カテゴリ:電気建築システム科
【電気コース】ロボット制御学習の実施
電気コース2年生を対象に、ロボット制御学習の出前授業を行いました。
講師は、菊池市にあるシナジーシステム株式会社の楠田様、小本様です。
実施日は、11/4火、11/6木、11/11火、11/13木の4日間で1回3時間のため、全12時間の内容を実施していただきました。
具体的には、前半はシミュレータを用い、パソコンの画面上でロボットを動かすプログラミングを行い、後半は実際のロボットにプログラムを送信し、シュミレーター通りにロボットを動かす内容です。実際のロボットを動かすときは、細かい位置調整(ティーチング)で数値補正を行い、正確にロボットを動かします。
プログラミングが得意な生徒は、先へ先へスムーズに進んでいき、苦手な生徒は、苦戦しながらも講師の方に丁寧に指導していただき、全員が課題をクリアしていました。
今回の学習は、ロボットを正確に動かすプログラミングとティーチングの基礎学習でしたが、実際の製造工場では、もっと複雑に動くロボットをコントロール、メンテナンスしていくことになり、将来の進路につながる大切な学習でした。
来月(12月)には、機械科2年生に対しても同じ内容を授業していただきます。
楠田様、小本様、長時間のわたり丁寧にご指導していただき本当にありがとうございました。来月もどうぞよろしくお願いいたします。
【電気コース】第37回熊本県工業高等学校生徒研究発表会熊本県立短期大学校長賞受賞
令和7年11月12日(水)、第37回熊本県工業高等学校生徒研究発表会が熊本工業高校で行われて、電気コース3年生の5名が参加しました。
「地域とつながるプログラミング教育の実践-楽しく学び、水俣高校へつなぐ-」というテーマで、課題研究の取組みについての実践発表を行い、熊本県立短期大学校長賞受賞を頂きました。
ご協力いただきました関係機関の皆様、ありがとうございました。
【文化祭】【3-6】【建築科】魂を込めた木製ジェットコースター!
いよいよ明日は文化祭本番!私たち電気建築システム科3年6組は、本気で木製ジェットコースターを製作しました。材料の合板やむき芯は、新栄合板株式会社様よりご寄贈いただきました。ありがとうございます。
放課後、足場の組み立てからコース製作まで、毎日みんなで力を合わせて作業。3年間、苦楽を共にしたクラスの団結力は伊達じゃありません。電気やガソリンを使わない、地球に優しいエコなコースターです。何度も調整し、試乗を重ね、安全確認も万全!
乗車は無料です。皆さんのご来場を心よりお待ちしています。最高のスリルと達成感をぜひ体験してください。
【電気コース】小学校体験学習
令和7年10月7日(火)と10日(金)、水俣市立水俣第二小学校の6年生(2クラス・計50名余り)を水俣高校にお招きし、体験学習を実施いたしました。このプロジェクトは昨年度(対象:4年生)に続き、2回目の開催となります。
この体験学習は、高校生が主体となって授業やサポートを行う形式です。児童たちにとってはキャリア教育の一助となり、将来的に水俣高校を志望するきっかけとなることを目指しています。同時に、高校生にとっては創造力やプレゼンテーション能力の向上、さらには自主性や相手を思いやる力を身に付ける貴重な機会とすることを目的としています。
当日は、高校生が手作りした信号機のモデルを使ったプログラミング授業を体験してもらいました。事後アンケートでは肯定的なご意見が多く、こうした温かい声は、指導した高校生の大きなやりがいとなりました。また、初めて高校の校舎に入る児童も多かったようで、「とても新鮮な体験ができた」との感想もいただきました。
今後も地域連携を推進し、地域活性化に貢献できるよう努めてまいります。
【電気コース】未来の電気工事士を育成!貴重な材料のご寄贈に感謝いたします。
7月14日(月)に熊本県電気工事業工業組合様より電気工事材料を寄贈していただきました。
電気建築システム科電気コースでは、第一種及び第二種電気工事士を全員受験、全員合格し、卒業することを目標に取り組んでいます。筆記試験をパスした生徒たちは、実技試験の練習で電線材料を大量に使用します。
近年、電線、ケーブル類の価格が高騰し、資格取得を希望する生徒たちの負担も大きくなっている中、電気工事組合様からのケーブルのご寄贈は大変有難く、生徒、職員一同大変感謝しております。
当日は、水俣芦北電気工事共同組合理事長で興南電気株式会社 代表取締役 平松大祐様が社員の方と来校され、VAケーブル7巻を寄贈していただきました。今週末に第二種電気工事士実技試験を受験する5名の生徒に激励の言葉をいただきました。
生徒たちの実習や資格取得の指導のため、大切に使わせていただきます。本当に有難うございました。
【電気建築システム科電気コース】高校生ものづくりコンテスト九州地区大会への挑戦!
7月12日(土)、13日(日)に佐賀県を中心に第24回高校生ものづくりコンテスト九州地区大会が行われ、電気工事部門(会場は鳥栖工業高校)に電気コース2年の吉本君が出場しました。
非常に暑い中、九州8県の代表者が課題の電気工事配線作業に取り組み、全員が2時間以内に完成させていました。どの選手の作業もスピード、精度、安全性ともに高レベルで、審査時間が20分延長される異例の大会でした。
大会結果は以下の通りです。
最優秀賞:長崎工業高校
優秀賞:大分工業高校
優良賞:小倉工業高校
5位:水俣高校
吉本君は、作業の丁寧さや手際の良さは光っていましたが、細部の精度をもっと上げる必要性を感じました。
今年度の挑戦はここまででしたが、今回の課題を克服し、来年度再挑戦します。
【電気コース】【半導体情報科】プログラミングメンター教育
令和7年6月17日(火)5~6時間目、本校にてプログラミングワークショップのメンター教育を実施しました。
今年度も夏から、水俣環境アカデミアにて、小中学生を対象としたプログラミングワークショップが開催されます。このワークショップでは、SkyberryJamを活用したロボットカーを使って、コース走行やLEDの点灯、ゲーム制作などに取り組みます。
そこで、今年度の半導体情報科1年生がしっかりサポートできるよう、3年生が2時間かけて、機器の操作方法や教え方の手順について指導を行いました。
3年生は、これまでアカデミアでの指導経験があるため機器の扱いには慣れていますが、1年生に教えるとなると、少し緊張している様子も見受けられました。
1年生は、先輩にサポートしてもらいながら、分からないところを一つ一つ確認し、プログラムを完成させようと一生懸命取り組んでいました。その姿はとても楽しそうで、学びに対する前向きな姿勢が感じられました。
市役所より今年度のワークショップの計画が発行されますので、興味のある方は是非お越しください。
https://www.city.minamata.lg.jp/list01147.html
【電気コース】祝☆金賞「熊本県高校生ものづくりコンテスト電気工事部門への挑戦」
令和7年6月15日(日)に標記のコンテストが行われ、本校から旋盤部門(機械科)、電気工事部門(電気コース)、木材加工部門(建築コース)の3部門に3名の生徒が出場しました。
電気工事部門は玉名工業高校で行われ、電気建築システム科電気コース2年の吉本君が出場しました。
競技内容は、第一種及び第二種電気工事士実技試験の内容に即した電気配線作業で、ケーブル工事、PF管工事、金属管工事、各種器具配線作業を120分以内に完成させ、作業の安全性、正確性、スピード、課題の完成度などを競います。
吉本君は4月下旬から約1か月間、コンテスト課題の練習に取り組んできました。練習中は、「正確な作業」「丁寧な作業」そして「素早い作業」を常に心がけ、苦手な工程を一つ一つ克服し大会に臨みました。
結果は、出場9校(9名)中、みごと金賞(優勝)に輝くことができました。
次は、7月13日(日)鳥栖工業高校(佐賀県)で行われる九州地区大会へ挑戦します。
皆さん、応援よろしくお願いします。
熊本県の頂点へ「祝☆金賞」 次は、九州地区大会で各県の強者に挑戦します。
【電気コース】3年生 JNC株式会社見学会
令和7年6月10日(火)午後、電気建築システム科電気コース3年生は水俣市にあるJNC株式会社に伺い、見学と体験をさせていただきました。
3年生の夏には進路希望が概ね整います。今回の見学は、その前の職業観を得るのにとても有意義な経験となりました。
貴重な時間に本校のために機会を設けて頂き、会社の説明、施設の見学、仕事の様子や動画視聴などがあり、水俣高校卒業の先輩方から会社を選んだきっかけや学生時代の話、社会人になって変わったこと、仕事のやりがいや家庭観など、赤裸々に多くの事を話して頂きました。
高圧の受電設備の点検やドローンの実演、水中ドローンの映像紹介、配電のモニター管理の様子など、実際の仕事の現場が見れて、働くイメージが広がったと思います。
最初は、広い構内を見て緊張していた生徒たちも、後半はいくつか質問をするなど、自発的な姿も見られました。
それぞれの進路希望にいかし、今後の経験に繋げていってほしいと思います。
【電気コース】3年実習_ホームページ作成
6月5日(金)2~4限目、電気建築システム科電気コース3年生の実習を行いました。
今回は、Googleのサイトやスプレッドシートを用いたホームページ作成を行いました。
ホームページ作成は初めての生徒が多く集中して取り組んでくれました。
Googleのツールは、ボタンの作成、リンクの作成や、Youtube、地図、画像、表の挿入が出来ます。
最初は、いろんなツールを活用したページの構成の方法を学び、最後は、「私のすきなもの、私の紹介したいもの」というページを作り、それぞれ自由課題で作成をして、クラスのみんなで共有して楽しみました。情報活用能力は今後も活用する場面が出てくると思いますので、生徒たちにはいろんなツールを取捨選択し活用していってほしいと思います。
【電気建築システム科】「技術伝承」高校生ものづくりコンテスト練習見学会
6月5日(木)、今年度の高校生ものづくりコンテストに参加する選手の練習成果の披露と1、2年生への技術の伝承を兼ねて練習見学会を行いました。
出場生徒は、電気工事部門(2-6吉本くん)、木材加工部門(2-6梅下くん)の2名です。2人とも数か月間、課題の練習に取り組み、県大会で上位入賞を目指しています。
今回の見学会は、後輩への技術指導や本人達が大会の雰囲気を味わう絶好の機会として企画し、電建科の1~3年生をはじめ、多くの先生方にも見学会に参加していただきました。見学時間は2時間で、選手たちは、他の生徒たちから見られるプレーシャーを味わいながら、緊張しながらも自分の作品作りに集中していました。電気工事と木材加工を交互に見学する形でしたが、1~3年生たちは、選手の職人技に感動と憧れを抱いていました。
熊本県大会は、6月14日(土)、15日(日)に玉名工業高校(電気工事部門)と熊本工業高校(木材加工部門)で行われます。応援よろしくお願いします。
【電気工事部門 吉本くん】
【木材加工部門 梅下くん】
【電気コース】実習「オシロスコープ波形測定」
令和7年6月5日(木)午前、電気建築システム科電気コース2年生の実習として、オシロスコープを行いました。
校流波形の仕組みを知り、デジタルオシロスコープの使い方を学びました。いろんなノイズが入りデータ取りに苦戦する場面もありましたが、初めての機器に協力しながら実習を行っていました。
最後にデモンストレーションで、2つの発信機の周波数を変え、アナログのオシロスコープでリサジューカーブも体験しました。
【電気コース】2年生実習「トランジスタの静特性」
令和7年5月22日(木)、電気コース2年生の授業風景の一部を紹介します。
本日は、トランジスタの静特性の実習を行いました。トランジスタはベース、エミッタ、コレクタの端子から出来ていて、ベース電流を一定の段階で変化させて、コレクタ・エミッタ間電圧の入出力やコレクタ電流の変化を調べる実習です。半導体を学ぶ上でも必要な知識ですので、真剣な眼差しで計器に向かって、値の計測を行っていました。
【建築科】測量実習スタート!建築の基礎を学ぶ第一歩 - 建築科1年生
水俣高校建築科では、建築という壮大な創造の第一歩として、精密な測量実習が始まりました。建築物の根幹を支える基礎的なプロセスを、私たちは真剣に学んでいます。
実習の開始にあたり、安全確認はプロフェッショナルとしての責務です。本日初めて足を通す安全靴の紐の一本に至るまで、丁寧に点検を行い、「ご安全に!」という力強い掛け声とともに、実習への意識を高めます。真のプロフェッショナルは、細部にこそ意識を注ぐものなのです。
座学では、多岐にわたる測量の手法と、その深い意義を学びます。その後、古典的でありながら現代においても不可欠な測量技術、平板測量の習得に挑みます。初めて目にする測量機器に、多少の戸惑いは当然かもしれません。しかし、班の仲間と互いの知識や経験を共有し、協働することで、その操作を確実に自身のものとしていきます。
技術を習得した後は、いよいよ中庭での実践です。今回は放射法という測量方法を用い、現実の敷地を、緻密に100分の1の図面へと縮尺していきます。単なるメジャーの扱いや数値の読み取りにも、専門的な技術と集中力が求められます。一人ひとりが気づいたコツを共有することで、チーム全体の精度は飛躍的に向上します。
実習室に戻ると、計測したデータに基づき、敷地の面積表を作成します。さらに、敷地を複数の三角形に分割し、数学的な分析を通して、その形状と面積を正確に導き出すのです。これまで培ってきた数学的思考力が、現実の課題解決に直接的に活かされる瞬間を実感するでしょう。
建築の学びは、表面的な知識の習得に留まりません。実際に使用した測量機器の精密なスケッチや、図面への効果的な彩色などを通して、インプットした情報を独自の視点と表現でアウトプットする訓練を行います。この双方向的なプロセスこそが、深い理解と揺るぎない専門的技能を築き上げるための重要な要素となるのです。
水俣高校建築科で、私たちと共に未来の建築を創造する道を歩みませんか?中学生向け学校体験入学では、私たちが日々取り組んでいる専門的な学びの一端を体験していただけます。皆さんの熱意ある参加を、心よりお待ちしています。
【建築コース】【建築科】体育大会を彩る!建築の団結力と技術力
体育大会当日、朝8時。雨上がり、グラウンドに集まったのは電気建築システム科の生徒たちです。前日の雨で延期になった団画の取り付け作業に、建築の生徒を中心に有志で力を合わせました。
看板リーダーが心を込めて描き上げた、迫力満点の団画。その大作を、看板リーダーたちに見守られながら、安全第一で足場にしっかりと固定していきます。初めて番線を使った結束に挑戦する生徒も。「こうやって結ぶんだ!」先生に教わりながら、新しい技術を身につけていく姿は、真剣そのものです。
体育大会が始まると、グラウンドには熱い歓声が響き渡りました。風が吹く場面もありましたが、建築の生徒たちが丁寧に、そして確実に固定した団画は、全く揺るぎません。その堂々とした姿は、大会に一層の熱気を添え、生徒たちの興奮をさらに高めます。
昼休みには、団画の前が人気の撮影スポットに!3年生が卒業アルバム用の記念写真を撮ったり、クラスみんなで集まって思い出の一枚を撮ったり。自分たちの手で作り上げた足場と団画が、みんなの笑顔の中心になりました。
体育大会が終わると、再びみんなで協力して、あっという間に団画を解体し、後片付けも完了!最後まで安全に気を配り、無事に作業を終えることができました。
体育大会で、自分たちの建築の知識や技術を活かし、みんなの思い出作りに貢献できる建築科。ものづくりが好き、チームワークを大切にしたいという皆さん、私たちと一緒に、夢を形にする喜びを実感しませんか?日々の授業を通して、確かな技術の習得と、仲間と協力し、様々な場面で活躍できるプロフェッショナルを目指しましょう!
