校長ブログ

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3回目の学校説明会を行いました!

生徒募集は本校の大きな課題の1つです。昨年は学科改編を行いましたが、正式決定、発表が9月となり、そのPRを十分にすることができなかったという反省が残りました。そこで、本年度は6月に中学校にチラシを配布し、普通科の学科改編の内容や商業科の新たな学びについて周知しました。また、7月に第1回目の学校説明会を行い、8月終わりに2回目、そして昨日、3回目を実施しました。その間、中学校に出向いての学校説明も10数校で実施し、本校校長就任3年目ですが、これまで以上に手厚くPRできたと思っています。

昨日の学校説明会では共通テストも終わり受検校選択も本格化している中、保護者同伴がとても多く、これまでにない真剣さや熱気を感じました。先生方の努力や地域からの支援を受け、本校の教育は間違いなく進化していると自負しています。その教育を一人でも多くの生徒に施し、これからの菊池地域や未来を背負っていく本校ならではの有益な人材を育成したいと考えています。

前期特色選抜まで3ヶ月足らず、今年も状況は厳しく一筋縄では行きませんが、「できることは全てやる」つもりで最後の最後まで志願者増に向けた取組を実施したいと思っています。

ボクシング部2年迫美優さん貫禄の連覇!

木曜日から開催されている県高校新人ボクシング大会に2年生で生徒会長も努めている迫美優さんが決勝戦に出場しました。迫さんは昨年も1年生で本大会で優勝しており連覇を目指しています。OBでコーチの西垣さん曰く、迫さんは緊張が激しく本番でなかなか持っている力を発揮できないとのことでした。

しかし、今日の迫さんはそのような心配もよそに1ラウンドから素晴らしい動きを見せ、熊本工業高校の選手を終始圧倒し1ラウンドRSC勝ちを収めました。西垣コーチからも満足そうな表情が見られ、日頃の練習の成果をしっかりと発揮できたことが伺えました。この結果、沖縄で開催される九州大会の出場権を獲得しました。先の九州総体では3年生の選手に敗れ準優勝でしたので、今度の大会では是非優勝して欲しいと期待しています。

先日のボート部の水元君に続き、2人目の九州大会出場決定で大変うれしく思います。ボート部、ボクシング部と本校の特色ある部活動として今後の活躍も楽しみです。

善戦するもベスト8の壁に阻まれました!

昨日は11月4日(金)に開催する1年生の育友会林学習に伴う下草刈りやセミナーハウス「拓志館」、第2グラウンドの除草作業等を育友会の1人1役運動で実施していただきました。本校の教育活動は育友会活動に支えられており本当に感謝しています。そのような中、大変申し訳なかったのですが、私は各部の新人戦の激励応援を優先させてもらいました。

まず、大津町民総合体育館で開催されたバドミントン部の団体戦、1回戦は熊本農業高校との対戦でした。1年生のみでのチーム編成で、競技経験者の第1ダブルスの安武君、田代君ペアが終盤までリードする展開でしたが、逆転負けを喫し、第2ダブルス、第1シングルも敗れ敗退しました。1年生だけで公式戦に出場し、良い経験となり今後の励みになったことと思います。

また、男女のバレーボール部がベスト8入りを目標に大会に臨みました。男子は先の県高校総体で本校唯一のベスト8入りを果たしており、これを何とか維持したかったところですが、八代工業高校と接戦の末惜敗し、ベスト8に進出することはできませんでした。女子は県高校総体でベスト8まであと一歩のところで敗れ、そのリベンジを期して本大会に臨みました。ベスト8を掛けシード校の熊本国府高校と対戦で最後の最後まで驚異的な粘りを見せ頑張りましたが、残念ながらその壁を破ることはできませんでした。

本当に各部とも少人数で良く頑張っています。この頑張りが学校の活性化や生徒たち自身の人生の糧になればと思います。

ボクシング部1年古賀君がデビュー戦のリングに立ちました!

今日は熊本県立体育館で県高校新人ボクシング大会が開催されました。その大会に1年の古賀虎之介君が初めて公式戦のリングに上がりました。古賀君は昨年度県大会、九州大会を制し、全日本ジュニア選手権大会で見事準優勝した古賀このみさんの弟です。中学校時代は菊池南中学校でバレーボール部に所属しており、高校でバレボールを続けるか、ボクシングを始めるか、かなり悩んだようですが、お姉さんの影響が大きくボクシングを選びました。

余談ですが、お姉さんの古賀このみさんが全日本ジュニアで準優勝し、RKKの人気番組「水曜だけど土曜の番組」から取材を受けた際に私も特別出演させてもらい、かなりの反響があり嬉し恥ずかしというような思いをさせていただきました。今日はそのお姉さんも応援に駆けつけていました。

相手は強豪九州学院の選手でしたが、デビュー戦とは思えない動きで素晴らしい熱戦となり、3ラウンドを戦い切りました。結果は惜しくも判定で敗れましたが、一生の思い出に残るデビュー戦になったのではないかと思いました。試合後の古賀君の悔し涙を見て、今後の成長が楽しみになりました。

ボート部水元奎太君快挙、九州大会出場権獲得!

昨日、本日と地元菊池市の斑蛇口湖でボート部の県高校新人戦が開催されました。本校ボート部は昨年1年生5人で再スタートを切ったところです。本大会が実施されている斑蛇口湖は1999年に本県で開催された国民体育大会のボート競技の競技会場で、オリンピック予選や国際大会も開催される日本でも有数のボートコースです。このような素晴らしいボートコースが身近にある本校としてはボート部を本校の特色にしたいと思っています。

しかしながら、なかなか部員の入部がなく、昨年部員の入部がなければ部員がいなくなるという状況になっていました。そこに現在の2年生が5人入部し、ボート部復活に向けて動き出し、本年も2人の部員が入部しました。保護者会、育友会のご支援により授業終了後、斑蛇口湖まで育友会のバスを出していただくなど練習環境も整えてもらっています。日頃の練習においても地元ボート競技関係者や外部指導員から指導を頂いています。

このような素晴らしい環境と部員たちの日頃の努力により、今回の県高校新人大会で各人が練習の成果を遺憾なく発揮しました。特に2年生の水元奎太君が本日の代表権を掛けたレースで見事トップでゴールし、11月5日から開催される九州大会の出場権を獲得しました。その瞬間に立ち会うことができ本当にうれしく思いました。

この出場権獲得は水元君本人の自信になるとともに、ボート部全体の大きな自信と今後の励みになったと思います。これからのボート部のさらなる飛躍が楽しみです。

昨年にも増した賑わいを見せ大盛況でした!

いよいよ「菊高ジャック」当日、朝から生徒たちも先生方も忙しく動き回っています。10時前になると体育館入り口に親子連れの行列ができました。小学生のお仕事体験「キクザニア」に参加する子どもたちです。私は画家体験コーナーでモデルとなり子どもたちから描いてもらいました。先生の描き方の指導によりそれぞれの子どもたちの個性あふれる私が出来上がっていきました。他のコーナーでも子どもたちの真剣な眼差しや喜ぶ笑顔が弾け素晴らしい企画となりました。

今年は校内のみならず学校前の御所通りまで範囲を広げ、イベントを初めて実施した昨年にも増した賑わいを見せ、多くの来校者で大盛況でした。何と言っても生徒たちの精一杯のおもてなしの心や対応の素晴らしさがイベントを引き立ててくれました。

今日はサプライズイベントとして昨年の婚活イベントでカップルとなった吉開裕司さんと三浦綾華さんのスクール・ウェディングも体育館で生徒たちが見守る中、実施させていただきました。私は神父役でお二人の愛を確かめさせていただくという大役も務めました。今日の婚活イベントでも大いに盛り上がり2組のカップルが成立しました。

今回の「菊高ジャック」も本校生の素晴らしさ、可能性の大きさが遺憾なく発揮され、自信と達成感を得るイベントとなりました。今後の生徒たちの成長が楽しみです。

「菊高ジャック」明日の本番に向け余念がありません!

