校長ブログ

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いよいよ3学期が始まります!

明日からいよいよ3学期が始まります。今日は3学期に向けた主任主事による運営委員会、職員会議、各部・学年の会議等を行いました。職員会議の冒頭では新年、新学期にあって私から先生方に話をさせていただきました。

『昨年は年度早々からコロナウイル感染症拡大による全国的な臨時休校、豪雨、台風による臨時休校、また極め付けは年末の本校におけるコロナウイルス感染による10日間の臨時休校とコロナに翻弄された9か月だった。先生方の適切な対応により、どうにか乗り越えることができたが、これは長期化することを覚悟しなければならない。

これらはどちらかと言うとデフェンシブな対応であり「守」の1年だった。今年は本校の課題や新しいことにチャレンジし、変えるべきところは変えるという気概を持ったオフェンシブな1年にしたい。そこで、今年の1文字を「攻」とした。前例踏襲、これまで通りを打破し、果敢に攻めどんどん皿を割っていく1年にして欲しいと思う。』という話をしました。

昨年から取組んでいることで、何とか形にしたいと思っている課題も多く、遣り甲斐のある1年になると思っています。明日は初日から寒さが厳しく、積雪等の心配もありますが、全校生徒が元気に登校してくれることを心待ちにしているところです。

 

今年もよろしくお願いします!

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。皆様方も素晴らしい新年をお迎えになられたことと思います。本校でも3日からすでに初練習や必勝祈願のお参り、受験のための自学自習などの活動が動き出しています。昨年はコロナウイルスに翻弄された1年でしたが、1日も早くコロナが収束し、何の制約もなしに心おきなく教育活動できる日常が戻ることを願うばかりです。しかしながら、年末年始を通して収束の兆しはなく、1都3県では緊急事態宣言が発出される状況となっています。本当に先行き不透明な状況のまま新学期を迎えなければなりません。

1年延期となった東京オリンピック・パラリンピックもどうなることか、これを目指して頑張ってきた選手を始め関係者のことを思うと心が痛みます。私も前の職場で事前のキャンプ地誘致や聖火リレーに関わっていましたので何とも言えない心境でいます。

学校においても3学期は年度の締め括りと新年度に向けた準備で極めて重要な学期です。高校入試や卒業式なども控えています。このコロナ禍の中で適切に判断し様々な事柄を進めて行かなければなりません。生徒たちの安全・安心を最優先にしながら、学びの保障も確保する必要があります。

これまで以上に教職員が一致団結して「チーム菊高」で全力で事に当たりたいと思っていますので、今年1年よろしくお願い申し上げます!

皆さん、良い年をお迎え下さい!

今日は12月30日ですが、部活動、受験対策、なんだかんだで本日まで学校での教育活動が行われました。28日で仕事納めであるにも関わらず、先生方の頑張りには頭が下がります。「働き方改革」が叫ばれている中、校長としてはあまり推奨できることではありませんが、学校教育を先生方のこのような活動に負うところが大きく申し訳ないと思う同時に、本当にありがたく、感謝の気持ちで一杯です。ライフワークバランスをしっかりと保ち、家庭での団欒の年末、年始もしっかり楽しみ、来年への英気を養って欲しいと思います。

4月の着任以来、コロナウイルスに翻弄されながらも、菊池高校に勤務することができた喜び、菊池地域の素晴らしさ、地域の最高学府、拠点校としての責任の重さなども十分に認識することができた9か月でした。教育活動ではこれまで当たり前にできていたことができないという、これまで学校教育で経験したことがないような事態で生徒たちには十分な教育や経験をさせることができず、大変申し訳なく思っています。

また、最後の最後には本校においてコロナウイルス感染症まで発生し、学校関係者や地域の皆様方にはご心配とご迷惑をお掛けしました。来年はこのコロナウイルスが収束し、この困難を乗り越えたことによって、これまで以上に強い思いでみんなが大きく前進できればと思います。私にとっては担当の先生に背中を押してもらい、このブログを始めたことが今年の大きな収穫でした。

皆さん、良い年をお迎えください。来る令和3年が皆さんにとって素晴らしい年であることを心から祈念しています!

コロナ禍にどうにか終業式を終えることができました!

本日、どうにか2学期の終業式を終えることができました。今週月曜日に10日ぶりに学校を再開したばかりでしたが、今日は終業式でした。8月24日の始業式から丸々4か月の長丁場でした。最後の最後にコロナウイルスに見舞われ何とも言えない学期末、年末でした。まだまだ、感染拡大やコロナ不安は完全に収束、払拭できていませんが、これも与えられた試練だと思い、菊池高校関係者みんなで乗り越えて行かなければならないと思っています。

2学期を振り返ってみると、コロナ禍にも菊翔祭文化の部を育友会の全面協力のもと実施することができました。生徒にとっては良き思い出になったと思います。また、このような状況の中で心配していた3年生の進路も順調に決定しています。最も残念だったことは2年生の修学旅行を実施できなかったことです。2年生のみんなには本当に申し訳なく思っています。何か代替になる思い出づくりができればと考えています。

生徒指導においても育友会の後押しをいただき、今一度、教職員が一致団結して取組を進めようと動きだしました。生徒一人ひとりが可能性を最大限に発揮できる学校にしたいと思っています。そのためにはその基盤となる基本的な生活習慣、規範意識等がしっかりしていないといけないと思います。

長いようで、短い2学期でしたが、各生徒、教職員一人ひとりがしっかり振り返り、課題を認識し改めるべきところは改め、次に向かって前進しまければならないと思います。終業式と言えども、年明けの共通テストに向け、年末年始返上で頑張っている生徒もいます。みんなで応援して下さい。全ての生徒、保護者、教職員に素晴らしい2021年を迎えられることを願っています!

 

 

昨日感染10例目が判明しました!

本日、県教育委員会から本校におけるコロナウイルス感染10例目の発生が報道機関へ発表されました。感染した生徒は濃厚接触者として検査を受け陰性となり、現在自宅待機中でしたが昨日の検査で陽性が判明しました。この生徒は本校が臨時休校となった12月11日(金)以降自宅で待機しており、生徒や教職員との接触はありませんでした。そのため学校は通常どおり、教育活動を行っています。

本生徒は保健所から24日(木)まで自宅待機の指示を受けており、その間に発熱し陽転しました。本人が一番つらかったと思います。改めてコロナウイルスの恐ろしさと最後の接触から2週間の自宅待機の重要性を痛感しました。今回は濃厚接触者、接触者がいなかったことが何よりでした。

本校は月曜日から10日ぶりに学校を再開しましたが、私自身が予想していた以上に生徒、保護者に対し今回の感染発生による後遺症としての登校不安が大きいという現実に直面しています。学校としては検査した全員が陰性になるまで検査を繰り返し、校内施設の消毒も完全に実施しました。

保健所、学校医・学校薬剤師の先生、県教育委員会など専門機関とも協議し、学校再開についての安全を十分に確認した上で学校の機能としての「学びの保障」に進んだつもりです。しかしながら、生徒や保護者の不安はなかなか払拭することができず、本当に申し訳なく思っています。

いよいよ明日が2学期の終業式です。令和2年最後の登校日となりますが、このコロナ危機が1日も早く終息することを願うばかりです。

 

 

今日から10日ぶりに学校再開しました!

