学校行事の様子

【授業風景】御所浦恐竜の島博物館との連携授業

 今回は1年生「科学と人間生活」の授業風景です。倉岳校では科学と人間生活の授業で御所浦恐竜の島博物館との連携授業を実施しています。船での移動が必要ではありますが、近い場所に博物館がある倉岳校の立地はとても恵まれているため、この利点を活かして倉校生の科学的なものの見方・考え方を育成することがねらいです。

 御所浦恐竜の島博物館から学芸員の方をお呼びし「天草の恐竜たち」というタイトルで授業をして頂きました。天草では、恐竜時代である白亜紀の化石が多く見つかります。特に御所浦島の地層からは多くの化石が見つかっており、それぞれの化石の発見の歴史や恐竜化石(特に骨や歯)の特徴について解説して頂きました。

 最後の写真は、2014年に福井県立恐竜博物館との共同調査において発見された、ティラノサウルス科の下顎骨の化石で、日本初の発見だったそうです!(詳細は博物館のホームページをご確認下さい。⇒コチラ!

 質疑応答では、生徒から「琥珀に閉じ込められた蚊の血液から恐竜をよみがえらせることは可能か(映画『ジュラシックパーク』での恐竜の復元がこのような設定になっています)」などの質問が出され、生徒たちの恐竜への興味関心の高さを感じました。

 11月に御所浦恐竜の島博物館での化石発掘実習や博物館研修を予定していますので、続報をお待ちください!