【建築コース】【建築科】体育大会のシンボルを自分たちの手で!体育大会団画掲示用足場を組み立てました。
5月8日(木)、体育大会の予行に合わせて、建築コースの2・3年生が中心となって、団画を飾るための大きな足場を組み立てました。
まずは、「レベル」という特別な機械で、地面のわずかな傾きも見逃さずに、足場がまっすぐになるように丁寧に測っていきます。その後は、2・3年生たちがチームワークを発揮! 実習で学んだ安全な作業方法と手順を守りながら、声をかけ合って、あっという間に足場を組み上げていきました。
そして、今年入学したばかりの建築科1年生は、その様子を興味津々に見学していました。「先輩たち、かっこいい!」「自分たちも早くやってみたい!」という声も聞こえ、先輩たちの技術と情熱が、しっかりと後輩たちに受け継がれているのを感じました。
体育大会当日には、この足場に各団の力作である団画が飾られます。ぜひ、迫力ある団画と一緒に、建築コースの
生徒たちが建てた足場の力強さも見てみてくださいね!
【建築コース】【WCP】地域を繋ぐ、木への想い~~Wood Connect Project~
水俣高校建築コースの3年生は、今年も8月に水俣環境アカデミアで開催される「SDGs未来都市フェスタ」への出展に向けて、意欲的に準備を進めています。
「Wood Connect Project」(ウッド コネクト プロジェクト)と題したこの取り組みは、建築を学ぶ生徒たちが、木材を通して地域社会と繋がり、SDGsの理念を実践する貴重な機会です。生徒たちは、小学生向けの木工体験を企画し、図面作成から試作品製作まで、主体的に取り組んでいます。
今日の授業中には、木製輪ゴム銃やティッシュケース、パズル、スマホスタンドなど、子どもたちが夢中になれるようなアイデアが形になりつつあります。これらの製作を通して、生徒たちは設計の基礎、木材加工の技術、そして何よりもチームワークの大切さを学んでいます。3年間で培った専門知識と技術を活かし、創造性豊かに製作に取り組む生徒たちの姿は、頼もしい限りです。
SDGs未来都市フェスタの詳細については、後日水俣市よりお知らせがありますので、お楽しみに!
【電気建築システム科】体育大会用日よけ設置工事を通して実践力を育成
5月1日(木)、2年生の実習において、体育大会の団席となる斜面に、生徒たちが協力して日よけを設置いたしました。
本科では、座学で習得した知識を実践的な技能にすることを重視しており、今回の工事はその一環として行われました。生徒たちは、まず必要な資材を丁寧に運び出した後、打ち込み管を専用のハンマーで確実に固定し、単管とクランプと呼ばれる接合金物を、専用工具を用いて慎重に締め付けていきました。
2年生は、これまでの実習で培ってきた技術とチームワークを発揮し、それぞれの役割を理解しながら効率よく作業を進めておりました。安全管理を徹底しながらも、予定していた工事時間を大幅に短縮し、無事に日よけを完成させることができました。
この日よけの設置により、体育大会期間中の生徒たちの熱中症予防や、急な小雨への対策が可能となります。全校生徒が安心して学校行事に臨める環境整備に、本科の生徒たちが貢献できたことは、大きな学びと達成感につながったことでしょう。
電気コースと建築コースの生徒が合同で実習を行う貴重な機会となりましたが、互いに協力し目標を達成する中で、生徒間の連携意識も一層深まったようです。日よけのおかげで、体育大会ではみんなが実力を十分に発揮してくれると期待しています。
電気建築システム科(令和7年度新入生より半導体情報科と建築科)では、このように工業に関する知識と技術を習得するだけでなく、学校行事においてもその学びを活かし、社会に貢献できる人材育成を目指しています。
【建築コース】匠の技が光る木製椅子『なごみ』贈呈!水俣駅リニューアル10周年記念イベント
4月29日(火・祝)、肥薩おれんじ鉄道株式会社様のご依頼により、水俣駅リニューアル10周年記念イベントにて、本校建築コースが製作に携わった木製椅子を贈呈させていただきました。
この度贈呈いたしました箱椅子『なごみ』は、水俣駅リニューアル10周年記念イベントプロジェクトメンバーである建築コースの生徒が主体となり、普通科の生徒と力を合わせて作り上げた逸品です。建築コースの生徒がリーダーシップを発揮し、専門知識と創造性を活かしました。
新しく生まれ変わった水俣駅の空間に調和するよう、椅子の高さはハイテーブルに合わせ、和モダンな雰囲気を追求。座面には、3種類のカラー畳を採用し、見た目の美しさだけでなく、快適な座り心地も実現しました。実際に腰を下ろされた方々からは、大変ご好評をいただいております。また、『なごみ』は単体での使用はもちろん、複数並べて置くことで長椅子としても活用できる設計となっています。ご家族やカップルなど、大切な方と隣り合って、穏やかな時間を過ごしていただけるよう願いを込めました。さらに、本校の愛らしいゆるキャラ「水公さん」と、肥薩おれんじ鉄道の人気キャラクター「ディーゼルガールズ」のレーザー彫刻を施し、遊び心と地域への愛着を表現しました。
確かな技術と温かい想いを込めて製作した木製椅子『なごみ』。リニューアルされた水俣駅にお越しの際は、ぜひその座り心地を体感し、レーザー彫刻にもご注目ください。皆様のお越しを心よりお待ちしております。
【建築コース】【WCP】建築士講話を実施しました!~Wood Connect Project~
本日2~4限目、建築コース3年生を対象に、WCP(Wood Connect Project)による建築士講話が開催されました。今回は、地元の建築士会青年部長であり、一級建築士としてご活躍されている吉永様を講師にお迎えしました。
吉永様は、まずご自身の自己紹介とともに、これまで手掛けられた住宅などの設計事例をスライドで紹介してくださいました。それぞれの住宅において、施主の方の様々なご要望に対し、どのような工夫を凝らし、どのような工法やデザインを取り入れて実現されたのか、第一線で活躍されている建築士ならではの貴重な生の声を聞くことができました。また、日頃より本校の指導にご協力いただいている水俣市建具組合の「ものづくりマイスター」の方々の素晴らしい作品も紹介していただき、生徒たちはその精巧な技術に感銘を受けていました。講話は設計の仕事にとどまらず、建設業全体の仕事内容やその連携、仕事を進める上で大切にされていることなど、多岐にわたるお話へと広がりました。
設計の重要なキーワードとして、吉永様は「周辺及び内と外の繋がり」「構造と意匠の調和」「素材感の追求」「協働と人との繋がり」などを挙げ、一つひとつ丁寧に解説してくださいました。特に強調されていたのは「人との繋がり」と「愛される建築をつくること」であり、それこそが設計の仕事の大きな魅力だと熱く語ってくださいました。
最後に、現在生徒たちが取り組んでいる塩釜神社復興プロジェクトに関連して、歴史的建造物や伝統的な工法などについて詳しく説明していただきました。さらに、今回生徒たちが担当する建具部分の設計に向けて、具体的なヒントとなる貴重なアドバイスをいただくことができました。
今回の建築士講話は、建築コース3年生にとって、将来の進路を考える上でかけがえのない学びの時間となりました。吉永様からいただいた多くの刺激と学びを胸に、生徒たちは塩釜神社復興プロジェクトの成功に向けて、今後も意欲的に活動を続けていきます。
【建築コース】建築の技、今年も光る!足場組立実習で安全と技術を築く
本日4月24日(木)、建築コース2年生による「足場組立実習」が行われました。1年次に学んだレベル(水平を測る測量機器)を活用し、高さを正確に測定しながら、実際に足場を3段まで組み上げる実践的な内容です。ヘルメットや安全帯の着用はもちろん、安全確認を徹底しながら、チームで協力して作業を進めました。
今回の実習は、単なる授業の一環にとどまらず、本校の体育大会で掲げられる看板を取り付けるための本番さながらの準備でもあります。毎年、建築コースの生徒たちが組み立てた足場に看板が設置され、行事を陰から支えているのです。技術を学び、仲間と協力し、そして学校行事にも貢献する――そんな「実社会に直結する学び」が、建築コースの大きな魅力です。
建築の基礎から実践力まで、幅広く身につけられるのが建築コースの特長。今日学んだことが、明日の現場に、そして学校全体の力となっていく。この経験を通じて、未来の建築技術者としての一歩を、確かに踏み出しています。
【建築科】立派な技術者を目指して!計算技術検定に挑む
工業科では、専門知識・技術の習得に欠かせない関数電卓。建築科の1年生も、その使いこなしに加え、数学の基礎力を高めるべく、計算技術検定の課題に初めて挑戦しました。先日、過去問を用いた対策を実施。電源の入れ方といった基本操作から、分数やべき乗の入力といった応用まで、電卓の機能を一つひとつ丁寧に学びました。
この学びを土台に、生徒たちは自宅学習や科裁量の時間も活用し、過去問演習に励みます。6月の資格試験本番に向け、クラスメイトと互いに教え合い、刺激し合いながら、技術力向上に真剣に取り組んでいます。
入学して間もない建築科の生徒たちにとって、今回の計算技術検定は最初の資格試験となります。「立派な技術者になる!」という強い意欲を胸に、真剣な眼差しで課題に取り組む姿は、未来の建築家としての成長を予感させます。
建築科では、資格取得に向けた取り組みを通して、生徒たちの確かな技術と自信を育んでいます。
【建築科】未来の建築家への第一歩!真新しい実習服に身を包み、いざ製図の世界へ
本日、建築科1年生は、待ちに待った実習服に初めて袖を通しました。真新しい実習服に身を包んだ生徒たちの表情は、希望に満ち溢れ、まさに未来の技術者そのもの!その凛々しい姿は、建築の世界への扉を開いた決意を表しているようでした。
実習に先立ち、安全教育を徹底的に行いました。危険予知トレーニングやヒヤリ・ハット事例の学習を通して、安全意識を高め、実習前の安全点検では、生徒一人ひとりが大きな声で真剣に取り組む姿が印象的でした。安全第一は、建築を学ぶ上で最も重要な基本です。
そして、いよいよ製図体験!真新しい製図道具を手にした生徒たちは、丁寧に名前を書き込み、線の引き方、シャープペンの持ち方、定規の使い方といった基礎の基礎から学び始めました。最初は戸惑いながらも、先生の説明に真剣に耳を傾け、何度も線を引く練習に励んでいました。最初の課題となる輪郭線に挑戦する様子は、真剣そのもの。まだ太い線を均一に引くことに苦労している様子も見られましたが、その姿は未来の建築家を目指す情熱に燃えています。
これから、様々な図面と向き合い、多くの線を引いていく中で、確かな製図技術を習得していくことでしょう。建築科では、基礎から丁寧に指導し、生徒一人ひとりの可能性を最大限に引き出します。中学生の皆さん、未来の建築物を創造する技術者を育成する建築科で、あなたも夢を実現しませんか?