12月10日木曜日19時30分、コロナウイルス感染者本校1例目の判明から臨時休校を余儀なくされてきました。その間9例の感染者が判明し、いつまで続くのかと生徒、保護者はもとより地域の皆さんをはじめ色々な方々にご心配とご迷惑をお掛けし、大変申し訳ありませんでした。先週金曜日の検査者全員の陰性結果を受け、感染拡大の連鎖が終息し、一昨日、昨日をかけた専門業者による消毒を経て、本日10日ぶりに学校を再開することができました。

金曜日に学校再開に向けた職員会議を実施し、安心して生徒たちが登校、学校生活を送ることができるよう様々な議論、検討を行いました。やはり生徒や保護者の登校不安など安心、安全面に関すること、また、感染者や濃厚接触者に対する誹謗中傷、人権侵害、生徒や学校に対する風評被害対策などが話題となりました。県派遣のスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーなど専門先生方にもご協力をお願いし、万全の体制で対策を講じて行きます。

本日は校内放送で全校生徒に私から話をし、1時間目にロングホームルームにおいて担任の先生からこれからの感染防止対策に関する注意事項を説明しました。この内容については、感染発生後すぐに職員研修をお願いした熊本託麻台リハビリテーション病院の平田好文理事長から資料を快く提供していただきました。生徒たちにはこれからの新しい学校生活様式をしっかりと身に付けて欲しいと思っています。

これからが大事だと思っています。2学期も残りわずかですが、楽しい年の瀬、年始を迎えることができるよう全職員で精一杯対応して参ります。

やっと感染拡大に歯止めがかかりました!

先週の木曜日に判明した本校におけるコロナウイルス感染は昨日までに9例が判明し、その間臨時休校を余儀なくされました。生徒、保護者、地域の皆さん多くの方々にご心配とご迷惑をお掛けし、校長として本当に申し訳なく思っております。本日、昨日感染した陽性者の濃厚接触者11名が午前中検査を受け、その日のうちに陰性が確認されました。1例目の感染確認から8日目でやっと感染拡大に歯止めがかかりました。本当にホッとしています。

これを受け、明日と明後日で学校全施設の専門業者による消毒を行い、月曜日からの学校再開をしたいと思います。まだまだ不安な生徒、保護者もおられると思いますが、学校医の先生や保健所の医学的な見地、県教育委員会の教育的な見地、双方向からしっかり協議し、再開を決定しました。

また、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーの専門的立場の先生方による生徒の不安や悩み等の相談体制にも万全を期したいと思っています。まだまだこれから乗り越えなければならない課題もたくさんあると思いますが、菊池高校の生徒たちに一日も早い日常が戻るよう精一杯の対策を講じて行きたいと思っています。

皆様方のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

コロナウイルス感染の7例目と8例目が確認されたした。

今回の本校のコロナウイルス感染に関する状況を報告します。昨日県教育委員会から発表があったとおり、一昨日、7例目と8例目の感染者が確認されました。感染拡大に歯止めが掛からず生徒や保護者、地域の皆様方にご心配やご迷惑をお掛けし、誠に申し訳なく思っています。本日で1例目の感染確認から丸1週間が経過しました。その間、学校を臨時休校とし、生徒には基本的な感染防止対策をしっかりと行い、不要不急の外出自粛するようお願いをしています。

7例目、8例目の濃厚接触者と接触者の検査結果が本日判明する予定です。全ての検査結果が陰性となり、学校再開の順へ進むことができることを願うばかりです。

感染した生徒や教職員への誹謗中傷等の人権侵害、学校や生徒たちへの風評被害がありませんよう、くれぐれもよろしくお願いします。コロナウイルスへの感染よりもむしろ恐ろしいのではないかと思っています。

恐るべし、コロナウイルス感染症!

昨日、本校のコロナウイルス感染が拡大傾向にあるとの判断から、県教育委員会よりこのことに関する校名公表、関連情報提供がありましたので、これを受けこの校長ブログを通して情報公開をしたいと思います。これは感染被害の次に訪れるかもしれない2次被害、感染者への謂れのない人権侵害、学校に対する誹謗中傷や風評被害を防ぐために行うものですのでどうぞご理解をよろしくお願いします。

現在本校では6例の感染が判明していますが、12月10日木曜日の19時30分に本校1例目の感染が判明し、衝撃が走りました。さらに11日金曜日に2例目、13日日曜日に3例目から6例目が判明しました。しかし、それぞれの感染の感染源は特定できず、ここに今回のコロナウイルス感染症の恐ろしさがあると思っています。その関係で学校は12月11日金曜日から臨時休校の措置を取っており、まだ再開の目途は立っていません。

本日、明日で3例目から6例目までの感染者の濃厚接触者、接触者計93名の検査結果が判明します。今はこれら全ての検査結果が陰性であることを祈るばかりです。

生徒たちも基本的な感染対策をしっかり講じ、家庭において不要不急の外出を控えている状態です。この困難を菊池高校関係者全体でしっかりと乗り越えて行きたいと思っていますので、皆様方のご理解、ご支援をよろしくお願いします。

 

「スクールミッション」を明確化しなければなりません!

現在、県立高校では生徒一人ひとりが夢に挑戦できる魅力ある学校づくりを進めるため、各学校の特色や強みを生かした取組や、地域との連携をさらに推進する取組など学校の在り方や今後の取組の方向性について協議を行っています。このブログでも再三触れている「学校運営協議会」での取組もその一つです。

そのためには、「菊池高校が地域の未来に対してどのような使命を果たしていくのか?」という「スクールミッション」を明確化することが必要であると考えています。この「スクールミッション」を地域や学校、生徒と教職員、保護者が共有し、その「スクールミッション」のもと学校の魅力化、特色化を図っていかなければなりません。

そこで、「菊池一族に代表される歴史と文化、菊池川流域の豊かな自然への興味や探究意識や課題意識を持ち、地域ならではの新しい価値を創造し、地域を支えるために必要な力を育成する」ことと、「多様なニーズに対応した教育機会を提供し、一人ひとりの能力、可能性を最大限に伸ばす」ことなどを、現在考えています。

やはりキーワードは「豊かな地域資源の活用」だと思います。その具現化には教育課程にも多様性が求められます。柔軟に編成、実施できるよう工夫し、菊池高校ならではの教育を構築しなければならないと思っています!

初めてのスパーリングに私も緊張しました!

本校の学校魅力化の柱の1つとして部活動の活性化を考えています。単に部活動の競技力を高めるということではなく、部活動を通して人間力の向上を図り、生徒一人一人がしっかり自立した人間になってくれればと思っています。現在でも朝からの校内外での清掃活動やあいさつ運動など学校生活のいろいろな場面で部活動生が頑張ってくれています。

また、本校には他校ではあまり見られない特色のある部もあります。地元の環境を生かしたボート部や日本一の選手も輩出したボクシング部、昨年、東京都で開催された警察庁主催のシンポジュームで発表したスマートアクティ部などです。

私は土曜日、日曜日などに開催される大会や練習試合等を見学することを楽しみにしています。昨日、一昨日は開新高校で実施された県ボクシング協会主催の合同練習会を見学し、その迫力の凄さに感動しました。熊本県ボクシング界はプロの世界チャンピオンやオリンピック選手、高校チャンピオンなど素晴らしい選手を世に送り出しています。

本校ボクシング部も私が個人的にもお世話になった山村浩先生が創部され長い歴史の中で輝かしい伝統があります。現在、男子3名、女子5名の部員に加え、中学3年生の女子が日々練習に励んでいます。昨日、その中の1人、2年生の新宅一君がその練習会で初めてのスパーリングに臨みました。新宅君は華道部や書道部にも所属し保健委員会でも活躍するなど、文武両道で頑張っている生徒です。

初めての他校生とのスパーリングでこちらにも緊迫感とその激しさが伝わり、見ている私も緊張しました。終わった後は「腕が上がりません。」と疲労困憊の様子でしたが、充実感に満ちた表情でした。今後の成長が楽しみです。

このような場面を目の当たりにし、本当にうれしく思いました。今後もいろいろな部活動の頑張りをしっかりと応援していきたいと思っています!

学校魅力化に向けて県教育委員会と協議しました!

