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学校生活
卒業予定者体験発表会
2月10日(金)、卒業予定者体験発表会を行いました。3名の代表生徒(3年生)が後輩に向けて、進路決定の道筋や進路実現に向けて頑張ったことなどをスライドにまとめ発表しました。また、具体的な進路先を早めに決めておくと受験に向けた準備がしっかりできることやボランティア活動・委員会活動に積極的に参加することの重要性など、様々な視点から1・2年生へアドバイスを送っていました。
発表を聴いた1,2年生は、「様々な体験や校外行事に参加し、自分の知識を深めておきたいと思った。」、「オープンキャンパスや就職先の見学に行くことが大切だと分かった。最低3つを見学に行き、比較検討しようと思った。」、「普段の学校生活でのあいさつや人とのコミュニケーションを大事にし、面接で発揮できるように心がけたい。」、「面接のイメージはどれだけ端的に分かりやすく伝えたいことを伝えられるかということだと思っていたが、話を途切れさせないために素直に答えることも大切だということを知ることができた。今後の面接練習にしっかり役立てていきたい。」といった感想を書いていました。
生徒たちは、うなずきながら発表者の話に耳を傾けていました。質疑応答も活発に行う様子が見られ、進路意識の高揚を図る良い機会となりました。今回の発表会を参考に、進路選択や進路実現に繋げていってほしいと思います。
<卒業予定者体験発表会>
3年登校日(年金教室)
2月10日(金)、日本年金機構本渡年金事務所から竹原様をお招きし、年金制度について講義をしていただきました。講義後は、「知っておきたい年金のはなし(公的年金「はじめのはじめ」)」という冊子を生徒一人一人にいただきました。
生徒たちは、「受給額や年数など知らないことが多かったので、今回学ぶことができてよかった。」、「大学進学するので、学生納付特例制度を利用しようと思う。申請を忘れずにしないといけないことを学んだ。」、「20歳になったらきちんと納めようと思った。」、「しっかり働いて納めていきたい。」といった感想がありました。
就職や進学をひかえた生徒たちにとって、日本の年金制度や公的年金の目的、仕組み、また免除・猶予制度を学ぶ貴重な機会となり、納付の重要性を理解することができました。20歳からの加入に備えてほしいと思います。
<講演の様子>
3年登校日(婦人会の方々による卒業生を送る会)
2月3日(金)、3年生が倉岳町の婦人会の方々と郷土料理作りをしました。
生徒たちは婦人会の木﨑様と野草を摘みに行き、倉岳町のどこにどのような野草が生えているのか、野草にはどのような効能があるのか、野草の利用方法など、たくさんのことをご教示いただきました。
野草摘み後、天ぷら班、だご汁班、白和え・お浸し班、七草粥・高菜めし班に分かれて婦人会の方たちと一緒に調理をしました。各班、調理のポイントや食材の扱い方などを教えていただきました。
会食では料理の味や出来栄えについて話したり、将来の進路について話したりと会話が弾み、とても楽しい交流会となりました。高校を卒業し就職や進学で、天草から旅立つ生徒も多くいます。今まで育ってきた郷土天草の味を感じ、天草への愛を育む良い機会となりました。
生徒たちから、「見分けが難しい野草もあったが、見たことあるものもあり探すのは楽しかった。」、「婦人会の方から調理のコツを教えてもらうことができてよかった。」、「自分たちで作った料理はとてもおいしく、だご汁を2杯おかわりした。」、「婦人会の方たちとたくさん話ができて楽しかった。」といった感想があり、思い出に残る会となりました。
卒業生のために、この会を企画し参加していただいた婦人会の方々、ありがとうございました。
<調理の様子>
<会食の様子>
第2回 教育懇話会について
2年 修学旅行
1月17日(火)、修学旅行の出発式を行いました。
〈出発式〉
~団長あいさつ~ ~生徒代表あいさつ~
1月18日(水)~20日(金)、2泊3日で2年生は修学旅行へ行ってきました。
