校長ブログ

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学年末考査も終わり本来なら・・・

本日で学年末考査も終了しました。本来なら部活動再開で、特に2年生にとっては最後の県高校総体、総文祭に向けて、張り切ってのスタートといったところではないでしょうか。ところが、コロナ感染症の収束の目途は立たず、「まん延防止特別措置」の延長で部活動も思ったようにすることができません。生徒たちのエネルギーはどこに向ければいいのかと感染症にかかることと同じくらい、高校時代の心身の健全育成に支障をきたしているのではないかと心配でなりません。

本校においても感染者の判明は後をたたず、学年末考査にも大きな影響がありました。関係の生徒に不利益が被らないようにとは考えているものの受けるべきものを受けることができないというのは残念でなりません。一日も早い収束を願うばかりですが、もうしばらくはこの繰り返しのような気もしてなりません。

一生に一度しかない高校生活、このようなコロナ禍でもやるべきことをやり、経験すべきことを経験できる充実した高校生活になるよう、安全・安心面との両立を図っていきたいと思っています。

大学時代の恩師に刺激を受け、元気をもらいました!

今日は嬉しい突然の来訪がありました。熊本大学教育学部名誉教授で特定非営利活動法人ひとづくりJAPANネットワーク(以下、ひとづくりネット)理事長の中川保敬先生が突然学校に訪ねて来てくださいました。ひとづくりネットは県内の青少年の家や自然の家の管理運営等を行っており、菊池少年自然の家の管理運営も行っています。今日は菊池少年自然の家に来たということで、菊池高校に寄ってくださいました。

中川先生は私が学生時代に大学の先生として赴任され、甚だ失礼ですが先生というより兄貴分のような存在で、それから30数年、昼夜ともに大変お世話になっています。先生は数々のスポーツ関係の団体や機関の要職をお務めになられ、本県スポーツ界の重鎮ですが、現在も勢力的に活動されています。特にスポーツ活動や社会教育活動を通してこれからの社会を担う青少年の健全育成に力を注いでおられます。

相変わらずの情熱で、これからのスポーツの意義や学校部活動の問題、管理運営している社会教育施設のことなどを熱く語って行かれました。突然の嬉しい恩師の訪問で私の方が刺激を受け、元気をもらいました。

厳しい状況ですが、手応えは感じています!

2月4日(金)で公立高校入試の後期(一般)選抜の願書受付が締め切られました。本校の出願状況はは来年度から新設する普通科「未来探究コース」が29人の募集に対して出願者数5人、志願倍率0.17倍、同じく「地域探究コース」が52人に対して26人、倍率0.5倍、「商業科」が40人に対し19人の0.48倍という厳しい結果でした。

新聞情報によると現時点で38校の117学科・コースが募集人員に満たっていないとのこと。多くの高校で本校同様、生徒募集に苦慮している様子が伺えます。

県立高校では各学校のスクール・ミッションを明確にし、それに対する各学科・コースのポリシーを作成するなどして特徴や魅力を発信する準備もしています。また、今回の普通科の学科改編や商業科の地域活性化イベント「菊高ジャック」や資格取得への取組等も新たな取組みとして魅力化に繋がるものと確信しています。

なかなか志願者数という結果として「形」に表すことは難しいですが、生徒たちや先生方の頑張り、保護者、卒業生や地域の皆様方の協力、支援など確かな手応えは感じていますので、在校生はもちろんこれから入学して来てくれる生徒をしっかりと育成していきます。

2年間の成果発表、見事に終えることができました!

本日は令和3年度国立教育政策研究所「教育課程研究指定校事業(商業)」研究協議会が県内はもとより全国から40数名の商業関係の先生方の参加のもとオンラインで開催されました。本校は昨年度、本年度の2年間、この指定を受け研究を進めてきました。

ちょうどコロナウイルス感染拡大と時期を同じくしての指定でしたので県教育委員会から指定校事業を実施するかどうかの確認もなされたところでした。商業科の先生方の是非やろうという前向きな意志により取組みがスタートしました。本日は全国に向けたその成果発表会でしたが、主査の猿渡瑠里先生が素晴らしい発表をしてくれました。これも猿渡先生をバックアップして商業科の先生方がチームとして取り組んでいただいた成果だと、心から感謝しています。

この指定校事業を通して様々な取組みをして来ましたが、昨年10月30日に実施した地域活性化イベント「菊高ジャック」もその1つです。「婚活パーティー」が多くのメディアにも取り上げられました。これらの取組みを通して生徒が生き生きと活動し、その姿に明らかな変容が見られました。

主催者である国立教育政策研究所の田中圭教育課程調査官からも高い評価をいただき、今後全国の高校から取組みについての問い合わせなどもあるだろうとのことでした。

この2年間の成果を今後の学校全体の教育活動にしかりと生かしていきたいと思っています。

2月を逃がさない!

2月に入り、昨日から後期(一般)選抜入試の願書受付が始まりました。9日(水)から3連休を挟んで16日(水)まで1,2年生の学年末考査、24日(木)と25日(金)に後期(一般)選抜入試があり、26日(土)・27日(日)の休みを挟んで28日(月)は卒業式の予行となります。その間に各種の重要な会議もあります。このように列挙するだけでも2月がすぐ逃げていってしまうことは想定していなければなりません。

今日も主任主事の先生方の会議、運営委員会の中でも来年度に向けた大胆な業務改革、削減案を会議の検討事項に挙げてもらうようにお願いしました。「教育に無駄はない。教育は無駄の積み重ね。」という一面があることも十分理解はできますが、これまでの既成概念にとらわれない思い切った効率的な学校運営ができればと考えています。

とにかく2月はほかの月に比べて日数が少ないのは間違いありませんので、早目、早目に事に取り掛かり、「逃げる2月」を逃さないように充実した月にしなければならないと思っています。

あと1ヶ月、卒業認定と式についての会議をしました!

今日は1月最終日、明日から2月です。予想通りの早さで1月も行ってしまいます。各中学校に前期入試の合否の通知をしました。かと思うと、明日からは後期入試の願書受付です。残念ながら前期入試で合格することができなかった生徒が後期入試でも出願してくれることを願っています。

また、今日は卒業認定と卒業式についての会議をしました。残念ながら今年も卒業式への来賓の皆様方の案内は控えることになりました。3年連続です。関係の多くの皆様方に見守られて晴れの門出を祝ってもらいたいところですが、残念ながらコロナウイルスには勝つことができません。しかし、精一杯心のこもった卒業式を挙行できればと思っています。

今回の卒業生は丁度2年前の1年生の終わりからコロナウイルスの影響を受け、高校生活の最大の楽しみである修学旅行もとうとう実施することができませんでした。その他にも高校生活最後の「菊翔祭体育の部、文化の部」も中止となり不完全燃焼の高校生活だったかもしれません。

現在は第6波真っ只中での家庭学習期間に入っていますが、希望をしている全ての生徒が3月1日にこの学び舎を未来に向かって巣立って行ってくれることを楽しみにしています。

オミクロン株の猛威を感じています!

昨日の県内の感染者数が1,281人で過去最多を更新しました。校内でも感染者や濃厚接触者が判明しています。1昨年の12月に本校から10人の陽性者がでましたが、その時とは状況が大きく変わっています。昨日まで県内の陽性者は24,659人ですが、本校の関係者が1,500例目だったことを覚えています。どこまで拡大するのかが全く予測不能な状況です。

現在は管内の感染者が多く、濃厚接触者の特定もできません。また、感染経路としては家族感染が多いように思います。本校での1昨年12月時には「念のため」と言ってクラス全員が検査を受け、10日間の休校、結果的には学年全員が検査を受ける事態となりました。今は個人の判断や行動、自覚に負うところが大きくなってきているように思います。

私も校内での感染防止対策の徹底と情報伝達アプリで保護者の皆様方に向け、日々の体温測定による健康観察や体調の異変や不調を感じたときには登校は絶対に控えるなどお願いをしているところです。

今日も「菊池高校関係者の総力を挙げてこの難局を乗り越えましょう。」と発信したところです。

初めての普通科、商業科での前期選抜でした!

