学校生活(芦高ブログ)

芦高ブログ

平成26年度学校評価を公開しました。

今年度の本校の教育に関する評価をPDFにて公開しました。

公開内容は、教育目標、自己評価、関係者評価、
次年度への課題・改善方策についてです。


ご覧の際は
 こちらをクリックしてください。

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2学年 人権・同和教育講演会

 本日、2学年人権・同和教育が福祉科の居宅介護実習室で行われました。
 今回は、「水俣病から学ぶこと」という題名で、坂本しのぶ 様を講師として招き、講演をして頂きました。
   
 坂本 しのぶ 様の紹介
      これが、わたしの人生    
                        作詞:坂本 しのぶ
 2年前からかな 去年からかな 水俣病の50年だった
 私にとって おそかったと 自分自身で歩んでいくことが
 いつも誰かの 言うがまま 一人で歩いて いこうとせんじゃったと
 人のせいに するわけじゃないけど でもやっぱりあまえた 自分もわるい
 自分の人生は 自分できちんと 考えていきたい そう思うようになった
 障害者への差別 やめてほしい 水俣病も同じやな
 なのにどうして私ばかり特別扱いするんだろう
 友達もいいよったばってん 一緒にみてほしい
 ただ水俣病は加害者がおり それを伝える責任があるから
 いまこうして 話してる
 みんな長く生きて 私を一人ぼっちにせんで
 一緒に手をつないで生きたい あなたと一緒に
 私も鳥になって いろんなところばみてみたいな
 ひとりでアパートに住んで 子供にもどってみんなとはしったり
 恋の話もしてみたい
 いつも自分から人を好きになりました
 でも50歳になって はじめて告白されました
 わたしはバカやっで 本気ちおもてうかれて悩んで
 本気も冗談もわからん女でした いっぱい好きになって いっぱい好きになって
 それでもぜんぜん 実りませんでした
 みんな長く生きて 私を一人ぼっちにせんで
 一緒に手をつないで 生きたい あなたと一緒に 
 水俣病にならんば 私の人生は でもこれが私の人生
 これからは自分自身で この道を歩いていきます この道を歩いていきます

 講演では、あまり時間も無かったため、本校生による質問に答える形で講演が進みました。
 最後に、お礼の言葉を2年農業科の新村さんが行い、講演が終了しました。
 
 昨年から引き続き2回目の講演ありがとうございました。
 毎回、貴重なお話が聞けて、生徒達も真剣に講演を聞いていました。
 本日は、お忙しい中芦北高校に来ていただき誠にありがとうございました。
 
 
 

農場に春よ来い

3月1日に卒業生を見送りましたが、今日は多くの中学生が芦北高校を受験しに来てくれています。朝から寒の戻りで雪がちらつく場面もありました。そんな寒い芦北高校ですが、農場にはもう春が来ています。
 
上の写真は種まきの様子です。
農業科1年生で昨年末~年明けにかけて春に咲く草花の種をまきました。
草花の種はとても小さいのでピンセットを使います。
種をまくのは、「セル成形トレイ」といわれる小さく仕切られた箱が連結しているトレイです。
芦高で使用しているのは288連結のトレイで、1トレイ種をまくのに、慣れた人でも40分かかります。まさに根気のいる作業です。

 

それから2週間程度ハウスの中に作った育苗トンネルの中で育苗するとこうなります。
外の気温はマイナスまで下がりますが、トンネルの底には電気で温める温床になっており、5度以下にはならないよう管理していきます。みんなお日様の光を求めて葉を広げています。

葉が展開したら、3号のポリポットに鉢上げします。細くてか弱い苗を傷つけないよう一つずつ丁寧に行います。そしてそのまま春まで大切に育苗します。

そして現在・・・(種まきから約2ヶ月経過)
 メランポジウム↓                                      ペチュニア↓葉には毛がびっしり。寒さに強い。
 
松葉ボタン↓  この葉に癒されます。                 トレニア↓                                                 
 
マリーゴールド↓硬いつぼみを付けています。



みなさんに特に紹介したいのが、下の写真の「ポリアンサ」です。
今年芦高で栽培しているポリアンサは、バラの花のように花びらが重なって咲く八重咲きの品種で、その小さくも華やかな美しさから人気があります。
 
