学校生活

2024年5月の記事一覧

スポーツ活動

5月27日(月)からの2週間は、生徒は毎日スポーツ活動に励んでいます。

 

6月9日(日)は、熊本市で定通総体が行われます。本校からは、バドミントンと卓球に出場します。

練習では、映像教材等も用いて分析することで、探究する力を育み、主体的な学びで「一勝一勝して、次のステージに進出する」という夢(願い)を実現するために頑張ります。

防災教育

5月30日(木)は、防災教育が実施されました。

 

水俣市総務企画部危機管理防災課の皆様のご協力のもと、こらからの大雨、台風の季節に備えての防災意識の向上を図るため、防災教育を計画しました。

水俣地域の防災全般について、水俣市防災士部会の講師の先生からは、水俣市防災ハザードマップを用いて、身近な場所の写真も交えながら、わかりやすく説明をしていただきました。

 講義の合間には、ちょっとしたレクリエーションもありました。

続けて、熊本県防災士アドバイザーの先生からは、マイタイムラインの読み取り方、記入の仕方等を教わりました。

とにかく、明るいうちから早めに避難することを心がけることが大切です。

最後に、生徒会長から立派な謝辞がありました。

災害時に適切な判断力を養うためにも、本日教わったことを自分が住んでいる地域の実情に則して考えながら、探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)を実現するための生命を守っていくことが何よりも大切です。

生徒は、とても真剣な眼差しで受講していました。

水俣市総務企画部危機管理防災課の皆様、お忙しい中、本当にありがとうございました。

みなまた物産展2024本番

5月25日(土)は、いよいよ「みなまた物産展2024」本番日となり、販売実習に参加してきました。

ついに始まりました。全員で協力して設営します。すべてはここから始まります。

 

屋号やPOPの位置を確認します。また、朝納品されたばかりの惣菜パン「シンPITAもち麦&照り焼き」及び「PITAもち麦&むね肉」のシール貼りをします。

 

「抹茶タルト及びシトラスプリンタルト」に関するPRをするためのブラックボードを作成します。

また、来場者の方へ「水定どら焼き」等の販売商品をPRするための手持ちボードも作成します。

 

お釣りの準備等、レジの最終確認をします。最後に、隣接ブースに到着された出水中央高校様があいさつに来てくださいました。

「暑くなりそうですが、みんなで声を掛け合いながら頑張っていきましょう!」

全員一致団結!実習の成功を願います。

 

そして、いよいよ開店です。最初のお客様を温かくお迎えして実習がスタートします。

 

POPをもってPR「こんにちは~水俣高校です。心を込めてお迎えしています。どら焼き、シンPITAパンはいかがですか~。」「わぁ~美味しそう!いただきます。」「お茶の風味をお楽しみください。」

 

どら焼きを中心に、手にとっていただける嬉しさを実感します。

1年生は初参加ですが、落ち着いた接客態度にビックリです!

 

本校の先生方も応援に駆けつけてくれました。

 

卒業生や他校の先生方も駆けつけてくれました。

午前の部の生徒と午後の部の生徒の引き継ぎ時間は、本日の参加生徒数が全員集まったことになりますので、ここで集合写真を撮ります。

 

「水俣産の甘夏ピールを練り込みました。」「甘夏あんって珍しいね。冷蔵庫で冷やしても美味しいの?」

「お土産にも買って帰ろうか!」

ありがたいお言葉が飛び交います。

 

最後は、隣のブースの出水中央高校様に挨拶をして、本校の教頭先生より講評をいただいて終了です。

 当日は、真夏日のような炎天下の中で熱中症が心配でしたが、皆本当によく頑張りました。声を枯らしてお客様の呼び込みをする者。足の痛みをこらえて立ち続け、自分の役割を全うする者。それぞれが主体的で高い探究心を持って取り組んでくれました。この実習をとおして、生徒の新たな一面を垣間見ました。

 今回の成果と課題については、今週の課題研究や総合実践の授業のなかで、しっかりと振り返りをしていきたいと思います。

 とても良い機会をいただいた水俣商工会議所のみなさまをはじめ、多くの協力企業の皆様、本当にありがとうございました。これからも水俣高校定時制をよろしくお願いします。

主権者教育Ⅰ・生活体験作文作成

5月23日(木)は、主権者教育Ⅰ及び生活体験作文作成にあたっての解説がありました。

〇主権者教育Ⅰ

日本では、成人年齢は平成28年(2016年)6月より18歳に引き下げられました。8年になります。

18歳という成人年齢が高いか低いかは、それぞれの人の感覚があるかと思いますが、世界各国の「選挙権年齢」を見てみますと、高い国ではアラブ首長国連邦の25歳、低い国ではオーストラリアの16歳と、結構幅があります。