本年度から県教育委員会に高校魅力化推進室という部署が新設されました。これは県内の郡部の県立高校が高校入試において軒並み定員割れの状況にあり、その状況を打破するためにそれぞれの学校がどのように魅力化を図っていくかといことを支援する部署です。本日、高校魅力化推進室の先生方が本校を訪問され、現在の取組状況等について協議しました。

本校の本年度の現状としては普通科160人の募集定員に対して入学者62名、充足率38.8%、商業科80人の募集定員に対して入学者56名、充足率70%と非常に厳しい状況にあります。しかし、私は4月に赴任して本校の生徒や先生方、保護者や地域の皆さんたちと接してみて、菊池高校の持つ可能性を非常に感じています。

本日の協議では魅力化については学校運営協議会において「学科魅力化」「地域拠点部活動」「地域資源活用」を柱として協議を進めていることや日々の学校生活において「明るく元気に大きな声であいさつ」や「校門一礼」、部活動生を中心とした早朝からの清掃ボランティア、育友会と連携した基本的生活習慣の確立や規範意識の習得など段階的指導を徹底しながら取り組んでいることなどを説明しました。

一朝一夕ではできるものではありませんが、これらの取り組みを通して菊池高校が地域の最高学府の高校として「選ばれる菊池高校」になると確信しています。112年の伝統を持ち、素晴らしい多くの卒業生を世に送り出している本校に対する教育委員会の期待もひしひしと感じたところです。

一つ一つの取組を徹底して生徒一人一人が無限の可能性を開花し、夢を叶えることができる学校になるよう一層努力しなければならないと思いました!

文部科学省関連研究指定校の研究協議会を実施しました!

本校は本年度から2年間、文部科学省国立教育政策研究所指定の商業科教育課程研究指定校になりました。本日は初年度の取組を発表する研究協議会をオンラインのZOOMにより実施し、担当の猿渡先生が研究授業と研究発表を行いました。研究協議会には県内各地の高校から多数の先生方に出席していただきました。また、文部科学省から教科調査官、県教育委員会からも先生方に参加いただき、ご指導を賜りました。

本校の研究主題は「地域の課題解決に向けた教育活動の授業実践に関する指導方法の工夫改善及び評価に関する研究」です。題だけ聞くと舌を噛みそうな題ですが、本校商業科が目指すものとしては、校訓「汗と夢」のもと「人と人、人と社会をつなぐ未来のビジネスリーダーの育成」であり、地域理解学習を交えながら、地元に貢献できる人材育成を推進することです。

そのため、与えられた問題だけでなく、自分で見出した課題の解決に挑戦することで「自分がやりたいことを見つける」「表現力磨く」「チームで取り組む」など「人としての付加価値を高めた生徒の育成」を目指しています。

このようなコロナ禍にZOOMによる研究協議会を開催したこと自体に文部科学省や県教育委員会からも高い評価をいただきました。

本日、文部科学省や県教育委員会からいただいたご指導や参加の先生方からのご意見を今後の研究に生かし、商業科の研究を学校全体の活性化につなげ、今後迎えるであろう予測不能な時代の困難を自らの力で乗り切ることができる人材を育成したいと思っています!

 

 

新たな取組の週がスタートしました!

先日来、このブログで触れている生徒指導に対する新たな取組を今日からスタートしました。8時30分には教室に入り席に着き、朝の10分間の読書から1日を始めることを徹底しようというのもその1つです。残念ながら日課的にはこれまでもそのようになっていたのですが、きちんと実施できていなかったことを反省しての取組です。

朝から読書し、心落ち着けて1日をスタートするということはとても大切なことだと思います。私は十数年前までは読書はほとんどやっていませんでしたが、担任をやったクラスで生徒たちとこの朝読書をするようになって読書の楽しさを知り、本を読むようになりました。これによって自分自身の生活が豊かになったと感じています。これをきっかけに1人でも多くの生徒が本に親しみ、学校図書室を利用するようになればと思っています。

また、今日は8時25分過ぎから生徒たちが校門から走り出す姿も見られ、遅刻に対する意識もだいぶ変わったのかなと感じました。これまでもそうですが、生徒たちは正しいことを正しく指導すれば、必ずしっかりと受け止めてくれると思います。先生方の本気度を試しているところもあるのではないでしょうか。

当たり前のことが当たり前として定着するよう全職員一丸となって指導に当たって行きますが、あまり悲壮感は持たずに生徒たちの成長を楽しみながら指導できればと思っています!

生徒指導のための全校集会をしました!

2学期の期末考査最終日、生徒たちも考査が終わりほっと一息というところですが、終了後、生徒指導のための全校集会をしました。その中で生徒のみんなに話をした内容の概略を紹介します。

『4月の校長就任以来、菊池高校をこんな学校にしたいと思いいろいろなことを考えてきた。そこで、初めに取り組んだことが、7月からの「明るく元気に大きな声であいさつ」と「校門一礼」です。生徒会のみんなや先生方の協力でだいぶ良くなって来ていると思う。毎朝、校門に立ってくれる生徒もおり、大変うれしく思っている。一方で4月から段階的指導という取り組みを始め、効果を期待した生徒もいたと思うが、効果が感じられない。それは何故か?先生方がしっかり指導をしないから。君たちがが決まりを守らないことを悪いと思っていないから。どうせ、先生は注意さっさんもんと思っているからだと思う。そこで、今日を境にやると決めた指導は全職員で徹底してやる。生徒は先生の指導に素直に従う。先生の指導を素直に聞けない生徒には厳しく対応する。当たり前のことを当たり前にできる学校にしたい。このことについては校長として覚悟を決めて取り組む。』というようなことを話しました。

生徒たちも真剣に聞いてくれていたように思います。本校は育友会(保護者)の皆さん、地域の方々が非常に協力的に支えていただいています。その期待に応え、全ての生徒が菊池高校生であることに誇りを持てるような学校にしたいと思っています。

誇れる校訓「汗と夢」!

校長会から新任校長に対する会誌への寄稿依頼がありました。そこで、本校の校訓について触れることにしました。本校の校訓は「汗と夢」簡単明解で素晴らしい響きの言葉だと思いませんか。校門に入ってすぐの大木「チャンチンモドキ」の元の石碑に文字が刻まれています。菊池高校生にとっては常に心に留めている言葉ではないでしょうか。

菊池高校百年史によると、この校訓は本校27代校長であった高木忠博先生が作られたものです。先生は菊池高校が新制高校としてスタートした第1回卒業生であり、本校に対する愛着はひとしおの心を持たれた先生で、昭和62年に校長として着任されました。先生は時代や社会の変化に対応した新しい菊池高校づくりに着手する中で、本校教育の目指すことをわかりやすく表す言葉として校訓「汗と夢」を定められました。

この校訓は人生の入口に立つ高校生に大きな希望を持つこと、それに向かって努力することの美しさと大切さをわかりやすく表現したものであり、本校の様々な教育活動の場や卒業生や教職員OBの中で受継がれています。

在校生にも、何事においてもひた向きに汗をかき取り組み、夢、希望に向かって前進することの大切さ、この校訓に秘めた先人たちの思いを伝えて行かなければと思っています!

2回目の学校運営協議会を開催しました!

本日、第2回目の学校運営協議会を開催しました。学校運営協議会とは行政や地域住民・団体、小中学校、保護者、同窓会などの代表からなる組織で、菊池高校が「地域とともにある学校」として、地域と目標やビジョを共有し生徒を育むためのものです。この学校運営協議会を設置した学校をコミュニティ・スクールと言います。

この協議会では菊池高校で「どのような生徒を育てるのか、何を実現していくのか」ということを議論するために、3つの専門委員会を設置しました。1つ目が「学科魅力化専門委員会」、次に「部活動地域拠点化専門委員会」、3つ目が「地域資源活用専門委員会」です。併せて、校内でもこの3つの校内委員会に全職員が分かれ協議を行いました。

本日は、これまでの議論の内容を報告し、それを受けて委員の皆様方から様々なご意見をいただきましたが、その中で、今の菊池高校生が「自分たちの学校をどのような学校にしたいのか、何のために菊池高校に進学したのか」というような生徒の生の声を参考にすべきではないかという声をいただきました。

ご意見のとおり学校の主役は生徒たちです。主役である在校生の声も十分に取り入れながら議論を深めていく必要があると感じています。菊池高校が地域から信頼される魅力ある学校となり、生徒たちの誇れる母校とするために、今後も取組を前進させていきたいと思っています。このブログを読んでいただいている皆さんも遠慮なくご意見をよろしくお願いします!

