日誌

カテゴリ:福祉科

心の輪を広げる体験作文「最優秀賞」、「優秀賞」受賞(福祉科)

熊本県「心の輪を広げる体験作文」高校生の部において、最優秀賞に3W才籐さん、優秀賞に3W森山さんが選ばれました。おめでとうございます王冠

表彰式が熊本県立図書館で行われ、最優秀賞の才藤さんは木村知事から表彰を受けました。

 

 

 才藤さんは、「これまで関わってきた中で大切にしたいこと」と題して、福祉科に入学してから「しょうがい」について向き合う覚悟についてを記したそうです。才藤さんは、大切にしたいことが2つあり、それは価値観を否定しないこと、特別扱いしすぎないこと、とのことでした。「しょうがいや疾患に注目するのではなく、その人自身について考える社会になってほしい」と願っていました。

 

内閣府は、障がい者の福祉についての関心と理解を深めること等を目的として、

毎年12月3日から9日までの期間を「障害者週間」と定めています。

ぜひ、この機会に各家庭で「共生社会」について話題にしてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、今年度の内閣府「障害者週間のポスター」小学生区分において、熊本県人吉市の小学生の作品が「最優秀賞」作品に選ばれたとのことでした。

県産業教育振興会「産学懇談会」(福祉科)

標記の会が熊本学園大学にて行われました。

会では、専門高校生による研究発表もあり、県内福祉系高校を代表して、本校2年福祉科による「バリアフリー研究」の実践発表をしました。

また、「専門高校生による作文コンクール」において、本校1年福祉科の遠山さんが優秀賞を受賞し、表彰式が行われました。

参加した4人の生徒は堂々とした態度で、とても素晴らしかったですにっこり

沖縄県真和志高校とオンライン交流(3年福祉科)

今年で3回目となった沖縄県立真和志高等学校の「みらい福祉科」との交流会グループ 

例年と違い、それぞれで実施している介護実習のまとめと学校の取組を紹介しました情報処理・パソコン

スタートから、お互い画面上で手を振ったりしながら、楽しい雰囲気で交流することができました!

最後は、1月末に控えた介護福祉士国家試験の合格に向けて、お互い「頑張っていこう」と誓い合いましたお知らせ

生活支援技術の授業(福祉科1年)

壁新聞の写真を撮りに行った帰り、たまたま福祉科1年生が実習をしていたので授業にお邪魔しました。今日は「着脱介助」の実技テストに向けた練習を行っていました。

今回は、80歳女性で左片麻痺があるが、ベッドには腰掛けられる状態で、パジャマから上着に着替えるという設定の着脱を解除するという課題です。

手袋をしている左側が麻痺のために動かないかたの着脱を解除していきます。

ただ脱ぎ着をさせるのではなく、自分でできる部分はしてもらい、できないところを介助していきますが、体調に変化がないか、痛いところはないかなど、様々なことに配慮しながら進めていきます。

忘れがちですが、麻痺があるため座っていると倒れやすいなども考慮しながらなので、着脱と言っても、考えることややることはたくさんあります。

早くできることだけが、いいという訳でもないようです。ベッドメイク等行いましたが、なかなか慣れない作業に苦労しているところもありましたが、何事も繰り返し練習ですね。次回はテストらしいです。頑張ってください。(K)

介護の日inくまもと2024

11月11日(いい日、いい日)は「介護の日」

熊本県主催のもと、市民会館シアーズホーム夢ホールにてイベントが開催されました!

イベントでは、「高校生による福祉体験発表」と「バリアフリープレゼン大会&講演会」、「介護クイズ甲子園」、「UDe-スポーツ体験会」などが行われました。

高校生による福祉体験発表」には、県内の福祉を学ぶ各校から選出され、本校からは福祉科1年の須崎さんが出場しました。

須崎さんは「将来は介護福祉士として働き、もらった愛を繋いでいきたい。」と、木村知事も御観覧される中、やさしくそして力強く発表してくれました。

第2位「優秀賞」を受賞し、九州ブロックに選出されることになりました星

 

 

バリアフリープレゼン大会」では、授業で実施した芦北まち歩きバリアフリー調査、校内1日車いす体験を元に、クラスで話し合った課題や解決案をまとめ発表しました。福祉科2年からクラスを代表して3名の生徒が発表しました。

 介護の日inくまもと facebookはコチラ→ https://www.facebook.com/kaigonohi.kumamoto/

パラスポーツ体験会が行われました(福祉科)

本日は、福祉科の全学年を対象としたパラスポーツ体験会が実施されました。

NPO法人ひとづくりJAPANネットワークの皆さんにご協力いただきました。さらに今回は、今年開催されたパリパラリンピック陸上競技200mに出場した井谷俊介様にもご講演いただきました。(井谷俊介オフィシャルサイト

