電気科ブログ
電気科1年・実習風景
電気科1年実習風景
絶縁抵抗の測定と接地抵抗の測定
今回の工業技術基礎の実習は、電気科1年1班の「絶縁抵抗計による絶縁抵抗の測定」と「接地抵抗計による接地抵抗の測定」を紹介します。
この2つの実習は、「第2種電気工事士」の筆記試験にも出題されることが多く、1年の終わりから第2種電気工事の勉強をしますので、本校では毎年この時期に「絶縁抵抗の測定」と「接地抵抗の測定」を行っています。
絶縁抵抗計による変圧器の測定 測定後は、各自でまとめます
各実習棟にある表示板を確認します
テニスコートでの接地抵抗の測定
グラウンドでの接地抵抗の測定
電気科1年生 <ロボット製作>
電気科1年生の工業技術基礎(実習)の中の1つに「ロボット製作」があります。今回はその様子を紹介します。
この実習では2人1組のチームでロボットを製作しています。それぞれのチームが競技課題をクリアするためのロボットを製作し、完成後は大会を行います。
授業では設計の考え方や製作の基本を学習してから製作に取りかかります。
「製作の様子」
2人で協力してアイデアを出し合いながら製作していきます。チームワークも重要です!
「ロボットの操縦練習の様子」
ロボットを動かしながら、改良点を見つけます。
試行錯誤を繰り返してロボットを完成させていきます。
大会は3月頃を予定しています。その様子も紹介します!
電気科2年生 <放課後の様子>
国家資格の「第1種電気工事士」は難易度の高い資格で、10月に行われた筆記試験に合格した3年生6名と2年生8名が実技試験の練習に毎日取り組んでいます。
今回は、放課後に実技試験練習に取り組んでいる2年生の様子を紹介します。
(3年生の様子は後日紹介します)
この課外の後、部活動にも参加しています。
勉強、資格試験、部活動と忙しいですが、放課後も生徒たちは頑張っています!
電気科・3年実習
今回は、電気科3年生の「円線図法による三相誘導電動機の特性」の実習について紹介します。この実習は、一週目に三相誘導電動機の「無負荷試験」と「拘束試験」の実験を行い、二週目にA2の方眼紙に円線図を書き、その円線図から三相誘導電動機の一次電流・入力・トルク・力率・すべり・効率・回転数を求め、負荷特性グラフを書きます。この実習を実施している学校はめずらしく、生徒は放課後までかかり仕上げました。
◎一週目の実習(無負荷試験・拘束試験)
結線に適している線を選びます 協力し合い、結線していきます
それぞれが役割を決め、測定を行います 測定後、予備計算をしまとめます
◎二週目の実習(製図室でドラフターを使い、円線図を書きます)
レポートを確認しながら、円線図を書いていきます 円線図より長さを測り、計算します
円線図の完成です
電気科・ジュニアマイスター受賞者
電気科は3年生が、ジュニアマイスターのゴールド(45点以上)に8名、シルバー(30点以上)に12名が受賞しました。
ゴールドを受賞した8名
シルバーを受賞した12名
電気科3年の、ジュニアマイスター受賞者は合計で21名になりました。
電気科2年実習
9月4日(月)電気科2年生の実習風景を紹介します。
本日が、二学期最初の実習で欠席や忘れ物が心配されましたが、さすが2年生にもなると全員出席で忘れ物をした生徒もおらず、気持ちよく実習に入ることができました。
今回は、1班(10名)の「直流電動機の始動と速度制御」を紹介します。
一通り内容を説明した後、二班(5名)に分かれ、実習を行います。
実習装置の結線は、5人が協力して確認しながら慎重にしていきます。
結線した後は班長が、ねじ等の緩みがないか、回路図の通りになっているかをチェックします。
先生の最終チェックが済んだら、実験(操作)・計測(読み)・記録に分かれ、自分の役割をこなします。
実験が終わると、解体作業に入ります。
次の班が気持ちよく実習できるように、後片付けをします。
後片付けが終わると各班に分かれ、データの記録やレポートの整理を行います。
電気科・資格取得した生徒達
〇第二種電気工事士
一般家庭などの低圧屋内配線の工事をするための国家資格です。
〇第一種電気工事士
学校や病院などの高圧屋内配線の工事をするための国家資格です。
〇技能検定
電子機器組み立て・電気機器組み立て・電気製図の技能士です。
〇工事担任者 DD3種
デジタルデータ回線の工事・監督をするための国家資格です。
〇工事担任者 AI3種
電話線などのアナログ回線の工事・監督をするための国家資格です。
〇陸上特殊無線技士
無線通信を行うために必要な国家資格です。
〇海上特殊無線技士
船舶のレーダーを操作するための国家資格です。
〇計算技術検定3級(全員合格!)