職員間でも熱心に議論されました!

昨今、このブログの話題としている生徒指導の在り方について、本日、職員研修で議論しました。育友会(保護者)、生徒会、教職員、3者が連携して動き出したことはお伝えしましたが、何と言っても、我々教職員が心を1つにして主体的にことに当たらなければなりません。

本年度から生徒指導の手法として「段階的指導」を行っています。これは生徒と教職員のコミュニケーションをしっかり図りながら生徒指導を行っていくことを目的としたものですが、残念ながら現時点では効果がよく出ているとは言えません。それにはいろんな要因があると考えられますが、まずは教職員の共通理解、共通認識のもとに情熱を持って当たることが大切だと思います。

育友会からの協力の呼びかけや生徒有志からの申し出などみんなで学校を良くして行こうという機運が盛り上がっているように感じています。この機会を逃さず全職員で一致団結して課題に立ち向かって行きたいと考えています。本日の研修においても熱心な議論が交わされました。

今回の仕切り直しでは我々教職員もしっかりとした覚悟を持って取組たいと思っています!

生徒の有志から心強い申し出がありました!

昨日、このブログに育友会(保護者)、生徒会、教職員で学校の課題解決に向けて連携して動き出したことを掲載しましたが、そのような動きがあることを知り、常日頃から学校をこれまで以上に誇れる学校にしたいとの思いを持ちながら、どう動いていいいかわからなかったという生徒が、自分たちも是非とも行動を起こしたいと校長室に申し出てくれました。

非常に嬉しく、心強く思いました。その話の中で「まじめに頑張ろうとしている生徒がもっと尊重されるべき。もっと力を発揮できる学校にすべきではないですか。」という訴えがありました。

生徒自らの手で自分たちの良くないところは正していくような生徒の自治組織を作りたいとの申し出もあり、是非、既存の生徒会組織と連携しながら頑張って欲しい旨を伝えました。このような生徒たちの思いを大切にしながら、今後、早急に具体的な計画を策定し、実行できるように全力でサポートしたいと思います。

もうしかするとこのような思いを持ちながらもどうすることもできずに心を痛めている生徒がもっといるのではないかと反省させられました。

今日、校長室に勇気を振り絞って話に来てくれた生徒の思いを無駄にしないように、1人1人の生徒に寄り添いながらも、正すべきところは正す、という毅然とした姿勢で教育に当たっていきたいと思います!

課題解決に向け3者で進み始めました!

昨日、育友会の役員の皆さん、生徒会役員の代表、本校職員の3者で「菊池高校の生徒健全育成のための検討会」を開催しました。夕方の多忙な時間にも関わらず、多くの育友会役員の皆さんにご参集いただきました。本校では考査期間中の朝から育友会で「あいさつ運動」を実施していただいています。ちょうど今もその期間中ですが、今回は2年生の学級委員の皆さんが正門で生徒たちに声を掛けていただいています。コロナ禍の影響で前回の10月の考査時が本年度1回目の「あいさつ運動」でしたが、本田育友会会長も毎日参加していただきました。

本田会長がその時の様子を見られ、改善すべき点は先生方だけに負担を掛けるのではなく、育友会も一緒になって改善に向けて取組みましょうと言っていただきました。さらに主役は生徒たちですので生徒会役員の意見や思いもしっかり取り入れて事を進めようと、育友会、生徒会、教職員の3者での検討会が実現しました。

会についてはもう既にホームページ担当の椎葉先生が教員としての率直な意見を書いてくれていますが、一筋縄では行かない難しい問題も多々あります。3者が一緒になって課題解決に向けて進み始めたことがとても意義深いことだと思っています。

育友会、生徒会、教職員が力を合わせて取り組めばできないことは何もないと思っています。粘り強くあきらめず頑張って行きます!

日々のコミュニケーション不足を反省!

先週から来年度の人事異動に向けての先生方との面談を実施しています。「何かあったら遠慮なく校長室に来てください。」などといつでも先生方の話を聞く態勢は取っているつもりでいるものの、校長室に気軽に訪ねて来て話をしていく先生方がそんなにおられる訳もありません。

今回の面談は人事異動に対する希望を聞くことが主な目的ですが、併せて、日頃の業務に対する課題や悩み事、困り事などいろいろな話を聞かせてもらっています。先生方は本当に生徒たちのことや学校のことを真剣に考えて業務に当たっていただいていると感謝の念に堪えません。同時にもっとこんな話をタイムリーに聞いておかなければならなかったと反省もしているところです。

私は日頃から主任主事の先生方を核とした組織的な学校運営を重視し、俗に言う「報連相」、報告、連絡、相談がスムーズにできる職場であらねばと思っていますが、1人1人の先生方と1対1で対話する機会の大切さを改めて痛感しています。

菊池高校を先生方、1人1人がさらに輝く職場とするためにの先生方とのコミュニケーションをこれまで以上に大切にしていきたいと思っています!

苦渋の判断、修学旅行は中止することとしました!

昨日、このブログに書きましたが、第3波を思わせるコロナウイルスの感染拡大により、12月9日から予定していた北海道小樽市での修学旅行(スキー研修)を中止することとしました。私自身もそうですが、修学旅行といえば高校生活での最も思い出深い行事の1つです。私の高校の時の修学旅行は往復サンフラワーでの奈良、伊勢、京都コースでしたが、1日自由見学で自転車で友達と京都市内を回ったことが、楽しい思い出として今でも鮮明に記憶に残っています。卒業後も集まると必ず話題に上る出来事です。

このような経験を生徒たちにさせることができないかと断腸の思いですが、2年生の学年の先生方、学年保護者役員の皆さん、本日の運営委員会等での意見聴収の結果、苦渋の判断ですが、中止することとしました。当初はこのコロナ禍を逆手に取りGO TO キャンペーンを利用し、通常では行くことができない北海道への修学旅行ということで計画したのですが、このような結果となり生徒たちには大変申訳なく思っています。

総体等の代替大会ではありませんが、少しでも高校時代の楽しい思い出として残るようなことが何かできないか、学年の先生方にも検討をお願いしているところです。今回の判断については何卒ご理解をお願いします!

寒くなり、コロナウイルス感染拡大が心配です!

11月も2週目となり寒さが増し、コロナウイルス感染拡大の傾向が顕著となり、本日も東京では新たに300人以上の感染者が出たとのこと。先日来、北海道での感染拡大も報道され、やはり寒さとともに第3波が到来しそうな事態となってきました。本校では12月9日(水)から北海道への修学旅行を予定しておりますが、これもかなり厳しい状況になってきており、2年生の学級役員さんや担任団等ともしっかり相談し、近々最終判断しなければならないと思っています。

本日は最後の公開授業、就職内定者の説明会、公務員ガイダンスが実施され、学校の活動自体は確実に前に進んで行っています。また、これから受験を迎える生徒たちも目標達成に向け、本当によく頑張ってくれています。先生方も生徒にしっかり寄り添ってサポートしていただいています。この努力が実を結び、みんなが笑顔で卒業を迎え、その頃にはコロナも収束していることを願うばかりです。

今一度「逆境の中にこそ夢がある」の言葉を心にコロナに負けず、前に進まなければと思っています。明日は県教育委員会からの学校訪問があります。

本校の伝統行事、育友会林体験学習を実施!

今日は本校の伝統行事である育友会林体験学習を実施しました。天気が心配されましたが、暑いくらいの天気で無事実施することができました。この育友会林体験学習は非常に歴史があり、地域のOB・OGの方々と会話をすると必ずと言って良いくらい話題に上がる思い出深い行事となっています。元来、育友会林という山を学校が持っているということ自体が珍しいことであり、その育友会林を活用した体験活動ができることが菊池高校生として非常に恵まれていることだと思います。

今日はコロナウイルス対策として普通科と商業科が分かれて活動する形態となりました。以前は全校生徒が10数キロ離れた現地まで自転車で行っていたという話も聞きますが、クラスごとに貸切バスで現地近くまで行っての活動でした。

普通科は林道の階段作り、商業科は森林の下草刈りと貴重な森林保全活動を体験し、生徒たちの汗と笑顔が輝いていました。このような活動を永年続けたことにより先日も紹介した国土緑化推進機構からの全国表彰に繋がったものと改めて感心しました。

この素晴らしい活動をこれからの菊池高校生にもしっかりと受け継いで行かなければならないと思っています!

