水高diary

カテゴリ:探究活動

Stanford e-minamata スタンフォード大学での表彰式!!

 現地時間4月22日(火)、スタンフォード大学での表彰式に出席しました!

 約1か月ぶりに講座の専任講師ナタリー先生にお会いして、責任者のゲイリー教授から表彰をいただきました。

 成績優秀者によるプレゼンも行い、喜びと達成感に満ちた表彰式となりました。

 天気は快晴、スタンフォード大学内も散策し、緑に囲まれた歴史ある大学の素晴らしい建物に感動しました。

 日本時間24日の夜9時に熊本空港に戻ってきます。帰りを待っています!!

【探究活動】1学年「総合的な探究の時間」マインドマップ

4月23日(水)2限目、1年生の総合的な探究の時間に「マインドマップ」を実施しました。

テーマ設定は各先生方に自由に設定してもらいましたが、「夢のマイホーム」「進路実現のために」「文化祭の企画」「新しいスマートフォンの機能、ケース」を考えるなど、先生方や各科の特色が出る内容となり、生徒たちも楽しそうに取り組んでいました。

次回以降も思考スキル向上のための活動を行っていきますので、思考の整理の仕方や論理的思考力などを磨き、今後の探究活動に活用していきましょう!

Stanford e-minamata サンフランシスコ総領事館訪問&プレゼン発表

サンフランシスコに到着した「Stanford e-minamata」の続報です!

成績優秀者授賞式の前に、現地時間で4月21日(月)、サンフランシスコ総領事館を訪問しました!

大隅総領事をはじめ総領事館の皆様からサンフランシスコと日本の歴史、経済など幅広く講話をいただきました。中でも、世界の情勢を踏まえ「いまの時代を生きることはどういうことなのか」など貴重なお話を聞かさせていただきました。

そして、成績優秀者2名によるプレゼンを行い、そのプレゼンに対する感想や質問、そして意見交換などとても丁寧に対応いただきました。

明日はいよいよスタンフォード大学で授賞式です!!

 

 

【お知らせ】水俣市における水俣高校支援の概要について

生徒・保護者の皆様へ
 日頃より本校の教育活動に御理解・御支援をいただきありがとうございます。
 さて、水俣高校は水俣市にある唯一の高校として、水俣高校の教育活動の充実及び水俣高校の魅力向上を目的に、水俣市から様々な支援をいただいております。
 水俣高校総合補支援補助金としまして、大学入学試験小論文対策の講師派遣費用や実用英語検定検定料の助成(2級以上合格者への3,000円の補助)、肥薩おれんじ鉄道利用生徒の通学定期券代助成(上限2万円)、加えて今年度からは半導体情報科の学用品購入費助成、商業・工業系の資格検定合格者への検定料助成及びコンテストや大会出場者への奨励金も追加されております。
 また、探究的な学びに対する支援も充実しており、国内外の大学留学生との交流、産学官連携事業(木育ワークショップ)、小中学生へのプログラミングワークショップ、半導体や医療系人材育成に関する事業、そしてスタンフォード大学のオンライン講座などを水俣環境アカデミアを中心に活動支援をいただいております。
 詳しくは下記添付資料を御確認ください。
 水俣高校は、水俣市だけではなく地元企業はじめ県内企業の皆さま、国の研究機関である国立水俣水俣病総合研究センターや県内外多くの大学と連携を図りながら教育活動に取り組んでおります。
 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

「水俣高校支援事業(概要)」 .pdf

 

 

Stanford e-minamata スタンフォード大学表彰式へ出発!!

 4月19日(土)朝、昨年9月~3月まで取り組んだ「Stanford e-minamata」(水俣市グローバル人材育成事業・水俣高校生30名受講)の成績優秀者2名が、水俣市高岡市長とともにスタンフォード大学での授賞式に出発しました!!

 「Stanford e-minamata」はスタンフォード大学の専任講師から、「環境問題」「先進技術」「日米関係」などについてオンラインで講義を受けるもので、約半年間の間に11回の講座を受講しました。このオンライン講座はもちろん、全て「英語」です!30名よく頑張りました!

 熊本空港での出発記念写真と到着したサンフランシスコ空港での写真をご覧ください。

熊本空港で出発の記念写真撮影

サンフランシスコ空港到着

stanfor e-Minamata報告会

 4/10(木)5限目にstanfor e-Minamataの報告会が体育館にて実施されました。

 stanfor e-Minamataは水俣高校に対する水俣市の支援事業として、昨年度より始まった事業です。9/21の開講式を皮切りに、世界が抱える国際問題をテーマとして、スタンフォード大学の専任講師や各方面の専門家であるゲストスピーカーから計11回のオールイングリッシュの授業をオンラインを中心に受講しました。

 3/15の閉講式では、修了証の授与や成績優秀者の2名も発表されました。

 本日の報告会では、髙木校長先生より各学年の代表者2名に修了証の授与、閉講式の中でも披露したstanfor e-Minamataの受講の様子をまとめた動画視聴、受講生2名によるパワーポイントを使用した受講内容の説明、そして成績優秀者1名の英語による代表スピーチが行われました。

 

 どれも素晴らしい発表で、水俣高校生をはじめ、先生方、水俣市役所の方たちも感動していました!stanfor e-Minamataの受講生たちの成長を実感できた時間でした。受講生の皆さん、本当によく頑張りました!!

 このstanfor e-Minamataというプログラムを水俣高校に与えてくださった水俣市に、深く感謝いたします。本当にありがとうございました。

 このstanfor e-Minamataをきっかけに、水俣高校生はこれからも世界へ羽ばたきます!!

 

 

【探究活動】Stanford e-Minamata閉講式

 3/15(土)、受講者30名はもちろんのこと、ナタリー専任講師をはじめ高岡水俣市長、その他多くのご来賓の方々や保護者の方々も参加していただき、Stanford -e-Minamataの閉講式が盛大に執り行われました。

 9/21の開講式から本日まで計11回の受講の中で、受講生たちは毎回オールイングリッシュの授業を受講するだけでなく、毎回出題される課題に挑みました。テーマは、「環境政策」、「日米関係」、「気候変動による移住」、「起業家精神」、「環境ソリューション」、「SDGs」、「国際環境協力」など、現在の国際問題を中心に多岐に渡る内容でした。そして3/8(土)に行われた最終プレゼンテーションでは、各3名ずつのグループで、各グループで設定したテーマについてスライドを使いながら英語で発表しました。

 閉講式では、成績優秀者2名も発表され、2名は成績優秀者の名にふさわしい、堂々とした素晴らしい内容の英語スピーチでした。

閉会式後は、ナタリー専任講師と受講者との交流会も行われ、受講生たちはとても充実した表情でナタリー先生との最後の時間を楽しんでいました。

 30名の受講生の皆さん、半年間、本当によく頑張りました。受講に関して悩みや苦しみ、葛藤を乗り越え、大きく成長した皆さんはとても輝いていました!Stanford e-Minamataであなたたちは自分に自信を持つことができました。この経験をこれからの学校生活や、新たなステージの場で生かし、大きく羽ばたいてください!

 Stanford e-Minamataという素晴らしいプログラムを水俣高校生に与えてくださった高岡水俣市長、水俣市役所の方々、そしてゲイリー教授、ナタリー専任講師、その他関係各位の皆様に心より感謝いたします。

 本当にありがとうございました!

【探究活動】令和6年度 校内成果発表会

  3月7日(金)、5・6限目に校内成果発表会が行われました。

 今年度の成果発表会は2年生普通科・商業科の「総合的な探究の時間」、機械科・電気建築システム科の「課題研究」、ACTⅡでは慶応大学との高大連携未来塾における「SDGsデジタルアート」に取り組んだ1年生の代表が今年度、取り組んだそれぞれの成果を発表しました。機械科においては、先日卒業を迎えた卒業生が後輩のために発表に来てくれました。今年度はテーマ設定に時間をかけ、担任や副担任の先生と面談を重ね、個人または、グループでテーマ

を設定し、探究活動に入りました。約57のテーマを10教室に分かれて発表しました。これまでもご指導いただいている国立水俣病総合研究センターの丸本先生をはじめ、今年度新たに、はじまった四者連携事業におけるオンラインサ

ポートや地域の方々の手厚いご支援もあり、充実した環境の中で探究活動ができました。オーディエンスとして参加した1年生は来年の自分たちと重ねながら真剣な眼差しで集中して聴いていました。

 また、50名近くの外部助言者・講評者として参加していただきました。各教室で大変貴重な感想方にコメントをいただきました。来校いただいた皆さまありがとうございました。各科とも特色を活かした成果発表会となりました。

高大連携未来塾(慶應義塾大学×水俣高校)第5回SDGSデジタルアート

27日にSDGSデジタルアートワークショップ(慶應義塾大学×水俣高校)が行われました。

11月、1月のワークショップを踏まえ、高校生が3つのグループに分かれ、来年度の未来フェスタについての構想を練りました。どのようなゲームを作るか、どんな企画にするのか、話し合いを行いました。大学生も各グループの話し合いにメンターとして参加しました。

今回は話し合いに生成AIも使われ、各グループのアイディアを生成AIに入力すると、生成AIがみんなの意見を活かしたアイディアを提案。生成AIが提案したアイディアを更に良いものとするために、参加者は話し合いを重ねました。

 

【探究活動】「高校生がつくる水俣食べる通信」ラジオ出演

 2/28(金)、RKKラジオにて「村上美香のヒトコト」のラジオ収録が行われました。今回ラジオ出演の依頼を受けたのは、本校のACTⅡで行われている「高校生がつくる水俣食べる通信」の活動です。

 「高校生がつくる水俣食べる通信」は2024年9月に「SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞」」を受賞しましたが、それを受けて今回のラジオ出演の運びとなりました。これまで多くの水俣高校生が、この「高校生がつくる水俣食べる通信」の取材・撮影・編集作業・デザインを行い、水俣・芦北地域の農産物の素晴らしさを発信してきました。

 今回、収録には「高校生がつくる水俣食べる通信」の発行責任者の諸橋さんと、2024年秋冬号の編集長を務めた本校1年生岡林さんが参加しました。

 岡林さんのラジオ出演感想です。

「私は今回の水俣食べる通信の活動をして改めて水俣の良さや、取材の中で水俣の新しい一面を知ることができました。また、私たちが今回特集した森下さんのじゃがいもや水俣食べる通信をラジオを通して一人でも多くの方に知ってほしいと思いました。これからの探究活動では水俣食べる通信で学んだことを生かして、地域の特色などを発信できるような活動にもっと参加していきたいと思いました。」

 ラジオ放送日は3月23日(日)14:30~です。皆さん、ぜひ聞いてください!

