水高diary

学校生活

台湾修学旅行3日目

1214日木曜日

  

本日も大きなトラブルもなく、無事に全日程を終えることができました。

南栄科技大でも、中山工商と同様、盛大に歓迎セレモニーを催していただきました。日本と縁の深い理事長先生には、日本語で昔話を交えながらスピーチしていただきました。

また、南栄科技大で活躍されている熊本出身の先生もわざわざ挨拶に来られました。台湾教育部(日本では文科省に相当)で、学校の交流を担当されている方もお見えになるなど、今回の交流の注目度の高さを感じることができました。

分科会では、各班の発表を興味深く聴いていただき、学生からは沢山の質問がでました。生徒も自分達の言葉で、自分の考えを伝えていました。科技大の先生も学生も日本語の習熟度が驚くほど高く、コミュニケーションには全く困らなかったことも印象的でした。

 

高速道路の長距移動もスムーズで、忠烈祠の衛兵交代式を見学することができました。生徒たちは、忠烈祠が戦没者を祀った神社であることを学び、衛兵の交代式が単なるパフォーマンスではないことを感じている様子でした。

 

故宮博物館では、短い時間のなかで、歴史的価値の高い収蔵品を中心に見学しました。象牙や宝石の加工技術に工業科の生徒以外の生徒も大きな刺激を受けていました。

 

夕食の後の夜市見学では、台湾のB級グルメと沢山の衣料品、雑貨の露店を楽しそうに巡って、思い思いのショッピングを楽しんでいました。

 

明日はBSプログラムを活用しての台北散策になります。初めて出会う人と散策することに不安を抱く生徒もいますが、楽しんでもらいたいと思います。


台湾修学旅行2日目

1213日水曜日

 本日は午前中に高雄私立中山高級工商学校と交流し、午後はJNC株式会社台湾工場の見学。赤崁楼(セキカンロウ)の観光というスケジュールでした。乗り物酔い等の軽度の体調不良者はいましたが、無事2日目の日程を終えることができました。


 中山工商では、こちらの想像を大幅に上回る熱烈な歓迎をしていただき、台湾が親日国であることを実感できる濃厚な時間を過ごすことができました。日本語が堪能な職員、生徒も多く、体育館での盛大な歓迎セレモニーに始まり、様々な体験活動では、少し緊張した本校生徒に積極的にコミュニケーションをとりながら台湾文化を伝えてくれました。生徒同士はすぐに意気投合し、笑顔で交流する姿が沢山見られました。音楽部と書道部のパフォーマンスや学校紹介、SGHの取組発表もとても喜んでいただきました。


 JNC
では、液晶の仕組みに関する説明や液晶の製造過程を見学しました。台湾工場で研究、製造する液晶について、科学実験も交えながら分かりやすく説明していただき、生徒も興味深く聴いていました。身近にある製品の品質向上の裏にある企業努力に触れ、生徒も刺激を受けた様子でした。


 赤崁楼はこの修学旅行初めての観光地でした。クラス写真も撮影し、台湾の歴史に触れた一時でした。


 明日も南栄科技大学との交流や忠烈祠の衛兵交替式の見学、故宮博物館や夜市の散策と盛りだくさんのスケジュールになっています。長距離移動もありますので、生徒の体調にも注意しなが楽しみたいと思います。







 

 

 

 

台湾修学旅行1日目

昨日(12/12)、2学年が台湾へ修学旅行に出発しました。その第一報が届きました。

 

 今日は移動の日でした。疲れを見せる生徒もいましたが交通機関の遅れや入国審査に戸惑うこともなく、全体的にスムーズに日程を終えることができました。

 楽しみにしていた食事ですが、独特の香辛料や味付けの違いなど、食文化の違いも経験できました。

 明日は、中山商工との交流やJNC工場の見学があります。交流活動がメインの1日になります。

熊本県工業高等学校生徒研究発表会

 11月16日(木)に崇城大学にて、熊本県工業高等学校生徒研究発表会があり、本校より建築コースが参加・発表をして参りました。「小径丸太廃材を活用した中学校技術の授業教材開発~高校生から中学生に向けて私たちができること~」をテーマに近隣の中学校や企業と連携し研究を進め、発表を行いました。結果は崇城大学学長賞を頂くことができました。今後も研究をさらに良いものになるように進め、次年度へ続くよう取り組んでいきます。