来年度からの学科改編により普通科に「未来探究コース」と「地域探究コース」を設置する関係で初めて普通科、商業科の両科で前期選抜を実施しました。普通科の2コースには作文検査、商業科には集団面接を実施しました。

先日の共通テストでの事件を受け、菊池警察署が校門前への警察官派遣と周辺のパトカー巡回による警備を実施していただきました。受検生が安心して受検ができるようにと署長自ら学校にもお越しいただきました。学校と警察とが安全・安心の向上のため連携を図ることができ本当に感謝しています。

本日は「未来探究コース」11名、「地域探究コース」40名、「商業科」55名の計106名が受検してくれました。昨今の感染拡大で心配していましたが、別室での受検者もなく無事終了しました。朝から受検生の顔を見て挨拶をしましたがみんな元気な挨拶を返してくれ、本校での高校生活を楽しみにしている様子が伺え大変うれしくなりました。

本校を選んでくれた中学生や保護者の期待に応えることができるよう全職員で力を合わせ全力で教育に当りたいと考えています。

商業科の頑張りが数字にも表れています!

教育の成果というのはなかなか数字や結果では表れにくいものです。それ故、教育は結果ではなくその過程が大切だとよく言います。しかし、成果が数字や結果で明らかに出るとやっぱり嬉しいものですし、達成感を感じることができます。

商業科においては昨年と今年の2年間、文部科学省国立教育政策研究所「教育課程研究指定校事業」の指定を受け、これを契機として「学びの見直し」が行われ、取組みが明らかに活発化しています。

本日から3週にわたり商業科の検定試験が実施されます。受験者数においても上級受験においても飛躍的に伸びており、生徒のやる気、先生方の指導が相乗効果を起こしています。また、地域活性化イベント「菊高ジャック」などの実践、体験を通して生徒たちの成長する姿を実感することができます。

これらの成果が明日実施される前期入試の志願者数についても昨年の39名から56名と数字にも表れました。商業科主任はまだまだ満足されていないようですが、検定の受験者数、生徒の姿、志願者数など数字や結果として表れていることを心から嬉しく思います。

これが普通科の頑張りと連動し、学校全体がさらに活性化していくものと思っています。

菊池高校の未来について協議しました!

東京の武蔵野美術大学から地域との連携や高校の学習活動への支援を行っておられる部署の2人の先生が、菊池地域や本校の探究活動との連携を模索するため昨日から来熊されています。

本日はその2人の先生と高校生の探究活動をサポートするマイプロジェクト熊本県事務局の先生、商業科の地域課題解決学習をお手伝いしていただいているみらいず設計labの代表者、菊池市政策企画部の職員さん、このような機会を作っていただいた本校OBで県立高校校長OBの先生方でこれから展開する本校の探究活動について協議しました。

現在のコロナ禍でも感じることですが、本当に世の中が先行き不透明、予測不能で何が起こるかわからない状況になってきていることを実感します。また、そのスピードも急激に増してきているように思います。このような世の中を生き抜いていく人間を育てるためには現在の教育だけではいけないと痛感します。

そのような中で本校教育の柱とすえ、今後充実させていきたいと考えているのが探究活動です。この活動にはいろいろな方々の協力が不可欠で、これまでの教職員としてのノウハウだけではできないものだと思っています。本校の活動に対していろいろな方面からご支援、ご協力をいただいており、どのような学びを作り上げることができるかワクワクしています。

 

またしてもコロナウイルスによる中止を余儀なくされました!

またもや本県において明後日の1月21日(金)から2月13日(日)まで「まん延防止等重点措置」が適用されることとなりました。これに伴い26日(水)に予定していた「ハーフマラソン大会」を中止することとしました。昨年に引き続きの中止で非常に残念な気持ちです。

中にはラッキーと思っている生徒もいるかもしれません。しかし、体育の時間の練習の様子を見てみるとみんな本当に良く真面目に走っており、「きつい、走りたくない」という思いと葛藤しながらも打ち勝つ生徒が増えてきたように思います。本校のマラソン大会は男女ともに学校から竜門ダム往復の17km、今年コースを見直し昨年の19kmより少し短くなりましたがアップダウンの激しいかなり過酷なコースです。

このコースをゴールした自信、思い出は菊池高校生ならではの高校時代の貴重な体験になると思います。またしてもコロナウイルスにその大切な機会を奪われたようで歯がゆい思いです。

今回のオミクロン株の感染力の強さには驚くばかりで、これまで以上に家庭内の感染が多いような気がします。校内において感染を拡大させないように学校としてできる基本的な感染防止対策をしっかりと講じていきます。

多くの中学生が受検してくれます。感謝!

1月13日から昨日まで高校入試前期(特色)選抜の出願受付がありました。来年度からの普通科の学科改編に伴い、初めて普通科でも前期選抜を行うこととなりました。志願状況は普通科の「未来探究コース」が14人の定員に対し11人、「地域探究コース」が28人の定員に対し42人、商業科が40人の定員に対し56人と全体で109人の中学生が本校を志願してくれました。

欲を言えば切りがありませんが、昨年は商業科のみの実施で定員40人に対し39人の受検だったことを考えると生徒や先生方の頑張りが報われたようでうれしく思います。もちろん普通科の学科改編はこれからがスタートですので、入学してきてくれる生徒に両コースの特徴、魅力をしっかりと示し、多くの中学生が希望してくれるコースにしなければならないと思っています。

本校の学科改編やこれからの取組みについては地域の皆様方からの熱い期待をひしひしと感じていると同時に大きなご支援も頂いています。期待に応えることができるよう職員一丸となってしっかりと取り組んでいきます。

 

全国2位を菊池市長、教育長に報告しました!

去る1月4日から三重県の四日市市で開催された全日本女子ボクシング選手権ジュニア大会で普通科3年の古賀このみさん(菊池南中学校出身)が見事準優勝という快挙を成し遂げてくれました。その報告に古賀さんと顧問の渡邉昭夫先生、西垣健三郎コーチとともに菊池市役所に江頭実市長と古賀さんが中学校時代の校長先生であった音光寺以章教育長を表敬しました。

古賀さんは中学校まではバレーボール部のエースとして活躍、高校2年生の時に友だちに誘われ、ボクササイズの気分で入部し、当初は試合に出るつもりはなかったとのこと。この話を聞いてお二人とも驚いておられました。もちろん古賀さんの日頃の努力があったことは言うまでもありませんが、新しいものに一歩踏み出しチャレンジするという勇気が今回の快挙をもたらしたものと思います。

本校には地域の地理的要因を活かしたボート部もあり、本校ならではの活動にチャレンジすることで全国で活躍できる可能性を秘めていると思っています。現在1年生だけの6人で頑張っており、大きな期待を寄せているところです。

古賀さんは卒業後もボクシングを本校で練習し続けるそうです。さらなる高みを目指して頑張って欲しいと思います。

全員元気に無事試験場に向かいました!

