学校行事の様子

学校生活

秋桜祭に向けて②

 今回は秋桜祭の生徒会・各委員会準備の様子をお届けします!

 例年、秋桜祭では生徒会や各委員会から、活動報告や秋桜祭を盛り上げるための展示物が作成されます。本年度は、生徒会・代議風紀委員・文化放送委員・保健委員・図書委員・体育委員からのステージ企画や展示企画が予定されています。

 本校は生徒数が少なく、複数の役割を担っている生徒も多いため大変だと思いますが、1人ひとりが責任を持って準備に取り組んでいました。はじける笑顔と真剣に取り組む姿勢が素敵ですね!

 

《生徒会役員+代議風紀委員》

《文化放送委員》

《保健委員》

《図書委員》

《体育委員》

秋桜祭に向けて①

 10月28日(月)から秋桜祭特別時間割が始まり、1~5限が短縮授業、6限目と放課後が秋桜祭に向けての準備時間となります。今回は各学年で行うステージ発表の準備の様子をお届けします!

〇1年生「劇・ダンス」

〇2年生「劇」

〇3年生「お笑い」

 

 ネタバレ防止のため、内容と直接の関係がないものを載せていますが、各学年、一生懸命に準備に取り組んでいました。11月10日(日)が本番となりますので、お時間のあられる方は是非倉岳校までお越し下さい!

人間関係づくりワークショップ第2回を開きました!

 10月24日(木)6限目、全校生徒を対象に「人間関係ワークショップ(第2回)」を開きました。これは、生徒が互いの良さや違いを認め合い、安心して自分を表現できる人間関係を構築する目的で開催しているものです。今回は、「『こうなるだろう』を予想してみよう」というテーマでした。

 SNS上のグループトークの例を読み、読んだ人がどう感じるか、今後このグループのやりとりの雲行きはどうなるか、想像し、意見を共有したり、他班とも意見交換したりしました。また、自分ならどのように返事をするか考え、班員で意見交換をしました。

 生徒たちは、人の感覚は自分と同じものだけではなく、違う場合もあることを実感していたようです。

   そして、対面でのコミュニケーションでは、表情や声の大きさ、声のトーン、動作など、状況を判断する材料が豊富にあること、一方、SNSは文字のみで、状況を判断する材料が少ないということを、まずわきまえておかねばならないということを改めて認識する時間となりました。今回の体験を今後にしっかりと生かし、想像力を働かせて、よりよい人間関係をつくっていってほしいと思います。

【授業風景】御所浦恐竜の島博物館との連携授業

 今回は1年生「科学と人間生活」の授業風景です。倉岳校では科学と人間生活の授業で御所浦恐竜の島博物館との連携授業を実施しています。船での移動が必要ではありますが、近い場所に博物館がある倉岳校の立地はとても恵まれているため、この利点を活かして倉校生の科学的なものの見方・考え方を育成することがねらいです。

 御所浦恐竜の島博物館から学芸員の方をお呼びし「天草の恐竜たち」というタイトルで授業をして頂きました。天草では、恐竜時代である白亜紀の化石が多く見つかります。特に御所浦島の地層からは多くの化石が見つかっており、それぞれの化石の発見の歴史や恐竜化石(特に骨や歯)の特徴について解説して頂きました。

 最後の写真は、2014年に福井県立恐竜博物館との共同調査において発見された、ティラノサウルス科の下顎骨の化石で、日本初の発見だったそうです!(詳細は博物館のホームページをご確認下さい。⇒コチラ!

 質疑応答では、生徒から「琥珀に閉じ込められた蚊の血液から恐竜をよみがえらせることは可能か(映画『ジュラシックパーク』での恐竜の復元がこのような設定になっています)」などの質問が出され、生徒たちの恐竜への興味関心の高さを感じました。

 11月に御所浦恐竜の島博物館での化石発掘実習や博物館研修を予定していますので、続報をお待ちください!

1年生漁業体験教室が開かれました!

 10月17日(木)の午前、1年生を対象にして漁業体験教室が開かれました。これは、天草地区漁業士会の方々が主催してくださり毎年開かれているもので、魚類養殖場の現場を見学し、養殖の専門的なお話を伺い、魚のさばき方、魚食体験、生産される方々との交流をとおして、生徒の地元産業への関心を高めるために行われています。

  はじめに、龍ヶ岳町にある尾上水産様の養殖筏(いかだ)まで海上タクシーで移動し、養殖について様々なお話を伺いました。そして、実際にマダイの筏で給餌体験をさせていただきました。通常は、時間が来たら自動で指定した量がタンクから出て給餌されているとのことです。また、海水の状況(水温や酸素濃度等)を継続して自動的に計測し、データをとっておられる装置も見ることができました。その値によって赤潮の発生の兆しを知ったり、エサの量を抑えたりされているとのことです。

 生徒たちがスコップで直接エサを蒔くと、魚たちは争うように盛んに食べていました。魚たちの成長の度合いを見ながら大切に育てられ、3年ほどで大きくなったものを出荷されます。また、別の筏ではカンパチに、冷凍イワシと粉状のエサを独自に機械で瞬時に混ぜて、放出し与えられていました。手際よく作業しておられる姿が印象的でした。

 その後、栖本町にある 熊本県海水養殖漁業協同組合栖本事業所に移動しました。(移動の際の漁船の動きも力強く、操作されるのが絶妙でした!)そちらではまず、マダイの神経抜きを体験させていただきました。魚の鮮度を保つための方法で、やり方の模範を拝見した後、ご指導を受けながら実際に挑戦しました。魚の命と正面から向き合い、なるべく苦しまないように素早くなさっている様子が心に残っています。

  そして、事業所内の加工工場で、半身の切り身を作っておられる様子を見学しました。先進的な工場で大きな販路につなげておられ、香港には翌日、アメリカにも2日で届けられるという話でした。

  そして、スライドで漁業士会の方々のお姿を拝見し、日々の仕事内容や、事前に生徒たちからお出ししていた質問に対しての答えを伺うことができました。魚を育てる過程には様々な工夫とご配慮があることがわかりました。

 その後、魚の三枚おろし、小骨きり、刺身に切り出す体験を全員させていただきました。一匹の大きな魚のさばき方の手本を拝見し、一人一人がご指導を受けながら、自分の手でお刺身にすることができ、生徒たちもとてもうれしそうでした!(自分で魚をさばくのは、ほとんどの生徒が初めてでした。)

 

 今回の教室では、天草の漁業士会の皆様に大変お世話になりました。天草の豊かな水産資源を、大切に守り育てておられることを知った今回の貴重な経験を、これからの生活や進路に生かしていかねばと感じました。調整をしてくださった熊本県天草広域本部農林水産部水産課の皆様、海上タクシーを運航してくださった御所浦の方々も、大変お世話になりました。ありがとうございました!

 学校に帰ってから、LHRの時間に食べさせていただいたところです。とても美味しかったです!ありがとうございました。