「難しい…」「よくわからない…」個人の力では政治に影響を与えられないのでは?と生徒は思っているかもしれませんが、若い人の声をもっと政治に!ということで、選挙権年齢が満20歳以上から満18歳以上に引き下げられました。

ちなみに、2017年の衆議院選挙投票率をみると、熊本県は57.02%、うち18歳投票率は51.47%、19歳投票率は32・93%という結果になっています。この数値を高いとみるか低いとみるかは、個々の感じ方によって変わるかもしれませんが、その一方で、2022年に行われた熊本県議会熊本市選挙区の補欠選挙では、投票率18・57%、当選者を有権者全体でみると、5.79%と4.82%の得票しかありませんでした。

昨年4月の選挙の結果をみていきますと、熊本県議会選挙水俣市区の有権者数19,234人、55.55%の投票率で、A候補が5384票(51・1%)で当選、B候補が5159票(48・9%)で落選といった結果で、実に8691人もの棄権者が出ていることになるのです。

水俣市議会議員選挙の定数は16人です。立候補者は18人。投票率66・02%で、当選16人目の得票率は512票、次点の落選者が504票。実にわずか8票差でした。

「権利をもつ」とは、政治について重要な役割を持つ事、「選挙等に参加する権利をもつ」ということです。

有権者としてあるべき姿勢とは、人任せにせずに、選挙を通じて積極的に政治に参加していくこと、これは権利であり、国家・社会の形成者としての責務であるということなのです。

選挙権について考えることで、探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)を実現するためにも、主権者とは自分たち自身であることを自覚して、18歳になったら、あるいは18歳になっている人は、次回の選挙までによく考えて投票所に行ってほしいと願います。

 

 〇生活体験作文作成

 

 生活体験発表会とは、正式には全国定時制通信制生徒生活体験発表大会と言います。教育支援団体の全国高等学校定時制通信制教育振興会(公益財団法人)が主催する発表大会です。同法人の設立は1964年で、以降毎年開催され続けており、2023年時点で70回目になる歴史のある大会です。定時制や通信制で学ぶ生徒がお互いの体験を発表し、今の自分の学校生活うや自分自身に誇りを見出すための行事として開催されています。

何のために発表するのかというと、定時制・通信制高校に通う生徒の中には不登校・いじめの経験者や、家庭内での問題などの不安を抱えている生徒も多いです。自身の体験を語ることは、自分の心の整理になりますし、同じような体験をしている人への「私だけじゃなかったんだ」という勇気付けにもなります。

これから定時制・通信制高校への入学を考えている人にとっては、この発表を通して、定時制・通信制高校で学ぶとこんな風になれるんだなというモデルにもなっています。

 どんなことを発表するのかというと、最近の発表の中から、ある公立の通信制高校で学ぶ生徒の発表を一部引用したものを見てみますと、「まわりと同じでなけらばいけない」と思っていた中学時代とは、全く違う世界があったそうです。それからは、あまり人目を気にしなくなり、「人と違ってもいいんだ」と思うようになり、だんだんと気持ちが落ち着くようになってきたそうです。今、通信制で学んでいる自分が、中学校の頃の自分に会えるとしたら、こんなふうに言ってあげたいということです。「学校に行けないからといって、自分を嫌いにならないで。人より少し遅くなったけれど、スタートはいつでもできるから、ゆっくり学んでいいんだよ。」と。

入学したきっかけがとても素直に書かれている所が、自分自身に対して誠実だと思います。「知り合いに会わなくてすむから」という所は、見方を変えれば心機一転して新しい自分をつくっていきたいという前向きな気持ちも感じられますね。

辛かった体験を人に話せるようになると、その体験が自分の中で消化できてクリアになります。ですが、思い起こすのがまだ苦しいひとは無理に書く必要はありません。できる範囲でやってみましょう。

作文作成をとおして、探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)を実現するためにも、しっかりと自分を見つめなおし、今後の自分の姿を想像しながら、少しずつ成長してほしいと願います。

みなまた物産展2024準備

5月23日(木)は、2日後にせまった「みなまた物産展2024」に出店させていただく準備をしました。

本日は、おなじみ「水定どら焼き」のシール貼りをします。1年生は初めてですので、先輩が優しく教えます。

 

