鹿農日記

2025年11月の記事一覧

人権講話「ハンセン病をめぐる人権」

10月30日(木)中 修一様にご来校いただき、人権講話を行いました。

事前に「ハンセン病」についての学習をし、質問や感想を講師の方に送っていましたので、この日は、丁寧にご回答いただきました。

 

Q「ハンセン病の親から生まれた子供のその後は?」

隔離政策により、療養所内において、結婚の条件としての断種や人工中絶が行われたりした。そのため、生まれた子の数は少ないが、回復者から生まれた子はいる。その子供たちは。小学校卒業まで、親から離れ施設で小学校卒業まで過ごしていた。生まれた子供は、一人もハンセン病になっていない。

Q「今は、ハンセン病は治る病気だが、治った後もなぜ療養所で過ごしているのか?」

1943年にアメリカで「プロミン」という治療薬が発表され、その後日本でも製造できるようになり、さらにいくつかの薬剤を組み合わせた多剤併用療法で、ハンセン病は治る病気となりました。しかし、1996年「らい予防法の廃止に関する法律」制定で90年に及ぶ隔離政策を廃止したため、入所者は、高齢化。そのため、現在も療養所で暮らす方は多い。

Q「高齢の方がハンセン病に対する偏見が多い気がする。啓発活動などを頑張ってほしい。」

今の子供たちは、「ハンセン病」についてよく勉強している。それを正しく理解し、一緒に正しく伝えてほしい。

自分が変われば、人が変わる、人が変われば社会が変わると信じて活動をしている。

 

当事者の貴重な講話を聴講して、様々な人権問題を知ることから正しく理解し、それを周囲の人に正しく伝えて欲しいと思います。これからも、生徒たちは、「人権」について学び続けていきます。

 

食品科学科 美味しい味噌できあがりました

食品科学科では現在、文化祭に向けて毎日、販売する製品の製造やパック詰め・包装などの実習を行っていますニヒヒ今日は6月に仕込みをした味噌をパック詰めする実習を行いました了解国産の麦と大豆にこだわって作った味噌。毎年とても人気のある商品です!半年ほど熟成させた味噌を樽から出してパック詰めしますにっこり今回の担当は1年生です。まだまだ実習に慣れていませんが3年生が頑張って仕込んだ味噌を一つ一つ丁寧にバックに詰めていましたニヒヒ11月15日(土)の文化祭で販売予定です(数に限りがありますのでお早めに)ピース食品科学科では味噌などの発酵食品についても詳しく学ぶことができます。是非、興味がある中学生は食品科学科へ喜ぶ・デレ

農業クラブ全国大会優秀賞受賞

10月22日~24日に開催された第76回日本学校農業クラブ連盟全国大会西関東大会に本校より5人(意見発表1人・農業鑑定競技会4人)の生徒が出場しましたピース意見発表は神奈川県相模原市にある神奈川県立相原高校が会場で分野Ⅰ類に出場しましたにっこりこれまでの取り組んだ山鹿産和栗と赤鶏の取り組みについて堂々と発表しました了解結果は惜しくも入賞できませんでしたが高校生活最後の大会で県大会、九州大会と最優秀賞を受賞し本校からも20年ぶり意見発表で全国大会出場と記録を残し健闘しましたニヒヒ

農業鑑定競技会は山梨県笛吹市にある山梨県立農林高校が会場で分野草花・食品・生活に出場しましたピースそれぞれこれまでの学習の成果を発揮し、食品と生活の部で優秀賞を受賞することができました王冠出場した5人は学校・熊本県・九州代表として立派に日頃の学習成果やプロジェクトでの取り組みの成果をそれぞれの発表・競技で力を出し切ることができましたピース全国大会に向けてご声援など応援頂いた皆様、ありがとうございました笑う