 

【探究活動】大阪・関西万博への出展企業による出前授業

 2/21(金)午前中、1年生を2つに分け、「大阪・関西万博への出展企業による出前授業」を実施しました。これは内閣官房が実施する出前授業で、4月に始まる大阪・関西万博に出展する企業が、万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」の実現に向けて考えている様々なアイデアを子どもたちに伝えることを通じ、SDGsの達成や未来社会のあり方についての考えを深めてもらうことを目的とするものです。

    

 本校では、関西電力の方に来校していただき、電気事業の概要や防災の取組み、環境ワークシートを使用したワークショップ、万博の紹介等を行っていただきました。内容は盛りだくさんで、生徒の皆さんはとても興味深く熱心に参加してくれました。ワークショップでは、世界各国のエネルギー消費の現状についてグループの中で意見を交換しましたが、政治・経済・社会・技術の各側面から素晴らしい分析をしている様子に感心しました!「総合的な探究の時間」でSDGsに関して学習してきたことを随所に生かすことができていましたね。

 今回の出前授業で得た知識や経験を、2年次の「総合的な探究の時間」でも生かしてください!関西電力の方々、EXPOスクールキャラバン事務局の方々、ありがとうございました。

 

令和6年度3学年課題研究・総探レポート発表会

30日(木)は3年生の登校日でした。登校日にあわせて、普通科と商業科は、総合的な探究の時間で取り組んだ内容、機械科、電気・建築システム科は課題研究、授業で取り組んだ内容を発表しました。

これまでの探究活動を振り返り、データ分析結果を表やグラフで示したり、課題研究での活動の様子を写真や動画で紹介したりなど、堂々とした発表に頼もしさを感じました。途中、クイズを盛り込んだり、質疑応答の場面も見られ、興味深い発表内容でした。『探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)を実現する水高生』卒業前にも再度、相互の活動について共有する貴重な時間となりました。

【探究活動】「水銀に関する水俣条約」ユースダイアログ

1月27日に水俣環境アカデミアで「水銀に関する水俣条約」ユースダイアログが行われました。

このイベントは水銀などへの理解を深め水俣病の被害の再発を防ごうと環境省が毎年開いているもので、今年は神奈川県の高校生とケニアやスロベニアの小中学生・高校生が参加してくれました。

それぞれの学校から水俣病の原因物質である水銀関連をテーマにした研究の成果を発表し合いました。

当日の発表や質問、意見交換はほとんど英語で行われ、水高生も緊張しながらも英語でスライド発表を行っていました。

他県からみた水俣病や他国での水銀の取り扱いなどについて発表を聞く中で新たな気付きや発見も多く、今回の意見交流がとても刺激になったようでした。

環境省、OECCの皆様、貴重な機会をありがとうございました。

 

【総合的な探究の時間】令和6年度 1学年SDGs講演会

  3学期がスタートしました。午後には授業も始まり、5限目1年生の「総合的な探究の時間」は、「身近なSDGs」というテーマのもと水俣環境アカデミアの古賀実様に講演を行っていただきました。1年生の3学期はSDGsについて学びます。17の目標と、各目標を更に細かくした169のターゲット等の基本を教えていただき、水俣市にもSDGsに取り組んでいる企業が多くあることを知り、「探究する力を育み主体的な学びで夢(願い)を実現する」ことを目指す水高生として、地域の課題とSDGs関連について学ぶ機会となりました。 

 

【探究活動】KSH(熊本スーパーハイスクール)全体発表会「県立高校 学びの祭典」に参加してきました!

 12/21(土)グランメッセで行われた、KSH(熊本スーパーハイスクール)全体発表会「県立高校 学びの祭典」に参加してきました!

 本校からの参加者は、2年生の「総合的な探究の時間」で自分が設定したテーマで探究活動を続ける12チーム25名、課題研究で探究活動をやってきた3年生機械科の5名、ACTⅡで慶應義塾大学と連携し「水俣SDGsデジタルアート」に取り組んでいる1年生4名、そして来年度のKSHでの発表を見据えている1年生参観者12名の、計46名でした。県内の高校生が集結し、日頃の探究活動の成果を発表し合いお互いを高め合うKSHは、水俣高校生の大切な探究活動発表の場です。このKSHをきっかけにして、探究活動成果発表を校外につなげています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 初めてのポスター発表に当初は戸惑っていた水俣高校生たちも、発表を繰り返すうちに自信をつけ、最後は堂々と笑顔でポスター発表を行っていました!主体性を忘れず、発表を行う姿は素晴らしかったです。水俣高校からも多数の先生方が応援に駆けつけてくれ、生徒の皆さんもとてもうれしい様子でした。

 3月の校内成果発表会に向け、弾みをつけることができました。今後の探究活動のますますの深化が期待できそうです!

【探究活動】「水銀に関する水俣条約」ユースダイアログ 事前学習会

皆さんは「水銀に関する水俣条約」を知っていますか?この条約は、水銀による人の健康及び環境を保護することを目的としており、採掘から流通、使用、廃棄に至る水銀のライフサイクルにわたる適正な管理と排出の削減を定めるものです。

水俣高校では、若者の意見交換を目的としたユースダイアログに今年も参加することとなりました!

本日は環境省や海外環境協力センターの方々をお招きして1月27日に行われるユースダイアログについての事前学習会と打ち合わせを行いました!

当日は海外の高校生が参加するため、英語での発表となることに生徒は少し緊張していましたが、水俣に住む高校生にしかできない発表をしようと意気込んでいました!現在の探究活動をもっとブラッシュアップしなければならないと気合も入ったようです!

 

 

【探究活動】慶應義塾大学生徒のオンライン交流活動

 11月12日(火)の放課後、水俣SDGsデジタルアート活動としてリモートによる慶應義塾大学生とのオンライン交流を行いました。お互いに簡単な自己紹介や興味のあることを話した後、大学生からSDGsと水俣に関連した遊びやアート、例えば甘夏やデコポンの糖度を利用した「ポーカーゲーム」や、ごみの分別の際、合っていたら『ピンポン』間違った分別をしたら『ブー』っと音が鳴って教えてくれる「マルバツゴミ箱」などのアイデアをプレゼンしてもらいました。

 

【探究活動】「世界津波の日」2024高校生サミットin熊本に参加しました!

 10/23(水)、24(木)に熊本城ホールで行われた「『世界津波の日』2024高校生サミットin熊本」に、本校より2年生9名が参加してきました。

 津波の脅威と対策について理解と関心を深めることを目的に、2015年12月の国連総会において日本が提唱し全会一致で採択された11/5の「世界津波の日」をもとに、翌2016年から世界各国の高校生が津波の脅威と対策について学ぶ場として、「世界津波の日」高校生サミットが毎年開催されています。

 本年は熊本において、地震や津波などの自然災害による被害を最小化し、国土強靱化を担う将来のリーダーの育成と世界各国の「きずな」を一層深めることを目的に、「『世界津波の日』2024高校生サミットin熊本」が開催され、国内313名の高校生と海外42カ国213名の高校生、総勢526名の高校生が熊本城ホールに集結しました。

 1日目はA~Oに分かれて分科会が行われ、自己紹介から始まり、プレゼンテーションとディスカッションを繰り返しながらグループ全体での発表につなげました。

また、その後開会式が盛大に行われました。

 2日目は、記念植樹と記念碑除幕式が爽やかな晴天の中、くまもと街なか広場にて行われました。本校からも武内さんが記念植樹に参加しました。その後、分科会報告と大会宣言発表が行われ、最後は県内の高校生の素晴らしいパフォーマンスの数々を見て感動しました!海外の高校生と積極的に英語で交流し、とても刺激を受けた2日間でした。英語での発表にも物怖じせず、生き生きと輝く水高生の姿はとても素晴らしかったです!地域のグローバルリーダーを目指す水高生は、これからも輝き続けます!!

【探究活動】メタルバイオサイエンス研究会2024 ポスター発表

 10/17(木)、18(金)の2日間、水俣市総合もやい直しセンター「もやい館」にて「メタルバイオサイエンス研究会2024」が行われ、本校から2年生2名、3年生3名の計5名がポスター発表に参加しました。

 この5名は、2年生の「総合的な探究の時間」で「水銀」に関するテーマを扱っており、今回のポスター発表につなげました。2年生の2名は初めてのポスター発表で最初は緊張した様子でしたが、ポスター発表の中で観覧者と質疑応答を繰り返すうちみるみる自信を付け、最後は堂々とした発表をしていました。観覧した方々からも、水俣高校生5名の生き生きとした発表と堂々とした姿勢に賛辞のお言葉をいただきました。5名の皆さんの「探究する力」が具現化された素晴らしい発表でした!また、2名は「高校生ポスター賞」を受賞することもできました。おめでとうございました!

今回の発表にあたり、ご尽力いただいた国水研の丸本先生にお礼申し上げます。

2学年総探中間発表会

27日(金)6限目に2学年総探中間発表会(ポスターセッション)を実施しました。普通科の生徒89人(50グループ)が8教室に分かれて、「研究の背景」、「研究の目的」、「研究方法」について発表しました。中間発表では、全員がプレゼンテーションを経験するだけではなく、他のグループの発表も聞くことで思考力や表現力を育成します。

また、メンターとして各教室に3年生の代表が2名ずつ参加し、質問や昨年の自分たちの経験からアドバイスを行ってくれました。先輩からの鋭い質問に、堂々と答える2年生も見られ、頼もしさを感じました。発表会を終えて、更なる課題も見えたようです。今後、研究を深め、年度末の成果発表会に繋げていきます。

【探究活動】熊本保健科学大学への訪問

 9月17日(火)に水俣高校の生徒75名を連れて熊本保健科学大学に訪問しました。そこでは、医療検査学科、リハビリテーション学科の理学療法学専攻、作業療法学専攻、言語聴覚学専攻、さらに看護学科の模擬授業を体験させていただきました。

 それぞれ40分程度の模擬授業でしたが、すぐ終わったと感じてしまうほど授業は充実していて、生徒たちも集中して聞いていました。

【探究活動】IGES SDGs グローバル人材育成プログラム

9月11日(水)に本校にてSDGs グローバル人材育成プログラムが行われました。
プログラムに参加している国内在住の大学・大学院生と本校との交流会が実施されました。

本事業は、SDGs の達成の担い手を育む国内の教育現場等における多様な教育活動(ESD)を実施・支援することで、担い手に必要な資質・能力の向上を図ることが目的としてあげられています。

みんなでお出迎えをしていよいよスタートです。


それぞれ自己紹介とSGDsについて自ら取り組んでいること、興味のあること、水俣高校の取組みについてスライドを使い英語で発表を行いました。

 

SDGs に対する考え方や取り組みについて、また環境問題や水俣について活発なディスカッションが行われました。

高校生も海外の事や大学生の生活などに興味津々です。

 

水俣の環境への取組みや安全なくらし、豊富な食べ物など、頑張って考えを述べていました。

水俣について知らなかったとも多くあった、交流事業や英語に興味を持って頑張っている高校生と話せて楽しかったなど、感想をいただきました。

 

時間的に短く名残惜しそうでしたが、楽しい会になって良かったです。貴重な時間をありがとうございました。

 

最後は記念撮影!

【探究活動】環境科学会2024年会(東京大学)優秀発表賞!!

9月9日(月)・10日(火)の両日、環境科学会2024年会が東京大学本郷キャンパスにおいて開催され、本校から3年生4名(2チーム)がポスター発表に参加しました。4名はそれぞれ自らの興味関心を元にテーマ設定をし、2年次の「総合的な探究の時間」の中で1年間をかけて探究活動を行いました。

「森林による二酸化炭素吸収量を増大することで2050年までにカーボンニュートラルは可能か?」、そして「水俣病発生地域の高校生を対象とした水俣病及び水銀に関する理解度調査」というテーマで各自が探究活動に励み、今回の素晴らしいポスター発表につなげました。

ポスター発表当日は、会場は熱気に包まれ、発表者の声が響き渡り活気に満ち溢れていました。4名はポスター観覧者や審査員に自ら声をかけ、発表を聞いてもらうなど終始積極的な姿勢が見られました。本校の教育スローガン「探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)を実現する生徒の育成」を見事に体現してくれましたね!