〈1日目〉
18日(水)修学旅行1日目、朝7時15分に倉岳校を出発し、熊本空港から飛行機に乗って羽田空港へ向かいました。初めて飛行機に乗る生徒がほとんどで、手荷物検査や搭乗の際、緊張している様子でした。
まず最初に、明治神宮へ行って参拝しました。明治神宮は明治天皇と皇后の昭憲皇太后をおまつりする神社です。全国から献木された約10万本の樹木でつくられた境内の杜では、心身ともに癒やされ穏やかな気持ちになりました。
その後、国立競技場と浅草寺へ行きました。国立競技場で集合写真をパチリ。東京2020オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムとして使用されていた場所を訪れることができ、感動した様子でした。浅草寺では、大きな雷門に圧倒されました。
最後に東京ソラマチへ行き、東京スカイツリーの地上350mにある展望デッキから街を見下ろしました。天候に恵まれ、都会の壮大な景色を眺め、1日を締めくくることができました。
1日をとおして生徒たちから、「初めての飛行機かつ初めての東京で、とてもワクワクする気持ちとドキドキがあったが、飛行機に乗ったときに意外と揺れていてとても楽しかった。離陸するときには、なぞの感動があった。」、「飛行機に乗るのが初めてで、乗る前はとても不安だった。しかし、思っていたよりも快適で空を眺めているうちに空港に着いてしまったので、少し残念だった。」、「国立競技場に木が使われているのは知っていたが、47都道府県の木が使われているとは知らなかったので驚いた。」、「国立競技場は想像をはるかに超えるほど大きく、中に入ってみたいなと思った。」、「浅草寺は短い時間だったが、買いものや、やりたいことができたのでよかった。できなかったこともあるが、いつかまた来たときにやりたいなと思った。」、「東京スカイツリーから地上を見下ろすと、地上から見上げたときあんなに大きく感じたビルが小さく見え感動した。」といった感想がありました。
〈2日目〉
修学旅行2日目、班別自主研修を行いました。どこに行きたいか、どのような手段を使って行くのか、班ごとに事前に計画していました。道に迷ってしまった班もあったようですが、計画通りに東京観光ができました。集合時間もきちんと守ることができ、楽しい班別自主研修となりました。
1日をとおして生徒たちから、「東京タワーは東京スカイツリーより低いものの、高いことに変わりはなかった。鉄柵から下をのぞいたときは、とても恐ろしかった。」、「電車では人の数がすごくて圧倒された。電車の本数も桁違いに多く、驚くことばかりの1日だった。」、「渋谷は思っていたよりも人が多く、駅でははぐれないようにするので精一杯だった。」、「アクアパーク品川に行き、イルカショーを見た。終わった後、涙が出るくらい感動した。」、「猫カフェでは、モフモフな可愛い猫がたくさんいたので帰りたくなくなった。」、「東京駅ではお土産をたくさん買った。たくさん歩いて足も肩もすごく痛かったけど、とても充実した1日になった。」、「最後の夕食では夜景のきれいなところで美味しいものを食べることができた。4人でいい思い出を作ることができたのでよかった。」といった感想がありました。
〈3日目〉
修学旅行3日目、2泊3日の修学旅行も最終日となりました。午前中はお台場で集合写真を撮った後、フジテレビなどお台場の周辺を散策しました。午後は飛行機とバスを乗り継ぎ、無事天草に帰ってきました。
1日をとおして生徒たちから、「お台場では公園から見える景色がとてもきれいで驚いた。」、「フジテレビの建物が周りの建物と少し違っていておもしろいなと思った。」、「フジテレビでは、見学できるところや中に入れるところがあり、有名なグッズがたくさん売ってあってとても楽しかった。予想より長くいすぎてしまい、球体のところに行けなかったのは残念だった。」、「想像していたよりも何十倍も大きいガンダムがあった。迫力があり、とても興奮した。」、「学校に着いたら先生方や保護者の方々が迎えてくださり、とてもうれしかった。」、「2泊3日は想像以上に過ぎるのが早く、もっと様々な景色を見てみたかった。大人になったらまた東京に行きたい。」、「今回の修学旅行で、事前に下調べをしておくことの大切さを学んだ。今後の学校生活や卒業後にも生かしていきたい。」といった感想がありました。