共通テスト2日目、朝から試験会場で生徒たちを関係の先生方と一緒に出迎えましたが、全員が体調不良等もなく元気に試験場に向かうことができ、まずはホッとしました。後は最後まで持てる力を悔いなく発揮してくれることを願うばかりです。

朝から驚いたことに昨日の事件の影響で警察が出動しての警備がなされていました。本当にどこで何が起こるかわからない世の中になったと痛感しました。事件を起こした生徒の在籍している高校は「昨今のコロナ禍で「密」をつくるなという社会風潮のなかで、個々の生徒が分断され、そのなかで孤立感を深めている生徒が存在しているのかもしれません。」というコメントを出しています。

第6波の襲来によりさらに感染防止対策を徹底しなければならない状況の中で、これまで以上に生徒の心にに寄り添った教育の大切さも忘れてはならないと感じています。

来週は高校入試の前期入試、マラソン大会、その後も学年末考査、後期入試、卒業式と緊張感と適切な判断を要する行事が控えています。校長として状況をしっかり見極めながら生徒の思いを大切にしながらも、安心安全を第一に考えながら事を進めていかなければならないと思っています。

「文教菊池」の誇りを胸に!

今日は明後日から始まる「大学入試共通テスト」の激励会を行いました。その会の激励のことばの中で「文教菊池」の話に触れました。私が本校に赴任した時から校長室には「文教菊池の再興」と記したシールが貼られており、地域の皆さんからが菊池高校を拠点とした「文教菊池の再興」に期待を寄せておられることがひしひしと伝わってきます。

 「文教菊池」は菊池一族の統治時代の21代重朝公が中心地の隈府に「孔子堂」を建立し、武士を集めて儒教の学ばせたのが始まりとされています。その後、この文教重視の思想は渋江一族に引き継がれ、私塾「渋江塾」で学問を行い、その誇りは現在も地域に引き継がれています。

今回の受験生は「文教菊池」の代表としてテストに望む精鋭で、学校としてもこれまでの努力に敬意を表するとともに、持てる力を遺憾なく発揮してくれることを期待しています。くれぐれも体調には留意し、ベストの状態でテストに臨んで欲しいと思います。

また、今日から高校入試の前期選抜の出願も始まりました。

残念ながら校内放送による始業式となりました!

いよいよ本日から3学期がスタートします。本来なら生徒たちの顔を見ながら話をしたかったのですが、残念ながら校内放送による始業式となりました。本校では新年早々嬉しいニュースが飛び込んできました。1月6日から三重県で開催された全日本女子ボクシング選手権ジュニア大会で3年の古賀このみさんが準優勝という快挙を成し遂げてくれました。

中学時代はバレーボールをしていた古賀さんが高校に入りボクシングを始め、こつこつと日々努力し全国2位という見事な成績を収め、「為せば成る」を身を持って実践してくれ菊池高校に元気と勇気、活力を与えてくれました。

始業式では「一年の計は元旦にあり」、新年にあたりこの1年の具体的な目標掲げ、それに伴う行動計画をしっかりと立てることの大切さを話しました。生徒一人ひとりが夢、目標に向かって確実に前進して欲しいと思っています。

今年は生徒一人ひとりの夢実現に向けて普通科に「未来探究」「地域探究」の2つのコースの設置行い、商業科も新たな学びに果敢にチャレンジします。生徒と保護者、教職員との信頼関係をしっかりと深めながらさらなる飛躍の年にしたいと思っています。

今年もよろしくお願い致します!

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。年が明けたかと思うと今日はもう3日、いくつかの部活動で新年の活動をスタートさせました。OB・OGが来られての試合や稽古、新年の参拝、保護者会による炊き出しなど正月ならではの活動が行われていました。本当に卒業生の部や後輩に対しての思いや保護者の皆様方のご支援には本当に頭が下がります。部員たちも心を新たにしたのではないでしょうか?

毎年、三が日は元旦の「ニューイヤー駅伝」2日、3日の「箱根駅伝」を通してスポーツに対するいろいろなことを考えさせられます。「勝負の厳しさ」「日々の練習の大切さ」「本番で力を発揮することの難しさ」「一緒に頑張る仲間の大切さ」など思いを巡らせることが多々あります。そのような中でスポーツ(部活動)を通して選手(部員)たちに人として何を学ばさせるか、どんな力を身につけさせるか、ということを忘れてはならないと強く感じます。

今日、圧倒的な強さで優勝した青山学院の原晋監督から優勝後のインタビューのコメントで「選手たちが自ら課題を見つけその課題解決のための方策を協力して考え、見出し、実行することの大切さ」や「自立から自律へ」などの話をされ、まさしく本校が来年度普通科の学科改編により設置する「未来探究コース」や「地域探究コース」、商業科の「学びの見直し」の中で目指しているものと方向性が同じであることに意を強くしました。

新しい年が本校にとっても飛躍の年となるよう先生方、保護者の皆様方と力を合わせて頑張っていきたいと思っています。皆様方の温かいご支援をよろしくお願いします。

菊池は古くから文教の地です!

今日は「教育立市きくち」委員会の会合に参加しました。この「教育立市きくち」委員会は「文教菊池」の再興を目指して設立されたものです。根底には菊池精神があり、「菊池精神とは、人の人たる気品を堅持し、信義に厚く、精錬なる人格者を理想とし、自らこれに近づこうとする心であり、更に、自らも邪を憎み、悪にくみせず、恥を知り、物や金によって変節せず、勇気をもって信念に生きる心の様相」であり、これに裏付けされたものが「文教菊池」の教育です。

この「文教菊池」は菊池一族の第20代為邦公の時代に遡り、長い歴史の中で受け継がれてきました。しかしながら、古くからの文教の地であるとは言いながら、現在、菊池市の中学生の多くが市外の高校に進学していく状況を憂い、市内3高校の魅力化、活性化のために株式会社コッコファームの創設者である松岡義博、幸雄、義雄様3兄弟から多額の浄財をご寄付いただいています。各校ともありがたく教育活動に有効に使わせていただいています。

本日は菊池市内3高校の校長揃って会合に参加させていただきましたが、3高校がお互いの学校の特徴を十分に発揮しながら「文教菊池の再興」に貢献できればと思いました。

感謝の念に堪えない、本当に充実した2学期でした!

本日無事2学期の終業式を迎えることができました。正直な感想としてとてもホッとしています。振り返って見ると夏休みからのコロナ不安の中で学期がスタートし、「菊翔祭体育の部、文化の部」の中止。出鼻をくじかれた気分でのスタートとなりました。

しかしながら、コロナウイルス感染が一段落し、行事攻めの怒涛の日々が続きました。城北地区高校PTA指導者研究大会の当番校、商業科の「菊高ジャック」、教育課程研究指定校事業(商業)の研究協議会、蒲島知事の「出前講座」、1年生の育友会林体験学習、2年生の修学旅行と保護者、生徒、先生方が大車輪の活躍をしてくれました。

これらの活動を通して生徒たちの成長、学校としての飛躍を実感することができる充実した学期でした。それに伴い先生方、生徒たちともに多忙感、負担感、疲労感は相当なものだったであろうと非常に申し訳なく思うと同時に、どれもこれもよく大成功のうちに乗り越えてもらったという感謝の念に堪えません。学期終盤ではその反動も少なからず出ていたようで反省しています。

年末年始返上で頑張っている生徒、先生方もいますが、1つの区切りとして2学期の終業式を無事迎えることができ、本当にうれしく思っています。

 

 

「肥後狂句」体験をしました!

今日は1年生1組と2組の生徒が国語の時間に「肥後狂句」体験をしました。講師として本年度の県民文芸賞の肥後狂句部門で一席を受賞された肥後狂句連盟の雅号「長松好魚」先生が来校され、ご指導をいただきました。驚いたことにほとんどの生徒が肥後狂句自体を知りませんでした。九州で狂句が現在も残っているのは熊本と鹿児島の薩摩狂句の2つだそうで、薩摩狂句は掛け合いとなっており肥後狂句とはまた違った狂句だそうです。

授業では肥後狂句と俳句・川柳との違い、作り方、例句などを解説され、「個性的発想、面白おかしく、十二音厳守」を強調されました。生徒たちは実際に「もうすぐ試験」「よか先生」を笠に句作りに取り組み、好魚先生からは「さすが高校生、1日でこれだけの句を作れるのはすごい。」というような評価をいただきました。さすが高校生は色々な可能性、能力を持っていると感じました。

今日は県の伝統文化でしたが、菊池地域はまさしく伝統文化、自然の宝庫、その道の匠から生の授業を体験し、触れることにより生徒自らの創造力を膨らませることができればと思っています。

 

 

ハイスクールフェスティバルin菊池がありました!