商業科1年、エゴマの収穫体験をしました!

皆さんは「菊池のえごま」をご存知ですか?お恥ずかしながら私は全く知りませんでしたが、現在、行われている中学校説明会で商業科の特色ある活動として「エゴマの収穫体験」の話をしています。その活動が本日実施されました。本来、去る2日と本日、実施する予定でしたが、月曜日が雨で中止となったため、本日、本年度の「エゴマの収穫体験」の1回目(商業科1年3組)が実施されました。私も体験活動を実際に見てみたいと思い現地に行って来ました。

菊池市原の(株)旬援隊FLCパートナーズストアの代表取締役の笠泰紀さんにお世話になり例年、体験学習をさせていただいています。ナビを頼りに現地に着くまでにその遠さにびっくり、着くと生徒たちの楽しそうな歓声が聞こえ、体験学習の素晴らしさが伝わって来ました。

生徒たちはエゴマが健康食品としての希少価値に注目され、流行っていることや「きくちのえごま油」がインターネット販売でどのように売られているか、などのマーケティングも事前に学習しており、今回どのように収穫されるかの過程を実際に体験し、学習を深めました。併せて、薪割りなども体験し、非常に貴重な経験となりました。

このような菊池の豊かな歴史・伝統文化、自然などの地域資源や人材を有効に活用した学習活動を今後とも積極的に取り入れていきたいと考えています!

もう11月、今年も2ヶ月を切りました!

早いもので、今日は11月2日、今年も2ヶ月を切りました。月行事表を眺めてみると今週は本校の伝統行事である1年生の育友会林体験学習が6日(金)にあります。以前は全校生徒で行っていたとのこと。多くの卒業生の方々が高校時代の思い出に残っている行事としてよく口にされます。また、中学校での学校説明会も終盤となり、4日からはスポーツ部など、学校に直接出向いての生徒勧誘も解禁となります。本校で競技力を向上させたい、本校の部活動で高校生活を送りたい、そのような強い意志を持った生徒が来てくれることを期待します。

また、今月は英検、商業科関係の各種検定や20日(金)からは期末考査も実施され、学習面でもひと頑張りしなければならない月であり、生徒たちにとってもあっという間の1ヶ月となり、師走がすぐにやって来るのではないでしょうか。

3年生の就職、専門学校関係の生徒の進路も順調に決定しており、ホッとしている生徒もいると思いますが、まだまだこれからが本番という生徒も数多くいますので菊池高校3年生として卒業まで気を緩めることなく、しっかりとした学校生活を送って欲しいと思います。

この11月が充実した素晴らしい月となるよう明るく、元気に前向きに行きましょう!

 

 

泗水中学校の素晴らしい取組みに感動!

今朝、熊本日日新聞の朝刊に目を通していると、「特攻隊テーマに演劇 泗水中3年」の文字が目に飛び込んできました。なんと素晴らしい取組みだと感心しました。地域の歴史も盛り込み、自らで演じ「私たちは戦争を知らなければならない」と訴えたとのこと。出演した生徒30人、実物大のゼロ戦を製作した生徒30人、見た生徒や保護者に感動を与え、素晴らしい学習の場だったと思います。私も地元の中学校の取組みとして是非見たかったと残念に思いました。

奇しくも昨日、本校で入学者選抜に関する説明会を実施し、泗水中学校から岩谷寛学年主任に出席していただきました。岩谷先生とはお互いの教職生活の初任地である鹿本郡市中体連で一緒した仲であり、昨日、本当に久しぶりに会ったところでした。そこで、「来年入学してくる生徒たちは自分が3年間学年主任した学年の生徒ですからよろしくお願いします。」という話をいただいたばかりでした。

今朝、朝刊で岩谷先生が脚本を手掛けたことを知り、学年の生徒さんたちへの熱い思いを改めて感じました。

このような貴重な経験をした泗水中学校の生徒さんたちが1人でも多く本校に入学して来てくれることを今から楽しみにしています!

 

教育実習生の先生、悪戦苦闘、頑張りました!

今週一杯、本校の卒業生の井上貴保子さんが国語科、川口夏希さんが保健体育科の教育実習に来ています。井上さんは2週間、川口さんは3週間の実習期間で、2人とも今日が研究授業でした。2人が教育実習初日に私のところに挨拶に来てくれた時に「母校で後輩たちを相手に学校の先生ができて楽しい、是非、先生になりたい。という気持ちになってください。」と声を掛けました。それから、2週間と3週間、最後の仕上げの研究授業の日となりました。

今日も朝から学習指導案を持って挨拶に来てくれたので、「明るく、元気に大きな声で、笑いを5回取ってください。」と言うと難しい顔をされたので、「ほんなら3回で良かたい。」と激励しました。2人の緊張しながらも一生懸命、初々しく授業を進めている姿を見て、自分にもあんな時があったなと30数年前を懐かしく思いました。

授業を全部は見られませんでしたので、私が出した課題をクリアしたかどうかはわかりませんが、教科や関係の先生方から見守られる中、おそらく一生の思い出に残る研究授業になったのではないでしょうか。

明日の最終日、担当クラスの生徒たちと涙ながらのお別れができれば、実習は満点だ思います!

スーパーティーチャーに来ていただきました!

先日も掲載しましたが、本校では10月19日(月)から11月6日(金)までの2週間を「公開授業」の期間としています。各教科の先生方が積極的に授業を公開してくれています。併せて国語、数学、理科、地歴・公民、英語については菊池市内の中学校の先生方にも参加をお願いし、研究授業、合評会を実施しています。

中学校の先生方に参加していただくことにより、これまでの校内だけでの研修と違った視点でのご意見等もいただき、充実したものになっているように感じています。本日はご多用な中に時間を割いて菊池北中学校の松岡校長先生にも授業を参観いただきました。各教科で中学校と連携を深め、情報交換し信頼関係が構築できればと思っています。

また、本日は数学の米野先生の研究授業にスーパーティーチャーである八代高校の山村先生に来校いただきました。山村先生とは前任校で同じ学年で勤務したこともあり、その時から素晴らしい指導力の持ち主でした。米野先生とのチームティーチングでとても分かりやすく、ポイントを押さえた授業が展開され、生徒たちも生き生きと課題に取り組んでいる姿を目の当たりにし、うれしく思いました。

生徒たちの学校生活で一番大切な授業時間がさらに充実したものとなるよう全職員で研鑽を深めていきます!

「闇バイト」防止啓発クリアファイルの贈呈式がありました!

今日は熊本県少年警察ボランティア連絡協議会の田尻会長、県警察本部少年課の平田課長補佐、県教育庁学校安全・安心推進課の里形課長補佐が来校され、「闇バイト」防止啓発クリアファイルの贈呈式がありました。

本校スマートアクティ部は以前から県警察本部少年課のご指導のもとSNSによる犯罪被害防止活動を積極的に展開してきました。今回、県警察本部と県少年警察ボランティア連絡協議会が「闇バイト」防止啓発を行ううえで、「闇バイト」についてわかりやすく説明するための4コマ漫画の作成依頼が本校スマートアクティ部にありました。1年生の部員が作成した4コマ漫画(「運び屋編」と「性被害編」)が高い評価を受け、その漫画を使った被害防止のための啓発クリアファイルが作成されることとなり、このたび完成したそうです。その4コマ漫画については「菊翔祭文化の部」でも全校生徒へ披露してもらいました。

今日はその完成を記念して全校生徒へのクリアファイルの贈呈式があり、生徒を代表して生徒会長の平美月(菊池南中出身)さん、スマートアクティ部1年の村上優里(菊池南中出身)さんと恵良流月(山鹿中出身)が代表で出席しました。このクリアファイルが被害防止の啓発グッズとして役立つことを期待します。

この贈呈式の模様は本日夕方のNHK「クマロク!」で放送されます!

