日誌

芦高ブログ

介護研修会(2年福祉科)

北海道にある日本医療大学リハビリテーション学科の大堀教授による、介護研修会が実施されました

大堀先生(オンライン)から、「まず、利用者が動き出す声かけをしてみよう」と学びました。

ー 介護者が先に動くと、利用者の自分でしようとする意志(自立)を遮ってしまう恐れがある -

この強いメッセージを胸に、生徒は実演してみます。

 県介護福祉士会(水俣・芦北・津奈木ブロック)と医療福祉考動塾のみなさまが来校され、生徒のサポートをしてくださりました。

  

せっかくですので、私も利用者役になり、生徒の支援を受けてみました!

  

なるほど。確かに、「動かされる側」ではなく自分が「動く側」として支援を受けるのでは、ちょっと意味合いが変わってきます。その違いが分かりました。

生徒は、7月末から福祉施設にて介護実習があります。今回の学びを生かした実習にしてくれることでしょう。

 大堀先生、県介護福祉士会(水俣・芦北・津奈木ブロック)と医療福祉考動塾のみなさま、そして主催者である水俣病被害者等保健福祉ネットワークのみなさま、貴重な学びの機会をいただき、ありがとうございました。

認知症サポーター養成講座(2年福祉科)

先日、認知症サポーター養成講座を受講しました。

芦北町地域包括支援センターから講師をお招きし、認知症に関する基本的知識や認知症の方への接し方・声かけについて学びました。

講座の中では、キャラバン隊の方による寸劇が披露されました。

買い物の支払いをするおばあちゃん

どうやら、お財布の中にある小銭がうまく計算できません。

もし、そんなおばあちゃんをスーパー等で見かけた場合、あなたはどんな声かけをしますか?

後ろからの視線がきついと、焦ってしまいますよね・・・。

さて、2年福祉科の生徒はどうするでしょうか?みんなで考えました。

         

「何かお困りですか?」後ろからではなく、互いに顔が見える位置に立ち声をかけます。

「お支払いに困っているのですね?お手伝いしましょうか?」

           

お財布の中の小銭を一緒に計算し、おばあちゃんのペースに合わせ買い物袋入れるのを手伝いました。

認知症になると、個人差はありますが、判断力が低下する症状が現れます。

周囲の人がそのことを理解するだけで、安心する人がいます。

講座を終えた生徒に感想を聞くと、「正しく行動できる人が増えると良いですね」と話していました。

校内介護コンテスト(2年福祉科)

1学期の復習として、介護コンテストを開催しました。

事前に利用者情報と課題が提示され、それぞれの班でアセスメント(情報収集・分析)し、どのように支援するかを考えます。

  

コンテストまで少ない時間でしたが、しっかり話し合いを行い、声かけや支援方法について協議しました。

当日は練習の成果を発揮することができました。

  

令和5年度全九州高等学校体育大会(相撲競技)出場

7月2日(日)大分県宇佐市総合運動場にて

令和5年度全九州高等学校体育大会第76回全九州高等学校相撲競技大会が行われ、

本校相撲部2名が個人80kg以下級に参加してきました。

前日の大雨が嘘のような快晴の中での大会となりました。

取組結果

3年農業科 土屋君

最後の総体と言うことで、少々緊張した取組になり一度は軍配が上がったものの、惜しくも1回戦敗退となりました。

2年農業科 林田君

土屋君と同じく緊張した面持ちの最初の取組でしたが相手の懐に入る取組を徹底し、接戦の取組もありましたが勝ち上がることができ、総勢29名の80kg以下級の個人戦で優勝をすることができました。

優勝した林田君は8月4日から北海道で行われるインターハイへの出場も決めており、

今回の結果でさらに自信をつけて大会へ出発できると思います。

今後とも芦北高校相撲部への応援をよろしくお願いします。

北海道総体出場へ!新体操部

6月16日(金)~18日(日)に北九州市で開催された全九州高等学校新体操大会に出場してきました。団体競技については、九州地区の予選を兼ねた大会で非常に重要な位置づけとなっており、強豪校のひしめく九州大会は気が抜けません。

【団体競技】出場選手:木下・松園(3F)、大竹野(2F)、上野・鈴木・下田(1F)

それぞれの選手の持つ力は十分に発揮できたいい演技でした。重厚感のある曲にマッチした動きでミスはほとんどなく観客を魅了しました。しかし、全国選抜の覇者である佐賀県立神埼清明高校の安定感のある演技に1歩及ばず2位という成績でした。

 

 

【個人競技】出場選手:木下(3F)

2種目の合計得点で争われる個人総合は、1種目目、木下の得意するスティックの演技でした。演技の冒頭で手具が落下するミスがあり、その後は、そのミスを引きずることなくまとめましたが、得点が伸びず2位。続く2種目目は、あまり得意ではないリングの演技でしたが、彼の持ち味であるダイナミックな宙返りや動きを存分に発揮でき、この種目は優勝することができました。個人総合では、鹿児島実業高校の東選手に僅差で敗れ、2位という結果に終わりました。

 

 

先に行われた県総体で獲得した北海道インターハイ出場権の個人競技と併せて今回の大会で団体競技も出場権を得ることができました。あとインターハイまで約2ヶ月、さらに演技に磨きをかけ万全な準備で臨みたいと思います。さらなる応援よろしくお願いします。