菊池市及び菊池市教育委員会は市内3高校(菊池女子・菊池農業・菊池)魅力化推進事業を推進していただいています。これは菊池市内の多くの中学生が市内3高校に進学するための事業です。その一環として本日「ハイスクールフェスティバルin菊池」がオンラインで開催されました。このフェスティバルには市内5校の中学2年生が参加し3高校の学校紹介を視聴し、質疑等を行います。

3高校とも生徒会の役員等が中心となり自校の魅力を精一杯発信しました。本校からは会長の合志円花さん、副会長の本田楓勝君、庶務の坂本塁一君、岡崎青空君が参加しました。3名での掛け合い(岡崎君は機器操作)や普通科、商業科の生徒が制作したPR動画、説明スライドを駆使して中学生にわかりやすくPRしてくれました。

高校入試において市外への生徒流出は3校共通の悩みです。菊池市内と言わず菊池地域の児童生徒は高校まではこの3校で育てるという意気込みでお互いの魅力を全面に発揮し、切磋琢磨しなければならないと思っています。

今日から学年ごとにクラスマッチが始まりました!

学期最終週の行事として今日からクラスマッチが学年ごとに始まりました。今日が3年生、明日が1年生、明後日が2年生です。種目は男子がバレーボール、女子がバスケットボールです。私は閉会式前の準決勝戦、決勝戦を観戦しましたが、大変な盛り上がりを見せ、生徒たちの笑顔が輝いていました。

「するスポーツ・見るスポーツ・支えるスポーツ」のことば通り一生懸命試合している生徒、それを応援する生徒と先生方、審判等運営をやっている生徒、それぞれが生き生きと活動し笑顔と歓声が溢れる素晴らしい雰囲気のクラスマッチで、見てる私も幸せな気分になりました。

3年生にとっては高校生活最後のクラスマッチ、高校生活の大半をコロナウイルス感染症に翻弄され修学旅行にも行くことができず残念な思いをした学年だけに、今日の生徒たちの笑顔と盛り上がりをを見て救われた思いがしました。

卒業まで残りわずかとなりましたが、最後まで菊池高校生としての思い出をしっかりと胸に刻んで欲しいと思います。

2学期も最後の週となりました!

いよいよ2学期、今年も最後の週となりました。24日(金)クリスマスイブが終業式となります。1年で一番長い学期2学期もあっという間にに過ぎ去ったような気がします。夏休み中の県教育委員会における来年度からの普通科の学科改編を受け、各中学校での説明会におけるPR、なかなか伝えることが難しく上手く中学生や保護者の皆さんに伝えきれていないという反省も残っています。これから試行錯誤しながら作り上げていくことも多く、新たなコースに「乞うご期待!」といった感もあります。

また、当番校、指定校としての活動、発表や新たな取り組み、イベントなどもあり非常に多忙な中にも充実し、学校としての新たな一歩を踏み出せた学期でもあったように感じています。また、2年生の修学旅行も無事に実施することができ本当に良かったと思っています。

今週の土曜日から県のシステムが停止することもあり、先生方にはできれば今週で仕事納めができるような計画で業務に当たってくださいとお願いしました。終業式まであと一息、「終わりよければ全て良し。」で今年を納めることができればと願いっています!

各部が対外試合で頑張っていました!

今日は色々な部活動が対外試合で頑張っていました。学校では剣道部が済々黌、三池、大牟田が集まっての4校での稽古、男子バスケットボール部が鹿本商工、翔陽、サッカー部が阿蘇中央、鹿本中学との練習試合、バドミントン部も御船高校に数校が集まっての練習試合を行いました。また、男女バレーボール部も学校での練習に励んでいました。

私は校内での練習試合を見て回りましたが、生徒たちの頑張りは勿論ですが、保護者の皆さんの湯茶の準備など活動へのご支援に本当にありがたく感じました。対外試合等を通してこれまでの練習の成果やこれからの課題などを感じたのではないかと思います。この前、新チームになったと思いましたが早いもので2年生にとっては県高校総体まで丁度折り返しの時期となりました。休日にも関わらず、このような機会を設け、部員たちのモチベーションを高めてくれる顧問の先生方にも心から感謝しています。

このような活動を見るともっと部員が増えればといつも残念に感じます。

以前も記載しましたが三池高校は私の母校であり2つ上の先輩が校長を務めておられます。垂れに「奥園」と書かれた部員もおり、後輩たちと生徒たちの試合を嬉しく観戦させてもらいました。

 

週末となり、ふと1年前を思い出しました!

週末となり1週間経つのも早いなあと思いながらカレンダーを見て、ふと1年前に思いを馳せました。ちょうどコロナウイルス感染症が校内で発生し、休校の真っ最中だったことを思い出し、1年前のこの校長ブログを見てみると12月17日のタイトルが「コロナウイルス感染の7例目と8例目が確認されました。」18日が「やっと感染拡大に歯止めがかかりました!」でした。

12月11日に校内で1例目の感染者が判明し、毎日PCR検査の結果をどきどきしながら待った日々を思い出しました。当時は学校での発生もそれほど多く出ておらず、前例のない対応に苦慮しました。現在ではオミクロン株が国内でも確認され油断はできないものの、県内では感染者ゼロが31日連続し平穏な日々を送ることができています。基本的な感染対策をしながらのwithコロナ生活が定着しているところです。

いよいよ来週は2学期の最終週となります。24日(金)の終業式まで皆が元気に登校し、楽しいクリスマス、年末年始を迎えることができることを願っています!

菊池南中学校の生徒さんが花を持って来てくれました!

今日は思い掛けず、菊池南中学校3年生の地域活動委員会の生徒さんが本校に花を持って来てくれました。花瓶には「地域の皆様、いつもありがとうございます」と書かれたプレートも添えられており、とても心温まる思いになりました。花卉はJA菊池から提供されたとのことで、トルコ桔梗、ガーベラ、かすみ草、ユーカリがきれいに活けられていました。また、引率された先生が私が以前勤務していた学校の生徒さんでさらにうれしく感じました。

菊池南中学校はSDGsの視点で生徒会活動に取り組んでおり、「持続可能な社会づくり」を菊池市から世界へ発信しておられます。このような素晴らしい学習をしてきた中学生に対し地元の高校としてしっかりとその経験を受け継ぎさらに活動が充実するような取り組みをしなければならないと感じました。

地域の最高学府として地元の小中学生の学びの受け皿となることができるようしっかりと連携を深めながら教育活動を充実させていきたいと思っています。

 

 

2学期もあと2週間になりました!

今日は職員朝会で修学旅行団からの報告とお礼がありました。大きな事故、怪我病気等のなく無事終了し、本当に良かったと思います。私は熊本空港で修学旅行団を出迎えましたが、みんな楽しさと充実感に満ちた顔で到着ロビーに姿を見せ高校生活の素晴らしい思い出ができたであろうことを大変うれしく感じました。この修学旅行を契機として各自の目標に向かってさらに充実した生活を送ってくれることを期待しています。

この2年余り続くコロナ禍で生徒たちはたくさんの自由と楽しみを奪われたきました。本来なら当たり前に経験できる学校行事等も中止や延期、規模縮小を余儀なくされ不完全燃焼の生活を送ってきました。まだまだ油断はできないものの今回の修学旅行の実施などやっと日常が戻りつつあることを実感するとともに、このまま続いてくれることを祈るばかりです。

2学期もあと2週間となりますます慌ただしくなってきますので、先生方には健康や事故等には十分留意をして生活を送っていただくようにお願いしたところです。本日は職員のメンタルヘルス研修も予定しています。

修学旅行団、無事出発しました!