また当日夕方、ポスター発表の表彰式が行われ、3年生の多久島梨央さん、坂本花菜さん、山口杏華さんのチームが「学部学生・高専生・高校生等の部」で見事「優秀発表賞」を受賞することができました!

全国から多数の応募がある中での快挙です!おめでとうございました!

本校の探究活動は、これからも前進を続けます。

  

【探究活動】スタンフォード大学との交流事業保護者説明会

 9月2日(月)スタンフォード大学との交流事業に向けた保護者説明会が行われました。始めは講義も難しいかもしれないけれど、しがみついて最後までやり遂げてほしいです。

 

 第1回の講義は9月21日。ほとんどの講義はオンラインで行われる予定ですが、1回目の講義は特別にスタンフォード大学の専任講師に来ていただき講義をしていただきます。その後もオンラインで3月までに11回講義を行う予定となっています。

 

 半年後生徒たちがどれだけ力をつけているか楽しみです。

 

【探究活動】SDGs未来都市フェスタに出店をしました!

8月24日(土)に水俣環境アカデミアで開催された「SDGs未来都市フェスタ」に水俣高校から電気建築システム科と、慶応義塾大学との連携事業「SDGs デジタルアート」合わせて3つのブースが出店しました。

今年度の「SDGs デジタルアート」は水俣のさまざまな場所の水を集め、測定・分析をしてその結果をデジタルアートにして表現しようという慶応義塾大学とコラボレーションをしたプロジェクトです!

各マスに番号が割り当てられており、どの水を使用して色を生成するかを考えます。

 

様々な場所から採取した水を測定器にかけてみます。

海の水、川の水、水槽の水、食器を洗った水などなど。。。

温度、pH、EC電気伝導率を測定していきます。

どんな絵になるのかは出してみてからしかわかりません!

HTMLで作られたアプリケーションで測定したデータを入力すると、デジタルアートが出力されます。

色のコントラストが上手に出ると歓声が沸いていました。

SDGsの取り組みを楽しみながら考えることができるイベントとなりました!

【探究活動】タイ・カセサート大学 熊本県立大学の学生との交流

8月20日(火)水俣環境アカデミアにて、もやいすとシニア(グローバル)育成短期英語研修プログラムの一環として本校の生徒とタイ・カセサート大学と熊本県立大学の学生と同大学への留学生の計36名で交流が行われました。

目的としては、国際交流の機会を創出すること、多様な価値観に触れること、コミュニケーションスキル、外国語のスキルアップなどに繋げていくことです!

まず最初に自己紹介を行いました。交代しながら全員と会話を交わしていきます。

次にグループに分かれた後、全体に向けて自分の趣味や好きなものなどを紹介していきます。

本のタイトル、取り組んでいるスポーツ、推しているキャラクター、アイドル、特技など、、、

 

自己紹介でお互いを知った後はゲームでより交流を深めていきます。

SHOW&TELL すごろくを行いました。

次にカセサート大学の学生から

「タイの国についての紹介」「カセサート大学はどんな大学なのか」プレゼンテーションをしていただきました。有名なもの、文化。あいさつや美味しいなどの言語。また、どんなところから日本に来ているのか聞くことができました。可愛いイラストもありました。とても興味深く皆さん聞かれているようでした。

休憩を挟みつつ、後半はグループでディスカッションです。

大学生はこの日まで4日間水俣に滞在しており、水俣に関することを中心に環境への取り組みや水俣病についてなどをテーマに午後に成果発表を行うということでした。

 

水高生はそれぞれのグループで質問や用意していたものを紹介。グループのメンバー全員と水俣についての話を深めていきました。

午後に発表に繋がる時間となったと思います。

 

最後は全員で記念撮影

とても楽しく有意義な時間になりました!

【探究活動】慶應義塾大学・ASEAN留学生との交流

 8月6日(火)慶應義塾大学生とASEAN留学生が来校し、本校生徒とワークショップ「水俣SDGsデジタルアート」の作成を行いました。これは、水俣の水質をセンサーで測って、その結果をアートとして表現するものです。

まず、スライドを用いて英語で自己紹介を行いました。大学生や留学生も英語でしたが、通訳をしてくださったので問題なく話を聞くことができました。

 ワークショップでは、初めは緊張して大学生や留学生と話ができず、交流することもできませんでしたが、デジタルアートを一緒に作成するにつれ、少しずつ話ができるようになり、交流を深められるようになりました。

 

グループでどんな作品にしたいかを英語で話し合っていきます。

最後にExcelファイルに水質のデータを入力し、CSV形式でプログラムに取り込んでいきます。

各班で作ったデジタルイラストを生成してみます。

グループで時間をかけて作った絵が画面に出てくるところを皆で確認。喜びの声が上がっていました。

 

【探究活動】「サイエンスインターハイ@SOJO」参加

7/27(土)崇城大学にて九州各地の高等学校から多くの高校が参加し、「サイエンスインターハイ@SOJO」が行われました。水俣高校からはコンペティション部門に2チームが選ばれ、当日発表を行いました。

2チームは、2学年での「総合的な探究の時間」に取り組んだテーマ研究を「生物」または「化学」の分野で発表しました。45分間という発表時間の中で、2チーム5名の生徒たちは鋭い質問に苦戦しながらも、笑顔でハキハキと答えていました。45分間の中で何度も質問を受け、その度に成長していく水高生の姿は素晴らしかったです。探究活動を通して主体的な学びで夢を実現した瞬間でした。

これからも、水俣高校の探究活動は発展していきます!

【探究活動】スタンフォード大学との交流事業について

7月1日(月)水俣市役所の原様にお越しいただき、スタンフォード大学との交流授業についてご説明をいただきました。 

最初にスタンフォード大学はどこにあるのか、学生数は何人か、どんなことをされているのかについて紹介。

 

これからの社会で人工知能やAIでソサエティー5.0となり変わっていく中、どんな人がグローバルに活躍していけるのか、人しか生み出せない部分を作り出していくためにはこういった探究活動を通して様々な経験していくことが大切だということを話していただきました。また、ご自身の海外での仕事の経験を伝えていただき、英語が話せるとチャンスが生まれる、活躍できる場があることについてもご紹介いただきました。

全校生徒への講義この度は大変ありがとうございました。

【学校行事】2学年「総合的な探究の時間」オリエンテーション

 4/19(金)6限目の「総合的な探究の時間」は、国水研の丸本先生によるオリエンテーションが行われました。

 2学年の1~3組の生徒たちは、今後1年間をかけて「総合的な探究の時間」の中で各自が調べたいテーマを設定し、探究活動を進めていくことになります。丸本先生のオリエンテーションでは、ポスター発表と口頭発表との違いや、調べたいことをどうやって深掘りしていくか、などについて詳細なお話を聞くことができました。

 今後の探究活動において大変学びの多いオリエンテーションでした。

 KSHでの発表やその他の場所での発表も視野に入れ、積極的に探究活動に取り組んでいきましょう!

【探究活動】特別なゲストに水俣を案内しました!

昨日の雨から一転し、今日の水俣はきれいな青空が広がる天気となりました。特別なお客様が水俣高校の生徒に会いに来てくれました。アメリカのスタンフォード大学国際相互文化教育プログラム(SPICE)で多文化教育とアジア系アメリカ人に関する研究をされているゲイリー・ムカイ博士(Dr. Gary Mukai)教授をお迎えし、水俣のエコパークを散策し、水俣病の慰霊の鐘や百閒排水溝について生徒たちが説明をしました。さらに20世紀初頭と第二次世界大戦中の日系アメリカ人の歴史についても、日系アメリカ人として、自らの家族が経験したお話を含めて生徒たちに話してくださいました。

 Dr.Mukai教授はとても親しみやすい人柄で、生徒たちの質問にも丁寧に笑顔で、時にはジョークも交えながら答えてくださいました。一緒に公園を歩きながら、真面目な話以外にもペットのことや好きなものなど、楽しく話をして過ごすことができました。

 参加した小島さんは、最後にDr.Mukai教授から今やるべきこととして、「失敗を恐れず、まずは挑戦し、失敗から学び、前進し続けることが大事」という言葉がとても印象的だったと話していました。

 ご多忙な滞在期間の中で、水俣高校の生徒に会いに来ていただき本当にありがとうございました。またお会いできる日を心待ちにしています!

After yesterday's rain, today's weather in Minamata turned out to be a beautiful blue sky. Today we had a special visitor come to meet the students of Minamata High School. We welcomed Dr. Gary Mukai, who is the Director of the Stanford Program on International and Cross-Cultural Education (SPICE) at Stanford University in the U.S. We walked around the Minamata Eco Park and the students explained about the Minamata Disease Memorial Bell and the Hyakken Drainage Ditch. He also spoke to the students about the history of Japanese Americans in the early 20th century and during World War II, including stories of his own family's experiences as Japanese Americans.

 Dr. Mukai had a very friendly personality to answer the students' questions politely with a smile and sometimes with jokes. As we walked through the park together, we enjoyed spending time talking about pets, favorite things, and other topics besides serious topics. Ms. Kojima, a participant in the event, said that he was very impressed by Dr. Mukai’s final words about what he should do now: "Don't be afraid to fail. Try first, and learn from your mistakes and continue to move forward.”

 Thank you very much for taking time out of your busy schedule to come and meet the students of Minamata High School. We look forward to seeing you again!

【探究活動】水俣の医療と福祉を守るプロジェクト始動!!

本日3/18(月)水俣市役所にて「水俣市、国保水俣市立総合医療センター、熊本保健科学大学、熊本県立水俣高等学校との包括連携に関する協定締結式」が行われました。今後、水俣市の抱える課題である保健・医療・福祉の向上およびそれらに関わる人材の育成を目指し、四者が連携しながらさまざまな取組みを行っていく予定です。本校からも医療従事者を志す2年普通科の木村颯心さんと川口花凛さんが参加してくれました。地域の人材育成に寄与する取り組みを来年度は具現化していきますので、保健・医療・福祉に関心がある生徒の皆さんは積極的に参加してください!

【探究活動】令和5年度校内成果発表会ベストポスター賞

3月8日(金)に校内成果発表会を実施しました結果を発表します。

当日の様子は、こちらからご覧下さい。

今年度は、昨年度とは違い久しぶりに対面方式での実施となりました。

1年生は、来年度の「総合的な探究の時間」に自らが探究活動をするテーマを模索すべく、2年生の先輩方の発表を熱心に視聴していました。2年生は1年間取り組んできた「総合的な探究の時間」や各学科の取組について発表を行い、自分たちの探究活動がSDGsのどの目標に関連しているか提示しながら、アンケート結果やデータの分析をグラフで示したり、活動の様子を写真や動画で紹介したりなど、どれも興味深い発表でした!

ご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。

 

ベストプレゼン賞に選ばれた班の発表動画は以下のリンクからご覧ください。 

【第1位】Wood Connect Project

 

【第2位】牡蠣養殖プロジェクト ~7年間の集大成~

【第2位】神様は私たちにとって身近な存在

【第4位】大きな牡蠣を育てたい!

