「介護の日inくまもと2025 〜共に生きる よりそう介護〜」がくまもと県民交流会館パレアにて開催されました。
イベント内にて「高校生による福祉体験発表熊本県大会」が実施され、1年福祉科の一川さんが本校代表として出場しました。
介護実習での体験、白杖の方との出会いをとおして、「自分は変わる!」と勇気を持てるようになったことをやさしくそして力強く発表しました。
観客のみなさんが、一川さんの言葉にどんどん引き込まれていきました
見事、最優秀賞を受賞し、熊本県代表として九州審査会に選出されます。
おめでとうございます
また、同イベントでは「介護クイズ甲子園」も開催されました。社会人チーム、専門学校生チーム、高校生チームの計4チームで介護等に関する問題に挑戦し、見事、本校3年福祉科チーム(川添さん、城戸さん、友田さん)が優勝しました。
芦北高校福祉科が1位を2つ獲得し、応援に駆けつけた先生方も驚きと喜びでいっぱいでした
会場では最新の介護機器の展示もあり、参加者や高校生は腰の負担が軽くなるアシストスーツを実際に着用するなどして効果を確かめていました。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2277967?display=1
11月11日は「いい日いい日介護の日」です。
今日は熊本城がライトアップされます
https://www.city.kumamoto.jp/kiji00351233/index.html
ぜひ、ご覧ください!!
座学、実技ともに順調に進んでいます 今回初めて、機器を触って演習をしました。
みんな、緊張した様子でした 11月後半から本格的に演習が始まります。
「第15回オールジャパンケアコンテスト」の動画投稿の結果が発表され、
福祉科2年福田さんのグループが、全国2位に当たる「奨励賞」を受賞しました
このコンテストは、選手、高齢者役、撮影担当者で設定課題に応じた実技を撮影します。
2年福祉科の生徒で3人組のグループを作り、それぞれで取り組みました。
2つの事前設定課題から選び、高齢者情報や支援のための状況等の情報を基に、グループで介護技術の手順を検討しました。
夏休み前の介護実習も迫っている中、限られた授業でそれぞれ課題を検討し、放課後に撮影をしました。
2年福祉科全員、よくがんばりました!
1つの表彰でしたが、全員で取り組んでつかんだ賞です。おめでとうございます
「看取り」について授業がありました。
これまでの介護実習で「看取り」ケアの現場を見たことがある生徒もいます。
今回、「看取り」の意義や介護従事者としての心構えなどを学び、その中で、人生の最期をどのように過ごしたいか?
それぞれ意見を出し合いました。
ー 最期を「自宅」で過ごすか、「医療機関等」で過ごすか ー
生徒は、「本人の気持ち」、「家族の負担」、「経済面」、「安心感」「愛」など、いろんなキーワードを出しながら、自分の考えや思いをそれぞれ発表しました
授業の終盤に、生徒が「答えはないよね。」という言葉を発しました。
本当にそうですよね
卒業後、介護福祉士として働く生徒。進学してや保育士や看護師、作業療法士など福祉従事者として働きたいと考えている生徒。
それぞれの立場だけなく、その人自身の気持ちやまわりの家族のことを考えられるやさしさを持っていて、感動しました
本校ではVRを活用した”一人称”体験、「VR認知症体験会」を実施しています。
1年次に「幻視」、3年次に認知症患者の「看取り」を体験をします。
授業で症状を学び、実習先でその方々とコミュニケーションを図る機会は数多くありますが、実際にその症状を“一人称”で体験すると違って見えてきます
(3年生)
(1年生)
写真ではなかなか伝わりにくいですが、それぞれゴーグルを装着し、認知症患者本人目線でコンテンツが進みます。コンテンツはすべて認知症症状を持つ方々の話を忠実に再現されたものです。
360度映像が写っているので、みんな顔を動かしながら、その人目線を体験しています。
介護者に「車から降りてください。どうぞ」と声を掛けられる場面では、「幻視」の症状の場合、ビルの上に立たされてように感じることもあるそうで、その怖さを実際にVRで体験しました。中には、声を出したり、身を屈めたりする生徒もいました。
芦北町の支援もあり、この体験会を実施しています。このような体験を学校でできることは大変ありがたいことです。
生徒は「認知症症状を実際に体験することができ、その人の気持ちがよりリアルに理解できました。今後の学びに生かしたい」と話していました。
