水高diary

学校生活

【2年】総合的な探究の時間~カキ生育班~

毎週金曜日の6時間目は、2年生の「総合的な探究の時間」となっています。昨年までのSGH事業で確立したカリキュラムを活用して、1年次の水俣の過去出来事を学んだ後、2年次には各自の興味・関心に応じたテーマを設定し1年間学びを深めていきます。

本日、牡蠣養殖班は、国立水俣病総合研究センターの松山明人先生をお招きして、昨年度から継続してきた、国水研と水俣漁業協同組合と本校での共同研究について、目的や内容についてのお聞きしました。

自然科学的研究手法や海水の中の栄養塩の専門的な話は、時に学校では指導が困難です。水俣高校では様々な外部の方を指導者とお招きして探究活動を行っています。本当にありがたいお話です。そうしたプロの人たちと一緒になって、常に「なぜ?どうしてなんだろう?」という気持ちを持ち続けてほしいです。

水俣で牡蠣の養殖を目指すように至った経緯や、水俣の海の栄養度について話を聞いている生徒は、真剣に聞き入っていました。1年後、君たちが水俣漁協の方たちに牡蠣の生育について語っていける未来がきっと来るはずです。頑張れ!

 

 

【卓球部】ラブオール!09 大活躍

こんにちは、水俣高校卓球部です。

先日行われました水俣エンジョイ交流卓球大会について報告します。

この大会は、県のトップ選手から初心者まで、クラス分けを行って試合をしたり、混合で試合をしたりする大会です。高校から始めた初心者も多く在籍する水俣高校にとってはとても貴重な大会です。

久々の大会ということもあり、楽しみにしていました。予想以上の大活躍もあり、良い結果が残せたので、報告します。

【ダブルス】

優勝 鬼塚(2年)、3位 山下(1年)

【シングルスBクラス】

3位 村上(2年)、黒田(1年)

【シングルス初心者クラス】

優勝 山下(1年)

3位 田畑(1年)、久木田(1年)

【ラージAクラス】

優勝 小松

 

それぞれが課題を見つけることができた試合でした。そして何より、自信を持てた試合でした。

初心者からでも活躍できる大会があります。一緒に卓球をしませんか?

農家ハンターさんの遠隔講義がありました

オンライン講義の様子

くまもと☆農家ハンターさんによる慶応義塾大学との遠隔講義に水俣高校も参加させていただきました。地域のくらしを鳥獣被害から守るために活動しておられる宇城市の宮川さん(情熱大陸にも出演!)のお話を聴くチャンスということで、機械科の”イノシカハンターズ”をはじめとして地域創生や6次産業化などに興味がある生徒が参加しました。宮川さんのお話は、たんに農業を持続させるということだけでなく、人生における挑戦についても生徒たちに語りかけるものでした。生徒たちも心に響いた言葉をメモに取り、真剣な表情で聞き入っていました。参加した生徒の感想には、「今できることを精一杯、失敗してもいいからやりたいと思いました」とあり、よい刺激をうけたようです。質問コーナーでは箱罠についてのアドバイスをいただき、みんな充実した表情を浮かべていました。

防災訓練

新年度になり、新入生や新たな先生方を迎えての学校生活が始まっています。本校の避難場所や避難ルートの確認、生徒の安全な避難に向けた職員の緊急時防災行動の確認のため、15日(木)に防災訓練を行いました。

火災による避難と、地震とその後の津波による避難、2種類の避難方法を確認した後、DVD「熊本地震を学び次の災害に備える」を全員で視聴しました。熊本地震から5年が経ちましたが、あのときの教訓をいつまでも引き継いでいかなければならないと再確認させられた1日となりました。

 

【総探】【1年生】総合的な探究の時間


今年から水俣高校での総合的な探究の時間については、これまで文部科学省の認定を受けて5年間続いてきたSGH活動を受け継ぎながら、生徒の興味・関心を土台に添えつつ、さらに地元に根ざしたSDGsの観点を組み入れた探求活動を継続していきます。(今後3年間はSGHネットワーク参加校となり、全国のSGH経験校と様々な情報を共有していきます。)
今日は、新一年生全員に探究活動の時間のオリエンテーションが行われました。これから1年間、グループでの協働活動を伴いながら、主に水俣病の歴史・再生の取組・環境に配慮した社会づくりなどについて学んでいきます。こうした地元の課題を学ぶことで、水俣高校生の持続可能な社会への提言が重みのあるものなっていくと思います。頑張れ、1年生!

【3年生】研修旅行2日目〜朝食〜

おはようございます!2日目がスタートしました。外はまだ少し雨が残っていますが、グリーンランドの時間には回復しそうな予報です。朝から、5組担任の田中先生がお誕生日ということで、5組の生徒からサプライズがありました!

