カテゴリ:機械科
【機械科】機械科3年生で研究授業を開催
本校公開授業週間の令和6年11月7日に、機械科3年生(3年5組)において「原動機」の研究授業が行われました。授業担当の小松傑教諭による研究授業には、県教育委員会高校教育課をはじめ保護者など、多方面の見学参加がありました。
これまでの学習をもとに、船などの浮力についての考えさせる授業となり、実験後の生徒のディスカッションでは活発な討議も行われました。
【機械科】令和6年度熊本県高等学校アイデアロボット競技大会出場 技術賞 受賞
令和6年11月2日(土)に熊本工業高校第2体育館にて「令和6年度熊本県高等学校アイデアロボット競技大会」が開催され、機械科3年生が課題研究で製作したロボットが出場しました。
本校からは2台出場し、1台は予選敗退、もう1台は決勝トーナメントに残り、4位と予想以上に健闘しました。
【大会結果】
1位 熊本工業高校
2位 鹿本商工高校
3位 熊本工業高校
4位 水俣高校(技術賞)
4位の技術賞は、来年度の全国大会出場の権利を獲得することができるため、来年度の全国大会出場に向けて、技術を向上させて取り組んでいきます。
大会当日の出発時は大雨のため、製作したロボット積み込みや現地での移動時に動作しないなどトラブルが発生しないかをが心配したものの、生徒たちは慎重に扱いました。また、会場では本校に製作したコースとは異なっており、試走で正確に自律機が動作しないことが判明し、慌てて会場外で調整するトラブルもありましたが、生徒たちは突発的なトラブルにも冷静に対応していました。
【機械科】第36回熊本県工業高等学校生徒研究発表会 特別賞(熊本県工業連合会長賞)受賞
令和6年11月13日(水)に令和6年度(2024年度)第36回熊本県工業高等学校生徒研究発表会が熊本工業高校で開催され、機械科3年生の課題研究ロボット班が発表に出場しました。
本校の内容は、「+(プラス)ロボットで未来のまちづくり」という表題で、水俣の地域の空き家問題から地域企業による依頼がある、建物解体に至るまでの自動操縦ロボットの製作への基礎研究が主となる内容です。これまでの本校のロボット技術を再研究し、10日前のアイデアロボット競技大会の内容も含め、今後の地域の課題解決をしていくものでした。
【発表の様子】
【表彰式】
【大会結果(水俣高校)】
特別賞(熊本県工業連合会長賞)
実際の重機を操縦する実用化まではあと3年を予定しており、後輩たちに受け継いでいきます。
生徒たちは最後まで精一杯力を尽くし、発表はこれまでの練習よりも発表会本番はいい発表ができました。結果は特別賞でしたが、これまでの試作機、ロボット製作や発表準備を通して生徒の成長が見られました。
【機械科】半導体人材育成事業 機械科3年半導体研修
令和6年10月10日(木)に、水俣市の株式会社アスカインデックスにおいて、本校機械科3年生向けの半導体研修が行われました。
昨年度に続き今回で2回目の研修内容は、半導体製造装置に重要な真空装置のメンテナンスについてでした。半導体装置には、露光やエッチングなどで多くの真空装置が用いられます。講義では半導体装置の真空漏れのことを「リーク」ということや、真空装置点検で必要な重要ポイントについて学びました。
講義後は研修用真空装置で、付属の真空ポンプの真空度別の種類や働き、ボルトの締め方を学び、実際にヘリウムガスを用いたメンテナンスを行いました。半導体装置は機械要素が多く、部品の材質や点検の方法だけでなく、検査のノウハウや点検ミスによる装置や製造ラインへの影響などを学びました。また、半導体業界の厳しさについても作業の中でお話をいただき、生徒は興味深く取り組み、装置について質問を行いました。
【生徒感想】
● 半導体製造で使われる機械を細かく説明していただき、理解することができました。真空リークチェックを見せてもらい、地味な作業だと思いましたが、説明を聞いて製品の質に関わる大切な作業であると分かり、良い体験をすることができました。
● リークの影響がいかに半導体を製造するうえで大きいかがよく分かりました。2時間から3日間かかるメンテナンスで、リークが見つかると、重大な損失が出ることで、日頃の締結などの基本的な作業を確実に行うことが大切だと思いました。これから社会人として働くうえで、基礎事項を大切にし、事故や故障をなくしたいと思います。
機械科3年生は多くの生徒の進路が決定し、就職内定者数名が半導体業界に就職します。これまでの機械科の学びを深め、製造装置製造や関連産業などについて知識を得ました。今後は就職後に半導体産業に関わる可能性があると多くの生徒が感じ、意欲的で有意義な研修になりました。
【機械科】2024ロボットアイデア甲子園熊本大会に出場
令和6年9月28日(土)に「2024ロボットアイデア甲子園熊本大会」が東海大学熊本キャンパスで開催されました。
この大会は、産業用ロボットを用いたアイデア発表会で、活用方法のアイデアを高校生・高専生が考え披露するものです。
プレゼンテーション部門は、夏休みに行われた予選大会を通過した11人がスライドによる5分間の発表を行い、ポスター部門(展示・投票)とともに審査されました。
本校機械科3年からプレゼンテーション部門に寺下君、ポスター部門に久保君、島村君が出場しました。
残念ながら上位入賞できませんでしたが、発表を通して参加者同士の交流や学びの機会、新しい発見など、多くのことを得ることができました。
【機械科】ロボットアイデア甲子園 熊本大会予選会に参加しました
令和6年7月22日(月)に「ロボットアイデア甲子園熊本大会予選会」が開催され、県内の高校4校が参加し、本校からは機械科3年7名が参加しました。
午前中は、菊池市泗水町の「シナジーシステム 株式会社」の本社・菊池工場を見学し、レーザ加工機、マシニングセンタをはじめとした数値制御工作機械見学、機器の設計、ロボットを使用した機器の製造現場見学を行いました。
午後は、上益城郡益城町の同社「ロボット技術教育センター熊本」を見学し、各種産業用ロボットの見学説明などを受けました。これらの見学を参考にして、産業用ロボットを使用したアイディアを記述作成、提出しました。
【午前の見学】菊池工場を見学
【午後】ロボット技術教育センター熊本を見学
この日の会の終了後に審査が行われました。
「ロボットアイデア甲子園熊本大会予選会」の一次予選通過者が決定され、
【決勝進出者】表彰
寺下 さん「ドリンクバーテンダー」
寺下さんは9/28に実施される、熊本大会決勝戦に出場が決定しました。
【ポスター部門】表彰
久保 さんのアイデア「ペットボトルアルミ缶回収ロボット」
島村 さんのアイデア「魚下処理ロボ」
以上が、本校生徒から選ばれました。
最後に全員で記念撮影
【機械科】課題研究における地元企業の技術解決に関する説明会
7月5日の5限目 機械科課題研究における地元企業の技術解決に関する説明会が実施され、課題研究に取り組むロボット班14名に向けてご講演をいただきました。
今回の説明会では、生徒の地元企業への理解を深めると共に、企業の技術面の困り感を知り、ロボット等を活用した問題解決の方法について検討・研究する足掛かりとすることが目的です。
空き家の解体では天井や壁を人の手で作業をしているのが現状で危険が伴うので無線を使ったロボットに代わることができれば長時間の作業が可能になり危険度も低くなり女性でも活躍できる場面が広がるとのことです。
建設機械とアタッチメントと呼ばれる先端の部品を活用し大きなビルから空き家までを規模に合わせた機械を用いて解体をしていきます。コンパクトで建物内に入っていける重機が内部の解体に適しており理想ということでした。
水俣高校機械科ではこの問題を解決するための研究を進めていきます。
株式会社 久環(きゅうかん)橋本様
豊田実業株式会社 澤村様
この度は大変ありがとうございました。
【機械科】ものづくりコンテスト溶接部門
水俣高校機械科は今年度新設のものづくりコンテスト「溶接部門」に参加しました。
地元の摂津工業株式会社様より技術指導及び資材の提供をいただきながら、溶接競技に挑戦しました。
日ごろの実習とは異なるレベルの高い作業を通して、改めてものづくりの難しさ、楽しさ、得られる達成感を肌で感じました。
機械科3年5組 中山(佐敷中出身)
機械科2年5組 柏木(水俣二中出身)
機械科2年5組 上原(袋中出身)
【機械科】年度初めの科集会を行いました!
4月11日(木)の7限目 機械科1,2、3年生が集まり集会を行いました。
機械科職員の自己紹介をおこなった後、今年の目標となるスローガンが発表されました。
「Always Be a Challenger」~自分を高める挑戦者であれ~
色々なことに挑戦し、その過程を楽しみ、最終的には自分を成長させてほしいという意味があります。
科の主任の小松先生からスローガンと取り組むべき姿勢について説明がされました。
生徒たちは、それぞれ振り返りや目標について真剣に考えている様子がありました。
その後、技能検定の旋盤部門、機械検査部門に取り組み、資格を取得した生徒の発表がされました。そして、更に優秀な成績で合格したことで特別表彰が行われた生徒2名から取り組みについての振り返りを話してもらいました。
いろいろなことに挑戦し、過程を楽しみながら仲間や先生達と一緒に頑張っていきましょう!