 

 

 

 

 

 

 

 

育友会と二人三脚で!

昨日、育友会の役員会がありました。本校の育友会は非常に協力的で「菊翔祭文化の部バザー」や「育友会林活動」「ハーフマラソン大会」等学校行事など教育活動を全面的にバックアップしていただいています。

先日も9月29日から10月5日まで本校職員や生徒会役員ととに「あいさつ運動」に参加していただきました。私も本校の指導の重点事項として「明るく元気に大きな声であいさつ」「校門一礼」に全職員で取組んでいるが、思ったように成果がでない指導の難しさを役員の皆さんにお伝えしていました。

「あいさつ運動」の期間中、ありがたいことに本田会長は毎日、参加していただきました。その感想を昨日の役員会で発言、問題提起されました。「あいさつ、服装・容姿、遅刻等、基本的事項についてもっと厳しく指導をしてもいいんじゃないか?」「先生方が遠慮しているように見えた。」

これは学校の指導に対する批判ではなく、育友会の長としての菊池高校をもっといい学校にしたい、地域から信頼される学校にしたい、という応援のための発言でした。とてもありがたいことです。

早速、育友会と学校で二人三脚となった取組みを具体的に展開しようということで作戦会議をします!

「皿を割る」職員集団を目指して!

今日は運営委員会がありました。本校は毎週木曜日の1時限目に運営委員会があります。運営委員会とは校内の校務分掌の長である主任主事が集まる学校運営を円滑に行うための最も重要な会議です。学校という集団は他の企業体と比べ俗に言う管理職と呼ばれる立場の人間の数が少なく、本校の場合は校長・教頭・事務長の3人しかいません。管理職3人でできることは高が知れています。

そこで、学校を組織としてスムーズに運営していくために、最前線のリーダーとして働いてもらっている主任主事が頼りとなります。その主任主事の先生方が思い切って行動できるよう「皿を割る」を呼び掛けているところです。主任主事には日ごろから大変ご苦労を強いていますが、思い切ったリーダーシップのもと全職員が組織「ワンチーム」として生き生きと活動できる職員集団になればと思っています。

先生たちが明るく元気でなければ、生徒たちも明るく元気に生活できません。1年も後半戦に入り、これまで以上に菊池高教職員が「皿を割る」集団になればと思っています!

11月6日(金)まで授業を公開しています!

本校では今週から11月6日(金)まで全職員が授業を公開し教科の代表が研究授業を行い、授業力向上を図っています。国語、数学、理科、地歴・公民、英語については中学校と一緒に授業研究ができればと思い、菊池市内の5中学校にも案内しています。

本日は田上先生が2年1組特進クラスの地学の授業で研究授業をしてくれました。ありがたいことにその授業に菊池南中学校の音光寺校長先生が参観に来て下さいました。音光寺校長先生は本校の学校運営協議会の委員と「学科魅力化」専門委員会の専門委員をしていただいており、OBでもあります。お忙しい中、わざわざ授業を参観いただき心から感謝です。地元の校長先生、OBとしての本校への期待の表れだと認識しています。

授業は熊本地震のデータとこれまで学習してきたことを関連させながら、地震のメカニズムを考える授業でした。個人の考えをグループで深め、発表するというアクティブラーニングの手法をとった授業展開で、生徒たちが主体的に活動し、考えを深める素晴らしい授業でした。

今日のような授業が全ての授業で展開されれば、生徒たちの学力は向上し、「伸びる菊池高校」「夢を叶える菊池高校」を実現でき、「選ばれる菊池高校」になると確信しました!

24校の参加にびっくり!

今日は大津北中学校の学校説明会に行って来ましたが、なんと24の高校が説明会に参加していました。24校を公立高校6校の2グループ、私立高校も同じく6校の2グループの計4グループの時間帯に分けてそれぞれの会場で説明を行いました。大津町はJR沿線で熊本市内にも通学しやすいという地理的要因もあるかとは思うのですが、高校に進学するのにこんなに多くの選択肢があるのかとびっくりするとともに、中学3年生の生徒たちも進路選択で大変だなと思いました。

現在、大津北中学校から本校には1年生が11名、2年生が4名、3年生が6名来てくれています。今日の本校の説明会会場には20名弱の中学生とその半数以上の保護者が集まってくれました。今日は卒業生代表として普通科の草場舞華さんと商業科の江口帆南さんが一緒に参加してくれましたが、2人ともバスケットボール部、バレーボール部でも日々一生懸命活動しており、菊池高校の素晴らしさを後輩たちに精一杯PRしてくれました。

中学生も保護者も2人の話をしっかり聞いてくれており、昨年以上の生徒たちが来てくれればいいなと思いました。また、こんなに多くの競争相手がいるという現実を直視し、「選ばれる菊池高校」になるためにはさらなる努力が必要なことも改めて痛感しました!

改めて菊池の歴史・文化、自然の豊かさを痛感!

昨日、菊池市観光協会の会合に出席しました。その冒頭に地元選出の県議会議員の前川収先生の基調講演がありました。菊池一族の活躍により楠木正成から横井小楠、坂本龍馬と繋がり日本の歴史が作られてきたことや菊池武光公像が今の菊池公園に出来るまでの話、その景観は全国的にも誇れるものであること、菊池渓谷に代表される自然の豊かさなど興味深い話を聞くことができました。

一緒に話を聞いていた地元の方々もご存じないような話もあり、やはりこのような話はしっかりと語り伝えていかなければならないと思いました。現在、本校でも学校運営委員会の「地域資源活用」専門委員会で菊池の豊かな歴史・文化、自然、人材を教育活動に取り入れ、生徒たちが菊池の素晴らしさを実感し、誇りを持つような菊池ならではの教育ができないかと協議しているところです。

4月に菊池高校着任した時の菊池公園、菊池神社の満開の桜に始まり、日々の将軍木の緑、先日の御松囃子御能の奉納など地域の素晴らしさを痛感しています!

1人でも多くの中学3年生を待っています!

10月から中学校への高校説明会が始まりましたが、今日は地元の七城中学校に行きました。いつも1年生の生徒に同行してもらい、説明してもらうのですが、今日は普通科の和後瑛音瑠君と商業科の田代嗣音君と一緒に行きました。学校に着くなり、2人は七城中学校の先生方から歓迎の声を掛けられ、2人が中学校の先生方からも信頼されている様子が伺い知れました。

和後君は野球部で先の九州地区野球大会の県予選でも1年生ながら1番サードで大活躍、田代君もこのブログで紹介しましたが、バドミントンの学年別対抗戦で5回戦まで進出する快挙を見せ、2人とも文武両道で頑張っている生徒です。

私が校長としての学校のスローガンや期待する生徒像等について話をした後に、菊池高校の学科、学校行事、部活動など詳細についてしっかり説明してくれました。七城中学校の3年生も先輩の話を興味深く、真剣に聞いてくれていたように思います。

1人でも多くの菊池市内の中学3年生に地元の身近な高校として菊池高校を進学先として選んでもらえるかが、非常に重要なことだと思っています。

明日は普通科の高宗風汰君と商業科の山下華蓮さんと一緒に菊池南中学校に行きます!

 

 

貴重なご意見をいただきました!

本日は就職試験受験者激励会と学校運営協議会の「学科魅力化」「地域資源活用」専門委員会がありました。就職試験受験者激励会についてはホームページ担当の椎葉先生が「学校生活」に掲載してくれていますので、私が出た「学校魅力化」専門委員会について触れたいと思います。

本校は昭和37年以来、普通科と商業科との併設学校としてその歩みを進めてきました。時代の変化とともに近隣校においてはコースの新設や学科改編等がなされています。

本校でも伝統校としての「不易」なものは大切にしながらも、中学生や地域のニーズに応えることができるような魅力的な学科やコース、教育課程を有した学校にならなければならないと思っています。

今日は専門委員として菊池市の行政、教育委員会、小・中学校の校長先生、大学の先生、同窓会等豊富な学識のある方々にお集まりいただき、予定していた時間を大きくオーバーして貴重なご意見をいただきました。

これらのご意見をもとに校内でもしっかり議論し、本校のあるべき姿を構築していきたいと考えています!