ハウスに来る生徒たちはみな口を揃えて「先生、これすっごくかわいいですね。」と言ってくれます。プラスチックポットに上げても手のひらサイズなので一層愛くるしい姿です。
葉もフリルが付いているので、まるでドレスをまとった女の子のようです。

寒い中でゆっくりと成長する花たちも、私たちが「可愛い!」と言っているのを理解しているように堂々としています。
まだまだ寒い日が続きますが、もう春はすぐそこです。

先進地視察研修(1年農業科)

先日農業科1年生16名が先進地視察研修に出向きました。
まず訪れたのは、宇城市三角町戸馳の有限会社宮川洋蘭さん。
こちらでは胡蝶蘭をはじめデンファレ、カトレア、オンシジュームなどおよそ300品種を栽培され、その中でもエピデンドラムでは育成品種で特許を取得し、全国コンクールでは農林水産大臣賞を受賞された経験もある農業法人です。
見事に仕立てられた洋蘭を前に、蘭にあまり親しみのない生徒たちも圧巻されて、担当の西さんのお話に一生懸命耳を傾け、メモを取っていました。
  

次に訪れたのは、宮川洋蘭さんから車で10分ほど走ったところにある「食と農の体験塾」です。こちらでは、クッキー、ピザ、パンの石釜焼き体験ができます。塾長の宮田さんに出迎えられ、まずはパン生地をこねます。
「あっという間にピザ、パン、クッキーをつくるけんね!」
との宮田さんのお言葉の通り、40分ほどですべて作ることが出来ました。
お手製の石釜に生地を入れれば、数分で焼き上がり、そのあまりの美味しさに生徒も職員も大興奮!!
        

最後に有機栽培されているお米をお手製の釜で炊いて、みんなでおにぎりを作りました。
炊きたてのお米はとても美味しくて、パンにピザにクッキーを食べた後でしたが、
女子でも大きなおにぎり2個をぺろりと食べていました!
  

おなかいっぱいになった後は、塾長の宮田さんから「食べることの大切さ」についてお話を頂き、その中でも「なにがなんでも健康が一番。そのためには美味しくて体にいいものを食べること」というお言葉が、生徒たちにはとても印象的だったようです。

 
素晴らしいお話を聞かせていただいた宮田さんにお礼を伝え、最後に向かうは、熊本県営畑地地帯総合整備事業大口地区果樹園です。

  
およそ11haの広大な土地は、スピードスプレーヤ(乗用薬剤散布機)がすべての区画が通れるよう整備がされていたり、高品質なミカンを栽培できるようにかん水(水やり)の量が調整できるようになっていたりと様々な工夫がされていました。
また過去に台風で壊滅的打撃をうけた経験から、全区画に防風ネットと防風林が設置されていました。

すべての研修を終え学校に戻った生徒たちは、みな「勉強になりました!」と口を揃えていました。この研修を通して、また一つ生徒たちの成長が見られた1日となりました。

空手道部 1、2年生大会


熊本県高校空手道1、2年生大会が
八代市東陽町の 東陽町スポーツセンターで開催されました。
今大会は、学年別の大会で
 1年生男女 個人形、個人組手、団体組手
 2年生男女 個人形、個人組手
があり、
本校から3名が、個人組手にそれぞれ出場しました。

大会結果
 1年個人組手  準優勝  釜 (1年林業科・湯浦中)

今回の課題を生かして稽古に励みたいと思います。

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平成26年度 作文講演会

 本日、午後より総合学習室で、1・2年生を対象とした作文講演会が行われました。
 講師として、学校教育みらいの玉田 様に来ていただきました。
 
 講演の前に、学校長より、挨拶と講師紹介が行われ、講演が始まりました。
 
 講演では、作文の書き方の指導の他、生徒に様々な質問の投げかけなどが行われため、
生徒達もドキドキしながら集中して講義を聞いていました。
 
 最後に、お礼の言葉を2年福祉科の塩坂さんが行い、講演会が終了しました。
 
 学校教育みらいの玉田 様本日は、お忙しい中芦北高校で御講演頂き大変感謝しております。
 特に2年生にとっては、本日言われたことをしっかりと実践し、進路実現につなげたいと思います。
 本日は、ありがとうございました。