【機械科1年】工場見学に行ってきました
3月19日(火)の2、3限目に機械科1年生が摂津工業株式会社様へ工場見学に行きました。
会社の説明をしていただいた後、ARの技術を用いて溶接の練習ができるバーチャル溶接の体験をしました。溶接した部分がVRゴーグル上で再現されるハイテクな機器を使って生徒たちは上手な溶接ができるようにチャレンジしていました。とても貴重な体験ができたと思います。
またその後、プラント設備の設計、製造をされる現場を見学させていただきました。
30mの高さまで対応できる製缶工場では製品のスケールの大きさにみんな圧倒されていました。
摂津工業株式会社の皆様
大変お世話になりました。
【機械科】第30回熊本県アイデアロボットコンテスト競技大会
11月4日(土)熊本工業高校で第30回熊本県アイデアロボットコンテスト競技大会が開催され、機械科の課題研究の時間を使って製作したロボット2チームが出場しています。大会前は放課後を中心に遅くまで製作を頑張りました。
今年度は無線通信を使ったリモコン操作でロボットを操縦するなど、新しい試みを取り入れており、昨年度よりも点数を多く取ることができました。
レベルの高い大会で、惜しくも決勝トーナメントに出場することはできませんでしたが、トラブルがありながらも最後まで粘り強く取り組む姿がとても清々しいものがありました。来年度に繋げていければと思います。
【機械科】いのしか日記 Vol38 祝!合格!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
1月30日(月)に狩猟免許試験の合格発表がありましたが、ホームページの更新を忘れてしまってました・・・。今回は、当日の体調不良や年齢が満たないメンバーがいたので4名の受験となりました。結果は3名が合格し、今年もイノシカハンターズから狩猟者が誕生しました。
この事業は、水俣芦北地域振興計画に基づく地域振興事業として、水俣・芦北地域振興財団の助成により実施しており、生徒の受験料を全額助成していただきました。
4代目イノシカハンターズの活動はこれで終わりとなりますが、5代目の活動が既に始動しています。5代目の活動も随時公開していきますので、お楽しみに!
1年間、ありがとうございました。また来年度もよろしくお願いします!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「イノシカハンターズの活動は大変なことが多かったですが、その分スキルアップできました。機械科は本当に色々なことが学べたので楽しかったです!」
【機械科】いのしか日記 Season4 Vol37 最後の実習!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
12月16日(金)は、イノシカハンターズの最後の活動となりました。今日はKKTさんが取材に来られ、1日密着していただきました。放送は12月22日(木)のテレビタです。17:00から17:30のどこかで放送があるそうなので、ぜひご覧下さい。
午前中は頭石(かぐめいし)へ箱罠を設置し、狩猟免許試験の勉強を行いました。頭石への道すがら、材木を切り出している現場に遭遇しました。木を伐採した後は苗を植えるそうですが、その苗の新芽をシカが食べるので、非常に困っているとおっしゃっていました。
午後は、箱罠とくくり罠の製作を行いました。どちらも製作には慣れているので、取材もそつなく行うことができました。
今日でイノシカハンターズの活動は最後となりました。様々な経験を通して、大きく成長できたと思います。定期的な発信は最後となりますが、お知らせすることはまだまだあります。今後の発信も楽しみにお待ち下さい。私たちの罠が役に立つのは嬉しいですが、いつかは使わなくてもいい日がくることを願っています。
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「今まで学んできた知識と経験を活かし、設置をスムーズに行うことができました。この一年間、初めての経験をさせていただきました。猟に行ったことが一番印象深いです。命の尊さ、命のありがたみは、イノシカハンターズでしか味わえなかったことなので、改めてイノシカハンターズで良かったと感じています。一年間ありがとうございました。」
「今回、最後の課題研究でした。これまでの研究を振り返ることのできる、まとめとなる活動でした。テレビの取材もあり緊張しましたが、一年間の経験をもとにスムーズに作業を行うことができました。4代目はくくり罠と箱罠の製作を主に取り組んできましたが、5代目は私達の意志を継いで、囲い罠の製作や様々なプロジェクトに参加し、水俣・芦北の鳥獣被害対策の柱になって欲しいと思いました。」
【機械科】鞴祭りを行いました。
11月29日(火)13:30から、鞴(ふいご)祭りを行いました。
鞴祭りとは「鞴」の労をねぎらい、火の安全を祈願して安全に実習を行えるように祈願するものです。今年は機械科職員の井上先生が神主を務められ、見事に大役を果たされました。今後も安全第一で実習を行い、技術向上に努めます。
※鞴とは、金属加工や精錬時に用いられる送風器のことです。
【機械科】いのしか日記 Season4 Vol36 みかん収穫体験!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
11月25日(金)は、イノシカハンターズの活動を支援していただいている福田農場様にて、みかんの収穫を体験させていただきました。
今年はみかんの生育にとって良くない気候が続き、みかんができなかったと言われていました。初めて行う収穫作業は楽しいものでしたが、コンテナいっぱいに入ったみかんは20kgにもなり、運ぶのに苦労します。また、高いところや葉っぱの陰に隠れているみかんの収穫は思っていたよりも大変で、農家さんの苦労を、身をもって体験することができました。農家さんが愛情を込めて作った食材を鳥獣から守るのが、私たちイノシカハンターズの役目です。来年の1月にある、わな猟の免許試験に向けて、試験勉強と罠製作を両立して頑張ります!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「収穫という単純な作業でしたが、手作業で収穫するのはとても大変でした。大事に育てた作物をイノシシやシカに荒らされてダメにされていると思うと、イノシカハンターズで対策しなければならないと、実際に体験してみて改めて感じる機会となりました。」
【機械科】専門高校生徒の研究文・作文コンクールで研究文・作文の優秀賞W受賞
令和4年度産学懇談会にて、熊本県産業教育振興会様より専門高校生徒の研究文・作文コンクールの表彰を受けました。
研究文「私たちのそさえてぃ5.0」優秀賞「櫻井精技賞」
作文「ものづくりで学んだこと、変われたこと」優秀賞「平田機工賞」
研究文は昨年度の課題研究の取り組みをまとめたもので、機械科イノシカハンターズが受賞しました。
作文は機械科3年5組鶴田さんが高校3年間取り組んだものづくりを通して成長できたことを文章にしました。
日頃の頑張りが、結果として出てきてうれしい気持ちです。生徒にとって自信になります。
今後とも水俣高校機械科をよろしくお願いいたします。
一緒にものづくりをしましょう!
【機械科】いのしか日記 Season4 Vol35 残りの活動もわずか!ラストスパート!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
11月11日(金)は、それぞれの罠の製作を行いました。KABさんに取材に来ていただき、取材も行っていただきました。
ようやく箱罠の作り方にも慣れてきたところですが、今年度の箱罠製作は今作っているもので最後となるので、丁寧に作り上げます。
くくり罠は動画制作をしたおかげで手順を覚えられ、他のメンバーにスムーズに教えることができました。芦北高校林科ハンターさんにもしっかり教えられるよう、動画も参考にしながら手順を覚えます。
今日は他にも素晴らしい製品ができました!レーザー加工機を用いた製作を行っている班に注文をしていた製品で、直径200mmのイノシカハンターズのロゴです。ロゴデザインを手作業で丁寧に入力し、ステンレスの板をレーザーで切り出してもらいました。このロゴを私たちの活動場所に掲げ、より一層気合を入れて活動を行っていきます!
また、令和4年度「専門校生徒による研究文・作文コンクール」熊本大会において、優秀賞をいただきました。これからもイノシカハンターズの活動を発信し、鳥獣被害対策を頑張ります!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「今回はくくり罠の製作方法について、班員に教えました。自分でやるのとは違い、どうすれば分かりやすく伝わるかを考えながら作業するのが難しかったですが、工程をしっかりと理解して教えることが重要だと分かりました。土台となる部分は塩ビパイプを切って使用しますが、のこぎりだと時間がかかるので、工作機械を使いました。手作業では多くの手間と時間がかかり、猟をする大変さを改めて感じました。こういった手間を少なくできるよう、今後も研究を頑張ります!」
【機械科】いのしか日記 Season4 Vol34 箱罠完成!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
11月4日(火)は残りの箱罠を完成させ、くくり罠の製作マニュアル動画を作りました。今回は陸上部が駅伝の試走でおらず人数が少なかったのですが、それぞれが自分の仕事をしっかり行い充実した活動となりました。
箱罠は今回で3基目が完成しました。くくり罠の製作や遠隔講義の準備等があったので、今までで一番遅い完成となりました。地元企業の摂津工業様が今年もめっき処理を行ってくださるので、完成が楽しみです!
くくり罠は4代目で初めて取り組むものなので、後輩のために製作マニュアルをデジタル化し「いつでも・どこでも・なんどでも」見られるようにしました。SNSで動画をよく見ているので簡単にできると思っていましたが、必要な動画を揃えるのに、その何倍も撮影が必要なので、とても手間のかかる作業だということがわかりました。これから編集を行い、分かりやすい動画を完成させます!
イノシカハンターズの活動は、多くの地域の方に支えられています。しっかりと還元できるよう、これからも頑張ります!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「今日は少ない人数での活動だった。箱罠の溶接は慣れてきたので、ペアと交代で休憩しながから行うことで、効率よくできた。調子が良かったのでドンドン進めていったが、調子に乗りすぎて製作手順を間違えてしまった。リカバリーができるので良かったが、今後はしっかりと確認しながら製作を行っていく。」
【機械科】いのしか日記 Season4 Vol33 緊張の中・・・!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
10月25日(火)は慶應義塾大学の学生の方へ向け、これまで行ってきた活動を発表しました。
今回はパワーポイントというプレゼンテーションソフトを使い、ZOOMを使用して遠隔講義形式で行いました。60分の講義と30分の質疑応答と聞いた時は正直できる気がしませんでしたが、終わってみると本当にあっという間でした。リハーサルも行い準備万端で本番に臨みましたが、本番ではやっぱりハプニングが起きるものですね・・・。用意していた動画がなくなっていたり上手くスライドが流れなかったりしましたが、協力して冷静に対処できました。準備をしっかりすることは大切ですね!