〈解団式〉
2泊3日の修学旅行は、とても充実したものとなりました。倉校で2年間共に過ごしている仲間たちと楽しい思い出をつくることができました。この旅行で得た経験や知識をこれからに生かしていってほしいと思います。
旅行社の方、観光施設や宿泊先ホテルの従業員の皆様、朝早くからの送迎等保護者の皆様にも大変お世話になりました。ありがとうございました。
天草について知る(1年総合的な探究の時間)
1月17日(火)、熊本県天草市地域おこし協力隊の渡邉 隼様から天草の地域資源や地域課題、天草でのビジネスの可能性について教示いただきました。その後、2班に分かれてビジネスの種探しワークショップを行いました。生徒たちからは「電車や新幹線で天草の食べ物を販売する。」、「天草産ドライフルーツを使った昆虫食を販売する。」といったビジネスの種が出てきました。
講演会とワークショップをとおして、生徒たちから「活性化した将来の天草をイメージすることができて楽しかった。」、「みんなの色々な考えが聞けて楽しかった。」、「来月、開通する天草未来大橋も観光資源になると思った。」といった感想がありました。
生まれ育った地域を改めて知る機会となり、どのように地域貢献できるか考えることができました。また、協働的な活動の中で意見をまとめ、将来の方向性についても考えることができました。今回考えたことを今後の活動に繋げていってほしいと思います。
<講演会とワークショップの様子>
3学期表彰式・始業式・大掃除
令和5年1月10日(火)、3学期表彰式・始業式・大掃除を行いました。
表彰式では、冬休みに食物調理技術検定3級を取得した生徒が表彰されました。
始業式の副校長訓話では、3年前の元日の新聞広告として掲載されていた詩をもとに話をされました。詩を一行ずつ上から下へ読み進めるとネガティブな内容でしたが、逆に一行ずつ下から上へ読み進めるとポジティブな内容になり、見方次第で真逆の意味に変えられることを学びました。また、精神面の強い心と弱い心はどちらも大切なものであることを知りました。強い心は物事に挑戦するエンジンになったり、周りに心の種をまいたりすることができ、弱い心は慎重に物事を行ったり、弱さを知っているからこそ他者に優しくなれたりといった面を持っていることに気づくことができました。置かれた立場で自分の可能性を信じ、活躍していってほしいと思います。
大掃除は普段の掃除に加え、外庭掃除も行いました。気持ちのよい新学期のスタートを切ることができました。この3学期をまとめの学期、新たなステージに向けての準備の学期にしてほしいと思います。
2学期表彰式・終業式・大掃除
12月23日(金)、表彰式・終業式・大掃除を行いました。
表彰式では、2学期に資格を取得した生徒や総合文化祭の標語で佳作を受賞した生徒が表彰されました。
終業式の校長訓話では、2学期を振り返り、一つ一つの学校行事に真剣に取り組んだ姿を褒めていただきました。
倉岳町出身で日本人として、初めてアメリカのアクチュアリー試験に合格した坂口陽史氏を事例として紹介されました。坂口氏は、プルデンシャル生命保険会社(現在のジブラルタ生命保険会社)の社員一人一人の行動規範となった、コアバリューを導入した人物です。コアバリューがあることで、互いに一体感を持って、共通の目標に向かっているという意識を持ち続けることができ、企業として成長することができました。倉岳校の”校訓”や”生徒綱領”をコアバリューとして、これからも一層意識し、成長していってほしいとお話しされました。
大掃除は普段の掃除に加え、ワックスがけやフィルター掃除など隅々まで行いました。
令和5年1月10日(火)が始業式となります。感染症等に罹らないよう不要不急の外出は避けたり、マスク着用をしたり、しっかりと予防をしてください。元気な姿で会えることを楽しみにしています。また、自分を成長させる冬休みにしてほしいと思います。
