2016年9月の記事一覧

試験勉強、順調ですか?

試験勉強、順調に進んでいますか?明日、明後日の土日の使い方が鍵になります。苦手科目克服のための時間配分等、精一杯工夫してください。

ところで、辛い試験勉強の前に、景気づけにリポ○タンDなどを飲むっていう人はいませんか?私は大学の時、このことでとんでもない苦い経験があります。

それは・・・、今でも科目名まではっきりと覚えています。専門科目である「熱力学」の試験の前日、当然のように徹夜での勉強を決め込んでいました。ぐいって飲むとカフェインも効いてくるので頭が冴えます。友達と一緒に勉強していて、その友達がリポ○タンDを差し入れに持ってきたこともあり、調子に乗って朝までに何と5~6本飲んでしまいました。そしたら、試験が始まる10時頃に、吐き気とかでめちゃくちゃ具合が悪くなって、全く答案用紙に向かうことができず、追試験を受けるはめになりました。「カフェインってこんなに怖いんだ!」と知ったのは後の祭りでした。

今日は教育実習生の児玉先生が、2年生の保健の授業で「医薬品の有効利用」について研究授業を行い、「医薬品は用法、用量を守ることが大事」と強調されていましたが、参観しながらそういう昔の苦い経験を思い出した次第でした。

 
そういえば、リポ○タンDとチオ○タは、どちらも容量100mlで1本当たりの希望小売定価も同じなのに、10本入りの箱で購入すると1本当たり数十円違います。それなのに主要成分がほぼ同一(タウリン1000㎎、無水カフェイン50㎎・・・)というのがよく分からないな・・・、効果としても同様の効果が得られるのだろうか?

このことを、はるか40年前、高校1年のときの夏休みの自由研究のテーマにしてみようかと考えたことも思い出しました。(でも、「体を張ってやる研究は、万一の健康障害のリスクがあるので受け付けません!」という理科の先生が作ったお触書にひっかかるかな?と思ってやめました。実際は「2階から目薬」の諺について、確率の実験を目薬の容器に水を入れて行いましたが・・・)

これらのドリンク、一体いつから販売されているのでしょうか。両社のHPによると、リポ○タンDが1962年(昭和37年、本校が創立された年)、チオ○タが1964年(昭和39年、東京オリンピンックがあった年)とありました。どちらも半世紀以上に渡って日本人に愛されていることになります。多分、生徒の皆さんたちも飲んだことがあるはずですよね?

今現在、安売りのお店で10本入りの箱で買うと、1本当たりにして、リポ○タンDが89円位でチオビタが69円位とおよそ20円位違います。そんな時、ファイト一発と愛情一本、どちらを買おうかなっていつも悩んでしまい、あの頃、自由研究をして、自分なりの結論を導いていなかったことを後悔したりもしています。

ということで、話がかなりそれてしまいましたが、試験勉強の前にドリンクを飲む習慣がある人は、瓶にも書いてあるとおり1日1本の容量を守って下さい。

では頑張って(^-^)/                                [校長]


教育実習生の研究授業が行われています

 9月12日から本校で教育実習を行っている児玉先生(本校電気科卒)が保健体育の研究授業を行っています。2週間の実習を通して様々な事を経験し、学んできたことと思います。その集大成となる授業を担当クラスでもある電気科2年生の生徒に行っています。医薬品と健康という内容の授業で、生徒が発表する機会を設けながらの授業が続いています。
 
 

【2年生】2年生インターンシップ事前指導

 6限目のLHRの時間にインターンシップ事前指導が行われました。
 
今回は実習日誌が配付され、実習上の注意点や事業所に挨拶に行く際の電話でのアポイントメントマナーを学びました。
 
普段、大人の方に電話をする機会がないため、ロールプレイングでは敬語を使ったり、訪問の希望日時を正確に伝えたりすることに苦労しました。
 
今年度のインターンシップは、11月8日(火)~11日(金)の4日間、天草市、上天草市の76事業所に御協力いただき実施します。

    

    

自動車学校入校説明会が行われています

 3年生の自動車学校入校を今年度は10月19日(水)から許可することになりました。それに伴い、本日は自動車学校入校希望者を対象とした説明会が体育館で行われています。自動車学校の方に入校手続きの説明をしていただいたり、学校からは本校内規の説明などが行われます。
 

中間考査1週間前!