国家資格ではありませんが、「関数電卓」を使って数学の問題、四則・関数・実務を解く検定試験です。
電気科・先輩による進路講話
横谷君は、平成26年4月に㈱ジェイペックに入社し、現在は、兵庫県高砂火力発電所(発電グループ)に勤務し、主にタービンや発電機のメンテナンスを行っておられるそうです。
講話では、パソコンを使って1年生でも分かるように詳しく丁寧に説明していただきました。会社の概要や仕事内容、休日の過ごし方や、就職試験に向けてのアドバイスなど、今回の進路講話を通して、生徒はいい勉強になったと思います。最後は、発電関係に進みたいと思っている生徒を集め、いろんな事を教えていただきました。
高校生になると、支持されなくても履物はきちんと揃えます。常識が身についています。
パソコンを使って、分かりやすくプレゼンをする横谷君
真剣に聞く、生徒達。3年生にとって就職前に、今回学んだ事は、大きかったと思います。
「仕事でのやりがいを教えてください」などの、多数の質問が出て、一つ一つ丁寧に答えていただきました。
謝辞を述べる電気科3年原先君(山江中出身)
講話後も、発電関係に進路を考えている生徒を集め、話をしてくれる横谷君
電気科・ものづくりコンテスト九州大会
結果は昨年同様 優良賞(3位)でした。
優勝したのは、福岡県立八女工業高校、2位は佐賀県立佐賀工業高校でした。
園田さんは、「今年が最後のチャンスという重圧もあって、緊張の余り、手の震えが止まりませんでした。最高の作品を作ることができず、とても残念です。指導していただいた先生、応援していただいた方々に、感謝の気持ちで一杯です。来年の後輩に、期待します」とコメントをいただきました。
園田さんの気持ちを、後輩が引き継ぐことを期待します。
開会式は前日にありました。
くじを引き、作業場所は4番ということで、会場の中央での作業です。
まずは、作業台に傷が無いかのチェック
次に、明日使用する材料のチェック
材料のチェックが終わったら、使用する工具の点検が行われました。
さぁ、作業開始です。作業する場所が4番の中央でしたので、審査員前での作業となりました。
まずは、墨付けからです。
順調に作業は進み、これからが、金属管の加工です。
生憎の雨で湿度も高く、蒸し暑さとの戦いでした。
女の子は園田さんだけでしたので、審査員の方も興味深く観察されていました。
最後は、掃除をして作業の終了
終了時間の1分前に、全作業が終了しました。
これが、園田さんの作品です。
優良賞(3位)の表彰を受ける園田さん
今回の表彰者一覧
電気科1年・工業技術基礎
実習前の、黒板です。きれいに消してあるので、気持ち良く、実習に入れます。
直流電流計2台を使っての、分流器の測定
測定結果を、黒板に記入します。式を書くときは、定規を使い、丁寧に記入します。
直流電圧計2台を使っての、倍率器の測定
結果の検討を電卓を使い計算し、まとめます。
自分がまとめた結果を、みんなの前で発表します。生徒は緊張しながらも一生懸命に説明します。
実習後は、次の班が気持ち良く使えるように、心をこめてきれいに消します。
最初の状態に、整理整頓します。
電気科・先輩による進路講話
講師は、本校を平成23年度に卒業した吉村純(人吉一中出身)様で、現在、関西電力(株)奈良支店にお勤めで、水力変電部門・南大阪電力所にて変電設備の管理を行っておられます。
講話の内容としては、「企業が求める人材」・「働くことの意義・「社会人として必要なこと」・「学生のうちにやるべきこと」などを、生の体験や失敗したことなどを踏まえて分かりやすく話していただき、生徒達にとっては、とても充実した講義内容でした。
手前が1年生、左奥が2年生、右奥が3年生のスリッパです。高校生にもなると常識が身についています。
電気科長の仲嶺先生より挨拶及び講師紹介の後、進路講話をしていただきました。
パソコンを使い、後輩の前で熱心にプレゼンをされる吉村君
講話を聞いた生徒からは、活発な質問が出ました。
・仕事で辛かったことを教えてください(1年生)
・電力会社のメリットとデリメットについて教えてください(2年生)
・高校の時の評定を教えてください(2年生)
・他の電力会社と比較して、関西電力の強みを教えてください(3年生)
・面接のときに注意することや心構えについて教えてください(2年生)
・女子が働く上で、不利なことはありますか(3年生)
・職場(現場)での、男子と女子の比率を教えてください(3年生)
・現場の仕事内容では、女性が不利なことはありますか(3年生)
と、いろんな質問が出ましたが、1つ1つの質問に吉村君は丁寧に答えていただきました。
終了後、電力関係に進みたいと目標を持っている生徒を集め、意見交換会をしていただきました。
電気科1年・工業技術基礎
本日(6/26)の4~6限は、電気科1年生の工業技術基礎がありました。今回は、4班(8名)の「ホイートストンブリッジによる抵抗の測定」を紹介します。
