カテゴリ:探究活動
【探究活動】特別なゲストに水俣を案内しました!
昨日の雨から一転し、今日の水俣はきれいな青空が広がる天気となりました。特別なお客様が水俣高校の生徒に会いに来てくれました。アメリカのスタンフォード大学国際相互文化教育プログラム(SPICE)で多文化教育とアジア系アメリカ人に関する研究をされているゲイリー・ムカイ博士(Dr. Gary Mukai)教授をお迎えし、水俣のエコパークを散策し、水俣病の慰霊の鐘や百閒排水溝について生徒たちが説明をしました。さらに20世紀初頭と第二次世界大戦中の日系アメリカ人の歴史についても、日系アメリカ人として、自らの家族が経験したお話を含めて生徒たちに話してくださいました。
Dr.Mukai教授はとても親しみやすい人柄で、生徒たちの質問にも丁寧に笑顔で、時にはジョークも交えながら答えてくださいました。一緒に公園を歩きながら、真面目な話以外にもペットのことや好きなものなど、楽しく話をして過ごすことができました。
参加した小島さんは、最後にDr.Mukai教授から今やるべきこととして、「失敗を恐れず、まずは挑戦し、失敗から学び、前進し続けることが大事」という言葉がとても印象的だったと話していました。
ご多忙な滞在期間の中で、水俣高校の生徒に会いに来ていただき本当にありがとうございました。またお会いできる日を心待ちにしています!
After yesterday's rain, today's weather in Minamata turned out to be a beautiful blue sky. Today we had a special visitor come to meet the students of Minamata High School. We welcomed Dr. Gary Mukai, who is the Director of the Stanford Program on International and Cross-Cultural Education (SPICE) at Stanford University in the U.S. We walked around the Minamata Eco Park and the students explained about the Minamata Disease Memorial Bell and the Hyakken Drainage Ditch. He also spoke to the students about the history of Japanese Americans in the early 20th century and during World War II, including stories of his own family's experiences as Japanese Americans.
Dr. Mukai had a very friendly personality to answer the students' questions politely with a smile and sometimes with jokes. As we walked through the park together, we enjoyed spending time talking about pets, favorite things, and other topics besides serious topics. Ms. Kojima, a participant in the event, said that he was very impressed by Dr. Mukai’s final words about what he should do now: "Don't be afraid to fail. Try first, and learn from your mistakes and continue to move forward.”
Thank you very much for taking time out of your busy schedule to come and meet the students of Minamata High School. We look forward to seeing you again!
【探究活動】水俣の医療と福祉を守るプロジェクト始動!!
本日3/18(月)水俣市役所にて「水俣市、国保水俣市立総合医療センター、熊本保健科学大学、熊本県立水俣高等学校との包括連携に関する協定締結式」が行われました。今後、水俣市の抱える課題である保健・医療・福祉の向上およびそれらに関わる人材の育成を目指し、四者が連携しながらさまざまな取組みを行っていく予定です。本校からも医療従事者を志す2年普通科の木村颯心さんと川口花凛さんが参加してくれました。地域の人材育成に寄与する取り組みを来年度は具現化していきますので、保健・医療・福祉に関心がある生徒の皆さんは積極的に参加してください!
【探究活動】令和5年度校内成果発表会ベストポスター賞
3月8日(金)に校内成果発表会を実施しました結果を発表します。
今年度は、昨年度とは違い久しぶりに対面方式での実施となりました。
1年生は、来年度の「総合的な探究の時間」に自らが探究活動をするテーマを模索すべく、2年生の先輩方の発表を熱心に視聴していました。2年生は1年間取り組んできた「総合的な探究の時間」や各学科の取組について発表を行い、自分たちの探究活動がSDGsのどの目標に関連しているか提示しながら、アンケート結果やデータの分析をグラフで示したり、活動の様子を写真や動画で紹介したりなど、どれも興味深い発表でした!
ご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。
ベストプレゼン賞に選ばれた班の発表動画は以下のリンクからご覧ください。
【第1位】Wood Connect Project
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【第2位】牡蠣養殖プロジェクト ~7年間の集大成~ |
【第2位】神様は私たちにとって身近な存在 |
【第4位】大きな牡蠣を育てたい!