生徒の皆さん、保護者の皆様、地域の皆様、良いお年をお迎えください。
2学期クラスマッチ
12月22日(木)、2学期クラスマッチを行いました。種目はバドミントン(ダブルス)で、競技中は、ラケットやシャトル等の消毒を行い、感染症対策の徹底に努めました。
<開会式>
~生徒会長あいさつ~ ~競技上の注意~
~選手宣誓~ ~準備運動~
試合前の競技練習では、バドミントン部員の生徒が友人にサーブの仕方を教えている様子が見られました。
バドミントン(ダブルス)は、学年ごとにペアを作り、男女別、総当たり戦で競い合いました。生徒同士互いに、励まし合って競技に取り組む姿や、主審やラインズマンなども生徒たちで行い、自分たちで思い出に残るクラスマッチを作り上げていきました。また、職員もバドミントン(ダブルス)に参加し、生徒たちと交流を深めることができました。
<試合>
<決勝戦>
男子は3年Aチームが優勝しました。2位は1年Aチーム、3位は2年Aチームでした。
女子は2年Bチームが優勝しました。2位は2年Aチーム、3位は1年Cチームでした。
<閉会式>
~成績発表~
~表彰~
体力向上や体育の授業の成果を発揮し、クラスの親睦を深めることができたクラスマッチとなりました。全学年が全力で戦い、笑顔の絶えない1日となりました。
校内分野別進路ガイダンス
12月9日(金)、校内分野別進路ガイダンスを行いました。
第1部は全体会として、株式会社さんぽうの専任講師 久保森住光様から、進路選択についての講演をしていただきました。自分の未来を作るのは楽しいことや、困ったときには明るい方を見ること、普段からやっていないことはできないということを改めて考える機会となりました。また、4つのコミュニケーション(うめかさ)(”う”なずく、”め”を見る、”か”らだを向ける、”さ”いごまで聴く)で話を聴くことの大切さについても教示いただきました。
第2部では、4つのグループに分かれました。
進学①として、九州看護福祉大学 入試広報課 大石翔太様から、看護師の1日のスケジュールや看護師の活躍の場、理学療法士など医療に関する様々な資格について教示いただきました。
進学②として、株式会社さんぽうの専任講師 久保森住光様からは、たくさんの短期大学・専門学校の中から進路先を決めていくポイントや、高校生活の中で人間性を磨き、面接試験等へ備えることの大切さについて教示いただきました。
就職①として、壺渓塾公務員専攻科 後藤和孝様から、幅広い公務員の職業についての紹介や、試験対策について教示いただきました。ゴールから逆算してスケジュールを組み、対策していくことの大切さを学びました。
就職②として、ジョブカフェ天草ブランチ 勤労支援員 松本真依様から、業種と職種についてや、企業が求める能力などを教示いただきました。自分のアピールポイントを企業に伝えられるよう、自己理解を深めておくことの大切さを学びました。
各分野の話をとおして、生徒たちから「"うめかさ"という覚えやすい語呂合わせでコミュニケーションの基本を教えてもらったので、これから意識していきたい。」、「講話をされている方の話し方がとても面白く、集中して話を聞くことができた。」、「コミュニケーションをとって話をするとき、自分も工夫して話せるようになりたいと思った。」、「ポジティブに少しずつ考え方を変えていきたいと思った。」といった感想がありました。
今回のガイダンスをとおして、進路に対する生徒たちの意識を高めることができました。お忙しい中、ガイダンスの講師にお越しいただいた皆様、ありがとうございました。
避難訓練(火災)
12月8日(木)、生徒へ事前に周知せず、火災を想定した避難訓練を実施しました。突然の非常ベルに驚いた様子の生徒たちでしたが、校内放送を聞いてから落ち着いて避難することができました。避難後、天草消防署倉岳分署の方々から講評や消火器・屋内消火栓の使用についての講習をしていただきました。消火器・屋内消火栓の使用についての講習では、学年ごとに分かれて体験することができました。