早速、この学校ホームページにも出発の様子から空港その他、旅の様子がアップされていますが、5時40分集合、6時出発予定でしたが、時間より早く修学旅行団が無事出発しました。朝が早かったので遅刻者や体調不良者など心配していましたが、そんな心配は無用でみんな張り切って出発して行きました。バスの各号回って生徒たちに声を掛けましたが、みんなのウキウキが伝わってき、私も行きたくなりました。今回はスキーの得意な教頭先生に団長をお願いしました。

朝早くから居残り組の学年の先生方、生徒部の先生方が交通誘導を行ってくれており、保護者から集合場所である菊池公園への生徒たちの迎え入れがスムーズに出来ていました。ここでも学年のチーム力が発揮されておりありがたく感じました。

残念ながら、東京は雨のため皇居前での集合写真が取れなかったとの連絡がありましたが、一行は順調に志賀高原に向かっているようです。生徒たちは明日から丸2日スキー実習を行い、これまで味わったことのない貴重な体験や経験を積むことになると思います。

また何よりも寝食を通して友達との絆、先生方との交流をしっかりと深めて帰って来て欲しいと願っています。

 

(長野県に入って、休憩の様子)

(ホテル到着)

 

(食事の様子)

 

明日から2年生が修学旅行に出発します!

心配していたコロナウイルスの感染状況もだいぶ落ち着き今年は修学旅行が実施できる運びとなり、とてもうれしく思うと同時に、昨年中止の判断をせざるを得なかった3年生に大変申し訳なく思っています。何と言っても修学旅行は高校生活の大切な思い出の1つどうにかして実施できればと思っていましたので、コースは変更したとは言え良かったと思っています。

私自身の修学旅行は奈良・伊勢鳥羽・京都を「サンフラワー」で往復する、行く前は「老人会コース」なんて不満を言っていましたが、行けば本当に思い出に残る最高の修学旅行でした。感染対策で東京周辺は避け、長野県へのスキー実習となりましたが必ずや楽しい思い出に残る修学旅行になると期待しています。

昨日の職員朝会で学年主任の渡邉先生から「生徒も教員も楽しい修学旅行にしたい。」との出発前のあいさつがあり、本当にそのような修学旅行になればいいなあと思います。

今日は2年生は代休でしたが、明日は朝早い出発となります。皆が元気に旅立ってくれればと思っています。

最後の体育研究会の女性部会が本校で開催されました!

このブログで以前予告しましたが、本日、県高等学校教育研究会体育部会女性部会の最後の研修会が本校で開催されました。県内から40名程度の女性体育教師が参加されました。私は本研究会の副会長も務めさせていただいており、会長代行と当番校の校長の立場で会の冒頭にあいさつをさせていただきました。

これだけの女性の先生方を目の前にし、少々圧倒される思いがしましたが、これまで長い歴史の中で重要な役割を果たしてきたこの女性部会の集まりが今日で終わりかと思うと、お世話になった先輩の女性の先生方の顔も浮かび感慨深い思いがしました。

しかし、これも時代の流れの中で男女関係なく同じ体育教師として1つのテーブルで活動ができるようになった証であると喜ばしく思わなければならならいのかなとも思ったところです。

今日の研究会では本校の岩崎緑先生が1年3・4組女子のバレーボールの授業を公開しました。ICTを活用した授業展開で生徒たちが楽しそうに生き生きと活動しており、素晴らしい授業を見せてくれました。

その後、班別のディスカッションなどもあり、最後にするのには勿体ないような会の雰囲気でした。これからも女性体育教師としての矜持は持ちながらも男性の先生方とお互いに高め合いながら、体育スポーツ活動を通した高校生の健全育成にご尽力いただくものと確信しました。

学校保健委員会を開催しました!

早いもので今日から12月です。申し訳ないことに先生方は文字通り年末まで走り続けることになると思います。

昨年はコロナウイルス感染症の関係で年度末の3月末に開催した学校保健委員会を本年度は本日開催しました。日頃から学校医、学校歯科医、学校薬剤師の先生方には生徒たちの健康の保持増進に大変お世話になっており、検診等も学校の都合に合わせて快く実施していただいています。また、校内でコロナウイルス感染症が発症した時なども適切なアドバイスや判断をいただき、大変心強く思っています。

昨年の学校保健員会時にもこのブログに掲載しましたが、本日も昨年同様、冒頭のあいさつで「一に健康、二に心、三、四がなくて五に勉強」の話をしました。これは私が小学生の時に集会時に校長先生が毎回おっしゃていた言葉です。50数年経っても心に深く刻まれ、私の教育の信念と言っても過言ではありません。

生徒保健委員会はこのコロナ禍で日頃から大活躍してくれていますが、本日は平石委員長(2年男子バスケット部キャプテン)、中原副委員長(2年男子バレーボール部マネージャー)、松岡副委員長(1年女子ソフトテニス部、入学当初から大会で活躍)が部活動などと両立し、「免疫力を高めるための生活」について素晴らしい発表をしてくれました。

その発表の中で免疫力を高めるためには「笑うこと」がとても有効であるとの発表があり、改めて校内で生徒たちや先生方の笑い声が飛び交う学校にしなければならないと思ったところです。

モーニングセミナーで話をさせていただきました!

菊池市倫理法人会は毎週月曜日の朝6時から「経営者モーニングセミナー」という勉強会を開催されています。ひょんなご縁で本日そのモーニングセミナーで話をする機会をいただきました。「菊池高校の現状と未来」という題目で40分程度の時間でしたが、この機会に100年誌を読み返すなどし、改めて菊池高校の伝統の深さや歴史の重みに触れることができました。

本日の参加者には卒業生も数名おられ、中には校長が話をすると聞いたので今日は参加したとおっしゃる方もいらっしゃいました。そのような方々の菊池高校、母校への熱い思いにも触れることができました。中にはご夫婦で同級生で高校入学して間もなく学校が火事になり校舎を焼失し、その逆境の中で3年生の先輩方が頑張ってこれまで以上の成績を残したエピソードなども披露いただきました。

私からは厳しい現状と来年度の普通科に「未来探究コース」と「地域探究コース」を設置する学科改編や商業科の学びの見直しに取り組んでいること、生徒たちが作製したPR動画を視聴いただき「菊池高校の活性化が菊池地域の活性化につながる」ことなどを話をさせていただきました。

今日もまた菊池高校を暖かく応援していただく方々がおられることを実感することができました。

職員レクリエーション、やっぱりいいものですね!

今日は午後から菊池北中学校の研究発表会、同窓会「菊朋会」の理事会、商業高校研究会ネットワーク専門委員会と立て続けに対応し、帰宅しようと思って職員昇降口を出ると体育館の電気が点いていました。試験中で部活動も休止中であり、もしやと思い体育館を覗いてみると何と先生方がハンドボールの練習を楽しそうにやっていました。

今度の土曜、日曜日に開催される県下の先生方の教職員ハンドボール大会に本校は6年ぶりに出場することとしており、そのための練習でした。大会への申込はしたものの大丈夫かと心配しておりましたが、練習している様子を見てみるとなかなかのもので、これなら大会に出てもなんとかなると安心しました。私も調子に乗って先生方にシュート練習やコンビの動き等を指示しましたが、一生懸命、楽しそうに取り組む姿を見てとてもうれしくなりました。日頃の先生方の姿と違う一面を垣間見たような気がしました。

最近はコロナ禍や先生方の多忙もあり、このような職員レクリエーションの機会がめっきり減ってしまいましたが、やっぱりいいものだとつくづく感じました。

菊池北中学校の研究発表会を覗いて来ました!