 

【カヌー部】こいのぼり立てのお手伝い

毎年水俣の春を彩っている水俣川沿いのこいのぼりを、カヌー部もお手伝いして設置してきました。

水俣市の青年会議所の皆さんのご指導のもと、支柱の杉の木の皮むきや枝打ち、そして設置まで、日頃水俣川で練習させていただいているお礼の気持ちを込めて作業してきました。

今年のカヌー部もこの元気に泳ぐこいのぼりの様に頑張っていきます!応援よろしくお願いします。

  

 

【3年生】熊本城!!

心配していた雨が降ることもなく、無事に熊本城を見学することができました!城彩苑での散策を終え、これからホテルへと向かいます(^^) バスに乗車したタイミングでちょうど雨、、明日のグリーンランドも天気がもちますように!

令和3年度入学式♪

4月8日、令和3年度の水俣高校入学式が行われ、全日制・定時制合わせて136名の新1年生が水俣高校の仲間に加わりました。校長先生のスピーチにあったように、みなさんが「なりたい自分になれる」様に、新しく出会った友人と切磋琢磨してくださいね。

新入生代表の塩平さんより、「高い目標を持ち、その目標を叶えるために新しい仲間と一緒に努力したい」との抱負が聞かれました。水俣高校にはみなさんの夢実現のためのチャンスがたくさんあります。いろんな強みを持った先生がいます。いろんな夢や特技を持った仲間がいます。充実した施設のなかで、地域に根差し世界とつながる機会がたくさんあります。勉強や部活動だったり、資格取得や学校行事を通じて、この水俣高校ででっかい人間になってくださいね。3年後のみなさんの成長した姿を期待しています。

  

 

 

 

【エコスクール委員会】使い捨てカイロ回収活動

1月27日~3月15日、校内で使用済みの使い捨てカイロ回収活動を行いました。

使用済み使い捨てカイロの中身を、水の浄化剤としてリサイクルする会社があるというニュースについて、事務の先生から紹介があり、委員で検討の上、実施しました。

使用済みの使い捨てカイロは、現状ではごみ(分別基準は各自治体で異なり、水俣市では破砕埋め立てごみ)として捨てられていますが、中身の鉄粉・炭粉に酸を加えてチップを作り、池や川・海などの浄化剤として再利用する研究が進められているそうです。カイロの中身の合金化されていない鉄は自然界での再利用に適しており、チップから溶け出す二価鉄イオンには水の中に溜まるヘドロ中の化学物質を無害化し、悪臭や赤潮などの発生を低減・抑制することが期待されるという東京海洋大学様の基礎研究を、Go Green Group株式会社様が2018年に事業化されています。

全校生徒・職員に呼びかけて回収を行った結果、25kg近くの回収があり、この度、送付しました。

エコスクール委員会では、プラスチックを中心としたごみの削減のための活動を続けていますが、この活動も、ごみとして捨てられているものを再利用に回せるとして参加しました。全国で、世界で、ごみの現状を見直し、環境を守るために、様々な活動が考え出され、行われています。今後も、多くの情報に目を向けながら、自分たちにできることは何か、しっかり考え、活動していきたいと思います!

Think Globally, Act Locally.

 

 

【茶華道部】卒業茶会をしました。

 今春卒業した3年生とお別れの茶会を開きました。日頃ご指導いただいている茶道の吉留先生と華道の渡邊先生も来てくださいました。コロナ感染予防で、手指の消毒、換気を十分して実施しました。

 茶華道部は現在部員が1名。(4月よりあと1名の部員が入る予定です。)コロナでの休校期間があったため、3年生とお稽古したことはありませんでした。お茶席を2席設け、3年生と1年生がお点前披露を行いました。普段の一人っきりのお稽古では他の人のお点前を見ることがありませんが、今日は先輩のお点前を見て学ぶことができました。誰かと一緒に活動できるってやっぱり楽しいですね!3年生、今日はありがとうございました。お元気で。

 茶華道部は部員募集中です!待ってるよ。新1年生。

 

転・退任式が行われました。

在校生徒と職員、卒業生が見守る中、今回の熊本県職員の定期異動に伴う16名の先生の転・退任式が行われました。水俣高校での勤務の長短はあるものの、それぞれの先生方から水俣高校生の前途に向けて熱いメッセージ(や歌)が送られました。

寂しくはなりますが、水高生のこれからの活躍をたくさん届けていきたいですね。先生方の新たなステージでのご活躍を祈念しています。

 

 

水俣高校が文科省表彰を受賞しました

この度、水俣高等学校が「令和2年度文部科学大臣優秀教職員表彰『社会に開かれた教育実践奨励賞』」を受賞しました。

これは、主に今年度までのSGH活動における水俣環境アカデミアや環境省、慶応大学や日越大学など諸大学との交流事業を通じた国際交流に対して表彰されたものです。

現代社会の課題に対して、学校内の教育資源だけでなく関係機関との協働によってアプローチしていく水俣高校の取組を、これからも深化させていきたいと思います。