建築科で、夢をカタチに。
【建築科】夢への第一歩!1年生、待望の建築授業がスタート
本日4月18日(金)、建築科1年生にとって、高校生活で初めての建築専門科目「建築構造」の授業がついに始まりました。教室には、未来の建築家を目指す生徒たちの真剣な眼差しと、新しい知識への期待感が満ち溢れていました。
「建築構造」の授業では、建築物の骨組みとなる構造部分に焦点を当て、建物が安全で快適な空間となるために不可欠な知識を学びます。各部に求められる機能から、それを実現するための適切な材料、そして材料を組み合わせるための工法まで、幅広い知識を習得していきます。
初めての授業となった今回は、木構造や鉄筋コンクリート構造といった代表的な工法についても触れ、建築の世界の奥深さに触れる第一歩となりました。生徒たちは、初めて耳にする専門用語にも積極的に質問するなど、意欲的に授業に参加していました。初めての建築の学びを通して、それぞれが新たな発見と希望に胸を膨らませている様子が伺えました。
立派な建築技術者を目指し、共に学び、成長していく建築科1年生の今後の活躍にご期待ください!
【建築コース】建築コース2年生、トランシット(角度)測量に初挑戦!
4月17日(木)、建築コース2年生の実習では、専門的な測量技術であるトランシット測量に初めて取り組みました。
今回の実習では、測量機器であるトランシットの各部名称や、正確な据え付け方法を重点的に学びました。トランシット測量は、建物を建築する上で、敷地の正確な測量はもとより、建築物が設計図通りに直角に仕上がるかを左右する、非常に重要な技術の一つです。
今年度、建築実習で使用するトランシットがレーザーポインタ付きの最新モデルに新調されました。生徒たちは、真新しいトランシットを丁寧に扱いながら、正確な据え付けができるまで熱心に何度も挑戦していました。
また、実習中には、生徒同士が教え合い、互いに協力する場面が多く見られました。この経験を通して、専門知識・技術の習得に加え、コミュニケーション能力や協調性といった社会で活躍するために不可欠な力も育んでいます。
2年生の皆さんの真剣な眼差しと、積極的に学ぶ姿勢が印象的な実習となりました。今後の更なる成長が楽しみです!
【建築コース】実践製図で二点透視図法を習得!
4月16日(水)、建築コース3年生の実践製図の授業において、今後の2級建築士実技試験対策やプレゼンを見据え、二点透視図法の実習を行いました。
今年度、建築実習棟に最新の製図版が導入され、生徒たちは真新しい製図版を使いながら、手を動かし、頭を働かせ、楽しみながら透視図法の基礎を学んでいます。
今回の実習では、基本的な立方体から複雑な形状の表現へとステップアップし、将来的には陰影の表現や着彩(色付け)にも挑戦することで、より実践的な建築製図の技術を習得していきます。
新しい製図版とともに、生徒たちの創造性と技術力が大きく飛躍することが期待されます。今後の生徒たちの作品にご期待ください!
【建築コース】【WCP】建築コース3年生 WCP木育ワークショップを実施
4月11日(金)、建築コース3年生は、WCP(ウッド コネクト プロジェクト)による木育ワークショップに参加しました。
水俣環境アカデミア古賀所長をはじめとした職員の皆様の支援のもと、ワークショップでは、合同会社Wood Oneの緒方様を講師にお迎えし、山の講話が行われました。生徒たちは、水俣の山の現状、木の生育方法、そして環境問題といった幅広いテーマについて学び、積極的に質問を行いました。
講話後には、水俣市建具組合のものづくりマイスターの方々にご指導いただきながら、夏休みに開催されるSDGs未来都市フェスタへの出展ブースで小学生向けに製作指導する木工製品のアイデア出しを行いました。
このように、産業界、学校、行政、地域住民の「産学官民」が連携し、建築コースの生徒たちは、専門家から直接指導を受ける貴重な機会を得ています。この学びを通して得た技術や知識を、地域貢献活動や自身の目標達成に活かしていくことが期待されます。
【建築コース】水俣駅リニューアル10周年記念イベントに向け、木製椅子を製作!
肥薩おれんじ鉄道株式会社様よりご依頼を受け、水俣駅リニューアル10周年記念イベント(令和7年4月29日開催予定)で使用される木製椅子を製作しています。
今日の製作には、普通科の女子生徒3名、建築コースの女子生徒1名、そして工作部の建築コース1年生が参加。普段は異なる分野を学ぶ生徒たちが、力を合わせてものづくりに挑戦しました。慣れない作業に戸惑いながらも、生徒たちは互いに協力し、事前に練習を重ねることで、大きなミスや怪我なく組み立て作業を進めることができました。
この日はまず、練習用の椅子を1台完成させました。この経験を活かし、後日、納品予定の3台を製作します。
完成した木製椅子は、水俣駅リニューアル10周年記念イベントで、来場者の皆様にご利用いただく予定です。生徒たちの手作りの椅子に、ぜひご期待ください!
【建築コース】水俣駅リニューアル10周年記念~手作り木製椅子を製作中~
肥薩おれんじ鉄道株式会社様よりご依頼を受け、水俣駅リニューアル10周年記念イベント(令和7年4月29日開催予定)に向けた木製椅子の製作がスタートしました!
今回のプロジェクトに挑戦するのは、普通科の女子生徒5名と建築コースの女子生徒1名の計6名。ものづくりの経験豊富な建築コースの生徒がリーダーシップを発揮し、普通科の生徒たちも積極的にアイデアを出し合いながら、協力してミッションを進めています。
現在は、椅子のパーツを丁寧に加工している段階です。今後は、春休み期間中に普通科の生徒も加わり、いよいよ組み立て作業に入ります。全員で力を合わせ、水俣駅にぴったりの素敵な木製椅子を完成させる予定です。
完成した木製椅子は、水俣駅待合室に設置され、利用者の皆様にご利用いただく予定です。どのような椅子が完成するのか、ぜひ楽しみにお待ちください!
【建築コース】【WCP】地域と連携!塩釜神社復興プロジェクト現地調査
本日、建築コース2年生は、次年度のWCP(ウッド コネクト プロジェクト)に向けた現地調査を、実習の時間を利用して行いました。今回の訪問先は、地域の重要な文化遺産である塩釜神社です。
神社では、管理者の方々(19区寄ろ会及び水俣市教育委員会)の多大なるご協力のもと、神社建立の歴史や復興への願いについて、貴重なお話を伺うことができました。また、塩の製造方法や神社の建築様式、保存状態など、多岐にわたる調査を実施しました。
生徒たちは、塩の製造が始まった背景や、神社内の各施設について熱心に質問していました。次年度の復興プロジェクトにおいて、建築コースは建具部分を担当します。調査の最後には、代表生徒が製作への意気込みを力強く語りました。
建築コースでは、このような地域との連携を通じて、実践的な技術と知識を習得し、地域貢献活動に積極的に取り組んでいます。今回の調査で得た学びを活かし、次年度のWCPでは、より良い成果を出せるよう、生徒一同、力を合わせて頑張ります。
【建築コース】【DXP】建設DX推進に向けた産学官連携協定を締結!~水俣高校建築科、地域建設業の未来を拓く~
3月11日、熊本県芦北振興局にて、建設DX推進に向けた産学官連携協定締結式が執り行われました。本校建築コースからは2年生が代表として参加し、協定締結後のスピーチでは、今回の連携に対する喜びと期待を力強く表明しました。本協定は、産学官が一体となり、最先端のDX技術と教育を融合させることで、地域社会の発展と建設業界の未来を担う人材育成を目指すものです。今年度、建築コースの生徒たちは、関係機関のご協力のもと、建設DXに関する貴重な実習や現場見学を経験させていただきました。今回の協定締結に際し、これまでのご支援への感謝の意を込め、本校校長より株式会社KAWATSU代表取締役 河津様、技術顧問 条谷様、建設業協会芦北支部 支部長 佐藤様に感謝状を贈呈いたしました。
本校建築コースは、令和7年度より新たに建築科としてスタートを切ります。今回の協定締結を契機に、これまで以上に連携を深め、地域建設業の活性化に貢献するとともに、建設業界の未来を担う人材育成に邁進してまいります。連携先の皆様、本当にありがとうございます。
生徒スピーチ(抜粋)
本日は、このような素晴らしい連携協定締結式に参加させていただき、誠にありがとうございます。今回、株式会社KAWATSU様、熊本県建設業協会芦北支部様、そして熊本県芦北振興局様と連携協定を締結できることとなり、私たち建築コース一同、大変喜んでいます。正直、建設DXについては、難しいイメージを持っていました。しかし、今回の連携で、ドローンによる測量や3Dモデルを活用した設計など、最先端の技術に触れる機会をいただけると伺い、これからの建設業への期待が大きく膨らみました。私たちの世代は、生まれた時からデジタル環境に慣れ親しんでいます。スマートフォンやタブレットを使いこなすことは日常です。しかし、これらの技術を社会にどのように役立てるか、具体的なイメージを持てずにいました。
今回の連携では、株式会社KAWATSU様の専門的な知識と技術を基にしたDX実習やプロジェクト講演会、熊本県建設業協会芦北支部様のDX現場見学会などを通じて、建設DXに関する知識とスキルを習得できます。また、熊本県芦北振興局様には、これらの取り組みへの支援と、建設業界との橋渡し役として、私たちの成長をサポートしていただけるとのこと、大変心強く感じています。今回の連携は、私たちにとって、未来の可能性を広げる貴重な機会です。この機会を最大限に活かし、建設現場の最前線で活躍できる人材を目指し、さらに業界の魅力向上のために努力してまいります。
最後になりますが、今回の連携協定締結にご尽力いただきました関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。これから始まる学びの日々を、私たちにとってかけがえのない財産とするべく、精一杯努めてまいります。今後とも、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
【電気コース】九州電力出前授業 1年生
令和7年3月11日(火)に九州電力株式会社の呉藤様、立仙様を講師としてお招きし、出前授業を実施して頂きました。
先日、2年生に実施して頂いた内容と重複しますが、国内外におけるエネルギー事情や、発電方法について学びを深め、カーボンニュートラル(脱炭素)の実現に向けた発電割合をグループ毎に議論しました。再生可能エネルギー(水力・風力・太陽光発電等)の生産だけではライフラインの需要を満たすことが難しく、環境へのメリット・デメリット、そして生産コストを考慮した原子力・火力発電との併用を考え、それぞれの班より発表を行いました。
また、VRゴーグルを使用し、原子炉建屋内やタービン建屋内の3D映像見学も体験できました。
【電気コース】九州電力出前授業 2年生
令和7年2月20日(木)水俣高校電気実習棟において、九州電力の方に来校頂き、「エネルギー問題について」の出前授業を行って頂きました。
エネルギーの需要と供給において、現在の課題や2030年のエネルギーミックス目標、2050年までの課題、発電効率やコスト、リスク、産業毎のメリットデメリットなど、多くのお話を拝聴することができました。
火力、水力、原子力、風力、地熱などいくつかの発電方法があり、このエネルギーの割合を電源構成と呼びます。そのうち、太陽光、水力、風力、地熱、バイオマスなど枯渇せずに繰り返して永続的に利用できるエネルギーを再生可能エネルギーといい、今後の目標に向けて、割合をどのように近づけていくか、グループ毎に考え、表を書き、プレゼンテーションを行いました。
また、VRを用いた原子力発電の原子炉建屋やタービン建屋の3D空間の体験もすることができました。
貴重な体験を受けて、今後の生徒たちの理解の深化にいかしていきたいと思います。
また、3月11日(火)には、1年生の体験もして頂く予定ですので、また記事をアップする予定です。
【建築コース】【WCP】カントリーパークベンチ製作感謝状授与
本日、熊本県農業公園カントリーパークの担当の方に来校いただき、建築コース2年生が製作した木製ベンチの引き渡し式を行い、担当の方より感謝状を授与されました。建築コース2年生による木製ベンチの製作にあたっては、水俣市建具組合ものづくりマイスターの方々に指導を受け、加工技術を向上させました。さらに今回は塗装実習も行うことができました。水俣高校建築コース(新入生からは建築科)は、これからも社会に貢献できるよう技術の向上に努めていきます。
感謝状授与式での代表生徒の挨拶(抜粋)
この度、私たちが製作した木製ベンチ2台を熊本県農業公園様に引き渡しさせていただきます。製作にあたっては、水俣市建具組合ものづくりマイスターの方々のご指導の下、プロとして活躍されている方々の高い木工技術に触れ、たくさんのアドバイスをいただきながら製作をすることができました。それにより、自分たちが学んできた木工の技術をさらに高めることができ、また、人のためにおこなうものづくりの楽しさや責任感についても学ぶことができました。