実習は、2人1組で行います。測定器は、2台しかないので、2班が測定中のときには、残りの2班はレポートを書きます。最後に、ホイートストンブリッジの測定器を使い、一人づつ「未知抵抗」を測定し、合格するまで行います。 今回は、8人全員が1発合格でした。
2人1組で、測定します。平成11年のホイートストンブリッジを使用して、測定します。
手前の黒の機材は、昭和43年のホイートストンブリッジです。現在も現役で動いています。
2班が実習をしているときは、残り2班は、レポートを書くことで時間を有効に使います。
紙に包まれた未知の抵抗を選び、一人づつホイートストンブリッジを使って、測定のテストを行います。
誰がどの未知抵抗を選ぶか、ジャンケンで決めました。
測定は、一人で行いますので、今回の実習が理解できていないと、再テストになります。
測定後、自分の担当のところに測定結果を、記入します。
記入した後、みんなの前で発表するまでが、テストです。
結構、単位のミスがあるのですが、今回は、8人全員が、1発合格でした。
見る人が見やすいように、丁寧に、記入することも、大切なことです。
次に使う班が気持ちよく使用できるように、心をこめてきれいに消します。
使用する前の状態に復元(整理整頓)するのも、実習の一つです。
電気工事士・実技指導(電気科)
普段は実習台で作業をしますが、今回は自分が使っている机を教室から移動させ、狭いスペースでの作業に生徒は戸惑いながら、作業を行っていました。
左が単線図(設計図)、右が複線図(配線図)
これが、完成する作品になります。生徒は実物を見て、製作に入ります。
先生方7名で、生徒一人一人に、丁寧に指導してくれます。
まずは、電線の被覆を剥ぎ、準備をします。狭いスペースで生徒は、やりにくいみたいです。
いろんな道具を使って、作業を行います。
ペンチの持ち方や、作業する上でのコツなどを先生方が巡回しながら、丁寧に指導してくれます。
ものづくりコンテスト(電気科)
園田さんは、7月8日(土)~9日(日)に鹿児島工業高校で行われる九州大会へ出場します。昨年は3位でしたので、それ以上の成績を残せるよう頑張ってください。
最初に部品の加工をする園田さん
次に墨付け作業です
金属管曲げ
金属管曲げの微調整
配線接続に入る園田さん
完成し、最終の手直しをする園田さん
制限時間(2時間10分)ぎりぎりまで作業を行いました
完成した作品の前での記念写真
結線のチェック
優勝の賞状と盾
旋盤作業部門(金賞)、電気工事部門(金賞)、木材加工部門(金賞)、測量部門(銀賞)、家具工芸部門(銀賞・銅賞)と昨年に続き、ものづくりコンテストに出場した全員が3位入賞の快挙を達成しました。
電気科2年生 オシロスコープ
「見えない電気を見る」
オシロスコープという機器を使うと見えない電気の波形を見ることができます。
今回の実験では、一般家庭の100vと同じような「交流波形」をオシロスコープで見ながら測定します。みんな興味を持って取り組んでいました!
電気科1年 抵抗の直並列回路
「抵抗の直並列回路の実験」
回路に流れる電流や電圧を測定して、計算値との比較を行います。
実験はみんなで協力しながら進めていきます!
実験を通して電気基礎の授業の内容をより深く理解することができます!
電気科3年 課題研究(糸つむぎ機製作班)
この研究は、あさぎり町の「和綿の里づくり会」と協力して取り組んでおり、これまで電動綿繰り機の製作を行ってきました。今年からはその後の工程である「糸つむぎ機」の製作にも挑戦しています!
「試行錯誤」
糸がつむがれる原理を知るために、まず「スピンドル」を製作して実験しています。
みんな真剣に考えながら取り組んでいます。今回、気づいた事を製作に活かして、糸つむぎ機を完成させたいです!
電気科 ものづくりコンテスト・電気工事部門のデモストレーション
6月8日(木)に4~6限目に、6月18日(日)に玉名工業高校で行われる、熊本県ものづくりコンテストの電気工事部門に3年連続で出場する電気科3年園田万帆(人吉一中出身)さんによるデモストレーションが電気科の1・2・3年生が見守る中、実施されました。
園田さんは、昨年県大会で優勝し、九州大会(鹿児島県)では3位という成績でしたが、今年は昨年以上の成績を目標に頑張っています。本人は、「本番ではちょっとしたミスが成績に大きく響くので、制限時間の2時間10分は集中し、全力で頑張ります」と話していました。
電気科長の仲嶺先生による挨拶および説明
墨付けの後、ケーブル工事に入る園田さん
金属管の加工を行う園田さん
クラスの声援を受け、決意を新たにする園田さん
電気科 朝の様子
電気科では、今週末に国家資格である「DD3種、AI3種、AI1種」の試験に向けて朝から勉強会を行っています。また、6月4日に控えた「第2種電気工事士筆記試験」受験者(2・3年生)も朝から頑張っています!
