カテゴリ:林業科
1年林業科 ラディッシュ・リーフレタスのプロジェクト学習スタート!
1年林業科の「農業と環境」の授業では、秋作としてラディッシュとリーフレタスを栽培します。今回は、栽培暦どおりに栽培するのではなく、栽培の条件やかん水の頻度などを変えて栽培します。そのことが作物にどのような影響を及ぼすかなどを解明し、自分自身の「なぜ」を「わかる」へ変えるプロジェクト学習に取り組んでいきます!
さて、どんな結果が待っているのでしょうか・・・
狩猟技術向上研修(農業科2年、林業科2年)
今日は行事盛りだくさんです。終日、農業科と林業科の2年生は、鳥獣被害対策を目的とした狩猟技術向上研修を受けました。ご協力いただいたのは、くまもと農家ハンター、芦北地域林業研究グループ、熊本県猟友会芦北支部、熊本県県南広域本部芦北地域振興局の皆さまです。座学研修では、鳥獣被害の現状やICT/IoTを活用した被害対策について説明を受けました。
野外研修では、箱罠やくくり罠の設置方法、センサーカメラの取り付け方の研修を行いました。後半部分では実際に罠の設置に向かいますが、その前に農園に設置している電気柵の設置点検を行いました。
この電気柵とは、ワイヤーに電気を流し触れた動物にショックを与えることで、「痛み」とともに「怖い」と学習させ、動物の侵入を防ぐ「心理柵」として非常に有効性の高いものであるということでしたが、ここに設置してある電柵は、ちょっと改良が必要なようです。
果樹園にも同じく電柵を設置してありますが、そこもうまく稼働できていないかも…しれません。また、シカの入った痕跡も見つかりました。
ちょっと画像を小さめにしておきますが、シカさんの置き土産ですね。確実にいたことを証明しています。
食べられるか分かりませんが、キノコも結構な本数が生えていました。
まだ青々としていますが、しばらくするとオレンジ色に染まっていくんでしょうね。ますます鳥獣被害に対する対策が必要と感じます。さらに奥に進むと、林業科が捕獲罠を設置している場所があり、そこへ移動して班ごとに分かれてくくり罠を設置します。
けもの道にイノシシの蹄跡を発見したそうなので、ここにくくり罠を仕掛けていくようです。
最後は罠が見えないように落ち葉でカモフラージュします。土などを乗せると雨が降ったりして水分を含み、その重みで罠が作動したりするそうなので落ち葉だけです。歩いてきたところにも落ち葉を敷いて自然さを出していきます。
最後に箱罠の設置です。イノシシが好むエサを周辺にも巻いて罠へと誘導します。エサを置く場所なども考えなければ、なかなか罠に入ることは難しいそうです。
これが箱罠を監視するセンサーカメラです。スマホからでもいつでも確認できるようです。
令和4年度の調査では芦北地区の鳥獣被害額が約8,000万円、県内は6億円近くに上っており、県全体の13%を芦北が占めている状況で早急な対策が必要となっています。芦北高校では、この課題に取り組んでおり期待も背負っており、生徒・職員一丸となり研究に取り組んでいるところです。(K)
「なんでもかけ」製作中(林業科1年)
放課後、林業科の実習棟で作業をしている姿が見えたので行ってみました。林業科では、毎年各学年の生徒が文化祭で販売するために、木を使った製品を製作することになっています。1年生はハンガーラックを作ることになっているのですが、その名も「なんでもかけ」らしいです。
この「なんでもかけ」の材料は、芦北高校の演習林から間伐したヒノキの木の先端の部分を使用していて、本来なら捨てるところ部分ですが、有効活用しています。SDGsですね!
どの枝を残して、どの枝を切り落とすかセンスが問われるところですね!実際にどんなものをかけるかイメージして枝の間隔や方向を決めるんでしょうか?
枝とはいえ、根本はけっこう大きくのこぎりで切り落とすのも大変そうでした。ノミの使い方もまだまだぎこちなく、見てるほうがハラハラしてました。
「なんでもかけ」は芦高祭でのみの販売となります。11/9(土)が販売日となります。他に実習で製作した作品の販売がありますので、ぜひお越しください。
ベンチも絶賛製作中です!(K)
令和6年度熊本県立芦北高等学校体験入学③(林業科)
林業科の体験授業では、林業科ではどのようなことを学んでいくかという学科の説明と木材加工の実習としてスマホスタンドづくりを行っています。薄い板から切り込みを入れたりして完成させます。簡単そうですが、慣れていないとけっこう難しそうです。(K)
5/28(火)20:57~ 芦北高校 アマモの研究 KABでOA!