生徒たちの「菊池地域をもっと元気にしたい。活性化させたい。」との思いで、昨年初めて実施した地域活性化イベント「菊高ジャック」の開催がいよいよ明日に迫りました。今日は朝から生徒たちは本番に向けての準備に余念なく、それぞれが自分の担当業務にせわしく動いています。そのような生徒の姿を見ていると何となく嬉しく誇らしい気持ちになります。

このような体験的な学習は教室で机に座って黒板に向かう学習とは違った貴重な学びのだと思います。昨年も感じたことですが、生徒たちがこの「菊高ジャック」を通して確実な変容、成長が見られました。本年も既に準備活動の段階で生き生きと活動している生徒たちの姿を目の当たりにし、素晴らしい経験になっていると実感しています。

昨年は商業科のイベントでしたが、今年は普通科も一緒に取り組み、学校挙げてのイベントとパワーアップしています。その分、指導していただいている先生方にも大きな負担をお掛けしていますが、その先にある生徒たちの達成感、自信などを共有でき、生徒のみならず学校全体の成長、活性化につながればと思っています。

明日は天気も良さそうですので、多くの皆様方にご来校いただき菊池高校生の生き生きとした姿に触れていただければ幸いに思います。

第31回菊池郡市人権・同和教育研修会がありました!

今日は七城公民館で第31回菊池郡市人権・同和教育研修会が実施されました。本来は7月に天草で1泊2日の宿泊研修で開催される予定でしたがコロナ禍で中止となり、本日の研修会となりました。私は菊池郡市5高等学校長会の代表として出席をさせていただきました。本年度、本校が菊池農業高校、菊池女子高校、大津高校、翔陽高校で組織する菊池郡市5高校の当番校であり、このような研修会などのお世話役をしています。

本日の研修会は菊池教育事務所、菊池郡市の4支援学校長会、小・中学校長会、5高等学校長会が協賛の形で実施され、開会行事でそれぞれの代表の挨拶がありました。私は挨拶の中で「同和問題をはじめあらゆる差別をなくしていくための取組を学校教育の中でしっかりと実践していかなければならない。」という決意を述べました。

また、分散会では高等学校・支援学校部会に参加し、2人の先生のレポートをもとに質疑応答、意見交換等が行われ、ほとんどの参加者から発言があり、思いと熱のこもって有意義な時間となりました。最後に感想を述べさせていただく場面もあり、貴重な経験となりました。

このような熱心な研修会も31回の回数と年月を重ねながらも、未だに差別事象が後を絶たないという現実をしっかりと受け止め、今後とも自分ごととして生徒たちの心に響く教育を行わなければならないと肝に命じました。

初めての卒業生を出す新設校でPRを行いました!

本日は今週土曜日22日に開催する地域活性化イベント「菊高ジャック」の代日休で学校は休校でしたが、七城中学校と合志楓の森中学校の説明会に行きました。七城中学校は菊池市内の学校で校長先生も本校の卒業生であり、これまでも事あるごとにPRの機会をいただき多くの卒業生が進学し、本校でも勉学や部活などに頑張ってくれています。

一方、合志楓の森中学校は今年度初めての卒業生を出す新設校です。学校も先日リニューアルした合志市の御代志駅の近くにあり、本校の通学圏内の学校です。しかしながら立地上進学する高校の選択肢も多く、本日も20校程度の高校が説明会に参加していました。一期生の皆さんが一人でも多く菊池高校に進学し、楓の森中学校から菊池高校への流れを作りたいとの思いを込めPRをしてきました。

合志市は市長の荒木義行市長も本校の卒業生です。市内には多くの卒業生もおられます。熊本市内志向が高まっていることは否めませんが、菊池地域の高校としての本校ならではの魅力をしっかりと発信し、地域の発展に貢献できるような生徒を育成できればと思っています。

 

持てる力出し切るも3回戦の壁厚し!

今日は山鹿市のカルチャースポーツセンターでサッカー部の全国選手権熊本県予選の3回戦が開催されました。先週本校グラウンドで開催されたホーム戦で南稜高校に見事逆転勝ちし、本日の3回戦開新高校戦に駒を進めました。開新高校は2回戦球磨中央高校に18対0で快勝し3回戦に進出しています。私自身は正直なところ開新高校がサッカーに力を入れている印象はあまりありませんでしたが、カルチャースポーツセンターに到着すると選手の写真と氏名が書かれた多数のぼり旗と多くの応援団が目に入り、開新高校はこんなに力をいれているのかと実感しました。

選手たちの体格も良く、かなり本格的に強化されていることがわかりました。開始早々から押し込まれる展開となり我慢のサッカーが続きました。本校もカウンターからの攻めで何度となく絶対的なチャンスがありましたが、なかなかゴールを揺らすことができず、前半を0対5で折り返しました。後半も相手の攻撃を懸命に凌ぐ展開となりました。

何とか1点との思いで試合を見守っていましたが、ついにその瞬間がやってきました。うまくパスを繋ぎ最後は2年生の岩下君が頭で押し込み、見事なゴールを決めてくれました。応援席も大盛り上がりとなりました。部員全員のこれまでの思いのこもったゴールでした。

試合は1対12で負けましたが、今大会2勝を挙げ、サッカー部にとって確実に一つ階段を登った大会となしました。最後の最後まで頑張った4人の3年生、陶山君、木村君、佐々野君、安武君に心から敬意を表するとともに、サッカー部の今後の飛躍を心から期待しています。

3年生32名の就職内定者激励会を行いました!

9月16日からスタートした就職試験の内定通知もほぼ出揃い、本日32名の就職内定者激励会を行いました。32名の生徒を前にお祝いを兼ねて話をさせていただきましたが、全ての生徒がこれから訪れる新たなステージに向けて希望に満ち溢れた表情をしており、心からうれしく思いました。

私は本校に赴任以来、「選ばれる菊池高校」「伸びる菊池高校」「夢を叶える菊池高校」の3つのスローガンを掲げ、学校運営を行ってきました。本校を選んで入学してきてくれた生徒を成長させ(伸ばし)、進路保障(夢を叶える)することが使命だと考えています。私の赴任と一緒に入学し、これまで成長を見守ってきた生徒たちの就職が内定した姿を目の当たりにし、就職までの半年足らずの時間を大切に卒業までしっかりした高校生活を送って欲しいと願ったところです。

振り返ってみれば、この学年は入学早々、2ヶ月間の休校を余儀なくされ、高校入学直後の初期指導を十分にできなかった学年で大変申し訳なく思っています。すでに専門学校や大学に進学する生徒の試験も始まりました。来年の3月1日に卒業式を迎える全ての生徒が菊池高校で学んだことを糧に大きく羽ばたいてくれることを願っています。

サッカー部、見事2回戦に勝利し、目標の3回戦に進出!

サッカー部が現在開催されている第101回全国高等学校選手権大会熊本県予選の2回戦で見事南稜高校を3対2で破り、目標としていた3回戦に進出しました。10月1日(土)に実施された1回戦で阿蘇中央高校を6対1で破り、2回戦は本校グラウンドで実施され、いわゆるホーム戦となりました。

残念ながら、私は直接応援に行くことができませんでしたが、サッカー部の保護者から連絡をいただき、前半1対0でリード、見事3対2で勝利したことを知り、監督である内古閑先生のこれまでのご苦労と努力、生徒たちの頑張りを間近に見てきただけに本当に嬉しくなりました。まずは県大会での2勝を目標としていましたので第1段階をクリアし、これからの部の活動にも活気を増すのではないかと思います。

スポーツの良い所は、努力がこのような結果で報われ、喜びを実感できることだと思います。「負けて学ぶことが大きい」とは言うものの、「勝負ごとは勝たなければならない」こともまた真なりで、勝つことが明日への活力に繋がることも事実です。

次は、球磨中央高校に18対0で完勝している開新高校との対戦です。格上の相手だとは思いますが、この勢いで素晴らし試合をしてくれることを期待しています。

九州高等学校長教育研究協議会が本県で開催されています!