 共同開発でお世話になっているONITSUKA日昭堂様、いつもありがとうございます。頑張って販売します。

エコパーク水俣で開催される「みなまた物産展」では、どら焼きのほかに、Pan工房ベーグル様との共同開発惣菜パン「シンPITAパン」も販売します。水俣高校定時制商業科は、25日(土)のみの販売実習になりますが、皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

商業科商品開発「ミニタルト(創作スウィーツ)」地方紙取材及び掲載

5月14日(火)に熊本日日新聞社水俣芦北総局様より、本校定時制商業科3年生が取材を受けていた、道の駅みなまた・Shop&Cafeミナマータ様との共同開発商品「ミニタルト(創作スウィーツ)」に関する記事が、5月24日(金)の熊日様の朝刊に掲載されました。

取材の様子です。

生徒たちが考案した商品開発案を具現化してくださった道の駅みなまた・Shop&Cafeミナマータ様には、生徒たちも感謝の気持ちでいっぱいです。

併せて、この共同開発の取り組みを取材してくださった熊本日日新聞社様、お忙しい中、本当にありがとうございました。生徒たちの思いを記事にしてくださり、紙面にも大きく載せていただき、大変うれしく思います。

このタルトは、おかげさまで大変好評をいただいておりまして、道の駅みなまた・Shop&Cafeミナマータ様で、不定期ではありますが販売されています。土日は販売していることが多いようですので、お近くまでお越しの際は、ぜひご賞味ください。

交通安全教室

5月10日(金)は、水俣自動車学校様のご協力のもと、同校で交通安全教室が実施されました。

 

1限目は、座学「特定小型原動機付自転車」について学びました。

いわゆる「キックボード」と呼ばれるもので、都会では若者を中心に通勤・通学でも使用されている乗り物です。昨年の法改正に合わせて、最新の知識を教わりました。機種によっては免許はいらないのですが、ヘルメットの着用推奨等、細かなルールについて知ることができました。水俣ではまだあまり普及していませんが、かなりのスピードが出る乗り物なので、就職や進学で県外に出た場合は、乗る乗らないに関わらず、注意が必要です。

2限目も、座学「人間の能力」について学びました。

 

 人間が持つ、「5感」を用いて、我々は交通社会の中で生きていることを例に挙げられ、 認知・判断・操作といった運転する上での、または歩行者としての人間の能力についてのお話がありました。

 

その後、筆記のテストがありました。「認知機能検査」という問題で、75歳以上の高齢ドライバーの方が受けられる高齢者講習の問題で、スライドに表示されたいろいろなものを、どれだけ記憶しているかというテストです。若い生徒たちにとっては、大変貴重な経験でした。

 

人間の視界についてのお話もありました。生徒も実際に指で「〇マーク」を作ったり、両腕を広げて視野を確認したりしていました。 

3限目は、教習場に出て、夜間特性等の学習です。反射材や自転車灯火の有無、色による見え方の違い等について学びました。

 最後は、生徒会副会長より、立派な謝辞がありました。そして、参加生徒一人ひとりに、水俣自動車学校様よりウエットティッシュと懐中電灯をいただきました。ありがとうございました。大切に使わせていただきます。

生徒諸君が、探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)を実現するために、何よりも大事な生命を守るための交通安全教室を、水俣自動車学校様の温かいご指導のもと、本年も開催することができました。本当にありがとうございました。

RKKテレビ熊本放送「夕方Liveゲツキン!」生出演

5月1日(水)は、道の駅みなまた・Shop&Cafeミナマータ様と本校定時制商業科の共同開発コラボ商品「ミニタルト(創作スウィーツ)」のPRのため、RKKテレビ熊本放送「夕方Liveゲツキン!」に3年生が生出演させていただきました。撮影は、道の駅みなまたのバラ園及びShop&Cafeミナマータで行われました。

 

 まずは15時過ぎに、熊本市からお見えになった番組ディレクターの方と本校定時制3年生が道の駅駐車場で合流し、自己紹介等のあいさつから始めました。

 

続けて、今回の番組リポーターを担当してくださるRKK熊本放送局の糸永有希アナウンサーにご挨拶をしました。糸永アナウンサーからは、普段商業科ではどのような授業をしているのか等のご質問があり、日頃の取り組みについて生徒たちが答えました。

 

ここで、この商品開発の最大の協力事業所である道の駅みなまたの館長様も来てくださり、この商品を開発するに至った経緯を、生徒との活動もまじえながら説明してくださいました。