今年、3回めの「介護研修会」をリモートで開催しました。今回は2年福祉科が対象です。
講師は北海道でデイサービス等を運営する「株式会社Start movement」の代表取締役である大堀 具視様(作業療法士、ケアマネ)です。
大堀様は「利用者に接する際の技術と考え方『動き出しは本人から』」を理念に掲げ、利用者主体のケアを実践されています。
介護実習を控える2年生は、利用者本人の動き出しを尊重する関わり方や介護技術について学びました。
毎年、各学年1回ずつ実施しているこの「介護研修会」は、介護実習前に開催することで、実習時の学びにつなげています。
大堀様、白梅の杜の北園様、現地サポートをしてくださる県介護福祉士会の方々、主催の水俣・芦北地域水俣病被害者等保健福祉ネットワーク(熊本県水俣病保健課)のみなさま、ありがとうございました。
10月から始まる介護実習を控え、1年福祉科は悩んでいました。
この実習期間中に、自分たちで考えた「レクリエーション」を実際に利用者様にやっていただきます。
7月末に1度実習先で利用者様とコミュニケーションを図っているので、ある程度どんな利用者様がいるか想像できています。
2学期に入り、実習先のその方々に合わせたレクリエーションを考えました。
しかし、「うまくいくかな?」「伝わるかな?」と生徒は不安になりました。
そこで動いたのが、3年福祉科です。
先輩が利用者役になって、1年生が考えたレクリエーションを体験します。
カーディガンを羽織ったり、杖を持ったり、車いすに乗ったり。「トイレに行きたい」と申し出たり、急に立ち上がったり。
3年生は、リアリティのある”施設”空間を作り出してくれました
1年生はこのサプライズに驚いていましたが、しっかり”利用者様”を相手に視線や話し方に気をつけながら、臨機応変に対応できていました。
林業科の先生や社会科の先生、事務や進路担当の先生、なんと校長先生までも参加してくださいました
この利用者役をした3年生も、実は2年前同じ不安な気持ちになっていた1年生でした。
当時の先輩にアドバイスをもらったことがとても嬉しかったみたいで、その時のこともたくさん話してくれました。
「先輩が後輩を引っ張る、育てる」この伝統は受け継がれていくのですね。
8月19日(火)に愛知県にて「技能五輪全国大会出場者選考会」(全国福祉高等学校長会主催)が行われました。
この大会に3年福祉科の井川くんが出場しました。
この選考会は、「第63回技能五輪全国大会 介護職種部門」への高校生代表としての出場権を賭けた大会であり、全国の福祉を学ぶ高校から6名の生徒がチャレンジしました。
事前課題をもとに介護手順を組み立て、それぞれの学校で学んできた介護技術を競い合いました。高校生のレベルの高さと今後の大きな可能性を感じる素晴らしい大会となりました。
残念ながら10月の本大会の出場者には井川くんは選考されませんでしたが、熊本への帰り道、「自分ももっと頑張りたい。そして後輩たちには来年ぜひ頑張ってほしい。貴重な経験ができたので、しっかり伝えていきたい」と力強く語ってくれました。
この技能五輪全国大会は、国内の青年技能者(原則23歳以下)を対象に、技能競技を通じ、青年技能者に努力目標を与えるとともに、技能に身近に触れる機会を提供するなど、広く国民一般に対して技能の重要性及び必要性をアピールし、技能尊重機運の醸成に資することを目的として実施されます。
本大会は10月18日(土)~19日(日)の2日間の日程で、愛知県にて開催されます。
第63回技能五輪全国大会についての最新の情報は、以下のURLからご確認ください。↓
最新の大会情報 : 中央職業能力開発協会(JAVADA)
北海道でデイサービス等を運営する「株式会社Start movement」の代表取締役である大堀 具視様(作業療法士、ケアマネ)を講師にお招きし、リモートで「介護研修会」を開催しました。
大堀様は「利用者に接する際の技術と考え方『動き出しは本人から』」を理念に掲げ、利用者主体のケアを実践されています。
始めての介護実習を控える1年生は、利用者本人の動き出しを尊重する関わり方やそのコミュニケーション技法について学びました。
割り箸を使ったゲーム(コミュニケーションが双方向であることを理解できる)⇓
大堀様の質問に答える生徒⇓
リモート先の大堀様、本校で生徒のサポートをしてくださった
県介護福祉士会の方々と記念撮影⇓
お忙しい中、ありがとうございました。
大堀様そして県介護福祉士会の方々との研修会は年に3回実施しており、次回は9月に2年生向けに行う予定です。