「学習の様子」
電気科3年生 「DD3種・AI3種」 受験者
難易度の高い「AI1種」 受験者
「第2種電気工事」受験者の3年生
「第2種電気工事」受験者の2年生
高校総体等が控えているこの時期に勉強と部活動の両立は大変だと思いますが、
生徒たちは朝から頑張っています!
電気科3年実習
5月23日(火)の4~6限目に電気科3年による電気実習があり、今回は3班の「交流高電圧装置による放電電圧の測定」を紹介します。
実験では、最初、ガラス(絶縁体)を挟んで交流高電圧をかけ、コロナ放電を観察しました。電圧48000[V]をかけコロナ放電を観察した後、標準球ギャップ装置を使い、ギャップの長さを10~20[mm]とし、それぞれ放電電圧を測定しました。
ギャップの長さが20[mm]では、39000[V]で放電し、10[mm]では、21000[V]で放電しました。
生徒達は、放電するたびに歓声をあげ、有意義な実習でした。
ガラスを挟んでのコロナ放電の観察
球ギャップの放電電圧測定
測定する生徒と記録する生徒、班の生徒が協力し合いながら、実験を進めます。
接地棒を球電極端子や接続機器等に接触させ、確実に接地し放電させます。
安全対策として、ゴム手袋を使用し、ギャップの長さを調整します。
電気科 2年生 「電気工事士」
電気科2年生では6月4日の筆記試験に向けて勉強を頑張っています!
今は、過去問を中心に取り組んでおり、合格点に達してきた生徒もでてきました。
部活動も高校総体前で大変な時期ですが、クラス全員で一所懸命に取り組んでいます!
「授業の様子」
初めての工業教育
4月24日の4限から6限に工業技術基礎の授業が行われました。
1年生として初めての教科であり、いろいろな工具、機器に初めて触れた授業でした。
1班:オームの法則の実験
2班:電気工事1
3班:パソコン実習1(ワープロ)
4班:抵抗器の取り扱い
電気科 朝課外(3年生)
「資格取得のための朝課外」
今、電気科の3年生の中で、希望者は資格取得のために朝から学習に取り組んでいます。
取得を目指している資格は、国家資格の「AI(アナログインターフェース)3種」、「DD(デジタルデータ)3種」、難易度の高い「AI1種」、「第2種電気工事士」で、それぞれ受験する資格の勉強を頑張っています!
みんなが挑戦するのは全て国家資格で、持っていないとその作業ができない重要な資格です!
「学習の様子」
朝から集中して取り組んでいます。合格目指して頑張ってください!
電気科3年生 パソコン実習
「パソコン実習」
電気科3年生の実習の1つである「パソコン実習」を紹介します。
電気科3年生では、PowerPoit(パワーポイント)を用いたプレゼンテーション資料作成の実習を行っています。資料作成の内容は「スマートフォンについて」です。
「実習の様子」
PowerPoit2013の機能を学習しながら、資料を作成しています。
次回の実習では表・グラフ・写真等を入れて、完成度を高めていきます。
電気科2年生 電気工事士
「第二種電気工事士」
現在、電気科2年生は国家資格である第二種電気工事士の筆記試験合格に向けて勉強を頑張っています!
「勉強の様子」
今回は計算問題を中心に取り組んでいます。
グループごとに教え合いながら学習に取り組んでいます!
全員合格できるように団結して頑張っています!
電気科・交歓会
電気科は、3年33名、2年39名、1年34名の106名ですが、1年に女子が2名入学し、電気科には女子が3年1名、2年4名の計7名となりました。
交歓会は、昼食の後13:30~15:00まで、電気科恒例の「ドッジボール大会」を行いました。最初のころは1年生も先輩に対して遠慮していたようですが、後半は、先輩にも関係なくハッスルプレーがでるなど、終始笑いの絶えない交歓会(ドッジボール大会)でした。
電気科 科長の仲嶺先生のあいさつの後、交歓会の始まりです。
ルールの説明をする3年の久本君(人吉二中出身)
天気もよく、絶好の交歓会日和でした。
最後は、電気科生徒全員での記念撮影。
新入生2名を加え、女子が7名になった電気科の女子!