避難訓練をとおして、生徒たちは「非常ベルがなったときは驚いたが、きちんと避難できた。」、「屋内消火栓の使い方を初めて学んだ。水圧での危険性や避難の仕方などしっかりと覚えておこうと思った。」、「避難訓練があることを事前に知らされていなかったが、先生の指示に従って冷静に行動できた。」、「消火器などの使い方やポイントなどを消防士の方から学ぶことができたので、もしものときに生かして行動したいと思った。」といった感想がありました。
火災発生後の迅速な避難と初期消火の訓練から、生徒の防災意識を高めることができました。天草消防署倉岳分署の皆様、ありがとうございました。
<避難訓練(火災)の様子>
~避難~ ~避難訓練の講評~
~消火器の使用についての講習~
~屋内消火栓の使用についての講習~
芸術鑑賞
12月7日(水)、本校である天草高校でミュージカル鑑賞会が行われ、倉岳校は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オンラインで鑑賞会に参加しました。劇団わらび座の皆様をお招きし、演目『いつだって青空~ブルマー先生の夢~』を鑑賞しました。日本女子体育の母、井口阿くりさんがアメリカ留学を終え、東京高等女子師範学校の教授として、"女子体育を教える女性の教師"を育成すべく奮闘していました。当時の日本では女性に対する差別が顕著で、女性が運動することをたたかれたり、ブルマー先生と陰口を言われたりと難しい立場に立っていましたが、逆境にも笑顔を忘れず立ち向かっていく女性でした。
鑑賞後、生徒たちから「初めてミュージカルを見たが、おもしろかった。」、「同じ歌でも場面によって歌い分けていてすごいと思ったし、心情がとても分かりやすかった。」、「たくさんの人の前で歌うのはとても大変なことなのに、きれいな声でのびのびと歌っている姿を見てとても感動した。」、「楽しい気持ちになったので、他のミュージカルも見てみたいと思った。」、「今よりも強い差別や偏見がある中、阿くりさんに救われた人は多かったのだろうと思った。阿くりさんのようなめげない心を持ちたい。」といった感想がありました。
人生には試練がつきものです。今後訪れる試練を前向きに捉え、乗り越えていってほしいと思います。劇団わらび座の皆様、ありがとうございました。
<ミュージカル鑑賞会>
性教育講演会
11月17日(木)、医療法人聖粒会 慈恵病院で助産師をされている大山 由香様をお招きし、『未来ある君たちに伝えたいこと』という演題で講演をしていただきました。生命の誕生は奇跡だということや、無事に産まれる赤ちゃんだけではないこと、この1回の一生をどのように過ごすかなどについて考えることができました。他にも、人工妊娠中絶や性感染症について学ぶよい機会となりました。
講演後、生徒たちからは「性教育のことを幅広く教えてもらって勉強になった。」、「男女に関することだけでなく、”家族”という面から考える事によって、性的欲求にはどれくらいの責任が伴うのかがよくわかった。」、「親に感謝して様々な人との出会いを大切にしたい。」などの感想がありました。
性と生の大切さや、性に関する諸問題や正しい知識について理解し、適切に対応していくための力を育むことができる時間となりました。お母さんが命がけで産んでくれた命(奇跡)を大切に、これからを生きていってほしいと思います。また、自分や相手、家族、周りの人たちに祝福してもらえるタイミングで妊娠・出産ができるようにしっかり考えることが大切だということを忘れず、将来に活かしてほしいです。大山様、ありがとうございました。
<講演会の様子>
第52回秋桜祭
11月13日(日)、第52回秋桜祭を開催いたしました。今年のテーマは、『新時代~まだ見ぬ未来へ、いざ出航!~』でした。昨年に引き続き、今年も新型コロナウイルス感染拡大防止のため規模を縮小し、本校在校生の家族のみに参観いただきました。
【プログラム1】まず初めは、『えびす太鼓』でした。約1ヶ月間一生懸命練習に取り組み、秋桜祭のオープニングに華を添えてくれました!
