学校生活

学校生活

令和5年度第1回防災避難訓練

 生徒や職員が災害発生時において「自らが何をするべきか」を考え災害に対処することができるような判断力と知識の向上を図る機会として、4月21日に今年度第1回の防災避難訓練を実施しました。1年生にとってはまだ慣れていない校内の避難経路を確認する意味もあります。

 「14:55に緊急地震速報アラームと同時に、震度6弱の地震が発生。校内の2カ所が崩壊し、今後余震や被害拡大の可能性があるため、全員グラウンド中央に避難する。」という想定で実施しました。

 授業が終わる寸前に地震の発生アラームがなりました。

「しゃがむ→もぐりこむ→揺れがおさまるまで待つ」の安全確保行動をとります。

避難を促す緊急の非常放送と先生の指示に従い、頭部を守りながら避難場所のグラウンドに向かいます。

 実習や体育の授業があっていた校内の各場所から、生徒たち先生たちが避難し整列し点呼がおこなわれ、災害本部長である校長先生に「避難完了」の報告がされていきます。迅速に避難が完了しました。

 その後、校長先生から避難訓練についての講評がありました。ご自身の熊本地震や人吉での豪雨災害の体験をまじえて、災害に対する日頃の心構えや判断力の大切さをお話になりました。

 災害には台風や大雨などある程度の予測がつくものと、地震のようにいつ起こるかわからないものとあります。万が一災害が発生しても、落ち着いて自分の命を守ることができるような判断や行動がとれるように、備えや心構えを持っておきたいと訓練をとおして思いました。

 

 

歓迎遠足

 鹿本町の「一本松公園」を目指して歩く、歓迎遠足を実施しました。天候はあいにく雨の予報でしたが、生徒会からの諸注意の後、出発しました。

 道中、美化委員を中心に清掃活動も行いました。

 

一本松公園ではつつじがきれいに咲き、曇ってはいましたが、山鹿市の景勝である不動岩もきれいに見えました。

 全員到着の後、まずは全体で教頭先生のお話を聞きました。その後、防災主任の原口先生から、熊本地震の話を聞き、全員で7年前の熊本地震の犠牲者の方に黙祷を捧げました。

 その後は朱団と蒼団にそれぞれ分かれ、結団式と各団でのレクリエーションなどで交流を深めました。

(朱団の様子)

(蒼団の様子)

 その後、各科に分かれての交流を予定していましたが、各団での交流の途中で雨が強くなり、学校に帰ることになりました。

 最後まで楽しむことができずに残念な結果にはなりましたが、わずかな時間ではあるものの商工生たちは広々とした一本松公園の中で、のびのびと活動していました。クラスだけでなく各科・各団での先輩後輩そして先生方との交流も楽しんでいました。

 

科集会・学年集会

科集会を実施しました。生徒が進行をして、各科の詳しい説明や自己紹介がありました。

その後、各学年での学年集会を実施しました。

科における学年を超えた関係と科を超えた横の連携、どちらも大切にする高校生活になります。

 

 

対面式

 4月11日には対面式がありました。新入生と2・3年生が初めて対面する会で、新入生を歓迎し2・3年生と親睦を深めるきっかけになる会でもあります。校長先生のあいさつ、生徒会長のあいさつ、新入生代表のあいさつの後、3年生の各科の代表が科の紹介をしました。また、各科の1年生の代表が高校生活への抱負を述べました。最後に2年生から新入生に記念品の贈呈がありました。新入生は少々緊張しているようでしたが、やさしい2・3年生の先輩たちにわからないことをたくさん質問して、早く鹿本商工での高校生活に慣れてほしいと思います。

第56回入学式

 4月10日午後から、第56回入学式が挙行されました。藤本校長先生から112名が入学を許可されました。

 来賓からの祝辞、祝電を賜り、新入生代表が宣誓の中で充実した高校生活を送る抱負・決意を述べました。

 式後には担任をはじめとした職員の紹介の後、同窓会の入会式があり、井上同窓会長からの歓迎の挨拶をいただきました。

 1年生のみなさん、入学おめでとうございます。 

 これから鹿本商工高校で学習や行事、部活動に取り組み、多くの友人や先輩たちとともに充実した3年間を過ごされることを願っています。

1学期始業式

 新転任式に続き、1学期始業式を行いました。校長先生から「進取果敢~成長に向けた考動~」の今年度のスローガンが提唱され、自ら考え判断して動くように学校生活に取り組んでほしいというお話がありました。

 式後には3年2年1年の担任紹介、主任主事の紹介があり、教頭先生から紹介があるたびに、歓声・拍手・驚きの声など生徒たちの様々な反応がありました。

 その後、教務部・進路部・保健部・生徒指導部の各部の主任主事の先生から、新学期を迎えるにあたっての心構えや目標などの話がありました。

 令和5年度がスタートしました。生徒・職員一丸となって今年度もがんばっていきましょう。

 