本日と明日、九州地区高等学校長教育研究協議会が熊本市のANAクラウンプラザホテルで開催されています。8月にも九州地区普通科高等学校長会研究協議会が本県で開催され、同じ年度に九州地区の校長先生方の集まりを2回担当することとなりました。このコロナ禍でどちらも3年ぶりの対面による開催であり、校長会の役員の先生方を始め、担当された校長先生方にはご苦労が多かったのではないかと思います。

まず始めに全国高等学校長協会からご参加いただいた事務局長の上村肇先生から「情勢報告」として高校教育を巡る最近の動きについてお話がありました。新しい時代の高等学校教育の実現に向けた取組について再認識する良い機会となりました。正直なところ目先のことに精一杯で変化に適切に対応できていない状況があることを反省させられました。

また、研究協議として「働き方改革の現状と課題」について各県の代表の校長先生からの発表をもとに意見交換を行いました。各県ともいろいろな取組は行っているものの思ったような打開策はなく、同じような悩みを抱えているようでした。

最後に高森高校と、かもと稲田支援学校の校長先生からの事例発表がありました。今話題の高森高校のマンガ学科開設までの経緯やかもと稲田支援学校の開校までの準備活動など貴重な話を聞くことができ、有意義な研究協議会の1日目でした。

本格的に中学校への説明会が始まりました!

10月に入り、中学校への説明会が本格化します。今日は旭志中学校と山鹿中学校で説明を行いましたが、本年度は12校で説明をさせていただきます。できるだけ私自身が直接足を運んで中学生に本校の魅力を伝えたいと思っています。このような中学校への説明会も3年目になりますが、担当の教務主任の日元先生、商業科主任の椎葉先生を始め、先生方の工夫や努力のお陰で中身の濃い充実したプレゼンになっているように感じています。

もちろん、中身の濃い充実したプレゼンができるようになったのは生徒たちの頑張りや活躍、実績、学校としての取組が目に見えて進歩しているからです。他校の先生方も創意工夫を凝らした熱のこもった説明を行っておられ、生徒たちの心を捉えるのは至難の業ではありません。説明をしながら中学生の表情を見てみると真剣そのもので、しっかり耳を傾けてくれており、この中から一人でも多くの生徒が菊池高校に入学してきてくれればいいなあと思います。

説明会は11月上旬まで続きますが、本年度はその後、もう一度本校において学校説明会を実施しようと考えています。生徒募集のために「できることは全てやる。」つもりで全力で取り組んで行きたいと思っています。

10月22日(土)の「菊高ジャック」に向けた会議を行いました!

昨年度、初めて開催した地域活性化イベント「菊高ジャック」は一昨年と昨年文部科学省国立教育政策研究所教育課程研究指定校事業「商業」の中で取り組んだ課題解決学習がきっかけとして実施したものです。その関係で昨年度は商業科中心のイベントとして実施しました。ご来校いただいた方々から「菊池高校生の生き生きした姿に感動しました。」など好評を博し、多くのメディア等にも取り上げられました。

これを受け、本年度は第2回の「菊高ジャック」を10月22日(土)に開催します。昨年は6組のカップルが誕生し、その中の1組がこの11月にご結婚予定の「スクール婚活」や商業科による販売実習「菊高ショップ」、子供の職業体験キッザニアをアレンジした「キクザニア」など商業科の企画に加え、本年は普通科の総合的な探究の時間を活用したさまざまな企画が実施され、昨年よりもかなりパワーアップした「菊高ジャック」となっています。

本日は商業科主任の椎葉先生と普通科代表の田中先生から職員に向けての説明がありましたが、聞いているだけでワクワクして来ました。お世話をいただく先生方や関係の皆さんにはご苦労をお掛けしますが、今年も菊池高校生の生き生きした姿を多くの方々にお見せできると思っています。

早いもので本年度も後半戦に突入しました!

10月3日(月)、今日から本年度も後半戦に突入しました。例年ですが、前半戦よりも後半戦の方が月日の経つのが早く感じられます。年度後半には進学する生徒の受験や高校入試、年末年始、卒業式など社会的にも注目される行事が目白押しです。その他にも本校では昨年度からスタートした地域活性化イベント「菊高ジャック」、育友会林活動、修学旅行など様々な行事も待ち受けています。

明日からは中間考査が始まりますが、先日勝利したサッカー部の2回戦など新人戦を間近に控えている部活動も多く、この期間中には勉強と練習を両立させなければならない生徒も多くいます。大変だとは思いますが、高校時代にこのような試練を乗り越えていく経験をすることが今後の人生の糧になると思います。

本年度は普通科の学科改編や商業科の新たな学びなどがスタートした本校にとってとても重要な年度です。保護者や地域、行政からの支援も頂きながら一歩一歩確実に前進していると思っています。本年度後半がさらに実りあるものとなるよう、全職員で一丸となって頑張って参ります。

サッカー部、阿蘇中央高校に6対1で快勝しました!

今日はサッカー部の第101回全国高等学校サッカー選手権大会熊本県予選の1回戦阿蘇中央高校戦が翔陽高校のグラウンドで開催されました。サッカー部についてはこれまでも幾度となく記載していますが、保健体育科の内古閑先生が本校に赴任して3年目を迎え、確実に進化し続けている部活動で、本校では一番大所帯の部活動となりました。今年度も8人の新入部員を迎えチーム力をアップさせています。

試合は開始早々から本校が阿蘇中央高校陣内に攻め入り優勢に試合を展開しましたが、一発逆転の展開で試合がひっくり返るのがサッカーという競技の特徴で、これまでもそのような試合を何度も見てきました。しかしその心配もよそにキャプテンの2年の米本君兄弟が2点ずつ得点し4対0で前半を折り返しました。

私はその後、リモートでの会議にでなければなりませんでしたので、後ろ髪を引かれる思いで会場を後にしましたが、6対1で快勝したとの連絡を受けました。夏休みの練習なども見てきましたので、努力が報われ本当にうれしく思いました。次の試合は本校のグラウンドで行われるとのことで、できれば生徒、先生方、保護者の皆さん大応援団で声援を送ることができればと思っています。

 

校長ブログ「冬の到来に備え全校集会を行いました!」

本校は季節ごとの制服の衣替えがありません。生徒たちがその時期の気候、気温等に合わせ自分自身の判断で制服の着こなしをします。通常どこの学校でも何月からは何服などの規定があると思いますが、本校にはそれがありません。私は暑さ寒さに対する感じ方の個人差もありますので、このシステムはとても良いと思っています。

しかしながら、急に冷え込んだりすると防寒着を着用して登校してくる生徒の姿も目につくようになります。そこで、本年度は本格的な冬の到来に備え、その基準等を示す全校集会を本日開催しました。毎年のことではありますが、案外基準が曖昧になってしまうことがあります。特に1年生や今年度赴任してこられた先生方は初めてのことですので生徒たちと先生方が同じ基準のもとで生活できるよう生徒部から丁寧に説明してもらいました。

規制についてもあまり説明が明確にできないものは廃止したり、より生徒の立場に立った内容としました。校則等については機会あるごとに見直すべくは見直し、生徒と保護者の理解、社会の一般常識等に照らし合わせながら考えて行かなければならないと思っています。

