日誌(五木分校の日々の活動をアップしています!!)

学校生活

地域理解学習 「五木村歴史文化交流館ヒストリアテラス五木谷」訪問

 1月31日(水)総合的な探究の時間(五木分校プロジェクト)では、五木村地域理解学習として「五木村歴史文化交流館ヒストリアテラス五木谷」を訪問しました。五木村教育委員会の福原様にガイドを依頼し、地域の文化・歴史を学んで地域への理解を深め、自己の進路選択について考えるきっかけとしました。

 

 

千メートルを超える山々と清流に刻まれた谷。五木村の地形は起伏に富んでおり、96%以上が山林です。模型とドローン映像で空からの俯瞰的に豊かな自然と集落の移り変わりを学べました。

                 

五木谷の絵図は、当時の五木谷を描写されており、集落か道筋、寺社や堂字を克明に描かれてあり、二百有余年前の五木村の姿を知る手がかりとして重要な史料となっています。

  

 山深い五木村では昔から、山の恵みを生活の糧にしてきました。特に木炭は、江戸時代から昭和時代中頃まで村民の重要な収入源でした。硬くて火持ちのする「備長炭」も作られていたそうです。

コバ(ヤボ、やぶ):急斜面の谷間から尾根まで、区画しながら伐り拓いてあります。

川辺川沿いの遺跡からはたくさんの縄文時代の土器や石器が出土しています。

 

森林教室 第3弾「木工教室」

 1月24日(水)総合的な探究の時間(五木分校プロジェクト)では、森林教室第3弾「木工教室」として、五木村森林組合の方にご指導いただき「檜の椅子作り」に挑戦しました。

 慣れない金槌を使っての作業に苦戦しましたが、楽しく作業し、全員完成させることができました。まだまだ知らない五木村の魅力があると思います。これからも五木村についての学びを続けていきます。

次回の総合的な探究の時間(五木分校プロジェクト)では、「五木村歴史文化交流館ヒストリアテラス五木谷」を訪問し、五木村の集落や生活様式について学ぶ予定です。

  

 

     

 

 

東京大学先端科学技術研究センターとの連携授業

五木分校では、「総合的な探究の時間」で 東京大学先端科学技術研究センターと連携し、先端の知見を活用した連携授業を実施しています。

1月17日(水)には、東大先端研の大津山堅介先生と松清あゆみ先生にお越しいただき、1・2年生を対象に「五木村の地域防災について歩きながら考える〝防災まち歩き″授業」を行いました。生徒一人一人がiPadを持ち、ハザードマップと現地の形状を見比べて危険箇所等を学びながら頭地地区を歩きました。様々な視点から地域について理解を深めています。

          

百人一首大会

1月19日(金)LHRの時間に第51回「百人一首大会」を実施しました。

52年目の年に51回目の実施ということで、歴史がある大会となっています。

生徒たちは冬休みやその前後の授業を利用して、覚えてきた句を一生懸命に探していました。

それぞれお気に入りの句があったようで、上の句で札を取る場面も見られました。

激しい戦いの末、優勝したのは・・・3年生Aチームでした!!

中には昨年に引き続き、二連覇して生徒もいました。

対戦結果等は次の通りです。職員チーム、残念です 困る

 

 

 

 生徒たち、特に3年生は楽しんで取り組めていました。卒業前の思い出になってくれるといいなと思います。

令和6年度大学入学共通テスト

令和6年1月13日(土)、14日(日)に実施された、令和6年度大学入学共通テストに五木分校から2名の生徒が受験をしました。

今年の会場は「熊本大学」でした。慣れない場所に加え、大勢の受験生がいたため、緊張した様子でしたが、最後までしっかりと受験することができました。これから大学の一般入試が本格的にスタートします。進路目標達成に向けて、最後まで頑張ってくれると期待しています。

県立高校 学びの祭典

12月23日(土)