 

新転任式~ようこそ鹿本商工へ~

4月10日から令和5年度が始まりました。

まず、4月から本校に赴任された11名の先生方の新転任式がありました。

藤本校長先生から各先生方の紹介があり、代表して後迫泉教頭先生があいさつをされました。また、生徒会会長の鈴木咲良さんが歓迎のことばを述べました。11名の先生方、どうぞよろしくお願いします。

転・退任式

 3月29日に退任式が行われました。令和4年度(2022年度)末定期異動により、12名の先生方が転任なさることになりました。一人ひとりの先生方が、商工生に対して熱いメッセージを贈ってくださいました。また、体育館の後方には今年の3月1日に卒業された先輩たちも、先生方にお別れをしにいらっしゃっていました。

 12名の先生方、大変お世話になりました。これからのご健康とご多幸をお祈りし、新天地で益々ご活躍になることをお祈りします。

 

 

山鹿市企業ガイダンス

山鹿市企業ガイダンスㇸ参加してきました。

生徒たちは新型コロナウィルス感染症の影響でこれまでの企業説明会はオンラインのみで初めての対面でのガイダンスとなりました。

みんな各ブースを回り、真剣に話を聞いていました。

第1回熊本スーパーハイスクールKSH全体発表会 ~県立高校学びの祭典~

期日:令和5年(2023年)3月4日(土)
場所:グランメッセ 

 熊本県下すべての県立学校で探究活動に取り組み、その成果を発表する場として、3月4日にグランメッセにて全体発表会が行われました。
 本校からは、
(1)ポスター発表
(2)シナジーシステム(株)様とのコラボレーション実習取り組み紹介
(3)ロボット実演・体験コーナーの設置
(4)味千ラーメン様とコラボ開発した「商麹ラーメン」のキッチンカーでの販売
(5)企業とのコラボ開発した「カモトショコラ」「ちょこ福」販売
等、多数の発表の場を設けさせていただきました。

 

味千ラーメン様とコラボ開発した「商麹らーめん」
のキッチンカーでの販売です。(写真奥)
当日は大好評で、すぐに完売となりました。
今までコロナ禍のために対面での販売実習等も
制限されていたため、この日は生徒達にとっても
大きな学びになったことと思います。

企業とコラボ開発した商品の販売です。

・「洋菓子店パティスリーのなか」様との開発商品
 「鹿本商工ら(カモトショコラ)」200円

・「菓子工房たかくら」様との開発商品
 「ちょこ福」100円

ポスターセッションの様子です。
これまでに商業科と工業科がタッグを組んで
取り組んできた様々な地域貢献や本校の魅力
発信について発表をしました。
ポスターの前には、レーザー加工機や3Dプリンタ
を使用して製作した様々な加工物を展示しました。
シナジーシステム(株)様とのコラボレーション
企画で、産業用ロボットの実演を行いました。
当日は子供でも楽しめるようなクレーンゲームの
プログラムを組み込んでいただきました。
ボタン操作で簡単にロボットアームを操作できます。
上手にオブジェを掴んでかごに入れれば景品GETです!
操作方法は高校生が優しく教えてくれるし、
どんなに乱暴な操作をしても床や壁に当たらないような
リミットがかかるプログラムが組んであるので安心です。
そのようなプログラミングの技術も鹿本商工で
習得することができます。
今回は、シナジーシステム(株)様の協力で
産業用ロボットの展示をしていただいたのですが、
鹿本商工高校にも同じ実習ロボットがありますので、
電子機械科の生徒たちはこの高価な装置を使った
勉強をしています。プログラム次第でコーヒーを
注ぐ動作をさせるなど、様々な動作をさせることが
できます。
鹿本商工で製作した自律ロボットの実演です。
スタートさせると自動で車庫から出て行って、
リンゴの木(ピンポン玉と塩ビパイプ)を
収穫して出荷台に並べ、自動で車庫まで
戻ってきます。今年のアイデアロボット県大会で
3位入賞しました!
この日も絶好調で、パーフェクトな動作をしていました。
仕組みについて説明をしている様子です。
鹿本商工高校では、工業系の部活動で
ガッツリとロボット製作に打ち込むことが
できます。皆で分担して一つのロボットを
製作し、プログラムを組み込んで、
思い通りの動作をした時は感動ものです。
こちらはリモコン操縦ロボット体験です。
高校生が製作したロボットを操縦して、
コアラのぬいぐるみを上手につかんで
カゴに入れるまでを体験します。
皆、やり方を少し教えるだけで
すぐに上手に操縦していました。
記念撮影です。
当日は、生徒も大勢参加してくれました。
朝からずっと来場者の対応をしていただき、
ありがとうございました。
また、今回のような機会を与えてくださった
熊本県教育委員会をはじめ、商工の出展に
協力いただきましたシナジーシステム(株)様、
味千ラーメン様に心より感謝いたします。