【プログラム2】『開祭式』では、秋桜祭テーマ・ポスター表彰を行いました。表彰後、校長あいさつと文化放送委員長あいさつを行い、秋桜祭の幕が開かれました。
【プログラム3】『合唱・合奏』 日頃の授業(音楽)の成果を1,2年生が発表しました。
1年生は、山崎朋子の『大切なもの』の合唱でした。
2年生は、ジョン・デンバーの『カントリー・ロード』のオカリナ合奏でした。
1,2年生合同でカップスパフォーマンスでした。沖縄出身のSuzuがカップスのために作曲した『LOVE TO YOU』をカップスで奏でました。
【プログラム4】保健委員会より、『肥満予防~自分の体を知ろう~』でした。コロナ禍で自粛期間が長引き、家でだらだらして、体重が増えていないか問いかけ、肥満の怖さと予防法について発表してくれました。
【プログラム5】『未来型の倉岳inドラえもん』という題で1年生がクラス企画の発表をしました。
日本の代表的アニメ「ドラえもん」で未来の倉岳を探検しました!
【プログラム6】『となりのトウマ』という題で2年生がクラス企画の発表をしました。
不朽の名作、「となりのトトロ」の数々の名シーンを面白くアレンジし、替え歌”となりのトウマ”で締めくくりました!
【休憩】20分間の休憩をとり、育友会バザーや展示企画をお楽しみいただきました。
今年度も育友会バザーとして、各家庭からいただいたリサイクル品(未使用品)を販売しました。たくさんの掘り出し物があり、賑わっていました。今回の収益金は、今後の育友会活動に利用させていただきます!
【プログラム7】『Breakthrough』という題で3年生がクラス企画の発表をしました。
3年間で成長した姿を黒板アート動画、お笑い、ダンスで披露しました!
【プログラム8】生徒や職員の有志による『倉校オールスターフェスティバル』を行いました。
「trey」は、Adoの”踊”を踊ってくれました。3人のキレキレのダンスが魅力的でした!
「ハッピーセット」は、可愛らしいショートコントを披露してくれました!
「SEITOKAI」は、”Let It Go”でミュージカル風寸劇を披露してくれました!
【プログラム9】生徒会より『フィナーレ』として、秋桜祭の準備の様子を動画にまとめました。プロジェクションマッピングを組み合わせ、秋桜祭に向けて真剣に取り組む倉校生の良さを詰め込んだ動画となっていました。最後は生徒会役員がワンピースのキャラクターに扮し、”夢を叶える倉校生にオレはなる!!”と秋桜祭を締めくくりました。
【プログラム10】『閉祭式』 教頭先生からの講評と生徒会長あいさつで第52回秋桜祭の幕が閉じられました。
今年も育友会の皆様をはじめ、多くの方々の御協力のもと秋桜祭を成功させることができました。御来場いただきました皆様、ありがとうございました。
倉岳校福祉の日
10月27日(木)、倉岳校福祉の日を実施しました。
午前中は福祉に関する学習として、「手話体験教室(熊本県ろう者福祉協会天草支部 松本明様)」を行いました。先天性聾唖の松本様に手話でお話をしていただき、手話に触れることができた講演会となりました。聞こえる人とのコミュニケーション方法やコロナ禍で困っていること、ろう者は見た目では分からない(見えない障がいである)こと、手話は目で見る言葉(言語)であることなどを学びました。また、熊本県ろう者福祉協会天草支部が作製された「万年日めくらず手話カレンダー」をもとに、あいさつや日常生活で使う31個の手話について教えていただきました。手話に興味を持ち、聞こえない人への理解に繋がる講演会となりました。
午後からは、倉岳町の老人会の方たちと「グラウンドゴルフ」を行いました。8コースを2ゲーム行い、合計打数の少なさを競いました。初めてグラウンドゴルフをする生徒もおり、老人会の方たちからルールや打ち方について教えていただき、交流を深めました。生徒たちと老人会の方たちが楽しそうに活動している様子が見られました。
倉岳校福祉の日をとおして、生徒たちは「手話を学んで少しでも助けになりたいと思った。」、「手話カレンダーで1日1個ずつ単語を覚えていきたい。」、「昨年よりも、老人会の方としっかりコミュニケーションが取れたのでよかった。」、「自分から積極的に老人会の方に話しかけ、会話を楽しむとができた。」、「グラウンドゴルフでは、力強く打ち過ぎて、何度もホールポストからボールが出てしまい悔しかった。」といった感想を書いていました。