主催の水俣・芦北地域水俣病被害者等保健福祉ネットワーク(熊本県水俣病保健課)のみなさま、ありがとうございました。
7月2日(水)に「 第15回熊本県高校生介護技術コンテスト」が開催されました。
このコンテストは、事前に配られた利用者情報と課題を元に、どのような介護をするか、計画を立てそれを実践します。
県内の「福祉」を学ぶ高校8校がエントリーし、それぞれの介護技術力やコミュニケーション能力を競います。
結果は優秀賞(2位)「産業教育振興会長賞」でした
九州大会への出場権は1校最優秀賞のみですので、芦北高校は残念ながら出場権を得ることができず、代表者3名は悔し涙を流していました。
介護実習期間中であったため、実習終了後に登校し1〜2時間練習をしてきました。
その努力は並大抵のものではありません。よく頑張っていました
観客の中には介護職の方もおり、「とても良かった」「優勝に値します」など多くの賛辞をいただきました。
福祉科の1、2、3年生全員で会場に行きましたが、クラスメイトだけでなく後輩たちも悔しそうにしており、泣いている子もいました。
後輩たちの心をも動かす3人はとても立派です
この姿を見た後輩たちが、これからしっかり学びを深めて、リベンジを果たしてくれることでしょう
日本赤十字社熊本県支部の先生方をお招きし、3日間「救急法講習会」を実施しました。
病気やケガをした人に対し、正しく救助して医師に渡すまでの救急処置の知識や技術を学びました。
実技試験、筆記試験を最後に実施し、約一か月後に認定結果が届くそうです。
ドキドキ・・・
3日間、しっかり集中して取り組むことができました。
講師の先生方にも褒めていただき、生徒はとても充実した表情でした
休憩時間や放課後の時間を使って、お互いに実技の確認をしたり、教え合ったりする姿を見ていると、とても安心しました。
この子たちの取り組む姿勢を見ていると、「今後の日本を支える人材がここにいるんだな」、「成長しているな」と、感心しました
今回の授業は、「乾髪(かんぱつ)」です。
入浴後は髪が濡れています。髪を乾かす支援について学びました。
実習先で、利用者様の髪を乾かす際にコミュニケーションを図りながら実施します。
熱風を軽減するために、介護者は自分の手に当てながら風を髪に送っています。
「熱くないですか?」、「どこか気になるところはありませんか?」
利用者様を想定しながら、うまくできました
1年福祉科は7月末から初めての介護実習がスターとします。
「そもそも何をしたら良いのか?」、「利用者様と何を話したら良いのか?」、
「実習中にわからないことがあった時はどうしたら良いのか?」、それぞれ不安を抱えている様子です・・・
そんな悩みを解決したのが、2年福祉科です。
2年生もちょうど1年前は、同じ悩みを持っていました。しかし、そこは経験が勝る先輩として、アドバイスを送りました。
介護実習の1日の流れや利用者様とどんな話をしたかなど、Chromebookにまとめ発表しました。
1年生はしっかりメモを取っており、たくさん先輩に質問をしていました。それにしっかり答える2年生はとても頼もしく見えました
先輩、ありがとう
※写真が1枚しかなくて申し訳ない。みんなしっかりできていましたね
「福祉の就職総合フェア2025」が熊本城ホールにて開催され、福祉科1・2年生が参加しました
午前は「福祉の就活スタートアップセミナー」があり、福祉の専門家・現役介護福祉士の皆さんから今後の就職活動に役立つ情報を提供していただきました。
午後は各福祉施設の求人内容についての説明や担当者と直接お話ししながら、実際に働くイメージや事業所の雰囲気をリアルに感じることができたようです
関係者の皆様、ありがとうございました
より一層、福祉の勉強を頑張り、地域福祉に貢献できる人材になります
7月下旬から始まる介護実習に向けて少しでも技術を身につけようと、みんな真剣です
お互いに「支援する者」と「支援を必要とする者」にわかれ、より良い介助方法を考えています
実技テストもあるので、何度も何度も練習しています
芦北高校レオクラブの活動の一環として、道の駅芦北でこぽんにて芦北ライオンズクラブ主催の「献血」のお手伝いをさせていただきました
生徒は3班にわかれ、献血の呼びかけPOP作成、いきいき健康体操、血圧測定の準備をしてきました。
いよいよ、当日!生徒はこの日が待ち遠しかったようです。
あいにくの天候でしたが、30名近くの方々に来場していただきました。
生徒は、地域福祉の発展のために活動できた喜びを感じていました。
ピンクのレオクラブベストが似合ってます