「夢の力」という演題で、これまでの軌跡についてでしたが、野球などのスポーツをやる中、カーレーサーを目指していたこと。交通事故に遭い、右脚の膝下を切断することになり、突然、障がい者となったこと、義足への期待と現実のギャップ、心身の落ち込みなどを友人や家族の支えがあり、前向きになれたこと。

義足をつけて初めて走ったときの風の音や爽快感、支えてくれ人を笑顔にしたいという思いから、陸上のパラアスリートを目指すという大きな夢への挑戦が、さらに人生を変える出会いを生み、順調に記録を縮め結果を残すことでおごり、自分を見失い、東京パラリンピックは落選することになった。

落ち込んだ時期もあったが、自分が何をやりたかったのかという「原点に立ち返る」ことで再出発することができたはずが、代表選考レースではケガでまともに走ることもできなかった。

しかし、パリパラリンピックに出場を果たし男子200mで7位入賞を成し遂げた。

周囲の支えや助けがあったからこその今の自分がいることや「夢を持つ」「感謝する」「諦めない」「人の為に頑張る」ことが大切であるというお話でした。とても興味深く聞くことができましたし、全校生徒に聞かせてあげたいと思う内容でした。

後半は、パラスポーツ体験へと移ります。今回は、車椅子をつかったスラローム競技とシッティングバレーの2種目を体験しました。

スラロームは、30mのコース上に赤と白のピンが置かれたコースを車いすを操って、前進、後進させて走りタイムや正確性を競う競技だそうです。

詳しくはこちらを→https://www.youtube.com/watch?v=OWnvTdrikk0&t=41s

シッティングバレーボールは、6人制ルールと大きく違いはありませんが、でん部を床につけた状態でプレイすることやコートの大きさ、ネットの高さといった違う点はあります。

詳しくはこちら→https://www.youtube.com/watch?v=Oubqi4kqORQ&t=120s

 

スラロームは、結構難しそうで、ピンを倒さないようにゆっくり進むのが精いっぱいのようでした。シッティングバレーは、楽しそうにしてました。(K)

バリアフリー調査(福祉科2年)

福祉科2年の授業では、現在、バリアフリーについて学んでいます。

今回は「誰もが住みやすい芦北町」と題して、グループ毎に車いすや高齢者疑似装具を付けて芦北町を回りました。

場所は佐敷駅、スカイドーム、コミュニティセンター、図書館、道の駅でこぽん、専妙寺、スーパーひらき、佐敷川緑地公園です。

もしかしたら、その様子を道中やお店等で見かけられた方もいらっしゃるかもしれませんねにっこり

   

   

  

  

あちこちで調査をしましたが、普段何気なく利用している場所も、車いすだと通りにくかったり、届かなかったりと不便を感じる箇所もあったようです。

小さなお子様と遊びに来られていた方は「子育てしやすい街だと嬉しいですね。来やすい、利用しやすい遊び場があると、安心できる」とのことでした。

地域の方々にもインタビューをしました。「買い物しやすいように、店員さんやお客さんに声をかけてもらえると助かる」とのことでした。「普段、生活しながら少し周りを見て、困っている人がいれば勇気をもって声掛けができるあたたかい心を持ち合わせたいな」と生徒が一言。私はハッと!生徒から学ばされました。

帰り道、車いすを自操しながら学校に戻っていると、道路工事をしている方々が、歩道上の落ち葉などをサッと箒で掃き、道を空けてくださりました。生徒が「この気遣い、嬉しいね」と話しながら、笑顔で帰る様子が印象的でした。

ー「住みやすい街づくり」ー 

環境がよくなることもそうですが、人と人、心と心のつながりこそが住みやすさ・生活しやすさになる一番大事なことなのかもしれませんねキラキラ

 

次の日、「1日車いす体験」と題して、学校内を車いすで生活しました。

   

机と机の間の狭さ、段差、高さ、いろんなバリアを感じながら1日過ごしました。

そんな中、福祉科の生徒がトイレに行くとき、段差を乗り越えられずにいると、別の学科の生徒が車いすを押してくれたようです。クラスも部活も違うこの生徒は、きっと車いす操作なんて専門的に学んだ経験もあまりないのに、何のためらいもなくパッと手を貸す姿。見ていてほっこりしました。

 

私たち福祉科の授業では、介護者(支援者)として車いす操作や介助方法について学んでいます。

しかし、意外に当事者目線で体験する機会は少なかったなと改めて感じました。 

高齢者、障がい者、子育て中の親、小学生から大人まで、いろんな人のことを考えるきっかけになりました。

芦北町役場の方にもご協力いただきながら、これからも学びを深めていきたいと思います。

避難生活支援講習会(福祉科3年)