福祉に興味を持ち、相互に支えあい、助け合って生きていくための知識や技能を学ぶことができました。今回学んだこと今後の生活に活かしてほしいと思います。
<手話体験教室>
<老人会との交流会>
~開会式~
1.副校長挨拶 2.生徒代表挨拶 3.市老連倉岳支部長挨拶(稲津様)
~グラウンドゴルフ試合~
~閉会式~
1.成績発表
2.生徒代表謝辞 3.老人会講評(稲津様)
薬物乱用防止教室
10月25日(火)、薬物乱用防止教室を実施しました。学校薬剤師の江浦俊文様をお招きし、講演をしていただきました。くすりの副作用を理解し、ルールを守って飲むことや、たった1回の薬物乱用でも犯罪であること、依存性があること、勧められた際の断り方のポイントを教えていただきました。断り方のポイントを参考に2名の生徒が断り方の実践を行い、自分の健康は自分で守ることの大切さについて学ぶことができました。
講演後生徒たちは、「来年社会人となり、お酒やタバコがより身近なものになると思う。意識を高められてよかった。」、「目上の人からお酒やタバコなどを勧められた時、実際に断るのは難しいと思った。対処法を学ぶことできたので、いざという時に使えるよう覚えておきたい。」、「デモンストレーションで、断れず、お酒を飲む流れになってしまった。誰から誘われてもきちんと断れるようになりたい。」などの感想がありました。
講演後、「くすりは正しく使ってこそくすり!」という小冊子をいただき、薬物乱用による心身への影響や社会的影響について正しい知識を身につけることができました。これから、自分や周りの人の健康を維持するためにも、正しい行動を選択し、明るい社会をつくっていってほしいと思います。
<講演の様子>
漁業体験教室(1年)
10月19日(水)、海水養殖漁協栖本事業所と紀勝水産で1年生が漁業体験を行いました。給餌体験や工場見学、職業講話、魚の捌き方・神経抜きの見学・体験、生産物試食を行いました。
体験後、生徒たちは「先生が手際よく魚を捌いていたので自分もできると思ったが、やってみると難しくてできなかったので悔しかった。」、「3枚おろしの体験をしたが難しかった。また、骨が硬く驚いた。自分たちで捌いた刺身はとてもおいしかった。」、「初めて3枚おろしをした。難しかったが、自分なりに上手できたと思う。」、「命をいただいて生きていることを改めて感じた。感謝を忘れないようにしたい。」といった感想を書いていました。
生産者の方たちとの交流を通し、生徒たちは地元産業に対する関心を高めることができました。御協力いただいた天草地区漁業士会や海水養殖漁協栖本事業所、紀勝水産の皆様、本当にありがとうございました。
<棚底港から出発>
<紀勝水産 海上生簀での給餌体験>
<海水養殖漁協栖本事業所>
~神経抜き体験~
~高度衛生管理加工場・餌料保管施設の見学~
~マダイ3枚おろし~
<漁業士による職業講話>
<生産物試食>
人権教育講演会
10月19日(水)、水俣市立水俣病資料館語り部の会から杉本肇様を講師としてお迎えし、「水俣から未来へ」というテーマで御講演いただきました。現在水俣病と認定されている方は約3,000人と現状から見るととても少ないこと、水俣病を引き起こす原因となったメチル水銀は、1gで5人が亡くなるほどの毒性があり、さらに無味無臭であることから気づかずに魚を食べてしまうことなど、正しい知識を身につけることができました。また、ご自身の幼少時代に水俣病になられた家族に足の震えやけいれんが起きる中で怖さや辛さを感じながら生活されていたこと、裁判のために頑張っていた祖父が亡くなられた話など、当時の気持ちや生活の様子を丁寧な言葉でお話しいただきました。
講演後の生徒たちからは「水俣病になったことより、水俣病によって差別されることが辛かったという話から、自分は差別をしないためにも正しい知識を身につけたいと思いました。」、「不明の病気にかかったとしても差別するのではなく、誰にでも優しくしたりボランティアに参加したりしながら支え合うことが大切だと分かりました。」などといった感想が聞かれました。
小学生の時に水俣病について学習した生徒たちですが、今回改めて話を聞くことで理解や考えが深まりました。水俣病について正しい知識を身につけ、差別を許さない心や周囲の人に優しい気持ちを持って接することができる人になってくれることと思います。杉本様ありがとうございました。
