カテゴリ:電気建築システム科
【電気コース】 電気実習(3年)の様子
5月30日(月)1限目~3限目に交流高電圧実験を行いました。
内容は、絶縁体の絶縁破壊実験です。(絶縁体とは電気を流しにくい物質です)
絶縁破壊実験とは、絶縁体に電圧を加え、値を大きくしていくと、ある電圧値で絶縁性が保てなくなり、絶縁体を貫通して電流が流れる現象を調べる実験です。
今回の実験では、ポリエステルフィルム(size150×150×0.18)とガラス(size400×400×3)を使いました。
結果は、ポリエステルフィルムで10kV、ガラスでは41kVで絶縁破壊が起きました。41kVとは4万1千ボルトのことです。絶縁破壊が起きるまでは、フィルムやガラスの表面に放電現象が現れます。
下の写真はガラスの表面に現れた放電現象(左)と絶縁破壊後にガラスに穴が開いている様子(右)です。
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