4代目イノシカハンターズの活動もあと6回となりました。まだまだ形にできていない所もあるので、5代目が形にできるようしっかり準備を行います。
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「スライドはとても時間をかけて作ったので、愛着が湧きました。事前にスライドをよく確認することで、本番も慌てることなく落ち着いてできました。僕らの正直な感想やこれからのことを伝えることができたので、後輩たちに引き継いでほしいです。」
「イノシカハンターズが代々行ってきた取り組みを伝えることができて良かったです。限りある時間の中でしたが、一人ひとりが与えられた役割をしっかり果たし、発表に向けて頑張っていたので成功したのだと思いました。」
【鉄道模型】特別番組が放送されます!
本校3年5組が8月に参加しました全国高等学校鉄道模型コンテスト及びコンテストに向けた取り組みの様子がテレビで放送されることとなりました。よろしければご覧ください。
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KKT 熊本県民テレビ
番組名:全国高等学校鉄道模型コンテスト 2022
鉄道模型に青春をかけた夏
放送日:10/23(日)15:00~15:55
放送エリア:熊本県内
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【機械科】いのしか日記 Season4 Vol32 ラジオ収録&講義準備!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
10月14日(金)はラジオ収録と講義準備を行いました。
RKKラジオさんにて、イノシカハンターズの活動について取材をしていただきました。
10月23日(日)14:30「村上美香のヒトコト」にて放送されます。
「radiko(ラジコ)」を使用すれば、PCやスマホでも聞くことができますのでぜひ、お聞き下さい。
講義の準備は、パワーポイントというプレゼンテーションソフトで行っています。60分の講義を飽きずに聞いてもらえるよう、動画やアニメーションを入れて工夫していますが、慣れない作業で悪戦苦闘しています。10月25日(火)が本番なので、最後まで頑張ります!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「私が話す場面はあまりなかったけど、とても緊張しました。緊張していましたが、話す時は力を抜いて笑顔で会話をすることを意識し、自分の感情を整理して話すことができました。村上さんやディレクターの方が緊張を和らげる空気を作ってくれ、とても有り難かったし、凄いと思いました。私も皆が平等に笑顔を出せて、相手に安心感を与えられるような人になりたいと思いました。」
「スライド制作はある程度の形が見え始めてきて良かったです。しかし、原稿を読んだ時に内容が変なところがあったり繋がりがないところがあったりしたので、もう一度見直していいスライドを作ります。」
【機械科】いのしか日記 Season4 Vol31 罠設置!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
9月30日(金)は地元観光農園さんにて、箱罠とくくり罠の設置実習を行いました。箱罠はこれまでも仕掛けていたのでお手の物ですが、くくり罠は仕掛けたことがないので猟友会の方々にご指導していただきました。
くくり罠は、罠を踏むことで発動し、ワイヤーで足をくくるタイプの罠です。ピンポイントで踏ませる必要があるので、くくり罠の仕掛け方には大事なポイントがいくつもあります。こういったノウハウを知らなければ踏ませることはとても難しいので、猟師の方の経験から導き出された知識もイノシカハンターズは受け継いでいきます!
この日はKABさんが取材に来られていたので、放送も楽しみです。
今日も、多くの方のご協力により充実した活動が行えました。「頑張っている高校生を応援したい」とおっしゃっていただいているので、これからも地域貢献できるよう頑張っていきます!これからも応援お願いいたします!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「観光農園なので、景観を守りながら鳥獣被害対策を行うことは、とても難しいことだと思った。罠を仕掛ける猟友会の方はたくさんの工夫をされておりとても勉強になり、それだけの工夫をしなければ捕まらない鳥獣の賢さと警戒心の強さも知ることができた。斜面に仕掛けるやり方や、平地に餌と一緒に仕掛けるやり方など、環境によって合わせていく技術はすごいと思った。」
【機械科】いのしか日記 Season4 Vol30 今年も猟に同行しました!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
9月23日(金)秋分の日に、待ちに待った猟に同行させていただきました!見事、雌のシカを1頭仕留められました。そして・・・美味しくいただきました!今日は全員の感想を載せているので、ご覧ください。
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「今回の活動では、命の大切さを改めて感じました。また、獣道や足跡など自分が気づかないところまで猟友会の方々は気付いておられ、すごいと感じました。猟では、ただ来た獲物を撃つだけでなく、獣道や地形などを考えて行っていると教えてもらい、想像以上に考えながら猟をしなければならないことを知り驚きました。試食会は、鹿の方が美味しそうというイメージがあったのですが、食べてみるとイノシシの方が柔らかくて美味しかったです。また食べたいと思いました。」
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「猟友会の方に同行し率直に思ったことは、山を登るスピードが早すぎるということです。頑張って早く歩きましたが、なかなか追いつけませんでした。猟では、仕留めたシカを運ぶという貴重な体験をしました。40キロ程の個体でしたが、到底ひとりでは運ぶとこのできない重さで、こんなにも重労働なのだと実感しました。仕留めたシカを捌いている時に猟友会の方が“若い世代に捌き方や、猟の仕方を教えないといけない。だけど教える若手がいない”と仰っていました。イノシカハンターズの活動をもっと皆さんに知ってもらい、こういった課題を解決できるようさらに活動を頑張ります!」
「狩猟体験では、とても多くのことを学びました。シカの生活などは実際に現地に行かないと分からず、猟友会の方達がいなければ、その痕跡にすら気づくことも出来なかったと思いました。 また、山道は歩くのが大変で、猟友会の方は簡単に進まれていたのですごいと思った。試食会では、イノシシは部位によって食べ方が変わり、味もそれにあった分バリエーションが増えるのですごく楽しめると思った。」
「今日は濃い時間を過ごさせて貰ったなと、強く感じました。獲物を狙い、血の跡を追い、それを運ぶ。解体の様子など、多くの場面を近くで見られてとても良かった。意外だったのは、撃った獲物について、周りの方の反応が思っていたものと違い、あまり印象の良い感じではなかったので、そこは驚いた部分でした。猟友会の方達の技術や連携など、長年培われてきた動きや知識を教えていただき、とても感動しました。丁寧に教えて頂いた事で、もう一度体験してみたいという気持ちになりました。体験することができ、これからの製作や発表に、より力を入れていきたいと思いました。」
「私は今回の狩猟に同行し、沢山のことに気づくことができました。まずは猟友会の方のプロの仕事ぶりに感動しました。私たちが気付かない微かな動きや音にも気づき、足跡や樹木の被害の状況を見てどこから来たのか判断するなど、素人ではできない凄さがあった。また、猟友会の方は、森の被害を自分自身のことと思うくらい強く考えておられました。同行中、多くの木の皮が食べられている様子を見て“林業関係者の方に申し訳ない”とおっしゃっていた。売れるまで50年ほどかかる木は一生に一回ぐらいしか売れないのに、被害を増やしてしまって申し訳ないとのことだった。その部分に私は、人として本当にかっこいいと思った。これからの箱罠作りも、そう言った人の助けになると考え、より一層取り組もうと思った。」
「イノシシやシカが近くの山の身近な場所にいることがとても驚きました。私は、クロちゃんとギンくんという強力な助っ人と一緒に、狩猟に行きました。私の目の前で吠えだし、イノシシと戦っている姿がとても印象に残っています。銃を撃つ場面も見ることができ、貴重な経験をしました。猟犬は、笛を吹くと主人のところまで戻ってきて、歩くペースを2匹とも合わせていて、とても信頼し合っていると感じました。今回の経験を生かし、今後のイノシカハンターズに繋げていきます。」
【機械科】いのしか日記 Season4 Vol29 遠隔講義の準備開始!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
今日から企業選考がはじまり、イノシカハンターズのメンバーからは4人が選考に行きました。今日は3名での活動ですが「水俣市と慶應義塾大学との連携・協力」に基づく遠隔講義の準備を行いました。イノシカハンターズがこれまで行ってきた全ての取り組みをまとめ、パワーポイントを使って説明をします。聞いていただく方にしっかり伝えられるよう、分かりやすい資料作りに取組みます!
来週は秋分の日ですが、駆除狩猟に同行する予定なので、報告を楽しみにお待ち下さい!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「分かりやすい資料を作ることをこころがけ、私達の活動をしっかりと報告できるよう頑張ります!来週は私達も選考があるので、緊張です・・・」
【鉄道模型】全国大会、3タイトル獲得!
