上天草高校の『いま』をお伝えします
令和2年度福祉科実習始め式
いよいよ福祉科の生徒の実習が始まります。
7月20日から始まる3年生の「形態別介護実習」を皮切りに、福祉科の生徒の現場実習が始まります。
本日は、実習生の実習始め式が行なわれました。
式の冒頭、校長先生より挨拶をいただきました。
「福祉」という2文字には「その人にとって望ましく、ありがたいこと」という意味があるそうです。今回の実習では、利用者様との触れあいの中で、相手のことを幸せにする手助けを考え、行動して欲しいと、実習生の生徒へ、激励の言葉が贈られました。
次に「誓いのことば」では、各学年の代表者から実習に向けた目標について発表がありました。
1年福祉科を代表した森さんからは、福祉を学び始めて日も経たず、初めての実習で期待と緊張で一杯ですと今の思いを語りました。施設の一日を体験しながら、福祉に携わる仕事の様子を学びたいと抱負を語りました。
2年福祉科地域福祉類型を代表した岩永君は、二度目の実習となります。先日から受講している「介護職員初任者研修」の実習として介護老人保健施設にお世話になります。研修で学んだ基本的な知識を生かしながら、より専門的な技術を高めたいと意気込みを語りました。
2年福祉科介護福祉類型を代表したのは松本君。「基礎介護実習」を学ぶために介護老人福祉施設でお世話になります。一年次の福祉体験実習で意識した「気づき」の観点から、今回は「根拠ある援助」を実際の場で学び、3年生になってからの形態別介護実習に結びつけたいと目標を語りました。
3年福祉科介護福祉類型を代表した杉本さんは、日頃の授業で学んだことや実習の中で身につけた知識や技術、介護家庭を実際に展開し、課題解決に向けた具体的援助の実践を目指したいと力強く誓ってくれました。また、実習生として謙虚な姿勢を忘れず、積極的な自己研鑽に努めることを誓いの言葉としました。
コロナウイルスの影響で実習が行えるのか不安でありましたが、地域の施設の方々のご理解とご協力によって、今年度も実施することができます。
生徒の皆さんには、多くの方々の思いを忘れず、しっかりと実習に励んで欲しいと願います。
○3年福祉科介護福祉類型『形態別介護実習』
実習生...3年福祉科介護福祉類型生徒5人
期 間...令和2年7月20日~8月6日(土日祝日を除く)※うち10日間
○1年福祉科『福祉体験実習』
期 間...令和2年9月4日~9月16日※うち8日間
○2年福祉科地域福祉類型『介護職員初任者研修(実習)』
期 間...9月4日~9月14日※うち6日間
○2年福祉科介護福祉類型『基礎介護実習』
期 間...8月18日~9月14日※うち16日間
高校生特派員vol.20
先日紹介いたしました広報上天草の「高校生特派員」。
広報上天草令和2年7月号に「高校生特派員vol.20」が掲載されました。
今回の特集は、上天草高校ならではの学校設定科目である「K#Amax」の紹介です。
「K#Amax」と書いて、「ケイエイマックス」と読みます。
K#Amaxでは、上天草高校の生徒が地元の課題を解決するためのビジネスプランを開発することを目指す「起業家教育」に取り組んでいます。
地域の課題を知るために、地域の専門家の方からお話を伺ったり、地域住民の方々と話し合いの機会を設けたりと、この授業ならではの特徴があります。
地域の皆さん。私たちと一緒に困りごとを解決していきませんか。
※高校生特派員vol.20をはじめ、上天草市の情報満載の「広報上天草」は、上天草市ホームページに掲載されています。
3年生個人写真撮影
履歴書用の写真撮影と卒業アルバム用の個人写真撮影が行なわれました。
まず1巡目は、証明写真撮影です。
就職希望の生徒の履歴書に必要なのが証明写真です。
冬服に着替えての撮影です。
前髪が眉にかかっていないか。
ネクタイが曲がっていないか。
リボンが斜めになっていないか。
など、生徒たちは鏡で確認、お互いで確認し合っていました。
2巡目は卒業アルバム用の写真撮影です。
学校生活の思い出をのこすのが卒業アルバム。
たくさんの笑顔で作り上げたいのですが・・・
緊張のせいかなかなか笑顔が出てこない様子。
カメラマンさんも、いろいろと声をかけながらの撮影だったようです。
地域協働だより第4号
本校が取り組んでいる「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(地域魅力化型)」。
カリキュラム開発等専門家の元田先生による『地域協働だより第4号』が発行されました。
事業の内容やねらいについて紹介しています。
地域の皆様へ活動の様子を紹介するとともに、全国へ上天草高校の活動の様子を発信していきたいと思います。
人権教育LHR
7限目のLHR。全学年で人権教育LHRが行なわれました。
1年生のテーマは「仲間づくり」。
より良い人間関係を築くために、携帯電話やスマートフォンの使用についてどのようなことに気をつけなければならないかを考えます。
2年生のテーマは「自分らしく生きるために~異性愛や同性愛について考えよう~」。
性的指向や性自認のあり方について理解し、性的マイノリティの人々の存在を知ることや、お互いを尊重し合うことの大切さ、支援のあり方について考えを深めます。
3学年では「よりよい社会の形成者になるために適正な採用選考から考える」。
就職差別の実態を踏まえ、「言わない、書かない、提出しない」の取り組みについて考えます。
就職活動が本格化。頑張れ3年生!