製作したベンチは、農業公園を訪れた方々が安心して利用できるよう、木材の角を削り安全性にも配慮しました。また、屋外で雨、風にさらされても腐りにくいように、何度も塗装を塗り重ねました。
このベンチが、農業公園をより快適に、そして充実したものにする一助となれば幸いです。どうぞ末永くご愛用ください。この度は、このような貴重なものづくりの機会をいただき、本当にありがとうございました。
水俣高校建築コース2年 代表
【建築コース】【WCP】湯出小学校交流会~木育授業&卒業記念品制作~
2月18日(火)の午後に湯出小学校の5・6年生の皆さんが本校に来てもらい、Wood Connect Project、建築コース2年生による木育授業と卒業記念品制作を行いました。建築コース2年生は、先輩たちが製作したプレゼンを改良し、事前に探究活動と発表練習を行って本番に臨みました。本番では少し緊張した様子もありましたが、小学生の皆さんが和むようユーモアをいれながらやさしく木育授業を行うことができました。また小学生の皆さんもプレゼンを聞きながら準備したワークシートにしっかりと書き込んでいる様子があり、高校生の想いがしっかりと伝わっているようでした。
その後、木工室に移動し卒業記念品制作では、依頼のあった木製下足箱2台を一緒に製作しました。箱物なのできちんと直角を出すこと、作業手順を意識することなど仕上がりを意識しながら、やすりかけやインパクトドライバー、のこぎりの使い方などを丁寧に教えることができました。最後にひとりずつ今回の交流会の感想を述べ、木や建築の素晴らしさを語っていました。
交流会を通して、自分たちの探究学習を深め、さらには建築技能、プレゼン力、コミュニケーション能力、困り感を察する能力などを高めることができました。湯出小学校の皆さん、ありがとうございました。
【建築コース】水俣第二小学校卒業記念品制作2回目
1月30日の午後、水俣第二小学校6年2組の皆さんと本校建築実習棟で、卒業記念品制作を行いました。前回6年1組の皆さんと同じ跳び箱運搬台と木製雑巾かけを製作します。前回、初めて指導を担当した建築コース1年生は、その時の反省から、小学生が来校する前に、道具の配置や作業手順、声掛けの仕方やインパクトドライバーでのビス打ち練習などを行って臨みました。準備をしっかりと行ったことで、2組の皆さんと楽しく、手際よく、安全に作り上げることができました。
今回製作したものは、これから水俣第二小学校で末永く使ってもらえることでしょう。水俣第二小学校の児童の皆さん、先生方、素晴らしい経験をありがとうございました。
【建築コース】【DXP】SDGs QUEST みらい甲子園ファイナリスト!
建築コース2年生が応募したSDGs QUEST みらい甲子園熊本大会の一次審査を通過し、ファイナリスト12チームに選出されました。
SDGs QUEST みらい甲子園とは、高校生がチームで社会課題解決のアクションアイデアを考えるコンテストで、建築コースで取り組んでいる「産学官連携の建設DX推進プロジェクト」により、関係機関と連携し、SDGs目標達成を提案したものです。連携先の皆様、いつも本当にありがとうございます。
ファイナルセレモニーは、3月9日(日)にあります。水俣高校建築コースは、建築の視点からSDGs目標達成に貢献できる学びを行い、新時代で活躍する人材になることを目指します。
公式サイト:https://sdgs.ac/
【建築コース】【WCP】「小さな親切」実行章受章
本日、「小さな親切」運動熊本本部より来校いただき、授賞式を行いました。今回、Wood Connect Projectによる道の駅ミナマータ新水俣駅店に贈呈した和紅茶販売台の活動が認められ、熊本銀行水俣支店様の推薦により、実行章を授与されました。
これも、Wood Connect Projectメンバーの地元林業者さん、ものづくりマイスター、建築士会青年部、水俣環境アカデミアなど多くの関係者の皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。
代表生徒の謝辞(抜粋)
私たち、Wood Connect Projectが、ミナマータ新水俣駅店に和紅茶販売台を贈呈したことについて表彰していただきありがとうございます。販売台制作にあたっては、多くの方々にご支援いただきました。水俣の特産である和紅茶が木のぬくもりを感じ、建具技術の美しいデザインによって映えるように製作しました。贈呈後は和紅茶の売上が44%アップし、お店や生産者の方に貢献できとても嬉しく思いました。今回の表彰を励みに、卒業後も社会や地域に貢献できる人材になれるよう努力してまいります。本日はありがとうございます。 水俣高校建築コース3年 代表
【電気コース】「ロボット制御学習」出前授業
1月20日(月)、21日(火)、23日(木)の3日間、合計9コマで、ロボット制御学習の出前授業を電気コース2年生13名に対し実施しました。
講師は、シナジーシステム株式会社の楠田様で、シミュレーターでの制御プログラミングやロボットのティーチングを指導していただきました。
生徒は何もかもが初めての体験で、特にシュミレーターの操作に苦戦していましたが、全体的には楽しみながら授業に取り組んでいました。今回の授業を受けて、ロボット制御技術を生かせる会社への進路も視野に進路活動をしてもらいたいと思います。
ご指導いただいたシナジーシステム楠田様をはじめ社員の皆様には大変お世話になりました。また、PCやロボット制御装置を持ち込んでいただき本当に有難うございました。
【建築コース】【WCP】伐採実習~Wood Connect Project2025始動~
先日、3年生によるWood Connect Project の課題研究発表会が行われましたが、本日はWood Connect Project2025始動となる伐採実習を行ってきました。これは合同会社Wood Oneさんのご支援のもと毎年実施していただいています。
生徒たちは、この実習の前に学校で伐採の知識や安全学習を動画で視聴し、準備をしてきました。当日は職人さんの手厚いご指導の下、チェーンソーの使い方、装備品の付け方、姿勢や安全面など多くのことを経験しました。また、伐採後は植林についてもご教授いただき、とても貴重な経験となりました。
適切な伐採は、土砂災害防止、地球温暖化対策、害獣被害の防止など多くの良い効果があります。これらのことを多くの市民の皆さんに知ってもらうためにもこのプロジェクトを継続、活性化させ、地域の課題解決に挑みます。なお、本日伐採した木材は、Wood Oneさんに提供していただき、次年度木工製品を製作する予定です。
【建築コース】ものづくりマイスター実習~みらいの技能士育成ステップ事業~
先日、建築コース2年生対象に、熊本県技能士会のご支援のもと、いつもWood Connect Projectでお世話になっている水俣市建具組合ものづくりマイスター2名の方々に本校に来ていただき、ご指導していただきました。
はじめに、ものづくりの大変さや素晴らしさ、技能を追求していくことをこれまでの経験をもとに講話をしていただきました。およそ50年間技能を高めてこられても、今でも技能の向上に努めているというお話に生徒たちは真剣に聞いていました。
その後、熊本県農業公園カントリーパークより依頼があった木製ベンチ製作のため、積み付けから、加工技術まで伝授していただきました。プロの技を目の当たりにし、生徒たちは新たな学びや気づきがあったようで積極的に実習に取り組みました。技能士会や熊本県職員、マイスターの方々、ありがとうございました。
建築コースでは、多くの方々から支援を受け、プロの技術や知識を学ぶことができます。
【建築コース】【WCP】課題研究発表会~Wood Connect Project~
1月17日(金)に電気建築システム科課題研究発表会を行いました。建築コース3年生は、Wood Connect Project について発表を行いました。多くの関係者の方々のご指導、ご支援に感謝し熱意を持って、メンバー全員が手分けしてスライドの製作や発表練習を行ってきました。3年間で培った表現力やプレゼン力、堂々と発表することや質問に的確に回答するなど、後輩たちに素晴らしい姿を見せてくれました。
アカデミアや保護者の方々、本校職員も観覧に来ていただきありがとうございました。発表後の1、2年生の感想では、先輩たちのようになりたいというコメントが多数あり、良き伝統が引き継がれています。
3年生、本当にお疲れ様でした。これからのさらなる活躍を期待しています。
【建築コース】水俣第二小学校卒業記念品制作
本日の午後、水俣第二小学校6年1組の皆さんが、本校建築実習棟へ来て、卒業記念品制作を行いました。今回製作するのは、跳び箱運搬台と木製雑巾かけです。指導には建築コース1年生が担当しました。1年生にとって、ものづくり交流会デビューです。作業手順やコミュニケーションの取り方など、みんなで話し合って入念に準備をして臨みました。
始めに、小学生と高校生がそれぞれ自己紹介を行って作業を開始しました。小学生には、やすりがけやかなづち打ち、インパクトドライバーを使ってのビス止めなどをしてもらい、時間内に完成させることができました。また今回、合板材は新栄合板工業に寄贈してもらったものです。
来週は2組の皆さんとものづくりを行います。今回の授業後、建築コース1年生たちは今回の気づきや反省を活かしたいと抱負を述べていました。とてもいい経験になって、さらにいいものができて良かったです。
【建築コース】めざせ!くまもとの若き匠たちテレビ撮影
本日、建築コース2年生が毎週日曜日の夜に放送されている、県内建設系の高校生を紹介、応援するテレビ番組の撮影がありました。
1時間目は座学の様子を、2、3時間目は木工実習の様子を、4時間目は個人インタビューでした。座学では、建築物の室内環境を学んでいます。木工実習では、熊本農業公園カントリーパークより依頼があり、木製ベンチを製作しています。それらの様子を撮影していただきました。放送予定は以下の通りです。ぜひご覧ください。
RKKテレビ 2/2(日)と2/16(日) 22:54~(日曜日の初耳学と情熱大陸の間)
番組H.P https://rkk.jp/takumi/
【建築コース】「木製太鼓台製作」~湧心館高校太鼓部~
建築コース3年生へ湧心館高校太鼓部のみなさんから、古くなった木製太鼓台の製作依頼があり、年末に加工、組み立て、塗装を行いました。太鼓の振動に耐えられるように、ほぞ加工にしたことで強度も増したものができました。そして昨日、レーザー加工したプレートを取り付けて完成しました。
湧心館太鼓部のみなさん、太鼓台を使って素晴らしい演奏をしてもらえれば嬉しいです。3年生にとっては、高校生活最後の協働でのものづくり、いい思い出になりました。
【建築コース】【WCP】和紅茶販売台贈呈後の現地調査
本日、建築コース3年生で、11月末に道の駅ミナマータ新水俣駅店贈呈した販売台の現地調査を行いました。
商品の展示方法を学び、引き出しの不具合などないか調べ、問題なく使用されているようでした。その後、館長様、スタッフの方に質問、インタビューを行いました。
商品の収納庫があり、とても便利で使いやすい、和紅茶の生産者さんは立派で商品が見やすくなった、お客様からは目立つので売れ行きも良いとのことでした。最後に、昨年度の12月と今年度の12月の売り上げを集計していただき、なんと前年比の売り上げ44%アップとのことでした。木製販売台製作を通して、売り上げにも貢献でき、さらに充実感を得ることができました。
これからも、建築コースは、建築を通して、身につけた知識や技術で地域貢献していきます。
【電気コース】「二小っ子フェスティバル」in水俣高校
水俣第二小学校からの依頼でスタートした取組で、水俣高校の各学科の生徒が日ごろの学習活動で得た知識や技術を使って、小学生の体験学習をサポートするという企画です。
第1弾は、12月3日(火)に商業科→6年生へ、電気コース→4年生に対して体験学習を行いました。
電気コースでは、体験①:「スクラッチでキャラクターを動かそう」と体験②:「電気工事をやってみよう」の2つのテーマを体験してもらいました。
体験①:「スクラッチでキャラクターを動かそう」
小中学生向けプログラミングツールの「Scrach(スクラッチ)」を使って、プログラミング体験をしてもらいました。プログラミングによって、猫のキャラクターを動かしたり、図形を描いたり、音を鳴らしたりする内容でした。子供たちは高校生の説明を聞きながら、一つ一つプログラムを組み立て、思い通りにキャラクターを動かすことができました。