2年林業科・芦北支援学校佐敷分教室合同しいたけ種駒打ち実習

 本日午後から、2年林業科の生徒と芦北支援学校佐敷分教室1・2年生の皆さんと合同でしいたけ種駒打ち実習を行いました。
 この合同実習は、今年で2回目で、お互い楽しみにしている実習です。
 まず、クラスを代表して2年林業科の中島くんより歓迎の挨拶が行われ、その後しいたけについてと今回の実習の説明が行われました。
  

 説明後、種駒打ちと原木(クヌギ)に穴をあける班に分かれて、実習が始まりました。
 種駒打ち
  
  
 原木穴空け
  

 実習中は、お互いに協力し合い、笑顔あふれる実習となりました。
 今回の実習で約100本のしいたけ(種駒打ち込み)原木を作ることができました。
 最後に、2年林業科の原屋くんと佐敷分教室1年生の大洲さんが代表してお互いにお礼を述べました。
  

 今回も実習を通して、お互いの交流も深められ、楽しく実習を行うことができました。

  
 芦北支援学校佐敷分教室の生徒の皆さん、2年林業科の生徒の皆さん実習お疲れ様でした。
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1年林業科 みねさき実習

 本日、1年林業科の生徒がみねさきにあるサクラの補植を行いました。
 現在のみねさきは、梅の花が咲いておりみねさきの道に沿ってきれいに咲いています。
 また、サクラの花も何本か咲いており、春の訪れを感じることができます。
   

 生徒がみねさきの山を登り、約30本のサクラの苗木を捕食しました。
 捕食したサクラがしっかり根付いてくれることを願いながら、一生懸命補植を行っていました。
 
 何年後かにしっかりと定着し、大きくなったサクラを見れるといいですね。
 1年林業科の生徒の皆さん、お疲れ様でした。

2201

第66回 卒業証書授与式

 本日、卒業式が行われました。
 天気は、雨でしたがたくさんの来賓の方、保護者の皆様にお越しいただきました。
 まず、卒業生の入場からです。
 
 入場後、開式の辞、国家斉唱、卒業証書授与が行われました。
 開式の辞
 
 卒業証書授与
  農業科
 
  林業科
 
  福祉科
 

 その後、校長式辞、熊本県教育委員会あいさつ、来賓祝辞が行われました。
 来賓祝辞として、熊本県議会議員の山本 様、芦北町町長の竹﨑 様、育友会会長の大園 様よりそれぞれご祝辞を頂きました。
 
 
 その後、来賓紹介、祝詞・祝電披露が行われました。
 そして、送辞を現生徒会長の堤くんが行いました。
 
 答辞を旧生徒会長の今藤くんが行いました。
 
 答辞後、唱歌「仰げば尊し」「蛍の光」、校歌斉唱後、閉式の辞となり授与式が終わりました。
 来賓の方の退場後、式後行事として記念品目録贈呈が行われました。
 記念品目録贈呈は、峰本さんが行いました。
 
 その後、保護者代表挨拶が行われました。保護者代表として鎌畑 様より挨拶を頂きました。
 
 卒業生退場
 農業科              林業科              福祉科
 
 
 卒業生退場後、3学年主任より保護者の方への挨拶が行われ、保護者の方は副担任の誘導のもと各教室に移動しました。各教室では、最後のホームルームが行われました。
 
 
 3年生の皆さん、卒業おめでとうございます。そして保護者の皆様、卒業おめでとうございました。
 良い卒業式になって本当に良かったと思います。3年生にとって思い出に残る卒業式になったのではないでしょうか。
 また、卒業証書授与式では、足元の悪いなか、多数のご来賓に参加して頂き、誠にありがとうございました。
 今後とも、芦北高等学校をよろしくお願いいたします。