校長ブログ「3連休も充実した活動が行われています!」

3連休最終日、学校では商業科の情報処理検定試験が行われており、多くの生徒が試験に臨んでいます。商業科は新たな学びに積極的に取組んでおり、先生方と生徒たちが同じ志を持って目標に向かって進んでいます。検定試験へのチャレンジもその1つです。結果も飛躍的な伸びを示しています。また、10月22日(土)の第2回目の「菊高ジャック」の準備にも余念がありません。昨年の内容にも増した充実した内容となっています。今年は普通科も一緒に取組を進めており、学校挙げての催しものとして、行事名のごとく当日は菊池高校が菊池市を賑わかしジャックできればと思っています。

また、グラウンドではサッカー部が土曜日(10月1日)の阿蘇中央高校との全国選手権予選1回戦に向けた最後の調整となる練習試合を行っています。選手たちの雰囲気もとても盛り上がっており、大会に向けて順調に仕上がっている様子が伺えます。勝てば2回戦は本校のグラウンドでの実施とのこと、是非、ホームグラウンドでの試合が実現することを期待しています。

午後からは野球部が先の夏の甲子園でベスト8に進出した九州学院に勝利した熊本工業と対戦します。今回は玉名、鹿本商工との合同チームですが、1回戦は天草拓心に見事なコールド勝ちを収めました。本校の選手も2年生の高村君がホームランを放つなど活躍してくれました。今日もどのような試合になるか本当に楽しみです。

このように、実りの秋に菊池高校生はいろいろな活動で躍動しています!

校長ブログ「明日は通常の教育活動ができそうです!」

まだまだ台風14号は日本を縦断しており、吹き返しやその影響による大雨など予断を許さない状況にはあるものの、菊池地域においてはひとまず峠を超えたようです。この台風で明日からの教育活動に影響がないか心配していましたが、教頭先生、事務長先生が校内の被害状況の確認くれました結果、本校は大きな樹木があるため枝葉は散っているものの校舎等学校施設には、教育活動に支障を来すような被害はないようでホッとしています。

本校の校舎は管理棟や学級教室棟はまだ10数年で新しく学校林の木材を使用した立派な校舎ですが、特別教室棟はかなり老朽化が進んでいます。このような災害の際には通常の安全点検に加え、破損箇所や危険箇所がないか、しっかりと点検を行い、施設の破損等による事故は絶対に防止しなければなりません。生徒の安心安全の確保が何よりの使命です。

今週は金曜日からまた3連休になりますが、明日からの3日間で就職試験を控えた3年生も多数います。この台風の影響でいくつかの企業で延期等も出ているようですが、連休中であったため大きな影響は出ていないようです。部活動の新人戦等も始まっていますので、今度の3連休は天候に恵まれた有意義な連休になることを願っています。

校長ブログ「大きな被害が出ないことを願うばかりです!」

台風14号が九州に上陸し熊本県を北上しているとの報道がなされています。強風が雨戸を揺らす音も強さを増し、一晩中この音を聞きながら過ごさなければならないかと思うと非常に不安な気持ちになります。気象庁は暴風、波浪、高潮の特別警報を発表し、「過去に経験のない危険ないような危険な台風」とし、命を守るために早めの安全確保と最大級の警戒を呼びかけています。

楽しみにしていた3連休での台風襲来となり、色々な行事等が中止を余儀なくされました。私も対応を予定していましたが、3年ぶりに水俣・芦北地区で開催予定であった県民体育祭も残念ながら中止となり、開催するばかりに準備をしていた関係者にとっては非常に辛い結果となりました。

平成28年の熊本地震、令和2年の7月豪雨、今回の台風14号と自然の猛威の前には人間は為す術もないことを痛感します。明日は敬老の日で休日ですので、台風通過後の被害状況等をしっかり見極めながら火曜日の対応については判断したいと思っています。とにかく大きな被害が出ないことを願うばかりです。

 

今日から高校生の就職戦線がスタートします!

今日から高校生の就職戦線がスタートし本校から34人の生徒が入社試験に臨みますが、初日の本日は15人の生徒が受験しています。私のところにも生徒から直接面接練習の依頼があり、数人の生徒の面接を行いました。今回、入社試験に挑む生徒たちは私の菊池高校赴任と時を同じくして入学してきた生徒であり、その成長を傍らで実感してきた生徒たちです。その分思い入れも一入で全員が進路希望を実現してくれることを期待しています。

先日の菊翔祭を通しても感じたことですが、3年間の成長は目覚ましく1日1日の積み重ねの大切さを実感しました。残念ながら入学と同時に2ヶ月間の休校となり思い通りの高校生活ではなかったと思いますが、その分、これまでの高校生が経験や感じることができなかった大切なことを学んだようにも思います。

本校の生徒は実践力や人としての温かみがあり、卒業後にさらに力を発揮する生徒が多いように感じています。まずは今日から始まる就職試験、大学や専門学校などへの受験を見事突破し、本校から次のステージに立派に羽ばたいて欲しいと願っています。本日も数人の生徒が面接にやって来ます。

 

学校への世間の目は厳しくなるばかりです!

昨日の新聞報道で、県立高校運動部の長年の「謎ルール」として、定期考査で赤点を取るか頭髪検査で違反した場合に①丸刈り②体育館の掃除③練習に一定期間加わらず勉強に専念、部員はどれを選ぶかを顧問に申告し、自らにペナルティーを科していた、との記事が掲載されていました。

学校教育には「不易と流行」があり、大切にしなければならない伝統と時代の流れの中で変わらなければならないものがあるということは十分承知しているものの、その変化にしっかりと対応できていないことも多々あると反省しています。本日運営委員会でも先生方に再度点検をお願いしたところです。何かあれば速やかに改める判断力、決断力が校長には必要であると思っています。

学校に対する世間の目は厳しく、我々が教員になった頃とは比べものにならないくらい先生方にご苦労をお掛けしていますが、学校が世間の常識から乖離することなく、生徒や保護者からの信頼のもと安心して学校生活が送れるよう肝に命じなければならないと再認識しました。

校長ブログ「『菊翔祭文化の部』多くの方々にご来校いただきました!」

昨日に引き続き、本日は「菊翔祭文化の部」(文化祭)を開催しました。文化祭では部活動や委員会、商業科による日頃の練習や学習の成果の発表や展示などがあり、非常に中身の濃い内容でした。昨日の体育大会と併せて菊池高校生の可能性の大きさ、能力の高さを実感することができました。

また、本日の文化祭には公務ご多様な中、江頭実菊池市長もわざわざご来校いただき各展示等をご覧されながら、生徒たちに声を掛けていただきました。今回は菊池の歴史や文化に触れる新たな試みとして正門前の国登録の有形文化財松倉邸や菊池松囃子能舞台の活用も行い、江頭市長に松倉邸での日本文化部のお点前も披露させて頂きました。

本日の文化祭でも育友会によるバザーの提供をしていただき、生徒たちやご来場の皆様方も心のこもったご馳走に舌鼓を打っていました。育友会の皆様方が学校行事のたびに献身的に動いていただき、心から感謝しています。

コロナ禍での2日間の菊翔祭でありましたが、生徒たちの生き生きとした姿を垣間見ることができ、本当に開催して良かったと思っています。この経験が必ずや今後の菊池高校の発展に繋がるものと期待しています。

 

校長ブログ「一人ひとりが輝く素晴らしい『菊翔祭体育の部』となりました!」

本日素晴らしい秋空のもと「菊翔祭体育の部」(体育大会)を開催することができました。現在の3年生はコロナ禍真っ只中に入学し、入学と同時に2ヶ月間の休校となった関係で当時5月に予定していた体育大会も実施することができませんでした。残念ながら昨年も実施することができず、本日3年ぶりの開催となりました。生徒たちはもちろん私自身が菊池高校の初めての体育大会であり、どうなることかと心配をしていましたが、生徒たち一人ひとりが生き生きと活動する素晴らしい体育大会となりました。