昨夜から雨が降り続いてますね。通勤中に側溝を見ると溢れんばかりになっていました。みなさん通学通勤の際は、十分にお気を付けくださいね。
さて、本日20:57からKAB(熊本朝日放送)にて芦北高校林業科・アマモ班の活動の模様が、放映されます。『放課後ていぼう日誌』の中にも登場しているこの取り組みついてお伝えします。ぜひ、ご覧ください!下のバナーに詳しい情報をリンクしています。(K)
真新しい実習服に身を包み・・・
1年林業科34名の実習服が届きました!
真新しい実習服に身を包み、「農業と環境」の実習に一生懸命取り組んでいます!
これから3年間お世話になる実習服。大切に使って、実りある3年間にしていきましょう
今回の実習では、トウモロコシ・キュウリ・クヌギの播種を行いました。皆で協力して育てていきます!
新入生を迎える準備が着々と進んでいます!!
4/5(金)に、新2年林業科の当番実習がありました!
当番実習では、新入生を迎える準備を行いました。新入生に気持ちよく4月8日からの芦高生活をスタートしてもらえるよう、2年林業科23名全員が一生懸命取り組んでくれました!
この23名もいよいよ先輩という立場になります。その気持ちの表れか、本日の実習開始時間が8時30分で、全員集合完了は...8時25分!当たり前のことかもしれませんが、大事なことです。新学期が楽しみです
新入生の皆さん安心してください!芦北高校にはこんな素晴らしい先輩が皆さんを待っています
20年目の研究! アマモ班(林業科)
林業科で取り組んでいるアマモ場再生活動は、今年で20年になります。
新年度となり、新たなメンバーで干潮時に毎月行うアマモ調査を行いました。冬に移植した30cm程だったアマモは1mを超え、たくさんの種子をつけていました。アマモ班の目標は、令和2年の豪雨災害で壊滅的な被害を受けたアマモ場の再生です。災害前7.5haあったアマモ場は、災害後一夜にして約5haが消失してしまいました。海のゆりかごといわれるアマモ場を再生することで芦北の豊かな海を守っていきます!
本日の調査終了後、防波堤を歩いていると漁師さんから「いつもご苦労さま」と飲み物の差し入れをいただきました。地域の方々からも応援していただき、大変嬉しいです。
4月~6月頃の干潮時に見られるアマモは、まさに「緑の絨毯」でとてもきれいです。
20年前の活動当初は、「アマモって何?」と生徒や先生もアマモのことを知らない状態から活動がスタートしましたが、今では本校独自の様々なアマモの造成方法を考案し、県内外で高い評価を得る活動となりました。2018年12月からは「アグリライト研究所」との共同研究も開始し、高度な研究ができるようになっています。本日の調査にも協力していただきました。(アグリライト研究所HPには、本校の活動の様子が詳しく載っています)
<昨年度(令和3年度)のアマモ研究における表彰等>
①マリンチャレンジプログラム2021全国大会:「リバネス賞」受賞
②サイエンスキャッスル2021九州大会:「優秀賞」&「コンソーシアム賞」受賞
③マイプロジェクトAWARD2021熊本県Summit:「地域Summit特別賞」受賞
④令和3年度 くまもと環境賞:「自然共生賞」&「永年活動表彰」2部門受賞
⑤第72回熊本県学校農業クラブ連盟年次大会プロジェクト発表Ⅱ類:「最優秀賞」&「教育委員会賞」
⑥令和3年度 公益財団ソロプチミスト日本財団「全国学生ボランティア賞」&「ななうらクラブ賞」受賞
↑マリンチャレンジプログラム2021全国大会(東京)表彰 ↑サイエンスキャッスル2021九州大会(熊本市) 表彰
昨年は、多くのメディア(新聞やテレビ等)にも取材をしていただきました。先日、ブルーカーボンプロジェクトに取り組む「ライトスタッフ合同会社」様より取材を受けました。アマモ班の20年の歴史がわかる記事になっています。記事は、下記URLを参照下さい。
https://ugal.jp/interview/660/
森林教室
5月30日(火)、芦北支援学校佐敷分教室3年生と3年林業科森林レクレーション班との「森林教室」を鏡山演習林で実施しました。
今回のプログラムは、
1 森林散策 2 葉っぱアート 3 ネイチャーゲーム(色集めゲーム)です。
・森林散策では、山菜や樹木について学んだり、鳥の鳴き声に耳を澄まし、
野いちごや木イチゴをみつけて食べるなど笑顔あふれる時間となりました。
・晴天に恵まれ標高約700mの山頂から眺める景色は、芦北町から天草まで
を一望することができ絶景でした。更にやまびこ体験もできました!!「やっほー」
・葉っぱアートでは、森の中から拾ってきた葉っぱや木の実などを使って
動物の絵などに挑戦しました。どれも素晴らしい作品が完成しました!!
・佐敷分教室のみなさん、本日は、ありがとうございました。
森や木について知りたいことがあったらいつでも私たちに聞いてくださいね!!
