日誌(五木分校の日々の活動をアップしています!!)

2022年12月の記事一覧

修学旅行結団式

12月16日(金)6限のLHRの時間に、修学旅行の結団式を実施しました。

19日(月)から3泊4日の日程で、大阪へ向かいます。五木分校の修学旅行は1・2年生合同です。

校長先生・教頭先生からのお話の後、代表生徒からの決意表明がありました。

「コロナ禍にも関わらず修学旅行へ行ける事への感謝、日頃支えてくれる人への感謝、そして学年の垣根を越えて大都市でしか経験できないことを今後の人生に活かしていきたい」と述べてくれました。

旅行中も可能な限りHPを更新していきたいと思いますので、乞うご期待!!

 

 

郷土料理講習会

12月6日(火)先日の米粉料理教室に引き続き、郷土料理講習会が実施されました。

講師は、くまもとふるさと「食の名人」より牧山様、鶴田様

そして球磨地域振興局より斉藤様にお越しいただき、つぼん汁栗まんじゅう を調理しました。

つぼん汁は持ち帰りができないので、短時間ですが皆で一緒に会食できました!!

ここで私は初めて聞いた人吉・球磨の郷土料理「つぼん汁」の紹介です。

「つぼん汁」は、鶏肉、かまぼこのほか、里芋、ごぼう、人参、大根など根菜の野菜を小さめに切り、いりこ出汁で煮て醤油味で仕上げた具だくさんの汁もので、野菜の旨味が溶けだした優しい味わいです。もともとは人吉球磨地域で、秋祭りに供される会席膳の一つで、現在は正月や祭りなどでもつくられています。特に祝い事には欠かせない料理であり、そのとき具材は7種類か9種類など奇数でそろえるらしいです。
名前の由来は、会席膳では浅いお椀と深いお椀を使うが、蓋付きの深い椀に汁を盛り付けていたことから、「壺の汁」と呼ばれ、それが変化して「つぼん汁」という名が付いたそうです。各地域や家庭でそれぞれ出汁や材料、切り方などに違いがあります。例えば人吉地区(おくんちさん)では焼き豆腐、球磨郡あさぎり町(八幡さん)では厚揚げ、多良木町(えびすさん)では油揚げを入れる。出汁もいりこのほか、干ししいたけ、地鶏、焼きエビなどさまざまに受け継がれているそうです。

地域の歴史や文化を受け継いでいくことの大切さを改めて感じた授業でした。講師の牧山様、鶴田様、斉藤様、お忙しい中ありがとうございました。

 

道の駅清掃ボランティア&門松作成

12月2日(金)長い長い、2学期期末考査が終わりました。

そして考査最終日は、恒例の清掃ボランティア活動です。

今回は道の駅「子守唄の里 五木」での清掃活動を実施しました。

道の駅の駅長さんから最後に「トイレ掃除を大切にしている」というお話を頂きました。就職を目前に控えた3年生には特に参考になる話だったのではないかなと思っています。

その後学校に戻り、少し早いですが、これまた恒例の 門松作り に取り組みました。

今年は五木森林組合の協力の下、竹でなく木材で作成しました。

全員で協力し、松などの飾り付けまで時間内に無事終了しました。

ところでなぜ正月に門松を飾るかというと、昔から毎年お正月には「年神様」と呼ばれる神様が各家庭へ訪れると言われています。年神様は特定の宗教による神様ではなく、その年の福や徳を司る「歳徳神」や祖先の霊、穀物の神といったいくつもの神様がひとつにまとめられ、民間信仰として伝わってきたものだとされています。

正月飾りの中でも、門や玄関前に飾る門松は、年神様が家へ尋ね入るにあたっての目印だとされています。一年中落葉しない松、成長が早く生命力の強い竹、新春に開花し、年始にふさわしい梅と3つの縁起物が用いられます。

門松といえば竹を立てたものがよく知られていますが、地域によって、松の枝に水引をかけて飾る門松や、紙に門松の絵を印刷したものを貼るといった飾り方も見られます。皆さんご存じでしたか?

12月には4年ぶりの「修学旅行」も実施予定です。参加生徒全員が無事に楽しめること祈っています。