電気科・対面式
楽しいパフォーマンスをしてくれた電気科2年の嶽森君、吉松君
電気科 朝の様子
今回は電気科の朝読書時間の様子を紹介します。
「電気科1年生」 みんなまだまだ緊張した様子です。
「電気科2年生」 集中して読書に取り組んでいます。
「電気科3年生」 課題学習に取り組んでいます。
【電気科】第二種電気工事士春休み課外
電気科では現在、来年度の6月に2年生全員が受験する第二種電気工事士受験に向けて、特別課外を行っています。「第二種電気工事士」とは住宅や店舗など600V以下で受電する設備の新築・増改築時に、配線図通りに屋内配線を行い電気を供給する仕事で、私たちの日常生活に不可欠な専門技術で電気系の花形資格です。
本校では、1年生の3学期から勉強を始めます。現在の新2年生は「クラス全員合格」という目標を掲げ、互いに教え合い、競い合いながら学習をしています。目標を達成できるよう春休みを有意義に過ごしてほしいですね。
目指せ!全員合格!
電気科2年 グループワーク実習 発表編
この実習は電気科2年生がおこなっています。ランダムに班分けして、決められたテーマに合わせた作品を制作して発表をおこないます。今回は発表の様子を紹介します。
「今回のテーマ」
・球磨工業高校のマスコットキャラクターを作ること。ただし、文字入れ禁止です。
「発表の様子」
それぞれの班がコンセプトや工夫した点を発表しました。
プレゼンテーションについて学習する良い機会になったと思います。
「作品」
テーマごとにそれぞれ個性的な作品が完成しました。
完成度よりも、制作の過程、チームワーク、発表内容を重視していますが、完成した作品を見るのも楽しいですね。
電気科1年ロボット競技大会
それぞれ工夫した手作りのロボットを、ナビゲータ(指示及び配線の管理)とオペレータ(操縦者)の二人一組で対戦します。
【大会結果】
〇優 勝 「ちゅんちゅん丸」 皆越勇輝(あさぎり中出身)、宮崎恭輔(人吉一中出身)
準優勝 「GRIP GT」 越替悠宇(人吉一中出身)、椎葉勇人(相良中出身)
3 位 「神風」 大柿良樹(人吉二中出身)、川口竜二(人吉一中出身)
ユニーク賞 「ゴンザレス」 川邊晃樹(錦中出身) 、 河津剛史(錦中出身)
【3位入賞の大柿君と川口君・「神風」】
電気科 グループワーク実習 制作編
グループワーク実習は、実習班(10名~11名)をランダムに2~3名にチーム分けし、そのチームごとに、毎週異なるテーマに合わせて作品を制作します。そして最後はチームごとに作品のプレゼンテーションを行う実習です。製作時間、材料、道具に制限があり、限られた条件のもとでチーム内でアイデアを出しながら作品を作っていきます。
作品の完成度よりも、作業工程やチームワーク、プレゼンテーションを重視しています。
<前回の作品> テーマ:「熊本の特色を取り入れた乗り物」を作りなさい
このような作品を作って、チームごとにプレゼンテーションを行いました!
今回のテーマ:「日本の特色を取り入れた回るもの」を作りなさい
<制作の様子>
ルールの一つに、他のチームとの会話禁止があり、チームごとに取り入れる日本の特色を話し合ったり、設計をしたりして、制作しています。みんな真剣に取り組んでいます。
就職試験でも、実際にこのようなグループワークを行う企業があります!
今度はプレゼンテーション編も紹介したいと思います!
平成28年度技能検定
受検したのは、電気科2年の藤田海斗君(人吉三中出身)と園田万帆さん(人吉一中出身)の2名。発表は、合格者の受検番号が3月10日(金)に県庁正門前および当協会(職業能力開発協会)の掲示板に掲示(県庁のHPにも掲載)。
【実技試験が行われた、共立電機製作所(宮崎市高岡町)】
【とても大きな会社でした】
【学科試験が行われた、熊本保健科学大学】
電気科・課題研究発表
平成28年度電気科課題研究発表会
1月22日(水)の5・6限目に、電気科3年による課題研究発表会が行われました。
発表前に、熊本県の工業高校から10名選抜され、10月下旬に実施された「海外インターンシップ」に参加した電気科2年の園田万帆さん(人吉一中出身)が発表をした後、下記のテーマで5班による発表が行われました。
【発表テーマ】
① 電動綿繰機&綿菓子機の製作
② スピーカー製作&ものづくり教室
③ 自動制御班(シーケンスゲーム機・LEDキューブの製作)
④ 竹灯篭の製作
⑤ マイコンカーの製作

【課題研究で製作した作品①】

【課題研究で製作した作品②】

【司会進行の入江君(錦中出身)と藤本君(錦中出身)】

【学校長の挨拶の後、発表を開始しました】

【電気科2年園田万帆さん(人吉一中出身)による海外インターンシップの発表】
①電動綿繰機&綿菓子機の製作

