな気づきや学びがあったようです。来週17日(火)に1年1組の交流授業を実施する予定です。生徒たちは、様々な経験から、建築技能を始めとする様々な能力を獲得しています。


 

【電気建築システム科1年生】企業見学会

 9月10日に、電気建築システム科1年生が熊本市東区平山町の株式会社ランベックスジャパンのプレカット(建築用木材の機械加工)工場と藤永・山口・平松建設工事共同企業体(JV)が八代市に建設中の(仮称)新開消防署庁舎建設工事の現場見学をしました。

 1年生にとっては初めての見学会で、企業の方々の説明を熱心に聞きながらメモをとり、わからないことは質問をしていました。

 企業の方々がとても丁寧に説明をしてくださり、ありがとうございました。生徒たちは、普段なかなか見ることができない工場や建設工事現場を体験することができとても貴重な経験になりました。

【建築コース】【DXP】体験入学で建設業協会とコラボ~重機&ドローン~

 7/26(金)の中学生向け体験入学では、建設DX推進プロジェクトで、ご支援いただいている熊本県建設業協会芦北支部青年部の皆さんが、高校生と一緒に建築コースをアピールしていただきました。

 建築コース実習棟前で、ショベルカーのデモンストレーションで操作技術の高さを、ドローン飛行で最新の測量や調査の方法を見せてくれました。建設業のPRのあとには、実際に操作もしてもらい、中学生の皆さんにも楽しんでもらえたようです。熊本県建設業協会芦北支部青年部の皆さん、ありがとうございました。

 

【電気コース】電気工事材料のご寄贈について

7月29日(月)に水俣芦北電気工事共同組合様より電気工事材料を寄贈していただきました。

水俣高校電気建築システム科電気コースでは、第一種及び第二種電気工事士を全員受験、全員合格し、卒業することを目標に取り組んでいます。筆記試験をパスした生徒たちは、実技試験の練習で電線材料を大量に使用します。

近年、電線、ケーブル類の価格が高騰し、資格取得を希望する生徒たちの負担も大きくなっている中、電気工事組合様からのケーブルのご寄贈は大変有難く、生徒、職員一同大変感謝しております。

当日は、水俣芦北電気工事共同組合理事長で興南電気株式会社 代表取締役 平松大祐様が社員の方と来校され、VAケーブル8巻を寄贈していただきました。

生徒たちの実習や資格取得の指導のため、大切に使わせていただきます。本当に有難うございました。

 

生徒を代表して電気コース2年元田隼人君がケーブルを受け取り、お礼を述べました。

【建築コース】【WCP】中学校へ技術の出前授業を行いました

 先週の水曜日の午前中に、水俣第一中学校1年生の技術の時間に、本校建築コース3年生がうかがって、木工の実技指導を行いました。中学生の皆さんは、積極的に活動してくれました。それに応えて建築コースの生徒たちも身に付けた技術や知識、さらにはコミュニケーションを発揮し、安全かつ手際よく加工のお手伝いをさせていただきました。

 習う側、教える側双方にとって、様々な学びやいい経験になったのではないでしょうか。2学期以降も出前授業を行います。中学生のみなさん、ありがとうございました。