期末考査4日目、明日までとなりました。明日からは部活動等も再開し、何よりも試験が終われば楽しいクリスマスや正月がやって来ます。コロナ禍も大分収まり、通常に近い年末年始が戻ってくればと願っています。そのような中、本日は菊池市教育委員会「学力向上」研究指定(ICT教育推進モデル校)研究発表会が菊池北中学校で開催されました。

「人と関わり合う中で、主体的に課題を解決する生徒の育成〜個と個をつなぎ、お互いの良さを認め、安心して学び会える環境づくりを等して〜」という研究主題のもと公開授業と分科会、全体会が実施されました。私は3年生社会科の「地方自治と私たち」という単元の公開授業を見せてもらいましたが、生徒の代表3名が菊池市長に立候補し、自分の施策を訴え質疑に応えるというもので、ICTを活用した非常に興味深い内容でした。

菊池地域の児童生徒たちを小学校、中学校、高校という繋がりのなかで育成しようと考えている中で、中学校時代にこれだけ質の高い授業を経験している生徒たちの学びを高校でさらに深めることの責任の重さを改めて痛感しました。

女子ボクシングも頑張っています!

本校にはいくつかの特色のある部活動が存在しますが中でもボクシング部はその1つに数えられます。特に女子ボクシング。その女子ボクシングの九州大会が昨日まで鹿児島県の阿久根市で開催されていましたが、1年生の迫美優さんが見事ライトフライ級で県大会で優勝し出場しました。惜しくも決勝戦で大分県に破れものの準優勝という好成績を残し、今後の活躍がとても楽しみです。

迫さんはお兄さんが本校のボクシング部員だったこともあり中学生の時から練習に来ていました。もともとボクシング部は私が若い時から公私共々にお世話になった山村浩先生が創部され脈々と続いている伝統ある部活動です。その間全国優勝した選手もも輩出しています。現在はOBの西垣健三郎さんが毎日熱心に指導に来ていただいており伝統を繋げてもらっています。

九州大会でチャンピオンシップになった3年生の古賀このみさんも年明け三重県で開催される全日本選手権の代替大会に出場します。女子ボクシングは東京オリンピックでも日本選手が大活躍し注目を集めており、部の盛り上がりにつながればと思っています。

この女子ボクシングや日本有数のボートコースがある斑蛇口湖で毎日練習できるボート、このような本校ならではの部活動が全国を舞台に活躍することを期待しています。

学校では色々なトラブル対応があります!

今日は県内の副校長先生、教頭先生方の研修会がありました。私は校長会の管理運営委員会の一員としてこの研修会の裏方として参加しました。講師は大阪大学名誉教授の小野田正利先生。この道の第一人者として知る人は知る超有名な先生です。今日は「難しくなる保護者対応トラブルを考える〜学校としてすべきこととしてはいけないこと〜」「自分の想いと事実を分けて記録する〜いじめ防止対策推進法下で起きている学校・子ども・保護者関係の変容〜」「学校と周辺住民とのトラブルをどう考えるか〜子どもの声は騒音かもしれないという前提で始まる良好な関係づくり〜」という3つのテーマで研修が実施されました。

先生のこれまでの長年の様々な事例に対する豊富な研究や対応経験に裏打ちされた理路整然とした講義は、実際に自分自身の身の回りでこれまでに起こった出来事や起こっている出来事と重ね合わせ身につまされる内容であったとともに、これからの対応に大きな示唆を与えていただきました。

トラブルの対応には「隠さない。嘘をつかない。逃げない。」ことが重要で、解決のための安易な道を選んではいけないということを強調されました。しっかりと肝に銘じ誠実に対応していきたいと思いました。

少しは穏やかな日常が戻ればと願っています!

10月23日(土)の城北地区高等学校PTA指導者研究大会から始まった行事が11月5日(金)に実施した1年生の育友会林体験活動で一段落しました。今週からは穏やかな日常が少しは戻ってくれればと願っていますが、先生方の様子を見てみるとそう簡単に余裕のある生活とは行かないように思われます。しかしながら今振り返ってみても、よくあれだけの過密な行事を熟せたものだと改めて感心しています。

これも偏に生徒たち、育友会の皆さん、先生方が各行事に一致協力して前向きに取り組んでいただいたお陰であると心から感謝しています。そのような中、本日、熊本県民テレビの「てれビタ」で10月30日(土)に開催した「菊高ジャック」の婚活パーティーの様子が当日も取材に来てくれた安井まさじさんのコーナー「全力応援!あすプロ」で15分程の長尺で放送されました。

生徒たちの頑張っている姿や盛り上がった婚活パーティーの様子が良く伝わってくる内容で何となく懐かしい思いでテレビに見入ってしまいました。このようにメディアに取り上げてもらうことは生徒たちの努力が認められ、報われるようでありがたく思います。

これから2学期も終盤に向かいます。全ての生徒、先生方が充実した楽しい日常を送ることができればと思っています。

 

スポーツの秋真っ盛り、菊高生頑張っています!

この土日も運動部の大会や練習試合が各地で行われています。まさしくスポーツの秋、真っ盛りといったところです。菊池市が全国に誇る名門ボートコース斑蛇口湖では九州大会が開催されています。県ボート協会と県高体連専門部のご配慮で今年から地元枠として本校のボート部の選手たちも大会に出場することができました。1年生6人が入部し、ありがたいことに素晴らしい環境の斑蛇口湖をホームコースとして日々練習に取り組んでいます。

今日のレースでは舵手付きクォドルプルに出場しました。九州各県の予選を勝ち抜いた強豪校との競漕ですのそう簡単ではありませんが、良く頑張って2000mを完漕してくれました。レース前から選手たちはとても緊張していたようですが、この貴重な経験は今後の活動に大きな励みになったと感じました。

また、このレースで私はとても感動しました。部員の頑張りはもちろんですが、済々黌高校の保護者の皆さんが本校の挺がゴールするまで大きな声で最後まで応援していただきました。初めての九州大会で大差は付けられたものの最後まで精一杯頑張る選手たちに声援をいただき、本当に感激しました。

選手同志も同じ競技に励む仲間としてこれからも切磋琢磨してくれることを期待しています。明日は男女バレーボール、バドミントンなどを応援できればと思っています。

中学校の説明会が一段落しました!

早いところは7月から中学校説明会が始まり、昨日の合志中学校、泗水中学校で一段落しました。11月4日から部活動等での中学生個人への説明も解禁となり進路選択もいよいよ佳境に差し掛かってきました。このホーページのトップでも紹介していますが、今年は普通科と商業科の紹介動画を2年生の生徒自らが作成してくれました。生徒目線の素晴らしい動画を作成してくれとても好評でした。

また、今年は来年度からの普通科の学科改編が8月の県教育委員会が決定し、このことをどのように中学生にわかりやすく魅力あるものとして伝えるかが課題でした。説明会ではこのホームページ等広報を担当してくれている商業科主任の椎葉先生と入試担当の教務主任の日元先生と一緒に学校を回らせてもらい、精一杯情熱を持って本校の魅力を伝えてきたつもりです。

どこの中学校の生徒も熱心に話に耳を傾けてくれましたが、進路先として選択されることの難しさも日頃から痛感しているところです。先生方、生徒たちの頑張りで確実に活性化している菊池高校に一人でも多くの中学生が入学を希望してくれることを期待しています。

「知事出前ゼミ」で蒲島知事が来校されました!

