カテゴリ:建築科
【建築科】座学から実践へ!模型づくりで建築の奥深さを学ぶ1年生
先週から建築科1年生が取り組んでいる木造住宅の軸組模型(骨組みの模型)制作は、順調に進んでいます。
先週は主に基礎部分の制作を行いましたが、今週は床組と壁の制作に挑戦しています。生徒たちは、建築構造や製図の授業で学んだ「根太(ねだ)」や「大引(おおびき)」といった部材の名前を一つひとつ確認しながら、実際の形に加工しています。
慣れない手つきだった工具の使い方も、先週の実習を通してかなり上達しました。のこぎりやカッターを巧みに操り、作業のスピードも格段に向上しています。
各班では、模型の完成に向けてそれぞれの役割を分担し、集中して作業に取り組む姿が見られます。仲間と協力し、工夫を共有しながら「大工さんになった気持ち」で取り組むことで、建築の知識だけでなく、チームワークや協調性、そして集中力も高まっています。
座学では得られない、ものづくりの楽しさと建築の奥深さを感じながら、安全に配慮して実習は順調に進んでいます。完成した模型が文化祭でお披露目される日が楽しみです。
https://sh.higo.ed.jp/mina/setting/searches/searches/search?frame_id=175&keyword=%E5%BB%BA%E7%AF%89
【建築科】ウッジョイ!〜wood enjoy〜 文化祭準備
10月25日(土)に行われる水俣高校の文化祭に向けて、建築科1年生(1−6)は「ウッジョイ!〜wood enjoy〜」というテーマで準備を進めています。地域の皆さんに楽しんでもらいたい、特に子どもたちに喜んでもらいたいという思いで、現在、木製のミニカー制作コーナーを企画中です。子どもたちが作ったミニカーを走らせるための特設コースも、みんなで協力して手作りしています。さしがねやインパクトドライバー、かんななどの工具を使いながらも、楽しみながら真剣に作業に取り組んでいます。
この文化祭の準備を通して、私たちは建築の知識や技術を深め、仲間と協力することの大切さも学んでいます。当日は、ミニカー作りを通して、子どもたちに木のぬくもりや建築の面白さを感じてもらえるよう、心を込めて準備しています。ぜひ、水俣高校の文化祭、特に建築科1年生の「ウッジョイ!〜wood enjoy〜」に遊びに来てください。
準備の様子は今後もホームページで発信していきますので、お楽しみに!
【建築科】 1年生が木造住宅の骨組みづくりに挑戦
水俣高校建築科では、1年生が本日から木造住宅の軸組模型(骨組みの模型)制作に取り組んでいます。この実習は、木造建築が実際にどのように組み立てられているかを、見て、触れて、理解するための貴重な機会です。
授業で学んだ専門知識を活かし、生徒たちは班ごとに協力しながら作業を進めています。そこでは「柱」や「梁」といった部材の名前だけでなく、その役割や意味について活発な議論が交わされています。
さらに、この実習では、プロの職人さんが使う「さしがね」と呼ばれる特殊な定規や、のこぎり、カッターなどの道具を実際に使います。最初は不慣れな手つきだった生徒たちも、作業を繰り返すうちに、道具の扱いに慣れ、仲間と工夫を共有することで、作業の精度とスピードがどんどん上がっています。
ものづくりの楽しさを感じながら、安全に配慮して実習を行うことで、生徒たちは座学だけでは得られない、実践的な建築の知識と技術を身につけています。
水俣高校建築科で、建築の奥深さを一緒に体験してみませんか?
https://sh.higo.ed.jp/mina/setting/searches/searches/search?frame_id=175&keyword=%E5%BB%BA%E7%AF%89
【建築科】体験入学レポート!
今年度から新しくなった水俣高校の建築科。
地域の企業や水俣市、熊本県と連携し、未来のまちづくりを学ぶことができる学科です。先日の体験入学では、授業の様子や実習での取り組み、そして進路や資格についてくわしく知ることができました。
体験コーナーでは、建築科の教室や最新のコンピューター設備、様々な工具に囲まれたとした木工室や足場組立などを見学・体験!
さらに、熊本県建設業協会芦北支部青年部の皆さんのご協力で、プロの仕事を体験するコーナーもありました。普段は触れることのできない重機を動かしたり、ドローンを操縦するデモンストレーションを見せてもらったりして、建設業の面白さやかっこよさを実感しました。
将来、社会で活躍したい、まちづくりに関わりたいと思っている中学生の皆さん、ぜひ水俣高校建築科に来てください。一緒に未来をつくっていきましょう!
【建築科】【DXP】未来を拓く測量技術とDX教育への挑戦
水俣高校建築科では、次世代の建築技術を担う人材育成に注力しています。建物設計・建設だけでなく、最先端のデジタル技術(DX)を駆使した多角的なアプローチが不可欠な現代において、本校では高校生のうちから実践的な学びを提供しています。
先日実施された1年生の授業では、ドローン(UAV)を使った測量に挑戦しました。生徒たちは、ドローンで取得した解析データをパソコン操作体験。グランドを空から撮影し、そのデータを解析することで、広さや建物の高さといった空間情報を3D点群データとして可視化する技術を習得しました。この点群データは、工事前の測量、建築物の設計、施工管理、維持管理において不可欠な情報源となります。
本授業には、株式会社KAWATSUの岩下様、さらに技術顧問である条谷様(建設系YouTuber「ジョウ所長」https://www.youtube.com/@dobokusuppurt_johyo7)を講師としてお招きしました。また、芦北振興局の局長をはじめ
とする職員の方々、および建設業協会芦北支部青年部長にもご見学いただき、本校の先進的な取り組みに対する関心の
高さが伺えました。
水俣高校建築科の強みは、単なる知識の習得に留まらない、実践的な学びにあります。ドローンの操縦から、専門のソフトウェア操作、そして安全な飛行のための点検方法に至るまで、体験を通じて未来の技術を身につけられる環境が整っています。これにより、生徒たちはDX時代に求められるスキルを高校のうちから確実に習得できます。
「建築」という分野は、単に構造物を造るだけでなく、新しい技術を取り入れ、私たちの生活を豊かにする無限の可能性を秘めています。水俣高校建築科では、最先端技術に触れ、自身のアイデアを形にする喜びを実感できます。将来、魅力的な建築物の設計や、最新技術を駆使した安全な街づくりに貢献したいと考える中学生の皆さん、ぜひ水俣高校建築科で、未来を築くための第一歩を踏み出してみませんか。
令和7年6月17日(火)建設現場におけるDX化と若手人材の活躍について~熊本県立水俣高校.令和7年度~