水高diary

学校生活

【進路指導部】1学年進路講話

1学年進路講話を実施しました。

講師に、県の企業連携コーディネーターとしてご活躍の徳田様をお招きし、「『フィールドを観る』を通して学ぶ!?」という題目のもと、1学年生全員を対象にご講話いただきました。

生徒との対話をとおしてお話を進められ、生徒それぞれの出身中学校の景色から始まり、徐々に視野を広げられ熊本県や台湾の半導体の現状などをわかりやすく伝えていただきました。

生徒は県や世界の状況を知ることができ、今後の進路を考える上で貴重な機会となりました。

徳田様、ありがとうございました。

【機械科】卒業生による母校訪問

 令和7年11月11日(火)7限目に、今年3月に本校機械科を卒業した石牟禮 学さんが本校を訪れ、後輩の機械科生徒へ就職した企業の様子や生活など話してくれました。
 石牟禮さんは現在、トヨタ自動車株式会社の専門部(トヨタ工業学園)に所属しています。1年間専門部で学ぶ意義や、企業の状況や今後の目標を話し、生徒からは高校時の意識や高校のうちにやっておいたほうがいいことなど、多くの質問がありました。特に2年生からは、就職を意識した活発な質問があり、進路決定への意欲を高めることになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 1年生へ説明

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 2年生へ説明

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 3年生へ説明

【建築科】鉄筋コンクリート構造・高層新築工事 現場見学

 「教室で学んだ知識は、本当の現場でどう活きているんだろう?」 そんな疑問と期待を胸に、11月11日(火)の午後、建築科の1・2年生が熊本県人吉市で建設中の鉄筋コンクリート造マンションの新築工事現場を見学しました。

 今回、私たちを温かく迎え入れてくださったのは、工事を担当されている株式会社久保工務店様と宮原建設株式会社様(久保・宮原JVアメイズ人吉作業所)です。

教室を飛び出し、いざ「本物の現場」へ!

 生徒たちは、まず工事用のエレベーターに乗り込み、一気に最上階の屋上へ。初めて乗る現場のエレベーターに、生徒たちの表情は好奇心と緊張感でいっぱいです。まさに「ドキドキ体験」!屋上に降り立つと、そこには息をのむような光景が広がっていました。最上階は建物の骨組みとなる「躯体(くたい)工事」が終わったばかり。そこから階下へ移動しながら、内装を仕上げていく「仕上げ工事」まで、建物がゼロから完成していく流れのほぼ全てを見学するという、非常に貴重な体験をさせていただきました。

教科書が「現実」になる瞬間

 この体験は、生徒たちの学習段階に完璧にリンクしていました。1年生は、ちょうど授業で「鉄筋コンクリート(RC)造」を学び始めたばかり。教科書で見た図面や写真が、目の前で巨大な構造物として組み上がっている様子に、「おおっ!」と声を上げながら見入っていました。2年生は、来年度の国家資格「施工管理技士補」の試験を目指しています。建物の品質や安全がどう管理されているか、プロの技術を間近で見ながら、より専門的な視点で学びを深めていました。

プロから学ぶ「生きた知識」

 見学中、現場所長様が工事の概要を丁寧に説明してくださいました。生徒から「この大きな建物の工事期間はどれくらいですか?」という質問が出ると、所長様は一つひとつの手順を挙げながら、工期について詳しく教えてくださいました。現場の張り詰めた緊張感、圧倒的なスケールの大きさ、そして何よりも安全を第一に考えるプロの姿勢。そのすべてが、教室での学習だけでは決して得られない「生きた学び」となりました。最後に、両企業の皆様から生徒たちへ、「未来の技術者」としての心構えなど、温かい激励のメッセージをいただきました。

 水俣高校建築科は、このように多くの企業の皆様に支えられ、教室を飛び出して「本物」に触れる実践的な学びの場を数多く提供しています。中学生の皆さん、教科書の世界を飛び出して、私たちと一緒に未来を創る「本物の技術」を学びませんか?

 お忙しい中、未来の技術者の卵たちのために、かけがえのない学習の場を提供してくださいました株式会社久保工務店様、宮原建設株式会社様、そして現場スタッフの皆様に、心より感謝申し上げます。

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【建築科】予想外の結果も!? 建築科2年生が「デジタル騒音計」で校外実習!

