学校生活

2022年8月の記事一覧

! 第67回全国高等学校日本拳法選手権大会 ベスト8

令和4年8月6(土)~7(日)に行われました、第67回全国高等学校日本拳法選手権大会に個人戦、団体戦に出場してきました。

個人戦では普通科3年柴田さん(矢部中)が3回戦進出の快挙でした。

団体戦では延長代表戦の結果、勝利することができベスト8と健闘しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

団体戦メンバー

林業科学科3年 松田さん(矢部中)普通科3年 柴田さん(矢部中)普通科2年 原田さん(矢部中)

食農科学科1年 岩永さん(矢部中) 食農科学科1年 西本さん(矢部中) 

 

 

お祝い 食農科学科 農業情報処理競技会 2年連続 優秀賞!

日時:令和4年8月5日(金)  会場:九州東海大学 熊本キャンパス

 令和4年度第73回熊本県学校農業クラブ連盟 農業情報処理競技会へ参加し、今年度も優秀賞を受賞することができました!

花丸優秀賞(2位)

食農科学科3年 松川さん(矢部中)

残念ながら今年度も全国大会の開催がないため、今後は後輩の指導にも力を入れていってほしいと思います!

 

 

 

 

 

お知らせ 林業科学科 大造り物製作をNHKが中継

林業科学科の生徒が毎年製作している

八朔祭の大造り物をNHK熊本放送局で紹介していただきます。

 

8月26日(金)18:00 クマロク!で生中継です!!

 

祭りを来週末に控え

林業科学科の大造り物も完成が近づいてきました。

 

19年目の矢部高校の大造り物作りをご覧いただき、

9月4日の引き回しには山都町にぜひ見にきてください!!

 

 

OneTeamプロジェクト 熊本工業高校との共同学習

今年度、熊本工業高校と矢部高校は、「One Teamプロジェクト」という事業の一環として、「SDGs(持続可能な開発目標)」をテーマに台湾の高校との交流会を行っています。

熊本では、台湾積体電路製造(TSMC)という世界的な半導体企業が菊陽町に現在建設中です。
そこで今回は「台湾との交流」「半導体」という2つのキーワードで共に学習を進めました。

午前中は、熊本工業高校で交流会と学習会を行いました。


まずは工業化学科の生徒さんの指導のもと実習体験をさせていただき、その後熊本工業高校の地歴公民科の高山先生から台湾に関して、同じく電子科の田中先生から半導体についての講座をしていただきました。

「台湾の歴史」「日本との国際関係」「熊本と半導体の今」「TSMCがどのような点で他の関連企業より優れているのか」など様々な視点から学習を深め、互いに意見交換をしながら、興味深い様子で話に耳を傾けていました。 


午後からは、菊陽町にあるTSMCの熊本工場「JASM」の建設現場をバスで一周し、規模の大きさを体感しました。

その後菊陽町役場に移動し、商工振興課長兼半導体産業室長の今村課長から「TSMC誘致の経緯」と「今後の町のあり方」について話を聞く機会に恵まれました。
また、JASMの人事担当の中村様、村上様にもお越しいただき「グローバル企業で働くことの意義」や「JASMで働けるにはどんなことが必要か」など、興味深い話を聴くことができました。

「TSMCの社員と仕事をするうえでどんなことに困っているか」「どのくらいの英語力が必要か」など両校の生徒から次々と質問が飛び交い、活発な意見交換が行われました。

菊陽町役場の方・JASMの方ともに「高校生向けに話をするのは今回が初めて」だということで、「台湾との交流に関心を持ち、半導体についても学習を進めている熊本工業と矢部の生徒たちは、周りの人たちよりも一歩先を進んでいるのでは」というお褒めの言葉までいただきました。

以下は生徒たちの感想です。

「実際に初めて熊本工業高校の人と会って、お話したりできたりして楽しかったです。」

「今まで知らなかったことについて詳しく知ることができて少し賢くなった気になれ、これからニュースなどの報道の見方が変わるなと思いました。」

「(半導体製造には)前工程と後工程があり、工場ではどういう仕事が行われているかなどを知りました。」

「どうして熊本県の菊陽町なのか、その理由やJASM立地による経済効果など知ることが出来ました。台湾から来られる人たちに対する受け入れ対応など、そこまで考えてなかったので関心しました。日本でもほとんど前例がない取り組みと聞き、大変な挑戦だなと思いました。」

「グローバルな会社にはやはり英語が必要だというのが印象に残っています。

 またお互いの文化の違いを理解し合い思いやることで、国の壁を越えてみんなで働くことが可能になるのだと感じました。」

「英語が出来れば損することはないことをモチベーションとして、これからも英語の勉強を頑張っていきたいです。」

「新しい大きな工場が立つにあたって、その準備だけでなくその後の対応等も考えて行っていくのが町の仕事だとわかりました。

 自分も公務員志望なのでそういった所を学ぶことができてよかったです。」

 今後、10月、11月に台湾の高校を交えて、さらに交流を深めていく予定です。

 

食農科学科 山都町棚田復興ボランティア

8月21日(日)に食農科学科1年生で山都町棚田復興ボランティアに参加しました。

地域理解と地域貢献を目的に、山都町犬飼地区周辺の井手の清掃活動を地域の方々とともに行いました。

 

地域の方々が草刈り機で草刈りをされたあとに、用水路に落ちた草をフォークですくい上げました。

場所によっては、井手の水が多いところもありましたが、刈り取った草をそのままにすると、井手が詰まってしまうので水に濡れながら作業しました。

井手は通潤用水と呼ばれ、通潤橋から棚田に水を引く重要な役割があります。

水不足で苦労してい白糸台地の人々は、通潤橋や通潤用水のおかげで農業ができるようになりました。

  

通潤用水の途中にはいくつものトンネルがあります。入り口はコンクリですが、中は当時のままです。

通潤用水が造られたのは、今から160年ほど前とお聞きしました。

昔の人たちが手でトンネルを掘った跡がわかり、当時の努力を知ることができました。

 

トンネルの中は真っ暗で、コウモリにも遭遇しました。非日常的な空間でドキドキしました。

矢部高校の校訓は「通潤魂」です。

今回の取組では、この校訓の言葉の意味を感じることができました。

また、地域の方々との会話を楽しみながら取組を行うことができました。

地域の方々、ありがとうございましたにっこり