福祉科3年生では、災害で被災した方の不安を軽減するための事前の備えや対処、支援の方法を学ぶ講習会が日本赤十字社熊本県本部から講師を招いて行われました。

その中でも「知って役立つ知識や技術」では、ホットタオルの作り方を学びました。温かいタオルで体をふくことで、清潔に保つだけでなく、心身の緊張もほぐすことができるそうです。

タオルを2つ準備して1つは広げて置き、もう1つは、畳んでビニール袋の中に入れて、そこに熱湯をかけるそうです。

次に、下に敷いたタオルで巻きずしを作る要領でギュッと丸め、それを広げるとホカホカのホットタオルの完成です。巻くのに使ったタオルも温まるので、肩にかけたりして利用できるようです。中のタオルはかなり熱々なので注意して触ってください。

まぁいろいろな利用法がありそうですね。温かいタオルとかおしぼりってもらうと嬉しいですよね。そんな感じで心をほぐしてくれるんですね。(K)

詳しい作り方は以下のリンクをご覧ください。

ホットタオルのつくりかた【日本赤十字社埼玉県支部】

介護実習中です!(福祉科2年)

昨日に引き続き、本日は介護実習中の福祉科2年生の様子を見てきました。サービス利用者一人一人の個性や生活のリズムを尊重した個別ケアの実践を中心に介護実習を行うということで、担当のサービス利用者に付いて実践的に学ぶそうです。

今日は、サービス利用の担当ではありませんが、機能回復訓練の見学をしているところにお邪魔させていただきました。つい手を貸してしまいたくなりますが、そこはぐっとガマンですね。生徒に話を聞くと利用者のために何ができるのかどういった支援がいいのかと考えながら実習に当たっていることが分かりました。

メモを取っていたので、どんなことを書いたのか聞くと、利用者の状態によっては使えない器具などもあり、どんな状況(ペースメーカー装着)のときに、例えば電磁波を出すような器具を使うことはできないなど、大事なことを書き取っていたようです。これは、とても大切なことだと思いました。私もメモ帳買おうかと考えてます。

それと、今年3月に卒業した元生徒とも久しぶりに会うことができました。元気そうに頑張っている姿を見ることができてよかったです。(K)

福祉体験実習中です!(福祉科1年)

福祉科1年生は、福祉体験実習を10月1日(火)~10日(木)まで行っています。7月下旬にも行っているので今回は2回目となります。入学して6ヶ月が過ぎ、福祉に関する多くのことを学んできたと思います。

実際に施設の実習を通して、これまでの学びの成果を出すことができているのでしょうか?今回は、水俣市の「白梅の里」様と「あけぼの苑」様を訪問させていただきました。

まだ実習2日目で緊張も取れていない様子でしたが、頑張ってました。利用者様のほうから気さくに話しかけられている様子もあり、コミュニケーションも取れているようでした。

様々な活動があり、そこに対応していくのは大変と思いますが、現場での学びはとても重要なことだと思います。間違い探しに挑戦されていますが、一番大切なことは答えを教えることではなく、考えることと繰り返し施設の職員様が仰っていました。確かにそうですね!

この実習期間が終わる頃には、きっと成長した姿が見られることと思います。次に福祉科の皆さんと会うのが楽しみです。頑張ってくださいね!(K)

「心の輪を広げる体験作文」最優秀賞(福祉科3年)

内閣府では、「障がい者週間」の取組の一つとして、毎年、都道府県と共催して「心の輪を広げる体験作文」を募集しています。

今回、本校福祉科3年生の才藤さんが「高校生区分」で応募し、最優秀賞王冠を獲得、熊本県代表として内閣府に推薦されることになりましたキラキラ

今後、表彰状をいただいた際は再度お知らせします。

r06boshu_1.pdf

医療的ケア試技(2年福祉科)

今回は、口腔・鼻腔ケア、気管カニューレの方法を学び、人形を使って練習しました。

 

生徒は初めてのことなので、1つずつ丁寧に確認しながら取り組んでいました。

  

レクリエーション発表会(福祉科1年)

9月20日(金)の5~6時限目に福祉科1年生によるレクリエーション発表会がありました。これは、10月1日(火)から10日間実施される介護実習の際に実習先の施設で提供されるレクリエーションを実際に行うというものです。

3年生は、利用者様役として協力しています!さすが3年生は、役作りもばっちりです!校長先生も参加されていました。

これは、ひらがなのカードで単語を作るゲームのようです。2つのテーブルで行っていたので、対戦的なことをするんでしょうかね?