 建築2年生が、専門的な学びを深める「騒音実験実習」を行いました。 「建築」と「音」。一見、結びつかないように思えますが、快適な建物をつくるためには「音」のコントロールが欠かせない、重要な要素です。
専門機材を手に、いざ校外へ!
 今回のミッションは、専門機材である「デジタル騒音計」を使い、学校周辺の騒音レベルを測定すること。 生徒たちは2つの班に分かれ、学校の外へ出発! 測定場所は、「正門側五差路道路」と、「裏門側前面道路」の2カ所です。「決めた時間ごとに測定、計50回行い、平均値を出す」 担当教師の指示のもと、規定を守りながら、正確なデータを集めていきます。
驚きの測定結果! 静かなのはどっち?
 さて、皆さんはどちらが「うるさい」と思いますか?多くの生徒が「車の通りが多い正門側」と予想していましたが…。 測定結果は、なんと「裏門側道路」のほうが騒音が大きいという意外なものに!なぜか? 裏門側は教室棟から離れていますが、交通量の多い産業団地に近いため、大型車が通る音などが影響していることが分かりました。 一方で、国道から少し中に入った住宅街にある水俣高校は、騒音源(裏門側の道路)から教室棟まで距離があり、水俣高校が学習環境としては非常に静かで恵まれていることも、データで再確認できました。
中学生の皆さんへ
 水俣高校建築科では、設計図を描いたり、木工で作品を作ったりするだけではありません。 「どうすれば人は快適に過ごせるのか?」 「静かな家、集中できる教室を作るには?」 このように、「住環境」を科学的に分析し、より良い空間をデザインするための「実践的な学び」がたくさんあります。「ものづくりが好きだ」「専門的な技術を学びたい」 そんなキミも、水俣高校建築科で、一足先に「プロの道具」と「未来の技術」に触れてみませんか?

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【電気コース】第37回熊本県工業高等学校生徒研究発表会熊本県立短期大学校長賞受賞

令和7年11月12日(水)、第37回熊本県工業高等学校生徒研究発表会が熊本工業高校で行われて、電気コース3年生の5名が参加しました。

「地域とつながるプログラミング教育の実践-楽しく学び、水俣高校へつなぐ-」というテーマで、課題研究の取組みについての実践発表を行い、熊本県立短期大学校長賞受賞を頂きました。

ご協力いただきました関係機関の皆様、ありがとうございました。

【探究活動】1学年「総合的な探究の時間」等々力中学校(東京)との交流

 11/12(水)5限目の1学年「総合的な探究の時間」では、東京から等々力中学校の中学校3年生40名が来校され、各教室内で1学年の生徒たちと交流を行いました!1学年の総合的な探究の時間では「みなまたベーシックプログラム」と題して探究活動に取り組んでおり、2学期は特に「水俣病」や「水銀学習」を中心として学習を深めています。

 今回、等々力中学校の生徒さんたちは水俣病について学習するために水俣入りし、午前中は水俣病資料館、水俣病情報センターを訪問されています。

 

 今回の「総合的な探究の時間」では、まず最初に水俣高校と等々力中学校それぞれから学校紹介を行ってもらい、その後、さいころトークを展開しました。お題はそれぞれの学校考え抜いたお題6つ(水俣病や水俣に関するものなど)で、どのクラスも楽しそうに打ち解けて交流していました!生活圏が違う同世代との交流はとても刺激的だったようで、みんな笑顔があふれていました。熊本県以外の人にも水俣を知ってもらい、都会の若者が水俣をどのように見ているかを知るいい機会となりました。

 等々力中学校の皆さん、ありがとうございました!

 

 

【建築科】【DXP】令和2年熊本豪雨災害からの復興をDXで支える! ICT現場見学会

 11月11日(火)、建築科の1・2年生は、熊本県球磨郡球磨村の球磨川田頭地区で行われている「令和2年度熊本豪雨災害復旧DX現場見学会」に参加しました。この見学会は、三和建設株式会社様、株式会社KAWATSU様のご協力のもと、建設DX(デジタルトランスフォーメーション)が災害復旧の最前線でどのように活用されているかを学ぶことを目的に実施されました。

災害の現実と復興を支える建設業の力

 生徒たちが小学5・6年生だった頃に発生した令和2年熊本豪雨災害。今回の見学では、まず被災地の現状を目の当たりにし、災害の恐ろしさを再認識しました。同時に、氾濫した球磨川の護岸工事(アンカータフストーン工法など)が、地域住民の生命や財産を守るためにいかに重要であるかを学びました。そして、この大規模な復旧・復興工事を、最先端の「建設DX」技術が力強く支えていることを実感しました。

最先端のICT技術を現場で体感!