機械科3年5組で全国高等学校鉄道模型コンテストへ挑戦しました。
東京の新宿住友ビル三角広場で開催され、私たちはオンライン参加をしました。
今回は地元を走る肥薩おれんじ鉄道三をモチーフに「走れ!おれんじ鉄道~地元の魅力を世界へ~」というテーマで製作を行いました。今回の作品はおれんじ鉄道の車両を大型施設とし、Nゲージの車両は遊具として探検して遊べるように、傍には休憩スペースを作り水俣の特産品について学べるような幅広い世代が楽しめる場所となるようにしました。
Youtubeでの動画作成やレポート作成、プレゼンなど模型製作以外にも多くのことに取り組まなければならなく大変でしたが、完成した後の達成感は格別でした。
全国大会では、約170校が参加し、ベストクリエイティブ賞(20校)、ベストライター賞(10校)、スタッフが選ぶナンバーワン賞(1校)に選ばれました。
製作を通して、肥薩おれんじ鉄道さんはじめ、多くの方にご協力いただきました。ありがとうございました。
【機械科】いのしか日記 Season4 Vol28 芦北高校さんと合同実習!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
今日は、芦北高校林業科の林家ハンターさんと合同実習を行いました。昨年度から協力して鳥獣被害対策に取り組み、今回が2度目の合同実習です。
はじめに林家ハンターさんの研究について、発表をしていただきました。芦北高校林業科では実習用に33haの演習林を持っておられますが、5年ほど前からシカの食害(樹皮採食)に悩まされており、食害に遭った木がどんどん枯れています。これらの被害を食い止めるため、今回は「くくり罠」の設置実習を行いました。
イノシカハンターズはくくり罠の設置は初めてだったので、林家ハンターのみなさんに丁寧に教えてもらいながら設置を行いました。シカの通る道を想像し、習性を利用しながら設置を行うので「シカとの知恵比べ」と言われた意味がとてもよく分かりました。
今回は市販のくくり罠を設置しましたが、次回は私たちが製作したくくり罠を提供し、罠の製作方法についても教えられるよう今後の活動に取り組んでいきます。
今回の活動は8月1日(月)の熊本日日新聞さんに掲載されているので、そちらも是非ご覧下さい。
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「今回は合同で鳥獣被害対策について学んだ。芦北高校林家ハンターさんの取り組みを知り、自分たちの作る罠はこう使われているのだと分かった。現地ならではの考え方や仕掛け方があり、生き物を捕まえるのは難しいと思った。」
「芦北高校の林家ハンターさんと合同実習を行い、山の深刻な状況や害獣被害などを実際に観察し、くくり罠の設置をしました。くくり罠の設置方法を林家ハンターの皆さんに教えてもらい、自分たちだけで設置できるようになりました。大人2人を騙すくらい上手く隠せたので、自信につながりました。最初に設置したときは紐が届かないという失敗をしたので、次回から紐の長さも考えて、設置します。」
発表の様子 くくり罠の設置
くくり罠の設置 赤丸の所にくくり罠があります
シカに皮を食べられた木 林家ハンターさんと一緒に
【機械科】いのしか日記 Season4 Vol27 くくり罠製作ワークショップ!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
今日は、猟友会の方に教えていただきながら「くくり罠」を製作しました。今までは「箱罠」だけを製作していましたが、箱罠では、近年増えてきたシカの捕獲が上手くいかないので、くくり罠を製作することにしました。
くくり罠は地面に埋めて使用します。獣が罠を踏み抜くとバネの力で罠が作動し、ワイヤーが獣の足を括(くく)ります。箱罠と違い、獣の動きを読んで仕掛けなければならないので、経験が必要です。今後は実際に設置に行き、どういった所に仕掛ければ良いのか学んでいきます。
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「とても細かい作業が続き集中力が切れそうになりましたが、丁寧に教えて下さったので1つのくくり罠を作ることができました。この罠で250以上の鹿を捕らえているのがとても驚きました。道具が組み合わさることで、丈夫で機能性のある物が生まれたのがとても感動的でした。今回教わった作り方の工程を芦北高校のみなさんに教えて、水俣・芦北の鳥獣被害ゼロを目指して頑張ろうと思います。そのためには作り方の工程のおさらいをして、猟友会の方々が言われていた細かいところの技術を確認します。」
部品を分けています ワイヤーの加工
ワイヤー切断 上:かしめる前 下:かしめ後
【機械科】いのしか日記 Season4 Vol26 進学ナビにも掲載されました!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
熊本日日新聞社さんが発行されている進学情報誌「進学ナビ」に、イノシカハンターズの活動を掲載していただきました。様々な場面で私たちの活動を発信し、水俣高校を宣伝できるようこれからも頑張ります!進学ナビを見つけた際は、ぜひご覧ください!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「中学生のみなさん!水俣高校で自分の将来をつかまえましょう!」
【機械科】いのしか日記 Season4 Vol25 熊本日日新聞に掲載されました!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
先週は取材を受けた御報告をしましたが、24日(金)に早速掲載していただきました。今回はメンバーの1人が部活の試合で欠席したため全員集合ではないですが、今年のメンバーの初お披露目となります。今年度はこのメンバーで活動を行っていくので、注目していて下さい!
さて、今回の活動は、前回が講演に取材にと大忙しだったので、塗装やウリボー対策、扉のフレーム加工と軽い作業を行いました。期末考査が28日(火)から始まるので、勉強への余力を残しました!2基目も完成間近なので、また報告します!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「扉の取手の溶接では、ハンマで叩いた時に外れたのでとても焦ったが、罠の設置中におきると怪我につながるので、今分かって良かった。ハンドグラインダーの切削作業は、刃の交換が一苦労で疲れたけど、作業は以前に比べ、怖いと思わなくなった。今後の課題は、箱罠の設置作業を1人でも簡単にできるようにすること。箱罠を完成させつつ、この事に対しても考えを深めていく。」
トリガーを塗装しています。塩ビ管を入れるので、手作業で塗装。
【機械科】いのしか日記 Season4 Vol24 盛りだくさん!!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
1週間が経つのは早いものですね!前回の活動報告をする前に、次の活動が来てしまいました。今回は前回の分も一緒に・・・といきたいところですが、今回の活動が盛りだくさんとなっているので、お許しください。
今回は、熊本県猟友会副会長(水俣市猟友会会長)の高橋様に来校していただき、水俣市の鳥獣被害の現状と使用している罠について講演をしていただきました。講演では捕獲頭数の話がでてきましたが、私たちが活動を始めた4年前と大きく状況が変わっていました。それは、シカの捕獲頭数が約3倍になったことです。令和元年度は255頭でしたが、令和3年度には729頭と爆発的に増えているので、シカの捕獲にも取り組む必要があります。また、講演には、水俣市役所から農林水産課課長の永松様をはじめ3名来校していただき、私たちの活動へ感謝の言葉をいただきました。
今回はその他にも、熊本日日新聞さんとRKKさんが来校され、取材をしていただきました。いつお披露目されるかわかりませんが、分かったらすぐにお知らせするのでお待ちください。
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「水俣の課題について解決しようとしている人の講話を聞けて、とても貴重な経験をすることができた。最近では鹿の被害に悩まされているので、簡単で効率的な罠を作って対策されていたのですごいと思った。取材は緊張したけど、みんなで話し合いながら活動することができて良かった。今回は溶接が外れる失敗もあったので、次回はしっかり溶接する。」
罠についての説明 農林水産課課長 永松様より
取材を受けている様子 イノシカハンターズ!!!
【機械科】いのしか日記 Season4 Vol23 続・フレームが・・・
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
前回は扉のフレームの寸法を間違えてしまい、フレームが傾いた状態で溶接してしまうという大きなミスをしてしまいました。今回はその修正とトリガー作成に取り組みました。
フレーム修正は班員で試行錯誤しながら作業を行い、何とか傾きを戻すことができました。こういったミスをカバーする方法を考えるのも、ものづくりの楽しみの一つですね!
トリガーは持ち手の加工と扉を支えるパーツを製作しました。あとは全てのパーツをつなげるだけなので、次回完成させます。
次回は扉のストッパーを溶接したら、いよいよ完成です!4代目イノシカハンターズの1号機となりますので、お楽しみに!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「今回はトリガーの作成を行いました。箱罠をつくる班とトリガーを作る班の2班に分かれて作業を行いました。 今回反省すべき点は、全員が同じことをするのではなく、一人ひとりが次のことを考えて違う作業をすると、作業効率があがるとおもいました。同じことをすると何もできない人が出てくるので、その分が無駄だと思います。一人ひとりが動いて、人手が余らないようにしようと思いました。」
前回の傾いているフレーム 修正後のフレーム
フレーム切断中! 曲げ加工!棒を刺して曲げやすく!
持ち手の加工前・加工後 扉を支える部品
【機械科】いのしか日記 Season4 Vol22 扉のフレームが・・!?
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
前回は「製作順調!!」というタイトルで投稿をしましたが、なかなか上手くいかないものですね・・・
今回は扉のフレームを溶接し、うり坊対策の鉄筋を溶接したら完成、というところでした。しかし、フレームを溶接してみると・・・なんと・・・フレームが曲がっている!!!