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【第5位】地球温暖化を食い止めるためには
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班番号 | テーマ | 分類 |
1 | ASGMが教えてくれる発展途上国の現状 | 水銀 |
2 | 水銀(水俣)についての調査 | 水銀 |
3 | 水俣病の発信 | 水銀 |
4 | 色と気持ちは関係あるのか(色と心理) | 人文学 |
5 | アフリカの飢餓問題 〜私たちができることとは〜 | 人文学 |
6 | 日本の買い物難民 | 社会科学 |
7 | 蛙化現象について | 社会科学 |
8 | アメリカの貧困 〜州間から考える〜 | 社会科学 |
10 | eスポーツは職業として成り立つのか | 総合・新領域 |
11 | 絵言葉によるコミュニケーション | 地域課題 |
12 | 海の環境問題とマイクロプラスチック問題 | 環境 |
13 | 地球温暖化を化学で | 環境 |
14 | 絵を描く将来のために | 総合・新領域 |
15 | 『HUNTER×HUNTER』における作品の考察 | 総合・新領域 |
16 | この味と匂いは一体…??!! ~ベトナム珍道中~ | ベトナム |
18 | ベトナムと日本の教育の差異について | ベトナム |
19 | ベトナムと日本の娯楽について | ベトナム |
20 | アニメで繋がる世界~世界を知るきっかけに~ | ベトナム |
21 | 家庭的食品ロス | 総合・新領域 |
22 | 日本人の宗教観について | 総合・新領域 |
23 | 高校生が抱える介護の不安 | 総合・新領域 |
24 | 水俣茶をより多くの人に知ってもらおう | 地域課題 |
25 |
高齢者の健康を守れ!! ~塩分量を考えたきんぴらごぼう~ | 総合・新領域 |
26 | 怪我に対する正しい知識と処置 ~パフォーマンスへのアシスト~ | 保健・医療 |
27 | 筋肉痛には何がイチバン大事? | 保健・医療 |
28 | 生きることと死ぬこと | 保健・医療 |
29 | 私の難しいこと ~支える教室~ | 保健・医療 |
30 | カキ養殖プロジェクト ~7年間の集大成~ | 牡蠣 |
31 | 大きなカキを作りたい!! | 牡蠣 |
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牡蠣調査、はじめました。 ~おいしい牡蠣を求めて~ | 牡蠣 |
33 | 半導体についての研究 | 工学 |
34 | プログラミング教材の研究と開発 | 総合・新領域 |
35 | Wood Connect Project | 総合・新領域 |
36_1 | SDGsマップ(1班) | 総合・新領域 |
36_2 |
SDGsマップ(2班) | 総合・新領域 |
【探究活動】令和5年度校内成果発表会
今年も一年間の探究活動の成果を発表する時期となりました。
3月8日(金)の午後から水俣高校2年生を中心に、普通科・商業科は総合的な探究の時間、工業科は課題研究の内容について、日頃の取組の成果を発表しました。
今日まで一年間をかけて自分でテーマを考え取り組んできました。テーマは水俣病の周知や水銀の規制などの地域に関係するテーマからカーボンニュートラルなどの環境対策、日本のアニメ産業や蛙化現象まで色々なジャンルにわたりました。成果を1枚にまとめたポスターとスライドで聴衆に発表しました。
オーディエンスの1年生は先輩たちの発表を真剣な表情で聞いていました。
今年のベストポスターの発表は来週15日に行います。さてさて、どのポスターが選ばれるのか!?
【探究活動】ようこそ水俣へ!ベトナムからの学生さんをおもてなし
水俣環境アカデミアが実施しているさくらサイエンスプランにおいて、ベトナムの日越大学から10名の学生と先生が1週間の予定で水俣に研修に来られています。今日は午後から水俣高校に訪問されました。
水俣高校からはいつもオンラインで交流している2年生のベトナム交流班がおもてなしを担当しました。ベトナムに訪問した時に学生さんたちと「水俣に行ったときは会おうね!」と約束していた再会を果たし、話も盛り上がっていました。
一緒に環境やSDGsを考えるという観点から、最初にSDGsクイズを行いました。まずみんなで折り紙で手裏剣を作り、クイズの解答を手裏剣で狙って当てました。手裏剣づくりでは高校生が教えながらみんなマイ手裏剣を作ることができました。
クイズの後は、茶華道部の皆さんのご協力で茶道体験を行いました。おもてなしの心の説明に、みなさん真剣に聞き入っていました。