【先輩から引き継ぎ3年目の電動綿繰機、今年2台を製作し合計6台を企業等へ贈呈】
②スピーカー製作&ものづくり教室

【それぞれ各自1台づつ製作し、6個のスピーカーの性能や特徴について発表しました】
③自動制御班(シーケンスゲーム機、LEDキューブの製作)

【シーケンスゲーム機では、実際にゲームを体験させ発表するなど工夫を取り入れていました】
④竹灯篭の製作

【竹灯篭を100本製作し、製作工程やその時の苦労等について発表がありました】
⑤マイコンカーの製作

【マイコンカーの構造や工夫点及び、大会の録画を交えての発表を行いました】
【最後に、仲嶺電気科長による講評をいただき、平成28年度電気科の課題研究発表会を閉じました】
1月22日(水)の5・6限目に、電気科3年による課題研究発表会が行われました。
発表前に、熊本県の工業高校から10名選抜され、10月下旬に実施された「海外インターンシップ」に参加した電気科2年の園田万帆さん(人吉一中出身)が発表をした後、下記のテーマで5班による発表が行われました。
【発表テーマ】
① 電動綿繰機&綿菓子機の製作
② スピーカー製作&ものづくり教室
③ 自動制御班(シーケンスゲーム機・LEDキューブの製作)
④ 竹灯篭の製作
⑤ マイコンカーの製作
【課題研究で製作した作品①】
【課題研究で製作した作品②】
【司会進行の入江君(錦中出身)と藤本君(錦中出身)】
【学校長の挨拶の後、発表を開始しました】
【電気科2年園田万帆さん(人吉一中出身)による海外インターンシップの発表】
①電動綿繰機&綿菓子機の製作
【先輩から引き継ぎ3年目の電動綿繰機、今年2台を製作し合計6台を企業等へ贈呈】
②スピーカー製作&ものづくり教室
【それぞれ各自1台づつ製作し、6個のスピーカーの性能や特徴について発表しました】
③自動制御班(シーケンスゲーム機、LEDキューブの製作)
【シーケンスゲーム機では、実際にゲームを体験させ発表するなど工夫を取り入れていました】
④竹灯篭の製作
【竹灯篭を100本製作し、製作工程やその時の苦労等について発表がありました】
⑤マイコンカーの製作
【マイコンカーの構造や工夫点及び、大会の録画を交えての発表を行いました】
【最後に、仲嶺電気科長による講評をいただき、平成28年度電気科の課題研究発表会を閉じました】
電気科 課題研究の紹介 ①
今回は、電動綿繰り機(でんどうわたくりき)と綿菓子機(わたがしき)の製作の紹介です!
電動綿繰り機は3年前から、あさぎり町須恵地区の「和綿の里づくり会」の依頼を受けて製作しています。(綿繰りとは、綿花の綿と種を分ける作業のことです)
今年度は、6名で製作に取り組みました。
<電動綿繰り機製作の様子>
旋盤という工作機械でローラーを削ったり、電気配線をしている様子です。
機械作業、組立、電気配線、シーケンス制御など、色々な分野の技能を学びました。
<完成した電動綿繰り機と納品の様子>
完成した電動綿繰り機を依頼先の「マインド熊本」様に納品しました。
手動での綿繰り作業と比較すると、大幅に作業時間を短縮できます!(約1/6倍の短縮になるそうです)生産者の皆さんに大変喜んでいただきました!
<綿菓子機の製作>
電動綿繰り機の製作と並行して、綿菓子機の製作にも取り組みました。
綿菓子もちゃんと作れます!
<その他の活動 (デジタルタイマーの修理の様子) >
私たちの班の高い技術力を見込んで、電子機器の修理も頼まれました。
原因を考えながら、修理することに成功しました!
この他にも扇風機なども修理しました。
この課題研究の授業を通して、色々な工業技術に触れ、とてもよい経験ができたと思います。
電気科 2年生(第2種電気工事士)
第2種電気工事士は国家資格で、一般住宅や店舗などの600V以下で受電する設備の工事に従事できます。
今年度の電気科2年生は23名が合格しました!
将来、この中から就職して電気工事作業者として活躍する生徒もいると思います!
<合格者の集合写真(右手に免状を持っています)>
<夏休みの実技試験の練習風景>合格のために頑張りました!
県知事表敬訪問
テレビ出演(RKKの情報番組ウエルカム)
12月19日(月)に、ウエルカムというRKK放送の情報番組に電気科2年園田万帆さん(人吉一中出身)が、テレビ出演しました。10月23日(日)~29日(土)の7日間で実施された、「専門性高校生による海外インターンシップ事業」の報告で、参加した熊本県内の工業高校生10名が集合し、12分間の生放送に出演しました。
電気科 長距離走大会3連覇(3年生)
12月15日に長距離走大会がおこなわれ、電気科の3年生がクラス対抗戦の得点で優勝し、1年生の時から3年連続1位を達成しました!
クラス全員が高い意識で長距離走大会に取り組んだ結果だと思います!
