カテゴリ:機械科
【機械科】いのしか日記 Season4 Vol28 芦北高校さんと合同実習!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
今日は、芦北高校林業科の林家ハンターさんと合同実習を行いました。昨年度から協力して鳥獣被害対策に取り組み、今回が2度目の合同実習です。
はじめに林家ハンターさんの研究について、発表をしていただきました。芦北高校林業科では実習用に33haの演習林を持っておられますが、5年ほど前からシカの食害(樹皮採食)に悩まされており、食害に遭った木がどんどん枯れています。これらの被害を食い止めるため、今回は「くくり罠」の設置実習を行いました。
イノシカハンターズはくくり罠の設置は初めてだったので、林家ハンターのみなさんに丁寧に教えてもらいながら設置を行いました。シカの通る道を想像し、習性を利用しながら設置を行うので「シカとの知恵比べ」と言われた意味がとてもよく分かりました。
今回は市販のくくり罠を設置しましたが、次回は私たちが製作したくくり罠を提供し、罠の製作方法についても教えられるよう今後の活動に取り組んでいきます。
今回の活動は8月1日(月)の熊本日日新聞さんに掲載されているので、そちらも是非ご覧下さい。
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「今回は合同で鳥獣被害対策について学んだ。芦北高校林家ハンターさんの取り組みを知り、自分たちの作る罠はこう使われているのだと分かった。現地ならではの考え方や仕掛け方があり、生き物を捕まえるのは難しいと思った。」
「芦北高校の林家ハンターさんと合同実習を行い、山の深刻な状況や害獣被害などを実際に観察し、くくり罠の設置をしました。くくり罠の設置方法を林家ハンターの皆さんに教えてもらい、自分たちだけで設置できるようになりました。大人2人を騙すくらい上手く隠せたので、自信につながりました。最初に設置したときは紐が届かないという失敗をしたので、次回から紐の長さも考えて、設置します。」
発表の様子 くくり罠の設置
くくり罠の設置 赤丸の所にくくり罠があります
シカに皮を食べられた木 林家ハンターさんと一緒に
【機械科】いのしか日記 Season4 Vol27 くくり罠製作ワークショップ!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
今日は、猟友会の方に教えていただきながら「くくり罠」を製作しました。今までは「箱罠」だけを製作していましたが、箱罠では、近年増えてきたシカの捕獲が上手くいかないので、くくり罠を製作することにしました。
くくり罠は地面に埋めて使用します。獣が罠を踏み抜くとバネの力で罠が作動し、ワイヤーが獣の足を括(くく)ります。箱罠と違い、獣の動きを読んで仕掛けなければならないので、経験が必要です。今後は実際に設置に行き、どういった所に仕掛ければ良いのか学んでいきます。
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「とても細かい作業が続き集中力が切れそうになりましたが、丁寧に教えて下さったので1つのくくり罠を作ることができました。この罠で250以上の鹿を捕らえているのがとても驚きました。道具が組み合わさることで、丈夫で機能性のある物が生まれたのがとても感動的でした。今回教わった作り方の工程を芦北高校のみなさんに教えて、水俣・芦北の鳥獣被害ゼロを目指して頑張ろうと思います。そのためには作り方の工程のおさらいをして、猟友会の方々が言われていた細かいところの技術を確認します。」
部品を分けています ワイヤーの加工
ワイヤー切断 上:かしめる前 下:かしめ後
【機械科】いのしか日記 Season4 Vol26 進学ナビにも掲載されました!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
熊本日日新聞社さんが発行されている進学情報誌「進学ナビ」に、イノシカハンターズの活動を掲載していただきました。様々な場面で私たちの活動を発信し、水俣高校を宣伝できるようこれからも頑張ります!進学ナビを見つけた際は、ぜひご覧ください!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「中学生のみなさん!水俣高校で自分の将来をつかまえましょう!」
【機械科】いのしか日記 Season4 Vol25 熊本日日新聞に掲載されました!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
先週は取材を受けた御報告をしましたが、24日(金)に早速掲載していただきました。今回はメンバーの1人が部活の試合で欠席したため全員集合ではないですが、今年のメンバーの初お披露目となります。今年度はこのメンバーで活動を行っていくので、注目していて下さい!
さて、今回の活動は、前回が講演に取材にと大忙しだったので、塗装やウリボー対策、扉のフレーム加工と軽い作業を行いました。期末考査が28日(火)から始まるので、勉強への余力を残しました!2基目も完成間近なので、また報告します!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「扉の取手の溶接では、ハンマで叩いた時に外れたのでとても焦ったが、罠の設置中におきると怪我につながるので、今分かって良かった。ハンドグラインダーの切削作業は、刃の交換が一苦労で疲れたけど、作業は以前に比べ、怖いと思わなくなった。今後の課題は、箱罠の設置作業を1人でも簡単にできるようにすること。箱罠を完成させつつ、この事に対しても考えを深めていく。」
トリガーを塗装しています。塩ビ管を入れるので、手作業で塗装。
【機械科】いのしか日記 Season4 Vol24 盛りだくさん!!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
1週間が経つのは早いものですね!前回の活動報告をする前に、次の活動が来てしまいました。今回は前回の分も一緒に・・・といきたいところですが、今回の活動が盛りだくさんとなっているので、お許しください。
今回は、熊本県猟友会副会長(水俣市猟友会会長)の高橋様に来校していただき、水俣市の鳥獣被害の現状と使用している罠について講演をしていただきました。講演では捕獲頭数の話がでてきましたが、私たちが活動を始めた4年前と大きく状況が変わっていました。それは、シカの捕獲頭数が約3倍になったことです。令和元年度は255頭でしたが、令和3年度には729頭と爆発的に増えているので、シカの捕獲にも取り組む必要があります。また、講演には、水俣市役所から農林水産課課長の永松様をはじめ3名来校していただき、私たちの活動へ感謝の言葉をいただきました。
今回はその他にも、熊本日日新聞さんとRKKさんが来校され、取材をしていただきました。いつお披露目されるかわかりませんが、分かったらすぐにお知らせするのでお待ちください。
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「水俣の課題について解決しようとしている人の講話を聞けて、とても貴重な経験をすることができた。最近では鹿の被害に悩まされているので、簡単で効率的な罠を作って対策されていたのですごいと思った。取材は緊張したけど、みんなで話し合いながら活動することができて良かった。今回は溶接が外れる失敗もあったので、次回はしっかり溶接する。」
罠についての説明 農林水産課課長 永松様より
取材を受けている様子 イノシカハンターズ!!!