菊池には素晴らしい歴史や文化が溢れています!

本日、10月13日は菊池神社秋季例大祭の初日で、国の重要無形民俗文化財である「御松囃子御能」が本校正門横の征西将軍懐良親王に見立てられた将軍木前の「菊池松囃子能場」で奉納されました。

元々は懐良親王が故郷である吉野のことを思ってさみしがられないようにと始められたものだそうです。今年はコロナの影響もあり例年よりかなり規模を縮小したものであるということでしたが、650年以上の歴史を垣間見ることができました。

このように本校周辺には南北朝時代の菊池一族にまつわる歴史や文化が溢れています。そこで、このような歴史や文化、菊池川流域の自然を本校の学習活動に取入れることができないかと考えています。昨日のこのブログにも記載しましたが今週は学校運営協議会の専門委員会を開催し、明日の「地域資源活用」専門委員会でその方策等について議論していただこうと思っています。

全国に誇れる地域の歴史や文化に触れ、未来を切り開く心を養うことはこれからの菊池を担っていく高校生にはとても大切なことだと思います。

本校でも教育活動を通して菊池の素晴らしい伝統文化の継承に一役買うことができればと考えています!

今週は学校運営委員会の専門委員会を開催します!

7月10日に菊池市の行政、関係機関・団体、同窓会、育友会等からなる学校運営協議会を設立しました。これは菊池高校が「地域に開かれた学校」「地域とともにある学校」となるためのものです。学校と地域がパートナーとして連携・協働し、地域でどのような子供たちを育てるか、何を実現していくのかという目標やビジョンを地域の方々や保護者のみなさんと共有し、地域と一体となって菊池高校の生徒を育みたいと思っています。

今日の専門委員会は「地域拠点部活動」専門委員会であり、教育的な価値や地域からの期待も非常に大きい部活動の在り方について委員の皆様方からさまざまなご意見をいただきました。

私のイメージとしては菊池市は小学校や中学校において県内でもトップレベルの選手の育成や文化的な活動がなされています。そのような生徒たちがさらに大きな目標を持って菊池高校で成長してくれるような環境ができればと思っています。

このことにより、菊池市の中学校を卒業した生徒が活躍の場を求めて熊本市を始めとした他地域へ進学していたことに歯止めをかけ、地域の拠点校としての役割を果たすことができればと思っています。

今週は「学科魅力化」「地域資源活用」の専門委員会も開催します。

母校が練習試合に来てくれました!

先日、福岡県立三池高校の西田校長先生から電話がありました。「福岡県は県外に練習試合に行く時には、事前に校長が相手校の校長に承諾を受けることになっています。・・・・・」この三池高校は私の母校であり、西田校長先生は2つ上の先輩です。その電話でいろいろな同窓生話で盛り上がり、今後も交流を深めましょうという話をしました。

本校の剣道部は顧問の先生がいろいろな学校に声を掛け稽古会をしていますが、今日は母校の三池高校の剣道部が来てくれました。三池高校の先生が気を使っていただき部員全員を集めてあいさつをいただきました。調子に乗って先輩面し偉そうに話をさせていただきました。とても誇らしい気分になりました。生徒からは「ここは本当に公立高校ですか?施設が素晴らしいですね。」という声が聞かれました。

試合をすると本校が格上のようで、先輩としては何とも複雑な気持ちでしたが、もちろん校長としての嬉しさのほうが勝りました。先日の校長先生の話によると野球部も練習試合をしたことがあるということでした。地域の拠点校として学校環境も似たような所があり、これからもいろいろな面で切磋琢磨できればと思いました!

菊高生、ボランティアで地域貢献!

今日で中間考査も最終日、生徒たちもホッと一息ついていることでしょう。また、午後からは部活動等も再開されます。

そのような中、運動部活動生集会が実施されました。これまでそれぞれの競技が好きで活動は頑張っているのですが、運動部活動生としてのプライドを持って学校生活をリードしようとか、お互いに切磋琢磨しようという雰囲気が少々欠けていたように思います。本日、考査明けの部活動再開を契機に運動部活動生としての心構えや規律等について体育科の先生方を中心に話をしてくれました。とても素晴らしいことだと思います。部活動生の活躍による学校の活性化に期待します。

また、本校は考査最終日に生徒会のボランティア委員会を中心として地域でのボランティア活動を行っています。今日は生徒たちの心のオアシス菊池公園の清掃ボランティアに集会後の運動部活動生も含め150人程度の生徒が参加してくれました。日頃お世話になっている地域の方々への感謝の気持ちを込めて、みんな一生懸命活動していました。とても素晴らしい光景でした。

このような活動が地域からの信頼を高めスローガンの1つである「選ばれる菊池高校」へ繋がるものと確信しています!

育友会林活動、評価され全国表彰受賞!

生徒たちは本日から中間考査が始まりましたが、育友会の活動で嬉しい出来事がありました。

本校の育友会林活動が全国的に評価され、「ふれあいの森づくり国土緑化推進機構会長賞」という素晴らしい賞を受賞しました。本日、その伝達式が県庁で行われ、本田育友会会長、中原育友会林委員長とともに出席してきました。本来なら北海道で実施される表彰式がこのコロナ禍で残念ながら県庁での実施となりました。

本校は菊池少年自然の家の近くに昭和9年から学校林として17ヘクタール(東京ドーム3.6個分)という莫大な広さの森林を有していました。昭和57年からは育友会林となり、保護者、保護者OB、生徒、職員などによる育友会活動として植林、施肥、下草刈り、枝打ち、、作業道の整備などの森林保全活動を行っています。

また、現在では教育活動の場として1年生の生徒に植栽や枝打ち、丸太切り、記念碑までの歩道の整備など森林づくり体験活動の場を提供していただいており、本年も11月6日にその活動を実施することとしております。以前は全校生徒で実施していたようですが、本校の伝統ある行事として定着しています。

さらに、本校創立100周年を記念して建設された木の香りがする立派な校舎の床や壁には育友会林で育てたスギ、ヒノキがふんだんに活用されており、当時の生徒の氏名が板に記されているとのことです。

この他校にはない貴重な財産を永年守っていただいてきた歴代の育友会の皆様方に心から感謝です。本日は誠におめでとうございました!

バドミントン部1年生コンビ大活躍!

先週、残念ながら野球部が九州地区高等学校野球熊本大会において3回戦で敗退し、春の甲子園の夢が破れ、私以上に選手たちも落胆したことと思いますが、必ずや夢の実現に向けてさらに熱い思いで練習に励み、前進してくれると信じています。

本校では野球部だけでなく、いろいろな運動部・文化部が日々練習や稽古に励んでおり、1・2年生の体制となっての初めての公式戦や発表会が10月、11月にかけて実施されます。今日は大津町総合体育館でバドミントンの学年別競技大会の個人対抗戦がありました。本校からは1年生の田代君と吉本君(ともに七城中学校出身)が出場しました。2人とも部活動とともに地元のクラブチームでも練習を重ね、切磋琢磨し実力を付けています。

何と田代君が5回戦まで進出し、全国総体での優勝経験もある伝統校の熊本学園大付属の選手とフルセットの大接戦の末、惜敗する大健闘を見せてくれました。私もその試合をコート後ろのベンチで間近に応援させてもらい、とても興奮しました。

このように高校の部活動と小中学校時代に活動した地域のクラブ活動を併用しながら競技力を伸ばしていくというのはとても良いことだと思います。部員数が少なかったり、専門の指導者がいない状況で、生徒の力をどのようにして伸ばすか、いろいろな方策を探って行きたいと思います。本当に今日の活躍には感動しました!

3年生進路希望実現に向けて頑張っています!