本日、県教育委員会主催の第68回知事出前ゼミが本校で開催されました。県内の小・中・高校からの希望多数の中で本校が選ばれ実施できたことを大変うれしく思います。また、このコロナ禍で久々の出前ゼミということでした。

「逆境の中にこそ夢がある」〜不可能を可能に 決断・目標・対応の政治〜と題して全校生徒の前で話をしていただきました。ご自身の生い立ちから学生時代、農協への就職、農業研修生としての渡米、24歳でのネブラスカ大学への入学、ハーバード大学での博士号取得、筑波大学、東大法学部教授を経て61歳で熊本県知事に就任し、現在、熊本県政初の4期目の知事としての活動までをわかりやすく情熱的に生徒たちに語り掛けていただきました。

蒲島知事が決して恵まれた環境とは言えない中で、このような予測不能な人生を前向きに送ってこられたかを最後に生徒たちに伝えたいこととして下記のとおり話していただきました。

①人生の可能性は無限大②逆境の中にこそ、夢がある③夢を持ち、夢に向かって一歩を踏み出す④期待値を超える(120%の努力)

今日の蒲島知事のお話は生徒たちの心を捉え、これからの人生、夢を持って一歩踏み出し120%の努力すれば、必ず夢は叶えることができると勇気をもらったのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

商業科の研究協議会とても好評でした!

昨日は昨年度と本年度文部科学省の指定を受けている国立教育政策研究所「教育課程研究指定校事業(商業)」に係る研究協議会を開催しました。商業科の先生方は3日前に本校初の試み「菊高ジャック」を開催したばかりであり、同時進行で研究協議会の準備を行うという過酷な状況の中で当日を迎えました。

研究協議会には文部科学省から田中教科調査官、県教育委員会から米村審議員を始め3名の先生方にお出でいただき、多数の県内高校の商業科の先生方が来校されました。内容としては商業科主任の椎葉先生の「簿記」の研究授業と本指定校事業担当の猿渡先生の研究発表を行いました。勿論二人の先生とも「菊高ジャック」でも中心的な役割を果たしていただいており、かなりの負担感、多忙感があったのではないかと大変申し訳なく思っています。

しかしながら、二人ともこの状況を前向き取り組んでいただいており、その姿に生徒たちも自分たちもその頑張りに応えなければという姿勢が見られ、大変ありがたく思います。

申し訳ないことに私は研究協議会に対応できませんでしたが、会終了後に田中教科調査官、米村審議員と話をさせていただき、授業、発表ともとても素晴らしかったという高い評価をいただきました。また、何と言っても生徒たちの生き生きとした姿が良かったとのことです。

これらの行事等を通して生徒たちの確実な成長を実感できることが何よりうれしく思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

婚活パーティー大成功、何と6組のカップルが成立しました!

先程は「菊高ジャック」の総括を掲載しましたが、何とたった今婚活パーティーにおいて6組のカップルが成立しました。屋上庭園での発表の瞬間の緊迫感、カップル誕生の瞬間の歓喜を運営スタッフの生徒たちとともに味わいました。最後に6組のカップルの下校を皆で見送りハッピーエンドとなりました。この企画の運営にも支援いただいた菊池市役所の職員さんも見事にカップル成立で一際盛り上がりました。

地域の課題解決学習から本日の婚活パーティーまで繋げて行く道のりには多くの皆さんの支えがありました。全面的な協力をしていただいた江頭実市長を始め菊池市の関係の皆様方、課題解決学習のスタートからご支援いただいた一般社団法人みらいず設計Lab.の平松あすか代表理事、そしてこの婚活パーティーには欠かすことができない存在が婚活コーディネーターの荒木直美さん。これまで1500組以上のカップルを成立させてこられた経験で生徒たちを見事にサポートしていただきました。本日のサポートもあっぱれの一言でした。

この婚活パーティーを企画した生徒たちはカップル誕生の瞬間の感動を一生忘れることができないと思います。この経験は生徒たち自信のライフデザインにも大きなプラスになったと思います。この6組の中からゴールインするカップルが生まれ、学校に報告に来てくれることを楽しみにしています。

  

 

 

 

これまでの苦労が実った「菊高ジャック」、大盛況!

本日、これまで数々の準備を重ねて来た地域活性化イベント「菊高ジャック」の当日を迎えました。この日を迎えるに当たり、準備の過程を通して生徒たちの成長を実感できたことが何よりうれしく思います。「自分たちで考え、企画し、実行する。」生徒たちの可能性の大きさ、潜在能力の高さを再発見するとともに、これまで本当に生徒の持っている力を最大限に発揮させていたのかという反省もさせられました。

まず、午前中から婚活パーティーが始まりました。仲睦まじい江頭実菊池市長ご夫妻の、「出会いから50年、これまでの夫婦生活を振り返ったトークショー」からスタートしました。何と江頭市長ご夫妻はこの菊池高校で出会われたとのこと、何とも言えない縁を感じます。時折、笑い混じりの中にも参加者の皆さんの真剣に話に耳を傾ける姿が印象的でした。少々硬さも見られ、このパーティーが盛り上がるかとの心配も浮かびましたが、続いての「お見合い回転寿司」から雰囲気が一転、何とも言えない熱気を帯びた盛り上がりを見せました。その後、家庭科「調理実習」、給食、午後の体育「ドッジボール」とパーティーは続いています。

一方、校舎前では「子どもたちのハローウィンパーティー」と販売実習「菊高ショップ」が展開されました。こちらも大きな盛り上がりを見せ大盛況、来場いただいた皆さんから生徒たちの対応の素晴らしさ、生き生きした姿に多くのお褒めの言葉をいただきました。子どもたちのハローウィンパーティーには「くまモン」と「ころう君」も来て盛り上げてくれ、子どもたちの楽しそうな姿に感動しました。

今日まで多くの苦労と困難があったと思いますが、生徒たちの姿からやって良かったという充実感が伝わってきます。支えていただいた先生方にも大変なご負担をお掛けしました。お陰で菊池高校として大きな一歩を踏み出せたように思います。本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

「菊高ジャック」PR動画が完成しました!

今週土曜日10月30日に「菊高ジャック」と銘打って地域活性化イベントを開催します。3年生商業科の地域課題解決学習に端を発し、1・2年生の販売実習ともリンクさせ商業科全体の活動として実施します。本校では初めての取組ですので、商業科の先生方のこれまでの経験を結集し、本校ならではのイベントを作り上げてくれました。準備の過程では「生徒が主役、生徒たち自らの手で」ということで生徒の自主的、自発的な活動を大切にしながら、本番に向けた取組が進められました。

そのような中で、「菊池高校生が江頭実菊池市長を拘束し、菊池市をジャックして盛り上げよう!」という高校生にしかできないような発想で制作したPR動画が完成しました。OBである江頭市長もこの高校生の発想を大切にしていただき、動画への出演を快諾、ご多用な中に名演技を披露していただきました。

この動画のディレクターである商業科3年の青木柊よると「それぞれ出演者(クラスメート)のキャラを大切にしながら演出しました。」ということで主演者一人ひとりが個性を発揮した内容となっています。YouTubeやこのブログ等で発信していきますので、より多くの皆さんにご覧いただければと思っています。

 

無事城北地区PTA指導者研究大会が終了しました!