寸法を間違えて切ったようで、直角にならなければならないところが、写真のように曲がってしまいました。こうなると扉が上手く可動せず、外れる危険もあります。
来週は手直しから行い、完成させます!次は寸法を確認し、仮組みを行ってから溶接をおこないます!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「今回の課題研究はグループを分けて作業を行いました。 トリガーを作る班と扉のフレームを作る班で、私はトリガーを作りました。トリガーが動いてトビラが閉まるまでの原理を見て、とても感動しました。」
本来は黄色い線のようにならなければいけませんが、水色の線くらいに傾いてしまいました(TT)
【機械科】いのしか日記 Season4 Vol21 製作順調!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
体育大会の準備等で活動が無かったので久しぶりの活動となりましたが、今日は、製作の様子をご覧下さい。
箱罠の製作は溶接作業がメインとなります。溶接は強い光が出るので、裸眼で見てはいけません。そこで「溶接遮光面」という保護具を使用しますが、イノシカハンターズでは「“自動”溶接遮光面」を使用しています。作業をしていない時はサングラス程度の明るさですが、作業時の強い光をセンサーが感知すると、自動で溶接用の暗さに調光してくれます。また、被って使用するため両手がフリーになり、溶接の精度や効率も上がります。
この自動遮光面は、公益社団法人水俣・芦北地域振興財団地域振興事業により購入したものです。今年度も様々な工具等を購入させていただき、充実した活動になるよう頑張ります!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「スポット溶接が難しかった。溶かしすぎないように最低限で溶接出来るようになりたい。皆で案を出し一つの目標に取り組むのは課題研究ならではだと感じた。」
「初めての道具を使いながら、溶接や曲げの作業をするのは、楽しかった。」
溶接遮光面 自動溶接遮光面
片手が使えるので、作業効率がUPします!
【機械科】いのしか日記 Season4 Vol20 4代目...始動!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!イノシカハンターズも4代目となり、初めての活動は伝達式となりました!
3月4日(金)に厚生労働省より「地域発!いいもの」の選定結果発表がありました。この事業は、各地域の企業・団体・学校で行われている「地域振興」や「技能者育成(人材育成)」などに役立つ特色ある取り組みを選定し、地域の活性化を図ることを目的として、平成28年度から毎年実施されている取り組みです。今年度も全国の応募の中から9つの団体・学校の取り組みが選定され、見事、イノシカハンターズの取り組みが選定されました。
3月8日(火)には伝達式が行われました。熊本県職業能力開発協会専務理事・事務局長の岡田浩様が来校され、イノシカハンターズへ賞状と盾が授与されました。熊本朝日放送さん、熊本日日新聞さんにも取材をしていただきましたので、放送や記事をぜひご覧ください。次年度も引き続きイノシカハンターズの活動は続きますので、楽しみにしていてください!
地域の課題は地域で解決できるようみんなで協力し、この美しい水俣を守っていきましょう!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「この活動が評価されたことはとても嬉しかったです。今まで以上に責任感を持って活動を行い、後輩につなげられるよう活動を行っていきます!!」
【機械科】いのしか日記 Vol19 狩猟免許試験合格発表!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
1月31日(月)に狩猟免許試験の合格発表がありました。生徒5名が受験し、結果は4名の合格となりました。
この事業は、水俣芦北地域振興計画に基づく地域振興事業として、水俣・芦北地域振興財団の助成により実施しており、生徒の受験料を全額助成していただきました。
地元に残る生徒は次年度のイノシカハンターズにアドバイスできるよう、先輩猟師として頑張ってくれることと思います。
3代目イノシカハンターズの活動はこれで終わりとなりますが、4代目の活動が既に始動しています。4代目の活動も随時公開していきますので、お楽しみに!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「この活動で学んだことを社会人として生かしていきます。後輩には私たちが残した課題をクリアし、もっと活躍して欲しいと思います!!」
*撮影当日1名欠席だったため、3名で撮影しました。
機械科 課題研究発表会!
1月14日(金)に機械科3年生の課題研究発表会が行われました。今年度1年間で作り上げてきた成果を1、2年生に発表しました。多くの課題にぶつかり試行錯誤して作り上げた成果はとても素晴らしいものになっています。「一つのモノを作る大変さと難しさ」を学びました。また、1、2年生からの質問も多く来年度の期待が高まります!
【機械科】いのしか日記 Vol. 18 狩猟試験に向けて!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
12月17日(金)は、狩猟免許試験に向けて勉強会を行いました。狩猟免許試験では、「知識試験・適性試験・技能試験」があります。
技能試験は、「狩猟鳥獣と非狩猟鳥獣の全16種類の判別、使用できる猟具と使用できない猟具の判別、罠の架設」がありますが、猟具の実物がないので試験対策ができませんでした。そこで、芦北高校の鳥獣被害対策班、林業科の「林業ハンター班」さんにお願いして、猟具を借り、試験対策をすることができました。林業ハンター班さんも同じ時期に狩猟免許試験を受けられます。林業ハンター班とイノシカハンターズ、全員合格を目指し、今後も勉強を頑張ります!応援よろしくお願いします!!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「箱罠の他にもこんなに猟具があることに驚きました。林業ハンター班さんのおかげで試験対策ができたので、とても感謝しています。ありがとうございました!」
【機械科】 いのしか日記 Vol.17 今年最後の箱罠製作!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
12月10日(金)は、今年最後の箱罠製作を行いました。作業にも慣れ、生産スピードが上がり、今日だけで2基完成させることができました。授業終了後、狩猟免許試験のテキストを班員に配りました。12月17日(金)から、試験に向けて勉強を頑張っていきます!
12月14日(火)、めっき処理でお世話になっている地元企業さんに完成した箱罠を取りに来ていただきました。出来上がりが楽しみです!(今回は忘れずに、ウリボー対策をしています。)
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「最初の時に比べ、班員と声を掛け合いながら作業に取り組めていたので、製作スピードが上がりました。イノシカハンターズの活動をへて、より仲が深まったと思います。次は狩猟免許試験に全員合格できるように頑張ります!」
【機械科】Techno-Ocean2021水中ロボット競技会 準優勝
Techno-Ocean2021水中ロボット競技会ジュニア部門に出場しました。この大会は海洋ごみ問題に対して水中ロボットで課題解決にアプローチするものです。ポスター(レポート)、ロボット製作、プレゼンの
3種目で競います。2年に一度開催され、ジュニア部門は中学生から高校生、高専生が対象です。本校からは機械科2年の稲冨禅太(湯浦中)くん、佐藤敬典(津奈木中)くん、塩谷翼(津奈木中)、柏木零皇(水俣二中)くんが参加しました。資格試験や定期考査期間ということで大変厳しいスケジュールでしたが、初出場で全国2位の準優勝に輝きました。稲冨くんは「ぎりぎりの製作でしたが、仲間や先生たちと協力してものづくりができとても楽しかった。結果もついてきてとても嬉しいです。」と話しています。機械科では様々なものづくりができ、挑戦する人を応援する雰囲気があります。ものづくりに興味のある中学生、ぜひ水俣高校機械科へ!
※今回のプロジェクトの一部に三菱みらい育成財団より助成を頂いて実施しました。
【機械科】いのしか日記 Vol.16 2基完成!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
11月25日(木)に、地元畜産農家さんのところへ猟友会の方と箱罠を設置しに行きました。イノシシの行動を調べるため、今回もトレイルカメラを設置しました。シカの足跡もあったので、トレイルカメラに写るかもしれません!
11月26日(金)の午前中は、狩猟免許試験を受けるための準備として、健康診断に行きました。診断の結果は問題なかったので、1月に行われる試験が終われば、新たに6人のハンターが誕生します!!午後からは箱罠を製作し、1基完成しました。
12月3日(金)の期末テスト終わりにさらに1基完成したので、今回の箱罠も地元企業さんにお願いして「めっき処理」をしていただきます!できあがりが楽しみです!!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「久しぶりに溶接を行いましたが意外とうまくいきました。みんなで分担して行ったので、いつもよりスムーズにできたように感じました。期末テストも終わったので、狩猟免許試験に向けて勉強を頑張っていきます。」
【機械科】 いのしか日記 Vol.15 みかん収穫・選果実習へ!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
11月10日(水)に熊本大学で、熊本県工業高等学校生徒研究発表会がありました。3年間の研究の成果をしっかりと発表し「東海大学基盤工学部長賞」をいただきました。今後もイノシカハンターズの研究を深め、さらに活動を活発にしていきます!
11月19日(金)は、箱罠を仕掛けさせて頂いている地元観光農園さんで、みかんの収穫と選果の実習を行いました。収穫したみかんはコンテナに入れて軽トラに乗せますが、コンテナいっぱいに詰めたみかんは約20kgにもなります。最初は楽しく作業していたのですが、中々終わらないのでだんだんと口数も少なくなり、作物を得る大変さを、身をもって感じました。農家さんのおかげで私たちは毎日美味しい食材を食べることができています。好き嫌いなく、食べなければならないと思いました。
農家さんが愛情を込めて作った食材を鳥獣から守るのが、私たちイノシカハンターズの役目です。来年の1月にある、わな猟の免許試験に向けて、試験勉強と箱罠製作を両立して頑張ります!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「最優秀賞を目標にして練習してきたので、優勝できなかったことは悔しかったですが、本番で自信を持って挑むことができ、多くの人の前で発表してきたことはとてもいい経験になりました。
収穫選果作業は短い時間でしたが、普段は少人数でされているということなので、少しでも力になれて良かったです。」
【機械科】イノシカハンターズ出動!
こんにちは!イノシカハンターズです!
先日の若っとランドは見ていただけましたか?今回は出動といっても猟ではありません。
熊本県工業高校生徒研究発表会で私たちの活動を発表します。
11月9日に熊本大学でリハーサルに行ってきます。もちろん箱罠も実演します!
本番は11月10日です。私たちの3年間の集大成をしっかり伝えたいと思います。
【機械科】アイディアロボット競技大会出場
11月7日日曜日に熊本工業高校で熊本県アイディアロボット競技大会が開催され、機械科の課題研究班で参加してきました。今年は自律して動くロボットが大きなテーマで、自分たちでプログラミングなどを行い調整を続けてまいりました。
大会では思うようには行かず、決勝トーナメントを逃しましたが、これまで費やしてきた時間は、必ず将来活かせると思います。
みんなと力を合わせてロボットを作るのはとてもやりがいがあり、動いた瞬間は感動です。
小中学生の皆さん、水俣高校機械科でロボット作りをしませんか?
