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学校生活

防災教室&人権教育講演会(水俣病に関する人権について)

6月23日(金)の4限目、中高合同防災(風水害)教室を実施しました。

講師として、国土交通省「川辺川ダム砂防事務所」より6名の方々に来校していただき、今の日本の災害の状況や、五木村の砂防堰堤について御講話いだきました。

その後「ドローン」が実際に撮影した映像を見ながら、使い方についてクイズを出題していただいたおかげで、最後まで集中して話をきくことができました。

最後に防災主任の和泉先生より、分校内での避難経路の説明がありました。

「学校での避難経路も大切ですが、普段と違う場所(修学旅行など)にいるときにも、避難経路など意識して生活してほしい」と話を締めくくりました。

 

その後6限には、水俣病センター相思社常務理事の「永野三智」様と、県庁の水俣病保健課の方々にお越しいただき、講話をしていただきました。

永野様は、最初に生徒一人一人の名前を聞いてから、講演を始めました。講演では生徒に発言を求めたり、明るい話とまじめな話を交互にしたりしていただいたおかげで、生徒も前のめりにメモをとりながら、真剣に永野様の話を聞くことができました。

最後は生徒会長が謝辞を述べて終了しました。生徒の感想の一部を紹介します。

「差別や偏見は無知から始まると学習しました。私は人の声に耳を傾け、寄り添える人間になりたいと改めて思いました。」

「今日の話を聞いて、私は表面的なことしか知らなかったのだと痛感しました。何十年かかっても水俣病だと認められないことには、話を聞いてて自然と怒りの感情が湧いてきました。」

川辺川ダム砂防事務所の皆様、永野様、県庁の水俣病保健課の皆様、本日はお忙しい中ありがとうございました。