熊本県立上天草高等学校は、「叡容・信義・敬愛」という教育理念を掲げています。生徒たちは日々切磋琢磨しながら勉強や部活動に取り組むとともに、ボランティア活動などにも熱心に参加しています。学校には、高校生らしい端正な姿と清々しい元気なあいさつが満ちています。

　また、上天草高校は、「智・徳・体」の調和がとれた、「国際的素養を備え地域に貢献できる人材の育成」を目指しています。生徒たちは志高く学び合い、励まし合いながら、誠実で礼儀を弁えた節度と品格のある人材として成長していくことを目指しています。

　『上天草の課題は日本の課題！』を合言葉に、「ひと・もの・資源の宝庫」上天草で探究的な学習活動を通して、地域を深く理解し、誇りに思う心や地域のために思考・行動・表現できる力を育み、地域の未来を切り拓くリーダーを育成を目指しています。

　またSDGｓの観点を取り入れ、持続可能な取り組みでなければ、本当の地域振興ではないと考え、将来の地域の主産業を担う「ビジネス」の設立を目指し、収支計画の立案など『ビジネスプラン』を設計することが大きなポイントです。

　上天草市では、新しく「好きなこと」「やりたいこと」で出会えるチャンスが詰まっています。海水浴や釣りのほかにも、SUPやシーカヤック、シュノーケル、ダイビングなど、マリンスポーツの楽しみ方が無限大に広がっています。海だけでなく、山にも恵まれた上天草は、実はトレッキングが盛んです。

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　上天草市は、雲仙天草国立公園に含まれており、日本三大松島の一つにあげられています。松島の風景や、九州自然歩道からの眺望など景勝地として四季折々の美しい表情を見せています。

　平均気温が約17.2℃。穏やかな気候から、果樹（文旦やあまくさ晩柑など）など栽培が盛んにおこなわれています。車海老や黄金ハモ、ワタリガニなどの海産物はもちろん、真珠催場など、島々の特性をいかした地産食材が豊富です。