学校生活

普通科1学年 台湾の高校生との国際交流

10月下旬、11月上旬の2回にわたり、本校の海外姉妹校とオンラインによる国際交流を行いました。

 

相手先の高校は台湾にある「國立臺北科技大學付属桃園農工高級中等学校」です。
相手先は以前から熊本県内の農業高校生と関わりのある学校ですが、今回は県立教育センターからも支援をいただき、本校普通科の1年生が「コミュニケーション英語Ⅰ」の授業の一環として、交流を深めました。

 

1回目は、お互いの学校紹介を行った後、グループに分かれて「Google Slide(グーグルスライド)」というプレゼンテーションソフトを用いての自己紹介

2回目は、自分の住む町の魅力を「①地理的な特徴、②主要産業、③歴史的に有名な場所、④レジャー施設、⑤おみやげや有名な食べ物」

という共通のテーマでお互いにプレゼンテーションを行いました。chromebookを使いこなす生徒たち

 

今回、10月から本校に導入されている一人一台端末の「chromebook」を使用し
オンライン会議システム「zoom」を介して行いました。

ブレイクアウトルームセッション(zoom内でグループに分かれてのディスカッション)の際は台湾の高校生の流暢な英語に圧倒されながら、一生懸命話そうとする姿が印象的でした。

 

初めての国際交流、初めてのオンライン会議、初めてのchromebookでの画面共有など不慣れなことが多い中で、お互いに助け合い最後まで笑顔で乗り切った生徒達。

 

交流終了後の感想では

「台湾の高校生が英語をペラペラしゃべっていて驚いたけど自分も話せるようになりたい」

「共通の趣味があると盛り上がれる」

「違う国とも交流してみたい」など

すべての生徒が今回の交流をプラスに受け止めていることが分かりました。

 

また、今回多くの生徒が発見したことが

「英語ではなく、相手の国の言葉で話すことの大切さ」

です。

プレゼンテーションの用意をしていく中で

「これを中国語で言いたい」

と多くの生徒が中国語への興味・関心を高めていき、                    

実際に多くの生徒が中国語を使う場面が見られました。

 

中には

「言葉は、世界中の人と人を繋ぎ、豊かにしていく、とても便利な道具だと思った」

と深い気づきを得た生徒達もいます。

 

同校とは3月にSDGsを共通テーマとした3回目の交流を行う予定です。