教科書持ち帰りが始まり、直近に試合が控えていない部活動は練習休止になりました。
 「やばい…、中間まであと1週間しかない…」と焦る人、「まだ1週間もある」と思う人、それぞれだと思います。ラケットやバットを鉛筆に持ち替えて勉強に励みましょう。

 
2,3年生は自分の試験前の勉強パターンを確立している人も多いでしょうが、1年生は入学して3回目のテスト、しかも就職を決めた先輩から「評定」の大切さについて聞き、「頑張らんといかん!」と思っている人も多いかもしれません。
 
高校のテスト前勉強の仕方でおすすめのやり方ってあるのでしょうか?

 
あと1週間しかないと思う人は、焦りは禁物ですが、とにかくやれるだけやりましょう。その際に、
 
問題を解く→丸つけをする→解けなかった問題の解き方を覚える→もう一度解いてみる の繰り返しをやってみてください。

 
記憶は、覚えるという作業をしてからある程度時間が経たないと定着しません。その日に覚えたら、次の日の夜ぐらいにはまた忘れかけてると思うので、そこでもう一度覚えましょう。あとはちゃんと睡眠をとることです。睡眠中に記憶が整理される、というのが脳科学の定説です。

 
ところで、どのような環境で勉強をしていますか。まさかテレビを見ながら?
 
私は高校時代、静か過ぎる環境でのプレッシャーと孤独感が嫌いでしたから、いつもラジオの深夜放送を聞きながら勉強をしていました。当時、「集中できないはずだから止めろ!」と親や先生から口酸っぱく注意されていました。特に担任は理科の先生で、「勉強は五感を全て集中させて行うべき」だと。
 
しかし、十数年前に生徒たちが授業で使っていた国語の教科書に「音量をおさえてBGM程度に音楽を聴きながら勉強すると、脳が活性化されて勉強の効率が上がる」なんてことが書かれていたのを目にし「えっ!そうなんだ」と驚いたことを思い出します。
 
一体どちらが正しいのでしょうか。私が今にして思うに、BGM程度なら構わないのかもしれませんが、「二兎を追う者は一兎をも得ず」ですから、歌詞があるような音楽を「聴いてしまう」と勉強も中途半端になってしまう恐れがありますし、その意味でテレビやラジオはもっての外かもしれません。
 
私、今は、仕事(勉強)するときは静かな部屋でしていますし、数学などの極度の集中力を必要とする科目は、音楽なしのほうが能率が上がると思っています。
 
勿論、これは個人の趣向の問題でしょうから、考えを押し付けるつもりはありませんが、勉強は勉強、音楽は音楽ときっちり分けて、音楽は勉強なしでゆっくり聴くほうがいいのかもしれません。

 最後になりますが・・・、そういう整理がある程度できていた大学のときは、試験勉強を始める前に必ずベートーベンの「熱情」(ピアノソナタ第23番ヘ短調 作品57)を聴いて気分を高揚させてから取り掛かっていました。(この曲知ってます?古今のピアノソナタの最高峰で、ピアノを志す人間ならば一度は取り組み、挫折し、しかしまた立ち向かわなくてはならない巨大な壁とされている曲なんだそうです。綺麗過ぎて哀し過ぎて、涙が溢れて止まらず、激しい情熱に心臓がつぶされるような曲とでも言えばいいのでしょうか・・・)
 
ところが、7月頃、桜華寮(女子寮)の生徒たちの様子を見学に伺った際の夜礼で、舎監の先生(担当は音楽)が生徒たちに「音楽の効用」について話しかけられているのを聞いて、これまた驚きました。何と、落ち込んでいる人を元気づけようと、気分が晴れるような、聴くと「ウオオオ!」ってなるような音楽を聞かせると、逆に気分が沈み、ふさぎ込む人が多いという実験結果についてでした。もうよく分かりません!?
 
では頑張って(^-^)/                              [校長]