 

【第5位】地球温暖化を食い止めるためには

 

班番号 テーマ 分類
1 ASGMが教えてくれる発展途上国の現状 水銀
2 水銀(水俣)についての調査 水銀
3 水俣病の発信 水銀
4 色と気持ちは関係あるのか(色と心理) 人文学
5 アフリカの飢餓問題 〜私たちができることとは〜 人文学
6 日本の買い物難民 社会科学
7 蛙化現象について 社会科学
8 アメリカの貧困 〜州間から考える〜 社会科学
10 eスポーツは職業として成り立つのか 総合・新領域
11 絵言葉によるコミュニケーション 地域課題
12 海の環境問題とマイクロプラスチック問題 環境
13 地球温暖化を化学で 環境
14 絵を描く将来のために 総合・新領域
15 『HUNTER×HUNTER』における作品の考察 総合・新領域
16 この味と匂いは一体…??!! ~ベトナム珍道中~ ベトナム
18 ベトナムと日本の教育の差異について ベトナム
19 ベトナムと日本の娯楽について ベトナム
20 アニメで繋がる世界~世界を知るきっかけに~ ベトナム
21 家庭的食品ロス 総合・新領域
22 日本人の宗教観について 総合・新領域
23 高校生が抱える介護の不安 総合・新領域
24 水俣茶をより多くの人に知ってもらおう 地域課題

25

高齢者の健康を守れ!! ~塩分量を考えたきんぴらごぼう~ 総合・新領域
26 怪我に対する正しい知識と処置 ~パフォーマンスへのアシスト~ 保健・医療
27 筋肉痛には何がイチバン大事? 保健・医療
28 生きることと死ぬこと 保健・医療
29 私の難しいこと ~支える教室~ 保健・医療
30 カキ養殖プロジェクト ~7年間の集大成~ 牡蠣
31 大きなカキを作りたい!! 牡蠣

32

牡蠣調査、はじめました。 ~おいしい牡蠣を求めて~ 牡蠣
33 半導体についての研究 工学
34 プログラミング教材の研究と開発 総合・新領域
35 Wood Connect Project 総合・新領域
36_1 SDGsマップ(1班) 総合・新領域

36_2

SDGsマップ(2班) 総合・新領域

 

【探究活動】令和5年度校内成果発表会

今年も一年間の探究活動の成果を発表する時期となりました。

3月8日(金)の午後から水俣高校2年生を中心に、普通科・商業科は総合的な探究の時間、工業科は課題研究の内容について、日頃の取組の成果を発表しました。

今日まで一年間をかけて自分でテーマを考え取り組んできました。テーマは水俣病の周知や水銀の規制などの地域に関係するテーマからカーボンニュートラルなどの環境対策、日本のアニメ産業や蛙化現象まで色々なジャンルにわたりました。成果を1枚にまとめたポスターとスライドで聴衆に発表しました。

オーディエンスの1年生は先輩たちの発表を真剣な表情で聞いていました。

今年のベストポスターの発表は来週15日に行います。さてさて、どのポスターが選ばれるのか!?

【探究活動】ようこそ水俣へ!ベトナムからの学生さんをおもてなし

水俣環境アカデミアが実施しているさくらサイエンスプランにおいて、ベトナムの日越大学から10名の学生と先生が1週間の予定で水俣に研修に来られています。今日は午後から水俣高校に訪問されました。

水俣高校からはいつもオンラインで交流している2年生のベトナム交流班がおもてなしを担当しました。ベトナムに訪問した時に学生さんたちと「水俣に行ったときは会おうね!」と約束していた再会を果たし、話も盛り上がっていました。

一緒に環境やSDGsを考えるという観点から、最初にSDGsクイズを行いました。まずみんなで折り紙で手裏剣を作り、クイズの解答を手裏剣で狙って当てました。手裏剣づくりでは高校生が教えながらみんなマイ手裏剣を作ることができました。

クイズの後は、茶華道部の皆さんのご協力で茶道体験を行いました。おもてなしの心の説明に、みなさん真剣に聞き入っていました。

【探究活動】スタンフォード大学に水俣高校紹介!

今ニュースでも話題になっているアメリカのスタンフォード大学との交流を行いました。

教授や研究員の方に、水俣や水俣高校の取組をプレゼンテーションしました。水俣市の場所や説明から、水俣病が地域や世界に与えた影響、そしてその影響に対して高校生がおこなっている様々なプロジェクトについて発表しました。

教授からは牡蠣プロジェクトに対する質問がありましたが、担当の生徒はもちろん英語で日々の取組について答えていました。他にも水俣のいいところ、水俣を一言で表すと?など様々な質問がありました。

こちらからも「他国の人とコミュニケーションをとるうえで必要なことは?」「夢をかなえるために必要なことは?」など生徒の積極的な質問に、ご自分の経験談を踏まえて丁寧に答えていただきました。「夢をかなえるためには、スモールステップ、目の前の一つ一つの積み重ねが必要だ」という話に生徒たちはとても感銘を受けたようでした。

なんせ世界の名門大学との全て英語でのやり取りということでかなり緊張しましたが、とてもよいお話やアドバイスをいただき、まさに「将来への一歩」の経験になったと思います。

今回の交流は、以前スタンフォード大学に研究員として在籍されていた水俣市役所の原様のご尽力により実現しました。感謝申し上げます。

 

 

【探究活動】Oyster Project~おいしく育ったかな??~

水俣高校が7年前から取り組んでいる、水俣湾での牡蠣養殖プロジェクトですが、今年の調査が終了しました。

今年は袋湾で水深別と、かごの密度別の生育状況を調査しました。いつもの大きさと重さの測定に加えて、今日は最後でしたので、牡蠣を開けて中身の重さも測定しました。11月ぶりの牡蠣との再会でしたが、かなり大きくなっている牡蠣にみんな驚いていました。

大きさと重さの測定の後は、牡蠣の生育地による味の違いを調査しました。今年は水俣産、広島産、三陸産の3地点で評価しました。また、牡蠣を食べなれない人でもおいしく食べるためには、という視点からトッピングの調査も行いました。チーズやバターなどいろいろなトッピングに挑戦していました。何が一番だったのか気になりますね。

今回の牡蠣養殖実験のまとめは3月8日(金)の校内成果発表会で発表します。

牡蠣養殖実験にご協力いただいた水俣市漁協の皆さん、国立水俣病総合研究センターの松山先生、ありがとうございました。

【探究活動】水銀について若者から啓発!水俣条約ユースダイアログ

皆さんは「水銀に関する水俣条約」を知っていますか?

この条約は人体や環境に影響を及ぼす水銀について、水銀のライフサイクル全体に渡る規制を行うための条約です。現在世界中で150を超える国がこの条約に批准していますが、まだ水銀を使用している国も多くあります。水銀を規制するこの条約には「水俣」の名前がついており、これは水俣でおきた公害の被害を忘れないことやそこから立ち上がった人々への尊敬の意味が込められています。

私たち水俣高校では、この条約の第一回締約会議から探究活動の一環として関わっています。若者の意見交換を目的としたユースダイアログに今年も参加しました。今年は水俣高校のほか、フィリピンとスロベニアの高校から生徒が参加し、各国の水銀使用や普段の学習の成果を発表し、意見交換を行いました。

英語での発表ということで、リハーサル時は非常に緊張していましたが、ファシリテーターの熊本県立大学のレヴィン先生のアドバイスもあり、本番では相手との会話を楽しみながら交流することができました。むしろ時間が足りないくらいで、生徒たちからは「あっという間におわった!」「もっと質問したかった!」という頼もしいコメントが聞かれました。他国の高校生の意見を聞いてとても刺激になったようでした。

環境省、OECCの皆様貴重な機会をありがとうございました。

【探究活動】1学年SDGs講演会~みんなのポスターをそえて~

水俣高校の1年生3学期はSDGsについて学びます。今日は水俣環境アカデミアの古賀所長にSDGsについての基本を教えていただきました。さらに1月17日に行われた1年生のミニ研究発表会で、各クラスのベストポスターに選ばれたポスターについても、どの点がSDGsな視点であるか、所長からコメントをいただきました。

SDGsと言われると地球規模の問題解決だと思われがちですが、熊本県や水俣市にもSDGsに取り組んでいる企業が多くあることを知り、自分たちにできることをやってみよう!という感想をもったようです。

【探究活動】3年生探究活動報告会

3年生の登校日にあわせて、これまでの総合的な探究の時間や課題研究のレポート発表会が行われました。

普通科と商業・工業科の生徒たちはなかなか互いの探究活動の内容について知るチャンスがないので、お互いにどんな探究活動をしているのか、最後に知ることができました。今回はオンラインでの発表になりましたが、自分たちの活動内容を堂々と発表していました。

【探究活動】身近なところに研究の種はある!(研究体験プログラム)

水俣環境アカデミアが実施している中高生に研究の面白さを教える研究体験プログラムの最終発表が1月20日(土)に実施されました。このプログラムでは、九州大学の研究室を訪問してお話を伺ったり、自分で設定したテーマについて研究を進めたりするものです。

最終発表には本校から2名の生徒が参加し、「卵の殻の利用」「日本のアニメーション」というテーマでこれまでに調査した内容を発表しました。研究というと難しく考えがちですが、自分の好きなことやいつもの生活の中からテーマを見つけると、研究がぐっと身近なものになりますね。最後は古賀所長から研究に対するコメントと参加証をいただきました。

【探究活動】1年生のポスター発表!

本日5限目の「総合的な探究の時間」に、1年生のポスター発表会が行われました!

11月より各自が自分の興味関心に応じてテーマを決め、調査・探究活動を行い、その成果をポスターにまとめ発表しました。初めての発表でしたが、皆堂々と楽しそうに発表していたのが印象的でした。1年生の「総探」で培った探究の力を2年生の「総探」につなげ、「MOYAIST」として大きく成長してほしいものです!

みんなの前でわかりやすく発表

【探究活動】今年もKSH発表会に参加してきました

メリークリスマスのイブのイブである12月23日(土)に、グランメッセ熊本で開催された熊本スーパーハイスクール全体発表会に参加してきました。これは日頃、総合的な探究の時間や課題研究に勤しんでいる熊本県内の高校生が一堂に会する祭典です。水俣高校では、今年もステージ部門とポスター部門、学校紹介ブースに参加しました。

ステージ部門には建築コースからWood Connect Projectチームが、ポスター部門には1・2・3年生で11のポスターが参加しました。この日の発表に向けて、ポスターや発表の準備をしてきました。

当日はたくさんの人が参加しており、自分のポスター発表を聞いてもらうだけでなく、他校の生徒のポスターにも積極的に質問する様子がありました。

2年生は3月の校内成果発表会にむけて、今回もらったアドバイスをどう生かせるか、楽しみですね。

【探究活動】NIMDフォーラム2023での生徒発表

皆さんご存じの通り、水俣市湯の児にある国立水俣病総合研究センター(NIMD)は、国内外問わず水銀と水俣病に関する研究を行っている研究所です。本校は国立水俣病総合研究センター様に日頃から探究活動の指導を中心に大変お世話になっています。世界的な水銀のモニタリングの現状と課題をテーマにしたフォーラムが11月18・19日に開催され、日頃の研究成果の発表と活発な議論が行われました。

大変光栄なことに、そんな専門家に交じって本校生徒の2年生普通科の中村さんが「How is a Concentration of Atmospheric Mercury in My High School?」(私の高校の大気中水銀濃度はどのくらいか?)というテーマで英語で発表を行いました。

国立水俣病総合研究センターの丸本先生のご指導のもと、中村さんは校内における2つの地点で大気中水銀濃度を測定する実験を行い、測定値の違いがなぜ生じるのかという考察を行いました。難しい専門用語が盛りだくさんな上、全て英語での発表ということで当日はかなり緊張していました。しかし本番ではそんな緊張はいっさい感じさせない堂々とした発表で、発表後は多くの参加者の方から感想をもらったり、将来の夢について話をしたりしながら、国際フォーラムの場を楽しんでいました。

高校生に発表の機会を与えてくださった国立水俣病総合研究センターとご指導くださった先生方に感謝いたします。

 

【探究活動】ベトナム研修4日目!無事に帰国しました

おはようございます。ベトナムハノイでの研修の全行程を無事に終えて帰国しました。深夜便での帰国だったので若干眠そうですが、予定よりも早く福岡空港を出ることができました。研修を終えて得たたくさんの学びと思い出をまた学校生活に還元してくれると思います。

この研修にあたり、水俣市水俣環境アカデミア様をはじめ日越大学のみな様のご支援、三菱みらい育成財団と水俣芦北地域振興財団の助成に感謝いたします。そして生徒たちを送り出してくださった保護者様ありがとうございました。

【探究活動】ベトナム研修3日目!文化体験

ハノイでの研修も今日が最終日となりました。生徒たちはまだまだみんな元気いっぱいです。昨日の大学訪問と発表を無事に終えてほっと一息というところです。今日は午前中にハノイの旧市街散策を行い、市民の台所である市場などを見学しました。午後からは自分たちでお買い物をした材料でベトナム伝統のお菓子のチェーと豆乳プリン作りに挑戦しています。上手くできたかな?!