「家でもやってみたい!」「毎日プログラミングの授業が受けたい!」など、子供たちから嬉しい感想を聞くことができました。指導した高校生も、これまでの学びをいかして地域の子供たちに喜んでもらうことができ、充実感や達成感を得ることができました。
体験②:「電気工事をやってみよう」
照明をオンオフする簡単な屋内配線工事の単位作業を、実際の電気工事で用いる材料や工具を使って小学生に体験してもらいました。子供たちは、工作ができるため興味津々で、高校生のサポートを受けながらケーブルをワイヤーストリッパーで切ったり、剥いたりしていました。一番苦戦していたのは電線の相互接続で、リングスリーブを使った圧着接続の工程でした。小学4年生なので頑張って圧着ペンチを握り締めてもなかなか最後まで圧着することができず高校生が助けていました。完成後に、安全を確認しながら導通テストを行いました。子供たちは、自分で作った回路のスイッチを押し、照明が点灯したとき大喜びで歓声を上げていました。今回の回路は簡単なものでしたが、使う材料や工具、作業工程は電気の工事現場と同じもので、ちょっとしたお仕事体験をした子供たちは少し誇らしげに見えました。また、高校生も電気工事士の資格取得で練習した技術を子供たちに指導する経験をとおし、声掛けや表現力、相手を思いやる力などたくさんのことを学んでいました。
第2弾は、1月21日(火)、23日(木)に建築コースが6年生対象に木材加工の体験学習を行います。
【電気コース】企業見学に行きました
12月2日(月)に、水俣・芦北地域高校生就職支援事業の一環で、電気コース1、2年生が企業見学に行きました。
見学先は、水俣市の河村電器株式会社と菊池市の日本電子材料株式会社の2社です。
〇河村電機株式会社
午前中は、河村電器さんでキュービクルの製造工程を見学しました。2年生は、全員が第一種電気工事士を受験し、高圧受電設備(キュービクル)の学習をしていますが、本物の設備や装置を見るのは初めてで興味深く見学していました。また、河村電器さんは本校の卒業生や保護者の方がたくさん働いておられ、水俣高校とかかわりの深い企業様です。
〇日本電子材料株式会社
午後から、菊池市にある日本電子材料さんで、半導体回路の検査に使うプローブカードの製造工程を見学しました。製造工程は自動化されている部分や手作業で細かい部分の手直しをされる工程などがあり、生徒たちは信頼性の高い製品を作ることの大変さを実感しました。
(工場内は写真NGのため、全体講義のみです)
【建築コース】【WCP】和紅茶販売台贈呈式
本日、建築コースが昨年度から取り組んできた探究活動の産学官民連携Wood Connect Projectで製作した木製和紅茶販売台を、道の駅ミナマータ新水俣駅店の館長様へ贈呈をさせていただきました。
生徒たちは、館長様が抱えていた販売台の課題を解決するため、様々な実践や工夫を重ねました。まず、現地を訪れ取材し具体的な要望を深く理解し、それを反映させることを心がけました。次に、水俣環境アカデミアのご支援のもと、林業者の方に講師をしていただき、水俣の山の課題について学びました。さらに、実際に山に入り、山の現状や伐採方法を学び、伐採した木材を材料として寄贈していただきました。次に、建築士会水俣芦北支部青年部よりプレゼンやプランニング技術を学びました。その後のコンペでは、それらを活かし、クラスメイトと協力して、館長様のご要望に応えるべくアイディアを出し合いました。水俣の特産である和紅茶が、木のぬくもりを感じ、建具技術の美しいデザインによって映えるように設計しました。製作にあたっては、水俣市建具組合ものづくりマイスターのご指導のもと、高い木工技術を学び、たくさんのアドバイスのおかげで、3年間磨いた木工技術をさらに高めることができました。
贈呈式では、本校生徒の製品紹介及び贈呈者代表挨拶、水俣市建具組合ものづくりマイスターの方より、実技指導について生徒への講評、水俣環境アカデミア所長より生徒たちへねぎらいの言葉を頂きました。ミナマータ館長様からは、想いが形になる建築の素晴らしさ、そして水俣の和紅茶生産者の方へ想いを伝えたいと言っていただきました。そして、最後にプレートを関係者みんなで釘打ちを行いました。
生徒たちは充実感に溢れる表情をしていました。ぜひ、みなさんも新水俣駅に作品を見ていただき、たくさんの素晴らしい水俣の特産物を知っていただければと思います。関係者の皆様本当にありがとうございました。
Wood Connect Project2024
〜水俣の山林から学び、活用し、守る地域貢献で自然と建築技能の伝承〜
産 業:合同会社Wood one:伐採実習、木材提供
建築士会水俣芦北支部青年部:設計講話 プレゼンやプランニング技術指導
水俣市建具組合:木工、建具技術指導
学 校:熊本県立水俣高等学校電気建築システム科建築コース:3年生9名
官公庁:水俣市地域振興課水俣環境アカデミア:生徒への学習支援、探究活動助言
民 間:道の駅ミナマータ新水俣駅店:依頼者
【建築コース】2年生外部招聘左官工事体験会
11月18日(月)の午前中建築コース2年生の実習において、有限会社溝口工業の溝口様とその若手社員2名の方々により、左官工事体験会が行われました。本校OBでもある溝口様には、毎年インターンシップを受け入れてくださっており、今年度は建築コース2年生2名がお世話になりました。その縁もあって、今回生徒たちに無償で体験会を実施してくださることになりました。
体験会では、ごみ集積所前の道路の砂利部分に水たまりができており、段差もあることからそこを修繕するために、土間コンクリート打設とコテをつかって、表面をきれいにする作業を教えていただきました。生徒たちは、様々な道具を使ってきれいにする技術はもちろんのこと、そのテキパキとしたスピード感に驚いていました。また生コンを一輪車で運んだり、バイブレーションで振動を与え、生コンを均一にするなど、初めての作業も経験できました。次に土間コンクリートが硬化する間に、実習室に移動し土壁塗り体験をしました。若手職人の方々が垂直の壁に素早く丁寧に土壁を塗っていきます。生徒たちも真似てみますがなかなかうまくいきません。ただ、インターンシップで体験した二人は、上手に塗ることができていました。その後も時間いっぱいまで、職人さんにアドバイスをもらいながら積極的に技
術を磨いていました。
左官工事体験に加え、学校の営繕作業もでき、とても充実した1日となりました。溝口工業の皆様、本当にありがとうございました。
【建築コース】【WCP】優秀賞受賞~専門高校生徒の研究文コンクール~
11月14日(木)に熊本学園大学において、建築コース3年生が令和6年度専門高校生徒の研究文コンクール熊本大会で優秀賞(櫻井精技賞)授賞式に参加してきました。
建築コースでは、Wood Connect Projectのメンバーである、水俣環境アカデミア、地元林業者のWood one、水俣市建具組合ものづくりマイスター、建築士会芦北水俣支部青年部などと連携して、高校生が建築の技術や技能を通して、地域の課題解決を図る取り組みを行っており、その成果が評価されました。これも連携先の方々のご支援のおかげです。ありがとうございます。
この受賞を励みに、引き続きプロジェクトを進めていきます。
令和6年度専門高校生徒の研究文コンクール熊本大会 優秀賞(櫻井精技賞)
Wood Connect Project
~水俣の山林から学び、未来を担う建築人に自然と技能を伝承する~
【建築コース】厚生労働省つなぐ化事業による現場見学会
11月12日(木)の午後に建築コース1・2年生が現場見学を行いました。今回は、厚生労働省による建設業若年者理解・定着促進事業によるもので、地元企業の方々のご支援のもと、実施することができました。
初めに、株式会社坂口組さんの水俣病資料館増設工事現場を見学させていただきました。現場責任者の方から、工事の概要や進捗状況、構法や工事での注意点など、実際に見て、話を聞くことで、学校では学べないことを体感することができました。その後、研修室に移動し、発注者である水俣市役所の担当の方から行政の業務について講話をしていただきました。さらに、設計者の方から、設計のコンセプトや配慮したこと、仕事の内容などを教えていただきました。
次に、立尾電設株式会社さんの施設へ移動し、そこでは建築用3Dプリンターを見学しました。全国でも数少ない最先端の建築機械を見学させてもらうとても貴重な機会でした。すぐに成形されるモルタルの配合やデータの入出力方法など、興味深く見学していました。
このように、建築コースでは地元企業や行政からの支援を受けて、社会に開かれた実践的な学びを実施していきます。関係者の皆様、ありがとうございました。
「つなぐ化」事業
【電気コース】半導体産業 産学ミートアップに参加しました
10月30日(水)に、「ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング㈱鹿児島TEC」で行われた、「半導体産業産学ミートアップ」に、電気コース3年生の5名が参加してきました。半導体関連企業、さらに大学生、高専生、高校生が参加し、ワークショップなどを通して交流を深めました。
「10年後のデジタル技術について想像する」というテーマでワークショップが行われ、企業の方、他校の生徒とチームを組み、意見を交わしました。最初は緊張の面持ちの5名でしたが、手を動かしてものを作ったりする中で、活発に意見交流ができるようになりました。『ブランド品の贋作を見破る眼鏡』や、『映像を視野に表示するARコンタクトレンズ』などユニークなアイデアが生まれていました。最後には、各チームの代表が、このワークショップを通じて想像した「10年後の世界・日本の姿」や、「10年後の自分の姿」について発表しました。
AIやARなどのデジタル技術が発展していく一方で、それを使いこなす私たちの倫理観や、変わりゆく社会への適応力などが求められることを実感しました。
半導体製造の現場見学もさせていただき、大変良い学びとなりました。貴重な時間をありがとうございました。
【半導体人材育成事業】アスカインデックス半導体研修(電気建築システム科2年6組)くまモンの取材もあった!
1010月31日(木)に、株式会社アスカインデックスで半導体研修を行いました。
電気建築システム科2年6組(22名)は、昨年アスカ社1回目の研修でクリーンルーム体験等を受けており、今回は2回目の研修でした。内容は、半導体製造装置の真空引きと、真空漏れ(リーク)のチェック、補修作業の体験です。
半導体製造装置は内部を真空にした状態で製品を製造しており、真空漏れ(リーク)は製品のばらつきや不良品につながるため、リークチェック、補修作業は重要なメンテナンスメニューとなっています。
研修では、コンプレッサーでチャンバー(製造装置)内の空気を抜き、真空状態にした後、装置の各バルブ付近からリークしていないかヘリウムガスを吹きかけ、チェッカーで確認する作業で、生徒たちは2~3人一組で行いました。
バルブを閉めているネジのゆるみ等でリークを起こすため、正確にリーク箇所を探すことと、発見した箇所のネジを規定トルクで均等に締め増しすることが重要ですが、このネジの締め増し作業が生徒達には難しく、締めてもリーク箇所を補修できない生徒がいました。工具の使い方やネジ締め方向、複数あるネジの均等な締め方など、シンプルな作業ですが奥が深く、生徒たちは良い経験になったと思います。
また、今回の研修と新学科「半導体情報科」について、テレビの取材を受けました。
半導体情報科では、アスカ社をはじめ県内の様々な企業の協力を得て、体験型学習をとおし、半導体関連産業で即戦力となる人材の育成を目指していきます。
【建築コース】【DXP】建設DX推進プロジェクトクロージングセッション
本日は、ジョウ所長にお越しいただき、建築コース3年生に3時間、出来形管理について、講義を行っていただきました。今回も分かりやすく、ICT機器など最先端技術を紹介していただきながら、就職や進学を控えた生徒たちに、技術者や社会人としての心構えを教えていただきました。熱のこもった授業に生徒たちは刺激を受け、熱心にメモを取っていました。また、芦北振興局土木部課長及び建設業協会芦北支部の方々も参加していただきました。
最後に、産学官が勢ぞろいして、ジョウ所長がMCとなり、クロージングセッション(意見交換会)を開催しました。生徒たちがDXや仕事についてなど、ジョウ所長や企業の方々に質問し、それに対して回答やアドバイスをたくさんしていただきました。時間が足りないほどセッションが盛り上がり、関係者の方々から生徒たちへ期待や激励の言葉を多くいただきました。
プロジェクトに関わっていただいている皆様、本当にありがとうございます。
【ジョウ所長の土木技術者サポートチャンネル】
https://www.youtube.com/@dobokusuppurt_johyo7
【建築コース】【DXP】ドボ・シティカードゲームに挑戦!
