日誌

2025年6月の記事一覧

介護実習始め式(福祉科全学年合同)

 本校福祉科を含む福祉系高校には、「介護実習」という科目があります。

生徒は地域の福祉施設に行き、介護技術やコミュニケーション技法等をより専門的に学びます。

これは「介護福祉士」国家資格を取得するために必要な実習であり、現場での活動を通して人としても大きく成長できる、他の教科にはあまりない体験型学習です。

その介護実習を控え、福祉科合同で「介護実習始め式」を実施しました。

 まずは、それぞれの学年代表者が決意を述べました。

1年福祉科 一川さん

 「1年生にとっては初めての実習で不安が大きい。クラスみんなで協力して乗り越えたい」

2年福祉科 城戸さん

 「今回は利用者様をアセスメントする課題がある。昨年の経験を生かして取り組みたい」

3年福祉科 川添さん

 「集大成となる最後の実習。アセスメント→介護計画の立案→介護計画の実施→評価までの『介護課程の展開』を実施する難しい課題に挑戦する。成長した姿を見てほしい」

校長先生からは、「人はどうしてもできないことを気にしてしまう。実習中は、できなかったことよりもできたことを大切にしましょう。成長を実感できれば、次に繋げることができる。そしてみなさんは、『人を幸せにする立場』になる人が多いと思うので、自分も幸せであること。」という助言をいただき、生徒は一段と顔つきが変わりました。

後ろから様子を見ていましたが、3年生の背中が大きく見え、風格すら感じました王冠

後輩たちにもしっかり伝わっていましたグループ

また、福祉科の生徒を激励するために、進路指導主事や3学年主任、教務主任、各担任も参加してくれました。

笑いあり、涙ありの式となりましたキラキラ 

介護実習期間:3年生 6/19〜7/16、1・2年生 7/22〜7/31

地域福祉に貢献(2年福祉科)

芦北高校レオクラブの活動の一環として、道の駅芦北でこぽんにて芦北ライオンズクラブ主催の「献血」のお手伝いをさせていただきましたピース

生徒は3班にわかれ、献血の呼びかけPOP作成いきいき健康体操血圧測定の準備をしてきました。

いよいよ、当日!生徒はこの日が待ち遠しかったようです。

  

あいにくの天候でしたが、30名近くの方々に来場していただきました。

生徒は、地域福祉の発展のために活動できた喜びを感じていました。

ピンクのレオクラブベストが似合ってますキラキラ

 

人とうまくやる力を一緒に学びましょう!

本校スクールカウンセラーの原田温子先生によるストレス対処教育講演会が行われました。

 

何かとストレスの多い現代社会において、どうストレスに対処していくかは必要なスキルとなっています。

今回は学年を跨いだグループを作りその中で演習を行いましたキラキラ

グループ内で自己紹介・他己紹介をしていきます。その際に

①あいさつは元気よく

②表情はさわやかな笑顔

③目は相手の目を見る

④聞こえる声で

⑤話し方ははっきりときちんと

にポイントを置いて行いましょうとのことでした。お知らせ

生徒たちは普段組むことない先輩や後輩たちと話すということで少し緊張している様子でした。

グループ内での気づきや感想を3年生が代表して発表しましたが、1年後には全く新しい環境に出ていく3年生にとっては良い経験になったのではないでしょうかグループ

最後にお礼の言葉を人権委員長が行い、その中で「ソーシャルスキルは誰でも伸ばせる。小さな1歩から挑戦。無限の可能性を秘めている」という最後のまとめが印象に残っているとのことでした。

 

これからの生活には欠かせないスキルだと感じられる講演会でした花丸

『避難行動要支援者』当事者視点学習ゲーム(福祉科2・3年生)

熊本学園大学 社会福祉学科の黒木教授とゼミ生7名を講師に迎え、高大連携による出前授業が行われました。

その名も『避難行動要支援者』当事者視点学習ゲーム会議・研修

ちょっと難しそうなタイトルで、生徒も少し困惑していましたが。

つまりは、「災害時に自力での避難が難しい方の立場になり、その時々にどんな支援を必要とするかをゲームを通して体験しよう!」ということです。

このゲームは、熊本市にある福祉施設「リデルライトホーム」等と共同開発されました。

 

まずは、熊本県内のハザードマップを見ながら、災害が起きてからどのくらいの時間で被害が大きくなるのかを学びました。

いよいよ、各グループに大学生が入りゲームがスタートしますキラキラ※ボードゲームのようなもの

生徒は「車いす利用者」「知的障がい者」「身体障がい者」などの支援を必要とする当事者になります。

避難時に、自身の置かれている状況によって役立つ支援があるとその社会資源をゲットでき、「幸福度」が増します。

一方で必要とする支援が周りにない場合、生徒は不安になり「幸福度」が減ります。

そういったことを繰り返しながら、社会資源を早くゲットし、幸福度を表すポイントを競います。

  

本校農業科が作ったメロンパンをお土産に差し上げたところ、大変喜ばれましたにっこり

会が終わった後も大学生と少し話ができたようで、高校生は最後まで楽しそうでしたグループ

(林業科)第1回校内鑑定競技大会

6月4日(水)5・6限目に第1回の校内鑑定競技大会が行われました。

農業クラブの活動の一つで教科の学習や学校農業クラブ活動で身につけた農業に関する知識・技術を活用し、鑑定・診断・審査・計算等によってその実力を競い合う競技です。

林業科は毎年森林分野で出場しています。

樹木の鑑定をしたり、道具の名称を答えたり、計算問題もあります汗・焦る

森林に関する知識が問われる競技になります。

 

3学年共に同じ問題を解くことになりますので1年生は入学して日が浅いながらも頑張って勉強をしていました鉛筆

今回の成績と次回の成績を参考に校内代表を決めて、県大会に臨みますキラキラ

次の予選会試験も頑張ってもらいたいです(K)