【機械科】水俣市長様表敬訪問に行ってきました
10月29日金曜日に髙岡利治水俣市長様を鶴山幸樹校長先生と水俣高校機械科3年生徒と機械科職員が表敬訪問しました。
8月に行われた水中ロボットコンベンションinJAMSTEC2021ジュニア部門で優勝とベストプレゼンテーション賞の受賞報告とふるさと納税基金による3Dプリンタをご提供いただいたことへのお礼を兼ねたものです。
当日は校長先生、代表の西川君がお礼を述べて、ロボット「水俣の赤い彗星」の実演を行いました。
髙岡市長様からお祝いの言葉をいただきました。「日本一はこれまでの先輩から受け継いだ結果であり、とてもうれしいです。動画よりも思ったよりピンクの機体なのですね。機会があるならば小中学生に向けてプールの中で実演するなど、技術を披露する機会があるといいな、と思います。」という激励でした。これからもいただいた3Dプリンタで様々な作品を製作したのしいものづくりを展開していきたいと思います。お忙しい中、御対応いただきましてありがとうございました。
※今回の製作においては三菱みらい育成財団の助成も活用させていただきました。
【機械科】いのしか日記 Vol. 14 待ちに待った猟へ!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
10月29日(金)は工業高等学校生徒研究の発表練習と箱罠の製作を行いました。
10月31日(日)は、9月12日(日)に延期した銃猟体験を行いました。銃猟の方法は4種類ありますが、今回は中尾山で「巻き狩り猟」を体験してきました。
巻き狩り猟は、山に猟犬を放ち、獲物を仲間のいる方向に追い出す役のセコ(勢子)と、獲物を仕留める役のマチ(待ち子)に分かれます。セコが獲物を追い出したら、逃げた方角で待つマチへ連絡を入れ、連絡を受けたマチが獲物を仕留めます。仲間の居場所も把握するため、GPSと無線も使用します。今回は、猟友会の方1人に班員が1人同行し、猟を体験しました。3時間ほど猟を行い、イノシシを1頭仕留めることができました。
猟のあとは試食会を行い、イノシシとムジナの肉を食べました。また、今回仕留めたイノシシは猟友会の方に捌いていただき、自分で調理して食べました。本当に貴重な体験ができ、今回の経験を今後の活動にも活かしていきます。興味がある方は残りの3つの猟も調べてみてください。
【全班員の感想】
班員1
初めて猟銃で狩りをしているところを見てとてもかっこいいと思いました。イノシシやシカの生態について詳しく知ることができて貴重な体験ができました。初めてイノシシを食べて豚肉と牛肉を混ぜたような食感がしました。
班員2
イノシシやシカを待っている間はのんびりした雰囲気でしたが、猟犬の鳴き声や、イノシシやシカの走る音が聞こえると一瞬で緊迫した雰囲気に変わるので、狩猟とはどんなものなのかを学ぶことが出来ました。一緒に回った猟友会の2人のうち、1人の方が1発で仕留められたのでかっこよかったです。その方は少し離れた場所にいたので仕留める瞬間は見ることが出来ませんでしたが、間近で銃声を聞くことができ、とてもいい経験になりました。小学生の時にシシ鍋を食べたことがありましたが、においがきつかった印象がありました。今日改めて食べてみると嫌なにおいも感じず、美味しかったのでびっくりしました。ムジナは人生で初めて食べましたが美味しすぎて驚きました。
班員3
山を登ったり降りたりするだけでも疲れるのに、50~60㎏あるイノシシを仕留め、ロープを結び、山の急斜面を引っ張って降りていくのがとても大変でした。普段から狩りをしている人の凄さがわかり、とてもいい経験をすることが出来ました。イノシシの肉は嫌な匂いが全然しなかったことに驚きました。
班員4
イノシシやシカを見ることは出来ませんでしたが、銃声や、イノシシの鳴き声が聞こえてきたので、すごく生々しかったです。 一緒に山を登る猟友会の方は、とても素早く山を登っていて凄かったです シシ肉はとても脂があって美味しかったです。貰った肉もシシ汁と焼肉にして食べました。
班員5
実際に猟に行って自分のところはイノシシやシカを実際見ることはできなかったけど周りからの銃声や猟犬の鳴き声などを聞いて、その場の雰囲気などを体験することができました。猟師さんとの話もできていい体験になりました。 初めてイノシシを食べ、思っていたよりも美味しく驚きました。
班員6
初めて山への狩猟に同行して、最初はあまり緊張感がなかったけど、実際に銃声やシカやイノシシの姿を見て、とても緊張感のある中で狩猟が行われているのを感じ、イノシシを1発で仕留めていたことには、さすがだなと感じました。そのあとシシ肉を分けてもらい、初めてシシ肉を食べてみて、すごく美味しいことに驚きました。
“それでは皆さん手を合わせて下さい。ごちそうさまでした!!”
【機械科】環境アカデミア・シンポジウムに参加してきました!
毎年水俣環境アカデミアで実施されているシンポジウムに今年は機械科生徒が参加してきました。今年のテーマは「地域資源を活用した持続可能な地域社会づくり」で、機械科のイノシカハンターズ班(箱罠による害獣駆除)の取組みを発表してきました。
地球環境戦略研究機関サスティナビリティー総合センタープログラムディレクター・上席研究員の藤野純一氏を講師に迎えた基調講演の後、高岡水俣市長、生協くまもと理事長嶋田氏、お茶の坂口園経営者坂口氏、そして鶴山校長の4名によるパネルディスカッションが続きました。
本校の発表は、鶴山校長による水俣高校の人材輩出の使命についての挨拶の後、山下教諭の指導による機械科3年生イノシカハンターズ班が、地元農林産業に多大な被害を与えている害獣被害について、機械科の技術の提供と猟友会維持に向けた人材育成アクションプログラムについて発表しました。従来の溶接技術を活用した箱罠の製作に加え、センサーやICTを活用した罠にイノシシやシカが捕獲された際にスマートフォンに連絡されるシステム構築について報告があったのち、捕獲したイノシシやシカの活用についてや高齢化のすすむ地元猟友会の存続について、サステビリティの観点からも提案がなされました。
発表後は、コーディネーターの熊本県環境センター館長・熊本県立大学名誉教授篠原氏を始め会場から割れんばかりの拍手をとお褒めのお声かけを頂きました。
水俣高校は、これからも地元にと世界をつなぐ人材育成に取り組んできます。
それでは、手を合わせてください。「いただきます!」
写真は、シンポジウム・発表の様子と、発表後、市長や聴講された水俣市議員の皆さまに声かけを頂いている様子、山下教諭と地元技術者と意見交換してる様子。
【機械科】 いのしか日記 Vol.13 発表会に向けて!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
10月15日(金)は、水俣環境アカデミアシンポジウムと工業高等学校生徒研究の発表練習をメインで行いました。中間考査最終日から、毎日放課後に集まり練習を行ってきたので、読むスピードや間の取り方などが、とても上達しました。10月21日(木)シンポジウムの本番なので、これまでの練習の成果を発揮し、自分たちの活動をしっかりと伝えられるように頑張ります。応援よろしくお願いします!!
そして、完成した箱罠にイノシカハンターズのロゴを貼りました。
イノシカハンターズの箱罠と青い空、とても映えますね!!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「初めての発表ですが、もう緊張しています。緊張を少しでも和らげられるように、これからの練習は本番をイメージして準備を行います!!段取り八分(はちぶ)!!」
【機械科】いのしか日記 Vol.12 痛恨のミス!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
めっき処理をしてついに完成!!!と思っていましたが、ウリボー対策を忘れていました・・・。
イノシカハンターズの箱罠は、マス目の大きさが100mm×100mmです。ウリボーは小さいので、このマス目の大きさだと逃げてしまいます。そこで、マス目の真ん中に鉄筋を追加で溶接し、マス目を小さくします。地面から3マス目までを小さくすれば、ウリボー対策は完璧です。これで本当に完成です!!地域の方々に貸し出す前に気づくことが出来て良かったです!
9月28日(火)の捕獲時には、鉄で出来た直径13mmの鉄筋トリガーが折れ曲がっていました。イノシシが突っ込んできたら大けがをするので、もしイノシシと遭遇したら、「刺激しない・ゆっくりと距離をとる・逃走経路を絶たない」の3つを守るようにしてください!
