2023年4月の記事一覧
熊本県空手道個人選抜選手権大会(空手道部)
玉東町民体育館において第46回熊本県空手道個人選抜選手権大会が行われ、空手道部が参加しました。
今年の4月から久々に女子部員も入部しました。最初は男女個人形に参加しました。新しい形に挑戦するなど高校総体に向けての実戦練習となりました。
結果
3年生 上村安寿磨さん 3位入賞
次に男女個人組手に参加しました。空手道部では、全国選抜大会後、「どんな相手に対しても自分の力を出し切る!」という目標を掲げています。今日は、その目標を達成することができたようです。
結果
3年生 河野鉄笙さん 優勝
石山 隼さん 3位
この大会は、国体の予選を兼ねており、成人の部(軽量級 中量級 重量級)も行われました。なんと全てのクラスで空手道部の先輩が優勝をしました。頑張る先輩の姿に刺激を貰ったようです。
あたらしい幸せをデザインする(3年福祉科)
3年福祉科は6月15日から介護実習が始まります。施設で利用者様の介護計画を作成します。
利用者様のその人らしい生活とは何か どうすれば困っていることが解決できるか
事例をもとに、練習中です
ちなみに、タイトルの「あたらしい幸せをデザインする」は、福祉科のテーマです
生徒は知識技術を習得し、利用者様の生活を支援する力を身に付けていきます
介護過程とは?(2年福祉科)
2年生になり、『介護過程』の授業が始まりました
とは言っても、介護過程って何
生徒は、初めて聞く専門用語に戸惑いの様子です。
アセスメント、ICF・・・・覚えることがたくさん
徐々に、理解していこうね
命の大切さを学ぶ教室
4月21日(金)に熊本県警察本部主催の、被害者遺族による講演会『命の大切さを学ぶ教室』が実施されました。昨年11月に引き続き、2回目です。
講師の米村 州弘(よねむら くにひろ) 様は、平成15年に起きた事件で、当時大学生のお子様を亡くされました。米村様のお子様は、高校時代にインターネットを通じて、メール上で相談などのやりとりをしていました。その相手は20歳以上離れた年上の男性だったそうですが、当時は年齢を偽って、近づいてきたそうです。
米村様は「この20年間で一番きつかったことは、家族がバラバラになること」と話されました。
「なんで、あの時パソコンを買い与えてしまったのか」米村様は今でも自分を憎んでおられます。
知人には「あまり考えすぎないように。」と慰められたが、それを言われると「愚痴も言えなくなった」と。また、本来は喜ばしいことも、亡くした子どものことを思い出すと悲しくなってしまうこともあるとおっしゃっていました。
芦高生へ伝えたいこと
人を傷つけるメールや嫌なことは止めよう!
家族や友人を大切にしよう!
君たちの命は、君1人のものではない。たくさんの人が関わっている。
もし、悩んでいることがあっても生きる糸口を見つけて欲しい。それを支えて欲しい。
この講演会を聴いて、米村様が受けた心の痛み、子どもを亡くした親の思い、命の大切さを感じることができました。
私たちは、現在も社会問題となっているSNS等の使い方について、今一度立ち止まって考えるべきではないか。
ペットの気持ちになって(林業科)
3年林業科の課題研究、木育森育班は、木材の有効活用について考える中で、ペットフードを作っている業者より「犬のおもちゃが作れないか?」という相談を受けました。
犬は棒などを噛んで遊ぶことがあるのです。今日は、大型犬が咥えられそうなヒノキのおもちゃの試作を作ってみました。ペットの反応が楽しみですね!