実際に体育大会の経験もないままに夏休み中から準備を進めてくれた生徒会長の迫美優さんを始め役員のみんな、大会運営の補助で献身的に動いてくれた部活動生を中心とした生徒たち、本部席からそれぞれの動きを見ていると本当に素晴らしい生徒たちに恵まれたと嬉しい気持ちになりました。

今日の体育大会は間違いなく本校の自信と誇りに繋がったと確信します。明日は「菊翔祭文化の部」です。こちらは2年ぶりの開催になりますが、クラスの協働の姿や部活動の日頃の練習の成果の発表の場となることを期待しています。育友会からのバザーの提供もあります。皆さんの力で学校行事ができることに本当に感謝しています。

 

 

 

 

校長ブログ「大変ご迷惑をお掛けしました!」

本当に久しぶりの掲載となりました。この校長ブログを始めて2年以上が経ちましたが、前回のアップから最も間隔の開いた掲載となりました。夏休みの終盤8月24日から26日まで全国高等学校PTA連合会大会石川大会に育友会の高宗会長始め役員の皆様方と参加し、27日・28日と本年3年ぶりに栃木県で開催される国民体育大会の九州地区予選が熊本県で実施され、その業務に従事し29日の2学期始業式前日の諸会議の日を迎えました。

何とよりによってその日から体調を崩し、発熱外来を受診したところコロナの陽性であることが判明し10日間の自宅隔離を余儀なくされました。新学期の大切な時期で台風対応なども重なりました。しかも本校は明日10日(土)と明後日11日(日)に菊翔祭体育の部と文化の部の開催も予定しており、その準備にも携わることができませんでした。

この10日間、教頭先生、事務長先生を始め諸先生方が私の留守をしっかりカバーし、万事順調に事を運んでくれていました。本当に感謝の念しかありません。出遅れてしまいましたが、1年間で最も長く様々な学校行事や3年生の進路決定などがある重要な2学期が本校にとって飛躍の学期となるよう頑張っていきたいと思っています。

オープンスクールを実施しました!

7月9日の学校説明会に引き続き、本日はオープンスクールを開催しました。本年度から本校を知っていただく機会を増やそうと新たに考えた取組です。11月上旬に第2回目のオープンスクールの開催も計画しています。前回の学校説明会と違って今回は実際に本年度から新設した普通科の「未来探究コース」「地域探究コース」や新たな学びの見直しを行っている商業科の授業体験や部活動見学、体験を行います。

また、先生方の工夫により説明の内容の質もかなり向上しており、中学生にとってもかなりわかりやすい内容になっていたと思います。このオープンスクールでは生徒会役員や部活動生も準備や運営に頑張ってくれており、先生方と生徒が力を合わせて学校を挙げて取り組みました。

このコロナ禍に参加してくれた中学生に、菊池高校の素晴らしい環境や先生方、先輩たちの優しさ、温かさなど、本校の魅力が伝わり、この菊池高校で高校の3年間を生活したいと思って帰路に向かう生徒が多くいることを期待しています。

【教室の様子】

【リモート配信で緊張する司会担当の生徒会執行部の生徒】

 

 

九州地区商業高等学校長会が佐世保市で開催されました!

先日、熊本県が当番県として九州地区普通科高等学校長会を実施しましたが、本日は長崎県の佐世保市で九州地区商業高等学校校長会が開催されました。この会には昨年度、一昨年度、本校が文部科学省国立教育政策研究所「教育課程研究指定校事業(商業)」の指定を受け、その際わざわざ本校にお越しいただき、懇切丁寧にご指導いただいた文部科学省初等中等教育局参事官産業教育振興室教科調査官の田中圭先生もご出席なさるということもあり、私も参加してきました。

この会に熊本県から出席されている校長先生方は商業高校もしくは商業科が専門の校長先生方が多く、少々場違いの感もありましたが、九州各県の商業科教育の現状等を知ることができ、貴重な時間となりました。近年の本校の商業科の活動は目覚ましく、2カ年の研究指定における実践、菊高ジャックの開催、資格検定試験の合格者の飛躍的な伸び、先の生徒商業研究発表大会での準優勝と枚挙に暇がありません。

本年度は普通科も学科改編による新コースを設置するなど魅力化を図っています。商業科と普通科がお互いに切磋琢磨しながら、菊池高校の魅力を高めて行くことができればと思っています。

早いもので夏休みも終盤に入りました!

8月11日(木)から8月15日(月)まで閉校し、本日から学校を再開しました。早いもので夏休みも10日余り、終盤となりました。この閉校期間に先生方が少しでもリフレッシュし、英気を養うことができていればと思っています。私はこの期間に高校時代の親友2人が初盆を迎えましたので、お参りに行ってきました。

1人は昨年の12月22日、もう1人は今年の2月22日と2ヶ月の間に大事な親友を2人も立て続けに亡くしてしまいました。2人とも高校卒業後も親しく付き合い、お互いの悩み事なども相談し合う仲でしたので何とも言えない大きなショックを受けました。この初盆を迎えるにあたり、改めて寂しさを噛み締めたと同時に、この2人の分まで現在自分が与えられている校長としての任をしっかりと果たさなければならないと誓ったところです。

あと10日余りとなった2学期は始まって早々の9月10日(土)と11日(日)には菊翔祭の体育の部、文化の部の開催も待ち受けています。今年初めての連日開催を計画しています。生徒会を中心に生徒一人ひとりが主役となり、本校の活気を示す学校行事となればと期待しています。

運動部活動指導員さん方との意見交換をしました!

本校は本年度と来年度の2ヶ年間、県教育委員会からの「持続可能な運動部活動」についての研究指定を受けています。その取組の1つとして県教育委員会から5人の部活動指導員を配置していただいています。これまでの野球部、女子バレーボール部、ボート部、ボクシング部に加え、今年度から新たにバドミントン部です。おそらく県内の公立高校では最多の配置数ではないかと思います。

この部活動指導員制度を活用して部活動をいかに魅力あるものとして充実させていくか、先生方の負担軽減を図るかなど部活動の「持続可能」な取組を研究、実践していきたいと考えています。部活動は人間教育の場であり、高校時代に部活動を通して培った教訓や人間関係は生涯の財産だと思っています。また、部活動による学校の魅力化、活性化が図れればとも思っています。

素晴らしい経験と見識をお持ちの指導員の皆さんを本校の職員としてお迎えし、生徒を育む仲間として力を遺憾なく発揮していただければと思います。そして、小学校、中学校と育んできた競技をさらに高い目標を持って極めるための受け皿として、また高校から新たに競技を始める場として本校の部活動が役割を果たすことができればと夢を描いています。

第57回九州地区普通科高等学校長会総会並びに研究協議会が開催されました!

2年半以上続くコロナ禍でこの2年間中止になっていた九州地区普通科高等学校長会総会並びに研究協議会が3年ぶりに本県で開催されました。この会合の開催に当たっては昨年度から準備委員会を発足され、私も委員として準備に携わって来ました。この1ヶ月間のコロナウイルスの第7波の急激な到来により開催も危ぶまれていましたが、今年はどうにかして開催したいという九州各県の校長先生方の強い思いを受け、どうにか開催に漕ぎ着けることができました。

研究協議会は「多様な学びに対応する普通科高等学校教育の創造〜令和の日本型学校教育の構築に向けて〜」のテーマで開催され、長崎県、大分県、佐賀県、熊本県の代表の校長先生方の研究発表とKMバイオロジクス株式会社研究開発本部製品開発部長の園田憲悟様の「新型コロナウイルスワクチンの開発状況」と題した現状に非常にマッチした講演、班別協議等が行われます。

本日と明日、本県に九州各県から多くの校長先生方がお集まりいただき3年ぶりに開催が実現した研究協議会において、日頃の課題や悩み等についてできるだけ多くの意見交換ができればと思っています。

バドミントン部男子6人が公式戦デビューを飾りました!