昨日、中学校説明会、生徒募集について掲載しましたが、もう1つの大きな柱が進路保障です。私が本校で掲げる3つスローガン「選ばれる菊池高校」「伸びる菊池高校」「夢を叶える菊池高校」の「選ばれる」が生徒募集、「夢を叶える」が進路保障です。

その進路決定において、就職試験や大学等推薦入試が例年より少し遅れていよいよ佳境を迎えようとしています。ここ数日、3年生が「試験前の面接指導をお願いします。」と言って校長室を訪れてきます。私も初めての経験でしたので、本校ではそういう決まりでもあるのかと思い進路部に尋ねたところ、そうではないとのこと。

3年生の生徒たちが自主的に面接指導の最終面接者として私を選んでくれたようです。このように自らの意志で校長室を訪ね、進路実現のために面接指導を受けようとする3年生の姿勢に感動しました。

私ももちろんですが、3年生全員の進路保障については全職員で全力でサポートしたいと思っています。「頑張れ!菊池高校3年生」

今日から10月、中学校説明会が始まりました!

今日から10月、地元の旭志中学校を皮切りに中学校説明会が始まりました。

本校の重要課題の1つに生徒募集があります。昨年、菊池市の中学校を卒業した生徒は392人。そのうち本校に入学してくれた生徒が54人。割合として13.7%です。地域の普通科と商業科を有する学校としてはもっと多くの生徒が進学したいと思ってくれる学校にしなければならないと思っています。

現状にはいろいろな要因があると思われますが、1つ1つの課題に全職員でしっかりと取組むとともに、本校の魅力、生徒、先生方の頑張り、活躍をしっかり発信し、中学3年生や地域の皆さんから信頼され、進学したいと思われるような学校にしなければならないと思っています。

このホームページも担当の先生の頑張りで学校の様子がわかりやすく発信できていると思いますので、多くの方々に見ていただければ幸いに思います。

今日は旭志中学校の卒業生2人と一緒に説明会に行きましたが、3年生と保護者とが一緒に参加し、真剣に話に耳を傾けてくれました。本校の活動の様子や熱意が伝わり1人でも多くの生徒が進学を希望してくれることを願っています。

たかが「あいさつ」、されど「あいさつ」!

菊高ブログでも掲載していますが、本日から定期考査1週間前を利用して育友会と生活委員会との合同の「あいさつ運動」がスタートしました。日ごろから生徒会を中心にあいさつ運動は実施していますが、今日からは育友会役員の皆様方にもご協力いただいています。良きにつけ悪しきにつけ生徒の姿を生で見ていただく絶好の機会だとも思っています。

育友会役員の皆様方は学校教育に対し、非常に協力的で先日の「菊翔祭文化の部」のバザーや育友会林保全活動、その他学校行事で多大なるご支援をいただいております。そこで、学校の課題は包み隠さず共有し、2人3脚で生徒の健全育成、学校の発展に進んで行ければと思っています。

さて、「あいさつ」ですが、私は本校着任以来最初に生徒に身に付けて欲しい力として「明るく元気に大きな声であいさつ」を掲げましたが、なかなか思ったように身に付けさせることができないのが現状です。しかしながら諦めずに根気強く日々の地道な活動を通して「明るく元気に大きな声であいさつ」できる人間として次のステージに巣立って行ってくれればと思っています。

たかが「あいさつ」、されど「あいさつ」、明るく元気に大きな声でこれさえできれば、大概の道は開けると思うのですが・・・  今日はいつもより少々長くなりました。

今週はいよいよ10月です。秋本番!

前回のブログから数日が経過し、書きたいことがたくさんあり、何を書くか迷っています。まずは土曜日の野球の試合、残念な結果でしたが、次に繋がる敗戦だと思っています。「負けに不思議な負けなし」何が足りなかったかを部員自らがしっかり考え、次に進んで欲しいと思います。

また、本日は1,2年生を対象とした交通安全講話と生徒会と菊池市観光協会との意見交換会がありました。交通安全講話には日本自動車連盟熊本支部から講師の先生に来ていただきました。学校の最も重要な責務「生徒の命を守る」ための大切な講習会です。その先生から予期せぬ言葉が飛び出しました。「校長先生のブログ読んでます。」実は初めてそのような声を掛けていただきました。やっぱり嬉しいものですね。これからも期待しています。

講習会後には、生徒会と菊池市観光協会との意見交換会が実施されました。菊池市観光協会が高校生の視点を入れた観光振興を図っていきたいとの思いから実現しました。菊池市は観光資源が豊かな地域、その観光振興に本校生の若い豊かな発想が取り入れられ、一役買う事ができれば何と素晴らしいことかと思います。

今週はいよいよ10月、秋本番、年度も後半戦に入りますので、生徒、職員ともますます張り切って学校生活を送ることができればと思います。

野球部、見事2回戦突破!

今日は「菊翔祭文化の部」後の3連休明けでしたが、藤崎台球場では九州地区高校野球熊本大会の2回戦に本校が出場しました。相手は1回戦で先の代替大会県南大会準優勝の南稜高校を2対1の接戦で勝利し、勢いに乗る東稜高校でした。

序盤、先発投手の小路君が好投するものの東稜高校が2対0でリードし重苦しい雰囲気でしたが、3回に1点を返し1対2で迎えた4回裏2年キャッチャーの坂本君の起死回生の2ランホームランで3対2と逆転。その後お互いに加点し、終わってみれば5対3で見事、菊池高校が勝利しました。最後まで気が抜けない緊迫した好ゲームでした。

この勝利は菊池高校野球部新チームの公式戦の初戦として価値ある1勝だと思います。次の有明高校は先の代替大会で3年生が敗れた因縁の相手であり、3年生の悔しい思いも背負って頑張って欲しいと思います。

先日の盛り上がった「菊翔祭文化の部」といい、今日の野球部の1勝といい菊池高校生に自信をもたらし、さらなる飛躍につながる出来事であると嬉しく思っています。次の3回戦は26日です。

生徒の笑顔輝く「菊翔祭文化の部」でした!

「菊翔祭文化の部2日目」、学校は早朝からクラス展示の最終準備する生徒たちで活気に満ちていました。今日は有志によるステージ発表からスタートしました。

有志による発表はダンスに歌、バンドと1年生から3年生まで全学年の生徒が登場し、本校にもこんな特技を持った生徒がいるのかと感心させられました。

特にフィナーレの3年生によるバンドは大盛り上がり、3年生のこれまでの数々の行事が中止になってきた鬱憤を爆発させるようなステージとなりました。このエネルギーがこれからの進路決定に繋がることを期待します。

また、クラス、部活動、委員会による展示も充実しており、それぞれの集団の力を発揮してくれました。また、育友会によるバザーも好評で、お腹を満たされた生徒たちの笑顔が溢れていました。

最後は生徒会企画の「先生たちクイズ」により、先生方の意外な一面を知ることができ、全校生徒和気あいあいとした雰囲気のもと全日程を終了することができました。

コロナ禍での開催により感染防止には課題も残りましたが、2日間滞りなく終了しました。多くの保護者の皆様方にもご観覧いただき、心から感謝申し上げます。今後とも菊池高校をよろしくお願いします。

 

初日、素晴らしい「ステージ発表」でした!

午後から「菊翔祭文化の部」が始まりました。今日は全校生徒でステージ発表を観覧しました。

書道部のパフォーマンスに始まり、吹奏楽部の演奏、保健委員会の発表、休憩を挟んで、演劇部の演技、1年生代表による研究発表、最後はスマートアクティ部の発表と充実した内容でした。

どのグループも堂々とした発表態度で、これまでの活動の成果を十分に発揮してくれました。頑張った生徒はもちろんですが、これまで指導していただいた先生方にも心から感謝です。

明日は有志によるステージ発表とクラスや部活動による展示やバザーがあり、最後に全校生徒による生徒会企画と楽しいひと時となることは間違いないと思います。

また、育友会バザーについても本日から準備していただいております。日頃から育友会の皆様方が教育活動をとても協力的に支えていただき、大変に心強く感じています。

明日が天気にも恵まれ、素晴らしい一日となることを楽しみにしています。