環境フォトコンテスト表彰式に参加しました。
10月24日(土)に肥後銀行本店にて 第9回「わたしのまちの○と×・熊本」環境フォトコンテストの
の表彰式が行われました。
今回の表彰式には、2年林業科坂本君、辻田さん、1年林業科坂本さん、坂前君、長原君の5名が代表で
参加しました。
来年は、団体優秀賞を受賞できるように頑張ります!
これからも地域の環境問題等を考え、自ら行動できるように取り組んでいきます。
団体奨励賞のパネル、1年林業科西田君の作品は、10月30日より熊本市鶴屋百貨店本館1階
サテライトスタジオに展示されます。
ホタルが乱舞する河川づくりを目指して!
乙千屋川河川環境整備事業に伴う意見聴取会に参加しました。
この意見聴取会では、ホタル班、熊本県土木部、芦北町、地域区長、ホタル監視員
の方が集まり、約2時間話し合い がありました。
会議では、学校近くを流れる乙千屋川(道川内橋-乙千屋橋区間)約530mの河川
改修を行い、その後、ホタルが生育する環境にしていくための方法や要望などが
話し合われました。
今回は、第1回目の意見聴取会でしたが、今後、回数を重ねていき、ホタルが乱舞
する河川の復活を地域の方々と協力して目指していきます!!
応援よろしくお願いします!!
【アマモ日記】第2回アマモ場教室、開催しました!
第1回に引き続き、水俣市「はつの保育園」の園児12人を福浦湾へ招いて、
元気いっぱい!
開催の延期も考えながら、時間を早めてのスタートとなりました。
しかし、開校式を終えて班毎に海に入ると、曇り空なんて何のその!
子どもたちの楽しそうなはしゃぎ声と、笑顔溢れる時間となりました
また、実際に海に入ってのアマモ場探索。海水に浸かり濡れながらも、
目を輝かせてくれていました。
自然に直に触れながら、外で遊ぶことのおもしろさ!
そして、環境の大切さ、生き物の尊さに気づいてくれることを願っています・・・
またアマモ場に遊びに来てね!!!
「えっ! これなんだったけ~!!第1回林業鑑定
5月27日、1年から3年までの林業科全クラス71名が今年初めての校内「林業鑑定競技」
を行いました
と悩みながらも一生懸命頑張っていました。
次のヒーローは誰になるのか!!
目指せ!日本一!! 頑張れ芦高生!!
初めての演習林!!1日目
演習林実習を初めて行いました。
みんな仲良く森林教室!!
次回のイベントも楽しみにしてください !!
【アマモ日記】5月調査
本日19日、林業科アマモ研究班で女島・福浦・計石漁港周辺の野坂の浦にて、毎月の
定例調査を行ってきました!
気温27.4℃、湿度70%、水温23.1℃と、ウェーダースーツ(胴長)を着用すると、少し
汗ばむ陽気の中、課題研究の時間をフル活用して取り組みました。
目指せ合格!測量士捕試験in鹿児島
5月19日(日)に鹿児島市で行われた測量士捕の国家試験を
2年林業科11名が受験しました。
!!
7月上旬に、結果が発表されます。全員の合格を祈願します!!
【アマモ日記】魚つき林調査in赤崎裸島
先日9日、林業科アマモ研究班で、津奈木町の赤崎地区にある
裸島に、6年前に植樹したウバメガシの調査に行ってきました!
潮位の関係で夕方の活動でしたが、午後まで降り続いていた
雨も上がり、清々しく心地よい天候の中での活動となりました。
また、新たに12本の苗木を合同で植樹することができました。
今後とも、いろんな繋がりを大切にしながら、地域環境保全を
実践していきます!
森林でリフレッシュ!みんな元気に森林教室!
本日、本校、鏡山演習林において地域の方や本校職員を招いての森林教室を行いました。
この森林教室では、森林散策を主に行い、日ごろの疲れを癒したり、リフレッシュしてもらう
ことを目的としています。
本日は、大人18名、子ども4名、高校生10名の合計32名が参加しました。
約2時間(約3kmコース)の森林散策を行い、お昼には鏡山演習林名物のピザをみんなで
作り、手製のピザ窯でじっくり焼き、森で採ってきたホオノキに包んで食べました。
森で活動した後に食べるピザの味は最高でした!!
最後に丸太切り競争をして盛り上がりました。
参加したみなさんは、森林のフィトンチッドに癒されとてもリフレッシュされていました。
今年で4回目になる一般の方々を募った森林教室でしたが、参加者も多く、家族連れでの
参加もあり大変嬉しく思いました。ありがとうございました。
ホタルの成虫調査がスタートしました!
行いました。
例年、この時期にホタルを確認することはできませんが、今回、乙千屋川
新河川436mの区間で100匹のホタルを確認することができました。
この時期の発生数としては、過去のデータと比べてかなりの発生数である
ことが分かりました。
ホタルの発生ピークは5月25日頃ですので、これからのホタルの発生数に
期待が持てます!乙千屋川に見に来てください!