3年生の何事にも一所懸命に取り組む姿は、後輩たちの良い見本です。
<電気科3年生 大会前の集合写真>
<3年連続優勝!>
電気科 3年課題研究(綿繰り機もうすぐ完成)
電動綿繰り機はあさぎり町のマインド熊本様からの依頼で製作しています。今、あさぎり町の須恵地区を中心に綿花の栽培がおこなわれており、その取り組みに私たちの班が協力しています。(春には種植え、秋には収穫にも参加しました)
綿花の扱う上で一番大変な作業が、綿の種を分ける作業です。(この作業のことを「綿繰り」といいます)
その綿繰りを電動でおこなえるのが、私たちが製作している「電動綿繰り機」です!
<作業の様子>
建築科で削ってもらった「樫の木」をローラーにするために、軸を取り付けています。この作業が終わると、いよいよ完成間近です!
<電動綿繰り機(調整前)>
樫の木のローラーを取り付けてみました。配線も完了し、あとはローラーの隙間の調整です。この作業を一番慎重にしなければなりません。
細かい調整は残っていますが、もうすぐ完成です!
今年は綿が豊作とのことなので、早く完成させて作業現場で活躍させてもらいたいと思います!
電気科 3年 「コンピュータ実習」
今回紹介するのは、「CAD実習」と「エクセルVBA」というどちらもコンピュータを使った実習です。
まずは、「CAD実習」です。CAD実習では、コンピュータを使って家の電気配線(屋内配線図)を作図します。将来、設計に携わる人には欠かせない技能の1つです。
CADのソフトを使って、家の外観を作図し、コンセントやライトなどを配置していきます。
次に「エクセルVBA」では、エクセルをより快適に使うための機能を学びます。
VBAとは、エクセルなどで利用できるプログラミング言語の1つで、手動でおこなっている作業を自動化させることができたりします。
どちらも難しそうですが、やってみると楽しく、社会に出てとても役に立つ実習です!
<CAD実習の様子>
<エクセルVBA実習の様子>
3年生になると、社会人になって必要となる実践的な実習をおこないます。
電気科 放課後の様子(技能検定)
今、2年生3名が、「3級電気機器組立て シーケンス制御」と「3級電気製図 配電盤・制御盤製図」の取得に向けてそれぞれ取り組んでいます。
先日は特別講師にも指導していただきました。
生徒たちは1月の実技試験に向けて毎日頑張っています!
<3級電気機器組立て シーケンス制御の練習風景>
信号機やエレベータはシーケンス制御で動作しています。保全作業には必要な技能です。
<3級電気製図 配電盤・制御盤製図>
制御盤の外形図や回路の接続図を作成します。本校初の受験となるため、試行錯誤しながら練習に取り組んでいます。
電気科 電気工作部の活動「多良木町サイテク祭」
電気工作部では、マイコンカーの制作や、ロボットやドローンの研究、そのほかにも色々な電気工作物を作る活動をしています。
12月4日に多良木町民体育館で開催された「サイテク祭2016」に参加してきました。
(サイテクとはサイエンス&テクノロジーの略です)
電気工作部のブースでは、
・マイコンカーの走行実演
・黒のテープを自由に貼って、そのライン上を走る「ライントレースカー」
・2足歩行ロボットの操作体験コーナー
をおこないました。参加した子供たちも楽しんで活動してくれていました。
<サイテク祭の様子>
●2足歩行ロボットの操縦体験の様子
●マイコンカーの実演とライントレースカーの体験コーナー
この他にも、電気科の授業で製作した「ボクシングロボット」も体験してもらいました。
会場では多くの方に電気工作部のブースを訪問していただいてありがとうございました。
また、サイテク祭実行委員の皆さま、多良木町教育委員会の皆さま、大変お世話になりました。
電気工作部ではこのような活動もおこなっています。部員も募集していますので、興味のある方は球磨工業高校電気工作部へ入部してください。
電気科 1年 ロボット製作実習
この実習では、2人1組でロボットを製作します。全チームが完成したら、大会をおこないます。
課題をクリアするために、2人が協力してアイデアを出しながら試行錯誤しています。
<製作の様子>
大会は3月を予定しています。その様子も紹介しますのでお楽しみに!
技能五輪全国大会銅メダル・土屋君来校
10月31日(月)に、本校に報告に来てくれ、電気科の後輩の前で、高校時代に頑張っていたことや、㈱九電工アカデミーでの練習や仕事内容及び技能五輪の大会の様子を話してくれました。メダルを披露してもらい、中には、直にメダルを手にし、首から掛けさせてもらう生徒もおり、先輩の偉業とメダルの重みに驚いていました。生徒の前で土屋君は、「来年は、是非、金メダルを取り、また来ます」を目標を話してくれました。
【電気科の在校生の前で銅メダルの披露と大会等の話をする土屋君】
【実際に銅メダルをつけさせてもらい、メダルの重さに驚く生徒】
【校長室での記念写真】
【実際の銅メダル】
電気科 放課後の様子(電気工事士課外)
上期では26名が筆記試験に合格し、7月23日(土)に行われる実技試験に挑戦します!