熊本県高等学校学年別バドミントン競技大会個人対抗戦ダブルスの男子の部が熊本市総合体育館で開催されました。男子バドミントン部は先の県高校総体で3回戦まで進出し、4人の3年生が引退しましたので1年生のみ8人の活動となりました。この8人が4つのペアで今日の大会に出場しました。その中の安武紅輝君と田代悠晋君は小学校からの競技経験者で、高校入学後も既に本校バドミントン部の主力として活躍してくれていますが、他の6人は高校から競技を始めました。

そこで、6人(斎藤真也君・中村弘人君ペア、鈴木悠史君・矢崎智也君ペア、竹下昂志君・右田拓夢君ペア)は今日が公式戦のデビュー戦となります。新しいユニフォームに身を包み大会に臨みました。私は彼らが高校からこれまで経験のない新しい競技の部活動に取組んでいることに心から敬意を表したいと思います。残念ながら全ペアとも初戦敗退でしたが、今日の経験はみんなの一生の思い出になるのではないかと感じています。

試合後、これからのみんなの成長を心から楽しみにしていることを伝えました。試合の勝ち負けばかりではなく、日々の努力の積み重ねにより、自分自身の成長を実感できることが部活動の醍醐味です。一日一日を大切にしっかりと目標を持って練習を頑張って欲しいと思います。

久々の再会を楽しんでの練習でした!

本校にこの3月まで勤務していた岩崎緑先生が、4月からの赴任校である南稜高校のバレーボール部員を連れて練習に来てくれました。私が体育館を覗いた時には岩崎先生が出すボールを3人で拾う練習でハードな内容でしたが、久々の岩崎先生からのボール出しに生徒たちはきついながらもとても楽しそうにボールを追っていました。3年生も参加し再会を喜びながら嬉しそうに練習している姿に触れ心和む思いがしました。

岩崎先生は本校が教員としての初任の地でしたので、赴任から3年が経過し、3年生の担任でもありましたので今回の定期異動は何とも避けられない状況でした。部員や保護者の皆さんの落胆も大きく非常に心苦しい思いでしたが、部員たちはその後も練習にしっかりと励み、高校総体では見事3回戦まで進出し、ベスト8まであと一歩のところまで頑張ってくれました。これも岩崎先生への恩返しの思いで頑張ったのではないかと思います。

岩崎先生が新天地で生き生きと頑張っている姿を垣間見ることができとても嬉しく感じるとともに、異動後にもこのように交流し、お互いに切磋琢磨できることは非常に素晴らしいことだと思いました。

ルイス先生、4年間本当にお世話になりました!

今日は英語指導助手(ALT)として4年間お世話になったLewis Marks先生の本校での最後の日でした。生徒たちとは1学期終業式の日に退任式を行いお別れをしていましたが、明日いよいよ熊本を離れることとなりました。2週間程、国内を自動車で周り母国イギリスに帰国されるとのことです。将来的にはゲームプログラマーになりたいとのことで、日本で働く機会があればともおしゃっていました。

ルイス先生は非常に親しみやすく、生徒たちからもとても慕われていました。多くの生徒が先生の授業を楽しみにしていたようでした。高校時代にこのような素晴らしいALTの先生と接することができたことは大きな財産だと思います。私ももっとルイス先生とコミュニケーションをとっておけば良かったと後悔しています。

最後にルイス先生が私に日本語で手書きのメッセージカードをくれました。「ぜんぶありがとうございました!みらいにがんばってください。Lewis  」

ルイス先生、健康に留意し、これからも頑張ってください。また、お会いできる日を楽しみにしています。

 

心に響く5人の演奏に感動しました!

第66回熊本県吹奏楽コンクールが県立劇場コンサートホールで開催されました。このコンクールは55名以内のAパートと15名以内のBパートとに分かれており、本校はBパートでの出場でしたが、参加校最少の5人での演奏でした。しかし、今日本番のステージに立てたことが本当に素晴らしいことだと思っています。

メンバーは3年生の北本月さん(菊池北中出身)、2年生の山口碧海さん(菊池北中出身)、田北桜愛さん(七城中出身)、1年生の右田芽愛さん(泗水中出身)、中島希美さん(菊池北中出身)の5人です。5人以上でないと参加できないということで1人でも欠けたら参加できない状況で頑張ってくれました。

5人での演奏でしたが、皆堂々として聴いていてとても心に響く演奏でした。菊池高校吹奏楽部としてこのコンクールに参加してくれたことに心から敬意を表したいと思います。今日の日を迎えるに当たっては紆余曲折あったと聞いていますが、高校生活においてこの経験をするとしないでは、これからの人生において大きな違いがあると思います。

今回の吹奏楽部のように本校の生徒が困難に果敢に挑み、その経験によって得られる自信を糧に人生を切り拓いて行って欲しいと願っています。

 

 

菊池市内の小学生の学習支援を行いました!

本日と明日、菊池市内の小学校を対象とした学習支援を行いました。この取組は菊池市教育委員会と共催し、菊池市3高校魅力化推進事業の一環として実施しました。このコロナ禍で当日の欠席等もありましたが、菊池市内の70名程度の小学生が参加してくれました。校門での出迎えや案内など先生方、生徒たちが一緒になってとても丁寧に対応している姿を見て、本当に嬉しく感じました。

開講式であいさつをしましたが、日頃あまり接する機会のない小学生を目の当たりにすると素直で生き生きとして輝いて感じました。本校からもこの学習支援に50名程度の生徒が自主的に参加してくれており、充実した2日間になることを期待しています。今回のような触れ合いを通して小学生が菊池高校や菊池高校の生徒を身近な存在と感じてくれ、当然のごとく地元の高校に進学するというような流れができればいいなと思いました。

このような活動の積み重ねが、地域からの信頼を獲得し、「選ばれる菊池高校」となり本校の発展に繋がるものと思っています。

 

朋あり遠方より来るまた楽しからずや!

今日は嬉しい菊池への来訪がありました。1997年に男子ハンドボール世界選手権大会を熊本県で開催しましたが、この大会はハンドボールの本場ヨーロッパ以外で初めて開催された世界選手権大会で、当時、競技を超えて日本国内で世界選手権大会が開催されるということが珍しい状況でしたので注目された大会でした。その大会の日本代表チームのコーチを務めた酒巻清治さんが菊池を訪ねてくれました。

酒巻さんは日本ハンドボール界の第1号のプロ指導者であり日本代表監督や日本リーグチームの監督を歴任され、日本ハンド界を牽引してこられた人です。1997年の世界選手権大会以降、親しくお付き合いをさせていただいておりますが、これまでの勝負の世界とは違ったハンドボールを通じた活動を始めたということで、その思いを伝えにわざわざ菊池まで来てくれました。

「スポーツの力で社会を元気に!」「生涯学習の場を提供!」「国際交流により世界とつながる!」「人と地域を大切に!」、ハンドボールを通じて関わる人々や社会・地域を「幸せ」にしたいとの熱い思いに触れました。

大分県のビーチで4人が躍動してくれました!

第8回全九州ビーチバレーボールジュニア選手権大会が大分県大分市の田ノ浦ビーチで開催され、本校から男子バレーボール部の3年松本藍斗君・1年の杉本雅貴君ペア(ともに泗水中出身)と1年の河上倫太朗君・冨山康平君ペア(ともに菊池南中出身)が熊本県代表として出場しました。

本日は4チームによる予選リーグ戦が実施されました。別府湾を臨むビーチに作られたコートで試合が展開され、体育館で開催されるバレーボールの大会とは違った雰囲気で暑さの中にも何とも言えない爽快感のある大会でした。

さすがに九州大会のレベルは高く、良い試合はするもののあと一歩勝利には届きませんでしたが、九州のレベルを体感することができたことは1年生の3人にとってはこれからの競技生活にとって非常に良い経験になったと思います。また、3年生の松本君にとっても高校生活の思い出に残る大会になったのではないかと思います。

6月の女子ボクシングの九州大会に続き同じ大分県で、またしても九州大会を応援することができとても幸せな思いでした。このような機会を与えてくれた生徒たちに本当に感謝しています。





堂々とした素晴らしいプレゼンをしてくれました!

