校長ブログ

育友会林活動、評価され全国表彰受賞!

生徒たちは本日から中間考査が始まりましたが、育友会の活動で嬉しい出来事がありました。

本校の育友会林活動が全国的に評価され、「ふれあいの森づくり国土緑化推進機構会長賞」という素晴らしい賞を受賞しました。本日、その伝達式が県庁で行われ、本田育友会会長、中原育友会林委員長とともに出席してきました。本来なら北海道で実施される表彰式がこのコロナ禍で残念ながら県庁での実施となりました。

本校は菊池少年自然の家の近くに昭和9年から学校林として17ヘクタール(東京ドーム3.6個分)という莫大な広さの森林を有していました。昭和57年からは育友会林となり、保護者、保護者OB、生徒、職員などによる育友会活動として植林、施肥、下草刈り、枝打ち、、作業道の整備などの森林保全活動を行っています。

また、現在では教育活動の場として1年生の生徒に植栽や枝打ち、丸太切り、記念碑までの歩道の整備など森林づくり体験活動の場を提供していただいており、本年も11月6日にその活動を実施することとしております。以前は全校生徒で実施していたようですが、本校の伝統ある行事として定着しています。

さらに、本校創立100周年を記念して建設された木の香りがする立派な校舎の床や壁には育友会林で育てたスギ、ヒノキがふんだんに活用されており、当時の生徒の氏名が板に記されているとのことです。

この他校にはない貴重な財産を永年守っていただいてきた歴代の育友会の皆様方に心から感謝です。本日は誠におめでとうございました!