本校福祉科を含む福祉系高校には、「介護実習」という科目があります。
生徒は地域の福祉施設に行き、介護技術やコミュニケーション技法等をより専門的に学びます。
これは「介護福祉士」国家資格を取得するために必要な実習であり、現場での活動を通して人としても大きく成長できる、他の教科にはあまりない体験型学習です。
その介護実習を控え、福祉科合同で「介護実習始め式」を実施しました。
まずは、それぞれの学年代表者が決意を述べました。
1年福祉科 一川さん
「1年生にとっては初めての実習で不安が大きい。クラスみんなで協力して乗り越えたい」
2年福祉科 城戸さん
「今回は利用者様をアセスメントする課題がある。昨年の経験を生かして取り組みたい」
3年福祉科 川添さん
「集大成となる最後の実習。アセスメント→介護計画の立案→介護計画の実施→評価までの『介護課程の展開』を実施する難しい課題に挑戦する。成長した姿を見てほしい」
校長先生からは、「人はどうしてもできないことを気にしてしまう。実習中は、できなかったことよりもできたことを大切にしましょう。成長を実感できれば、次に繋げることができる。そしてみなさんは、『人を幸せにする立場』になる人が多いと思うので、自分も幸せであること。」という助言をいただき、生徒は一段と顔つきが変わりました。
後ろから様子を見ていましたが、3年生の背中が大きく見え、風格すら感じました
後輩たちにもしっかり伝わっていました
また、福祉科の生徒を激励するために、進路指導主事や3学年主任、教務主任、各担任も参加してくれました。
笑いあり、涙ありの式となりました
介護実習期間:3年生 6/19〜7/16、1・2年生 7/22〜7/31
熊本学園大学 社会福祉学科の黒木教授とゼミ生7名を講師に迎え、高大連携による出前授業が行われました。
その名も『避難行動要支援者』当事者視点学習ゲーム
ちょっと難しそうなタイトルで、生徒も少し困惑していましたが。
つまりは、「災害時に自力での避難が難しい方の立場になり、その時々にどんな支援を必要とするかをゲームを通して体験しよう!」ということです。
このゲームは、熊本市にある福祉施設「リデルライトホーム」等と共同開発されました。
まずは、熊本県内のハザードマップを見ながら、災害が起きてからどのくらいの時間で被害が大きくなるのかを学びました。
いよいよ、各グループに大学生が入りゲームがスタートします※ボードゲームのようなもの
生徒は「車いす利用者」「知的障がい者」「身体障がい者」などの支援を必要とする当事者になります。
避難時に、自身の置かれている状況によって役立つ支援があるとその社会資源をゲットでき、「幸福度」が増します。
一方で必要とする支援が周りにない場合、生徒は不安になり「幸福度」が減ります。
そういったことを繰り返しながら、社会資源を早くゲットし、幸福度を表すポイントを競います。
本校農業科が作ったメロンパンをお土産に差し上げたところ、大変喜ばれました
会が終わった後も大学生と少し話ができたようで、高校生は最後まで楽しそうでした
先日、介護実習先の担当者から、「利用者さまと何を話すか?ある程度、ネタを決めて来てほしい」と要望がありました。
たしかに、生徒が実習先でうまくいかなかったことに、よくコミュニケーションがあげられます。
なかなか、緊張してうまくいかないこともあるのでしょう。
そこで、「コミュニケーション」について、授業で取り扱ってみました。
「コミュニケーションを図るうえで、何が重要だと考えますか?」
授業担当者のこの問いに、1年福祉科の生徒は答えました。
ー 信頼関係、あいづち、目を見る、目線、自分の話もする・・・etc ー
生徒は意外にわかっているんですね
この後私は、おじいちゃん役になって、生徒の話し相手になりました
おもしろい話題や質問があり、盛り上がりました
介護実習を控え、学年ごとに事前学習が行われました。
実習先までの電車時刻、持ち物などを確認しました。
そして、事前訪問するための電話でのアポ取りについても、学びました。
最近は固定電話がない自宅も増え、電話をかける習慣がない生徒も多くなってきました。
このあと、昼休みや放課後の時間を使って各施設に電話し、無事に訪問日の打ち合わせができました
電話した生徒に話を聞くと、「緊張して、冷や汗が出ました」とのことでした。
これも、「学び」です
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熊本県葦北郡
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