 現場では、これまで授業(7月のドローン測量、10月のICT施工講義)でお世話になっている株式会社KAWATSU様、そして技術顧問の条谷様(建設系YouTuber「ジョウ所長」ジョウ所長の土木技術者サポートチャンネル)から、DXの目的や具体的な活用技術について詳しい説明を受けました。生徒たちは、教科書だけでは学べない以下の技術を体験しました。

・ICT重機の操作体験: 3次元データを活用し、高精度な施工を可能にする重機の操作を間近で見学・体験。

・AR(拡張現実)体験: タブレット端末を通して、現実の風景に設計図や完成イメージを重ね合わせる技術を体験。

・3次元データの活用: ドローン測量などで取得した3次元データが、設計から施工、管理まで一貫して活用されていることを確認。

学びの深化と未来への決意

 学校での座学や実習で学んできた点群データやICTの知識が、実際の広大な復旧現場でどのように活かされているかを目の当たりにし、生徒たちにとってこれ以上ない貴重な経験となりました。

「学校では体験できない最先端の現場に圧倒された」「復興のために最新技術を駆使する建設業の魅力と使命感を強く感じた」といった声が聞かれ、建設分野への興味・関心を一層深めるとともに、自らの学びが社会貢献に直結することを強く実感できたようです。

 水俣高校建築科は、今後もこうした産学官連携の実践的な学びを通して、未来の建設業界を担う技術者の育成に努めてまいります。ご協力いただいた三和建設株式会社様、株式会社KAWATSU様、条谷様、関係者の皆様、誠にありがとうございました。

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【弓道部】令和7年度県選抜結果報告

11月8日・9日(植木弓道場)

 女子団体:Aチーム(谷口・堀井・宮下・脇元)Bチーム(渕上・石本・諌山・西川)

 男子団体:Aチーム(前田・新立・濱崎・宮﨑)Bチーム(秋山・城・西本・吉田)

 

女子団体:

1次予選 

Aチーム5中→通過

Bチーム2中→敗退

 

2次予選 

Aチーム8中→合計13中により3位タイ通過(68チーム中)

 

女子決勝リーグ

1回戦:〇水俣A7.1.2−7.1.1熊本工業✕

2回戦:✕水俣A3−7秀岳館〇

3回戦:〇水俣A8−6尚絅A✕

4回戦:〇水俣A9−5ルーテルA✕

5回戦:〇水俣A9−6A八代白百合A✕

6回戦:✕水俣A9.1−9.2学園大付属A〇

 

結果:4勝2敗45中…3位

 

 男子団体:

1次予選 

Aチーム7中→通過

Bチーム5中→敗退

 

2次予選 

Aチーム8中→合計15中により3位通過(61チーム中)

 

男子決勝リーグ

1回戦:〇水俣A9−6マリスト✕

2回戦:✕水俣A5−9秀岳館〇

3回戦:〇水俣A7−5東稜A✕

4回戦:〇水俣A9−8天草工業A✕

5回戦:✕水俣A5−8九州学院A〇

6回戦:✕水俣A7−8熊本A〇

 

結果:3勝3敗42中…3位

 

男子個人準決勝

新立:〇〇〇〇→決勝へ

宮﨑:〇〇〇〇→決勝へ

 

男子個人決勝

新立:〇✕→7位タイ

宮﨑:〇✕→7位タイ

 

11月8・9日に植木弓道場で行われた県選抜予選に出場してきました。男女ともに団体優勝、全国選抜団体出場という目標を掲げて臨んだ今大会でしたが、男子は2戦目の秀岳館戦に敗れ優勝争いから脱落、女子は最終戦まで優勝争いに加わり、最終戦で1敗どうしの学園大付属戦に臨みましたが9対9の同中競射の結果1対2で敗れ、優勝を逃してしまいました。

