2021年11月の記事一覧
食農科学科 熊本県家庭クラブ連盟研究発表大会で最優秀賞
11月11日(木)、熊本北高校で「第68回熊本県高等学校家庭クラブ連盟研究発表大会」が行われました。
県内11校が出場しましたが、その中で本校家庭クラブの研究発表が最優秀賞(1位)を受賞することができました。
家庭クラブは食農科学科2年食・生活コースの5名(中村さん、藤永さん、大谷さん、青木さん、梅田さん)が中心となって活動しています。
今大会では、昨年度から地域の皆様と取り組んでいる「世代間交流活動」について発表しました。
熊本県代表として、令和4年7月28日(木)~29日(金)に行われる「第70回全国高等学校家庭クラブ研究発表大会(山形大会)」 に出場します。
引き続き、応援よろしくお願いします。
活動を見守り、支援していただいた社会福祉協議会、山都町「子ども・地域食堂」、山都町役場の皆様ありがとうございました。
これからも、地域交流活動を柱にさまざまな取り組みを行っていきたいと思います。
食農科学科 山都町商工会と花苗のプランター定植
食農科学科の生徒が山都町商工会の青年部と女性部の方々と一緒に、花苗をプランターに定植しました。
コロナ禍において先の見通せない日々が続く中で、草花の力で地域を明るくしたいと提案され、林業科学科の協力を得てカバーを製作し、食農科学科で栽培している花苗で華やかに装飾しました。
11月18日、山都町商工会の方々が約20名来校されて、栽培しているパンジーやビオラ、アリッサムやハボタンなどを、プランターに3~4個ずつ植えていきました。
また、木製のプランターカバーは林業科学科が製作しました。
デザインがとてもかっこいいと好評でした。レーザー加工された商工会、山都町、矢部高校のプレートもついています。
プランターは山都町内の公共施設などに贈られます。
花を見て、少しでも気持ちが明るくなっていただければと思っています。
山都町商工会の皆さま ありがとうございました!
普通科1学年 台湾の高校生との国際交流
10月下旬、11月上旬の2回にわたり、本校の海外姉妹校とオンラインによる国際交流を行いました。
相手先の高校は台湾にある「國立臺北科技大學付属桃園農工高級中等学校」です。
相手先は以前から熊本県内の農業高校生と関わりのある学校ですが、今回は県立教育センターからも支援をいただき、本校普通科の1年生が「コミュニケーション英語Ⅰ」の授業の一環として、交流を深めました。
1回目は、お互いの学校紹介を行った後、グループに分かれて「Google Slide(グーグルスライド)」というプレゼンテーションソフトを用いての自己紹介
2回目は、自分の住む町の魅力を「①地理的な特徴、②主要産業、③歴史的に有名な場所、④レジャー施設、⑤おみやげや有名な食べ物」
という共通のテーマでお互いにプレゼンテーションを行いました。
今回、10月から本校に導入されている一人一台端末の「chromebook」を使用し
オンライン会議システム「zoom」を介して行いました。
ブレイクアウトルームセッション(zoom内でグループに分かれてのディスカッション)の際は台湾の高校生の流暢な英語に圧倒されながら、一生懸命話そうとする姿が印象的でした。
初めての国際交流、初めてのオンライン会議、初めてのchromebookでの画面共有など不慣れなことが多い中で、お互いに助け合い最後まで笑顔で乗り切った生徒達。
交流終了後の感想では
「台湾の高校生が英語をペラペラしゃべっていて驚いたけど自分も話せるようになりたい」
「共通の趣味があると盛り上がれる」
「違う国とも交流してみたい」など
すべての生徒が今回の交流をプラスに受け止めていることが分かりました。
また、今回多くの生徒が発見したことが
「英語ではなく、相手の国の言葉で話すことの大切さ」
です。
プレゼンテーションの用意をしていく中で
「これを中国語で言いたい」
と多くの生徒が中国語への興味・関心を高めていき、
実際に多くの生徒が中国語を使う場面が見られました。
中には
「言葉は、世界中の人と人を繋ぎ、豊かにしていく、とても便利な道具だと思った」
と深い気づきを得た生徒達もいます。
同校とは3月にSDGsを共通テーマとした3回目の交流を行う予定です。
水でつながる森と海 林業科学科、食農科学科の生徒が天草拓心高校マリン校舎を訪問
矢部高校から3時間ほどの距離にある天草拓心高校マリン校舎、
"山の学校”矢部高校と”海の学校”天草拓心高校マリン校舎の生徒が交流する取り組みを
行っています。
先日、林業科学科2、3年生と食農科学科食・生活コース3年生が海の学校を体験
しました。
前回、演習林を体験したマリン校舎普通科総合コースビジネス情報類型3年生から
マリン校舎の概要や海の環境保護などについての取り組みの発表があったあと、
海岸清掃ボランティアに向かいました。
マリン校舎では定期的に海岸清掃ボランティアを行っているそうです。
普通科総合コース普通類型3年生と海洋科学科栽培・食品コース栽培系の生徒も合流し、
20分程度の短い間でしたが、海岸に流れ着いたゴミを拾いました。
その後、校舎に戻って
ビジネス情報類型3年生が考えた、苓北町の特産品ヒオウギ貝を使ったコースター作りに
取り組みました。
ヒオウギ貝の貝殻を清掃してニス塗りしたものをコルクのコースターに貼り付けてオリジ
ナルのコースターを作りました。
生徒たちは、思い思いにデザインし、オリジナルのコースターを製作していました。
2回の交流を経て"山の学校"と"海の学校”の生徒たちは交流を深めました。
この様子は、天草ケーブルテレビで紹介していただきました。
次回は、12月18日(土)蔦屋書店熊本三年坂店で両校の製品を販売するマルシェを開催します。
当日は、山都町や苓北町の特産品の販売、木工体験教室などのワークショップも
開催します。
お時間がある方は是非お越しください。
林業科学科 くまもと森づくり活動の日に参加
林業科学科は、11月14日に熊本市黒髪の熊本県林業研究・研修センターで
開催されたくまもと森づくり活動の日に参加しました。
2、3年生全員と1年生の代表合わせて20人が矢部高校のブースを運営し、
来場者に対して、「がどっこくまモンストラップ」の製作体験や
認知症予防パズル「好き! 通潤パズル」の体験会などを行いました。
当日は好天に恵まれ、たくさんの来場者があり、
林業科学科の活動紹介や課題研究のポスター展示なども行い
矢部高校のPRもすることができました。
生徒たちは、運営の傍ら会場内の林業に関する展示や体験、
林業研究・研修センターの研究成果の展示、
伐木実演やチェーンソーアートをされた方々との交流を率先して行い、
林業に関する学びを深めることもできました。
チェーンソーアートの実演で製作されたサンタクロースもいただきました。
関係者の皆様、林業を学ぶ生徒たちのために貴重な体験の機会を与えていただき
ありがとうございました。
来年も是非よろしくお願いします。