本日は期末考査最終日。
生徒たちは最後の最後まで頑張っていました。
期末考査も終了。
明日は7月1日。
高卒採用をおこなう企業の求人情報解禁の日になります。
いよいよ就職活動が本格化します。
3年生は体育館で学年集会を行ないました。
進路指導部長の先生より、求人情報解禁の日について説明をしていただきました。
コロナウイルスの影響で、どの企業も採用意欲が減退するのではという不安があります。
そのなかでも、夢実現、進路実現のために努力していかなければなりません。
例年にはない緊張感と不安があるでしょう。
先生達は皆さんの進路実現のためにサポートしていきます。
一緒に頑張っていきましょう!
進路指導部長の先生から、最新の進路情報のお話しがありました。
真剣に話に聞き入る生徒たち。一緒に夢実現に向けた頑張ろう!
地域起業研究~アイデアの発想~
本日は「商品コンセプトの立案」について学びました。
商品コンセプトのキーワードは、「ターゲット」「シーン」「ベネフィット」です。
ターゲット:誰が使うのか
シーン:どのような場面で使われるか
ベネフィット:どのような価値や便益を提供するか
この3つのキーワードを元に商品開発がされています。
【簡便指向の主婦】
+
【ほこりが気になるあらゆる場面】
+
【水なしで気軽に雑巾がけができる】
↓
『クイックルワイパー(床ふきモップ)』
キーワードが分かっても、なかなかアイデアの発想にはつながりません・・・。
そこで、そこでたくさんの意見を出し合い、その中からヒントを見つけてみましょう!
~ブレーンストーミング~
複数人でアイデアを出し合い、ユニークで新しいアイデアを生み出すことを目的とした会議手法のひとつ。
自由な発想・意見を付箋に書き出し整理します。
ルールは、「自由奔放」「批判禁止」「質より量」「便乗発展」の4つだけ。
~KJ法~
貼られた付箋をグルーピングし、タイトルを付けます。そのグループの関係性を作図し、文章化しまとめていきます。
~アイデアマップ~
紙の中心に書かれた具体的なテーマをもとに、関連した1次キーワードを書いていきます。次に1次キーワードに関連した2次キーワードを書いてアイデアをどんどん膨らませていきます。
~水平思考~
論理や常識にとらわれず、様々な視点から考えることから新しい発見が生まれてきます。
○代用:別のモノでかわりができないか。
○結合:これまであったモノを組み合わせることができないか。
○逆転:これまでの常識を打ち破れ。
○除去:これまでのモノから外してみよう。
○強調:特化して突き詰めてみよう。
○並べ替え:順番を変えてみよう。
たくさんのアイデア発想法を学んだ生徒たち。
ペアやグループを組んでブレーンストーミングを行ないました。
各自、宿題で考えてきたアイデアに対して付箋を貼って意見を出し合います。
グループのなかには、付箋を貼るよりも次々と意見が出てくるところもありました。
またアイデアマップに挑戦しているグループもいたようです。
中心に書いたテーマからたくさんの枝分かれしている図を描いていたところも。どんどんアイデアが浮かんできたようです。
ペアやグループで話し合いを進めながら、きっとより良い商品が開発されてくれそうな予感がします。
学校運営協議会第1回全体会
令和2年度学校運営協議会第1回全体会が視聴覚室で開催されました。
コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)と言われるこの会議。
学校と地域住民・保護者が力を合わせて学校の運営に取り組むことで「地域とともにある学校」に転換するための仕組みです。
この制度を導入することで、地域ならではの創意や工夫を生かした特色ある学校作りを進めていくことが可能になります。
会のなかでは、昨年度の学校の取り組みを写真で紹介しました。
生徒が生き生きと活動をしている様子に、委員の方々も喜んでいました。
特に地域の活動にボランティアとして参加している生徒が多いことにお褒めの言葉と今後も協力をいただきたいとご意見をいただきました。