 女子は県選抜連覇まであと少しのところでの敗退となり非常に悔しい結果となりましたが、女子は連覇のかかった大会で最終戦まで優勝争いを繰り広げることができ、男子は県選抜団体では水俣高校弓道部史上最高順位となる3位入賞、県選抜においては水俣高校弓道部史上初めての男女ともに決勝リーグ進出、ともに団体入賞と今後に期待のもてる結果ともなりました。当日はたくさんの応援ありがとうございました。

文責:松下

【建築科】【WCP】感動のフィナーレ!塩釜神社復興プロジェクト、ついに建具完成!

 建築3年生が「Wood Connect Project(WCP)」として取り組んできた「塩釜神社復興プロジェクト」が、本日、ついに感動のクライマックスを迎えました。全4回にわたる「ものづくりマイスター」による最後の実技指導が行われ、生徒たちが伐採体験、設計から製作まで心血を注いできた観音開きの建具が、見事完成しました。

最後の試練は「手加工」での仕上げ

 最終回となる第4回目。プロジェクトの集大成として、生徒たちは建具の最も象徴的な部分である「盛り塩」をイメージした部材の加工に挑みました。これまでの指導で、機械の正確さと効率、そして手加工の難しさと尊さの両方を学んできた生徒たち。この最後の仕上げに、あえて機械を使わず、「手加工」で挑むことを選びました。マイスターの方々が見守る中、これまで学んだ全ての技術を指先に込めて木材と向き合う姿は、初回にプロの「神業」に驚いていた頃とは比べものにならないほど、自信に満ちた「職人」の顔つきでした。そして、見事に寸分の狂いもない美しい部材を完成させ、マイスターへ学びの成果を披露しました。

マイスターから生徒へ、受け継がれる想い

 すべての作業を終えた後、マイスターの皆様から生徒たちへ、技術指導の総括と温かい激励のメッセージが贈られました。技術だけでなく、ものづくりに向き合う姿勢や心の在り方を教えてくださった師からの言葉に、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。それに応え、生徒たちも一人ひとりが、このプロジェクトで得た学びや想いを語りました。

「マイスターの指導で、自分の建築技術が格段に向上しました。」 「復興という形で地域貢献できたことが誇りです。」 「ここで得た達成感と自信を胸に、社会に出てからも建築の仕事に励みたいです。」技術の習得、地域貢献への実感、そして未来への決意。生徒たちの力強い言葉は、このプロジェクトが彼らにとって、いかに大きな成長の糧となったかを物語っていました。

想いを乗せて、塩釜神社へ

 完成したこの「世界に一つだけ」の建具は、今後、塩釜神社が改修された後に、御本尊を祀る大切な場所に取り付けられる予定です。生徒たちの技術と、復興への願いが込められた建具が、神社の新たな歴史の一部となります。

 水俣高校建築科では、机上の学びだけでは得られない「本物」の経験を通じて、技術と心を兼ね備えた未来の建築人を育てています。ものづくりに情熱を燃やしたい中学生の皆さん、私たちと一緒に、歴史に残る仕事をしませんか。

保護者のための水俣高校ガイダンス

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【カヌー部】九州新人大会結果

11月1日、2日に大分県豊後高田市で九州新人大会が行われました。

結果は以下の通りです。

 

男子カヤックシングル 優勝 大澤 準優勝 鶴長

男子カヤックペア   優勝 大澤・鶴長

女子カヤックペア   準優勝 集・鶴長

 

現時点での九州内での自分の実力が確認できた大会になりました。納得のいくレースができた選手、思い通りに行かなかった選手もいますが、それぞれの課題に向き合い冬の練習に取り組んでいきます。

また、今大会で令和7年の公式戦がすべて終了しました。一年間応援ありがとうございました。

今年度は、インターハイでの男子総合優勝、国民スポーツ大会での女子ペアの優勝をはじめとする多くの入賞、また国際大会への出場など多くの方々の支援を頂きながら、それぞれの大会で結果を残すことができました。来年度はさらに良い結果を残し、多くの方々から応援していただけるように、冬場の練習も頑張ります。今後ともカヌー部の応援をよろしくお願いいたします。