演習林にシカが・・・(林業科)
3年林業科の課題研究、林家ハンター班は、現在資料をまとめています。
芦北高校の鏡山演習林は、学校から18kmの場所にあります。箱罠やくくり罠がありますが、毎日見回りに行くのは大変です。しかし、今は、センサー付きのカメラが設置してあるので学校にいながらシカの様子を確認することができます。
それにしてもたくさんいますね・・・。
海を歩く(林業科)
3年生の課題研究アマモ班は、定期的にアマモの生育調査を行っています。この日は干潮の時間が予想よりも早く、調査中に潮が戻ってきました。
令和2年の熊本豪雨災害以降、芦北湾には、山からの土砂が溜まっているところがあり、歩き方にコツがいります。みんなぬかるみに足を取られながらも上手に歩いていました。
研究室の中では、播種したエコポットの確認です。早く芽が出てくるといいですね。
林業技術でアマモ再生(林業科)
芦北高校林業科のアマモを再生させる取り組みはなんと今年で21年目になります。課題研究のアマモ・ホタル班は今年度の調査の準備を始めました。昨年取ってきた種子を播種するのです。
これが昨年、採取しておいたアマモの種子です。人工海水に浸けて冷蔵保存しておきます。
豪雨災害後、芦北湾内に溜まったヘドロをポット(自然由来のも)に入れます。
一つのポットに種子を10粒ずつ入れていきます。嫌気性を好むため、1.5cm程度の深さに入れます。
今後、発芽率を調べ、ある程度成長したアマモ苗は、生育環境を代えて生育調査を行います。
課題意識を持って取り組む!(林業科)
3年林業科の課題研究の授業が始まりました。これは班ごとにテーマを持って、地域の課題に向き合って研究活動をしていくものです。長い研究は、21年目にもなります!!!
【木育森育班】
先輩方の取り組みを振り返り、今年度の年次大会プロジェクト発表会に向けて、資料作成を開始しました。
【林家ハンター班】
chromebookで演習林の箱罠近辺の写真データが見られるようにしました。年次大会プロジェクト発表会に向けてもデータ整理を始めました。
【アマモ・ホタル班】
海でのアマモ調査や川でのホタル調査のために必要な胴長を準備しました。サイズが合わないと干潮とはいえ、海の中を歩くのは大変です。
授業スタート!(2年福祉科)
10日に始業式、11日に課題考査があり、今日から授業がスタートしました
2年生になり、引き続き『生活支援技術』の授業です
今日は「ベッドメイキング」と「車いす支援」についての復習をしました
5時限目のベッドメイキングでは、少し忘れているところもありましたが、徐々に思い出し、「そうだっね。」「こうじゃない?」と笑顔で話している姿が印象的でした
6時限目は、校内を車いすで回り、段差やスロープの感覚を体験しました。
今年度もしっかり知識技術を身に付け、7・10月の介護実習で学びを深めていきましょう
新たな門出!(農業科)
4月10日
今日は新2・3年生は始業式
新入生は入学式が行われて
生徒みなさんの新たな門出と
なりました
フラワーアレンジメントで
学んだ知識と技術を活かし新入生の
新たな門出をお祝いするために
壇上花のアレンジメントを行いました
新入生へのお祝いの気持ちを
作品にあらわせたかと思います
これから充実した学校生活を
一緒に過ごしていきましょう
1学期のスタート! 始業式・入学式
春休みが終わり、いよいよ新学期がスタートしました。
まず、新任式が行われ、4月に本校に赴任された12名の先生方の紹介が行われました。
新転任者を代表した挨拶では、坂井事務長より、「生徒のみなさんの夢実現のために精一杯頑張ります」と心強いあいさつをいただきました。
始業式での校長訓話において、草野校長より次のような話しがありました。
季節は流れ、サクラの淡い色で彩られた景色が、柔らかな若葉の季節となり、そして、力強い緑の季節へと移ろっていきます。植物の息吹に私たちも力強さを感じさせられます。
新年度の始まりあたり、いくつかお話をします。
本校は創立102年となります。昨年度は、新たな100年の歴史の第一歩を共に築いていきましょうと話してきました。