10月23日(水)の建設DX推進プロジェクト授業の際、ジョウ所長よりドボ・シティを寄贈していただきました。早速、本日の専門教科の時間に3年生がやってみました。
ドボ・シティは、土木学会会長特別プロジェクト魅力ある土木の世界発信小委員会の監修、新庄砕石工業所が製作されたもので、ジョウ所長もそのプロジェクトに関わっておられます。
インフラを発展させると街が発展するという分かりやすいルールの中に、災害が発生すると街がダメージを受けるという現実、土木の力により、被害を軽減・復旧が可能であることを学ぶことができるカードゲームです。
生徒たちは、ルールを理解し、仲間と話し合い、災害に強く、発展する街づくりを目指して、楽しみながら様々なことを学ぶことができたようです。
ジョウ所長、ありがとうございます。
ドボ・シティの遊び方等の説明は下記URLをご参照ください。
https://committees.jsce.or.jp/2023_Presidential_Project01/node/26
【ジョウ所長動画】
水俣高校建設DX講演会前編 https://youtu.be/z79wZlklvSo?si=0loPjZw_m2L9PxW1
後編 https://youtu.be/1zIc4cmnswY?si=hgBejKEVdimwmAr0
はじめての現場所長 https://youtu.be/K8EV3ug4ueU?si=C2oV5eGoy97TnDr2
【建築コース】【WCP】~Wood connect project~ものづくりマイスター招聘授業
今日はWood connect project2024道の駅ミナマータ新水俣駅店の木製販売台製作実技指導の最終日でした。いよいよ組み立て段階になり、生徒たちは積極的かつ楽しみながら作業を行いました。今日で完成とはいきませんでしたが、多くのアドバイスやマイスターの動きから学び取り、自分のものにしていきました。
最後に、マイスター及びアカデミア所長からの講評及び激励の言葉をいただき、生徒たちも全員が一人ずつ、今回の活動で得たもの、気づき、そして感謝の言葉を述べました。完成に向けて、今後は生徒のみで製作を行なっていきますが、マイスターの教えを胸に、丁寧に仕上げていきます。
【建築コース】【DXP】2年生第2回建設DX推進プロジェクト授業
10月23日(水)の午前中、2回目の建設DX推進プロジェクト授業でした。今回は株式会社KAWATSUの3名の講師の方に加え、技術顧問の条谷様(ジョウ所長 6月の水俣高校講演会動画 https://youtu.be/z79wZlklvSo?si=0loPjZw_m2L9PxW1)、日立建機株式会社からも講師としてお越しいただきました。また、芦北振興局土木部、地元建設業協会からも参加していただき、多くの大人の方に見守られながら、意識高く授業を受けていました。
1限目はジョウ所長からICT施工概論について、2限目はグラウンドでICT機器を使用した丁張及び丁張レス施工、最後に3限目は日立建機のICT建機について学びました。先進的なICTによる省人化や生産性向上を実際に体験し、生徒たちは自分たちが今身に付けるべき知識や技術を理解したようでした。
ご支援いただいた多くの方々に感謝し、今後も立派な技術者を目指して頑張ります。
【建築コース】【WCP】~Wood connect project~ものづくりマイスター招聘授業
9月27日(金)から、Wood connect project2024道の駅ミナマータ新水俣駅店の木製販売台製作に製作がスタートし、10月11日、18日と順調に作業が進んでいます。組子の墨付け、加工、組立てを中心に行いました。複数の材料をまとめて加工することで精度を高めることや、刃物や機械の正しい使い方を学ぶことができました。プロの手際のよさと、木材加工理論に驚きながらも、今までの経験や知識をフル活用して、わからないことを積極的に質問するなど、使ってもらう人のことを考えながら、丁寧に作業を進めることができています。
まさに「ものづくりは人づくり」生徒たちは、専門力に加え、人間力を向上させています。
【建築コース】【DXP】2年生建設DX推進プロジェクト授業
10月7日(月)の午前中、建設DX推進プロジェクトの2年生への1回目の授業でした。株式会社KAWATSUより2名の講師の方にお越しいただき、CAD室で「三次元設計データ作成」について授業していただきました。三次元設計データの利用に関する具体例や活用におけるメリット、注意点などを学ぶことができました。その後は、三次元ソフトの操作練習を行い、講師の方より座標測定の演習を行いながら操作しました。
生徒たちは、JWCADの操作ができることもあり、戸惑いなく操作できていました。また図面を読む力も活用し、演習に対しても対応できていました。そして何より講師の方の分かりやすい資料や説明のおかげで理解を深めることができました。次回は、グラウンドでICT機器を用いての測量実習です。講師の皆様、ありがとうございました。
【建築コース】【WCP】~Wood connect project~ものづくりマイスター招聘授業
9月27日(金)から、Wood connect project2024道の駅ミナマータ新水俣駅店の木製販売台製作がスタートしました。今年も2月に生徒自らが伐採した木材を製材所で製材し、乾燥期間を経て、いよいよ加工がスタートしました。実技指導をしてくださるのは、今年度も水俣市建具組合ものづくりマイスターの皆さんです。厚生労働省に認定された木工建具ものづくりマイスターは熊本県に4人しかいません。そのうちの3人が、建築コースに指導していただく水俣市建具組合の方々です。皆さん、ありがとうございます。
生徒たちは、マイスターの手本を見て、高い技術力を目の当たりにしながらも、今まで学んできた知識や身に付けてきた技能を発揮し、良い製品づくりを行っています。
今月末の文化祭で展示を目標に、来月の納品に向けて、みんなで協力して作業を進めていきます。
【建築コース】【WCP】建築コース2年生中学校出前授業
9月12日(木)水俣第一中学校の1年2組の技術(木工)の出前授業を実施しました。今回初めて建築コース2年生が講師役を務めました。はじめは、指導をするのもぎこちなかったのが、生徒たちは木工実習や製図で身に付けた技術や知識を活かして、手本やアドバイスをしていました。時間が経つにつれて、積極的にアドバイスできるようになり、中学生を上手にリードしていました。
高校で教わったことを活かして、教える側になったことで、新たな気づきや学びがあったようです。来週17日(火)に1年1組の交流授業を実施する予定です。生徒たちは、様々な経験から、建築技能を始めとする様々な能力を獲得しています。
【電気建築システム科1年生】企業見学会
9月10日に、電気建築システム科1年生が熊本市東区平山町の株式会社ランベックスジャパンのプレカット(建築用木材の機械加工)工場と藤永・山口・平松建設工事共同企業体(JV)が八代市に建設中の(仮称)新開消防署庁舎建設工事の現場見学をしました。
1年生にとっては初めての見学会で、企業の方々の説明を熱心に聞きながらメモをとり、わからないことは質問をしていました。
企業の方々がとても丁寧に説明をしてくださり、ありがとうございました。生徒たちは、普段なかなか見ることができない工場や建設工事現場を体験することができとても貴重な経験になりました。
【建築コース】【DXP】体験入学で建設業協会とコラボ~重機&ドローン~
7/26(金)の中学生向け体験入学では、建設DX推進プロジェクトで、ご支援いただいている熊本県建設業協会芦北支部青年部の皆さんが、高校生と一緒に建築コースをアピールしていただきました。
建築コース実習棟前で、ショベルカーのデモンストレーションで操作技術の高さを、ドローン飛行で最新の測量や調査の方法を見せてくれました。建設業のPRのあとには、実際に操作もしてもらい、中学生の皆さんにも楽しんでもらえたようです。熊本県建設業協会芦北支部青年部の皆さん、ありがとうございました。
【電気コース】電気工事材料のご寄贈について
7月29日(月)に水俣芦北電気工事共同組合様より電気工事材料を寄贈していただきました。
水俣高校電気建築システム科電気コースでは、第一種及び第二種電気工事士を全員受験、全員合格し、卒業することを目標に取り組んでいます。筆記試験をパスした生徒たちは、実技試験の練習で電線材料を大量に使用します。
近年、電線、ケーブル類の価格が高騰し、資格取得を希望する生徒たちの負担も大きくなっている中、電気工事組合様からのケーブルのご寄贈は大変有難く、生徒、職員一同大変感謝しております。
当日は、水俣芦北電気工事共同組合理事長で興南電気株式会社 代表取締役 平松大祐様が社員の方と来校され、VAケーブル8巻を寄贈していただきました。
生徒たちの実習や資格取得の指導のため、大切に使わせていただきます。本当に有難うございました。
生徒を代表して電気コース2年元田隼人君がケーブルを受け取り、お礼を述べました。
【建築コース】【WCP】中学校へ技術の出前授業を行いました
先週の水曜日の午前中に、水俣第一中学校1年生の技術の時間に、本校建築コース3年生がうかがって、木工の実技指導を行いました。中学生の皆さんは、積極的に活動してくれました。それに応えて建築コースの生徒たちも身に付けた技術や知識、さらにはコミュニケーションを発揮し、安全かつ手際よく加工のお手伝いをさせていただきました。
習う側、教える側双方にとって、様々な学びやいい経験になったのではないでしょうか。2学期以降も出前授業を行います。中学生のみなさん、ありがとうございました。
【建築コース】快挙!2級建築施工管理技士試験結果
令和6年度2級建築施工管理技術検定前期試験の合格発表があり、建築コース3年生が合格率78%を達成しました。建築施工管理技士は、建築工事に関わる専門工事を総合的にまとめる「施工管理」が行える国家資格です。この資格があればある一定の規模や金額の工事をすることができる重要な資格になります。
例年11月の後期試験で受験していましたが、今年度の3年生は早めに取り掛かり、高校総体や進路学習と並行して、試験対策を行ってきました。合格した生徒は、履歴書や面接で資格のことをアピールできるほか、残りの高校生活の中でさらに他の資格にチャレンジできます。実際に二級建築士の対策を始めた生徒もいます。また、今回残念ながら不調だった生徒は11月にリベンジのチャンスが残っています。
これも、Wood Connect Projectや建設DX推進プロジェクトなど様々な探究活動や連携事業によって、生徒たち自身が課題解決に必要な資質能力の獲得のために、主体的に学び、必要な資格であると認識したことで成果が出たものです。連携先の皆様のおかげで、このような結果が出ていることに感謝です。
【建築コース】【DXP】建設DX推進プロジェクト授業
本日は、建設DX推進プロジェクトの1年生への3回目の授業でした。1年生対象は、今回がいよいよラストです。
今回も3名の講師の方々来校していただき、三次元点群データ作成については、点群データが表現しているデータの意味を学びました。さらに、形状復元計算について、公共測量マニュアルに基づいて運用されていることやカメラの特性や性能についても学びました。
最後にドローン測量を実際に現場で行った点群データを、三次元ソフトを実際に操作し、操作方法や距離を求めるなどしました。さらには、スマートフォンアプリを用いた利用活用方法についても体験しました。
今回で1年生対象の授業は終わりですが、2年生になるとさらに発展したDX授業を実施します。学んだことを今後の授業や実習にもつなげ、学びを深めていきます。
講師の皆様、ありがとうございました。
※6/18ジョウ所長講演会後編は下記のURLよりご視聴ください※
YouTube配信動画 https://youtu.be/z79wZlklvSo?si=YSba8rkBS_Uaoz5O
【建築コース】【DXP】TKUニュース!!~建設DX推進プロジェクト~
7月7日(日)夕方のTKUニュースで先日の建設DX推進プロジェクトへの取材の様子が放送されました。是非ご視聴ください。(期間限定配信です)
https://www.tku.co.jp/news/?news_id=20240707-00000009
7/2の授業の様子