今日は第31回熊本県高等学校生徒商業研究発表大会がくまもと森都心プラザで開催されました。この研究発表会は商業に関する課題を設定し、生徒の問題解決能力や創造的学習態度を育てるとともに、発表を通して生徒の表現力やコミュニケーション能力を育成することを目的に開催されています。

発表会には県内の商業科を有する9つの高校が参加しました。本校は「『菊池高校愛物語』第一章ふれあいを大切に地域の活性化を目指して』のテーマで発表しました。発表者は商業科3年の谷冨あおいさん、石原明菜さん、菊川千那さん、2年生の池邉希咲さん、古賀詩織さんで、昨年度の「菊高ジャック」への取組をわかりやすく整理した素晴らしいプレゼンテーションでした。特に、内容が独創的で本校ならではの発表で、菊池高校生の特色をしっかりと発揮してくれました。コロナ禍の影響で結果は後日発表とのことです。

今年も10月22日(土)に「菊高ジャック」第2弾を計画中です。さらにパワーアップした商業科の取組を今から楽しみにしています。

 

文化部も頑張っています!

先日、夏の高校野球が終わってしまい、心にぽっかり穴が空いたような気分になっていましたが、本日、文化部の頑張りに触れ、また元気をもらいました。

最近、再びコロナの感染が拡大し心配していますが、今年3年ぶりに「きくち白龍まつり」が8月6日(土)に開催されます。そのオープニングで本校の芸術部が「書道パフォーマンス」を披露することとなっています。夏休みに入り本番に向けた練習が本格化しています。出演するのは1年生4人、2年生2人の計6人ですが、全員が書道パフォーマンスを披露するのは初めてで指導者の渡邊あずさ先生を含め準備に余念がありません。本日はその練習風景を覗かせてもらいました。

また、吹奏楽部は27日に県立劇場で開催される県吹奏楽コンクールに向けて最後の追い込みに入っています。こちらは3年生1人、2年生3人、1年生1人の計5人の少数精鋭の編成ですが、私はコンクールに参加できることを嬉しく思っています。今日は演奏を聴かせてもらいましたが、本年4月に本校に赴任された森絵里華先生の指導のもと頑張ってきた練習の成果が伝わってきました。本番まで1週間を切りましたが5人の気持ちを合わせ本番に臨んで欲しいと思います。

本校は全ての部活動が少人数ではありますが、文化系、体育系ともにそのことを逆に強みに菊池高校生としての誇りを胸に躍動してくれることを期待しています。

「温故知新」論語八十八選を届けていただきました!

本日、一般社団法人菊池教育会から坂本敏正会長と原田和幸専務理事(お二人とも本校OB)が本校にお見えになり、菊池市教育会で製作された論語集である「温故知新」〜論語八十八選〜を届けていただきました。先日の新聞報道で菊池郡市内の小学校・中学校に寄贈され、今後、郡市内の県立学校にも贈呈するという記事を目にしていましたので、本校にも届くのであろうことは知っていましたが、本日わざわざお二人でご持参いただきました。何とこれには英訳まで付いており、非常に教育的価値の高い一冊となっています。

菊池教育会は「文教菊池」の伝統を守ろうと論語教育の普及にも努めておられ、私が目指している菊池高校生としての誇りを持つこと、規範意識を高めることにも通じるものがあると感じています。このように菊池市は中世に一帯を治めた菊池一族時代から伝わる先人たちの英知や努力で築かれた歴史の重み、伝統文化を受け継ごうとする活動がなされています。

このような地域の活動を受け継ぐ上で本校の役割や責務は大きなものがあると考えています。新しく設置した普通科「地域探究コース」の学びの特色として地域の歴史、伝統文化を活用しなければならないと思っています。

 

   

 

感動の熱い夏が終わりました!

今年の夏は梅雨明けも早く、例年にも増して暑い夏となっていますが、本校野球部の夏も本当に熱い夏でした。1回戦から甲子園出場経験のある熊本西高校に緊迫したシーソーゲームで5対4の逆転勝利、素晴らしい試合内容でした。また、2回戦の天草工業高校戦はまさしくミラクル、奇跡的な逆転勝利、1対10で迎えた8回裏、コールドゲームだけは避けたいとの思いで見守っていると、何と一挙10点を挙げる大逆転劇、応援席のボルテージは最高潮に達しました。

このような経験をさせてもらった選手達を心から誇りに思うと同時に本当に感謝しています。そして迎えた昨日の3回戦、相手はシード校で優勝候補の九州学院高校、2回戦の余勢を駆ってベスト8進出と行きたいところでしたが、九州学院の壁は厚く0対7の7回コールドで敗退しました。投打ともにトップレベルの力と技を目の当たりにした感じがしました。しかし、選手達は一歩も臆することなく堂々とした試合ぶり見せてくれました。

この大会を通して選手達が粘り強く、直向きに戦う姿を見て感動を覚えると同時に最後まで諦めない気持ちの大切さなど多くのことを教えられたような気がします。本当に心から選手達を誇りに思える夏でした。ありがとう。

1学期の終業式、関連行事を無事終了しました!

本日、1学期の終業式を迎えました。終業式に先立ち、表彰式、生徒会役員認証式、同窓会奨励金授与式が行われました。これらの内容については本校ホームページの「学校生活」に記載していますのでご覧ください。終業式では訓話の中で菊池高校校長就任3年目を迎え、自分自身が校長としての責務を果たせているかを振り返りながら話をしました。

3年生の入学とともに着任し、全ての生徒が私自身が入学許可宣言をした生徒たちで私の責任のもとで教育を施した生徒たちです。その成果が見られ嬉しく感じることもあると同時にこのままでいいのかと自問することも多々あります。私はこの県内でも有数の伝統校である菊池高校生としてプライド、誇りのある生徒を育成したいと考えています。

そこで、生徒たち一人ひとりにこの長期の休業中に菊池高校生として誇れる生徒となるために何をすべきか、どうあるべきかを考えて欲しいと話をしました。私はこの菊池高校に大きな可能性を感じており、目標達成、夢実現のために生徒たちに勇気を持って一歩踏み出して欲しいと思っています。

式後にはスマートアクティ部や県商業教育研究大会に参加する生徒の発表や4年間お世話になったALTのルイス先生の退任式も行いました。

何はともあれ、無事1学期が終了した安堵感と全員が無事元気に8月30日の2学期の始業式に登校して来てくれることを願って止みません。

 

 

1対10からの大逆転、次は優勝候補の九州学院!

今日は第104回全国野球選手権熊本権予選の2回戦、天草工業高校との対戦でした。私は正直なところ、本校の前の試合で東稜高校を20対2で大勝した九州学院との試合に思いを馳せていました。ところが試合が始まると1回表にいきなりの長短打による連打で4点を取られ唖然としました。気付いてみると6回終了時点で1対6となり、8回表に4点を加点され1対10となりました。

7回以降の時点で7点差以上つくとコールドゲームとなるので、せめてコールドゲームだけは避けたいと思いながら8回裏の攻撃を見守りました。すると驚くことに怒涛の攻撃であれよあれよで8対10となり、なおも満塁のチャンス、ここで3年生の生徒会副会長も務めている本田楓勝君が逆転の3ランランニングホームランを打ち11対10の大逆転。3塁側は騒然となり、まさにお祭り騒ぎの大興奮となりました。

この3年生は私が校長に就任した時に入学してきた選手で間近にこれまでの活動を見てきましたので、「野球の神様が助けてくれた」という思いになりました。

次は優勝候補の九州学院との対戦ですが、これまでの思いを込めて悔いのない試合をしてくれることを期待しています。

 

 

「命の大切さを学ぶ教室」を実施しました!