100年先に到達するためには、1年ごとの積み重ねが大切です。皆さんは、この1年間をどう過ごしていくのかを考えてください。1年後にどのような自分でいたいかと想像することはできると思います。3年生と2年生では、人生の中でこの1年間の意味合いに違いはありますが、1年間の計画を持って過ごしてください。
教育スローガンは「私は挑戦する、夢を実現するために」です。
夢や目標は、10年先、1年先、半年先に叶うかも知れません。毎日健康で過ごすという目標は毎日叶っていくかも知れません。自分で抱く夢や目標はどんなことでもいいと思います。場合によっては、人には言えないことでも。人の夢や目標を笑うことは他人にはできません。自分の描いた夢に積極的に、時には勇気を出し、あるいは、ゆっくりでも良いので挑戦してください。
明るい話題の一つで、コロナ禍での学校生活も変化をしようとしています。しかしながら、感染症がなくなった訳でも、特効薬ができた訳でもありません。周囲の人たちへの配慮、何よりも自分自身の命を守る行動は引き続き必要です。正しい理解の上に、認識を持って、行動しましょう。
令和2年7月豪雨からやがて3年が経過します。熊本地震からは7年が経ちます。復旧・復興は着実に進んでいますが、本校で水害からの復興に力を注いでいただいた方たちは、確実に減ってきています。その当時の大変さを語り継ぐことは難しくなりますが、前に進みながらも、当時のことから学ぶことが多くあります。
予想もせず突然起こることに、私たちは、どのように対応していけばよいのか、その課題を解決する方法は何か。その方法は、過去、歴史に学ぶことができると言われています。過去にも同じようなことが起きており、その時々で知恵を出し合って乗り越えてきています。
現在も、他の国や地域で起こっていることを参考にすることができます。それらのことに学びながら、周りの人と情報を共有し、意見交換をしながら知恵を出し合うと解決方法が見えてきます。
歴史という縦軸と世界という横軸に学びながら、課題を発見、課題の解決、協働的に学ぶために、皆さんが普段の授業を通して取り組むことを大切にしましょう。
皆さんは、高校で多くの人と関わり、地域の方々からも力添えをいただきながら学びを深めていきます。そして、私たちは、多様化した世界で生きています。隣にいる人たちの多様性を理解し、尊重することが求められます。
先月、大いに盛り上がったWBCや今年開催されるラグビーのWorld Cupでは、それぞれの国や地域にゆかりのある人が出場できます。これは多様性の一つの例であり、多様性が混じり合うと強くなるという事例でもあります。
周囲の人を大切、自分のいる場所を大切にしていきましょう。
それでは、日々、ワクワク、煌めく高校生活を過ごしていきましょう。
生徒代表あいさつでは、生徒会執行部の3年福祉科 廣田さんが、この1年間の目標について元気よく話をしてくれました。巧みな表現力で、聞いている人を笑顔にする素晴らしいあいさつでした!
最後に、各部担当の先生、担任・副担任紹介が行われました。
さあ!1学期がスタートしました。ワクワクする学校生活を送っていきましょう!
<入学式>
午後からは、入学式が行われました。
ステージ演台のフラワーアレンジメントは3年農業科 阪中さんの作品です。新入生のために心を込めて作製しました。
農業科16名、林業科23名、福祉科14名の新入生が入学しました!
1年生の皆さん、初めは色々な面で戸惑うこともあると思いますが、わからないことは先生や先輩に尋ねてくださいね。芦北高校でのこれからの活躍に期待しています!
定期的に調査を行います。(林業科)
芦北高校林業科では20年以上前から海草であるアマモを育てるプロジェクト活動を行っています。海の干潮の時に実際に海の中に入って草丈を測ります。今回は、アグリライト研究所の他、熊本大学の先生も一緒に調査をしていただきました。
みなさんはこの白いものが何かわかりますか?これはイカの卵です。アマモは二酸化炭素吸収能力があるのはもちろん、このように海の生物のすみかとなるのです。
調査は、800mある防波堤の奥にあります。素敵な写真ですよね。この景色を見ているだけで癒やされます。