10月8日(金)は、中間考査があるため活動は行いません。10月15日(金)から活動していきます!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「今回はトリガー製作とウリボー対策で溶接を行いました。溶接をメインに作業をしていましたが、まだうまく溶接できないことがあるので、良い製品を作るためにももっと溶接に慣れていきたいと思いました。」
【完成時のトリガー】
【イノシシに折り曲げられたトリガー】
【ウリボー対策前】
【ウリボー対策後】
【機械科】いのしか日記 Vol.11 号外!! ついに・・・。
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
9月28日(火)、6月から地元観光農園さんに設置している箱罠に、親子のイノシシがかかりました。猟友会の方と共に、駆除をしてきました。
全班員感想
班員1
「イノシシが大きく暴れていて怖かったです。 トリガーも曲がっていて修復できないらしいので再利用できるようなものを作りたいと思いました。」
班員2
「イノシシの力がどれだけすごいのかよく知ることが出来ました。命の重みも感じることができ、イノシカハンターズとして活動する上でとても重要な経験をすることができよかったです。捌けるようになってみたいです。」
班員3
「イノシシがとても大きくて怖かった。 イノシシの鳴き声が聞こえてきて、命について考えさせられました。 仕留めたからにはしっかりと処理して、命に感謝していただきたいと思います。」
班員4
「イノシシを仕留めているところを実際に見て、命の重さを感じました。貴重な体験をすることができたので良かったです。」
班員5
「初めてイノシシの止め刺しを見学し、どれだけの力があり、止め刺しの技術の難しさを感じ、命の大切さを感じることができました。この経験を生かしていきたいです。」
班員6
「実際に自分たちが製作している箱罠にイノシシが掛かっているのを見てとても驚きました。イノシシを止め刺ししているところを見て命の大切さを改めて感じました。」
みんな、色々なことを感じてくれました。このイノシシは猟友会の方に解体していただいており、食べる予定です。
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
【機械科】いのしか日記 Vol.10 めっき処理完成!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
9月24日(金)、地元企業さんにめっき処理を依頼していた箱罠3台がイノシカハンターズの元に届けられました!!めっき処理された完成品を見て、箱罠製作のモチベーションが上がりました!
その後は、扉とシャッター部分の製作に取り掛かりました。4基目の完成も待っていてください!
10月1日(金)からは、発表練習も並行して活動していきます。これからも応援よろしくお願いします!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「地元企業さんの協力があったからこそ、丈夫な製品にすることが出来ました。感謝の気持ちを忘れずこれからもイノシカハンターズの活動を頑張ります!」
【機械科】いのしか日記 Vol.09 就職試験!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
9月16日(木)から3年生の仲間たちが就職試験へと向かいました!夏休みに入る前から多くの先生方に面接練習や、作文のご指導をして頂き本当に感謝しています。全員が第1希望の企業に内定をもらうことが、お世話になった先生方への恩返しだと思っています。練習の成果を出し切れるように頑張ります!!
9月17日(金)は、今後の作業を効率よくするために作業スペースと工具類の整理整頓を行いました。整理整頓が終わり、残った時間で発表練習と動画撮影をしました。作業もしやすくなったので24日(金)から作業スピードを上げて頑張ります!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「家族や友人、先生方だけではなく地域の方々も応援してくれています。絶対内定をもらってきます!!」
【機械科】いのしか日記 Vol.08 組み立て工程の動画撮影!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
9月10日(金)は、組み立て行程の動画を撮影しました。毎年、県の工業高校が集まって発表会が行われており、今年の水俣高校は機械科が代表として発表するので、その発表会用の動画です。夏休み中は就職試験に向けて勉強を行っていたため、約1ヶ月ぶりの組み立て作業でした。久しぶりの作業で忘れている部分もありましたが、丁寧に工程を確認し合い、無事に組み立ての撮影を終えることが出来ました。これからは製作と発表の練習を並行して行わなければならないので、より忙しくなりますが、最優秀賞を取れるよう頑張ります!!応援お願いします!!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「みんなと確認し合いながらだったので、ミスなく組み立てられました。9月16日から就職試験が始まります。第1希望の企業に内定をもらえるよう頑張ります!」
【SDGs】 市民講座に参加してみた♪
4日(土)、水俣環境アカデミアにて市民講座「自動車産業から見た地球環境への対応」(講師:UTモビリティサービス モビリティサービス事業部企画推進室室長 江島正明氏)が実施されました。県内の昨今のコロナ感染症拡大を受け、機械科2・3年生の24名が本校視聴覚室にてオンライン受講することになりました。
講義は主にこれまでの自動車産業の変遷と、カーボンニュートラルについての概要及び水素自動車の紹介といった自動車産業界におけるSDGsの取組み、そして水俣市で今後導入されるMaaS(Mobility as a Service「サービスとしての移動」)についてでした。
地球温暖化が深刻化する中、従来の省エネ技術の発展だけでなく新しい動力源を開発しなければならない現況についてなどは生徒たちも真剣に聞き入っており、質疑の時間には活発に質問していたようです。
終了後、CO2削減のない水素自動車「MIRAI」の展示もあり、機械科の生徒らしくエンジンルームの内部など食い入るように眺めていました。
【機械科】水中ロボコン優勝とベストプレゼンテーション賞受賞
水俣高校機械科3年生の有志3名が、日本で最大の水中ロボットの祭典である水中ロボットコンベンションin JAMSTEC 2021のジュニア部門に出場しました。コロナ前は20チーム近くの参加がありましたが、今年もコロナ禍で部活動中止が相次いで辞退する学校が多く、全国の高専、高校、中学校から8校の参加でした。
去年に引き続き動画と質疑応答によるリモートでの大会です。動画の内容は「JAMSTECで大会が開かれる場合に行おうと思っていた戦略」を5分以内にまとめて発表しなさい、というものです。
水中ロボットの難しさは、以下のとおりです。水は電気を流しますので水の中に回路を入れるとショート(短絡)して燃えます。防ぐためには水が入らないようOリングなどで水密にしなければなりません。空気に比べ水の抵抗が大きいので、速度を上げるためには流線型や球形にするなど形状に気を使います。泳ぐ機体では浮力と重力のバランスをとって浮きもしない沈みもしない「中性浮力」にする必要があります。このバランスが1g単位で取らないと行けないのでかなり大変です。今回の水俣高校の機体は、床面走行なのでタイヤが空転しないように浮力を減らして重力を増やす必要がありました。
今年は、水中床面走行により昨年比4倍速、缶を一気に6個回収など、箱を廃止して浮力を減らす、スイッチでの操縦など、この大会史上初の機能を持った、勝つためのロボットを設計して製作を進めてきました。
コロナ禍で大雨などで思ったように活動できませんでしたが、3次元CADや3Dプリンタを駆使して、なんとか締切り前日に最速の水陸両用ロボットを完成させることができました。
事前に提出していた動画が無事再生されました。そして5分間の質疑応答では、緊張のあまり顔を青ざめながら、東京大学や東京海洋大学や海洋研究開発機構の水中ロボット研究者の先生方から質問されましたが、なんとか答えることができました。写真は緊張の質疑応答です。終わったあとはほっとした表情が見られました。
翌日の講評では缶の回収機構や、戦略面の説明と機体の設計思想と実証実験の完成度、それと「赤い機体」が高い評価を得ることが出来ました。
その後表彰式が行われました。Best Presentation賞は出場チームの選手だけでなく一般の見学者からも投票された結果です。ドキドキしましたが、水俣高校が選ばれて大喜びしました。
続いて機体を支給されていないチームの中で、選ばれる特別奨励賞は、神奈川県立磯子工業高校でした。
準優勝の発表の時は「今年も準優勝か?」と複雑な気持ちで見守りました。
結果は神奈川県の慶應義塾湘南藤沢高等部でした。
残るは優勝です。「優勝は・・・」というこの間がドキドキします。
「水俣高校機械科工作部です!」と発表されました。
初挑戦から4年目でやっと日本一となることが出来ました。これまで参加した先輩の思いなどを含めて、生徒も卒業生も指導職員も心が震えました。結果は以下にあります。
http://jam21.underwaterrobonet.org/junior/
これからも、水俣高校機械科はものづくりを楽しむために学習をがんばります。応援して下さった皆様、ありがとうございました。
【機械科】いのしか日記 Vol.07 箱罠をメッキ加工へ!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
9月1日(水)、一昨年から箱罠のメッキ加工でお世話になっている地元企業さんに、完成した箱罠3台を取りに来て頂きました。メッキ加工をすれば錆びにくくなるので、箱罠を安全に長く使えます!出来上がりが楽しみです!
現在仕掛けた罠には、まだ何も掛かっていません。捕獲できるように色々と工夫していきます。
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「私たちのために協力してくれる地元企業さんには本当に感謝しています。地域の方々から支えられていることを忘れず、これからもイノシカハンターズの活動を頑張ります。」
【機械科】水中ロボコンに参加します!