https://sh.higo.ed.jp/mina/blogs/blog_entries/view/76/ebd632158227e0c835e5c0dfac4eb169?frame_id=137
【建築コース】【DXP】建設DX推進プロジェクト「ジョウ所長」授業
7月2日(火)1年生工業技術基礎は、建設DX推進プロジェクトによる株式会社KAWATSUの技術者の方、総勢7名の方にお越しいただき授業をしていただきました。
今回は、先月講演会で講師をされたジョウ所長こと、条谷様も兵庫県から来校され、授業から実習まで、丁寧でわかりやすく最先端の授業をしていただきました。また芦北振興局より3名、熊本県建設業協会芦北支部7名の方々も一緒に授業を受けました。
授業では、ジョウ所長のテンポの良い授業展開のおかげで、生徒たちが次々と質問し、学びを深めていました。外に出てからのドローン実習では、見たことがない大きさのドローン、それについている高性能カメラがカメラだけで100万円を超えること、大型モニターから見る迫力などすべてに驚いている様子でした。
あっという間の3時間でしたが、他ではなかなか体験できない実習をしかも1年生でできていることに、建設業協会の企業の方も感心されている様子でした。
建設DX推進プロジェクトを通して、将来新時代で活躍する人材となり、さらに水俣高校建築コースの魅力向上に向けて学びを続けていきます。
6/18講演会YouTube配信動画 https://youtu.be/z79wZlklvSo?si=h7hIcNK8itmq-Id_
【建築コース】【WCP】SDGs未来都市フェスタ準備
8月末に水俣環境アカデミアで開催されるフェスタにWood Connect Projectメンバーが木育授業と木工製作ブースで出展します。今日は、それぞれが木工機械を駆使し、分業して当日小学生に製作してもらう木製品のキットを加工しました。
さすが大工技能士の免許を取得したメンバー、安全かつ正確に作業を進めていきます。さらには、技能向上やけが防止のために、各自で交代しながら作業を行うなど、チームワークも抜群です。
Wood Connect Projectメンバーが行う木育授業と木工製作お楽しみに。
【建築コース】【DXP】建設DX推進プロジェクト授業
6月18日(火)1年生工業技術基礎は、建設DX推進プロジェクトによる株式会社KAWATSUの技術者の方2名の方に授業をしていただきました。第一回となる1年生対象への授業では、ドローンによる航空写真測量概論から、飛行コースや高度設定の仕方など、教科書にない最先端の授業を受けました。当日はあいにく雨でしたので、実習では、現場の課題から生徒それぞれが飛行コースを設定し、それをディスカッション後、発表しました。生徒たちは学んだ知識を早速活用し、さまざまな意見やまたそれに対する質問など活発に活動していました。最後に解説を聞くと、大きくうなずき理解が深まっている様子でした。
次回は、ドローン飛行実習の予定です。ドローン操作、生徒自身の成長と楽しみばかりです。講師の方々ありがとうございました。
【建築コース】3年生2級建築士実技課題対策講座
今、3年生は2級建築士の実技試験対策を行っています。建物の種類や用途、家族編成などの課題が与えられ、さまざまな条件に当てはめつつ、建築基準法や各種法令に適合した図面を制限時間内に手書きで書き上げる必要があります。
3年生たちは、今まで学んできた知識や技術を活かし、また時には生徒同士でディスカッションしながら、課題に向き合っています。店舗併用住宅の課題では、動線や防犯、土足と上履きなど多くのことに配慮が必要ですが、それをプランニング力で解決していきます。
水俣高校建築コースで学ぶと建築士になれる力を身に付けることができます。
【建築コース】【DXP】産学官連携の建設DX推進プロジェクト講演会
建築コースは、学科改編により令和7年度新入生から「建築科(仮称)」として新たに建設DX(建設業におけるデジタル化)の授業を開始します。
6月13日(木)に本校で先進的に建設DXを推進する株式会社KAWATSU(大津町)の技術顧問条谷貴志さん(兵庫県)に講演をしていただきました。講演会には、本校建築コース1~3年生及び職員の他に、建設業協会芦北支部(地元企業)と芦北地域振興局(熊本県)も参加しました。
条谷さんの関西弁を交えたユーモアたっぷりでかつ実践的、さらに最先端の講話に、生徒たちは惹きつけられている様子でした。講演会後には、条谷さんをはじめ関係者の方々の期待に応えて生徒たちはたくさんの質問をして、多くのことを学ぶことができました。
これから本格的にDX授業が始まります。水俣高校で学ぶことができる最先端の授業で生徒が成長し、活躍できる人材になっていく様子を今後も発信していきます。
※6/18(火)熊日朝刊に講演会の様子が掲載されました。
【連携団体】産業) 株式会社KAWATSU・熊本県建設業協会芦北支部
学校) 熊本県立水俣高等学校
官公庁)芦北地域振興局土木部(熊本県)
講師 株式会社KAWATSU 技術顧問 条谷 貴志 様
講演1:建築・建設現場におけるICT導入の背景と現状
講演2:今後の動向
講演3:学生からのテーマ「初めての現場所長」
【建築コース】【DXP】産学官連携の建設DX推進プロジェクト始動
建築コースは、学科改編により令和7年度新入生から「建築関連学科」として新たに建設DX(デジタルトランスフォーメーション)の授業を開始します。その準備段階として、先進的に建設DXを推進する企業より講師をお招きし、1年生に対して行う予定の授業を先に3年生に授業していただきました。
聞き慣れない専門用語等は、用意していただいた資料やプレゼンにより、理解を深めることができました。今日は雨天のため残念ながらドローンの実習はすることができませんでしたが、最先端の建設現場の話を学ぶことができました。授業後には、質問や講師の方と生徒、職員でディスカッションを行ったことで、さらに良いものになっていくことでしょう。DX推進プロジェクトの今後の活動に注目してください。
【建築コース】【WCP】一級建築士、アカデミア、依頼者へプレゼン
建築コース三年生は、Wood Connect Project2024において、先月一級建築士の方に指導していただいたことを活かして、三班に分かれ、それぞれ道の駅ミナマータ新水俣駅店の木製販売台製作に向け、プレゼンを作ってきました。そして5月21日(金)に、一級建築士、水俣環境アカデミア、依頼者の店長さんに来校していただき、それぞれのアイディアや提案のプレゼンを行いました。
プレゼンはどの班もとても素晴らしく、好評でした。また、建築士や依頼者の方からの質問に対してもしっかりと答えることができ、さすが昨年度校内成果発表で最優秀賞をとったメンバーです。
結果は、投票の結果、B班が最優秀プレゼン賞、A班がアイディア賞、C班の設計作品を製作することとなりました。プレゼンのあとは、早速実施設計に入り、それぞれのアイディアや工夫を融合させ、さらに良いものに仕上がりそうです。
関係者の皆様、いつもありがとうございます。
【建築コース】【WCP】一級建築士招聘授業
4月19日(金)に建築コース三年生の取り組み、「Wood Connect Project」において、地元の一級建築士の方に本校CAD室に来ていただいて、講話及び設計技術の指導をしていただきました。講話では、携われた作品の紹介や設計する際に心がけていることなど話をしていただきました。講話後には、生徒から仕事で気を付けていることや、進路についてなど、たくさんの質問をしていました。その後、販売台製作のアイディア出しやラフ図制作に対してもアドバイスや考え方のヒントなどをしていただきました。
生徒たちは第一線で活躍するプロから直接学んだことで、さらに意識が高まったようでした。一か月後の第二回招聘授業までの間に、生徒たち自身で販売台の図面を完成させ、またアドバイスやご指導をいただく予定です。ありがとうございました。
【学校紹介】「講座親子で学ぶ半導体講座」にお邪魔しました。
令和6年4月21日(日)に水俣環境アカデミア市民公開講座(特別編)「親子で学ぶ半導体講座」
が株式会社アスカインデックス半導体実技総合大学校で行われ、参加した中学生と保護者の方に
水俣高校の半導体に関する学びについて紹介しました。
参加した中学生は、クリーンルーム体験や製造装置を見学し、半導体関連分野に興味津々の様子でした。
また、保護者の方も我が子の将来の進路先の一つとして熱心に講義を聞かれていました。
学校紹介では、昨年よりアスカインデックス様のご協力により、本校生の半導体に関する学習、体験をスタートさせ、今後さらに充実させていくことや各科、各コースの学習の様子を動画で紹介しました。
水俣の子ども達が、水俣高校で勉強したいと思ってくれるよう、魅力ある学校にしていきたいと思います。
【電気コース】LEDランタン作成
4月19日(金)実習にて、LEDランタンを製作、写真撮影し、レポートを作成しました。
はんだゴテは久しぶりで、1つ1つ思い出しながら、協力して楽しそうに作っていました。
【建築コース】【WCP】Wood Connect Project〜木育ワークショップ〜
4月12日(金)に今年度1回目のWood Connect Projectで、水俣環境アカデミアへ行きました。アカデミアのご支援のもと、木育ワークショップとして、古賀アカデミア所長のお話、林業者の方に山や森林と木の講話、水俣市建具組合ものづくりマイスターの方々に今年度の制作物のアイディア出しやアドバイスをしていただきました。2年間建築を学んできた生徒たちは、講話の内容やマイスターのアドバイスに興味津々で、たくさん質問やアイディア出しをしていました。アカデミア、林業者、ものづくりマイスターの皆さん、ありがとうございました。今回のワークショップを活かして、地域の方に喜んでもらえる製作物を作成します。
建築コースは、産学官民が連携し、社会に開かれた学びで探究学習や技術の習得により、立派な技術者になるために、様々な活動を行っています。
【建築コース】建設用3Dプリンター見学会
2月20日の午後に、熊本県内初となる建設用3Dプリンターを利用した工事が行われるとのことで、企業の皆様が見学会を企画していただき、建築コース1、2年生が参加しました。
人吉の会場につくと、早速プリンターが稼働していて、型枠がないにもかかわらず、装置からコンクリートが噴出され、成形されていくように驚きました。技術者の方に説明をしていただき、その後はたくさんの質問がでて、材料の配合や強度、硬化スピードなど普段、教科書や実習で学べないことを、目の当たりにしました。生徒たちは建築に対して、さらに興味関心が深まった様子でした。建設業界もDX化により、安全かつ効率化が進んでいることを実感することができました。
建築コースでは、伝統的な学びから最先端技術の見学まで、幅広い授業展開を行っています。
【建築コース】1年生木製レイキ引渡し式
熊本県民総合運動公園より木製レイキ製作の依頼があり、今日は維持・整備課の方々に来校していただきました。
生徒たちは、工業技術基礎の時間に、加工、組み立て、仕上げを行いました。レイキは外で使うので、杉よりも腐りにくい檜(ひのき)材で製作しました。普段授業では杉を使うことが多いので、材料の堅さや香りの違いを実感することができました。また、他人が使うのでいつも以上に丁寧な作業を心掛けました。
引き渡し式では、校長より維持・整備課の方々へ製作機会のお礼と生徒へねぎらいの言葉がありました。次に、代表生徒より、人に初めて使ってもらうために丁寧に製作したこと、また今回の機会で技術向上できたことの感謝を述べました。維持・整備課長様からは、感謝状を授与していただき、生徒たちは自分たちの技術を生かして喜んでもらえたことに対して誇らしげでした。
今回製作した20本のレイキは、今後運動公園で使用されます。
【電気コース】ある日の2年生実習風景です
電気コースの2年生実習の様子をご紹介します。
今日は「直流電動機の始動と速度制御」という実習を行いました。【電動機】とはモーターのことで、身の回りのたくさんの家電などにも使われており、とても身近なものです。実際に、電動機が動き始めると生徒たちからは「おぉ~」という声があがりました。電源を入れる前には、結線を再確認したり、周囲への声掛けを行ったり、安全への意識もしっかりとできていました。さすが、もうすぐ3年生になる生徒たちです。
これからも、座学と実習の両面から、電気の知識を学んで行きましょう!