<練習の様子>
技能試験では、制限時間(40分)以内に一般電気工作物の電気工事に係る基本的な作業を机上で行います。毎年、技能試験は100%近い合格率です!
全員合格を目指して、放課後も頑張っています!
高校生ものづくりコンテスト九州大会
【期 日】 平成28年7月10日(日)
【会 場】 鹿児島県立鹿児島工業高等学校
【電気工事部門】
7月10日(日)に、第15回高校生ものづくりコンテスト九州大会が鹿児島県立鹿児島工業高等学校で開催され、電気工事部門に電気科2年園田万帆さん(人吉第一中学校出身)が熊本県代表として出場し、優良賞(3位)に輝きました。
球磨工業高校では、旋盤部門に機械科3年上田まゆみさん(五木中学校出身)が
優良賞(3位)、木造加工部門に建築科2年村上正真君(菊池北中出身)が優秀賞(2位)に輝くなど、出場した全員が、3位入賞を果たしました。
◎大会前日には、使用する道具などもチェックを受けます。
◎さぁ~、競技開始です。制限時間は2時間です。
◎右人差し指を負傷し心配されましたが、順調に金属管曲げ作業を行う園田さん。
◎配線接続作業
◎1時間53分32秒で1番早く完成させました。
熊本県大会では、1時間59分34秒でしたので、大幅にスピードアップです。
◎完成させた作品です。
◎優良賞の3位に輝きました。
関西電力㈱講師派遣による講演
【期 日】 7月1日(金)11:00~12:00
【場 所】 球磨工業高校・視聴覚室
【対 象】 電気科1年~3年(99名参加)
【講 師】 関西電力㈱ 奈良支店
永野 友浩 『本校 電気科 平成17年度卒 水上中出身』
【演 題】 企業が求める人材
キャリア教育の一環として、先輩より後輩へ「企業が求める人材」と題して、講演をしていただきました。
永野さんは入社して10年になりますが、高校で取組むべき事項や入社面接での取組み、研修中や現場での体験談などを話して頂き、後輩である電気科の生徒にとっては、実際の話を聞くことによって、大変勉強になったと思います。
講演の後は、電力関係の進路を考えている生徒数名に、いろんな話をして頂きました。
◎スリッパも奇麗に整頓することが、癖になっているようです。
◎講演をして頂いた、永野さん(電気科H17年度卒、水上中出身)
◎真剣に先輩の話を聞く、生徒達
◎質問をする生徒
◎謝辞を述べる舟戸君(3年、球磨中出身)
◎講演の後、電力関係の進路を考えている生徒を集めて、話をして頂きました。
ものづくりコンテスト(電気工事部門)金賞
熊本県高校生ものづくりコンテスト(電気工事部門)
6月19日(日)、玉名工業高校で開催された、第13回ものづくりコンテスト・電気工事部門において、電気科2年園田万帆さん(人吉一中出身)が、見事、金賞に輝きました。女子の金賞受賞は、熊本県の電気工事部門では初となる快挙です。
現在、7月10日(日)に鹿児島工業高校で行われる九州大会に向け、特訓中です。
◎金賞に輝いた園田万帆(左)さん、旋盤作業部門で金賞(2連覇)の上田まゆみ(右)さん
◎金属管曲げ作業
◎配線(接続)作業
◎完成作品
電気科3年生 課題研究
今回は、班の1つが取り組んでいる「電動綿繰り機(でんどうわたくりき)の製作」の活動の様子を紹介します。
「電動綿繰り機の製作」
電動綿繰り機とは、綿と種を分離する機械のことで、あさぎり町の企業の方や地域の方が中心となって取り組んでおられる「和綿の里つくり会」と協力して製作しています。今年で3年目となる研究で、現在2台同時に製作を進めています。
<活動の様子>
この時間は3名ずつに分かれて、電動綿繰り機への配線と、体育で使用するデジタルタイマーの修理に挑戦しています。
<デジタルタイマーの修理>
表示できない箇所があったのですが、不具合を発見して修理することに成功しました!
<電動綿繰り機の製作>
今回は電磁リレーへの配線(写真:左側)と、軸の加工(写真:右側)をおこないました。軸は「旋盤」という工作機械を使って削っていきます。軸の材料には「樫(かし)の木」を使っていて、建築科と協力して製作しています。
電動綿繰り機は組み立て、調整後に納品します。
この班では電動綿繰り機の製作などを通して、ものづくりに必要な加工技術や、実際に動作させる制御技術を学びながら研究に取り組んでいます。