【探究活動】ベトナム研修2日目!日越大学訪問しました

シンチャオ!ベトナムハノイ2日目です。今日は朝から、4年前から交流を続けている日越大学に訪問しました。日越大学では最初に日本語教室の生徒さんたちと交流し、その後歓迎レセプションに参加しました。水俣高校からは高校の活動紹介を動画を交えて行い、大学生から大好評でした!午後からは探究活動の取材でスーパーマーケットにお茶の種類やコーヒー、調味料などを調べに行きました。そして文化交流は形から!ということでアオザイルックにもチャレンジしてみました。似合ってますね。夕飯は、日越大学の学生さんと一緒に色々ベトナムのことを質問しながら食べました。

【探究活動】ベトナム研修1日目!

水俣高校では4年前からベトナムにある日越大学と交流を行っています。今年はついに水俣市長の表敬訪問とあわせて現地での研修をすることになり準備をすすめてきました。今日から木曜日まで2年生のベトナム交流を行っている生徒から選抜された5名がベトナムハノイでの交流やフィールドワークを行います!

今日は水俣市長たちとJETROハノイに訪問し、日本とベトナムの貿易や水俣、日本企業のベトナム進出などのお話を聞いてきました。みんな積極的に質問し時間が足りないくらいでした。

明日以降も更新しますのでお楽しみに!

 

【探究活動】SDGsマップ班デジタルアートに挑戦

8月水俣市主催のSDGs未来フェスタでのクイズブースを出展したSDGsマップ班が新たなプロジェクトに挑戦します。それはSDGs×デジタルアートです。水俣市のSDGsの取組をもっと知ってもらおう!というのが私たちの目的ですが、今回はデジタルアートを作成し水俣市内に設置することで、もっと市民や観光客に興味を持ってもらおうというものです。

今日はどんなデジタルアートにするのか、何を表現するのか、どんな表現方法にするのか慶應義塾大学の学生と水俣高校生でグループワークを行いました。さてどんなアイデアが出てくるのか、お楽しみに。

【探究活動】環境科学会2023年会・最優秀発表賞をいただきました!

先週9月7・8日に神戸大学で行われた環境科学会の2023年会に参加したことをこちらのブログで報告していました。この年会では環境科学に関する様々な研究内容が発表されました。本校生徒が参加したポスター発表部門では、数あるポスターの中から若い研究者を育成するという目的で優秀発表賞が決まります。これは会員の投票をもとに決定される賞です。

なんとこのたび2023年度の学部学生・高専生・高校生の部の最優秀発表賞に本校生徒の「2050年までにカーボンニュートラルは可能か」をテーマにしたポスター発表が選ばれました。

2年生の時から自分でテーマを決め、国立水俣病総合研究センターの丸本先生のご指導のもと真面目にコツコツ取り組んできた彼の探究活動をこのような形で評価していただいたことが何よりも嬉しいです。

表彰式の前後も多くの大学の先生や学生の方に声をかけていただきました。水俣高校から、環境に興味関心を持ち、未来への提言ができる人材がこれからも出てこれるよう、また日頃の探究活動に力を入れていきたいと思います。

【探究活動】環境科学会のポスター発表に参加しました!

今回9月7日、8日に神戸大学で行われた環境科学会の年会に3年生の生徒が参加しました。『2050年までにカーボンニュートラルは可能か』というテーマでのポスター発表です。2年生のときに、年間を通じて国立水俣病総合研究センターの先生方にご指導いただき探究を行った結果を発表してきました。

周りは専門の大学生や教授、研究者ばかりという中で、緊張はかなりしていたようですが、堂々と発表していました。

色々な立場の方からアドバイスもたくさん貰ったようで、大学進学後の研究にもきっと繋がっていくと思います。

【探究活動】SDGsクイズイベント大成功!

8月26日に水俣環境アカデミアが主催した「SDGs未来都市フェスタ」に水俣高校からも3つのブースが参加しました。普通科からは慶應義塾大学との高大連携事業「SDGsマップアプリ」プロジェクトチームが、クイズブースを運営しました。水俣市のことやSDGsをもっと知ってもらうために、4月からプロジェクトチームみんなで考えてきました。

内容は、①段ボールでペットボトルキャップをとばすシューティングガンを作成→②SDGsに関するクイズに答える→③答えの番号を作ったガンで狙う→④正解した数に応じてスタンプがもらえる→⑤スタンプの数に応じてアイスクリームのトッピングがもらえる、というものでした。

お客さんは来るのかな…とドキドキしていましたが、当日は子どもだけでなく多くの大人の方、市役所の人や水俣市で働いている外国人の方、古賀所長にも挑戦してもらいました。昼頃には混雑で、クイズコーナーで待ってもらうほどでした。クイズより景品のアイスにくぎ付けな子どもたちもいましたが、多くのかたにクイズがとても勉強になった!という感想をいただき、少しでも水俣市のSDGsの取り組みを知ってもらうことができたのではないかと思います。

シューティングガンの作成

クイズ

【探究活動】慶応大学学生とのワークショップ2023夏

慶應義塾大学の学生と日本に勉強に来ているアジア諸国の先生や大学生17名が水俣高校に来校し、水俣高校の生徒と一緒にワークショップを行いました。コロナウイルス感染の間はなかったので、久しぶりの開催となりました。マレーシアやフィリピン、ネパールなど色々な国の方と水俣高校生14名でゲームをしました。

水俣や熊本に関係するSDGsのクイズを水俣高校生が英語で出題し、4択の中から選ぶというシンプルなゲームですが、そう簡単ではありません!4択の正解をシューティングガンでうまく当てないと正解になりません。答えは分かったのに、うまく当たらずに不正解!なんてこともありましたが、大いに盛り上がりました。

水俣高校生はシューターの作り方を英語で教えたり、クイズを英語で作成するなど、英語でのコミュニケーションに必死なところもありましたが、これもよい経験になったと思います。

このクイズ&シューティングゲームは、8月26日に水俣環境アカデミアで行われるSDGs未来都市フェスタでもやるので、たくさんの人に遊びに来てもらえると嬉しいです。当日は当たったら嬉しいプレゼントもありますよ。

【探究活動】調理実験成功なるか…?!

2学年普通科・商業科の生徒が1年間をかけて総合的な探究の時間でテーマ探究に取り組んでいます。

現在はテーマに対しての背景や仮説を明確にして、どんな調査方法が適切か考える時期です。

そんな中、「高齢者の食事」「特産物でスイーツ」「家庭からの生ごみゼロ」というテーマで取り組んでいる3つのグループがさっそく調査として調理実験に取り組みました。

ハプニングもあったようですが、3班ともまずはデータを取るのに成功したようです。

ここからテーマに向かってどのように調査を進めていくか、引き続き頑張ってほしいです。

【探究活動】SDGsマップ班2023始動

本校の高大連携事業の一つ、慶應義塾大学の植原先生の指導のもと昨年度から取り組んでいる「SDGsマップアプリワークショップ」プロジェクトが今年も始まりました。新メンバーに1年生を7名加えてのスタートです。このプロジェクトには、SDGs未来都市である水俣市におけるSDGsの取組みをもっと多くの人に知ってもらいたいという目的があります。

1回目の6月23日は植原先生と大学生のお二人が本校に来校され、対面形式でのワークショップとなりました。大学生の先輩がファシリテーターとなって、8月26日(土)に水俣環境アカデミアで行われるSDGsフェスタに出店するブースのアイデアを出し合いました。

クイズがいいかな‥、いやいやゲーム的要素も入れて!景品があったほうがいい!など生徒たちの柔軟なアイデアがたくさん出て、白熱した議論になりました。

これから具体的に中身を決めていきます。どんなブースになるのか!?楽しみです。

 

【探究活動】水俣条約班2023、環境省から講話をいただきました

水俣の名前がついた「水銀に関する水俣条約」を皆さんご存じですか?

水銀のライフサイクル全体を管理する国際条約です。水俣高校では数年前から、2年生の生徒たちが水銀や水俣条約をテーマに探究活動を行っています。今年は8名の生徒がこのテーマで探究活動を行います。

今日は環境省の水銀対策推進班の黒田一樹様から、オンラインで講話をしていただきました。黒田様からは、水俣条約ができた背景や、途上国の水銀利用状況、日本にいる私たちできることなどの話をしてもらい、知っているようで知らなかった水銀の利用について知ることができました。

その後生徒たちの考えた今年の探究活動のテーマについてアドバイスをいただきました。

短い時間でしたが、生徒たちからは「質問いいですか?!」と積極的に発言があり、一つ一つに丁寧に答えていただきました。お話を聞いて、さっそく「次はこれを調べたらいいかな」「テーマをこうしたら…」などの言葉が生徒たちの間で交わされ、さらに探究活動への意欲が高まったようでした。

9月には水銀に関する水俣条約のユースダイアログも実施される予定です。

今年の生徒たちの活動もお楽しみに!

【探究活動】Oyster Project

水俣湾でのカキの最も良い養殖地点をさぐるOyster Project、水高生が代々取り組んで今年7年目になりました。埋め立てや浚渫、漁業の停止により漁獲量が減ってしまった水俣の漁業を応援するために、国立水俣病総合研究センターと水俣高校、水俣市漁業協同組合が連携し、カキの育成状況を調査しています。今年は水深4地点の調査です。

今日は今年の初調査でしたが、あっという間に測定のコツをつかみ、スムーズに測定することができました。

4地点の牡蠣がこの後どのように成長していくか、どのような違いがでるのか測定を続けていく予定です。

【探究活動】日越大学との交流2023スタート

2年生の総合的な探究の時間において、ベトナムとの比較文化研究を行うグループの活動が始まりました。水俣高校では、水俣市が締約しているベトナムの日越大学との交流を行っており、今年で4年目になります。

今日はまずオリエンテーションということで、生徒からの水俣高校紹介、その後ベトナムの紹介、さらに小グループにわかれてフリートークを行いました。

日越大学の学生のみなさんは日本語がとても上手で、日本文化にも興味をもってくれているようでした。フリートークでは「好きな音楽は?」「何がベトナムで流行っているの?」など話がはずみ、フリートークの終了時には「まだ話したかった!」という悲鳴があがったほどでした。

これからテーマを決めて研究を進めますが、日越大学の学生のみなさんと協力しながら内容を深めていけたら、と思います。楽しい時間でした。cố lên!