 続けて、テレビクルーの皆様も合流され、リハーサルが行われます。

 生徒の登場シーン等、スタッフの皆様の指示のもと、糸永アナウンサーとも細かい動きを打ち合わせます。

 

メインで話す生徒の練習と、カメラに向かって手を振る練習です。

 

 スタッフの皆様が本社通信(打ち合わせ)等をされている間は、一時空き時間ができましたので、このひとときは糸永アナウンサーと交流を深めます。生徒は、普段番組が放送されている時間帯は授業中のため、なかなか視聴する機会が無かったので、あらかじめ商業科の授業の中で、RKK様のWeb動画チャンネルの中から過去の放送を視聴して予習していたので、その回の放送内容について話が盛り上がっていました。

また、ここで水俣市のゆるキャラ「エコバラちゃん」も合流し、みんなで記念撮影をします。

エコバラちゃんもまじえて、最後のリハーサルです。

 そして、無事にメイン部分の本番を迎え、生徒は立派に商品PRをすることができました。セリフも分担してよく話せました。

 

最後は、番組エンディングの撮影のため、バラ園に移動して最後のPRをしました。

 

生放送終了後は、糸永アナウンサーより、記念に番組のボールペンをいただきました。生徒はとても喜んでいました。

今回番組で紹介させていただいた2種類の新商品の写真です。水俣ローズフェスタは、道の駅みなまたにおいて、5月19日(日)まで開催されていて、その期間以降も土日を中心に、このタルト(創作スウィーツ)をShop&Cafeミナマータでご購入いただくことが可能です。お近くまでお越しの際はぜひ御来園いただき、美しいバラを鑑賞されながら、本校定時制生徒が考案した甘いタルトをご賞味いただけましたら幸いです。

 探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)を実現するための活動は、今回はテレビ生出演という大変貴重な形で育成することができました。

 共同開発で生徒の案を採用いただき、具体的な形として商品化を実現してくださった道の駅みなまた・Shop&Cafeミナマータの皆様、貴重な機会をいただきましたRKK熊本放送の皆様、本当にありがとうございました。今後とも水俣高校定時制をよろしくお願いします。

生徒会関係行事

4月26日(金)は、生徒会関係行事が実施されました。

 まずはじめに、6月に行われる定時制・通信制の総体に向けた種目決めが行われました。

昨年までの例としては、本校定時制からはバドミントンや卓球等に参加しています。今年は、どの競技に出場したいか等、生徒は希望を用紙に記入します。割り振りは、集約してから後日、改めて連絡することとしました。

 

 続けて、生徒全体での年間生活目標を、全生徒がそれぞれ考え用紙に記入します。参考となるよう、生徒会長が昨年度例を説明してくれます。用紙は一旦集めて、後ほどみんなで考えることとします。

続けて、各種委員会です。あらかじめ取っていた各生徒の希望をもとに、学年を混ぜて5つの委員会に割り振り、各部屋に移動して活動目標等を決めました。

その後、再び多目的室に集合し、各委員長より発表がありました。

体育委員会からは、「(1)健康な体づくりのために体育授業、行事に全員参加。(2)親睦を深める生徒交流会の実施。」以上二つの目標が発表されました。

文化委員会からは、「文化的行事を通して定時制を盛り上げ生徒たちの交流を深める。」という目標が発表されました。

 図書委員会からは、「(1)1年間で1人3冊読む。(2)読書時間を作る。(3)おすすめの本紹介。」の三つの目標が発表されました。

保健委員会からは「感染症予防の呼びかけ。」という目標が発表されました。

 環境委員会からは、「(1)環境美化週間の得点平均を10点あげる。(2)環境教育の講話のテーマを生徒で考える。(3)コンタクトレンズケースを5回満杯にする。」の三つの目標が発表されました。

 そして、新三役のあいさつがありました。

 続けて、先ほど全生徒から提出された年間生活目標案の板書をして、比較的多い意見を採用し、今年度の全体の目標としました。以下の通りです。

「(1)学習面…赤点をとらない。(2)生活面…生活リズムを整える。(3)行事面…楽しんで参加する。」

今回も、生徒会役員が中心となって企画及び議事進行をこなしてくれました。

 探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)を実現するための取り組みが着々と進んでいます。

各種委員会の新委員長も5役決まりましたので、これに執行部の4名を加え、いよいよ本格的に本年度の生徒会活動が開始されました。本校定時制生徒の今後の活躍にご期待ください。