水俣高校機械科3年生の有志3名が8/28土曜13時半から行われる水中ロボットコンベンションin JAMSTEC 2021のジュニア部門に出場します。今回も動画と質疑応答によるリモートでの大会です。
ちなみにJAMSTECとは海洋研究開発機構という所で、神奈川県横須賀市にあります。「しんかい6500」などの深海調査船などが有名だと思います。
水俣高校は過去3回出場し、初回は初戦敗退、2回目はベスト4、去年は準優勝となりましたので今年こそ初優勝を狙っております。
動画の内容は「JAMSTECで大会が開かれる場合に行おうと思っていた戦略」を5分以内にまとめて発表しなさい、というものです。
予定されていた大会の内容は
水深1.2mのプール内にあるゲートを通過し、底にあるカニのオブジェを水中撮影したり、スチール缶やアルミニウム缶(中身は入ってますが浮力で軽くなります)を手元に回収するとそれぞれポイントが得られます。5分間の制限時間内の合計点で競います。
今年は、水中床面走行、缶を一気に6個回収など、コンピュータを廃止してスイッチでの操縦可能など、この大会史上初の機能を持った、勝つためのロボットを設計して製作を進めてきました。
プレゼンテーションでは「戦略設定点(どんな作戦でどんな形状にしたか?)」「力学的検討点(浮力とか重力とか水の抵抗など)」「その他、意気込みなど」で評価されます。
コロナ禍でも、大雨などで思ったように活動できませんでしたが、3次元CADや3Dプリンタを駆使して、なんとか締切り前日に最速の水陸両用ロボットを完成させることができました。
写真は上から試作途中の機体全体、組立検討中の様子、ボール盤による鋼板の穴開けの様子です。
※今回、部品代の一部に三菱みらい育成財団の助成金を活用させていただいたおかげで、充実した製作が行えました。
表彰は29日曜の15時です。
参加者からの投票もありますので、以下で事前にzoomウエビナー「見学者」登録いただければ幸いです。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_6tg4Kh-2Rhu6E2z_-am_gg
投票フォームはhttps://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSex9ZJS64wuPlUKMR_1xcangLdNzNx04USMIAKjlbIUs0orcw/viewform
です。
動画も各学校が出揃いましたのでご覧下さい。
http://jam21.underwaterrobonet.org/junior/
から見ることができます。
皆さんの応援をよろしくお願いします。
【機械科】いのしか日記 Vol.6 芦北高校さんとの初めての合同実習!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
7月29日(木)に芦北高校さんの鏡山演習林で合同実習を行いました。芦北高校さんは去年から「林業ハンター班」として鳥獣被害対策に取り組まれていたので、今年度から合同で活動することにしました。
鏡山演習林を視察させて頂き、シカによる木々の食害の深刻さを目の当たりにしました。イノシカハンターズはシカの捕獲実績がなかったので、捕獲実績のある林業ハンター班さんにエサの撒き方や罠の設置方法を教えて頂き、箱罠を設置しました。箱罠には、扉が閉まったことを知らせるセンサーを付けただけではなく、くまもと☆農家ハンターさんが管理しているクラウドシステム「ファームキャプチャー」も使用し、箱罠の管理を行います。「ファームキャプチャー」は、動物が近くを通ると仕掛けてあるカメラで撮影し、その画像をスマートフォンやパソコンで見ることが出来るシステムです。
今年度から始めた取り組みですが、それぞれの高校の特色を生かし、協力して林業・農業を守って行きたいと思います。1枚目の写真は、演習林のパワースポットの杉の木です。なぜこのような形になったか定かではありませんが、自然の神秘さを感じました!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「今回の合同実習では、鏡山の鳥獣被害の視察を行い、どのような被害や特徴があるのかを知ることができました。視察後は、箱罠の設置を行い、低コストや軽量化されていて良いなどの意見もいただき、人の役に立てていることを実感しました。これからも頑張っていきたいと思います。」
【機械科】いのしか日記 Vol.5 材料・道具到着!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
7月2日(金)は期末考査だったので、活動がありませんでした。その分、勉強を精一杯行い、進路実現に向けて頑張りました!
7月9日(金)は久しぶりの作業となりました。今年度分の箱罠の材料が到着し、これからは量産体制に入ります。
7月16日(金)には、令和3年度公益財団法人水俣・芦北地域振興財団地域振興事業による助成金で購入した、半自動溶接機・発電機・自動遮光面が届いたので、これからはより充実した作業を行うことが出来ます。
多くの方に私たちの活動を知ってもらい、応援して頂けるように今後も活動を頑張ります!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「今日は新たな道具が沢山届きました!これからもっともっと暑くなってくるので、熱中症対策をして活動していきます!!」
【機械科】いのしか日記 Vol.4 2基目完成!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
6月25日(金)は製作を進め、2基目が完成しました。作業にも慣れてきたので、作業スピードを上げて製作に取り組んでいきます。
7月5日(月)にトレイルカメラを確認したところ、イノシシやシカは映っていませんでしたが、かわりに野良猫やイタチの親子が映っていました。(日付は設定し忘れのため違います。すみません…。)
トレイルカメラの写真は随時載せていきます。
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「どんどん暑くなってきていますが、班員みんなで一生懸命、箱罠の製作を進めています。早く地域に貢献できるよう頑張ります。」
【機械科】いのしか日記 Vol.3 いよいよ罠設置!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
6月18日(金)は、地元観光農園さんにご協力いただき、私たちが製作した罠を設置させてもらいました。農園の方の話によると「近隣の開発が進んでイノシシの生活環境が変わったこともあるかもしれないが、最近はイノシシが増えてきたと思う。」とおっしゃっていました。
初めて罠を設置するので少し時間がかかりましたが、上手く設置することができました。廃棄予定の作物と米ぬかを餌にし、しばらく様子を見てみます。トレイルカメラも設置したので、生態調査も併せて行います。
6月21日(月)にトレイルカメラを確認しに行きましたが、今のところ何も映っていませんでした…。引き続き確認していきます!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「今回初めて現場実習にいき、そこでイノシシ被害の深刻さを目の当たりしました。被害を減らすためにも設置場所や餌のまき方を試行錯誤して、捕獲数を増やしていこうと思いました。」
【機械科】いのしか日記 Vol.2 水俣の鳥獣捕獲量が増加!?
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
6月4日(金)に、熊本県猟友会副会長(水俣市猟友会会長)の高橋さんに、水俣や日本における鳥獣被害や対策についての講話をして頂きました。
5年ほど前の捕獲量はシカ1割、イノシシ9割だったのが、現在ではシカ4割、イノシシ6割と、シカの捕獲量が増えてきているそうです。私たちが製作している箱罠はイノシシの捕獲をメインに考えているので、シカ対策も考えていく必要があると思いました。捕獲数を増やすためにも生態を深く学び、罠製作に活かしていこうと思います。また、捕獲した鳥獣のほとんどは埋設処理されるので、捕獲後の利用方法についても課題があります。
6月11日(金)は箱罠の門扉を製作し、ついに1基目が完成しました!!これからどんどん箱罠を製作していきます。来週は地元観光農園さんで現場実習をする予定なので、その様子も発信していきます。
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(生徒の感想)
「捕獲するだけでは命が無駄になるので、その後の処理についても考えていかないといけないと思いました。」
ものづくり(旋盤)特訓中!
本日から週末にかけて、令和3年度熊本県高等学校総合体育大会が熊本県内各地で実施されています。その一方、来たる6月13日(日) には、熊本県内の工業関係の各科の主要な技能を競う、令和3年度熊本県ものづくりコンテストが予定されています。
本日、運動部を除いた生徒は午前中授業で放課となっていましたが、2年機械科の稲冨君が夕方遅くまで旋盤の技能の練習に励んでいました。また、本日は特別講師として、熊本工業高等学校機械科より指導教諭の藤﨑毅先生をお迎えして、特別練習会が行われた模様です。運動部同様、こうした地道な練習があって優れた技能の習得が生まれ、そしてその優れた技能によって優れた製品が生まれるのだなと、しみじみ再確認させられました。
がんばれ稲冨くん!
【機械科】いのしか日記 Vol.1 活動開始!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
今年で3年目を迎えたイノシカハンターズの鳥獣対策、3年生6名で活動を行います!
地域の方に応援して頂くことが増えましたが、もっと応援していただけるように、そして、地域の方と一緒に取り組めるように今年も頑張ります!
まずは映像資料を視聴し、イノシシの生態を学びました。そして、2班に分かれて箱罠製作に取りかかりました。箱罠は文字通り箱型の罠で、扉が閉まることで獲物を中に閉じ込めます。今までの箱罠は扉のガイドの高さが同じだったので、扉を設置する作業に手間取ることが多くありました。今年の箱罠は、ガイドの高さに差をつけたことで後ろのガイドに当てることができ、容易に設置することが可能となりました。まずは箱罠を4基完成させることを目標に頑張ります!
今後も随時情報を発信していきますので、イノシカハンターズをよろしくお願いします!
【機械科】2年生実習が始まっています(4月26日)
第1回目は機械科主任の先生による安全教育が行われました。水俣高校機械科は、「安全」を第一に作業を行います。
そして本格的に機械科実習が始まりました。今年度の2年生は旋盤、フライス盤、アーク溶接、鋳造、シーケンス制御とプレゼンテーションを行います。写真はその中の一つであるシーケンス制御の一場面です。シーケンス図という電気回路図を元にリレーという装置を用いた制御回路を作ります。
皆さんの生活でも自動洗濯機、信号機、エレベーターなど世の中の様々なところで活用されている技術です。このあと、PLC(プログラムを書き込める制御装置)によるシーケンス制御も行います。ねじを締めるときには、ドライバーを回す力と押す力の比率は3:7といわれています。電線をねじで固定するなど初めて経験していますが、力配分などの基本から丁寧に学ぶことができるので、着実に力を付けることができます。
農家ハンターさんの遠隔講義がありました
くまもと☆農家ハンターさんによる慶応義塾大学との遠隔講義に水俣高校も参加させていただきました。地域のくらしを鳥獣被害から守るために活動しておられる宇城市の宮川さん(情熱大陸にも出演!)のお話を聴くチャンスということで、機械科の”イノシカハンターズ”をはじめとして地域創生や6次産業化などに興味がある生徒が参加しました。宮川さんのお話は、たんに農業を持続させるということだけでなく、人生における挑戦についても生徒たちに語りかけるものでした。生徒たちも心に響いた言葉をメモに取り、真剣な表情で聞き入っていました。参加した生徒の感想には、「今できることを精一杯、失敗してもいいからやりたいと思いました」とあり、よい刺激をうけたようです。質問コーナーでは箱罠についてのアドバイスをいただき、みんな充実した表情を浮かべていました。