【探究活動】第5回大阪大学SSIシンポジウム発表の様子

2023年3月18日に実施された第5回大阪大学SSIシンポジウム『私たちの創る「誰一人取り残さない」未来の社会』にて、本校の牡蠣調査班と水銀条約班が発表している様子が、大阪大学のホームページから動画を見ることができます。以下のリンクからご覧ください。

https://www.ssi.osaka-u.ac.jp/activity/salon/5thssisymposium-2/?sortcat=cat01

【総探】2学年探究スタート!

今年も2年生普通科と商業科の生徒82名が探究活動に取り組みます。今年はどんなポスターができあがるのか、楽しみです。探究活動のポスター作成の基本レクチャーを昨日、国立水俣病総合研究センターの丸本倍美先生にしていただきました。

探究活動といっても、ポスターの作り方は?どんなことを書いたらいいの?ポスターとスライドの違いは?など分からないことが多いですよね。そんな基本を先輩たちのポスターを参考にしながら、大変分かりやすく教えていただきました。先生には来週からもアドバイスに来ていただきます。

2年生はこれから1年間かけて探究活動に取り組み、ポスターを作成し、3月に発表を行います。ぜひとも自分自身のなぜ?知りたい!伝えたい!という思いを大事に取り組んでほしいと思います。

レクチャーの様子

【総探】日本OECD・大阪大学主催SSIシンポジウムに参加しました!

皆さん5月に広島で開かれるG7サミットを知っていますか?その関連行事として、日本OECDと大阪大学が中心となって、持続可能な社会のために地域で活躍する中高生を集めたシンポジウムが開かれました。水俣高校からも2年生の牡蠣調査班と水俣条約班の5名が発表を行いました。

今回のSSIシンポジウムは「誰一人取り残さない未来」を作るために、日本各地(栃木、広島、東京、大阪、福島など)の中高生がどのような活動に取り組んでいるのか、紹介するものでした。

本校からは、水俣病の歴史的な背景とそれに伴う地域課題、克服のために水高生が取り組んでいる取り組みをオンラインで発表しました。

牡蠣班も水俣条約班も先輩から後輩に受け継がれてきたプロジェクトなので、水俣で私たちが行っている取り組みについて今回のシンポジウムで少しでも知ってもらえたら嬉しいです。

 

【総探】【WCP】祝★企業賞受賞!SDGs Quest みらい甲子園

3月18日(土)に熊本県立劇場にてSDGs Quest みらい甲子園熊本県大会のファイナルセレモニーが開催されました。県下高校のエントリーチームのうちファイナリストに選出されたチームが一同に介し、授賞式に参加して各チームのSDGsアクションアイデアについて意見交換を行いました。ファイナリストは県内12チーム、うち3チームが本校からの選出!本校のファイナリストは普通科の「水俣カヌー班」「水俣食べる通信班」、建築コースの「Wood Connect Project」です。授賞式では、「Wood Connect Project」チームが企業賞(東海大学賞)を受賞しました!地元の山林に着目した取組を評価していただきました。今大会は生徒にとって取組の発信の場となるだけでなく、他校の発表を聞いて見聞を広め、探究活動への理解を深める良い機会となりました。

【総探】校内成果発表会ベストプレゼン賞

3月10日(金)に校内成果発表会を実施しました。2年生を中心に、総合的な探究の時間や各学科の取組について発表を行いました。各学科で取り組んできた活動の成果を発信する場となりました。自分たちの探究活動がSDGsのどの目標に関連しているか提示しながら、独自に集めたデータの分析結果をグラフで示したり、活動の様子を写真や動画で紹介したりなど、どれも興味深い発表でした!

今年度は生徒に1人1台配布されているタブレットを使用し、ポスターやスライドなどの資料を作成してオンライン配信という形で発表を行いました。発表を聞いている生徒たちも資料を見ながら真剣な様子で発表を聞いていました。

ベストプレゼン賞に選ばれた班のポスターと発表動画は以下のリンクからご覧ください。また、今回の探究活動については地域の方々に多くのご協力をいただいた班がありましたので、こちらのページにてお知らせします。ご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。

 

ベストプレゼン賞

星第1位

カヌーでゴミ0大作戦 in 水俣川

08 ポスター.pdf

嶋田渚、濵田キララ

星第2位

みんな見たくなっちゃう!ウェブサイトの作り方

30 ポスター.pdf

上田さくら、塚本紅音、山下敬人、生嶋音羽、髙木麻砂

星第3位

いま、日本があぶない!~イノシカハンターズの挑戦~

※一部、狩猟の映像が流れますのでご注意ください。

27 ポスター.pdf

川元瑞輝、吉田実生

星第4位

フィジカルコンピューティングによるプログラミング教育の実践

28 ポスター.pdf

設樂歩夢、野﨑義貴、渕上芽衣

星第5位

聖地巡礼と地域活性化

04 ポスター.pdf

濱村竜信、山口祥明

 

地域の方々にご協力をいただいた班の発表

高校生がつくる水俣食べる通信

24 ポスター.pdf

濱洲ひなの、松原歓奈、山内結花、山岡千華、吉田遥姫

ご協力

・水俣食べる通信代表 諸橋賢一 様

スイーツ開発で水俣をより良くするために

25 ポスター.pdf

中村早希、森日芽、江口采那、六車希空、窪田夢香

ご協力

・(有)ONITSUKA日昭堂 店長 鬼塚憲幸 様

プレゼンテーションテーマ一覧

 

【総探】SDGsマップアプリは来年度に続く!

3月14日に今年度最後のSDGsマップアプリ開発ワークショップが行われました。慶應義塾大学植原先生のご指導のもと、水俣市のSDGsの取組みを普及するために、スマホ用アプリの開発を1・2年生16名で続けてきました。通信環境がうまくいかず、プログラミングがうまくいかないこともありましたが、どんなアプリを作ればたくさんの人に使ってもらえるだろうという目標をもって取り組んできました。開発はまだ途中ですので、来年度も継続します。

来年度はアプリの改良を行い、夏ごろにアプリを使ったイベントを計画・実行したいという野望を持っています。今年度メンバーの多くが来年度も継続してくれることになりました。4月以降には新メンバーも募集して、新体制で再スタートします!ぜひ新一年生で興味がある人は参加をお待ちしています。

【総探】KSH・ポスターセッションとステージ発表にて大活躍!

3月4日にグランメッセ熊本にて、熊本県下の探究活動を行っている高校生が一堂に集う発表会が開かれました。ポスターセッション部門、ステージ発表部門、学校紹介ブースとグランメッセの広い会場に高校生が750人、一般のお客さんも1700人を超える大イベントとなりました。

水俣高校からもステージには電気コース、ポスターセッションには普通科・建築コースから7つのチームが参加してきました。色々な学校の生徒の発表を見たり、質問を受けたりと充実した1日になったようです。なかなか鋭い質問にも丁寧に対応している姿をみて、なんとも一年間で頼もしくなったな…と感じました。やはり同年代の頑張りは何よりもよい刺激になりますね。

展示ブースでは機械科のイノシカハンターズや鉄道模型、商業科の開発商品を展示しましたが、子どもたちがかなり興味津々でかぶりついてみてくれました。

見学で参加した1年生も意欲的に色々なポスターの説明を聞いていました。来年の主役は新2年生です!頑張ってください。

【総探】届け!Message from Minamata 水銀に関する水俣条約のユースダイアログに参加しました

 水俣高校の2年生の探究活動では、毎年水銀の規制や水銀に関する水俣条約について取り組むグループがいます。今年は普通科の4名が、国立水俣病総合研究センターの原田先生のご指導もと、活動してきました。水俣病についての学び直しや、世界の水銀使用の現状、水俣市の水銀製品の処理方法など様々なことを学んだ彼らは、水俣から水銀の適正な管理と水俣の再生についてのメッセージをイラストで表現し、発信したい!という目標をもって取り組んできました。

 今日はそんな彼らの活動を発表するユースダイアログが環境省主催で行われました。水銀の学習に取り組んでいるスロベニアとフィリピンの高校生たちと、日ごろの学習の成果を発表し合い、互いの国の取組について理解を深めました。お互いの発表に対して質問も活発に飛び交い、1時間があっという間に過ぎました。

 水銀対策といっても、実際に話を聞くまでは知らないこともたくさんあったようで、改めて水俣から発信できることはなんだろうと考えるきっかけになったようです。

 3月10日の発表会が楽しみですね。

レヴィン先生と記念の一枚

【総探】ファイナリストに選出!SDGs Quest みらい甲子園

社会課題解決のアクションアイデアを考えるコンテスト、SDGs Quest みらい甲子園が開催されています。その熊本県大会に本校の取組をエントリーしたところ、3チームが一次審査を通過!2年普通科の総合的な探究の時間から水俣カヌー班、水俣食べる通信班の2チーム、そして、2年電気建築システム科建築コースからWood Connect Project班がファイナリストに選出されました!二次審査(最終審査)では各チームが制作したプレゼン動画が審査されます。熊本県大会のファイナリストとなる12チームは以下のリンクから確認できます!

https://sdgs.ac/sokuho

【総探】英語でプレゼン!UNEP中間ワークショップ

2月20日(月)に水俣環境アカデミアで行われた「UNEPプロジェクト中間ワークショップ」に2年普通科の生徒4名が参加しました。各国からの参加者に向けて、総合的な探究の時間に行った水銀や水俣病に関する調査について英語でプレゼンテーションを行いました。最後には、水俣市長や参加者の方々と記念撮影を行いました。日本の「環境省」に相当する各国代表の方々とお会いする貴重な経験となりました!

【探究活動】みなまたOysterProject最終調査

水俣高校は2学年の総合的な探究の時間で、OysterProjectに取り組んでいます。これは、水俣高校の2年生が代々取り組んでいる水俣の牡蠣を大きくおいしく育てるための研究で、水俣市漁協・国立水俣病総合研究センターと一緒に取り組んでいます。

今年は袋湾の水深が異なる3地点に牡蠣の入ったかごを設置し、5月から毎月大きさや重さを計測してきました。今日は1年間育ててきた牡蠣を開けて中身の重さを計測しました。そして大事な味の調査も行いました。水俣の牡蠣と日本各地の牡蠣を食べ比べるという、非常に味覚を研ぎ澄まして行う大事な実験です!見てください、みんな真剣な表情です!

どこが一番大きくなったか、身の入り方がよかったか、おいしかったかは、3月10日の成果発表会で報告です。お楽しみに!

【総探】【1学年】SDGs講演会を行いました!