こちらでは、輪投げが始まるようです。こちらも2チームに分かれて対戦するようです。

利用者様に扮した先生方や3年生は、これまで数多くの実習などを経験しており、その役も板についていました。1年生は、この発表会でシミュレーションできたのはとても勉強になったと思います。こういった縦のつながりがあるって大切なことですね。

福祉科の1・2年生は、翌週の定期考査、その翌週は介護実習と多忙な日々を過ごしますが、体調には気をつけて頑張ってくださいね。(K)

共に成長(1年福祉科)

2学期が始まりました。

1年福祉科は、7月末に1回目の介護実習を終えました。

今回の授業では、その実習中に見つかった課題を振り返ることにしました。

ベッドから車いすへの移乗支援」について、より安全な方法をみんなで考えました。

どのように声かければ、相手に伝わるか?

車いすを置く位置は、どこが良いか?

 

このクラスは、それぞれの意見を否定することなく、認め合うことができるので、みんなで一緒に成長していますグループ

困っている子がいれば、ちゃんと教えることができるので、互いに学びを深められます。

 後片付けも協力して、短時間で済みますにっこり

10月の介護実習も頑張ろうねお知らせ

介護研修会「動き出しは本人から」(3年福祉科)

今年度、3回目の介護研修会です。

北海道から(株)Start movementの大堀様をお招きし、3年福祉科の生徒を対象に援方法や声掛けについて、実演を交えた講義をしていただきました。

 また、県介護福祉士会(芦北・津奈木・水俣ブロック)やPLUSONEから7名が来校し、生徒のサポートをしていただきました。

  

毎年、本校では水俣市社会福祉事業団主催のもと、各学年1回ずつ、計3回、介護研修会を開いていただいています。1、2年生は北海道からリモートで実施し、3年生には、北海道から大堀先生に来ていただき、生の講義を受けさせていただいています。

毎年、毎回、質の高い介護実践を目指した支援や声掛けについて学ぶことができています。

この研修会も6,7年目となり、本校で受けた卒業生が、サポート役として来校するようにもなってきました。

このようなつながりが現役生徒にとっても刺激になっているようです。

大堀先生をはじめ、関係者の皆様ありがとうございました。来年度もぜひよろしくお願いいたしますにっこり

オールジャパンケアコンテスト優秀賞受賞!

オールジャパンケアコンテストは、「介護の質の向上と地域との繋がりを目指して」という理念のもと、介護に携わる人たちが生き甲斐を感じ、知識や技術の向上を高めるとともに、地域、社会において介護への関心と理解を深めることが必要であるという趣旨で開催されているそうです。

同コンテスト動画撮影投稿で、川添くん(2年福祉科)優秀賞受賞しました。全部門で140名の参加があったようです!おめでとうございます!(K)

「第14回オールジャパンケアコンテスト」表彰結果.pdf

令和6年度熊本県立芦北高等学校体験入学④(福祉科)

福祉科の体験授業は、学科の説明、とろみ体験、バイタルチェック、車いす体験などを行っています。介護は、これからの生活では切っても切れないものとして考えられ、この福祉科での学びは、とても重要だと思います。福祉の様々な学びは、みなさんの役に立つ知識となることと思います。(K)

諸外国の「福祉施策」について調べ学習&発表会をしました(1年福祉科)

日本の「福祉」を学ぶ中で、他国の「福祉」ってどういう感じなんだろう?

日本は他国と比較し、充実しているのだろうか?

そんな疑問から、気になる国の福祉施策・状況などを調べ、クラスメイトに発表しました。

  

生徒の発表を聞いていると、興味深い内容がたくさんありました!

幸福度ランキング・介護保険・税金などなど、生活の中に「福祉施策」があふれていることに気づくことができましたにっこり

実習直前シミュレーション(福祉科1年)

現在、福祉科3年生が介護実習に行ってますが、1年生も7月22日(月)から介護実習に行きます。福祉科では、介護施設等での1日の流れを実際に動いてイメージを作るという授業をしているところでした。先生方が利用者様役になりシミュレーションしていましたが、まだまだ慣れていないのか声も小さかった気がします。実習が終わる頃は、大きな声で笑顔で接することができるようになっているでしょうね。頑張ってきてください。(K)

福祉科実習始め式(全学年)

3年福祉科は6月17日(月)から7月12日(金)までの4週間、2年1年福祉科は7月22日(月)から7月31日(水)までの8日間、介護施設等で介護実習を行います。校長先生の話に「学年によって実習の目標も違いもあるが、それぞれ確実に成長する重要な機会である。」とありました。本当にその通りだと思います。「習うより慣れろ」という言葉があるように現場での経験は、みなさんの大きな糧となると思います。

上村さん(1年生)、川崎さん(2年生)、吉本さん(3年生)各学年代表誓い詞の内容も学年の目標としている内容をあらわしていました。普段とは、違う環境でそれぞれ過ごすことになりますが、体調には十分に気を付けて頑張ってもらいたいと思います。(K)