学校生活
【カヌー部】水俣市表彰式で、水俣市から表彰されました
11月19日(水)に水俣市役所で「令和7年度 水俣市表彰式」が開催されました。
「令和7年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)カヌー競技」において、学校対抗男子総合1位(男子総合優勝)の本校カヌー部生徒4名の功績を称え、水俣市より水俣高校カヌー部へ「功績章」を授与されました。
髙岡市長より表彰(左から、3年 中村、山本、2年 鶴長、大澤)
表彰後は、被表彰者による挨拶がありました。
本校の生徒は、インターハイに至るまで多くの方々の支えがあったこと、家族、母親への感謝、来年への抱負など一言ずつ述べました。
表彰者全員と市議会議員さんとの記念撮影
髙岡市長と記念撮影
【商業科】目標を達成するため、頑張っています!
商業科の生徒は、11月23日(日)実施の全商第75回ビジネス文書実務検定試験にチャレンジします。
各学年の生徒が目標級を設定し、それを達成するために毎日頑張っています。
【普通科】第4回普通科集会
外はいっきに寒くなり、吐く息も白くなってきました。
さて、本校は来週から4日間の期末考査が始まります。考査1週間前の今日、第4回普通科集会を実施しました。
2名の先生から、この1週間の取組みや帰宅後の具体的イメージをもって過ごすこと、自ら学び続ける姿勢の重要性、日々の少しずつの努力の積み重ねが大きな成果につながることなどの話がされました。
今日から、描いた「イメージ」を「行動」に変えて、毎日を過ごしてほしいと思います。
生徒のみなさんの健闘を祈ります!
【建築科】知識と技術の集結! 1年生が描く「軒先」
建築科の1年生が、現在、製図の授業で「軒先(のきさき)マワリ詳細図」の制作に取り組んでいます。軒先は、建物の外観を印象付け、雨風から壁を守る非常に重要な部分であり、その構造は複雑です。生徒たちは、これまでの学びを総動員し、この難易度の高い課題に真剣な眼差しで向き合っています。
この一枚の図面には、生徒たちがこれまで積み重ねてきた知識と技術が詰まっています。夏から取り組んできた「トレース技能検定」で培った、正確で美しい線を引く技術。木造住宅の「軸組模型」制作で、実際に自らの手で組み立て、立体的に理解した軒先の構造。そして「建築構造」の座学で学んだ、各部材の名称と役割。これらすべての経験が、今、一本の線としてリンクし、図面の上で統合されています。「模型で見た、あの部分がこうなっているのか」「この線は、あの部材を示すんだ」。そんな「わかった!」という発見が、生徒たちの集中力をさらに高めています。単に形を写すのではなく、なぜこの寸法なのか、なぜこの部材が必要なのかを、自らの知識と対話するように考えながら描いているのです。図面と真摯に向き合い、黙々と打ち込むその姿は、まさに専門家への第一歩を踏み出した証です。
座学で得た知識(インプット)を、模型制作や製図(アウトプット)で実践し、結びつける。この繰り返しこそが、水俣高校建築科が育てる「社会で生きる力」です。複雑な情報を正確に読み解き、仲間と協力しながら形にしていくこの経験は、将来、どのような現場でも役立つ確かな「課題解決能力」となります。生徒たちの描く一本一本の線が、未来の素晴らしい建築を創り出す土台となっています。
【進路指導部】放課後出張講義ミナGAKU④「サステナビリティ講座」
本校で開催する放課後出張講義ミナGAKUの第4回として、JICA職員であり熊本県立大学特任教授でもあられる遠藤浩昭様にお越しいただき「サステナビリティ講座」として、世界の現状、国際協力、SDG’s、日本と開発途上国との関係性などについてご講話いただきました。
具体的に数値やデータ、資料で世界を紹介していただき、参加した生徒は真剣な表情で聞き入っていました。
「環境」「経済」「社会」の価値関係が変わってきており、これからの人生を歩むうえで、様々なことを体験すること、人と出会うこと、本を読むことなど、今後生きていくうえで重要なことを伝えていただきました。
また、よりよい社会を「共創」していくために必要なことなど、熱心にお伝えいただきました。
環境都市みなまたの市民として、一員として、高い意識をもって参加した生徒にとって、大変貴重な1日になったことと思います。
講義終了後には座談会を設けていただき、参加生徒からも素朴な質問が飛び交い、充実した会となりました。