昨日、令和3年度城北地区公立高等学校PTA指導者研究大会を幹事校として菊池文化会館で開催しました。これに向け総務部長の塚本先生を中心として育友会役員の皆さんと綿密な打合せを繰り返してきました。当日は先生方が朝早くから下準備を行い、育友会の運営スタッフとの事前打合せに備えてくれました。全体打合せでは色々なことに気を配った詳細な資料をもとに塚本先生からの説明があり、その後、部署ごに分かれての打合せ、万全を期して参加を待ちました。

研究大会ではこのブログでも再三紹介しました元熊本県公立高等学校校長会長で県教育委員会の教育次長等を歴任された川上清司先生による「心の貯金箱」と題した講演がありました。先生の包容力のあるお人柄と豊富なご経験による心温まる内容で参加者の皆さんの心を掴み、今後の活動に大いに示唆を与えたものとなった確信しています。また、鹿本高校、玉名工業高校のPTAの皆さんの発表も素晴らしく有意義な研究大会となりました。

昨年はコロナウイルス感染拡大の影響で中止となり、本年もコロナ禍で開催できるかどうか気を揉みながらの準備でしたが、実施でき本当に良かったと感じています。育友会と教職員が一致協力したとても素晴らしい研究大会となりました。皆様方に心から感謝しています。

  

 

 

 

最後の体育研究会の女性部会が本校で開催されます!

高校では各教科で研究会が実施されています。中でも保健体育科は県大会はもとより地区別研究会、定時制・通信制部会や女性部会が熱心に開催されています。その女性部会が本年度を持って終了することとなりました。保健体育科は職員室も「体育教官室」と呼ばれ、男社会の象徴のような教科です。そのような中で女性の体育の先生はほとんどが1人、おられない学校もあります。

女性部会は女性の先生方が独自での研修や、日頃男性の先生方には言えない悩み事などの共有を行うために結成されたのではないかと思います。その最後の女性部会の研究会を本校で12月3日(金)に実施されることとなりました。研究会では研究授業を本校が初任で3年目になる岩崎緑先生が行います。何とも言えない感慨深いものを感じます。私も同勤の女性の先輩先生に誘われ、女性部会の先生方と一緒に県立劇場で創作ダンスの発表を行ったこともあり、今ではとても懐かしく、良い経験となりました。

今日はその研究会開催の挨拶に女性部会長の熊本商業高校の山下史先生がわざわざ来校してくれました。本校生の授業で最後の研究会が有意義なものになればと思っています。

今週から11月上旬まで行事が目白押しです!

本当に月日の流れが早いです。今日は芸術鑑賞としてサックス奏者MALTAさんの演奏会があります。生徒たちが楽しんでくれればと思っています。今週末10月23日(土)にはこのブログに前回掲載した「城北地区公立高等学校PTA指導者研究大会」を当番校として菊池市文化会館で実施します。また、その翌週の10月30日(土)には商業科が企画した地域活性化イベント「菊高ジャック」を開催し、婚活パーティー、子どもたちのハローウィンパーティ、販売実習等を行います。このイベントは地域からの全面的なバックアップを頂いており、菊池市と菊池市観光協会との共催で行います。その日は育友会林の活動も同時進行します。

また、11月2日(火)には昨年度と本年度文部科学省の指定を受けている国立教育政策研究所「教育課程研究指定校事業(商業)」に係る研究協議会も開催し、文部科学省の教科調査官や県教育委員会の先生方、県内の商業科の先生方が来校されます。さらに11月4日(木)には蒲島郁夫知事が本校にお出でいただき、「知事の出前ゼミ」を全校生徒の前で実施していただきます。かなりの競争率の中から本校を選んでいただいたと聞いています。本当にありがたいことです。次の日の11月5日(金)は1年生の本校ならではの伝統行事「育友会林活動」です。

このように行事が目白押しで、まさしく「働き方改革」には逆行し、先生方に多大な負担を強いており、大変心苦しく思っています。これらの行事を生徒たちの笑顔とともに全職員で力を合わせて楽しく有意義に実施できればと思っています。

 

 

 

 

 

城北地区公立高等学校PTA指導者研究大会の当番校です!

本年度、本校は城北地区公立高等学校PTA指導者研究大会の当番校です。その研究大会を10月23日(土)に菊池市文化会館の大ホールで開催します。昨年度は高森高校が当番校でしたが、コロナウイルス感染拡大の影響で中止となりました。その関係で育友会の役員の皆さんも本校の担当職員も前年度の研究大会を見ることなく、苦労しながら準備をしているところです。

本日は総務部長の塚本先生が準備してくれた、色々なことにしっかり配慮した詳細な資料により本番前の最終打合せを実施しています。研究大会は城北地区の14の高校からPTAの役員と関係職員が集まり実施されます。コロナ禍で人数制限をしての実施とはなりますが、現在の感染状況からすると何とか開催できるのではないかとうれしく思っています。

この研究大会では記念講演として元熊本県公立高等学校校長会長で済々黌高等学校長の川上清司先生に「心の貯金箱」と題した講演をお願いしています。私が若い時から公私ともに親しくご指導いただいている先生で県内の多くの先生方からも憧れの存在として慕われている先生です。間違いなく素晴らしい話が聞けますので、当日は本校のできるだけ多くの保護者の皆様方にも講演を聞いて欲しいと思っています。

本日も多くの育友会の役員の皆様方にお集まりいただき、熱心に協議いただいています。役員の皆様方のご協力とご支援には行事のたびに感謝しています。当日も素晴らしい有意義な研究大会になると思っています。

 

 

 

菊池市役所からのバックアップは大変心強く、心から感謝です!

再三記載していますが、本校の活性化のために菊池市役所から様々な支援を受けています。来年度新設する普通科の「未来探究コース」と「地域探究コース」で実施する探究学習や商業科の課題解決学習では行政や地域の企業や機関・団体との連携が不可欠です。また、それらと連携してどのような具体的な教育活動を展開していくかを現在いろいろな方々の経験や知恵をお借りしながら検討をしているところです。

昨日も菊池市役所の関係者と市としてどのような支援ができるか、本校としてどのような支援を求めているのか、というような協議をさせていただきました。協議の中でも本校の活性化が地域の活性化につながるという市役所の方々の大きな期待と熱い思いがひしひしと伝わってきました。また、市民の皆様方に向けた本校の活動のPRにも協力いただいており、市役所前へのPR看板の掲出や市政だよりへの掲載なども快く承諾いただいています。

11月1日発行の市政だよりでも今回の学科改編や本校の目指す教育などについて丸々1ページを使って掲載していただくこととなっており、本日もその取材をしていただきました。市役所のこのようなご支援は大変心強く、地域の高校として「選ばれる菊池高校」となるべく、これからも努力しなければならないと思っています。

充実した中身の濃いオープンスクールとなりました!

オープンスクールを本来なら8月23日に予定していましたが、ちょうどその時期にコロナウイルスの感染が拡大したため延期をし、本日の実施となりました。残念ながら参加は生徒が90名と保護者等が19名と決して多くはありませんでしたが充実した説明会ができたと思っています。

いつも中学校への説明会にも赴いてもらっている商業科主任の椎葉先生と教務主任の日元先生が来年度からの学科改編を始め、各科の紹介や本校の教育活動についてわかりやすく、熱のこもった説明をしてくれました。また、生徒会役員が学校紹介の動画とスライドを作成し、2年生の柴田紗希さんと1年生の高木愛美さんがクイズなども交え、生徒の視点で親しみやすく菊池高校を紹介してくれました。

また、熊本大学熊本創生推進機構の工学部土木建築学科准教授の田中尚人先生と学生さんにもわざわざご来校いただき、「まちづくり部」の活動について生徒たちと一緒に発表していただき、本校が熊本大学との連携により学習活動を深めていることをPRしました。田中先生ご自身も高校の中学校への説明会で話をするのは初めてとのことで、かなりのインパクトがあったのではないかと思っています。

この他、普通科の交流会や商業科の体験授業、部活動の見学、体験なども実施し、例年以上に中身の濃い説明会となり、本校の魅力が十分に伝わったのではないかと思っています。先生方と生徒たちが学校の活性化に向け一生懸命、力を注いでくれていることに心から感謝です。