【電気コース】水俣第一中学校への出前授業(電子工作)その2
令和6年1月30日(火)に電気建築システム科電気コース1年生(13人)が、水俣第一中学校へ出前授業へ行きました。
前回の3年1組(1月23日)に引き続き、今回は3年2組の生徒達に電子回路のはんだ付けのサポートをしました。
高校生は2回目ということで慣れてきており、LEDが光らない原因への対処も素早くでき、5、6時間目でほぼ全員が完成することができました。
今後も、電気コースで学んだことを活かした出前授業を中学校に行い、生徒のスキルアップにつなげていきたいです。
水俣第一中学校の1、2組の生徒達、先生方、大変お世話になりました。有難うございました。
【電気コース】水俣第一中学校への出前授業(電子工作)
令和6年1月23日(火)に水俣第一中学校3年生に対し、電気コース1年生13名が出前授業を行いました。
内容は、LED照明づくりで、基盤に部品(抵抗やLED)をはんだ付けし、その基盤、電池ボックスを木板に取り付け完成させます。
はんだ付けは、スズを主原料とした金属線で、金属部に溶かし込み、部品と基盤を固定する溶接(ろう付け)の一種です。ポイントは、固定したい金属部に熱を十分加えておくことです。
ほとんどの中学生は、はんだ付けのコツをすぐにつかみ、時間内に完成させ、LEDを光らせていました。
うまくいかない中学生には、高校生が丁寧にサポートし、完成まで導いていました。
スイッチを入れてLEDが光ったとき、中学生はとても喜び、お互いに光らせ遊んでいました。
【電気コース】水俣第二中学校へ出前授業(プログラミング)
令和5年12月21日(木)に水俣第二中学校1年生の2クラスへプログラミングの出前授業に行きました。
内容は、SCRATCHを使った動画制作です。
中学生は、SCRATCHに慣れている生徒、初めての生徒などいましたが、高校生の丁寧な指導で
みんな最後まで課題をこなし、動画を作成してくれました。
実際に動いたり、音が鳴る動画を作ることで、プログラミングの楽しさ、面白さを体感でき、
興味を持ってくれたと思います。
【電気コース】小中学生プログラミングワークショップの開催(12月)
令和5年12月16日(土)に水俣環境アカデミア主催の小中学生プログラミングワークショップ(PWS)が行われ、
水俣高校電気コースの生徒がメンターとして子供たちにプログラミングの楽しさを伝えました。
今回は、クリスマスイルミネーションを点灯させるプログラムと簡単なゲームプログラムの制作です。
参加した子供たちは、クリスマスツリーに巻き付けたイルミネーションを光らせると、歓声を上げ喜んでいました。
また、ゲームプログラムでは、記述するプログラムの量が多いため、苦戦する子供もいましたが、高校生の粘り強い
サポートで完成し、大喜びでゲームを遊んでいました。
プログラミングを学ぶとき、楽しみながら学ぶことは大事な要素で、子供たちはプログラミングの魅力にのめり込んでいる様子でした。
実際に作ったゲームの画面です。
令和6年1月27日(土)にもアカデミアにて同様のPWSが行われます。
こういったゲーム制作を複数用意して、皆様のご参加お待ちしています。
【建築コース】1・2年生建築現場見学
12月4日(月)に建築コース1・2年生が水俣・芦北地域高校生就職支援事業で現場見学を行いました。
午前中は、八代市内の新築木造住宅現場を見学しました。企業の方より、会社の説明や業務内容、木造建築や断熱材吹付の実演などしていただきました。本コース卒業生もその企業で働いており、スライドを用いて説明や質疑応答をしてくれました。立派な技術者として活躍していて、引率教員は教え子の成長に感動しました。
午後は、宇城市内の学校新築工事現場を見学しました。大型の木造及び鉄筋コンクリート造を見学することができ、授業での学びを深めることができました。
このような機会を作ってくださった水俣・芦北地域雇用創造協議会、各企業の皆様、本当にありがとうございました。
【電気建築システム科】電気工事材料の寄贈について
12月4日(月)に水俣芦北電気工事共同組合様より電気工事材料をご寄贈いただきました。
近年、電気工事業界は技術者の高齢化が進んでおり、新規入職、若年者育成、技術継承が課題となっています。
そのため、電気工事組合様から本校の電気コースの生徒たちへの応援の意味も込めて電線材料一式をご寄贈していただきました。
現在電気コースでは、1年生が第二種、2年生が第一種の電気工事士実技試験へ向け、毎日練習を行っています。金属価格の上昇に伴い、電線・ケーブル類の価格が高騰し、資格取得を希望する生徒たちの負担も大きくなっている中、電気工事組合様からのケーブルのご寄贈は大変有難く、感謝申し上げます。
当日は水俣芦北電気工事共同組合理事長で興南電気株式会社 代表取締役 平松大祐様が社員の方と来校され、VAケーブル5巻を寄贈していただきました。
生徒たちの指導のため、大切に使わせていただきます。
【電気コース】3年実習「ゲームプログラミング」
11月17日(金)に3年実習でゲームプログラミングの実習を行いました。
使用アプリケーションは「scratch」です。
scratchは、初心者も取り組みやすいビジュアルプログラミングツールですが、本格的なゲームを作ることもできます。
生徒たちは、プログラミングから完成後のゲームプレイまで楽しみながら学んでいました。
【電気コース】専門高校生徒の研究文・作文コンクール熊本県大会表彰
11月14日(火)に熊本学園大学で標記のコンクール表彰式が行われ、電気コース3年生3名が最優秀賞を受賞しました。
内容は、「フィジカルコンピューティングによるプログラミング教育の実践」で、4年間の取組に今年度の内容を盛り込み、まとめたものです。
表彰式で、生徒たちは緊張の中にも取組を評価していただいたことに喜びを感じ、笑顔で受賞していました。
この学年は少人数で、全員が協力しながらいくつもの役を担ってきたクラスです。授業や部活動、資格検定などの学校生活に加え、研究成果をまとめ校内外での発表や技術を磨き工業系コンテストへの出場など多岐にわたる活動をしてきました。高校で培った何事にも積極的に取り組む姿勢で、卒業後も各方面で活躍してくれると期待しています。
【結果】
研究文の部 最優秀賞(熊本県産業教育振興会長賞、肥後銀行賞)
タイトル:「フィジカルコンピューティングによるプログラミング教育の実践」
受賞者:電気建築システム科電気コース3年 設樂 歩夢、野﨑 義貴、渕上 芽衣
【建築コース】【WCP】生徒研究発表会「熊本県建設業協会長賞」受賞
建築コース3年生のWood connect projectが、11月8日(水)に熊本大学で開催された熊本県工業高校生徒研究発表会に参加し、熊本県建設業協会長賞を受賞しました。
建築コースが核となり、産学官民(産業、学校、官公庁、民間)の連携による水俣市内のコミュニティ・マネジメントを促進し、建築技能をはじめとするあらゆる能力を向上させ、SDGs目標達成と地域貢献をする取り組みが評価されました。
当日発表生徒たちは午後からの発表に備え、昼休憩も休憩所に行かず、自主的にバスで発表練習する姿があり、引率した職員もその姿に心を打たれました。
この取り組みのために多くの皆様にご支援いただき本当にありがとうございました。
水俣市建具組合ものづくりマイスターの皆様
合同会社 Wood one 様
水俣環境アカデミア 様
湯出小学校、水東小学校、久木野小学校、葛渡小学校、袋小学校の先生、児童の皆さん
ほかにも多くの方にご支援いただきました。
【建築コース】つまようじタワー耐震コンテスト優勝!!
10月22日(日)崇城大学で第12回つまようじタワー耐震コンテストが開催され、電気建築システム科建築コースの木本さん、普通科の倉本さんペアが作成したタワーが優勝しました。この大会は、つまようじと木工用ボンドのみで高さ50センチ以上、重さ75グラム以下でタワーを作成し、重りを指定の2カ所に載せて地震発生装置で振動を加えていき、重りが重くなっていく中で最後まで立っていたタワーが優勝するというシンプルかつ奥が深い大会です。県内で建築を学ぶ高校生が制作したタワー31基がハイレベルな戦いをみせるなか、本校制作のタワーは12㎏の荷重に耐え抜き、激戦の末に優勝することができました。昨年出場した先輩方の助けを借りながらチームで勝ち取った優勝に、生徒たちの感動も大きなものになりました。次は連覇を狙って頑張ります。なお、大会の様子を「ナニコレ珍百景」が取材に来られていました。今後の放送にもご注目ください。
【建築コース】2年生インターンシップ
建築コース2年生は、全員建築関連会社でインターンシップ中です。今日は、担当職員が事業所鉄骨工事と、住宅新築の外構工事を行っている現場を見学しました。
生徒は、教科書や映像で見たことのあるものを生で見て、触れることで新たな気づきや学びを得ていました。また現場の方からたくさん教えてもらっていました。他にも設計事務所や大工さん、左官さんのもとでお世話になっています。地元企業の皆様、インターンシップ受入ありがとうございます。
生徒たちは、この機会に多くのことを学んできて、将来の進路実現へとつなげることでしょう。
【建築コース】1年生軸組模型製作実習
今日から建築コース1年生は、軸組模型製作を行っています。昨年の作品をお手本に、カッターなどの工具の使い方や木造住宅の柱や梁(これらの骨組みのことを軸組といいます)の配置についてなど、製作を通して学んでいきます。
座学で学んでいる部材の名称や製図で描いている内容を実際に、道具を使い、さらに班員と協力して製作することで、対話的で深い学びの実践ができています。
完成に向け、楽しみながら製作していて、とてもいい雰囲気です。
【建築コース】【WCP】Wood connect project 2023 木製給食配膳台製作
今日は、ものづくりマイスターの皆さんによる実技指導の最終日でした。3月に生徒自ら、山に入り、林業者の方のご指導の下、伐採した木を譲り受け、乾燥、製材して、マイスターのご指導のおかげで、ここまできました。
また、水俣環境アカデミアの古賀所長も見学にこられ、生徒たちの頑張りを見学されました。古賀所長より、木の良さそして、木工技能の伝承が自然を守ることになり、SDGsの目標達成につながる素晴らしい取り組みであると、激励していただきました。
2台分の加工を終え、最後に生徒が一人ずつ、マイスターの方々に向け、実技指導の感想やこれからの目標、そして感謝の言葉を伝えました。来月は、いよいよ小学校との交流会です。木や山、ものづくりに関心を持ってもらえるよう、さらに準備をして交流会に備えます。
【建築コース】2年生ドローンプログラミング実習
ドローン実習の3回目は、前回までの飛行訓練ではなく、プログラミング操作に挑戦です。まず、ミーティングルームで障害物となる机や卓球台を並べ、担当教師より飛行条件が示されました。最初にみんなで室内の距離や障害物の高さなどの計測を行います。そして、2班に分かれ、専用のソフトを操作します。離陸や旋回など必要な操作を条件に沿うように入力し、ドローンを飛行させます。1回目は、条件通りに飛行させることができませんでした。みんなで敷地の計測間違いがないか、指示の入力ミス修正や機械の特性(風などの影響で旋回の時に微妙に角度がずれるなど)を読み取り、試行錯誤しながらプログラムを修正していきます。
みんなで力を合わせて、修正を重ねたことで、2班とも時間内に課題をクリアすることができました。課題があっても、改善策を考え何度も挑戦することや仲間と協力することを体験できました。これらのことは、ドローン実習に限らずあらゆる場面に通じるものではないでしょうか。課題をクリアしたときに、自然とみんなでした拍手!建築コースに、立派な技術者が育っています。
【建築コース】【WCP】Wood connect project 2023 木製給食配膳台製作
9月22日(金)は、3回目のものづくりマイスターによる実技指導でした。だいぶ作業に慣れてきて、コツを掴んだ生徒たちは、さらに積極的に動くことができました。マイスターの説明やアドバイスをしっかりと聴き、手本をまねて作業することで、精度、スピードが向上しています。
また、初めて使用する工具や機械もあり、今までにない経験も積むことができました。全部で6台製作するうちの2台をマイスターの方々と製作し、残り4台は自分たちだけで作り上げます。ただ習うだけでなく、その後の実践も意識して製作しています。
【建築コース】【WCP】Wood connect project 2023 木製給食配膳台製作
9月15日(金)は、2回目のものづくりマイスター水俣市建具組合の方々による実技指導でした。前回の学びや気づきを活かして、今回も積極的に作業することができました。
マイスターの実践的な実技指導は、教員にとっても学びになり、このプロジェクトのおかげで、本校建築コース職員の技術や知識の向上につながっています。今回もマイスターの皆さんの的確な指導、綿密な計画のおかげで、予定通り進めることができました。また、水俣アカデミアの方も見学に来られ、生徒たちはいつも以上に意識高く作業していました。
交流会をする小学生の皆さん、楽しみに待っていてください。
【建築コース】2年生ドローン&福祉住環境コーディネーター
先週、中庭でドローンを操作しましたが、今日は校庭に出て広い場所での操作実習です。離着陸、動き、高さ、撮影など課題達成に向けて、真剣に操作しました。操作ミスによる墜落が起きると機械の故障はもちろん場合によっては事故につながります。全員意識高く臨むことができ、無事に事故などなく実習を終えることができました。
また、操作実習の待ち時間には2学期中に挑戦する福祉住環境コーディネーター資格試験対策を並行して行っています。水俣高校建築コースでは、福祉の知識も身に付けた建築技術者を目指していて、そのために福祉用具である車いすの寸法や特性、様々な病状による適切なリフォームの仕方、手すりやスロープ、関連法律などを学んでいます。
立派な技術者になるために、建築をはじめとする様々な技術や知識を高めています。