2/1(水)の5限目にSDGs講演会を行いました。

水俣環境アカデミア所長の古賀実様を講師としてお招きし、

SDGsのことについて詳しく説明していただきました。


総合的な探究の時間でのポスター作成の中で調べてきたことを、

さらに深めることができるいい機会になったのではないかと思います。


質疑応答では、コンビニの未来について生徒が尋ね、

経済学との関わり合いを踏まえながら説明していただきました。

生徒代表謝辞では、「機械科としてできることを考えて行きたいです。」

という言葉もあり、講演の内容を今後にいかしていこうとする姿も見られました。


SDGs未来都市である水俣市の高校でSDGsについて学び、

よりよい未来を考えていくいい講演会となりました。

これからも様々な探究活動を通して地域の課題について考えていきます!

 

【総探】ただいま水俣スイーツ開発中

2学年の総合的な探究の時間の中で、スイーツで水俣を盛り上げよう!というテーマのもと活動しているグループがいます。地元水俣が誇るお菓子屋さんの鬼塚日昭堂さんの全面協力のもと、生徒の出した地元素材を使ったアイディアをもとに試作していただきました。今回はレモンケーキ風焼き菓子です。生地とチョコレートの組み合わせで一番何がよいか、お茶と甘夏の組み合わせを先生たちに調査しています。もしかしたら採用されて、販売されるかも…ということでお楽しみに!

水俣環境アカデミア研究体験プログラム

11月から水俣環境アカデミアが行っている研究体験プログラムに、本校1年生の5名が参加していました。いつもは見ることができない九大の研究室をオンラインで訪問したり、味覚センサーを作ってみたりと「研究」を身近に感じる活動をしてきました。同時に自分の身の回りの気になることをピックアップして探究活動をおこない、まとめてきました。1月21日(土)はこれまでの探究活動の成果発表でした。5人全員とも単に調べるだけでなく、アンケートを取ったり、取材をしたり、実験をしたりしてデータを集め、自分のなぜ?の答えを見つけるというしっかりした内容でした。アカデミアの古賀所長からも助言をいただき、2年生の探究活動が楽しみになる発表でした。

Webサイト完成間近!州立モンタナ大学オンラインプログラム⑤

 1月21日(土)に州立モンタナ大学オンライン学習プログラムの最終講座を実施しました。参加生徒は州立モンタナ大学と独自のウェブサイトを共同制作し、もう少しで完成します!熊本やモンタナの観光地を紹介するページ等の記事を英語で書き、ウェブサイトに掲載します。全5回の研修をとおして、生徒たちは自らの英語力の向上を大いに実感しており、ウェブサイ卜制作にも楽しんで取り組んでいます!

【SDGs】くまもとSDGsアワード2022表彰式

 12月24日(土)に、今回初めての開催となった「くまもとSDGsアワード2022」に、水俣高校のウッド コネクト プロジェクトやイノシカハンターズを含めた様々なSDGsへの探究活動の取組みが評価され入賞し、表彰状を頂きました。くまもとSDGs牽引部門とSDGs未来づくり部門があり、それぞれ39件合計78件の応募の中から、本校はSDGs未来づくり部門の上位6団体に入賞しました。

本校の取組みは、探究活動の中から地域の課題を自分事と捉え、様々な機関と連携し、持続可能な取組みで複数のプロジェクトが活動している点が評価されました。当日は代表として、校長と工業科職員2名が参加しました。

今回の受賞で生徒たちの頑張りはもちろん、地域の方々や応援してくださる方々のおかげで様々な学びや経験ができる環境に感謝しています。関係者の皆様ありがとうございます。

【探究活動】日越大学との交流・最終発表

水俣高校では、ベトナムの日越大学との交流事業を行っています。2年生普通科の生徒とベトナムの大学生が一緒にテーマを決めて互いの国の比較研究を行っています。4月から続けてきたこの研究もついにまとめとなりました。12月23日2学期の終業式後、4グループの最終発表を行いました。

4グループそれぞれのテーマごとに、日本とベトナムの現状、課題、課題解決のためにできることは何か、という内容をスライドにまとめて発表を行いました。

日本とベトナム、そして高校生と大学生という国も立場も違う人たちが1つのテーマの研究を行うということは、なかなか大変なことも多く、「スライドが終わっていません!」「連絡がなかなかつきません!」と苦労もありました。しかし、互いに1つの目的のために協力し合うという経験はなかなかできることではありません。大変なこともあったとは思いますが、お互いの価値観を理解し、どうやったら相手に伝わるか考えるという、本当の国際交流ができたのではないかと思います。

最後には修了証が授与されました。

【探究活動】SDGsマップアプリの開発が進んでいます

水俣高校では慶應義塾大学の植原先生のご指導のもと、今年からSDGsマップアプリを作るというプロジェクトを行っています。水俣市がSDGs未来都市であるということから、「観光客に楽しみながら水俣の良さを知ってもらい、SDGsについて学んでもらおう!そして水俣市のSDGs的な問題点も指摘してもらおう!」という目的でアプリを作ることになりました。参加している生徒は、プログラミング班とSDGs班に分かれて、SDGs班がアプリに必要な機能やデザインをまとめ、プログラミング班がそれをもとにプログラミングを行います。

とはいっても、プログラミング班は最初はネットワーク回線などの関係で予定通りにいかないことも多かったのですが、今日はしっかりアプリ作成のための作業が進みました。難しいところもありますが、みんな試行錯誤しながら頑張っています。SDGs班は水俣市をもりあげるイベントについて意見を出し合いまとめました。

鋭意作成中ですが、どのようなアプリができあがるのか、皆さん楽しみにしてください!

熊本スーパーハイスクール生徒研究発表会に参加してきました

12月3日(土)に崇城大学で実施された熊本スーパーハイスクール生徒研究発表会に、本校から6ポスター14名が代表として参加してきました。

今年は3年ぶりに対面でのポスターセッション発表でした。ポスターセッションとは、会場にポスターを設置して聞きに来た人にその都度発表と質疑応答を行うというスタイルです。自分たちが発表しないときは他の学校の生徒のポスターを聞きに行くこともでき、とても発表者と聞く人の距離が近いのが特徴です。

緊張するかなと思ってみていましたが、物おじすることなく他校の生徒や先生の質問にも丁寧に答え、時には談笑する様子も見られました。積極的に自分から声をかけてポスターを見てもらったり、他の生徒のポスター説明を真剣に聞き入ったりと、実際にたくさんの高校生と会うことで得られたものは大きかったのではないかと感じました。SDGsマップ班WCP班カヌー班イノシカハンターズ班二酸化炭素排出ゼロ班

【総探】【日越大学交流班】プレゼント交換を行いました!

 日越大学の学生さんとのアイスブレイクとして、プレゼント交換を行いました。「自分の周りで流行しているもの・好きなもの」をテーマに、日越大学と水俣高校のそれぞれがプレゼントを用意しました。

 

日越大学からは、日越大学のトートバッグにベトナムの食品や雑貨などを詰めて送ってくださいました。

 

生徒たちもプレゼントを受け取り、感激していました。

 

 水俣高校からは、生徒たちが選んだ食品や雑貨をラッピングして送りました。今後、贈りあったプレゼントについて、SNS等を利用し、交流をする予定です。

水俣市シンポジウムでの発表

水俣高校では3年前から、ベトナムの日越大学との交流を行っています。2年生の普通科を中心に、総合的な探究の時間の授業で、共同テーマについて両国の文化比較などを行っています。

10月22日に水俣環境アカデミアで行われた日越大学連携協定締結記念のシンポジウムにおいて、水俣高校の交流について発表する機会を頂きました。校長先生の学校紹介に続いて、交流に参加している2年生の唐津さんと倉本さんが生徒代表として取り組みを発表しました。

日越大学の学長先生や水俣市長も注目する中、大変緊張したと思いますが、とても堂々とした発表でした。

普段のSNSを使っての交流の様子や、実際に交流して感じた感想など、高校生の実際の取組について知ってもらえたのではないかと思います。

【2年総探】中間発表の様子

9月30日(金)に2年生の総合的な探究の時間の中間発表で全29班が探究活動の進捗状況を発表しました。水俣川のゴミの状況や牡蠣養殖調査、高校生が住みたい街調査や海の絶滅危惧種など様々なテーマの発表がありました。国立水俣病総合研究センターの方にもご来校いただき、発表内容について助言をいただき、新たな学びが多くありました!10月以降は中間発表を振り返り、年度末の成果発表会に向けてさらに探究を深めていきます!

【2年総探】熊日新聞に載りました!水俣食べる通信

令和4年9月29日(木)の熊本日日新聞に、本校2年生の「水俣食べる通信」班の活動が掲載されました!本校では総合的な探究の時間に外部機関との連携事業を行っており、水俣の「食」の良さを発信する「高校生がつくる水俣食べる通信」の制作に2年生5名が携わっています。これから取材活動をして、本格的な記事制作に取り組みます!

【2年総探】中間発表!日越大学との交流

9月28日(水)にベトナムの日越大学と探究活動の中間発表を行いました。日越大学の学生と共同研究を行い、教育制度の違いなど様々なテーマについて日本とベトナムの課題について発表しました。今後はさらに課題の解決策を提言するため、探究活動をしていきます。生徒たちにとって海外の大学生との交流は良い刺激になっています!

【2年総探】編集会議!水俣食べる通信班

9月12日(月)の放課後に2年生の総合的な探究の時間の「高校生がつくる水俣食べる通信」班が編集会議を行いました。デザインについて意見交換をしたり、特集する生産者の方に聞きたいことなどを考えたりしました。通信制作に向けて本格的に活動が進んできました!

【2年総探】ベトナムのお菓子が届いた!日越大学との交流

8月26日(金)に2年生の総合的な探究の時間の活動として、ベトナムの日越大学と交流しました。今回は「オンラインカフェ」ということで、事前に日本とベトナムのお菓子を送り合い、お互いのお菓子を食べながら、どんなお菓子か説明したり自己紹介したりして楽しみました♪^^ 9月には探究活動の中間発表をするので、仲を深めて共同研究を進めましょう!

【2年総探】記事の書き方を学ぶ!水俣食べる通信制作

8月25日(木)に総合的な探究の時間の「高校生がつくる水俣食べる通信」班の生徒が、ライティングレクチャーを受けました。講師の方に記事を書く上での心構えを教えていただき、先日取材した生産者の方の話をどのように書いたら良いかアイディアを出し合いました。高校生らしい記事にはどんな要素が必要かな?^^取材活動の様子は8月23日のブログを見てくださいね!

 

水俣高校発のSDGsアプリを作ろう!

水俣高校では慶應義塾大学との高大連携事業として、今年「SDGsデジタルマップ」の作成を目指しています。これまでも慶應義塾大学の植原先生にご指導いただき、リグラスアートでデジタルマップを作ったり、マインクラフトでバーチャル水俣の作成を目指したりと色々なことにチャレンジしてきました。

今年は2019年から止まっていたSDGsデジタルマップを作成し、多くの人に使ってもらうための方法について考えて実行していく予定です。今日は、以前行ったわが町のSDGsスポットを探し、写真を専用サイトに投稿し、17のどのゴールと関連するのか、というワークショップを行いました。

慶應義塾大学から植原先生と4年生の佐藤さんに来校いただき、実際にグループに分かれて学校近くのSDGsスポットを探しに行きました。自分たちがとった写真が地図上に表示され、どの目標と関連するのか表示されるので、「これは確かに!」「これは何??」といった意見も飛び交い、改めてSDGsについて考えた一日となりました。

これからも作成に向けて活動していくので、完成までお楽しみに!

【2年総探】生産者を取材しました!