<講演会の様子>
環境学習出前授業
9月29日(木)、天草市倉岳支所まちづくり推進課から藤川優喜様を講師としてお招きし、環境学習出前授業を行いました。『天草のごみ、うみのこと』という演題で、地元天草のごみ処理や海洋汚染の現状についての講話をしていただきました。
講演後、生徒たちは「”日本のごみは多い”ということは前々から知っていたが、数字で見るとどれだけ深刻なのかが具体的に伝わってきた。」、「スウェーデンの国民がごみを7種類に分別していることを知り、驚いた。電気代が安くなるなど得する面があるから、きちんと分別できるのかなと思った。日本もスウェーデンを見習って、そのような取り組みをしてほしい。」、「令和8年度までに1人あたり717gという目標を達成するために、詰め替え容器を使ったり、マイバッグを持ち歩きレジ袋をもらわないようにしたり、自分でできる取り組みを行っていこうと思った。」といった感想を記入していました。
未来に目を向け、自分の行動が環境にどのような影響をもたらすのか、1人1人が意識して持続可能な社会を目指してほしいと思います。藤川様、ありがとうございました。
<出前授業の様子>
<感想記入の様子>
インターンシップ(2年)
7月12日(火)~7月14日(木)、地域の事業所の御協力を得て、2年生が3日間のインターンシップに行ってきました。インターンシップを通して生徒たちは、接客時の挨拶やコミュニケーション、周りを見て行動することの大切さや仕事の大変さの中にも喜びがあることを身をもって学び、貴重な体験となりました。
生徒たちは実習日誌に、「相手と話すときは5W1Hに気をつけることや、プレゼンでは読むだけの原稿は作らない方がよいということを学んだ。」、「”報告・連絡・相談”がとても大事だと思った。」、「仕事をまとめられたメモがたくさんあった。まとめる力が必要だと思った。」、「最初、患者さんと会話がなかなかできなかったが、3日間で成長することができた。」、「インターンシップでの経験をもとに、将来の進路決定をしていこうと思った。」等の感想を記入していました。
御協力いただいた各事業所の皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。
<インターンシップの様子>
9月27日(火)、インターンシップ報告会を行いました。2年生が7月に体験したインターンシップでの取組を振り返り、研修内容や実習中に注意を受けたこと、褒められたこと、仕事の大変さ・厳しさ等についてまとめたGoogle スライドを、Chromebookの画面上に映し出し、ポスターセッション形式で1年生に対して発表しました。1年生も真剣に耳を傾けており、発表者にたくさん質問をしていました。2年生は先輩として、来年インターンシップに参加する1年生へのアドバイスを堂々とすることができました。また、座談会では1年生に話題を振ってリードしている様子も見られ、とても充実した報告会になりました。
報告会後、1年生は「コミュニケーション能力や行動力を身につけることが大事だということが分かった。」、「コミュニケーション能力が一番大切だと学んだ。興味がない話は聞かないことが多いので、これからはどんな話も聞くよう意識したい。」、「身だしなみが大切だと学んだ。私も日頃から意識しておこうと思った。」、「興味があることを見つけ、来年のインターンシップを頑張りたい。」といった感想を記入していました。2年生は「質問の中に改めて気づかされることがあった。自分の考えを深めるよい機会となった。」、「1年生が相づちをうって話を聞いてくれたので嬉しかった。」、「座談会では、来年のインターンシップ先を考えてもらう時間を作った。1年生にとってよい機会になったと思う。」、「Google スライドの修正やペアとの意見交換をもとに、1年生に伝えたいことは何か、考えながら発表することができた。」等の感想を記入していました。
1年生には、これからの進路選択の参考にしてほしいと思います。2年生は実習を通して習得したことを来年度の就職・進学の本番に向けて活かしてください。
<報告会の様子>
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者
校長 岩嵜 毅
運用担当者
総務部ホームページ係