試験勉強、順調ですか?

試験勉強、順調に進んでいますか?明日、明後日の土日の使い方が鍵になります。苦手科目克服のための時間配分等、精一杯工夫してください。

ところで、辛い試験勉強の前に、景気づけにリポ○タンDなどを飲むっていう人はいませんか?私は大学の時、このことでとんでもない苦い経験があります。

それは・・・、今でも科目名まではっきりと覚えています。専門科目である「熱力学」の試験の前日、当然のように徹夜での勉強を決め込んでいました。ぐいって飲むとカフェインも効いてくるので頭が冴えます。友達と一緒に勉強していて、その友達がリポ○タンDを差し入れに持ってきたこともあり、調子に乗って朝までに何と5~6本飲んでしまいました。そしたら、試験が始まる10時頃に、吐き気とかでめちゃくちゃ具合が悪くなって、全く答案用紙に向かうことができず、追試験を受けるはめになりました。「カフェインってこんなに怖いんだ!」と知ったのは後の祭りでした。

今日は教育実習生の児玉先生が、2年生の保健の授業で「医薬品の有効利用」について研究授業を行い、「医薬品は用法、用量を守ることが大事」と強調されていましたが、参観しながらそういう昔の苦い経験を思い出した次第でした。

 
そういえば、リポ○タンDとチオ○タは、どちらも容量100mlで1本当たりの希望小売定価も同じなのに、10本入りの箱で購入すると1本当たり数十円違います。それなのに主要成分がほぼ同一(タウリン1000㎎、無水カフェイン50㎎・・・)というのがよく分からないな・・・、効果としても同様の効果が得られるのだろうか?

このことを、はるか40年前、高校1年のときの夏休みの自由研究のテーマにしてみようかと考えたことも思い出しました。(でも、「体を張ってやる研究は、万一の健康障害のリスクがあるので受け付けません!」という理科の先生が作ったお触書にひっかかるかな?と思ってやめました。実際は「2階から目薬」の諺について、確率の実験を目薬の容器に水を入れて行いましたが・・・)

これらのドリンク、一体いつから販売されているのでしょうか。両社のHPによると、リポ○タンDが1962年(昭和37年、本校が創立された年)、チオ○タが1964年(昭和39年、東京オリンピンックがあった年)とありました。どちらも半世紀以上に渡って日本人に愛されていることになります。多分、生徒の皆さんたちも飲んだことがあるはずですよね?

今現在、安売りのお店で10本入りの箱で買うと、1本当たりにして、リポ○タンDが89円位でチオビタが69円位とおよそ20円位違います。そんな時、ファイト一発と愛情一本、どちらを買おうかなっていつも悩んでしまい、あの頃、自由研究をして、自分なりの結論を導いていなかったことを後悔したりもしています。

ということで、話がかなりそれてしまいましたが、試験勉強の前にドリンクを飲む習慣がある人は、瓶にも書いてあるとおり1日1本の容量を守って下さい。

では頑張って(^-^)/                                [校長]