今年度の取り組みに関しては、コロナの影響によりなかなかイベントやボランティア活動が開催できないことを不安視する意見が多かったです。
情報会計科には上天草バザールの開催はできるのか。福祉科には福祉施設と連携した実習ができるかなどのご意見、ご質問がありました。
また、ICTを取り入れた新しい学習形態について、上天草高校の現段階の様子や今後の取組についてご質問いただきました。
コロナの影響で家庭学習の期間がありました。
学習支援として、インターネット(スマートフォンなど)を利用した学習教材の配信やYouTubeやzoomを使った動画配信などの新しい学習スタイルにも挑戦したことをお伝えしました。
これまでの学習形態とともに、新しい学習スタイルを研究していかなければならないと改めて感じました。
会にご出席いただいた委員の皆様
生徒会役員改選
本日7限目。新生徒会役員選挙が行なわれました。
会長1名。副会長2名。書記2名が選出されます。
立候補した生徒による演説が行なわれた後、体育館にて学年に分かれて投票になります。
選挙管理委員会から投票用紙を受け取り、上天草市選挙管理委員会様からお借りした記入台を使って投票用紙に○印のスタンプを押します。
押印後は、役職の書かれた投票箱に投票します。
投票後は、選挙管理委員の生徒による開票作業。
開票の結果、以下のように決まりました。
会 長 小﨑さん(2年)信任
副会長 野嶋さん(2年)信任
副会長 植田さん(1年)信任
書 記 濱﨑さん(2年)信任
書 記 松本さん(2年)信任
新しい生徒会役員が決定しました。
今年度は、コロナウイルスの影響で学校行事が中止または延期が検討されています。
演説のなかでも、学校生活の思い出を残せるような取組に頑張りたいと言っていました。
公約が実現し、楽しい高校生活を取り戻すことができるよう、新役員さんを中心に生徒の皆さんが張ってください。
楽しい学校生活を目指して!
リモートを使った主権者教育
主権者教育を開催しました。
上天草市選挙管理委員会より講師の先生をお招きし『将来の日本を支える皆さんへ』をタイトルに出前講座を行ないました。
前回の衆議院総選挙(H29.10.22)において、上天草市10代の投票率は県内2番目の低さという結果だったそうです。
全国でみても「選びたい政治家がいない」「興味がない」「面倒だから」といった意見が多く、投票率の低さにつながっているようです。
そんな高校生の声に対して、解決方法を説明していただきました。
「選びたい政治家がいない」⇒SNSを通じて政治家の活動をみてみよう!
「忙しいから」⇒期日前投票という制度を利用しよう!
「興味がない」「面倒だから」⇒政治が私たちの生活にどれだけ関係しているのか、考えてみよう!
若者が選挙に参加しないとどのようになっていくのか?
○投票率が低い若者より、投票率が高い高齢者に向けた政策を公約に掲げる候補者が増える。
↓
○若者に対する政策が少ないため、「投票してもしかたがない」と思い、さらに投票率が低下する。
【若者の政治離れ、選挙離れがさらに加速してしまう】
になってしまいます。
選挙は、国民が政治に参加する最も重要な機会です。
SNS等を利用して、社会問題や政治について身近に感じてみましょう。
有権者一人ひとりが選挙を理解し、日頃から政治や選挙に関心を持って、大切な一票を投じることが大切です。
また、今回はコロナ感染拡大防止の観点から3密を避ける取り組みを行ないました。
3年生は体育館。2年生は視聴覚室。1年生は武道場に分かれ、Web会議システムを利用したリモート講演会の形式を取りました。
体育館で講演している内容を各会場に中継しました。
初めての取り組みで回線が不調になる場面もありましたが、これからの集会の在り方や実施方法について考える良い機会となりました。
メイン会場の体育館
視聴覚室の2年生
武道場の1年生
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