芦高ブログ
演劇『行きたい場所をどうぞ』鑑賞しました
タイトルにもあるように今年度は、演劇『行きたい場所をどうぞ』(青年劇場)を午後から体育館で全校生徒で鑑賞しました。この作品は「人生の選択」というテーマから生まれた物語だそうです。この物語では、主人公の高校生、光莉が駅で道案内をするロボット夕凪と旅をする中で、様々な価値観と出会うことで成長し、「自分で選び、自分らしく生きること」を見つけ、「諦めないで一歩前に踏み出したら何かが起こる」ということ考えていくストーリーです。これまでの公演で中高生から多くの共感の声も上がったとのことです。
朝8時過ぎには、会場のセッティングが始まりました。どんなステージになるんでしょうか?
こんな感じのステージになりました。どんなことが始まるんだろうとワクワクしてきますね!
いよいよ始まります。全体を黒い幕で覆われているのと本日の気温31℃!体育館は、かなり暑い状態でしたが、1時間30分余りの休憩なしの公演にも関わらず、みんな食い入るようにステージを見ていました。演じられる内容に引き込まれていたのでしょうね。
公演中は撮影NGだったので、生徒代表のお礼を述べている場面です。お礼もとてもインパクトを与えてもらったようなことを言っていました。
お返しに本日出演いただいた皆様からのサイン色紙をもらっていました。どこかに飾られるんでしょうね。
劇団「青年劇場」のホームページは以下のポスターをクリックしてください。(K)
芦高祭に向けてジャムづくり(農業科2年)
今日は芦高祭で販売するジャムづくりをしているということで農業科の食品加工実習室に行ってきました。長靴に履き替え、エアシャワーを浴びて入室した瞬間、甘い香りが漂ってきました。
イチゴを大きな鍋で煮詰めているところでした。本当にむせ返るほどの甘い匂いです。
ブルーベリージャムの準備も進んでいます。グラニュー糖は、塊がなくなるように手で丁寧に潰していきます。このひと手間が大切なんでしょうね。
こちらでは、ジャムに詰める瓶を洗っています。洗った後は、底を上に並べていたので、どうしてなのか生徒に聞くと空気が入らないようにするためだそうです。食品ですから、細かなところまできちんとやることは大事ですね。
洗った瓶を並べ、蓋を準備して、この後に瓶詰の作業になるんでしょうね。ちょっとそこまでは見ている時間がないので、瓶詰めするとこうなります。(料理番組風)
これはマーマレードのようですね。あとはラベルを貼って完成になるのではないでしょうか。芦高祭で発表や展示、販売など芦北高校の今をご覧いただくために準備をしているところです。
令和6年度芦高祭開催期日 11月8日(金)~9日(土)※販売は9日のみ
芦高祭詳細については、またお知らせします。(K)
校内散歩(ネタ探し)
現在の気温29℃。真夏とは言いませんが、匹敵する暑さと日差しの強さです。最近、普段ネタを出していなかったので、校内を少し歩いてみました。(汗はもちろんタラタラと)
林業科1年生の「なんでも掛け」製作もだいぶ進んでいるようです。土台製作にとりかかっている人もいましたが、「ほぞ」作りに難航していました。十字相欠き継ぎ( じゅうじあいがきつぎ )ですかね?基本中の基本ですから、丁寧に仕上げてくださいね!おそらく売り物になるんですかね?
こんな風にやすりを使って微調整ですね。きれいにはできているようですが、まだうまくはまらないようです。
農業科3年生は、正門前の花壇の花の入替中です。何の花なのか…すいません分かりません。
列が綺麗に揃うようにガイドもちゃんと入れてやってますね。
農園のほうでは、違う班が昼寝中…いやいや実習の合間の休憩中でした。暑い中にハウスの中での実習だったんでしょうね。お疲れ様です。明日は、本校を会場に初任者研修(教諭1年目の先生方の研修)が行われます。(K)
「田んぼの定点観測」まとめ編
田んぼを約4カ月にわたり見てきました。google Photoでは、こんな風にまとめてくれるんですね!出したいと思っていたところだったので、ちょうどよかったです。定点(多少のずれはご愛敬ということで)観測を見返してみるとものすごい変化ですね。梅雨に入る時期からのスタートで、本当に実りの秋ということを感じました。育てるということは何事にも代えがたい経験であると思います。より多くの人に育てたものが実るという達成感などを感じてもらいと思いました。(K)
狩猟技術向上研修(農業科2年、林業科2年)
今日は行事盛りだくさんです。終日、農業科と林業科の2年生は、鳥獣被害対策を目的とした狩猟技術向上研修を受けました。ご協力いただいたのは、くまもと農家ハンター、芦北地域林業研究グループ、熊本県猟友会芦北支部、熊本県県南広域本部芦北地域振興局の皆さまです。座学研修では、鳥獣被害の現状やICT/IoTを活用した被害対策について説明を受けました。
野外研修では、箱罠やくくり罠の設置方法、センサーカメラの取り付け方の研修を行いました。後半部分では実際に罠の設置に向かいますが、その前に農園に設置している電気柵の設置点検を行いました。
この電気柵とは、ワイヤーに電気を流し触れた動物にショックを与えることで、「痛み」とともに「怖い」と学習させ、動物の侵入を防ぐ「心理柵」として非常に有効性の高いものであるということでしたが、ここに設置してある電柵は、ちょっと改良が必要なようです。
果樹園にも同じく電柵を設置してありますが、そこもうまく稼働できていないかも…しれません。また、シカの入った痕跡も見つかりました。
ちょっと画像を小さめにしておきますが、シカさんの置き土産ですね。確実にいたことを証明しています。
食べられるか分かりませんが、キノコも結構な本数が生えていました。
まだ青々としていますが、しばらくするとオレンジ色に染まっていくんでしょうね。ますます鳥獣被害に対する対策が必要と感じます。さらに奥に進むと、林業科が捕獲罠を設置している場所があり、そこへ移動して班ごとに分かれてくくり罠を設置します。
けもの道にイノシシの蹄跡を発見したそうなので、ここにくくり罠を仕掛けていくようです。
最後は罠が見えないように落ち葉でカモフラージュします。土などを乗せると雨が降ったりして水分を含み、その重みで罠が作動したりするそうなので落ち葉だけです。歩いてきたところにも落ち葉を敷いて自然さを出していきます。
最後に箱罠の設置です。イノシシが好むエサを周辺にも巻いて罠へと誘導します。エサを置く場所なども考えなければ、なかなか罠に入ることは難しいそうです。
これが箱罠を監視するセンサーカメラです。スマホからでもいつでも確認できるようです。
令和4年度の調査では芦北地区の鳥獣被害額が約8,000万円、県内は6億円近くに上っており、県全体の13%を芦北が占めている状況で早急な対策が必要となっています。芦北高校では、この課題に取り組んでおり期待も背負っており、生徒・職員一丸となり研究に取り組んでいるところです。(K)