今日は熊本県警察本部犯罪被害者支援室が主催する「命の大切さを学ぶ教室」を本校で開催していただきました。これは将来を担う高校生に対し、事件・事故被害者遺族の方々の講演を通じて、被害者の方々が受けた心の痛み、子どもを亡くした親の思い、命の大切さ、被害者も加害者も出さない社会を目指す被害者等の願いを伝えることで、被害者等への支援や「犯罪などを犯してはならない」という規範意識の向上を目的としたものです。

今日は殺人事件被害者遺族の清水誠一郎さんを講師として「犯罪の無い未来を創るために」と題して講演をしていただきました。講演の前に校長室で清水さんと「犯罪被害者遺族「心」の会 代表 清水誠一郎」という娘さんの「心ちゃん」の笑顔の写真付きの名刺を交換しお話をさせていただきました。

誠一郎さんのいまだ癒えることのない心ちゃんへの思いに触れ、何とも言えない身につまされる気持ちになりましたが、このような思いを本校生に伝えていただけることをありがたく感じるとともに、必ずや生徒たちの今後の人生の大きな糧となるものと思ったところです。

 

野球部、緊迫したシーソーゲームを制し2回戦進出!

昨日開幕した第104回全国高等学校野球選手権熊本大会の本校の1回戦が県営八代野球場で行われました。相手は甲子園出場経験もある熊本西高校でした。球場に着くと熊本西高校のノックが行われていましたが、多くの選手がクランドで大きな声を出し、活気ある練習が展開されていました。スタンドにも多くのユニフォームを着た選手がおり、その雰囲気に選手たちが圧倒されなければ良いがと思いながら練習を見つめました。

続いて本校の練習となりましたが、部員は全員で14名と少ないながらも、内野練習、外野練習と工夫を凝らしたテンポ良いノックが行われ、選手たちはキビキビとして動きを見せていました。試合が始まると私の心配をよそに初回表から幸先よく4番田中君のタイムリーで先制し、その後、3回と4回に1点ずつ取られ、1対2とリード許しました。6回表に2点を取り逆転、7回裏に2点を取られ3対4と再度逆転される緊迫したシーソーゲームとなりました。

ここから本校が驚異的な粘りを見せ、途中からリリーフし好投した斎藤君を援護し8回表、9回表に1点ずつ得点し、見事5対4で勝利を収めました。本当に見応えがある好ゲームでした。選手、指導者として豊富な実績をお持ちの渡辺和雄監督の熱心なご指導のもと部員が少ないながらも頑張ってきた選手たちや保護者の皆さんの努力が報われた結果となりました。

この試合は甲子園出場経験を持つ熊本西高校との価値ある1勝となりました。この勝利を自信として13日(水)に行われる2回戦天草工業との試合にも勝利してくれることを願っています。

中学生に向けたPRをしっかりと頑張ります!

昨日から中学校への説明会が始まりました。そして本日は本校において学校説明会を実施します。昨日は菊鹿中学校に教務主任の日元麻衣先生と商業科主任の椎葉恭子先生と一緒に訪問し、3年生、2年生にそれぞれ説明しました。昨年度は学科改編の真っ只中でコース名や教育内容等も決定しておらず何とも説明のし辛さを感じたところでした。

しかし、本年度は「未来探究コース」や「地域探究コース」、商業科の特色や魅力が良くわかるプレゼン資料が作成されており、聞いている生徒たちも熱心に耳を傾けてくれていました。今日の説明会でも生徒会による学校紹介や普通科「未来探究コース」「地域探究コース」、商業科の説明、進路実現に向けた取組など思考を凝らした準備をしてもらっています。

また、菊池市の教育委員会から直接、菊池市公営の「菊池前進塾」についての説明もしていただきます。何と言っても本校の温もりのある校舎や施設、校内の木々など教育環境の素晴らしさを直接肌で感じてもらいたいと思っています。本日、来校してくれた中学3年生や保護者の皆さんがリピーターとなり本校の良さが伝わって行けばと願っています。

8月23日(火)にはオープンスクールを実施し、最後の説明会を11月上旬に計画しています。これから中学生に向けたPRをしっかりと頑張ります。

今年の「菊高ジャック」もとても楽しみです!

昨年度、地域活性化イベントとして初めての取組として「菊高ジャック」を開催しました。このイベントには江頭実市長を始め菊池市や地域の機関団体から全面的な支援を受け、地域とともにある学校を目指す本校にとってはとても実りある有意義なイベントであったと思っています。何と言ってもこのイベントを開催した生徒たちが生き生きと取り組み、高い評価を受けたことで大きな自信になったと思います。

これも昨年度、一昨年度、文部科学省国立教育政策研究所指定の商業科教育課程研究指定校となり商業科の生徒、先生方を中心となり地域課題解決学習に取り組み地域を巻き込んで婚活パーティーや販売実習、子どもたちへのハローウィンパーティーなどを実施した成果でした。

このイベントの成功は一般社団法人みらいずLab.代表で本年度からは本校に探究学習のコーディネーターとして菊池市から派遣していただいている平松あすかさんと婚活のスペシャリストの荒木直美さんの存在なくして語ることはできません。

今年は10月22日(土)に開催を予定していますが、本日も企画会議にお二人に来校いただき、校長室で現在の生徒たちの取組の様子や進捗状況などのお話を聞くと昨年にも増して菊高生ならではの面白いアイディアがでているとのことで、本年度の「菊高ジャック」が今から楽しみになったところです。

何とも微妙な天気の一日でした!

台風4号の接近に伴い、昨日休校を判断しましたが、学校をやれないこともなかったと思わせるような一日となりました。菊池市周辺においては雨風ともにそれほどひどくもならず、休校の判断について何とも微妙な天気の一日だったように感じています。しかしながら、生徒や保護者の皆様方の安心・安全や命を守る行動を第一に考えた場合、昨日の時点での台風の経路予想や天気予報からすると間違った判断ではなかったと思っています。むしろ台風による大きな被害が出なかったことを幸いと考えなければならないと思います。

今年は6月中に梅雨が明け、猛暑日が続く異常気象ですので、これからも台風の接近や豪雨の襲来もあるのではないかと心配しています。これに合わせ熱中症の心配やコロナウイルスが再び感染拡大など学校生活における危機管理にも細心の注意を払わなければなりません。

7月9日(土)には野球の甲子園大会県予選も開幕し、本校は10日(日)に県営八代野球場で熊本西高校との1回戦を控えています。16日(土)からは長期の夏休みにも入ります。これからの大切な期間に生徒たちの活動に支障を来すことなく、充実した日々を送ることができることを願っています。

台風4号の接近により明日は休校とすることとしました!

今日は2年前に「熊本豪雨」が発生した日で、昨日は各地で犠牲者追悼式が営まれました。本校でも本日12時に全校生徒、教職員で黙祷を行いました。まだまだ被災者の皆さんの生活再建は道半ばで、1,000世帯、2,600人以上の仮説住まいが続いているとのことです。改めて犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々の1日も早い復旧復興を願うところです。

このような中、台風4号の接近に伴い、県内では本日から明日にかけて大雨や強風が予想されます。これを受け本日は18時までに完全下校、明日は終日休校とすることとしました。あまり大きな台風ではなく、風、雨ともそれほどひどくないとの予測もあるようですが、安全・安心を第一に考え、命を守るための行動として前述のとおりの措置をとることとしました。

「疑わしいときには行動せよ。」「最悪の事態を想定して行動せよ。」「空振りは許されるが見逃しは許されない。」の原則に基づき、迅速かつ的確な対応を行い、損出の最小化を図ることを日頃から心掛けています。