グランメッセ熊本で開催された、

第2回熊本スーパーハイスクール(KSH)全体発表会「県立高校 学びの祭典」

に出展してきました。

八代農業高校泉分校、天草高校倉岳校と進めている、熊本県立高校「OneTeamプロジェクト」の分校同盟の取組について、3校合同で紹介してきました。

2学期終業式・退任式・VR視聴体験

2023年12月22日(金)

人吉高校五木分校の2学期が終了しました。

昨年に引き続き写真のような雪景色となりましたが、今年はなんとか実施できました。

ますは表彰式と終業式です。

 

その後、2学期で退任となる内川先生の退任式を行いました。

最後は生徒に向けて、暖かくまた力強い声かけをしていただきました。

内川先生、本当にありがとうございました。

 

その後、各クラスで過ごしたあと、東大先端研との連携事業の一環で「五木秋祭りのVR視聴」を実施しました。

VRを初めて見る生徒・職員もいて、みんなで交代しながら視聴しました。

1・3年生が視聴している間に、2年生はこのVRゴーグルを使って何ができるか、アイディアを出し合いました。

雪の中、遠くからお越しいただいて、ありがとうございました。

これで2学期の日程はほぼ全て終了です。3学期もよろしくお願いします!!

五木村森林組合林業体験学習

 12月20日(水)、総合的な探究の時間(五木プロジェクト)に、「現場見学・作業車見学について」、五木村森林組合の方に案内していただき、現場での作業の様子や作業車等を見学をさせていただきました。五木分校プロジェクトの一環として、地域の主要産業を見学・体験して見識を深め自己の進路選択について考えるきっかけにすることを目的としています。

 まだまだ知らない五木村の魅力があると思います。これからも五木村についての学びを続けていきたいと思います。次回は、1月に木工教室(ひのきの椅子作り)を予定しています。

 

熊本県立高校「One Teamプロジェクト」 第2回 分校同盟~益城町研修~

昨年から始まった「分校同盟」の取組ですが、今年度から「熊本県立高校OneTeamプロジェクト事業」の一環として取り組んでいます。12月13日(水)は、念願だった対面での研修益城町で開催することができました。皆で学校からバスで向かいました。

会場は、益城町復興まちづくりセンター「にじいろ」という施設です。写真を掲載していますが、完成して間もない施設でとても綺麗な場所でした。

今回なぜ益城町で実施したのかというと、地域について考えながら、コミュニケーション能力の向上を図りたいと考えたからです。3つの分校がある場所は、それぞれ地域性が強いため、熊本地震からの復興が進んでいる益城町の取組はとても参考になると考えたからです。

生徒たちも意義を感じ取って、他校生と積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿勢が見らるとともに、しっかりと地域について考えることができていたように思います。

以下そのときの様子を紹介します。

 

 

 

 

 

今回協力していただいた、益城町地域おこし協力隊の井下さん、中村さん、そして「にじいろ」の皆様本当にありがとうございました。

米粉料理講習会

12月12日(火)家庭総合の授業で熊本県産の米粉を使った「米粉料理講習会」を行いました。

今回は靏山先生に加え、米粉インストラクターの鶴田さんを外部講師としてお招きしての実施です。

ALTのEmily先生も協力してくれました!今日のメニューは「米粉のホワイトシチュー」「米粉のガトーショコラ」です。とってもおいしそうですね。1・2・3年生が学年混在の3班に分かれ、得意な生徒とそうでない生徒が学年の垣根を越えて、互いに協力し合いながら料理を進めます。

 

卵の白身と黄身を分けたり、メレンゲを立てたりと慣れないことに悪戦苦闘していました。

 

 

ところで最近注目を集めている米粉ですが、どんなメリットがあるかというと

①粉をふるわず簡単に使える ②低カロリーで揚げ物におすすめ

③高い吸収性があり料理に使いやすい ④小麦アレルギーの人も安心 ⑤栄養価が高い

 などたくさんあります。3年生はあと3か月もすれば一人暮らしの人もいます。

卒業後の生活に向けて、今日の経験を活かしてほしいなと思います。