鹿農日記

2019年9月の記事一覧

【1年生】農業と環境

毎週火曜日の5・6限目は、全学科共通で「農業と環境」の授業が行われています。

今週は各科とも実習のようでしたので、5限目にちょっと覗いてきました。

<施設園芸科>

タマネギの種子を播いていました。畝に手で溝を切り

小さな種子を、一粒ずつ播きます。

上から軽く籾殻のくん炭を被せ、完了です。

くん炭には保湿や虫除けなどの効果があり、またこの時期の固い土を被せるより、芽が伸びやすいのだそうです。

 <バイオ工学科>

先週植えたダイコンの芽を観察していました。

葉の大きさなどを測定し、気付いたことを記録しています。

<生活科学科>

バイオ工学科と同じく、ダイコンの芽の測定・観察をしていました。

ダイコンは2学期の全科共通作物なので、施設園芸科も食品工業科も同じような作業を行います。

生活科学科のダイコンの畝にはマルチ(ビニールシート)が被せてないため、雑草を抜く作業も一緒にしていました。

なお、食品工業科は本日、先進地視察研修に出かけているため不在でした。

【バイオ工学科】コチョウランの無菌は種実験

バイオ工学科の1・2年生でコチョウランの無菌は種実験をしました。

2年生は夏休み中の当番実習中に。

1年生は2学期2回目の授業でしました。

2年生の様子です。

クラスメイトの実験操作もチェックしていますね。

1年生は、さやを切る作業に手間取りつつも丁寧に実験ができていました。

1年生、次はシランの無菌は種実験をする予定です!!

無菌操作の手順はもう覚えたかな?期待していますよ~!

思いがけない問い合わせ

※ほとんど字ばっかりの記事ですが、ご容赦ください。

先日、本校HP宛てに、思いがけない問い合わせメールが届きました。

静岡県磐田市にお住まいの、小学3年生の少年からのメールです。昨年、本校3年生の生物の授業でチャレンジした天然酵母の分離の記事(頑張って遡ってみてください)をみて、そこにある酵母の写真を使わせてほしいとの問い合わせでした。

↓ちなみに、この写真です。

書いた本人も忘れているような記事が今でも見られていることを実感し、嬉しいやら怖いやら。すぐにお返事メールを出し、写真の使用を承諾しました。

その後2度ほどメールのやり取りを行いましたが、最終的には保護者の方が顕微鏡を買ってくださり、自分の目で観察した酵母をスケッチして載せることにしたそうで、写真は使用しないことになりました(その方が何十倍もいいですよね)。

しかし、いろいろ参考にさせてもらったので、参考文献等の所に本校HPのURLを載せさせてくださいとの申し出が。なんたる光栄!もちろん、喜んでOKを出しました。

 

今回、写真の使用についてちゃんと承諾を求めたこと、またHPのURLを載せることについても許可を求めたこと、とてもすばらしい事だと思います。

生徒の皆さん、あちこちのHP上の写真、かってにコピペして使ってませんよね?それ、場合によっては犯罪になってしまいますよ。この小学生を見習って、絶対に無断使用をしないようにしてくださいね。

 

磐田市の〇〇くんへ

その後、自由研究どうですか?うまくまとまりましたか?

とおい熊本から、よい結果がでることをいのっています。

【理科】元素の周期律の確認

食品工業科2年の化学基礎の授業で、元素の周期律に関する探求活動を行いました。

元素の周期律とは、元素を原子番号の順に並べたときに性質のよく似た元素が周期的に現れることをいいます。今回は元素の価電子数、イオン化エネルギー、原子半径についてグラフを作成し、変化に周期性が見られるかどうか探求しました。

グラフ作成中です。

単純作業ですが、みんな黙々と取り組んでいます。

グラフができあがったら、ホワイトボードに投射してみんなで確認。(左上:価電子の数、右上:イオン化エネルギー、左下:原子半径)

それぞれの値が周期的に変化していることが、一目で分かりますね。

【生活科学科】赤ちゃんふれあい交流会

9月12日(木)

今日の2年生活科学科『子どもの発達と保育』の授業は、

山鹿市子ども課、山鹿・鹿本・菊鹿児童館に協力して頂き、

赤ちゃんふれあい交流会を行いました。

 

事前に抱っこの仕方や乳幼児の発達段階などを教わりました。

実際の乳幼児はすごく柔らかくて、生徒も緊張気味・・・

代表して4名の生徒が、妊婦体験をしました。

妊娠後期に買い物をしたり、靴下をはくこと、

上の子どもを抱っこすることが大変だったと聞き、

挑戦してみました!

他にも、ミルクをあげたり、立ってだっこしてみたり、

おもちゃや絵本の読み聞かせをしてみたり・・・

最後に、来校して頂いた保育者の方から育児に対する思いや経験を

話して頂きました。

特に男性(父親)の育児参加について、話して頂いたことは、

「夫婦で小さな命を大事に育てること」の大切さを考えさせられる

貴重なお話でした。

12名の乳幼児さん、保護者の方、児童館職員の先生方、

貴重な機会をありがとうございました。

また、ぜひ鹿本農業高校へお越しください!