2017年度SGH全国高校生フォーラム

 スーパーグローバルハイスクール指定校では、現代社会に対する関心と深い教養に加え、コミュニケーション能力、問題解決力等の国際的素養を身に付け、将来、国際的に活躍できるグローバルリーダーの育成を目指しています。本年度においては、より一層の充実とその普及を図るために全国高校生フォーラムがパシフィコ横浜会議センターで開催されました。

 本フォーラムでは、全国のスーパーグローバルハイスクール109校およびアソシエイト校の8校から高校生が集い、高校生による英語でのディスカッションやポスター発表などを通じて研究成果を発信しました。本校からも2名の生徒が参加し、今後の課題研究の深化につなげることができました。


2年生校内ポスターセッション

 本校SGH事業の「水俣ACTⅠ」における探究活動「Present MINAMATA -現在の課題を学ぶ-」の中間発表として、それぞれの探究テーマに沿って各グループで調査した内容をポスターにまとめ発表しました。

 今回のポスターセッションでは福島県立会津高等学校から生徒13名が参加して、それぞれの研究内容を共有しました。当高校は平成27年度から「復興と未来を担うグローバルリーダー育成事業」の指定を受けており、今年は熊本研修の一環で水俣市内のフィールドワークを実施してからの参加となりました。ポスターセッション後は生徒同士の意見交換等を通して、振り返りも行うことができました。


よかボス宣言

【よかボス宣言とは?】
 熊本地震からの創造的復興を成し遂げるために、「熊本復旧・復興4カ年戦略」の基本目標である「熊本を支える力強い産業の復活・発展と、魅力ある雇用の創出」や「県民の結婚・出産・子育ての希望の実現」を目指して、県民総幸福量の最大化に向けた取組みを推進する必要があります。
 そこで、知事を筆頭に幹部職員が「よかボス宣言」を行い、率先して、より働きやすく、働きがいがある熊本県庁の実現を目指すとともに、県内企業や事業所の経営者、市町村長など、熊本県全体に「よかボス」を増やして、オール熊本で県民の総幸福量の最大化を目指す宣言です。






熊本県スーパーハイスクール指定校合同研究発表会

 11月12日(日)に崇城大学で行われた「熊本県スーパーハイスクール指定校合同発表会」に本校2年生16名が参加し、それぞれのグループで行っている研究についてポスターセッションを行いました。

 「熊本県スーパーハイスクール」とは文部科学省の指定を受け、各分野で先進的な研究を進めている県立学校7校です。

 ○スーパーサイエンスハイスクール(SSH)

  第二高校、熊本北高校、宇土中学校・宇土高校、天草高校

 ○スーパーグローバルハイスクール(SGH)

  済々黌高校、水俣高校

 ○スーパープロフェッショナルハイスクール(SPH)

  南稜高校

 

 この7校に、八代工業高校、宮崎北高校の2校が加わり、合計84グループそれぞれが行っている研究について、ポスターセッションを行いました。

 水俣高校からは8グループが参加して、「環境問題発生流域の地理」「環境問題発生流域の産業」「環境問題発生流域の歴史」「水俣湾の現状」「環境問題からの再生」「世界における水銀被害」「世界のゴミ問題」「環境ビジネス」のテーマに基づいた研究の成果を発表しました。


TKU水の国高校生フォーラム

 11月11日(土)に熊本テルサで行われた「水の国高校生フォーラム」に本校の2年生12名が参加し、プレゼンテーションを行いました。「水の国高校生フォーラム」とは、次代を担う高校生の水環境保全に対する意識を高め、自主的・継続的な活動の普及を図ることを目的として、熊本県・熊本市・(公財)くまもと地下水財団・(株)テレビ熊本が協働で開催しているものです。第3回となる今年のフォーラムでは、SGH事業の課題研究で「環境問題による影響」をテーマに研究を進めているグループが、国立水俣病総合研究センターの協力をもと、水俣湾の現状について調査した結果をこの場で発表しました。この発表は12月23日(土)10:35から11:30の時間帯でTKU(テレビ熊本)で放映されます。そちらもぜひご覧ください。