校長ブログ

昨日感染10例目が判明しました!

本日、県教育委員会から本校におけるコロナウイルス感染10例目の発生が報道機関へ発表されました。感染した生徒は濃厚接触者として検査を受け陰性となり、現在自宅待機中でしたが昨日の検査で陽性が判明しました。この生徒は本校が臨時休校となった12月11日(金)以降自宅で待機しており、生徒や教職員との接触はありませんでした。そのため学校は通常どおり、教育活動を行っています。

本生徒は保健所から24日(木)まで自宅待機の指示を受けており、その間に発熱し陽転しました。本人が一番つらかったと思います。改めてコロナウイルスの恐ろしさと最後の接触から2週間の自宅待機の重要性を痛感しました。今回は濃厚接触者、接触者がいなかったことが何よりでした。

本校は月曜日から10日ぶりに学校を再開しましたが、私自身が予想していた以上に生徒、保護者に対し今回の感染発生による後遺症としての登校不安が大きいという現実に直面しています。学校としては検査した全員が陰性になるまで検査を繰り返し、校内施設の消毒も完全に実施しました。

保健所、学校医・学校薬剤師の先生、県教育委員会など専門機関とも協議し、学校再開についての安全を十分に確認した上で学校の機能としての「学びの保障」に進んだつもりです。しかしながら、生徒や保護者の不安はなかなか払拭することができず、本当に申し訳なく思っています。

いよいよ明日が2学期の終業式です。令和2年最後の登校日となりますが、このコロナ危機が1日も早く終息することを願うばかりです。