8月23日(火)の午後から総合的な探究の時間の活動として、水俣市の袋にある鐘ヶ江農園を訪問しました。「高校生がつくる水俣食べる通信」の制作に向けて、生産者の方を訪問し取材活動を行っています。実際に畑で収穫体験をしたり、採れた野菜を調理していただいたりすることで、生産者と消費者の両方の立場から「食」について考えました。今後の編集会議で本日の学びをまとめ、記事制作を始めていきます!

    

【2年総探】「水俣食べる通信」テーマ決め

「高校生がつくる水俣食べる通信」の制作に向けて、生徒たちでテーマを検討しました。読者ターゲットはどうするか、生産者のために何ができるか、高校生らしさを出すためには、など様々なアイディアを出しました!来週は実際に水俣市内の生産者の方々に取材活動を行う予定です!ドキドキですね♪

【SDGs】慶應義塾大学生とSDGsクイズ!

7月5日(火)に高大連携未来塾(水俣高校✕慶應義塾大学)のワークショップを実施しました。参加生徒は1・2年生16名です。今回は第1回オリエンテーションで、SDGsの概要を学び、大学生との交流を楽しみました!SDGsクイズでは、身の回りの物事がSDGsのどの項目に当てはまるか事前にスライドを作成し、ルーレットで当たった生徒が自分の考えを発表しました。これから大学生と一緒に「水俣市のSDGsマップ」を制作していきます!

【2年】探究活動の様子

6月24日(金)6時間目の2年生の総合的な探究の時間の様子です。理工学やスポーツ、医療やカキ養殖など様々なテーマごとに班をつくり、探究活動をしています。国立水俣病総合研究センターや民間企業の方がご来校され、たくさん助言していただきました!

  

【1年】水俣市の課題と解決策を考えた!

6月22日(水)の1年生の総合的な探究の時間にて、水俣市のグラフデータを分析しました。人口の推移や産業別就業者数などのグラフを班で分析し、課題やその背景を話し合って解決策を発表しました。生徒たちは活発に話し合いをして、たくさんアイディアを出していました!

【2年総探】ベトナムの大学院生と交流!日越大学ワークショップ

5月24日(火)にベトナムの日越大学と第1回オンラインワークショップをしました。本校では外部との連携事業を行っており、水俣環境アカデミアや水俣市役所と連携して日越大学との交流を実施しています。2年生の「総合的な探究の時間」の活動の一環として9名が参加し、日越大学の大学院生と英語や日本語を使って交流しました。生徒たちはお互いに自己紹介をしたり、連絡先を交換したりと楽しみながら交流をしていました^^

【2年総探】モンヴェール農山さんにご講話いただきました!

5月20日(金)の2年生の総合的な探究の時間に、モンヴェール農山から農山文康様に講話に来て頂きました!本校では外部との連携事業を行っており、水俣食べる通信の諸橋賢一様と連携して「高校生がつくる水俣食べる通信」の制作に携わっています。2年生5名の生徒がこの活動に参加しており、生産者と消費者とが一緒になって「食」について考えました。

【2年総探】牡蠣260枚計測!

5月19日(木)に第1回牡蠣生育調査を行いました。本校では外部との連携事業を行っており、総合的な探究の時間に様々な活動をしています。本事業では国立水俣病研究センターと水俣漁協の方々と連携し、水俣における牡蠣の収量安定を目指して養殖実験を行っています。今年度は袋湾で実験を行っており、異なる水深でどのように牡蠣が成長するのか比較調査を行います。参加生徒10名で協力し、260枚の牡蠣の大きさと重さを計測しました!

【建築コース&機械科】【WCP】Wood connect project2022スタート

 先週の金曜日、水俣環境アカデミアで木育ワークショップがあり、建築コース3年生は今年度のウッド コネクト プロジェクト成功に向け、学んだり、習ったりしてきました。まず、林業者の方から水俣の森林の講演をしていただきました。今回この講演会には、本校機械科のイノシカハンターズも参加しました。講演会後には、水俣の山林の課題を自分事ととらえることができ、生徒たちから積極的に質問の手が上がりました。ウッド コネクト プロジェクトとイノシカハンターズの取組みは、とても密接な関係があり、この講演を聴き、学ぶことでさらにお互いのプロジェクトについてイノベーションが起きるのではないかと期待しています。

 その後は、夏休みにアカデミアで計画している小中学生向け木育ワークショップ用に「木の加湿器」の試作品を建築コース3年生が製作してきました。講師をするために、製作してきたものを見てもらい、水俣市建具組合ものづくりマイスターの方々より、木製品の検討や木の性質や加工について、また製作方法についてアドバイスを受けました。

 多くの地域の方々の支援を受け、社会に開かれた学びを体験できています。今後ともウッド コネクト プロジェクト2022、イノシカハンターズシーズン4の活動を報告していきます。

 

【総探】令和3年度校内成果発表会ベストポスター賞

先日開催しました校内成果発表会のベストポスター賞の発表を行います。発表に関わった皆さんお疲れ様でした。

ポスターとGoogle Meetを利用した発表動画を掲載していますので、以下のリンクよりご覧下さい。

(1~2年生を対象にした投票により支持率が高かったものから上位になっています。)

 星第1位

「第2言語として英語をマスターするための極意」

08_ポスター.pdf

 

赤司ひなた、 廣田耕生、田村笑海夏

 星第2位

「ジェンダー問題とこれからの化粧品のあり方について」

23_ポスター.pdf

永野瑞稀

星第3位

「化粧品と動物実験の関係性」

12_ポスター.pdf

 中村凜音、中村夏野、久木田菜奈

星第4位

「理学療法士と装具士の需要の差について」

11_ポスター.pdf

井川陽仁、松本蒼汰

 星第5位

「水俣湾における漁業再生の課題」

30_ポスター.pdf

児玉璃奈、齋藤可倫、前田桃寧

星第6位

「色・文字によって変わる印象の違いについて」

21_ポスター.pdf

岩﨑もも 

【総探】令和3年度校内成果発表会

先週3月11日(金)、本校にて校内成果発表会が行われました。

2学年の生徒を中心に、総合的な探究の時間や各学科の課題研究において1年間をかけて取り組んできた探究活動の発表を行いました。普通科・商業科・機械科・電気建築科のそれぞれの科の特色をいかした発表となりました。

いつもはポスターを使い、聴衆にむけて発表を行いますが、今年は蔓延防止の観点からオンラインでの発表となりました。1年生はMeetを使用し自分の教室から発表を聞きました。みなさんとても真剣にメモをとりながら聞いていました。

制限時間10分の中、ポスターデータやスライドを使用し、自らのテーマのもと実証実験の結果や収集したデータから分析を行い仮説の立証を行いました。どのグループも堂々とした発表でした。終わった後は、緊張から解放されほっとした顔をしていました。社会の問題に鋭く切り込む発表もあり、見ごたえがありました!

ベストポスター賞に選ばれたポスターと発表はYouTubeから見ることができます。ぜひ生徒たちの頑張りをご覧ください。

発表テーマは、次の通りです。

3年生の総探・課題研究発表会が行われました。

1月31日(月)に3年生の総探・課題研究発表会が行われ、それぞれのクラスの代表者が、3年間の研究の成果についてポスターやスライドにまとめ、リモートで発表しました。新型コロナウイルス感染症の影響で、全体の前での発表はできませんでしたが、それぞれの発表が終わると全てのクラスで拍手がおこり、スタジオにした教室まで拍手が聞こえてきました。その様子に、パソコン画面に向けての発表に戸惑っていた発表者も達成感を感じている様子でした。発表のタイトルは以下の通りです。それぞれの科の特性に合わせた、素晴らしい内容の発表ばかりでした。中学生のみなさん、水俣高校には、自分の興味関心を深める機会や夢中になれる題材に出会う機会がたくさんあります。ぜひ水俣高校で探究活動をしてみませんか?

 

<普通科>

①オゾン層破壊を止める、または再生させるためにはどうすればよいか

②地域政策と過疎化(都市部への人口流出の視点から水俣市の特徴を知る)

③OYSTER PROJECT(漁協や国水研と協力して牡蠣の養殖へのチャレンジ)

④平等な環境作りを目指して(水俣のユニバーサルデザインの現状と、今後に向けての提案)

⑤音楽による自殺率の削減(防災行政無線を活用した音楽放送の提案)

 

<商業科>

①商業科で学んだこと(商業科で取得できる資格検定の紹介と活用について)

 

<機械科>

①水中ロボットとレーザー加工機の製作(3Dプリンターを活用した水中ロボットコンテスト日本一に向けての取組と自作レーザー加工機で暗記パンをつくるまで)

②アイディアロボットの研究(アイディアロボットコンテストに向けて作成したロボットの紹介)

③真空砲の開発(真空砲を自作して、ペットボトルキャップでアルミの板を打ち抜け!)

④箱罠の研究(猟友会と協力して、自作した箱罠でイノシシ被害を減らす取組)

 

<電気建築システム科>

■電気コース

①プログラミングR03(小学生向けプログラミング教室での取組とプログラミング教材の開発)

②マイコンカーの製作(ジャパンマイコンカーラリー全国大会出場に向けての取組紹介)

■建築コース

①Wood Connect Project(水俣市や建具組合、林業者等との産学官連携による、水俣市役所新庁舎のキッズコーナー木製家具製作や中学校への出前授業等の取組紹介)

【総探】【1年生】SDGsについて学んだよ!

 1月26日(水)、1年生対象にSDGs講演会が行われました。 来年からは各自興味のあるテーマについて探求活動・課題研究を深めていくことになりますが、 どのような分野のどのような探究であれ、社会との繋がりのある、世界中の誰もが取り残されることのない将来に向かう視点を持ったものであってほしいと企画されています。

 水俣環境アカデミア所長の古賀実様を講師にお招きし、 17個あるSDGsターゲットについて1つずつ展望や問題点についてお話いただきました。急速な新型コロナ感染拡大を受け、今回は急きょ最小限の対面とオンラインを組み合わせたハイブリッド型で実施しました。画面越しではありましたが、今回の話を受けて生徒一人一人の心の中に何かの種火が灯ってくれたら嬉しいですね。

ベトナムの大学生と社会の課題について発表してみた!

1月25日(火)、水俣市環境アカデミアのご協力を得て、水俣高校・日越大学共同オンラインプレゼンテーションが実施されました。

 これは、以前より水俣市と関係のあった日越大学で学ぶ学生(ベトナム・香港・ミャンマー)と、海外との文化比較に関する探究テーマを進めている本校2年生との交流から実現したものです。1学期にスタートして、両国・両都市・メンバーの紹介から始まり、各種SNSを活用してテーマ設定・意見交換・資料作成を重ねた中間報告を経て、今回の最終発表に至りました。

 ①空気汚染、②英語教育、③ドメスティックバイオレンス、④水銀条約の効果的な周知に向けた取組、についての4つのグループに分かれて英語で発表し、古賀アカデミア所長や日越大学の先生方4名、本校副校長からフィードバックと修了証が送られました。

 発表内容も各班よく考えられたものでしたが、今回の発表に至るにまで、資料収集やスライド作成などの分担などを、訛りも文化的背景の異なるメンバーと不完全な英語を活用して行ってきたこと自体が価値ある経験だったのではないでしょうか。こうした経験を経た若者は将来どんな未来を思い描いていくのしょうか?楽しみですね。