日誌

介護実習始め式(福祉科全学年合同)

 本校福祉科を含む福祉系高校には、「介護実習」という科目があります。

生徒は地域の福祉施設に行き、介護技術やコミュニケーション技法等をより専門的に学びます。

これは「介護福祉士」国家資格を取得するために必要な実習であり、現場での活動を通して人としても大きく成長できる、他の教科にはあまりない体験型学習です。

その介護実習を控え、福祉科合同で「介護実習始め式」を実施しました。

 まずは、それぞれの学年代表者が決意を述べました。

1年福祉科 一川さん

 「1年生にとっては初めての実習で不安が大きい。クラスみんなで協力して乗り越えたい」

2年福祉科 城戸さん

 「今回は利用者様をアセスメントする課題がある。昨年の経験を生かして取り組みたい」

3年福祉科 川添さん

 「集大成となる最後の実習。アセスメント→介護計画の立案→介護計画の実施→評価までの『介護課程の展開』を実施する難しい課題に挑戦する。成長した姿を見てほしい」

校長先生からは、「人はどうしてもできないことを気にしてしまう。実習中は、できなかったことよりもできたことを大切にしましょう。成長を実感できれば、次に繋げることができる。そしてみなさんは、『人を幸せにする立場』になる人が多いと思うので、自分も幸せであること。」という助言をいただき、生徒は一段と顔つきが変わりました。

後ろから様子を見ていましたが、3年生の背中が大きく見え、風格すら感じました王冠

後輩たちにもしっかり伝わっていましたグループ

また、福祉科の生徒を激励するために、進路指導主事や3学年主任、教務主任、各担任も参加してくれました。

笑いあり、涙ありの式となりましたキラキラ 

介護実習期間:3年生 6/19〜7/16、1・2年生 7/22〜7/31